JP4457033B2 - ファクシミリ信号伝送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ファクシミリ信号を伝送するファクシミリ信号伝送装置に関するものである。
近年のIP(Internet Protocol)通信の発展により、電話音声信号やファクシミリ信号をIPパケット化して伝送するVoIP(Voice over IP)技術に代表される、音声パケット通信技術が注目されている。パケット網においては網の輻輳などが原因でパケット損失が生じることがあり、このため、装置の受信側において音声信号やファクシミリ信号の一部が欠落する場合がある。ファクシミリ通信においてパケット損失が発生すると、画像信号の一部が欠落した場合は画像がやや乱れる事はあるが通信は正常に行われる。これに対し、制御信号の一部が欠落すると通信プロトコル異常となりファクシミリ通信が停止してしまうなど重大な問題となる。この問題を解決するために、ファクシミリ信号を伝送する場合には同じデータを複数回伝送する冗長伝送技術によってパケット損失耐性を強化する方式が用いられる。但し、冗長伝送を行うと伝送するパケット数及び伝送データ量が増大するため、ネットワークへの負荷が増大する。これを避けるため、ファクシミリ信号の中で重要度の高い制御信号のみを冗長伝送する方式が提案されている。
具体的には下記の通りである。
例えば、特開2004−266378号公報に示された従来の装置は、音声符号化部、パケット生成部、冗長パケット生成部、ファクシミリ制御信号検出部及びセレクタを備える。
音声符号化部は、ファクシミリ端末側から音声帯域信号を入力すると、当該音声帯域信号に対して、例えばITU(International Telecommunications Union)−T勧告G.711のような音声符号化を実行し、符号化音声信号としてパケット生成部、冗長パケット生成部及びファクシミリ制御信号検出部に出力する。
パケット生成部は、音声符号化部から符号化音声信号を入力して、そのパケットを生成する。具体的には、符号化音声信号を所定時間ごとのデータに分けたあと、それぞれにパケットヘッダを付加したパケットを生成する。このパケットヘッダは、IP、UDP(User Datagram Protocol)及びRTP(Real-time Transport Protocol)といったプロトコルのヘッダから構成される。RTPヘッダには、パケットが順番通りに到着しているかを示すシーケンス情報やパケット到着間隔の揺らぎであるジッタを判断するためのタイムスタンプ情報などが含まれている。これらの情報によって受信装置側でパケット受信の同期やパケットの損失の検出を行うことができる。
冗長パケット生成部は、音声符号化部から符号化音声信号を入力して、複数のデータを冗長させた冗長パケットを生成する。具体的には、過去のデータに最新のデータを添付した冗長パケットを生成して出力する。これにより、パケット損失などの伝送エラーが発生しても、受信装置側では、他の冗長パケットから伝送エラー時のデータを訂正(復元)することができる。
ファクシミリ制御信号検出部では、音声符号化部からの符号化音声信号を解析して、当該音声符号化部が入力した音声帯域信号が、G3ファクシミリの場合におけるV.21モデム信号のようなファクシミリ制御信号であるか否かを判定し、音声帯域信号がファクシミリ制御信号であれば冗長パケット生成部の出力を選択するようにセレクタを制御する。また、例えば音声信号やFAX画像データを送信するファクシミリ信号であるV.29モデム信号のようにファクシミリ制御信号でなければパケット生成部の出力を選択するようにセレクタを制御する。セレクタでは、ファクシミリ制御信号検出部からの制御に基づいてパケット生成部及び冗長パケット生成部のうちいずれかを伝送路側に対する出力元として選択し、その出力データを伝送路側に送出する(特許文献1を参照)。
特開2004-266378号公報(段落番号[0018]から[0022]、図4)
従来のファクシミリ信号伝送装置は以上のように構成されており、ファクシミリ信号の中で重要度の高いV.21モデム信号のみを冗長伝送することによって、伝送パケット数及び伝送データ量の増大を抑えつつ、パケット損失による通信停止の発生を抑えている。V.21モデム信号はキャリア周波数が1750±100HzのFSK(Frequency Shift Keying)変調方式である。従って、高速フーリエ変換などの周波数解析によって1650Hz及び1850Hzの周波数成分が強くそれ以外の周波数成分が小さいかどうか、更にレベル変動が少ないかどうかなどを監視し、V.21モデム信号かどうかの識別をすることが出来る。但し、他のモデム信号や音声信号をV.21モデム信号と誤検出しないようにするためにはある程度の分析時間が必要であり、その分検出遅延が生じる。この検出遅延は100〜200ms程度であり、例えばITU−T勧告G.763において信号識別器の検出遅延は200ms以内という規定がある。従って、確実にV.21モデム信号を冗長伝送するためには、その検出遅延分だけ信号を遅延させておく必要があり、結果として伝送遅延が増大するという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ファクシミリ信号の中で重要度の高い信号を選択して冗長伝送すると共に、伝送遅延の増大の少ないファクシミリ信号伝送装置を得ることを目的とする。
この発明に係るファクシミリ信号伝送装置は、端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、端末側入力側信号及び端末側出力信号が共に無音である状態が3秒以上継続した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点にファクシミリ制御信号の最大伝送継続時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段がファクシミリ制御信号の最大伝送継続時間をカウントしている間冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備える。
この発明に係るファクシミリ信号伝送装置は、端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、端末側入力側信号及び端末側出力信号が共に無音である状態が3秒以上継続した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点にファクシミリ制御信号の最大伝送継続時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段がファクシミリ制御信号の最大伝送継続時間をカウントしている間冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えるので、ファクシミリ信号の中で重要度の高いファクシミリ制御信号を全て冗長伝送することができ、それ以外の信号の大部分は冗長伝送されず、更に、有音検出時間は短いため、符号化部の入力または出力に遅延を挿入する必要はなく、伝送遅延の増大の少ないファクシミリ信号伝送装置を得ることが出来るという効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図である。図1において、端末側は電話回線側でありPCM(Pulse Coded Modulation)符号化されたファクシミリ信号、または電話音声信号が端末側入力端子15及び端末側出力端子16から入出力される。ネットワーク側とはパケット回線側であり、パケット化されたファクシミリ信号、電話音声信号がネットワーク側入力端子17及びネットワーク側出力端子18から入出力される。端末側入力端子15よりのPCM符号化されたファクシミリ信号は、符号化部1、有音/無音判定部2及びファクシミリ信号検出部4に与えられる。符号化部1ではPCM符号化されたファクシミリ信号を高能率符号化し、符号化データをパケット組立部8及び冗長データ生成部7に出力する。有音/無音判定部2では端末側入力端子15からの入力信号が有音であるか無音であるかを判定し、判定結果として、有音であれば“1”を、無音であれば“0”を出力する。
有音エッジ検出部3は、有音/無音判定部2の判定結果を入力し、無音から有音への変化(エッジ)があった場合に“1”を、それ以外の場合に“0”を出力する。ファクシミリ信号検出部4は入力信号がファクシミリ信号であるかどうかを判定し、ファクシミリ信号であれば“1”を、電話音声信号のようなファクシミリ以外の信号であれば“0”を出力する。AND演算部5は、有音エッジ検出部3及びファクシミリ信号検出部4の出力信号の論理積を演算して出力する。すなわち、有音エッジ検出部3及びファクシミリ信号検出部4の出力が共に“1”の場合は“1”を、それ以外の場合は“0”を出力する。タイマ部6は、AND演算部5の出力信号が“1”になるとタイマを起動して所定時間この実施の形態では3秒間“1”を出力し、それ以外の時間は“0”を出力する。冗長データ生成部7は、タイマ部6の出力が“1”の場合に符号化部1の出力する符号化データと同じデータ(冗長データ)を出力し、タイマ部6の出力が“0”の場合にはデータの出力を停止する。パケット組立部8は、符号化部1が出力する符号化データ及び冗長データ生成部7が出力する符号化データをパケット化してネットワーク側出力端子17からネットワーク側に出力する。
ネットワーク側入力端子18によりネットワークから受信されたパケットは、パケット分解部9で通常の符号化データと冗長データとに分類され、音声符号組立部10に出力される。音声符号組立部10では符号化データを音声復号部11に出力する。この際、ネットワーク上でパケット損失が発生して通常データが損失した場合には冗長データを用いて損失を補う処理が行われる。音声復号部11は入力した符号化データをPCM符号に復号して、端末側出力端子16から端末側に出力する。
ここで、図2を用いてファクシミリ通信時に伝送される信号について説明する。この図は2頁分の画像データが伝送される場合の例である。ファクシミリ通信においては、まず受信端末からCED(Called Terminal Identification)信号が出力され、通信が開始される。CEDは2100Hzトーン信号であり、その他の信号はモデム信号である。また、送信端末が出力するTCF(Training Check Flag)と画像信号は高速モデム信号であり、それ以外の信号は全てV.21モデム信号である。画像信号の継続時間は画像の大きさや精細度によって異なるが、通常、1ページ当り30秒以上と比較的長時間継続する信号である。また、V.21モデム信号の継続時間は短く、通常は1.5秒程度であり、最長でも3秒以内である。なお、TCFの継続時間も3秒以内である。
図3は、端末側よりファクシミリ信号が入力されたときの、ファクシミリ信号検出部4、有音/無音判定部2、有音エッジ検出部3、及び、タイマ部6の出力を示したものである。この図に示す通り、各ファクシミリ信号の開始と同時に3秒間冗長データが生成されることになる。上述のようにV.21モデム信号の継続時間は最大3秒であるため、V.21モデム信号が高能率符号化された符号化データについては全て冗長データが生成され、冗長伝送される。V.21モデム信号でない画像信号も初めの3秒間は冗長伝送されることになるが、この信号は通常30秒以上継続するため、実際にはその大部分は冗長伝送されない。また、TCFも冗長伝送されるが、この信号は通常の通信の初期に1回伝送される信号である。
以上より、冗長伝送すべきV.21モデム信号全てが冗長伝送され、冗長伝送の必要がない高速モデム信号は一部冗長伝送されるものの、その大部分は冗長伝送されないということが分る。更に、有音/無音の検出は入力信号が一定以上のレベルであるかどうかによって判定可能であるが、これは通常数msでの判定が可能である。例えばITU−T勧告G.763において、有音検出遅延は2〜4msというガイドが記載されている。冗長データ生成部7は、端末側入力信号の有音エッジよりも有音検出時間分遅れて冗長動作を開始することになるが、実際には符号化部1が出力する符号化データの複製を生成するため、符号化部1の処理遅延と有音検出遅延とが同じであれば、有音先頭から冗長動作をすることが可能となる。実際に高能率音声符号化に要する処理遅延は10ms程度となる。上述のように有音検出遅延は最小で2〜4ms程度にすることが可能で、これを10msとなるようにすることは容易である。つまり有音検出遅延は小さいため、符号化部1の入力または出力に遅延を挿入する必要はないということが分る。
図4は、パケット組立部8の動作を説明するため、符号化部1、ファクシミリ信号検出部4、タイマ部6、及び、冗長データ生成部7の出力と共にパケット組立部8の出力信号を示したものである。この図は、符号化データを20ms周期で区切ってパケットを生成する例であり、説明のため符号化部1の出力信号を20ms毎に区切って番号付けして示している。この図に示す通り、ファクシミリ信号検出部4において、端末側入力信号がファクシミリ信号であると判定されるとパケット組立部8は20ms分データを遅延させる。タイマ部6の出力が“1”となり、冗長データが入力されるとパケット組立部8は、符号化部1及び冗長データ生成部7の出力の両方を20ms毎にパケット化する。従って、図に示すように符号化データ7、8、9、10、11は2回伝送される。
次に、図5にファクシミリ信号検出部4の内部構成を示す。図5において、2100Hzトーン検出部41及び2100Hzトーン検出部42は2100Hzトーン信号を検出し、検出結果を通信開始判定部44に出力する。通信開始判定部44は、2100Hzトーン検出部41及び2100Hzトーン検出部42の何れかにおいて2100Hzトーン信号が検出されるとファクシミリ通信開始と判定し、判定結果を出力信号生成部46に出力する。また、有音/無音判定部43は端末側出力信号の有音/無音を判定し、判定結果を通信終了判定部45に出力する。通信終了判定部45は、有音/無音判定部43からの端末側出力信号の有音/無音判定結果と、有音/無音判定部2から入力した端末側入力信号の有音/無音判定結果とを入力し、端末側入力及び出力信号の両方が同時に3秒以上無音となった時にファクシミリ通信終了と判定し、判定結果を出力信号生成部46に出力する。
出力信号生成部46は、通信開始判定部44の判定結果が通信開始となった時、出力信号を“1”とし、通信終了判定部45の判定結果が通信終了となった時、出力信号を“0”とし、それ以外のときには出力信号の状態を維持する。図2においてファクシミリ信号を示したように、ファクシミリ通信が開始される際には受信端末よりCEDが出力され、これは2100Hzトーン信号である。また、ファクシミリ通信中は送信端末、受信端末の何れかが信号を出力しているという特徴があるため、送信側(端末側入力信号)か受信側(端末側出力信号)の何れかが有音状態となっている。以上より、図5に示す構成のファクシミリ信号検出部4は、ファクシミリ通信中は“1”を、それ以外の時には“0”を出力するように動作することが分る。
以上で説明したように、ファクシミリ信号の有音エッジを検出し、有音エッジから3秒分の信号を冗長伝送するようにしたので、ファクシミリ信号の中で重要度の高いV.21モデム信号を全て冗長伝送することが可能で、それ以外の信号の大部分は冗長伝送されない。更に、有音検出時間は短いため、符号化部1の入力または出力に遅延を挿入する必要はない。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、ファクシミリ信号の中で重要度の高い信号を選択して冗長伝送すると共に、伝送遅延の増大の少ないファクシミリ信号伝送装置を得ることが出来るという効果を奏する。
実施の形態2.
なお、パケット組立部8は、ファクシミリ信号検出部4においてファクシミリ信号が検出されると20msの遅延を挿入したが、この数値は20msの倍数であれば他の数値でも構わない。例えば、図6に示すように40msの遅延を挿入しても良い。この場合、2パケット周期分先行した符号化データが冗長データとして伝送されるので、2パケット連続して損失が発生した場合にも、装置の受信側において符号化データを正常に取り出すことが出来るようになる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示し、異なる部分のみを説明する。
ファクシミリ制御信号検出部12は端末側入力信号がV.21モデム信号であるかどうかを判定し、V.21モデム信号と判定した時には“1”を、そうでない場合には“0”をOR演算部13に出力する。なお、この検出方法は、高速フーリエ変換などの周波数解析によって1650Hz及び1850Hzの周波数成分が強くそれ以外の周波数成分が小さいかどうか、更にレベル変動が少ないかどうかなどを監視し、V.21モデム信号かどうかの識別をするものであるため、ある程度の検出遅延が生じる。タイマ部6は、図1に示したファクシミリ信号伝送装置と同様に動作するが、出力信号を“1”に維持する時間を3秒でなく、上記ファクシミリ制御信号検出部12の検出遅延よりもやや長い時間、例えば、500msとする。OR演算部13はタイマ部6の出力信号とファクシミリ制御信号検出部12の出力信号の論理和を演算し、冗長データ生成部7に出力する。その他の部分は、図1に示したファクシミリ信号伝送装置と同様に動作する。
図8は、端末側よりファクシミリ信号が入力されたときの、ファクシミリ信号検出部4、ファクシミリ制御信号検出部12、有音/無音判定部2、有音エッジ検出部3、タイマ部6、及び、OR演算部13の出力を示したものである。この中で、ファクシミリ信号検出部4、有音/無音判定部2、及び、有音エッジ検出部3の出力は、図3と同様である。ファクシミリ制御信号検出部12はある程度の検出遅延を伴ってファクシミリ制御信号を検出する。タイマ部6の出力は、有音エッジ検出部3の出力が“1”になってから一定時間“1”となり、その点では図3と同様であるが、出力信号を“1”に維持する時間が図3よりも短くなっている。具体的にはファクシミリ制御信号検出部12の検出遅延よりやや大きい値に設定している。最終的な冗長動作は、このタイマ部6の出力信号とファクシミリ制御信号検出部12の出力信号との論理和であり、この図に示す通りV.21モデム信号については全てが冗長動作の対象となっていることが分る。
以上で説明したように、この実施の形態3によれば、ファクシミリ制御信号検出部12の出力信号とタイマ部6の出力信号との論理和によって冗長動作を行うようにしたので、実施の形態1に比べて冗長データ生成部7において出力信号を“1”とする時間を短く出来るので、その分、V.21モデム信号以外の信号で冗長動作をする時間を減少させることが可能となる。従って、実施の形態1に示したファクシミリ信号伝送装置に比べネットワークに出力する符号化データの量を減少させることが出来るという効果を奏する。
実施の形態4.
図9はこの発明の実施の形態4によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示し、説明を省略する。
AND演算部14は、有音/無音判定部2の出力信号とタイマ部6の出力信号の論理積演算を行い、その結果を冗長データ生成部7に出力する。その他の部分は、図1と同様に動作する。
図10は、端末側入力端子15よりファクシミリ信号が入力されたときの、ファクシミリ信号検出部4、有音/無音判定部2、有音エッジ検出部3、タイマ部6、及び、AND演算部14の出力を示したものである。AND演算部14の出力信号は、タイマ部6の出力信号が“1”であり、かつ端末側入力信号が有音の部分のみ“1”となっている。逆に言うと、無音の部分は冗長伝送しないようになっている点が、図3との差異である。
以上で説明したように、この実施の形態4によれば、無音の入力信号に対して冗長動作しないようにしたので、実施の形態1に示したファクシミリ信号伝送装置に比べネットワークに出力する符号化データの量を減少させることが出来るという効果を奏する。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図である。図において、図1、図7、及び、図9と同一符号は同一または相当部分を示し、説明を省略する。
タイマ部6、ファクシミリ制御信号検出部12及びOR演算部13は図7に示したファクシミリ信号伝送装置と、AND演算部14は図9に示したファクシミリ信号伝送装置と同様に動作し、その他の部分は、図1に示したファクシミリ信号伝送装置と同様に動作する。
図12は、端末側入力端子15よりファクシミリ信号が入力されたときの、ファクシミリ信号検出部4、ファクシミリ制御信号検出部12、有音/無音判定部2、有音エッジ検出部3、タイマ部6、OR演算部13、及び、AND演算部14の出力を示したものである。この中で、AND演算部14の出力以外は、図8と同様である。AND演算部14の出力信号は、OR演算部13の出力信号が“1”であり、かつ端末側入力信号が有音の部分のみ“1”となっている。逆に言うと、無音の部分は冗長伝送しないようになっている点が、図8との差異である。
以上で説明したように、この実施の形態5によれば、ファクシミリ制御信号検出部12の出力信号とタイマ部6の出力信号との論理和によって冗長動作を行うようにしたので、実施の形態1に比べて冗長データ生成部7において出力信号を“1”とする時間を短く出来る。更に、無音の入力信号に対して冗長動作しないようにしたので、実施の形態1〜4に示したファクシミリ信号伝送装置に比べネットワークに出力する符号化データの量を減少させることが出来るという効果を奏する。
実施の形態6.
なお、ファクシミリ信号検出部4を図13に示す構成としても良い。図において、図5と同一符号は同一または相当部分を示す。
音声/非音声判定部47は端末側入力信号が電話音声信号であるかどうかを判定して、その判定結果を通信終了判定部45に出力する。通信終了判定部45は、有音/無音判定部43からの端末側出力信号の有音/無音判定結果と、有音/無音判定部2から入力した端末側入力信号の有音/無音判定結果と、音声/非音声判定部47の判定結果とを入力し、端末側出力及び入力信号の両方が同時に3秒以上無音となった時、及び、端末側入力信号が音声と判定された場合にファクシミリ通信終了と判定し、判定結果を出力信号生成部46に出力する。この他の部分の動作は図5に示したファクシミリ信号検出部4と同様に動作する。従って、図5に示したファクシミリ信号検出部4との差異は、通信終了と判定する条件に音声が入力された場合が追加された点にある。このため、例えばファクシミリ通信が終了した直後に電話による通話が行われた場合に、図5に示したファクシミリ信号検出部4よりも早く検出状態を解除出来るというメリットがある。
実施の形態7.
更に、ファクシミリ信号検出部4を図14に示す構成としても良い。この構成では、受信側すなわち端末側出力信号に対する音声/非音声判定部48を設けたため、ファクシミリ通信が終了した直後に電話による通話が行われた場合に、図13に示したファクシミリ信号検出部4よりも更に早く検出状態を解除出来るというメリットがある。
実施の形態8.
更に、ファクシミリ信号検出部4を図15に示す構成としても良い。図において、図5と同一符号は同一または相当部分を示す。
呼制御信号抽出部49は、端末側入力端子15からの入力信号に含まれる個別線信号を抽出して、通信終了判定部45に出力する。通信終了判定部45は、呼制御信号抽出部49から入力した個別線信号を監視することによって呼が終了したかどうかを判定し、呼の終了をファクシミリ通信の完了と判定し、判定結果を出力信号生成部46に出力する。この他の部分の動作は図5に示したファクシミリ信号検出部4と同様に動作する。図5に示したファクシミリ信号検出部4との差異は、通信終了と判定する条件が呼の終了であるという点にある。このため、例えばファクシミリ通信が終了した直後に電話による通話が行われた場合に、図5に示したファクシミリ信号検出部4よりも早く検出状態を解除出来るというメリットがある。
実施の形態9.
また、共通線信号方式が採用されているなど、端末側入力信号から呼制御信号を抽出出来ない場合には、図16に示すように呼接続情報の入力端子19を設け、この入力端子19入力した呼接続情報を基に通信終了判定をするように、ファクシミリ信号検出部4を構成することも可能である。
この発明は、ファクシミリ信号の中で重要度の高い信号を選択して冗長伝送することで、パケット損失による通信停止の発生を抑え、かつ伝送遅延の増大の少ないファクシミリ通信装置が提供できる。
この発明の実施の形態1によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図である。 ファクシミリ通信時の伝送信号説明図である。 冗長データ生成説明用の関連部の出力信号図である。 パケット組立部動作説明用の関連部の出力信号図である。 ファクシミリ信号検出部の構成図である。 実施の形態2によるパケット組立部動作説明用の関連部の出力信号図である。 実施の形態3によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図である。 実施の形態3による冗長データ生成説明用の関連部の出力信号図である。 実施の形態4によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図である。 実施の形態4による冗長データ生成説明用の関連部の出力信号図である。 実施の形態5によるファクシミリ信号伝送装置を示す構成図である。 実施の形態5による冗長データ生成説明用の関連部の出力信号図である。 実施の形態6によるファクシミリ信号検出部の構成図である。 実施の形態7によるファクシミリ信号検出部の構成図である。 実施の形態8によるファクシミリ信号検出部の構成図である。 実施の形態9によるファクシミリ信号検出部の構成図である。
符号の説明
1;符号化部、2;有音/無音判定部、3;有音エッジ検出部、4;ファクシミリ信号検出部、5;AND演算部、6;タイマ部、7;冗長データ生成部、8;パケット組立部、9;パケット分解部、10;音声符号組立部、11;音声復号部、12;ファクシミリ制御信号検出部、13;OR演算部、14;AND演算部、15;端末側入力端子、16;端末側出力端子、17;ネットワーク側出力端子、18;ネットワーク側入力端子、19;呼接続情報入力端子、41、42;2100Hzトーン検出部、43;有音/無音判定部、44;通信開始判定部、45;通信終了判定部、46;出力信号生成部、47;音声/非音声判定部、48;音声/非音声判定部、49;呼制御信号抽出部。

Claims (8)

  1. 端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、端末側入力側信号及び端末側出力信号が共に無音である状態が3秒以上継続した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、端末側入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点にファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段がファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントしている間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えることを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  2. 端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、端末側入力側信号及び端末側出力信号が共に無音である状態が3秒以上継続した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、端末側入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、端末側入力信号がファクシミリ制御信号であるか否かを判定するファクシミリ制御信号検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点に上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段が上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントしている間と上記ファクシミリ制御信号検出手段が端末側入力信号をファクシミリ制御信号であると判定している間、その間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えることを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  3. 端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、呼接続情報に基づいて呼の終了を検出した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、端末側入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点にファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段がファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントしている間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えることを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  4. 端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、呼接続情報に基づいて呼の終了を検出した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、端末側入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、端末側入力信号がファクシミリ制御信号であるか否かを判定するファクシミリ制御信号検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点に上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段が上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントしている間と上記ファクシミリ制御信号検出手段が端末側入力信号をファクシミリ制御信号であると判定している間、その間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えることを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  5. 端末側入力信号が有音か無音かを判定する有音検出手段をさらに備え、
    上記冗長データ生成手段は、上記タイマ手段がファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントしている間で、かつ上記有音検出手段において入力信号が有音であると判定されている間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成することを特徴とする請求項1又は3に記載のファクシミリ信号伝送装置。
  6. 端末側入力信号が有音か無音かを判定する有音検出手段をさらに備え、
    上記冗長データ生成手段は、上記タイマ手段が上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントしている間と、上記ファクシミリ制御信号検出手段において入力信号がファクシミリ制御信号であると判定されている間で、かつ上記有音検出手段において入力信号が有音であると判定されている間に冗長データを生成することを特徴とする請求項2又は4に記載のファクシミリ信号伝送装置。
  7. 端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、端末側入力側信号及び端末側出力信号が共に無音である状態が3秒以上継続した場合と、端末側入力信号又は端末側出力信号のいずれかがファクシミリ以外の信号であると判定した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、端末側入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点にファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段がファクシミリ制御信号の最大継続時間をカウントしている間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えることを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
  8. 端末側入力信号または端末側出力信号が2100Hzトーンであると判定した場合にファクシミリ信号検出状態とし、端末側入力側信号及び端末側出力信号が共に無音である状態が3秒以上継続した場合と、端末側入力信号又は端末側出力信号のいずれかがファクシミリ以外の信号であると判定した場合にファクシミリ信号非検出状態とするファクシミリ信号検出手段と、端末側入力信号の無音から有音への変化を検出する有音エッジ検出手段と、端末側入力信号がファクシミリ制御信号であるか否かを判定するファクシミリ制御信号検出手段と、上記ファクシミリ信号検出手段においてファクシミリ信号検出状態であると判定され、かつ上記有音エッジ検出手段において有音エッジが検出された時を基点に上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントするタイマ手段と、上記タイマ手段が上記ファクシミリ制御信号検出手段の検出遅延時間に相当する時間をカウントしている間と上記ファクシミリ制御信号検出手段が端末側入力信号をファクシミリ制御信号であると判定している間、その間の端末側入力信号に対応した冗長データを生成する冗長データ生成手段とを備えることを特徴とするファクシミリ信号伝送装置。
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