JP2004280150A - 払込み処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客が一度に大量の帳票を窓口に持ち込んだ場合でも、対面処理をスムーズに行うことができる払込み処理システムを提供すること。
【解決手段】郵便局、銀行等の金融機関の窓口で帳票を用いた払込みに対する処理を行う払込み処理システムにおいて、窓口端末機11において窓口での対面処理を行い、この窓口端末機からデータを帳票端末装置21に送信し、この帳票端末装置において対面処理後に帳票のイメージデータの取得及び認識処理等の後方処理を行うようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】郵便局、銀行等の金融機関の窓口で帳票を用いた払込みに対する処理を行う払込み処理システムにおいて、窓口端末機11において窓口での対面処理を行い、この窓口端末機からデータを帳票端末装置21に送信し、この帳票端末装置において対面処理後に帳票のイメージデータの取得及び認識処理等の後方処理を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便局、銀行等の金融機関の窓口での払込みを行う払込み処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
郵便局、銀行等の業務を行う装置が知られている(特許文献1〜3)。
【0003】
特許文献1は、郵便窓口において行われている郵便料金計算や切手類の販売その他の郵便事務と郵便窓口後方で行われている集計事務を機械処理する郵便窓口事務処理装置に関する。
【0004】
特許文献2は、顧客の記入した伝票を光学的に光学的読取装置で読み取り、入金機が計数した入金額との照合までを窓口装置で行い、後方機器では情報の修正と格納を行うようにした取引端末装置に関する。
【0005】
特許文献3は、磁気媒体を用いて窓口端末と後方の制御装置のデータの送受を行うようにした郵便窓口処理装置と郵便窓口事務処理システムに関する。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−346191号公報
【0007】
【特許文献2】
特公平7−85252号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平5−6375号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの特許文献においても、窓口機器において金銭の精算処理を行い、後方機器において伝票に記載された事項の光学的読取りと照合を行うということは行っていなかった。
【0010】
従って、昼休みや業務終了直前などの集中時間帯に、利用者が一度に大量の帳票を持ち込んだ場合には、局員がその利用者との対面処理に専念せざるを得ないため、他の顧客を長い間待たせなければならないという問題が発生していた。これは、対面処理において行われる帳票のイメージ取得やOCR認識や印字に時間がかかっていたためである。
【0011】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、顧客が一度に大量の帳票を窓口に持ち込んだ場合でも、対面処理をスムーズに行うことができる払込み処理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、郵便局、銀行等の金融機関の窓口で帳票を用いた払込みに対する処理を行う払込み処理システムにおいて、窓口端末機において窓口での対面処理を行い、この窓口端末機からデータを帳票端末装置に送信し、この帳票端末装置において対面処理後に帳票のイメージデータの取得及び認識処理等の後方処理を行うようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1は窓口端末機及び帳票端末装置の構成について説明する。図において、11は郵便局、銀行等の金融機関において、局員の脇に置かれる窓口端末機である。局員が帳票としての払込票と預かり金を受け取ると、預かり金と払込金額または預かり金と払込金額と払込先口座番号が窓口端末機11に入力される。
【0014】
つまり、窓口端末機11はキー入力部12、表示部13を有する。14は後述する確認票が発行される発行口である。
【0015】
この窓口端末機11のシステム構成については図2を参照して後述する。
【0016】
また、図1において、21は帳票端末装置である。この帳票端末装置21は利用者が提出した払込票をスタックして払込処理を行う。
【0017】
この帳票端末装置21は制御部22を有する。帳票端末装置21は、制御部22、表示部23、本体24、キー入力部25とで構成されている。
【0018】
制御部22は、図5の後方処理を行うプログラムが記憶されているROM及び各種データを記憶する記憶部22mを有する。
【0019】
本体24の側面には、払込票を複数スタック可能なホッパ31が設けられている。このホッパ31から1枚ずつ取り出された払込票は搬送路32を搬送される。
【0020】
この搬送路32には、払込票のイメージデータを取り込む例えばスキャナで構成されるイメージ読取部33、払込票上に印字を行う印字部34を備えている。
【0021】
これらイメージ読取部33及び印字部34は制御部22により制御される。
【0022】
また、搬送路32の末端部は正常スタッカ35、異常スタッカ36に分岐している。正常スタッカ35には認識が正常終了した払込票が蓄積され、異常スタッカ36には認識が異常終了した払込票が蓄積される。なお、窓口端末機11と制御部22とは通信ケーブル15を介して接続され、この通信ケーブル15を介して各種データが送受される。
【0023】
次に、図2を参照して窓口端末機11のシステム構成について説明する。図において、41は窓口端末機11を統括して制御するCPU(中央処理装置)である。このCPU41からのシステムバス41aには、図4のフローチャートに示す窓口処理(対面処理)を行うプログラムが記憶されるROM(リード・オンリ・メモリ)42、各種データが記憶されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)43、前述した確認票への印字を行う印字部44が接続されている。
【0024】
図3を参照して払込票について説明する。払込票51は2つの部分により構成されている。一方(左側部分)を払込取扱票52といい、他方(右側部分)の半券部分を払込票兼領収書53という。
【0025】
払込取扱票52の左肩部分には、帳票IDが数値で印刷されている。一般帳票であれば帳票ID=“02”等であり、MT帳票であれば帳票ID=“03”等である。ここで、MT帳票とは、後述する払込先の口座番号54、61、払込み金額55、62が予め印刷されている帳票を意味する。このようなMT帳票の場合にはOCR認識による誤読率はきわめて少ない。
【0026】
また、払込取扱票52には、払込先の口座番号54、払込み金額55、払込先の氏名としての加入者名56のほか、利用者の住所、氏名、電話番号が記載される依頼人欄57が設けられている。
【0027】
また、払込票兼領収書53には、払込取扱票52と同様に、通常プレ印刷されている払込先の口座番号61、払込み金額62、払込先の氏名としての加入者名63のほか、利用者の住所、氏名、電話番号が記載される依頼人欄64が設けられている。
【0028】
次に、上記のように構成された本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。利用者が図3に示した払込票51を郵便局の窓口に払込金額を添えて提出する場合を一例にとり動作を説明する。図4のフローチャートにおいては、説明の都合上郵便局員が行う動作(ステップA〜D)も窓口端末機11が行う処理ステップS11〜S13と共に示してある。
【0029】
まず、郵便局員は払込票51を受け取り(ステップA)、払込金を受け取る(ステップB)。そして、郵便局員は払込票51を見て、窓口端末機11のキー入力部12から払込先口座番号、払込金額及び預り金を入力する。このようにして入力されたデータはRAM43に保存される(ステップS11)。キー入力部12から入力された払込先口座番号、払込金額及び預り金等のデータは履歴データとしてRAM43に保存される。次に、確認票が印刷される(ステップS12)。この確認票には預り金、手数料、釣銭等が印刷されている。
【0030】
次に、郵便局員は半券部分である払込票兼領収書53を払込取扱票52から切り離して、日付印を押印する(ステップC)。そして、印字部44により確認票が印刷されて、発行口14から発行され、払込票兼領収書53、釣銭と共に利用者に返却される(ステップS13)。また、払込取扱票52は郵便局員により一時保管される(ステップD)。
【0031】
以上のようにして、郵便局の窓口処理がなされる。次の利用者がいる場合には、図4のフローチャートに示した処理が同様に繰り返され、払込取扱票52が利用者分だけ保管される。
【0032】
次に、図5のフローチャートを参照して帳票端末装置21における処理について説明する。まず、窓口端末機11から帳票端末装置21に前述したステップS11の処理でRAM43に保存されたデータをケーブル15を介して送信させる処理がなされる(ステップS21)。つまり、窓口端末機11が設置されている窓口番号、払込票51の帳票番号、払込先口座番号、払込金額等である。
【0033】
次に、郵便局員は前述したステップDにおいて郵便局員が一時保管しておいた払込取扱票52をホッパ31にセットする(ステップS22)。
【0034】
次に、キー入力部25からの起動によりホッパ31から1枚の払込取扱票52が吸入される(ステップS23)。この払込取扱票52は搬送路32を搬送された後、イメージ読取部33により払込取扱票52のイメージが読み取られて表示部23に表示される。そして、この払込取扱票52のイメージより払込先口座番号、払込金額が存在する領域が切り出されて、OCR認識される(ステップS24)。
【0035】
そして、OCR認識が正常に認識されたかが判定される(ステップS25)。このステップS25において「NO」と判定、つまり認識ができなかった場合には、払込取扱票52を異常スタッカ36に排出する処理がなされる(ステップS26)。
【0036】
一方、ステップS25の判定で「YES」、つまり認識が正常に行われたと判定された場合には、窓口端末機11との精算処理が行われる(ステップS27)。
【0037】
つまり、帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号や払込金額などが、窓口端末機11から通信ケーブル15を介して送信されたデータ中に存在する払込先口座番号と払込金額が一致しているか比較されている(比較手段)。
【0038】
そして、窓口端末機11から送信されたデータとイメージ読取部33により読み取られた払込取扱票52のイメージデータが記憶部22mに蓄積される(ステップS28)。
【0039】
次に、払込取扱票52の空白部分52aに認識した払込金額等の所定事項が印字部34において印字される(ステップS29)。
【0040】
そして、払込取扱票52が搬送路32を介して正常スタッカ35に排出される(ステップS30)。
【0041】
次に、ホッパ31に次の払込取扱票52があるかが判定される(ステップS31)。
【0042】
このステップS31の判定で「YES」と判定された場合には、ステップS23の処理に戻って次の払込取扱票52が吸入されて、イメージ取得及びOCR認識される。
【0043】
一方、ステップS31の判定で「NO」と判定された場合には一連の処理は終了する。
【0044】
以上説明したようにこの実施の形態によれば、対面処理は窓口端末機11で行い、イメージ取得やOCR認識等の時間がかかる後方処理を帳票端末装置21で行うようにしたので、利用者が窓口に大勢来た場合でも手早く払込処理を行うことができる。
【0045】
このように、対面処理と後方処理とを分けて行うようにしても、帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号と払込金額が、窓口端末機11から通信ケーブル15を介して送信されたデータ中に存在する払込先口座番号と払込金額が一致しているか比較手段により比較しているので、セキュリティ面においても保障することができる。
【0046】
さらに、窓口において、利用者は預り金、手数料、お釣りが印刷された確認票を受け取ることができるので、その確認票を実際に支払った金銭の証拠として残しておくことができる。
【0047】
さらに、窓口端末機11はキー入力部12から入力された払込先口座番号、払込金額及び預り金等のデータを履歴データとしてRAM43に保存するようにしているので、後で必要があればいつでも参照することができる。
【0048】
次に、図6及び図7を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図6において、制御部22に受付票発券機71が接続されている以外は図1と同じであるので、図1と同一部分には同一番号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0049】
受付票発券機71は窓口に来た順番に受付票を利用者に発券する装置である。この受付票発券機71には図示しないが、マイクロプロセッサ、タイマ、発券部を備えている。マイクプロセッサは図7のフローチャートに示す処理に基づいて混雑信号aを出力する。つまり、マイクロプロセッサは発券部より受付票が発券されてから次の受付票が発券されるまでの発券間隔を監視し(ステップS31)、この発券間隔が規定間隔以下である場合には、窓口が混雑していると判定して、帳票端末装置21に混雑信号aを“1”にして出力する(ステップS32、S33)。一方、ステップS32の判定で「YES」と判定された場合には、窓口が混雑していないと判定して、混雑信号aを“0”として出力する(ステップS34)。
【0050】
そして、帳票端末装置21は受付票発券機71からの混雑信号aが“1”である場合には、窓口が混雑していると判断して、第1の実施の形態で説明した処理を行う(第1の処理手段)。
【0051】
つまり、窓口が混雑している場合には、対面処理は窓口端末機11で行い、イメージ取得やOCR認識等の時間がかかる後方処理を帳票端末装置21で行うようにしたので、利用者が窓口に大勢来た場合でも手早く払込処理を行うことができる。
【0052】
一方、窓口が混雑していない場合には、混雑信号aが“0”として帳票端末装置21に出力される。この信号を受信すると、帳票端末装置21において従来どおりの窓口処理が行われる(第2の処理手段)。つまり、郵便局員は、利用者から受領した払込票51をそのまま、つまり払込票兼領収書53を切り離さないで帳票端末装置21のポッパ31にセットする。そして、イメージ読取部33において払込票51全体のイメージを取得させ、その後OCR認識させている。
【0053】
帳票端末装置21は第1の処理手段が遂行される場合には、払込票兼領収書53が切り離された、つまり半券無しの払込票51のイメージデータの取得及びOCR認識をすることができ、第2の処理手段が遂行される場合には、払込票兼領収書53が切り離されていない、つまり半券有りの払込票51のイメージデータの取得及びOCR認識をすることができるように構成されている。
【0054】
このように本発明の第2の実施の形態によれば、窓口の混雑状態に応じて本発明に係わる手法により対面処理と後方処理を分離させたり、従来の手法とを選択することができるので、現場の状況、つまり窓口の込み具合に適合したシステムを提供することができる。
【0055】
なお、この第2の実施の形態では、受付票発券機71からの混雑信号aにより処理を切り替えるようにしたが、帳票端末装置21に特定スイッチを設けておいて、現場の状況に応じて切り替えるようにしても良い。
【0056】
次に、本発明の第3の実施の形態について図8乃至図12を参照して説明する。この第3の実施の形態では、一台の帳票端末装置に複数台の窓口端末機が接続されている。
【0057】
図8において、111〜11nは図1に示した窓口端末機11と同じ構成を有する窓口端末機である。これら窓口端末機111〜11nはそれぞれ帳票端末装置21に接続される。この帳票端末装置21はn個のケーブル端子811〜81nを備えた以外は図1で説明した構成と同じ構成を有する。
【0058】
この実施の形態では簡単のため、窓口端末機111が窓口Aに、窓口端末機112が窓口Bに設置されている場合を一例にとって説明する。
【0059】
窓口Aにおける処理は図9のフローチャートにより、窓口Bにおける処理は図10のフローチャートにより行われる。図9及び図10において、図4のフローチャートと同一部分には同一ステップ番号を付し、その詳細な説明については省略する。この図9及び図10は、図4のフローチャートの最後にデータ送信(ステップS14)を設けている。
【0060】
つまり、窓口Aの窓口端末機11で受け付けられた払込票51に関するデータ、つまり払込先口座番号、払込金額及び預り金、帳票番号に関するデータは窓口番号と共に帳票端末装置21に送信される(ステップS14)。ここで、窓口番号は、窓口を特定できる番号であり、この実施の形態では、窓口Aの窓口番号は“01”、窓口Bの窓口番号は“02”である。
【0061】
次に、図11のフローチャートを参照して帳票端末装置21の動作について説明する。基本的には図5のフローチャートの処理とほぼ同じであるので、動作が同じ部分には同じステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0062】
具体的には、図11のフローチャートの最初のステップS41以外は図5のフローチャートと同じである。
【0063】
ステップS41において、窓口A及びBから送信されたデータが結合されて、図12に示すデータセットが帳票端末装置21の制御部22内の記憶部22mに記憶される。
【0064】
つまり、記憶部22mには、窓口番号順に帳票番号、払込先口座番号、払込金額が記憶されている。
【0065】
図12のデータセットの帳票処理部の処理結果には、図11のフローチャートのステップS27において帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号と払込金額が図12のデータセット中に存在していれば「済」が付される。
【0066】
このように、1台の帳票端末装置21に2台の窓口端末機111、112が接続されている場合でも、対面処理は窓口端末機11で行い、イメージ取得やOCR認識等の時間がかかる後方処理を帳票端末装置21で行うようにしたので、利用者が窓口に大勢来た場合でも手早く払込処理を行うことができる。
【0067】
このように、対面処理と後方処理とを分けて行うようにしても、帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号と払込金額が、窓口端末機11から通信ケーブル15を介して送信されたデータ中に存在する払込先口座番号と払込金額が一致しているか比較手段により比較しているので、セキュリティ面においても保障することができる。
【0068】
さらに、窓口において、利用者は預り金、手数料、お釣りが印刷された確認票を受け取ることができるので、その確認票を実際に支払った金銭の証拠として残しておくことができる。
【0069】
さらに、窓口端末機11はキー入力部12から入力された払込先口座番号、払込金額及び預り金等のデータを履歴データとしてRAM43に保存するようにしているので、後で必要があればいつでも参照することができる。
【0070】
なお、この第3の実施の形態では、1台の帳票端末装置21の2台の窓口端末機111、112が接続されている場合の動作を説明したが、1台の帳票端末装置21にn台の窓口端末機111〜11nが接続されている場合にも同様に動作する。
【0071】
なお、上記したいずれの実施の形態においても、払込票51のイメージデータを取り込むイメージ読取部33で取得してOCR認識するようにしていたが、払込票51にバーコードが印刷されている場合にはバーコード認識する手段を設けておいても良い。
【0072】
さらに、上記したいずれの実施の形態においても、窓口端末機1と帳票端末装置21との間で有線でデータが送受されたが、無線でデータを送受するようにしても良い。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、顧客が一度に大量の帳票を持ち込んだ場合でも、対面処理をスムーズに行うことができる払込み処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる窓口端末機及び帳票端末装置の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係わる窓口端末機のシステム構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態に係わる払込取扱票の平面図。
【図4】同実施の形態に係わる窓口処理を示すフローチャート。
【図5】同実施の形態に係わる後方処理を示すフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる窓口端末機及び帳票端末装置の構成を示す図。
【図7】同第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係わる窓口端末機及び帳票端末装置の構成を示す図。
【図9】同実施の形態に係わる窓口Aの処理を説明するためのフローチャート。
【図10】同実施の形態に係わる窓口Bの処理を説明するためのフローチャート。
【図11】同実施の形態に係わる帳票端末装置の処理を説明するためのフローチャート。
【図12】同実施の形態に係わるデータを示す図。
【符号の説明】
11…窓口端末機、21…帳票端末装置、22…制御部、22m…記憶部、
24…本体、31…ホッパ、32…搬送路、33…イメージ読取部、34…印字部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便局、銀行等の金融機関の窓口での払込みを行う払込み処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
郵便局、銀行等の業務を行う装置が知られている(特許文献1〜3)。
【0003】
特許文献1は、郵便窓口において行われている郵便料金計算や切手類の販売その他の郵便事務と郵便窓口後方で行われている集計事務を機械処理する郵便窓口事務処理装置に関する。
【0004】
特許文献2は、顧客の記入した伝票を光学的に光学的読取装置で読み取り、入金機が計数した入金額との照合までを窓口装置で行い、後方機器では情報の修正と格納を行うようにした取引端末装置に関する。
【0005】
特許文献3は、磁気媒体を用いて窓口端末と後方の制御装置のデータの送受を行うようにした郵便窓口処理装置と郵便窓口事務処理システムに関する。
【0006】
【特許文献1】
特開平4−346191号公報
【0007】
【特許文献2】
特公平7−85252号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平5−6375号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの特許文献においても、窓口機器において金銭の精算処理を行い、後方機器において伝票に記載された事項の光学的読取りと照合を行うということは行っていなかった。
【0010】
従って、昼休みや業務終了直前などの集中時間帯に、利用者が一度に大量の帳票を持ち込んだ場合には、局員がその利用者との対面処理に専念せざるを得ないため、他の顧客を長い間待たせなければならないという問題が発生していた。これは、対面処理において行われる帳票のイメージ取得やOCR認識や印字に時間がかかっていたためである。
【0011】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、顧客が一度に大量の帳票を窓口に持ち込んだ場合でも、対面処理をスムーズに行うことができる払込み処理システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、郵便局、銀行等の金融機関の窓口で帳票を用いた払込みに対する処理を行う払込み処理システムにおいて、窓口端末機において窓口での対面処理を行い、この窓口端末機からデータを帳票端末装置に送信し、この帳票端末装置において対面処理後に帳票のイメージデータの取得及び認識処理等の後方処理を行うようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1は窓口端末機及び帳票端末装置の構成について説明する。図において、11は郵便局、銀行等の金融機関において、局員の脇に置かれる窓口端末機である。局員が帳票としての払込票と預かり金を受け取ると、預かり金と払込金額または預かり金と払込金額と払込先口座番号が窓口端末機11に入力される。
【0014】
つまり、窓口端末機11はキー入力部12、表示部13を有する。14は後述する確認票が発行される発行口である。
【0015】
この窓口端末機11のシステム構成については図2を参照して後述する。
【0016】
また、図1において、21は帳票端末装置である。この帳票端末装置21は利用者が提出した払込票をスタックして払込処理を行う。
【0017】
この帳票端末装置21は制御部22を有する。帳票端末装置21は、制御部22、表示部23、本体24、キー入力部25とで構成されている。
【0018】
制御部22は、図5の後方処理を行うプログラムが記憶されているROM及び各種データを記憶する記憶部22mを有する。
【0019】
本体24の側面には、払込票を複数スタック可能なホッパ31が設けられている。このホッパ31から1枚ずつ取り出された払込票は搬送路32を搬送される。
【0020】
この搬送路32には、払込票のイメージデータを取り込む例えばスキャナで構成されるイメージ読取部33、払込票上に印字を行う印字部34を備えている。
【0021】
これらイメージ読取部33及び印字部34は制御部22により制御される。
【0022】
また、搬送路32の末端部は正常スタッカ35、異常スタッカ36に分岐している。正常スタッカ35には認識が正常終了した払込票が蓄積され、異常スタッカ36には認識が異常終了した払込票が蓄積される。なお、窓口端末機11と制御部22とは通信ケーブル15を介して接続され、この通信ケーブル15を介して各種データが送受される。
【0023】
次に、図2を参照して窓口端末機11のシステム構成について説明する。図において、41は窓口端末機11を統括して制御するCPU(中央処理装置)である。このCPU41からのシステムバス41aには、図4のフローチャートに示す窓口処理(対面処理)を行うプログラムが記憶されるROM(リード・オンリ・メモリ)42、各種データが記憶されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)43、前述した確認票への印字を行う印字部44が接続されている。
【0024】
図3を参照して払込票について説明する。払込票51は2つの部分により構成されている。一方(左側部分)を払込取扱票52といい、他方(右側部分)の半券部分を払込票兼領収書53という。
【0025】
払込取扱票52の左肩部分には、帳票IDが数値で印刷されている。一般帳票であれば帳票ID=“02”等であり、MT帳票であれば帳票ID=“03”等である。ここで、MT帳票とは、後述する払込先の口座番号54、61、払込み金額55、62が予め印刷されている帳票を意味する。このようなMT帳票の場合にはOCR認識による誤読率はきわめて少ない。
【0026】
また、払込取扱票52には、払込先の口座番号54、払込み金額55、払込先の氏名としての加入者名56のほか、利用者の住所、氏名、電話番号が記載される依頼人欄57が設けられている。
【0027】
また、払込票兼領収書53には、払込取扱票52と同様に、通常プレ印刷されている払込先の口座番号61、払込み金額62、払込先の氏名としての加入者名63のほか、利用者の住所、氏名、電話番号が記載される依頼人欄64が設けられている。
【0028】
次に、上記のように構成された本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。利用者が図3に示した払込票51を郵便局の窓口に払込金額を添えて提出する場合を一例にとり動作を説明する。図4のフローチャートにおいては、説明の都合上郵便局員が行う動作(ステップA〜D)も窓口端末機11が行う処理ステップS11〜S13と共に示してある。
【0029】
まず、郵便局員は払込票51を受け取り(ステップA)、払込金を受け取る(ステップB)。そして、郵便局員は払込票51を見て、窓口端末機11のキー入力部12から払込先口座番号、払込金額及び預り金を入力する。このようにして入力されたデータはRAM43に保存される(ステップS11)。キー入力部12から入力された払込先口座番号、払込金額及び預り金等のデータは履歴データとしてRAM43に保存される。次に、確認票が印刷される(ステップS12)。この確認票には預り金、手数料、釣銭等が印刷されている。
【0030】
次に、郵便局員は半券部分である払込票兼領収書53を払込取扱票52から切り離して、日付印を押印する(ステップC)。そして、印字部44により確認票が印刷されて、発行口14から発行され、払込票兼領収書53、釣銭と共に利用者に返却される(ステップS13)。また、払込取扱票52は郵便局員により一時保管される(ステップD)。
【0031】
以上のようにして、郵便局の窓口処理がなされる。次の利用者がいる場合には、図4のフローチャートに示した処理が同様に繰り返され、払込取扱票52が利用者分だけ保管される。
【0032】
次に、図5のフローチャートを参照して帳票端末装置21における処理について説明する。まず、窓口端末機11から帳票端末装置21に前述したステップS11の処理でRAM43に保存されたデータをケーブル15を介して送信させる処理がなされる(ステップS21)。つまり、窓口端末機11が設置されている窓口番号、払込票51の帳票番号、払込先口座番号、払込金額等である。
【0033】
次に、郵便局員は前述したステップDにおいて郵便局員が一時保管しておいた払込取扱票52をホッパ31にセットする(ステップS22)。
【0034】
次に、キー入力部25からの起動によりホッパ31から1枚の払込取扱票52が吸入される(ステップS23)。この払込取扱票52は搬送路32を搬送された後、イメージ読取部33により払込取扱票52のイメージが読み取られて表示部23に表示される。そして、この払込取扱票52のイメージより払込先口座番号、払込金額が存在する領域が切り出されて、OCR認識される(ステップS24)。
【0035】
そして、OCR認識が正常に認識されたかが判定される(ステップS25)。このステップS25において「NO」と判定、つまり認識ができなかった場合には、払込取扱票52を異常スタッカ36に排出する処理がなされる(ステップS26)。
【0036】
一方、ステップS25の判定で「YES」、つまり認識が正常に行われたと判定された場合には、窓口端末機11との精算処理が行われる(ステップS27)。
【0037】
つまり、帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号や払込金額などが、窓口端末機11から通信ケーブル15を介して送信されたデータ中に存在する払込先口座番号と払込金額が一致しているか比較されている(比較手段)。
【0038】
そして、窓口端末機11から送信されたデータとイメージ読取部33により読み取られた払込取扱票52のイメージデータが記憶部22mに蓄積される(ステップS28)。
【0039】
次に、払込取扱票52の空白部分52aに認識した払込金額等の所定事項が印字部34において印字される(ステップS29)。
【0040】
そして、払込取扱票52が搬送路32を介して正常スタッカ35に排出される(ステップS30)。
【0041】
次に、ホッパ31に次の払込取扱票52があるかが判定される(ステップS31)。
【0042】
このステップS31の判定で「YES」と判定された場合には、ステップS23の処理に戻って次の払込取扱票52が吸入されて、イメージ取得及びOCR認識される。
【0043】
一方、ステップS31の判定で「NO」と判定された場合には一連の処理は終了する。
【0044】
以上説明したようにこの実施の形態によれば、対面処理は窓口端末機11で行い、イメージ取得やOCR認識等の時間がかかる後方処理を帳票端末装置21で行うようにしたので、利用者が窓口に大勢来た場合でも手早く払込処理を行うことができる。
【0045】
このように、対面処理と後方処理とを分けて行うようにしても、帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号と払込金額が、窓口端末機11から通信ケーブル15を介して送信されたデータ中に存在する払込先口座番号と払込金額が一致しているか比較手段により比較しているので、セキュリティ面においても保障することができる。
【0046】
さらに、窓口において、利用者は預り金、手数料、お釣りが印刷された確認票を受け取ることができるので、その確認票を実際に支払った金銭の証拠として残しておくことができる。
【0047】
さらに、窓口端末機11はキー入力部12から入力された払込先口座番号、払込金額及び預り金等のデータを履歴データとしてRAM43に保存するようにしているので、後で必要があればいつでも参照することができる。
【0048】
次に、図6及び図7を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図6において、制御部22に受付票発券機71が接続されている以外は図1と同じであるので、図1と同一部分には同一番号を付し、その詳細な説明については省略する。
【0049】
受付票発券機71は窓口に来た順番に受付票を利用者に発券する装置である。この受付票発券機71には図示しないが、マイクロプロセッサ、タイマ、発券部を備えている。マイクプロセッサは図7のフローチャートに示す処理に基づいて混雑信号aを出力する。つまり、マイクロプロセッサは発券部より受付票が発券されてから次の受付票が発券されるまでの発券間隔を監視し(ステップS31)、この発券間隔が規定間隔以下である場合には、窓口が混雑していると判定して、帳票端末装置21に混雑信号aを“1”にして出力する(ステップS32、S33)。一方、ステップS32の判定で「YES」と判定された場合には、窓口が混雑していないと判定して、混雑信号aを“0”として出力する(ステップS34)。
【0050】
そして、帳票端末装置21は受付票発券機71からの混雑信号aが“1”である場合には、窓口が混雑していると判断して、第1の実施の形態で説明した処理を行う(第1の処理手段)。
【0051】
つまり、窓口が混雑している場合には、対面処理は窓口端末機11で行い、イメージ取得やOCR認識等の時間がかかる後方処理を帳票端末装置21で行うようにしたので、利用者が窓口に大勢来た場合でも手早く払込処理を行うことができる。
【0052】
一方、窓口が混雑していない場合には、混雑信号aが“0”として帳票端末装置21に出力される。この信号を受信すると、帳票端末装置21において従来どおりの窓口処理が行われる(第2の処理手段)。つまり、郵便局員は、利用者から受領した払込票51をそのまま、つまり払込票兼領収書53を切り離さないで帳票端末装置21のポッパ31にセットする。そして、イメージ読取部33において払込票51全体のイメージを取得させ、その後OCR認識させている。
【0053】
帳票端末装置21は第1の処理手段が遂行される場合には、払込票兼領収書53が切り離された、つまり半券無しの払込票51のイメージデータの取得及びOCR認識をすることができ、第2の処理手段が遂行される場合には、払込票兼領収書53が切り離されていない、つまり半券有りの払込票51のイメージデータの取得及びOCR認識をすることができるように構成されている。
【0054】
このように本発明の第2の実施の形態によれば、窓口の混雑状態に応じて本発明に係わる手法により対面処理と後方処理を分離させたり、従来の手法とを選択することができるので、現場の状況、つまり窓口の込み具合に適合したシステムを提供することができる。
【0055】
なお、この第2の実施の形態では、受付票発券機71からの混雑信号aにより処理を切り替えるようにしたが、帳票端末装置21に特定スイッチを設けておいて、現場の状況に応じて切り替えるようにしても良い。
【0056】
次に、本発明の第3の実施の形態について図8乃至図12を参照して説明する。この第3の実施の形態では、一台の帳票端末装置に複数台の窓口端末機が接続されている。
【0057】
図8において、111〜11nは図1に示した窓口端末機11と同じ構成を有する窓口端末機である。これら窓口端末機111〜11nはそれぞれ帳票端末装置21に接続される。この帳票端末装置21はn個のケーブル端子811〜81nを備えた以外は図1で説明した構成と同じ構成を有する。
【0058】
この実施の形態では簡単のため、窓口端末機111が窓口Aに、窓口端末機112が窓口Bに設置されている場合を一例にとって説明する。
【0059】
窓口Aにおける処理は図9のフローチャートにより、窓口Bにおける処理は図10のフローチャートにより行われる。図9及び図10において、図4のフローチャートと同一部分には同一ステップ番号を付し、その詳細な説明については省略する。この図9及び図10は、図4のフローチャートの最後にデータ送信(ステップS14)を設けている。
【0060】
つまり、窓口Aの窓口端末機11で受け付けられた払込票51に関するデータ、つまり払込先口座番号、払込金額及び預り金、帳票番号に関するデータは窓口番号と共に帳票端末装置21に送信される(ステップS14)。ここで、窓口番号は、窓口を特定できる番号であり、この実施の形態では、窓口Aの窓口番号は“01”、窓口Bの窓口番号は“02”である。
【0061】
次に、図11のフローチャートを参照して帳票端末装置21の動作について説明する。基本的には図5のフローチャートの処理とほぼ同じであるので、動作が同じ部分には同じステップ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0062】
具体的には、図11のフローチャートの最初のステップS41以外は図5のフローチャートと同じである。
【0063】
ステップS41において、窓口A及びBから送信されたデータが結合されて、図12に示すデータセットが帳票端末装置21の制御部22内の記憶部22mに記憶される。
【0064】
つまり、記憶部22mには、窓口番号順に帳票番号、払込先口座番号、払込金額が記憶されている。
【0065】
図12のデータセットの帳票処理部の処理結果には、図11のフローチャートのステップS27において帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号と払込金額が図12のデータセット中に存在していれば「済」が付される。
【0066】
このように、1台の帳票端末装置21に2台の窓口端末機111、112が接続されている場合でも、対面処理は窓口端末機11で行い、イメージ取得やOCR認識等の時間がかかる後方処理を帳票端末装置21で行うようにしたので、利用者が窓口に大勢来た場合でも手早く払込処理を行うことができる。
【0067】
このように、対面処理と後方処理とを分けて行うようにしても、帳票端末装置21内でOCR認識された払込取扱票52の払込先口座番号と払込金額が、窓口端末機11から通信ケーブル15を介して送信されたデータ中に存在する払込先口座番号と払込金額が一致しているか比較手段により比較しているので、セキュリティ面においても保障することができる。
【0068】
さらに、窓口において、利用者は預り金、手数料、お釣りが印刷された確認票を受け取ることができるので、その確認票を実際に支払った金銭の証拠として残しておくことができる。
【0069】
さらに、窓口端末機11はキー入力部12から入力された払込先口座番号、払込金額及び預り金等のデータを履歴データとしてRAM43に保存するようにしているので、後で必要があればいつでも参照することができる。
【0070】
なお、この第3の実施の形態では、1台の帳票端末装置21の2台の窓口端末機111、112が接続されている場合の動作を説明したが、1台の帳票端末装置21にn台の窓口端末機111〜11nが接続されている場合にも同様に動作する。
【0071】
なお、上記したいずれの実施の形態においても、払込票51のイメージデータを取り込むイメージ読取部33で取得してOCR認識するようにしていたが、払込票51にバーコードが印刷されている場合にはバーコード認識する手段を設けておいても良い。
【0072】
さらに、上記したいずれの実施の形態においても、窓口端末機1と帳票端末装置21との間で有線でデータが送受されたが、無線でデータを送受するようにしても良い。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、顧客が一度に大量の帳票を持ち込んだ場合でも、対面処理をスムーズに行うことができる払込み処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる窓口端末機及び帳票端末装置の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係わる窓口端末機のシステム構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態に係わる払込取扱票の平面図。
【図4】同実施の形態に係わる窓口処理を示すフローチャート。
【図5】同実施の形態に係わる後方処理を示すフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる窓口端末機及び帳票端末装置の構成を示す図。
【図7】同第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係わる窓口端末機及び帳票端末装置の構成を示す図。
【図9】同実施の形態に係わる窓口Aの処理を説明するためのフローチャート。
【図10】同実施の形態に係わる窓口Bの処理を説明するためのフローチャート。
【図11】同実施の形態に係わる帳票端末装置の処理を説明するためのフローチャート。
【図12】同実施の形態に係わるデータを示す図。
【符号の説明】
11…窓口端末機、21…帳票端末装置、22…制御部、22m…記憶部、
24…本体、31…ホッパ、32…搬送路、33…イメージ読取部、34…印字部。
Claims (11)
- 郵便局、銀行等の金融機関の窓口で帳票を用いた払込みに対する処理を行う払込み処理システムにおいて、
窓口での対面処理を行う窓口端末機と、
この窓口端末機から送信されるデータを受信し、前記対面処理後に前記帳票のイメージデータの取得及び認識処理等の後方処理を行う帳票端末装置とを具備したことを特徴とする払込み処理システム。 - 前記窓口端末機は、対面処理時に入力されたデータに基づいて利用者に受領証を発行する発行部を有することを特徴とする請求項1記載の払込み処理システム。
- 前記窓口端末機は、入力されたデータを履歴データとして記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の払込み処理システム。
- 前記窓口端末機は、前記記憶手段に記憶されている履歴データを前記帳票端末装置に送信する送信部を備えていることを特徴とする請求項3記載の払込み処理システム。
- 前記帳票端末装置は、前記窓口端末機から送信されたデータと、帳票の認識データとを比較する比較手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の払込み処理システム。
- 前記帳票端末装置は、前記帳票に記載されたデータを認識する認識手段と、この認識手段により認識された認識結果を前記帳票に印刷する印字部を備えていることを特徴とする請求項1記載の払込み処理システム。
- 前記帳票端末装置は、正常スタツカと異常スタッカを有し、前記比較手段により不一致と判定された帳票は前記異常スタッカに排出し、前記比較手段により一致と判定された帳票は前記正常スタッカに排出するようにしたことを特徴とする請求項5記載の払込み処理システム。
- 郵便局、銀行等の金融機関の窓口で帳票を用いた払込みに対する処理を行う払込み処理システムにおいて、
窓口での対面処理を窓口端末機を用いて行い、この対面処理後に前記帳票のイメージデータの取得及び認識等の後方処理を帳票端末装置において行う第1の処理手段と、
帳票端末装置において、窓口での対面処理で前記帳票のイメージデータの取得及び認識等の処理を行う第2の処理手段と、
第1の処理手段と第2の処理手段を切り替える切替え手段とを備えていることを特徴とする払込み処理システム。 - 前記帳票端末装置は、半券有りの帳票と半券無しの帳票のいずれのイメージデータの取得及び認識を行うことができることを特徴とする請求項1記載の払込み処理システム。
- 前記窓口端末機が複数存在し、各窓口端末機は、前記帳票端末装置に接続されていることを特徴とする請求項1記載の払込み処理システム。
- 前記帳票端末装置は、全窓口端末機から入力されたデータと、前記帳票端末装置において認識された全データとを比較する比較手段とを備えていることを特徴とする請求項10記載の払込み処理システム。
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2003
- 2003-03-12 JP JP2003066707A patent/JP2004280150A/ja active Pending
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