JP2004285992A - 内燃機関の吸気弁装置 - Google Patents

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cylinder
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Nobuaki Yoshida
田 信 昭 吉
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】シリンダ毎にそれぞれ複数の吸気弁を有するエンジンにおいて、吸気弁にスワールプレートを形成して吸気の流動を強化し、より優れた燃焼性能、排気性能が得られる吸気弁装置を提供する。
【解決手段】各吸気弁(2、3)にはステム部(2b、3b)からバルブヘッド部(2c、3c)にかけて軸方向に延び吸気流を案内して渦流を発生させるスワールブレード(2a、3a)が設けられており、そのスワールブレード(2a、3a)はシリンダ毎の複数の吸気弁(2、3)に対してそれぞれ異なる挙動の渦流をシリンダ(C)内に発生させる形状とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリンダ毎にそれぞれ複数の吸気弁を有する内燃機関、特にディーゼル機関の吸気弁装置に関する。より詳しくはその吸気渦流発生機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内燃機関においては、吸気効率を向上させるために多弁化が図られてきている(例えば、2吸気弁、2排気弁の例について非特許文献1を参照)。
また、出力性能や排気ガス性能を向上させるためには、燃料・空気の混合や燃焼の改善をするため適正な吸気渦流をシリンダ内に発生させる必要があり、特に燃料噴射エンジンでは重要である。しかしながら、渦流の生成には吸気ポートの形状などによって吸気時に発生させているので吸入効率と適正な渦流とを両立させることはなかなか難しい。
【0003】
そこで、発明者は、種々研究の結果、各シリンダにそれぞれ複数の吸気弁を用いている場合に、各吸気弁のステム部からバルブヘッド部にかけての首の部分にスワールブレードを形成して吸気に方向付けをすると共に、そのスワールブレード形状の組み合わせによってシリンダ内に適正な渦流を生成し、性能の向上を図る手段を提案するに至った。
【0004】
【非特許文献1】
新型車解説書(W10−1) NISSAN アベニールW10型車
1990年5月 日産自動車株式会社 (B−90ページ)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、シリンダ毎にそれぞれ複数の吸気弁を有するエンジンにおいて、吸気弁にスワールプレートを形成して吸気の流動を強化することで、より優れた燃焼性能や排気性能が得られる吸気弁装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、それぞれのシリンダに複数の吸気弁(2、3)を有する内燃機関の吸気弁装置において、各吸気弁(2、3)にはそのステム部(2b、3b)の下部からバルブヘッド部(2c、3c)にかけて軸方向延びる吸気流を案内して渦流を発生させるスワールブレード(2a、3a)が設けられており、そのスワールブレード(2a、3a)はシリンダ毎の複数の吸気弁(2、3)に対してそれぞれ異なる挙動の渦流をシリンダ(C)内に発生させる形状であることを特徴としている(請求項1)。
【0007】
そして、前記シリンダ毎の複数の吸気弁(2、3)は互いに回転方向の異なる渦流をシリンダ(C)内に発生させるようにスワールブレード(2a、3a)がそれぞれ形成されている(請求項2)。
【0008】
上記の構成により、複数の吸気弁がそのスワールブレードによってそれぞれ相対方向に回転する渦流をシリンダ内に発生させ、この渦流が互いに干渉して吸気を攪拌するので燃料噴霧との良好な混合が得られ、燃焼・排気性能が向上する。
【0009】
または、前記吸気弁(2、3)に形成されたスワールブレード(2a、3a)は複数枚で構成され、シリンダ毎の複数の吸気弁では互いにスワールブレード(2a、3a)の枚数の異なる組み合わせである(請求項3)。
【0010】
または、前記シリンダ毎の複数の吸気弁(2、3)には互いに形状の異なるスワールブレード(2a、3a)がそれぞれ形成されている(請求項4)。
【0011】
上記の構成により、複数の吸気弁からの吸気が、異なった強さの渦流を発生してシリンダ内で複雑に流動するので、より良好な燃料噴霧との混合が得られる。
【0012】
または、前記シリンダ毎の複数の吸気弁(2、3)は互いに回転方向の異なる渦流をシリンダ(C)内に発生させるようにスワールブレード(2a、3a)がそれぞれ形成され、かつその枚数が異なっている(請求項5)。
【0013】
または、前記シリンダ毎の複数の吸気弁(2、3)は互いに回転方向の異なる渦流をシリンダ(C)内に発生させるようにスワールブレード(2a、3a)がそれぞれ形成され、そしてその形状が互いに異なり、かつ互いにその枚数が異なっている(請求項6)。
【0014】
上記のように、スワールブレードの各種要件を組み合わせることでオプチマムな渦流を選択して生成させることができ、さらに優れた性能が得られる。
【0015】
なお、上記のスワールブレードの材料としては、例えば、チタン合金を用いることで慣性質量の増加が少なく、かつ十分な強度が得られて好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
図1および図2において、シリンダヘッド1に設けられた吸気ポート1aは、それぞれ2本に分岐されて各シリンダC内に開口されており、その分岐されたポートには第1または第2の吸気弁2、3がそれぞれ介装されている。なお、この例では、排気弁4も各シリンダに2本設けられている。
【0017】
図1に示すように、その第1および第2の吸気弁2、3には、バルブステム部2b、3bの下部からヘッド部2c、3cへ軸方向に延びる複数枚のスワールブレード2a、3aが、この例では、第1の吸気弁2には4枚、第2の吸気弁3には3枚がそれぞれ形成されている。そして、その直角断面を図2に示すように半径方向に板状の湾曲した形状で突設されており、一方の第1の吸気弁2は反時計まわりに、他方の第2の吸気弁3は時計まわりに、互いに逆方向に向け吸気流をタンジェンシャル方向に案内するように形成されている。
なお、図中の符号Nは、燃料噴射ノズルを示す。
【0018】
このように、第1および第2の吸気弁のスワールブレード2a、3aでそれぞれ生成された吸気流(図2に符号V1、V2で示す)は、相対方向の回転成分を持ち、シリンダCの中心寄りにて互いに衝突することになる。また、両スワールブレード2a、3aの枚数が異なっているのでその渦流強さが相違することとなり、より複雑な流動となって、燃料噴霧との混合がより均一化され、性能向上が図れる。
【0019】
また、本発明の他の実施形態としては、スワールブレードを図3に示すように、外径Dや、傾斜角θを変数とし、前記の枚数、方向とを含めて互いに異なる形状とした吸気弁2、3を組み合わせ、所定の性能が得られるように構成している。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、各シリンダにそれぞれ複数の吸気弁が設けられた内燃機関において、吸気弁にスワールブレードを形成してそのスワールブレードを互いに異なる挙動となる渦流を生ずるように組み合わせ、燃料噴霧との混合を改善し、出力・排気性能の向上をはかることができる。
上記の異なる挙動の渦流の生成は、スワールブレードの枚数、方向、などを含む形状要件をオプチマムに選択組み合わせることで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施された吸気ポート部分を示すシリンダヘッドの断面図。
【図2】本発明による吸気弁装置の一実施形態を示す平面図。
【図3】スワールブレードの他の実施形態を示す図。
【符号の説明】
1・・・シリンダヘッド
1a・・・吸気ポート
2、3・・・吸気弁
2a、3a・・・スワールブレード
2b、3b・・・バルブステム部
2c、3c・・・バルブヘッド部
4・・・排気弁

Claims (6)

  1. シリンダ毎にそれぞれ複数の吸気弁を有する内燃機関の吸気弁装置において、各吸気弁にはそのステム部の下部からバルブヘッド部にかけて軸方向に延びる吸気流を案内して渦流を発生させるスワールブレードが形成されており、そのスワールブレードはシリンダ毎の複数の吸気弁に対して互いに異なる挙動の渦流をシリンダ内に発生させる形状であることを特徴とする吸気弁装置。
  2. 前記シリンダ毎の複数の吸気弁は互いに回転方向の異なる渦流をシリンダ内に発生させるようにスワールブレードがそれぞれ形成されている請求項1の吸気弁装置。
  3. 前記吸気弁に形成されたスワールブレードは複数枚で構成され、シリンダ毎の複数の吸気弁では互いにスワールブレードの枚数の異なる組み合わせである請求項1の吸気弁装置。
  4. 前記シリンダ毎の複数の吸気弁は互いに形状の異なるスワールブレードがそれぞれ形成されている請求項1の吸気弁装置。
  5. 前記シリンダ毎の複数の吸気弁には互いに回転方向の異なる渦流をシリンダ内に発生させるようにスワールブレードがそれぞれ形成され、かつその枚数が互いに異なっている請求項1の吸気弁装置。
  6. 前記シリンダ毎の複数の吸気弁は互いに回転方向の異なる渦流をシリンダ内に発生させるようにスワールブレードがそれぞれ形成され、そしてその形状が互いに異なり、かつ互いにその枚数が異なっている請求項1の吸気弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102003235A (zh) * 2010-12-10 2011-04-06 重庆隆鑫机车有限公司 一种气门
CN105587359A (zh) * 2016-03-09 2016-05-18 广西玉柴机器股份有限公司 发动机的进气系统
CN114856748A (zh) * 2022-05-07 2022-08-05 重庆乐瑞斯科技有限公司 自调节式排气门

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