JP2004282325A - データ再生装置、データ再生方法及びデータ再生システム - Google Patents

データ再生装置、データ再生方法及びデータ再生システム Download PDF

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Abstract

【課題】音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮すること。
【解決手段】ネットワークを介して受信したパケットを分解してタイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファ108に蓄積し、このタイムスタンプ情報及びゆらぎ吸収バッファ108内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部111のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間をゆらぎ時間演算部112で導出し、この遅延ゆらぎ時間に応じて読み出しカウンタ部111及び復号化部109の動作クロックを調整すると共に、上記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部111のカウント値に基づいてゆらぎ吸収バッファ108内の符号化データを読み出すタイミングを制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遅延時間が生じ得るネットワークを介して受信した音声/映像データを再生するデータ再生装置、データ再生方法及びデータ再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
IPネットワークに代表されるパケットベースのネットワークでは、パケット毎のネットワーク上での遅延時間が異なるため、パケット受信から再生開始までに遅延を付加して待ち合わせ制御(ゆらぎ吸収処理)を実行することにより、連続的な再生を実現している。この際、受信側では各受信パケットのネットワーク上での遅延時間を正確に検知することはできないので、通話の先頭等において一律にネットワーク上で想定される、ゆらぎ時間に相当する遅延を付加することとなる。
【0003】
ところが、ゆらぎ吸収処理の基準となるパケットのネットワーク上での遅延時間によっては、ゆらぎ吸収のために付加した遅延が必ずしも適切とは限らず、不要な遅延を付加することとなり、音声/映像のEnd−to−Endの遅延を増加させる結果となる。この対策として、受信パケットのネットワーク上での遅延ゆらぎ時間を推定して、ゆらぎ吸収処理のためのバッファ容量を適切化する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この技術においては、受信パケットのタイムスタンプ及び受信時刻に基づいて受信パケットの相対的な遅延ゆらぎを推定して、ゆらぎ吸収処理のために付加した時間が必要以上であった場合は、ゆらぎ吸収処理のために受信パケットを一時蓄積しているバッファ上のパケットを一部廃棄して、End−to−Endの遅延時間を削減する方法が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−185498号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の技術のように、バッファ上のパケットを一部廃棄した場合には、音声/映像データが一時途切れてしまい、音声/映像品質が劣化してしまうという問題が生じていた。上述の技術においても、このような事態への対策として、無音区間でバッファ上のパケットの廃棄を実施する方法を提案しているが、音声/映像品質の劣化は抑止することができない。
【0007】
本発明は、かかる問題点に鑑みて為されたものであり、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができるデータ再生方法、データ再生装置及びデータ再生システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出する一方、ネットワークを介して受信したパケットを分解してタイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積し、このタイムスタンプ情報及びゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出し、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて読み出しカウンタ部及び復号化部の動作クロックを調整すると共に、上記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいてゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御するようにしたものである。
【0009】
これによれば、受信パケットの相対的な遅延ゆらぎを導出した結果、ゆらぎ吸収処理のために付加している遅延が必要以上であると判定した場合は、読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックが一定期間だけ調整されるので、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係るデータ再生装置は、音声又は映像信号を符号化する符号化部と、前記符号化部で符号化された音声又は映像の符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出するパケット組立部と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データを抽出するパケット分解部と、前記タイムスタンプ情報及び符号化データを蓄積するゆらぎ吸収バッファと、前記ゆらぎ吸収バッファから読み出した符号化データを復号化する復号化部と、前記ゆらぎバッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出するゆらぎ時間演算部と、前記ゆらぎ時間演算部が導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整するクロック調整部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する読み出しタイミング制御部と、を具備する構成を採る。
【0011】
この構成によれば、受信パケットの相対的な遅延ゆらぎを導出した結果、ゆらぎ吸収処理のために付加している遅延が必要以上であると判定した場合は、読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックが一定期間だけ調整されるので、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができる。
【0012】
本発明の第2の態様に係るデータ再生方法は、音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出するステップと、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積するステップと、前記タイムスタンプ情報及び前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出するステップと、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整するステップと、前記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御するステップと、を具備するものである。
【0013】
この方法によれば、受信パケットの相対的な遅延ゆらぎを導出した結果、ゆらぎ吸収処理のために付加している遅延が必要以上であると判定した場合は、読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックが一定期間だけ調整されるので、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができる。
【0014】
本発明の第3の態様に係るデータ再生システムは、音声又は映像信号を符号化する符号化部と、前記符号化部で符号化された音声又は映像の符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出するパケット組立部と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データを抽出するパケット分解部と、前記タイムスタンプ情報及び符号化データを蓄積するゆらぎ吸収バッファと、前記ゆらぎ吸収バッファから読み出した符号化データを復号化する復号化部と、前記ゆらぎバッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出するゆらぎ時間演算部と、前記ゆらぎ時間演算部が導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整するクロック調整部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する読み出しタイミング制御部と、を具備する構成を採る。
【0015】
この構成によれば、受信パケットの相対的な遅延ゆらぎを導出した結果、ゆらぎ吸収処理のために付加している遅延が必要以上であると判定した場合は、読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックが一定期間だけ調整されるので、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができる。
【0016】
本発明の第4の態様は、コンピュータに、音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出する手順と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積する手順と、前記タイムスタンプ情報及び前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出する手順と、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整する手順と、前記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する手順と、を実行させるためのプログラムである。
【0017】
本発明の第5の態様は、コンピュータに、音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出する手順と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積する手順と、前記タイムスタンプ情報及び前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出する手順と、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整する手順と、前記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0018】
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して具体的に説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施の形態に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図である。
【0020】
図1に示すデータ再生装置100において、端末インタフェース部101は、装置本体に接続されたマイクやスピーカ又はカメラやモニタとの間で音声信号又は映像信号を送受信する。符号化部102は、端末インタフェース部101から受信した音声信号又は映像信号をディジタル信号に変換して符号化する。音声信号等を符号化する際の動作クロックは、符号化クロック103から供給される。
【0021】
パケット組立部104は、符号化部102から受信した音声又は映像の符号化データをタイムスタンプ情報(タイムスタンプ値)と共にパケット化する。パケット組立部104は、パケット組立クロック105からパケット組立時刻の通知を受けてタイムスタンプ情報を得る。
【0022】
網インタフェース部106は、IP(Internet Protocol)ネットワーク等のパケットベースのネットワーク(伝送路)に接続され、パケット組立部104で組み立てたパケットをネットワークへ送出する一方、ネットワークからパケットを受信する。
【0023】
パケット分解部107は、網インタフェース部106から受信したパケットを分解し、タイムスタンプ値と音声又は映像の符号化データを抽出する。ゆらぎ吸収バッファ108は、ネットワークにおいてパケットが受けた遅延時間(ゆらぎ)を吸収するために用いられる。具体的には、パケット受信から再生開始までに遅延を付加する。これにより、ネットワークにおける遅延時間が変動して到着間隔にばらつきが生じた場合であっても、本データ再生装置100において連続的な再生が実現される。
【0024】
復号化部109は、ゆらぎ吸収バッファ108から読み出した音声又は映像の符号化データを復号化する。読み出しタイミング制御部110は、ゆらぎ吸収バッファ108内のタイムスタンプ値及び読み出しカウンタ部111から供給されたカウント値に基づいて、ゆらぎ吸収バッファ108内の符号化データの復号化部108への読み出しタイミングを制御する。読み出しカウンタ部111は、ゆらぎバッファ108内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする。
【0025】
ゆらぎ時間演算部112は、パケット分解部107から取得したタイムスタンプ値及び読み出しカウンタ部111から供給されたカウント値に基づいて、受信パケットの遅延ゆらぎ時間を導出する。ゆらぎ時間演算部112で導出された遅延ゆらぎ時間は、クロック調整部としての電圧制御発振器113に供給される。
【0026】
電圧制御発振器113は、ゆらぎ時間演算部112で導出された遅延ゆらぎ時間に応じて復号化部109及び読み出しカウンタ部111に対して動作クロックを供給する。電圧制御発振器113から供給された動作クロックに応じて読み出しカウンタ部111は、読み出しタイミング制御部110及びゆらぎ時間演算部112にカウント値を供給する。
【0027】
以下、上記構成を有する本実施の形態に係るデータ再生装置100の動作について説明する。ここでは、本実施の形態に係るデータ再生装置100が送信側と受信側に配置された場合における通信動作について説明する。まず、本実施の形態に係るデータ再生装置100が音声又は映像信号を送信する場合の動作について説明する。
【0028】
音声又は映像信号を送信する場合、本データ再生装置100は、マイク等から端末インタフェース部101を介して取得した音声又は映像信号を符号化部102で符号化する。符号化部102で符号化された音声又は映像の符号化データは、パケット組立部104でパケットに組み立てられる。組み立てられたパケットには、音声又は映像の符号化データと共にタイムスタンプ情報(タイムスタンプ値)が含まれる。
【0029】
ここで、タイムスタンプ情報は、パケット組立クロック105によって計時された、1つのパケット内の先頭の音声又は映像の符号化データのパケット組立部104への受信タイミングを示す情報として定義される。
【0030】
なお、符号化クロック103及びパケット組立クロック105は、同一の源周波から分周して得たクロックで構成しても良い。パケット組立クロック105の周波数としては、例えば、音声の場合は8KHz、MPEG等の映像の場合は90KHzなどの値が用いられる。
【0031】
パケット組立部104で組み立てられたパケットは、網インタフェース部106からIPネットワーク等のネットワークを介して受信側のデータ再生装置に送信される。なお、ネットワーク上でパケットが受ける遅延時間は、必ずしも一定ではなく変動する。このようにして本データ再生装置100から音声又は映像信号が送信される。
【0032】
次に、本実施の形態に係るデータ再生装置100が音声又は映像信号を受信する場合の動作について説明する。
【0033】
音声又は映像信号を受信する場合、本データ再生装置100は、網インタフェース部106を介して送信側のデータ再生装置から送信されたパケットを受信する。受信されたパケットは、パケット分解部107に渡される。パケット分解部107は、パケットを分解し、パケットに含まれる音声又は映像の符号化データとタイムスタンプ情報を抽出する。抽出されたタイムスタンプ情報及び符号化データは、ゆらぎ吸収バッファ108に一時的に蓄積される。
【0034】
読み出しタイミング制御部110は、呼の先頭パケットを受信した際、そのタイムスタンプ値からデータ再生装置100に予め設定されたゆらぎ吸収時間を差し引いた値を、読み出しカウンタ部111のカウント値としてセットする。なお、呼の先頭パケットの判定は、ゆらぎ吸収バッファ108が空の状態でパケットを受信したことにより行われる。
【0035】
電圧制御発振器113は、同一の源周波から分周して得たクロックを、読み出しカウンタ部111及び復号化部109へそれぞれ供給する。読み出しカウンタ部111の周波数としては、例えば、音声の場合は8KHz、MPEG等の映像の場合は90KHzなどの値が用いられる。
【0036】
読み出しカウンタ部111は、上述のように読み出しタイミング制御部110によりセットされたカウント値(ゆらぎ吸収時間)を初期値として、パケット組立クロック105と同一のレートでカウントアップする。このカウントアップした値がゆらぎ吸収バッファ108内に蓄積されたタイムスタンプ値と一致した場合、読み出しカウンタ部111は、そのタイムスタンプ値を有する符号化データを復号化部109へ出力する。
【0037】
復号化部109は、入力された符号化データを復号化し、端末インタフェース部101に出力する。この復号化データを本データ再生装置100に接続されたモニタ等で復号化データを出力することで、音声又は映像信号が再生される。
【0038】
音声又は映像信号を再生する際、このように呼の先頭パケットの受信から符号化データの復号化部109への出力までに、データ再生装置100に予め設定されたゆらぎ吸収時間分の遅延を付加することで、各受信パケットがネットワーク上で受けた遅延ゆらぎを吸収する。このように遅延ゆらぎを吸収する際、ゆらぎ時間演算部112では、呼の先頭パケットに対する各受信パケットの相対的な遅延ゆらぎを導出している。
【0039】
図2は、本実施の形態に係るデータ再生装置100におけるパケットの送受信タイミングの概念図である。なお、図2において、S、S、…、Sn−1、Sは、送信側のデータ再生装置におけるパケットの組立時刻、即ち受信パケットのタイムスタンプ値である。また、R、R、…、Rn−1、Rは、受信側のデータ再生装置における読み出しカウンタ部111により計時される各パケットの受信時のカウント値である。
【0040】
これらの値より、呼の先頭パケットに対するn番目の受信パケットの相対的な遅延ゆらぎ(PDV)は以下の式により求まる。
PDV=(R−R)−(S−S) ・・・ (1)
上述の式(1)に基づく演算の結果、PDVが負の値になった場合は、今回受信したパケットが、呼の先頭パケットに対してパケット受信間隔が相対的に縮まっていることになる。つまり、この場合には待ち合わせ制御をした基準パケット(呼の先頭パケット)の方が、今回受信したパケットより大きな遅延ゆらぎを受けたと判定することができる。このような受信状況の下では、先頭のパケットを基準パケットとして、一律に待ち合わせ時間を挿入することは、かえってパケットの再生(復号)を遅らせる結果となる。
【0041】
各パケットの受けた遅延ゆらぎとゆらぎ吸収処理及びパケット再生タイミングの関係を、図3及び図4を用いて更に詳しく説明する。
【0042】
図3は、待ち合わせ制御をした基準パケットが受けた遅延ゆらぎが比較的小さい場合を示す。この場合、基準パケットとそれに続いて受信するパケットの受信間隔は広がる方向である。このため、基準パケットを受信次第、復号化処理を開始すると、あるパケットの再生完了までに後続のパケットが到着しない事態が生じる。この結果、復号化の開始ができず、音声又は映像信号の途切れが発生することとなる。したがって、このように基準パケットが比較的小さな遅延ゆらぎを受けて受信側に到着した場合は、ゆらぎ吸収バッファ108で待ち合わせ処理を行うことが有効である。
【0043】
一方、図4は、待ち合わせ制御をした基準パケットが受けた遅延ゆらぎが比較的大きい場合を示す。この場合、基準パケットとそれに続いて受信するパケットの受信間隔は縮まる方向である。このため、ゆらぎ吸収バッファ108での待ち合わせ処理は本来不要である。しかし、受信側のデータ再生装置100では基準パケットがネットワーク上で受けた遅延ゆらぎの大小を判別することができない。したがって、一般には基準パケットに対して一律の時間の待ち合わせ処理を実行する。このため、図4のようなケースでは、ネットワーク上で大きな遅延ゆらぎを受けたパケットに対して、ゆらぎ吸収バッファ108で更に待ち合わせ処理を行うため、End−to−Endの遅延時間を徒に延ばすこととなってしまう。
【0044】
なお、上述の式について示すと、図3の場合にはパケットの送信間隔より受信間隔の方が長くなるため、上述の式(1)の演算結果が正の値となる。一方、図4の場合にはパケットの受信間隔より送信間隔の方が長くなるため、上述の式(1)の演算結果が負の値となる。
【0045】
特開2002−185498号公報に開示されたデータ再生装置においては、上述の式(1)の結果が負の値で、かつ、その絶対値が予めデータ再生装置に設定された閾値以上であった場合、ゆらぎ吸収処理を再度実施し、バッファ上に蓄積されたパケットを廃棄する。これにより、音声又は映像の遅延時間を短縮する。
【0046】
例えば、S=100、S=500、R=1000、R=1300(単位:msとする)であるとすると、上述の式(1)の演算結果は−100msとなり、基準パケットはn番目のパケットに対して100msの遅延ゆらぎを余計にネットワーク上で受けていることが分かる。つまり、基準パケットに対して、ゆらぎ吸収のために一律に付加した待ち合わせ処理のうち、100msは不要である。この場合、特開2002−185498号公報に開示されたデータ再生装置においては、ゆらぎ吸収バッファに蓄積されたパケットを100ms分だけ廃棄する。これにより、音声又は映像の遅延を短縮する。
【0047】
しかし、特開2002−185498号公報に開示されたデータ再生装置のように基準パケットがネットワーク上で受けた遅延ゆらぎを判定することにより、ゆらぎ吸収バッファ上に蓄積されたパケットの一部を廃棄すれば、音声又は映像のEnd−to−End遅延を短縮できるが、パケットを廃棄する際に音声又は映像が途切れ、音声又は映像品質が劣化するという課題がある。上述の例では、100msの音声又は映像が途切れることとなる。この100msの音声又は映像の途切れが人間の聴感及び視覚に及ぼす影響は無視できない。
【0048】
本実施の形態に係るデータ再生装置100では、上述の式(1)において、PDVが負の値になった場合は、ゆらぎ時間演算部112より電圧制御発振器113を制御して、一定時間だけ電圧制御発振器113の周波数をわずかに高く調整する。そして、調整された電圧制御発振器113の周波数を2通りに分周して、読み出しカウンタ部111及び復号化部109へそれぞれ供給する。
【0049】
なお、電圧制御発振器113の周波数を高く調整する時間は、予めデータ再生装置100に設定された比率でPDVの絶対値の大きさに応じて決定する。また、電圧制御発振器113の周波数を高く調整する場合における周波数の変化の程度は、復号化(音声又は映像の再生)の速度の変化が人間の聴感又は視覚的に気にならない程度とする。
【0050】
例えば、上述の式(1)の演算結果が負の値で、かつ、その絶対値が50msであった場合には、受信側の電圧制御発信器113の周波数を1%高くする制御を5秒間だけ実行する。この制御により、受信側の再生タイミングを約50ms進めることとなり、その分の音声又は映像のEnd−to−Endの遅延を短縮することができる。なお、調整値が1%程度であれば、復号化のクロック周波数の変化が聴感及び視覚に及ぼす影響は無視することができる。
【0051】
また、上述の式(1)の演算結果が負の値で、かつ、その絶対値が100msであった場合は、電圧制御発信器113の周波数を1%高くする制御を10秒間だけ実施する。なお、上述の周波数制御の変化率及び制御時間の組み合わせは必ずしも上述の値である必要はなく、周波数の変化が聴感及び視覚に与える影響が無視できる範囲でより大きな値とすることが、遅延短縮までの収束時間も短く望ましい。
【0052】
このように本データ再生装置100によれば、ネットワーク上で比較的大きな遅延ゆらぎを受けて到着したパケットを基準にゆらぎ吸収処理を実行する。そして、音声又は映像のEnd−to−Endの遅延が大きい場合は、ゆらぎ吸収処理の基準パケットが受けた遅延ゆらぎに応じた時間だけ、復号化部109及び読み出しカウンタ部111の動作速度をわずかに速める。これにより、ネットワーク上で基準パケットが受けた遅延ゆらぎに応じて復号化の速度が調整されるので、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができる。
【0053】
なお、本発明は、当業者に明らかなように、上記実施の形態に記載した技術に従ってプログラムされた一般的な市販のデジタルコンピュータおよびマイクロプロセッサを使って実施することができる。また、当業者に明らかなように、本発明は、上記実施の形態に記載した技術に基づいて当業者により作成されるコンピュータプログラムを包含する。
【0054】
また、本発明を実施するコンピュータをプログラムするために使用できる命令を含む記憶媒体であるコンピュータプログラム製品が本発明の範囲に含まれる。この記憶媒体は、フロッピー(R)ディスク、光ディスク、CDROM及び磁気ディスク等のディスク、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気光カード、メモリカードまたはDVD等であるが、特にこれらに限定されるものではない。
【0055】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明によれば、音声/映像品質を劣化させることなく、ゆらぎ吸収処理のために付加された遅延時間により生じるEnd−to−Endの遅延時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ再生装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るデータ再生装置におけるパケットの送受信タイミングの概念図
【図3】パケットの受ける遅延ゆらぎと復号化タイミングを説明するための図
【図4】パケットの受ける遅延ゆらぎと復号化タイミングを説明するための図
【符号の説明】
100 データ再生装置
101 端末インタフェース部
102 符号化部
103 符号化クロック
104 パケット組立部
105 パケット組立クロック
106 網インタフェース部
107 パケット分解部
108 ゆらぎ吸収バッファ
109 復号化部
110 読み出しタイミング制御部
111 読み出しカウンタ部
112 ゆらぎ時間演算部
113 電圧制御発振器

Claims (5)

  1. 音声又は映像信号を符号化する符号化部と、前記符号化部で符号化された音声又は映像の符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出するパケット組立部と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データを抽出するパケット分解部と、前記タイムスタンプ情報及び符号化データを蓄積するゆらぎ吸収バッファと、前記ゆらぎ吸収バッファから読み出した符号化データを復号化する復号化部と、前記ゆらぎバッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出するゆらぎ時間演算部と、前記ゆらぎ時間演算部が導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整するクロック調整部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する読み出しタイミング制御部と、を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  2. 音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出するステップと、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積するステップと、前記タイムスタンプ情報及び前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出するステップと、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整するステップと、前記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御するステップと、を具備することを特徴とするデータ再生方法。
  3. 音声又は映像信号を符号化する符号化部と、前記符号化部で符号化された音声又は映像の符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出するパケット組立部と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データを抽出するパケット分解部と、前記タイムスタンプ情報及び符号化データを蓄積するゆらぎ吸収バッファと、前記ゆらぎ吸収バッファから読み出した符号化データを復号化する復号化部と、前記ゆらぎバッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出するゆらぎ時間演算部と、前記ゆらぎ時間演算部が導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整するクロック調整部と、前記タイムスタンプ情報及び前記読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する読み出しタイミング制御部と、を具備することを特徴とするデータ再生システム。
  4. コンピュータに、音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出する手順と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積する手順と、前記タイムスタンプ情報及び前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出する手順と、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整する手順と、前記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する手順と、を実行させるためのプログラム。
  5. コンピュータに、音声又は映像信号を符号化した符号化データを、当該符号化データの受信タイミングを示すタイムスタンプ情報と共にパケット化してネットワークに送出する手順と、ネットワークを介して受信したパケットを分解して前記タイムスタンプ情報と音声又は映像の符号化データをゆらぎ吸収バッファに蓄積する手順と、前記タイムスタンプ情報及び前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すためのカウント値をカウントする読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて受信パケットの受けた相対的な遅延ゆらぎ時間を導出する手順と、導出した遅延ゆらぎ時間に応じて前記読み出しカウンタ及び復号化部の動作クロックを調整する手順と、前記タイムスタンプ情報及び読み出しカウンタ部のカウント値に基づいて前記ゆらぎ吸収バッファ内の符号化データを読み出すタイミングを制御する手順と、を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7471874B2 (en) 2004-10-15 2008-12-30 Hitachi, Ltd. Reproducing apparatus and method

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