JP2004286204A - ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車輌に備えるキャリパー型ブレーキ装置において、可視光線又は紫外線を含む光を照射する照明装置(1)を、ブレーキシューもしくはブレーキパッド等の摺擦制動部品(2)に並べて備えたことを特徴とし、本発明を蓄光機能部もしくは光触媒機能部(4)を有するブレーキディスクあるいはホイールリム(6)と併用することによって課題を解決する。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌に備えるキャリパー型ブレーキのブレーキシューもしくはブレーキパッド等の摺擦制動部品(2)に照明装置(1)を並べて備え、ブレーキディスクやホイールリムに光を照射することで、これらを発光させる機能と、効果の高いセルフクリーニング機能を持たせることを可能とするブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、夜間の車体側面からの視認性を向上させるための手段として例えば自転車の場合は、反射板をスポークに取り付ける等の手段があった。
また、ブレーキの制動面をクリーニングする手段としては、摺擦制動部品(2)の制動面に凹凸形状を設けて汚れを削り落とすものや、摺擦制動部品(2)の相手側の制動面にブラシを接触させる等の手段があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらには、次のような欠点があった。
夜間の車輌視認性については、反射板は外部から光を当てた時のみ光を反射して目立つものであり、充分な強さの外光が届かない条件では機能しなかった。
ブレーキ装置のクリーニング手段については摺擦制動部品(2)制動面の凹凸形状だけでは油性の付着物等を短時間で除去することが出来なかった。ブラシは粘着性が小さい付着物は容易に取り除けるが、油性や粘着性の強い付着物は除去することが出来なかった。
本発明は、これらの欠点を失くすためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
車輌に備えるキャリパー型ブレーキ装置において、可視光線又は紫外線を含む光を照射する照明装置(1)を、ブレーキシューもしくはブレーキパッド等の摺擦制動部品(2)の横に並べて備える。
本発明は以上の構成よりなるブレーキ装置であり、蓄光機能部もしくは光触媒機能部(4)を有するブレーキディスク、あるいはホイールリム(6)と本発明を併用することによって課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
車輌に備えるキャリパー型ブレーキ装置において、これに用いるブレーキパッドやブレーキシューなどの摺擦制動部品(2)の横に、可視光線又は紫外線を含む光を照射する照明装置(1)を並べて配置し、摺擦制動部品(2)と共に、キャリパーアーム(5)に固定する。
このため、照明装置(1)にはキャリパーアーム(5)に固定する手段か、摺擦制動部品(2)に固定する手段、あるいは、キャリパーアーム(5)と摺擦制動部品(2)の間に挟んで固定する手段を備えるか、もしくは摺擦制動部品(2)の金具部分が照明装置(1)を保持する構造を備える。
図2および図3は摺擦制動部品(2)の保持用ボルトネジに照明装置(1)の固定手段に備わる穴を通し、キャリパーアーム(5)に共締め固定する実施例である。
【0005】
この照明装置(1)は摺擦制動部品(2)の摺擦相手部品であるホイールリムもしくはブレーキディスクに光を照射する様に取付ける。
この時、照明装置(1)は、破損を避けるため、ブレーキ装置が制動作動時、非作動時共に摺擦制動部品(2)の摺擦相手面に接触しない距離を保つようにホイールリム、もしくはブレーキディスクから距離を設けて取り付ける。
また、照明装置(1)は、摺擦制動部品(2)に対して摺擦方向の前もしくは後ろに配置する。
【0006】
照明装置(1)の光源(3)には白色もしくは紫色(紫外線)発光ダイオードを用いる。これは、小型で装着が容易であり、低電圧の直流電流で駆動出来るため漏電の心配が少ないことと、振動衝撃に比較的強いためである。
【0007】
本発明は以上の構成よりなるブレーキ装置である。
車輌の夜間視認性を得る場合は、本発明を、蓄光機能部(4)を有するブレーキディスクもしくはホイールリム(6)と組み合わせて使用する。
ブレーキ装置の構造が、ディスクブレーキの場合は蓄光機能部を有するブレーキディスクと組み合わせ、リムブレーキの場合は蓄光機能部(4)を有するホイールリム(6)と組み合わせる。
これによって、走行中に照明装置からの光が蓄光機能部(4)全周に照射され、夜間走行時にブレーキディスク、あるいはホイールリム(6)を発光させることが可能となり、視認性が向上する。
【0008】
ブレーキ装置の制動能力の維持、向上効果を得る場合は、本発明を、酸化チタンコーティングに代表される光触媒機能部(4)を制動面に有するブレーキディスクもしくはホイールリム(6)と組み合わせて使用する。
ブレーキ装置の構造が、ディスクブレーキの場合は光触媒機能部を有するブレーキディスクと組み合わせ、リムブレーキの場合は光触媒機能部(4)を有するホイールリム(6)と組み合わせる。
これによって、光触媒によるセルフクリーニング効果が照明装置からの光、主に紫外線によって活性化され、日照条件に関わらず制動面に付着する汚れが酸化分解作用と超親水効果による油分分離作用によって除去される。特に雨天においては、油性の汚れが効果的に洗い流され、除去されるため、雨天における制動力の劣化を従来よりも少なく抑えることが可能となる。
また、車輌の視認性向上効果と、ブレーキ装置の制動能力の維持向上効果の両方を得る場合は、同様に本発明を、蓄光機能と光触媒機能の両方を兼ね備えたブレーキディスク又はホイールリム(6)と組み合わせて使用する。
【0009】
【発明の効果】
本発明により、制動面に蓄光機能部(4)を有するブレーキディスクもしくはホイールリム(6)と組み合わせることで、夜間走行時に外部からの光に関わり無く、常にブレーキ装置の蓄光機能部位(4)を明るく自発光させ、車輌の視認性を向上させることが出来る。
また、制動面に光触媒機能部(4)を有するブレーキディスクもしくはホイールリムと組み合わせることで、光触媒機能を活性化し、昼夜、天候に関わらず、摺擦制動部品(2)の相手側制動面のクリーニング効果が得られ、ブレーキ性能が良好に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図
【図2】本発明の斜視図
【図3】本発明の斜視図
【符号の説明】
(1) 照明装置
(2) 摺擦制動部品(ブレーキシューもしくはブレーキパッド)
(3) 光源
(4) 蓄光機能部/光触媒機能部
(5) キャリパーアーム
(6) ホイールリム
Claims (5)
- 車輌に備えるキャリパー型ブレーキ装置において、可視光線又は紫外線を含む光を照射する照明装置(1)を、ブレーキシューもしくはブレーキパッド等の摺擦制動部品(2)と並べて備えることを特徴とするブレーキ装置。
- 前記照明装置(1)は摺擦制動部品(2)の摺擦相手部品であるホイールリムもしくはブレーキディスクに光を照射することを特徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
- 前記照明装置(1)と摺擦制動部品(2)は摺擦前後方向に並べて配置することを特徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
- 前記照明装置(1)は、ブレーキ装置が制動作動時、非作動時共に摺擦制動部品(2)の摺擦相手面に接触しない距離を保つことを特徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
- 前記照明装置(1)に用いる光源(3)は発光ダイオードであることを特徴とする請求項1記載のブレーキ装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009508762A (ja) * | 2005-09-21 | 2009-03-05 | ルナシー エルエルシー | 燐光を発する車輪を有する車輪付き乗り物の燐光荷電システム |
EP2881311B1 (en) * | 2012-08-01 | 2019-09-04 | Technicalfit Corporation | Vehicle comprising a light emitting device |
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2003
- 2003-03-20 JP JP2003120681A patent/JP2004286204A/ja active Pending
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