JP2004284670A - 合成樹脂製キャップの密封構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器口部2の内面側と対向する環状プラグ16の外面側で、環状プラグ16の付け根部の付近を、容器口部2の上端内縁に接触する逆円錐状の傾斜面16aに形成し、環状プラグ16の下部の付近を、容器口部2の内周面に接触する外向きの膨出部に形成して、キャップ1を容器口部2に冠着したときに、環状プラグ16の外面側を、逆円錐状の傾斜面16aと外向きの膨出部16bのそれぞれで、容器口部2と円周方向に沿って線接触させるように構成する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器本体の口部に対する合成樹脂製キャップの密封構造に関し、特に、容器口部の内面側を密封するために合成樹脂製キャップの天板部内面に一体的に形成された環状プラグによる密封構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種飲料の容器として広く使用されているPET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル等の容器のキャップとして使用されるような合成樹脂製のキャップ(開封表示機能を備えたピルファープルーフキャップ)において、高密度ポリエチレンやポリプロピレンのような合成樹脂を使用して射出成形や圧縮成形により一体成形されるキャップに対して、その天板部の内面(下面)に、密封用のシール部分として、容器口部の内面側に接触する環状のプラグ(栓部分)を一体的に形成しておくと共に、容器口部の上端面に接触する環状の小突起や、容器口部の上端外縁に接触する環状のアウターリングなどを一体的に形成しておくことで、ライナーやパッキング等の別部材の密封手段を用いることなく、キャップと容器口部との間の密封性を確保するということが従来から行われている。
【0003】
そのように密封用のシール部分が一体的に形成された合成樹脂製キャップにおいて、容器口部の内面側での密封性を確保するためにキャップの天板部に一体的に形成される環状プラグについては、容器口部の内周面に対して略全面的に接触するような面シールの状態にすると、容器の内圧が高くなっても容器口部との間での密封性を充分に保証できるものの、容器口部と環状プラグの接触部分(シール部分)での摩擦抵抗が大きくなって、キャップを着脱する際の閉栓トルクや開栓トルクが増大してキャップの開閉操作に大きな力を要することから、環状プラグの下部の外面側を外向きの膨出部に形成しておくことで、キャップを容器口部に冠着したときに、環状プラグの膨出部の部分を容器口部に円周方向に沿って線接触(正確には線に近い狭い幅での面接触)させるということが従来から行なわれている。
【0004】
そして、そのように容器口部の内面側を密封するための環状プラグを容器口部に対して線接触させている合成樹脂製キャップにおいて、容器の内圧が高くなっても容器口部の内面側での密封性を充分に保証できるように、例えば、米国特許第5297688号明細書には、容器口部の内面側を密封するためのシール部分として、環状プラグ( third inner sealing flange 40)とは別に、容器口部の上端内縁に接触するように比較的厚みの薄い環状のフランジ状シール部( second intermediate flange 38)をキャップの天板部に一体的に形成しておくことにより、容器口部の内面側での密封を、環状プラグの部分(外向きの膨出部)と環状のフランジ状シール部とによる二重の線シールの状態で行なうようにするということが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように容器口部の内面側を二重の線シールの状態で密封している従来公知の合成樹脂製キャップについては、容器口部の内面側でのシール部分を略全面的な面シールの状態にしていないことで、閉栓トルクや開栓トルクをそれ程増大させることなくキャップの開閉操作を軽く行なうことができて、しかも、内容物が充填・密封された後で容器の内圧が高くなっても、容器口部の内面側での密封性を二重の線シールによって充分に保証することができる。
【0006】
しかしながら、環状プラグとは別に、容器口部の上端内縁に接触するフランジ状シール部をキャップの天板部内面から厚みの薄い状態で突出するように一体的に形成していることから、キャップの製造時には、フランジ状シール部を成形するための金型成形面となる溝幅の狭い凹部の隅々にまで樹脂が流れ込みにくく、ショートモールドによる成形不良品の発生率が高くなり、また、製造されたキャップについては、内容物が充填・密封された容器を誤って倒立状態で落下させたような場合に、容器口部の上端内縁に接触しているフランジ状シール部の厚みが薄く形成されているので、落下衝撃によるフランジ状シール部の撓みやズレが生じやすく、それによりシール部分での密封性が低下するというような問題が起きる虞がある。特に、容器入りの商品を店頭でホット販売しているような場合には、加温によりキャップの樹脂が軟らかくなっていることから、そのような落下衝撃によるシール部分での密封性の低下が生じやすい。
【0007】
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、容器口部の内面側を密封するために環状プラグがキャップの天板部内面に一体的に形成されている合成樹脂製キャップについて、キャップの開閉操作を軽く行うことができ、容器口部の内面側での密封性を確実に保証することができて、しかも、キャップの製造時にはショートモールドによる成形不良品を発生させず、キャップの使用時には落下衝撃等によりシール部分での密封性が低下することのないようにすることを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために、容器口部の内面側を密封するための環状プラグがキャップの天板部内面に一体的に形成されている合成樹脂製キャップにおいて、容器口部の内面側と対向する環状プラグの外面側で、環状プラグの付け根部の付近を、容器口部の上端内縁に接触する逆円錐状の傾斜面に形成し、環状プラグの下部の付近を、容器口部の内周面に接触する外向きの膨出部に形成して、キャップを容器口部に冠着したときに、環状プラグの外面側を、逆円錐状の傾斜面と外向きの膨出部のそれぞれで、容器口部と円周方向に沿って線接触させるように構成することを特徴とするものである。
【0009】
上記のような構成によれば、環状プラグによる容器口部の内面側でのシール部分について、容器口部に対して面シール状態にしていないことで、シール部分による摩擦抵抗を小さく抑えることができて、キャップの開閉操作を軽く行うことができ、また、傾斜面と膨出部とにより容器口部を二重の線シール状態にしていることで、容器口部の内面側での密封性を確実に保証することができる。しかも、環状プラグの付け根部の付近を逆円錐状の傾斜面に形成しているだけで、容器口部の上端内縁に接触する厚みの薄いフランジ状シール部のようなものを特に形成していないことから、そのような厚みの薄いシール部の存在に起因するショートモールドによる成形不良品の発生や、落下衝撃等によるシール部分での密封性の低下が起きるようなことはない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の合成樹脂製キャップの密封構造の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の一実施形態に係る合成樹脂製キャップについて、図1は、キャップの全体構造を示し、図2は、キャップの天板部内面に形成された密封構造を拡大して示し、図3は、キャップの天板部内面に形成された密封構造について、(A)キャップが容器口部に冠着される前の状態と、(B)キャップが容器口部に冠着された状態とをそれぞれ示すものである。
【0011】
本発明の一実施形態に係る合成樹脂製キャップは、例えば、高密度ポリエチレンやポリプロピレン等の比較的剛性の高い合成樹脂を材料として、射出成形や圧縮成形により一体成形されるものであり、所謂ピルファープルーフキャップと言われる開封表示による不正使用防止機能を備えたキャップであって、図1に示すように、キャップ1には、天板部11の周縁から下方に垂下するスカート部12の内面側に雌ネジ13が形成されていると共に、スカート部12の下端に、破断可能な弱化部14を介して、ピルファープルーフバンド(タンパーエビデンスリング)15が一体的に設けられていて、キャップ1を容器本体の口部2に冠着させた状態で、キャップ1のピルファープルーフバンド15は、容器口部2の雄ネジ21の下方に形成された環状突起22の下端面と係合して固定されることとなる。
【0012】
そのような合成樹脂製のキャップ1の天板部11の内面(下面)には、図2に示すように、容器口部との間の密封性を確保するために、容器口部の内面側に接触する環状のプラグ16と、縦断面が下向きの低い山形(山頂部までの高さよりも底辺の方が長い山形)に形成されて下端部(山頂部)が容器口部の上端面に接触する環状の小突起17と、容器口部の上端外縁に接触する環状のアウターリング18とが同心円状に形成されている。そして、容器口部の内面側を密封するための環状プラグ16では、その外面側(容器口部の内面側と対向する側)で、上端の付け根部の付近が、上端の外径が容器口部の内径よりも大きく下端の外径が容器口部の内径よりも小さい逆円錐状の傾斜面16aに形成されており、また、下端よりもやや上方の下部の付近が、縦断面が外向きの低い山形に膨出する環状の膨出部16bに形成されていて、環状プラグ16の傾斜面16aは、容器口部の上端内縁(内側コーナー部分)と接触するようになっており、傾斜面16aと膨出部16bの間の部分16cは、外面側では内方に凹んだ状態となって、傾斜面16aや膨出部16bの部分と比べて薄肉化された状態となっている。
【0013】
そのように環状プラグ16が形成されている本実施形態のキャップ1は、容器口部に冠着される前では、図3(A)に示すように、環状プラグ16は、容器口部2の内面側に対して、傾斜面16aと膨出部16bでは部分的にオーバーラップし、その間の部分16cでは隙間を有する状態となっており、そのようなキャップ1を容器口部2に冠着すると、環状プラグ16が容器口部2の内面側に当接することで、環状プラグ16は傾斜面16aの下端周辺の部分から内方に向けてその下方の部分16cが折れ曲がるように変形し、一方、傾斜面16aの部分は、殆ど変形しないので、容器口部2の上端内縁に当接することとなる。その結果、図3(B)に示すように、環状プラグ16の外面側では、逆円錐状の傾斜面16aと外向きの膨出部16bのそれぞれで、確実に容器口部2と円周方向に沿って線接触(正確には線に近い狭い幅での面接触)することとなる。
【0014】
上記のような環状プラグ16による本実施形態の合成樹脂製キャップの密封構造によれば、環状プラグ16による容器口部2の内面側での密封について、容器口部2の内周面に対して略全面的に接触するような面シールの状態にしていないことで、シール部分での摩擦抵抗を小さく抑えることができて、キャップ1の開閉操作を軽く行うことができ、また、傾斜面16aと膨出部16bとによる二重の線シール状態としていることで、容器口部2の内面側での密封性を確実に保証することができる。しかも、環状プラグ16の付け根部の付近を逆円錐状の傾斜面16aに形成しているだけで、容器口部2の上端内縁に接触するフランジ状シール部のようなものを特に形成していないことから、そのようなフランジ状シール部の存在に起因してショートモールドによる成形不良品が発生したり、落下衝撃等により密封性が低下したりするようなことはない。
【0015】
なお、本実施形態では、具体的には、環状プラグ16は、上端の付け根部(傾斜面16aの上端部)での厚さを0.9〜1.3mm(例えば、1.1mm)とし、傾斜面16aの下端部での厚さを0.6〜1.0mm(例えば、0.8mm)とし、膨出部16b(最大膨出部分)での厚さを0.8〜1.4mm(例えば、1.1mm)として、傾斜面16aと膨出部16bの間の部分16cでの厚さを0.6〜1.0mm(例えば、0.8mm)としている。
【0016】
そのように環状プラグ16の傾斜面16aと膨出部16bの間の部分16cの厚さを0.6〜1.0mmとしていることで、環状プラグ16の膨出部16bを容器口部2の内周面に充分な強さで線接触させることができると共に、キャップの天板部に落下衝撃が加えられた時に、傾斜面16aと膨出部16bの間の薄肉化された部分16cが変形することにより、落下衝撃を効果的に吸収することができて、膨出部16bの線接触によるシール部分で撓みやズレを生じさせることなく密封性を維持することができる。
【0017】
そのような環状プラグ16の具体的な厚さについては、キャップを構成する合成樹脂の材質にもよるが、傾斜面16aと膨出部16bの間の部分16cの厚さが0.6mmよりも薄いと、その部分での強度が弱くなり過ぎて、膨出部16bでの容器口部2の内周面に対する密接力が弱くなって充分に密封できない虞があり、一方、傾斜面16aと膨出部16bの間の部分16cの厚さが1.0mmよりも厚いと、キャップの天板部に落下衝撃が加えられた時に、その衝撃が傾斜面16aから膨出部16bにまで伝わって、膨出部16bによるシール部分で撓みやズレが発生して密封性が損なわれる虞がある。
【0018】
さらに、本実施形態では、キャップ1の天板部11の内面に対して一体的に、容器口部2の内面側を密封するための環状プラグ16を形成していると共に、この環状プラグ16よりも半径方向外方に、容器口部2の上端面に接触する環状小突起17と、容器口部2の上端外縁に接触するアウターリング18とをそれぞれ形成しており、それによって、キャップ1を容器口部2に冠着したときに、環状プラグ16の傾斜面16aと膨出部16b、および、環状小突起17とアウターリング18とにより、容器口部2を四重に線シールすることができて、キャップ1による容器口部2の密封を、開栓トルクや閉栓トルクをそれ程増大させることなく、一層確実なものとすることができる。
【0019】
そして、環状プラグ16の傾斜面16aとアウターリング18とによって容器口部2の上端を挟み込むように密封していることから、落下衝撃が加えられた際に、容器口部2の上端が半径方向にずれて密封が損なわれるようなことを防止することができ、さらに、容器口部2の上端面に線接触させている環状小突起17を、縦断面が下向きの低い山形(山頂部までの高さよりも底辺の方が長い山形)に形成していることから、落下衝撃が加えられても、環状小突起17が変形しにくく、この部分でシール部分に撓みやズレが生じることもない。
【0020】
以上、本発明の合成樹脂製キャップの密封構造の一実施形態について説明したが、本発明は、上記のような実施形態に限られるものではなく、例えば、容器口部の上端面や外面側をシールするための部分(環状小突起17やアウターリング18など)については適宜に変更可能なものであり、また、対象となるキャップについては、全体が合成樹脂製のキャップに限らず、合成樹脂製のキャップ本体に金属製のシェルを一体的に結合させた複合キャップにおいても実施可能であり、また、不正使用防止機能を備えたタンパーエビデンスキャップ(ピルファープルーフキャップ)に限らず、不正使用防止機能のないキャップにおいても実施可能である等、適宜設計変更可能なものであることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したような本発明の合成樹脂製キャップの密封構造によれば、容器口部の内面側での密封について、シール部分による摩擦抵抗を小さく抑えることができて、キャップの開閉操作を軽く行うことができ、また、シール部分を二重の線シール状態としていることで、容器口部の内面側での密封性を確実に保証することができると共に、キャップの製造時には、シール部分の成形に起因するショートモールドによる成形不良品の発生を減少することができ、また、キャップの使用時には、落下衝撃等によるシール部分での撓みやズレにより密封性が低下するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る合成樹脂製キャップについて、キャップ全体の構造の右半分を断面で示す側面図。
【図2】図1に示したキャップの天板部内面に形成された密封構造を拡大して示す拡大断面図。
【図3】図2に示したキャップの密封構造について、(A)キャップが容器口部に冠着される前の状態と、(B)キャップが容器口部に冠着された状態とをそれぞれ示す断面説明図。
【符号の説明】
1 キャップ
2 容器口部
11 天板部
16 環状プラグ
16a (環状プラグの外面側の)傾斜面
16b (環状プラグの外面側の)膨出部
17 環状小突起
18 アウターリング
Claims (2)
- 容器口部の内面側を密封するための環状プラグがキャップの天板部内面に一体的に形成されている合成樹脂製キャップにおいて、容器口部の内面側と対向する環状プラグの外面側で、環状プラグの付け根部の付近が、容器口部の上端内縁に接触する逆円錐状の傾斜面に形成され、環状プラグの下部の付近が、容器口部の内周面に接触する外向きの膨出部に形成されていて、キャップを容器口部に冠着したときに、環状プラグの外面側が、逆円錐状の傾斜面と外向きの膨出部のそれぞれで、容器口部と円周方向に沿って線接触するように構成されていることを特徴とする合成樹脂製キャップの密封構造。
- キャップの天板部内面の環状プラグよりも半径方向外方に、容器口部の上端面に接触する環状の小突起と、容器口部の上端外縁に接触する環状のアウターリングとが同心円状に形成されていて、キャップを容器口部に冠着したときに、環状プラグの傾斜面と膨出部および環状小突起とアウターリングのそれぞれで、容器口部と円周方向に沿って線接触するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製キャップの密封構造。
Priority Applications (1)
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JP2003082253A JP2004284670A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 合成樹脂製キャップの密封構造 |
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JP2003082253A JP2004284670A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 合成樹脂製キャップの密封構造 |
Publications (1)
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---|---|
JP2004284670A true JP2004284670A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33295591
Family Applications (1)
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JP2003082253A Pending JP2004284670A (ja) | 2003-03-25 | 2003-03-25 | 合成樹脂製キャップの密封構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004284670A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013203416A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 合成樹脂製キャップ |
-
2003
- 2003-03-25 JP JP2003082253A patent/JP2004284670A/ja active Pending
Cited By (1)
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JP2013203416A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 合成樹脂製キャップ |
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