JP2004279008A - 貯留型熱源装置 - Google Patents

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Hideya Nagao
英也 長尾
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Abstract

【課題】貯留部への注水がスムーズに行え、貯留部における湯水や熱媒体の貯留状態を正確に検知可能な貯留型熱源装置の提供を目的とする。
【解決手段】燃焼装置1は、燃焼部3において発生した高温の燃焼ガスとの熱交換により加熱される湯水や熱媒体を貯留する貯留部7を備えている。貯留部7は、注水配管26および空気置換配管27を介して膨張タンク25と接続されている。膨張タンク25は、貯留部7よりも上方に位置している。膨張タンク25の下端側の位置には、膨張タンク25内の水位を検知することにより貯留部7が満水状態か否かを検知するための水位センサ31が設置されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯留型熱源装置に関するものであり、特に貯留部に接続された膨張部に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、灯油やガス等を燃焼するなどして熱媒体や湯水を加熱し、この熱媒体や湯水を所定の場所に敷設された熱負荷に供給可能な貯留型熱源装置が、寒冷地における融雪用の熱源等に採用されている。
【0003】
従来の貯留型熱源装置貯留には、図7に示す貯留型熱源装置100のように、貯留タンク101の注水口102には、外部のタンク103から熱媒体や湯水を補給するための補給配管105が接続されている。さらに、貯留タンク101には、注水口102の下方に水位センサ106が設けられている。貯留タンク101とタンク103とを接続する補給配管105の中途には、貯留タンク101内の空気を外部に排出するための圧力逃し弁107が設けられている。
【0004】
図7に示す貯留型熱源装置100では、貯留タンク101における湯水や熱媒体が貯留されていない状態や、貯留量が少ない状態で燃焼動作(いわゆる空焚き)が行われるのを防止すべく、水位センサ106によって貯留タンク101内の熱媒体の貯留量を検知している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、貯留型熱源装置100では、空焚きを防止すべく水位センサ106を設けている。しかし、水位センサ106は、貯留タンク101の頂部よりも下方側に設置されているため、水位センサ106の設置位置より上方に湯水や熱媒体が貯留されているか否かを検知することができない。即ち、従来技術の貯留型熱源装置100では、貯留タンク101における湯水や熱媒体の貯留状態を正確に検知できない。そのため、貯留型熱源装置100では、水位センサ106より上方に湯水や熱媒体が貯留されていない状態で燃焼動作がなされるおそれがある。
【0006】
上記したように、貯留タンク101の頂部側に湯水や熱媒体が貯留されていない空隙部分がある状態で燃焼動作を行うと、空隙部分が過剰に高温になり、貯留タンク101の耐久性に悪影響を及ぼす。また、かかる状態で燃焼動作を行うと、貯留タンク101の空隙部分では熱交換が行われないため、貯留型熱源装置100の熱効率が低下してしまう。
【0007】
また、従来技術の貯留型熱源装置100では、補給配管105の中途に圧力逃し弁107が設けられているが、貯留タンク101内に湯水や熱媒体を供給する際に補給配管105内に空気が混入するとこの空気が障害となり、貯留タンク101への注水がスムーズに行えないという問題を有している。また、貯留型熱源装置100では、補給配管105の中途に湯水や熱媒体が滞留した状態となると、滞留した湯水や熱媒体によって補給配管105が閉塞されたような状態になり、貯留タンク101の頂部側に残留した空気の流れが遮断されてしまうことがある。この場合、貯留タンク101内の空気は外部に抜けず、貯留タンク101の頂部側に残留してしまう。
【0008】
そこで、本発明は、貯留部への注水がスムーズに行え、貯留部における湯水や熱媒体の貯留状態を正確に検知可能な貯留型熱源装置の提供を目的とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決すべく提供される請求項1に記載の発明は、湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部に連続し、湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、貯留部よりも上方に位置し、膨張部における湯水又は熱媒体の貯留状態を検知する貯留状態検知手段が設けられていることを特徴とする貯留型熱源装置である。
【0010】
本発明の貯留型熱源装置では、膨張部が貯留部よりも上方に位置しているため、湯水や熱媒体は、貯留部が満水状態になった後に膨張部に貯留される。本発明の貯留型熱源装置では、湯水や熱媒体の貯留状態を検知する貯留状態検知手段が膨張部に設けられている。そのため、貯留状態検知手段によって湯水や熱媒体の存在を検知することにより、貯留部が湯水や熱媒体で満水状態になっているか否かを正確に検知できる。
【0011】
上記した構成によれば、貯留部が湯水や熱媒体で満水状態になっているか否かを検知した上で動作を制御できる。従って、本発明によれば、前記空隙部分が存在する状態で燃焼動作を行うことによる貯留部の劣化を防止すると共に、貯留部における熱交換効率を向上させることができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aの膨張部側の端部は、配管Bの膨張部側の端部より上方に位置していることを特徴とする貯留型熱源装置である。
【0013】
本発明の貯留型熱源装置は、貯留部と膨張部とが配管A,Bの2系統の配管で接続されている。配管Aの膨張部側の端部は、配管Bの膨張部側の端部よりも上方に位置している。そのため、膨張部内の湯水や熱媒体は、下方にある配管B側に優先的に流入する。従って、本発明の貯留型熱源装置では、膨張部内の湯水や熱媒体は、主として配管Bを介して貯留部に供給される。
【0014】
一方、貯留部と膨張部とを連通する配管Aには膨張部内の湯水や熱媒体が殆ど流入しない。そのため、本発明の貯留型熱源装置において、貯留部と配管Aとの接続部に膨張部側から作用する圧力は、貯留部と配管Bとの接続部において作用する圧力よりも低い。よって、上記した構成によれば、配管Aを介して貯留部内に残存している空気を膨張部側にスムーズに排出することができきる。
【0015】
上記したように、本発明の貯留型熱源装置では、配管Aには主として貯留部内の空気が流れるため、配管Bには主として膨張部内の湯水や熱媒体が流れ、空気は殆ど混入しない。そのため、上記した構成によれば貯留部側から膨張部側に流れる空気の流れと、膨張部側から貯留部側に流れる熱媒体等の流れとを分離し、膨張部内の熱媒体等をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aと貯留部との接続部は、配管Bと貯留部との接続部より上方に位置していることを特徴とする貯留型熱源装置である。
【0017】
本発明の貯留型熱源装置では、貯留部と膨張部とを配管A,Bによって接続されており、配管Aと貯留部側との接続部が、配管Bと貯留部側との接続部より上方に位置している。そのため、膨張部に貯留されている熱媒体によって配管Bと貯留部との接続部に作用する圧力は、配管Aと貯留部との接続部に作用する圧力よりも高い。
【0018】
上記したように、本発明の貯留型熱源装置は、貯留部と膨張部とを配管A,Bからなる2系統の配管で接続したものであるが、両配管A,Bと貯留部との接続部に作用する圧力が異なる。そのため、膨張部内の湯水や熱媒体は、主として貯留部側との接続部に作用する圧力の高い配管Bを介して貯留部内に供給され、貯留部内の空気は、主として接続部に作用する圧力の低い配管Aを介して膨張部側に放出される。そのため、上記した構成によれば、膨張部から貯留部に向けて湯水や熱媒体が流れる配管Bへの空気の混入を防止し、湯水等をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0019】
請求項4に記載の発明は、湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aの膨張部側の端部は、配管Bの膨張部側の端部より上方に位置しており、配管Aと貯留部との接続部は、配管Bと貯留部との接続部より上方に位置していることを特徴とする貯留型熱源装置である。
【0020】
本発明の貯留型熱源装置では、貯留部と膨張部とを連通する配管Aの膨張部側の端部が、配管Bの膨張部側の端部よりも上方に位置している。そのため、膨張部内の湯水や熱媒体の大部分は、配管Aよりも下方に位置している配管B側に流入する。従って、上記した構成によれば、貯留部と膨張部とを接続する配管A,Bの一方である配管B側に膨張部内の湯水や熱媒体を優先的に流入させることができる。
【0021】
これに加えて、本発明の貯留型熱源装置では、配管Aと貯留部側との接続部が、配管Bと貯留部側との接続部より上方に位置しているため、配管Bと貯留部との接続部に作用する圧力は、配管Aと貯留部との接続部に作用する圧力よりも高い。そのため、本発明の貯留型熱源装置では、膨張部内の湯水や熱媒体は、主として貯留部側との接続部に作用する圧力の高い配管Bを介して貯留部内に供給され、貯留部内の空気は、主として配管Aを介して膨張部側に放出される。従って、上記した構成によれば、膨張部内の湯水等をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aは、配管Bよりも流路抵抗が大きいことを特徴とする貯留型熱源装置である。
【0023】
本発明の貯留型熱源装置は、貯留部と膨張部とを配管Aと、配管Aよりも流路抵抗の小さな配管Bによって接続したものである。そのため、膨張部側から貯留部内に熱媒体等を供給する場合、膨張部内の熱媒体は、主として配管Bを通って貯留部内に流れ込む。
【0024】
上記したように、膨張部内の熱媒体等の大部分が配管Bを介して貯留部内に流れ込むため、熱媒体等の流れにより貯留部と配管Bとの接続部には、貯留部と配管Aとの接続部に膨張部側から作用する圧力よりも大きな圧力が作用している。そのため、貯留部内の空気は、主として配管Aを介して膨張部側にリークされる。
【0025】
本発明の貯留型熱源装置において、空気は、主として配管Aを通過し、主として湯水や熱媒体が通過する配管Bには殆ど混入しない。そのため、本発明によれば、熱媒体等の流通する配管内への空気の混入による熱媒体等の流れの停滞が起こらず、膨張部内の湯水等をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0026】
また、本発明の貯留型熱源装置では、膨張部側から貯留部側に熱媒体等がスムーズに流れるため、熱媒体等の停滞に伴う空気の流れの遮断が起こらない。そのため、本発明によれば、膨張部側から供給される湯水や熱媒体と、貯留部の上部に残った空気との置換をスムーズに行える。
【0027】
上記請求項2乃至5のいずれかに記載の貯留型熱源装置において、膨張部は、外部から湯水又は熱媒体を導入可能な開口部を有し、配管Aの膨張部側の開口は、前記開口部側からの平面視で開口部を外れた位置に存在していることが望ましい。(請求項6)
【0028】
かかる構成によれば、開口部を介して外部から導入される湯水や熱媒体が直接配管Aに流入することを防止できる。
【0029】
上記請求項2乃至6のいずれかに記載の貯留型熱源装置において、膨張部は、貯留部よりも上方に位置し、膨張部における湯水又は熱媒体の貯留状態を検知する貯留状態検知手段が設けられていることを特徴とするものであってもよい。(請求項7)
【0030】
本発明の貯留型熱源装置では、膨張部が貯留部よりも上方に配置されている。そのため、膨張部側から湯水や熱媒体を貯留部内に供給する場合、熱媒体等は、貯留部が満水状態になってから膨張部に貯留される。そのため、本発明の貯留型熱源装置では、貯留状態検知手段が湯水や熱媒体の存在を検知した場合、貯留部内は湯水や熱媒体で満水状態になっている。従って、本発明の貯留型熱源装置は、貯留状態検知手段が熱媒体等を検知することを条件として燃焼動作を行うことにより、貯留部の劣化を防止すると共に、貯留部における熱交換効率を向上させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
続いて本発明の一実施形態である燃焼装置について説明する。図1は、本実施形態の燃焼装置の内部構造を示す正面図である。図2は、図1に示す燃焼装置の作動原理図である。図3は、本実施形態の燃焼装置が備える膨張タンクの一部を破断した正面図であり、図4は図3に示す膨張タンクのA方向矢視平面図である。
【0032】
図1および図2において、1は本実施形態の燃焼装置(貯留型熱源装置)である。燃焼装置1は、図2に示すように、大別して本体部2と、燃焼部3および消音部5により構成されている。本体部2は、大きく燃焼空間部6と貯留部7とに分かれている。燃焼部3と燃焼空間部6とは、貯留部7内に貯留される熱媒体を加熱する加熱手段8として機能する。本体部2は、全体形状が円筒形であり、2重構造となっていて内部に貯留部7が形成されている。より具体的には、本体部2は、外筒10と内筒11とを有し、その内部に熱媒体を貯留できる構造を有する。また、特に本体部2の上半分には、上鏡板12と下鏡板13とによって囲まれた大容量の熱媒体室15が形成されている。
【0033】
熱媒体室15には、複数の燃焼ガス通路16が形成されている。燃焼ガス通路16は、貯留部7の熱媒体室15を軸方向に貫通する貫通孔である。また、燃焼部3は、灯油等の液体燃料の燃焼を行うバーナを備えており、燃料噴射ノズル17が内蔵されている。燃料噴射ノズル17には、燃料タンク18から燃料を供給するための燃料流路20が接続されている。燃料流路20の中途には、燃料噴射ノズル17に向けて燃料を圧送する電磁ポンプ21と、ストレーナ22とが設けられている。また、燃焼部3は、送風機23を具備しており、本体部2の下方に位置する燃焼空間部6に接続されている。燃焼空間部6は、燃焼部3の燃焼室として機能する。
【0034】
貯留部7には、熱媒体としてエチレングリコール等を主成分とする不凍液が貯留されている。貯留部7には、燃焼ガス通路16を通過する燃焼ガスとの熱交換により加熱された熱媒体を熱負荷40に送る熱媒往路41と、熱負荷40において放熱し低温になった熱媒体を貯留部7に戻す熱媒復路43とからなる熱媒流路45が接続されている。熱媒往路41および熱媒復路43の熱負荷40側の端部には、熱負荷40に繋がる配管(図示せず)を接続するためのヘッダ部46,47が設けられている。また、熱媒往路41の中途には、熱媒体を熱負荷40に向けて圧送するための電磁ポンプ48が設けられている。
【0035】
貯留部7の上方側には、膨張タンク25が注水配管26(配管B)および空気置換配管27(配管A)を介して接続されている。膨張タンク25は、図2および図3に示すように、大別して内部に熱媒体を貯留可能な本体部28と、本体部28の頂部側に設けられた受水部30とにより構成されている。
【0036】
本体部28は、図3に示すように中空の円筒体である胴部28aと、胴部28aの頂部側を閉塞する天蓋部28bと、胴部28aの底部側を閉塞する底蓋部28cとにより構成されている。胴部28aの下端側近傍の位置には、センサ取付け部31aを介して水位センサ31が装着されている。水位センサ31は、膨張タンク25内の水位を検知可能な位置であればいかなる場所に設置されてもよいが、胴部28aの上下方向中央位置あるいは当該位置より下方側に設けられることが望ましい。
【0037】
水位センサ31は、膨張タンク25内の湯水や熱媒体の水位を検知することにより貯留部7内の湯水あるいは熱媒体の貯留状態を検知することができる。即ち、本実施形態の燃焼装置1において、リザーブタンク37側から貯留部7に熱媒体等を供給する場合、熱媒体等は、貯留部7が満水状態になった後に膨張部に貯留される。そのため、燃焼装置1では、水位センサ31により膨張タンク25内の水位を検知することにより、貯留部7が満水状態になっているか否かを検知することができる。即ち、燃焼装置1において水位センサ31は、貯留部7の空焚きを防止する空焚き防止手段として機能する。
【0038】
図3および図4に示すように、天蓋部28bは、胴部28aの外径と略一致する円板状で、その外周部分が胴部28aの外周面に沿う形状に折り曲げられた部材である。天蓋部28bは、胴部28aの天面側に水密状に固定されており、胴部28aを閉塞している。天蓋部28bには、本体部28内の圧力をリークするための圧力逃し弁33を装着すると共に、湯水や熱媒体を本体部28内に補給するための開口28dが形成されている。
【0039】
底蓋部28cは、天蓋部28bと同様に胴部28aの外径と略一致する円板状で、その外周部分が胴部28aの外周面に沿う形状に折り曲げられた部材である。底蓋部28cは、胴部28aに水密状に固定され、胴部28aの底面を閉塞している。底蓋部28cには、注水配管26および空気置換配管27を接続あるいは挿通するための開口28e,28fが設けられている。図4に示すように、天蓋部28b側から見たとき、開口28e,28fは、共に膨張タンク25の天面を構成する天蓋部28bに熱媒体等の導入のために設けられた開口28dの位置から外れた位置にある。
【0040】
注水配管26は、図3に示すように膨張タンク25側の端部開口26aが膨張タンク25の底部を構成する底蓋部28cと略同一平面上に位置するように固定されている。また、注水配管26の端部開口26aは、膨張タンク25の内部空間に向かって開口している。また、注水配管26の貯留部7側の端部26bは、貯留部7の頂部側に設けられた接続口7aに接続されている。
【0041】
空気置換配管27は、注水配管26よりも細く、流路断面積の小さな配管である。即ち、空気置換配管27は、注水配管26よりも湯水や熱媒体に対する流れ抵抗の大きな配管である。そのため、空気置換配管27は、注水配管26に比べて熱媒体等に対する流路抵抗が大きい。即ち、空気置換配管27は、注水配管26に比べて熱媒体等が流れにくい。
【0042】
空気置換配管27は、膨張タンク25の底面を構成する底蓋部28cの開口28fから天蓋部28b近傍まで挿通され、固定されている。空気置換配管27の端部開口27aは、膨張タンク25の底面よりも上方に位置しており、膨張タンク25の天面側に向かって開口している。即ち、空気置換配管27の端部開口27aは、注水配管26の端部開口26aよりも上方に位置している。そのため、空気置換配管27には、注水配管26よりも熱媒体等が流入しにくい。さらに具体的には、本実施形態の燃焼装置1において、膨張タンク25内に貯留されている熱媒体等は、本体部28内における水位が、天蓋部28b近傍にある空気置換配管27の端部開口27aに至らない限り空気置換配管27内には熱媒体が流入しない。
【0043】
これに加えて、端部開口27aは、膨張タンク25の天面側から見たとき、圧力逃し弁33が装着され、湯水や熱媒体を本体部28内に補給するための開口28dの位置から外れた位置にある。そのため、開口28dから流入する熱媒体等は、膨張タンク25の本体部28内に流入し、空気置換配管27側には直接流入しない。即ち、開口28dから膨張タンク25内に流入する熱媒体の殆どは、本体部28内に落下し、底蓋部28cに接続された注水配管26を介して貯留部7内に供給される。
【0044】
また、燃焼装置1では、図2に示すように空気置換配管27の貯留部7側の端部27bが、貯留部7の接続口7bに接続されている。接続口7bは、注水配管26と貯留部7との接続部である接続口7aよりも上方側に位置している。そのため、万一膨張タンク25における熱媒体等の水位が、空気置換配管27の端部開口27aよりも上方に至り、ほぼ満水状態となっても、膨張タンク25内の熱媒体は、主として注水配管26を介して貯留部7内に流入する。即ち、膨張タンク25がほぼ満水状態の状態において、膨張タンク25側から注水配管26が接続された接続口7aに作用する水圧は、空気置換配管27が接続されたが接続口7bに作用する水圧よりも大きい。そのため、何らかの理由で熱媒体等が空気置換配管27内に流入しても、接続口7a,7bに作用する圧力が不均一であるため、熱媒体等の流れは平衡状態にならない。これに加えて、注水配管26は、空気置換配管27よりも流路断面積が大きく、熱媒体等に対する流路抵抗が小さい。そのため、膨張タンク25内の熱媒体等は、注水配管26を優先的に流れ、貯留部7内にスムーズに流入する。
【0045】
膨張タンク25の受水部30は、図3および図4に示すように本体部28の頂部側にあり、上方が開口した水平部30aと、水平部30aから上方に立ち上がった垂直部30bと、垂直部30bに連続し水平部30aの外側に折り返されたフランジ部30cとを有する桶状の部分である。受水部30は、水平部30aと本体部28の天蓋部28bとが密着するように固定されている。水平部30aには、受水部30を本体部28に固定したときに開口28dと合致する位置に開口30dが設けられている。そのため、受水部30と本体部28とは、開口28d,30dを介して連通している。また、開口28d,30dには、受水部30側から圧力逃し弁33が装着されている。
【0046】
受水部30は、熱媒供給管35および熱媒戻り管36を介して、貯留部7に供給する熱媒体が貯留されているリザーブタンク37に接続されている。さらに具体的には、熱媒供給管35は、受水部30の垂直部30bを貫通し、圧力逃し弁33に側方から接続されている。そのため、熱媒供給管35により、リザーブタンク37内の湯水や熱媒体を圧力逃し弁33および開口28d,30dを介して膨張タンク25内に供給できる。また、熱媒戻り管36は、受水部30の水平部30aに設けられた開口30eに接続されている。従って、熱媒供給管35を介して供給されたものの膨張タンク25に流入しきれず、受水部30内にオーバーフローした熱媒体は、熱媒戻り管36を介してリザーブタンク37側に戻すことができる。
【0047】
また、燃焼装置1では、貯留部7と膨張タンク25とが注水配管26および空気置換配管27の2系統の配管で接続されており、空気置換配管27の端部開口27aは、注水配管26の端部開口26aよりも上方に位置している。さらに、端部開口27aは、熱媒体等が貯留される本体部28の頂部近傍にあり、熱媒体の流入口である開口28d,30dから外れた位置にある。そのため、例えば一度に大量の湯水や熱媒体をリザーブタンク37側から供給するなどして膨張タンク25がほぼ満水状態にならない限り、空気置換配管27に熱媒体等は殆ど流入しない。また、空気置換配管27は、注水配管26が接続される接続口7aよりも高位置にある接続口7bに接続されている。さらに、空気置換配管27は、注水配管26よりも流路断面積が小さく、熱媒体に対する流路抵抗が大きい。そのため、何らかの理由で空気置換配管27に熱媒体等が流入したとしても、熱媒体等の流れは平衡状態にならない。従って、リザーブタンク37側から供給される熱媒体等は、主として注水配管26を介して貯留部7に供給される。
【0048】
一方、貯留部7内の空気は、接続口7aよりも高位置にある接続口7bに接続されている空気置換配管27を介して膨張タンク25側に放出される。即ち、湯水や熱媒体は、主として注水配管26を介して膨張タンク25側から供給されるため、接続口7aには膨張タンク25側から貯留部7側に向かう圧力が作用している。上記したように、空気置換配管27内には熱媒体等が殆ど流れないため、接続口7bには膨張タンク25側からの圧力が殆ど作用していない。これに加えて、空気置換配管27は、注水配管26よりも流路断面積が小さく熱媒体等に対する流路抵抗が大きい。そのため、流路抵抗の大きな空気置換配管27には熱媒体等は殆ど流入せず、空気が優先的に流れる。
【0049】
上記したように、燃焼装置1では、主として貯留部7内の空気を膨張タンク25側に流す空気置換配管27を具備している。そのため、主として膨張タンク25側から熱媒体等を貯留部7に供給可能な注水配管26には殆ど空気が混入しない。即ち、燃焼装置1では、空気の流れと、湯水や熱媒体等の液体の流れが分離される。従って上記した構成によれば、熱媒体等の供給経路中に空気が存在していても、熱媒体等をスムーズに供給できる。
【0050】
上記したように、本実施形態の燃焼装置1において、リザーブタンク37側から供給された熱媒体等は、膨張タンク25を経由して貯留部7内に順次流入する。この時、熱媒体等は、主として膨張タンク25の底部に接続された注水配管26を介して貯留部7内に流入する。その一方で、貯留部7内の空気は、主として空気置換配管27を介して膨張タンク25側に抜ける。そして、貯留部7が満水状態になった後、熱媒体等は、膨張タンク25内に徐々に溜まる。即ち、リザーブタンク37側から一度に大量の熱媒体等が流入した場合のように一時的に膨張タンク25内における熱媒体等の水位が上昇する場合があるが、基本的に膨張タンク25には、貯留部7内に熱媒体等が満水状態なることを条件として熱媒体が貯留される。
【0051】
本実施形態の燃焼装置1は、リザーブタンク37から膨張タンク25を経由し、貯留部7に至る一連の熱媒体等の供給経路を具備している。膨張タンク25は、注水配管26や空気置換配管27よりも流路断面積が大きい。即ち、燃焼装置1は、貯留部7への熱媒体の供給経路の中途に流路断面積の大きな部分(流路拡径部)が存在する。そのため、貯留部7からリザーブタンク37に至る熱媒体等の供給経路の各部において空気が存在すると仮定した場合、前記した流路拡径部に相当する位置は、供給経路のうちで空気の占有率が最も低い部位である。従って、本実施形態の燃焼装置1において、前記流路拡径部に相当する膨張タンク25は、水位センサ31が空気の存在にかかわらず確実に熱媒体等の存在を検知しうる部位である。
【0052】
上記したように、燃焼装置1では、空気の存在の影響を受けることなく熱媒体等の存在を確実に検知可能な膨張タンク25に水位センサ31が設置されている。そのため、上記した構成によれば、空気の存在の有無にかかわらず、貯留部7が熱媒体で満水状態になっているか否かを確実に検知することができる。従って、上記した構成によれば、リザーブタンク37から貯留部7に至る一連の熱媒体等の供給経路内に空気が存在していても、この空気による水位センサ31の誤作動を防止することができる。
【0053】
水位センサ31は、貯留部7よりも上方に設置され、貯留部7が満水状態になることを条件として熱媒体等が貯留される膨張タンク25に設置されている。そのため、膨張タンク25に取り付けられた水位センサ31により、貯留部7が湯水や熱媒体で満水状態になっているか否かを正確に検知することができる。従って、上記した構成によれば、貯留部7の頂部側に湯水や熱媒体が貯留されていない空隙部分が存在する状態での燃焼動作が行われることによる貯留部7の劣化を防止すると共に、貯留部7内の湯水や熱媒体を効率よく加熱できる。
【0054】
本実施形態の燃焼装置1において空気置換配管27は、膨張タンク25の天蓋部28b側に向けて開口した端部開口27aを有するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば熱媒体等の流入を防止すべく端部を横方向に屈曲させた形状であってもよい。この場合、熱媒体等の流入をより一層確実に防止すべく、空気置換配管27は、端部開口27aが開口28d,30dから離れる方向に屈曲した形状であることが望ましい。
【0055】
【実施例】
続いて、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図5は本実施例の融雪装置を示す正面図である。また、図6は、本実施例の融雪装置の作動原理図である。
【0056】
上記実施形態の燃焼装置1は、図5に示すような融雪装置Uの熱源として利用できる。融雪装置Uは、図6に示すように室外の所定の場所に敷設された融雪端末70に接続され、燃焼装置1において加熱された湯水や熱媒体を供給することによって融雪端末70の上部あるいはその近傍に降り積もった雪を融かすものである。
【0057】
降雪装置Uは、降雪を検知する降雪検知手段51および融雪端末70近傍の地温を検知する地温センサ49を具備している。降雪検知手段51は、外気温を検知する外気温センサ52と、水分を検知可能な水分センサ53と、降雪検知手段51を設置した部位に落下した雪を融かす融雪ヒータ54とを備えたものである。降雪検知手段51は、外気温センサ52および水分センサ53の検知信号に基づいて室外における降雪状況を検知するものである。即ち、制御装置50は、外気温センサ52の検知温度が所定温度T以下であり、水分センサ53が水分を検知することを条件として、降雪状態であることを検知することができる。
【0058】
降雪検知手段51は、図5に示すように燃焼装置1の本体の天面から上方に突出し、燃焼ガスが排出される消音部5から離れるように屈曲したポール51aの先端部に設置され、一体化されている。また、融雪装置Uでは、外気温センサ52および水分センサ53が外気温や水分を正確に検知可能なように、検知面51bを上方に向けて設置されている。
【0059】
融雪装置Uは、降雪検知手段51の検知信号に応じて燃焼装置1の動作を制御可能な制御装置50を具備している。制御装置50は、燃焼装置1から離れた位置から融雪装置Uの操作や動作の設定が可能なリモコン55に接続されている。制御装置50は、降雪検知手段51の検知信号を受けて燃焼装置1を自動的に燃焼動作させる自動運転モードと、ユーザーがリモコン55等を用いて手動操作することにより燃焼装置1の動作を開始させる手動運転モードとを切り替えて作動させることができる。また、融雪装置Uは、自動運転モードで動作する場合、降雪検知手段51が降雪を検知することを条件として燃焼部3を動作させる融雪運転と、地温センサ49の検知温度に応じて燃焼部3を動作させる予熱運転と、融雪運転後に所定時間にわたって燃焼部3を動作させる遅延運転のいずれかを選択して動作可能である。
【0060】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、貯留状態検知手段によって貯留部が湯水や熱媒体で満水状態になっているか否かを正確に検知し、貯留部に空隙部分が存在する状態で燃焼動作を行うことによる貯留部の劣化や熱効率の低下を防止することができる。
【0061】
請求項2に記載の発明によれば、膨張部内の湯水や熱媒体をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0062】
請求項3に記載の発明によれば、、膨張部から貯留部に向けて湯水や熱媒体が流れる配管Bへの空気の混入を防止し、湯水等をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0063】
請求項4に記載の発明によれば、配管Aおよび配管Bと貯留部との接続部に作用する圧力差により、膨張部内の湯水等をスムーズかつ迅速に貯留部側へ供給することができる。
【0064】
請求項5に記載の発明によれば、熱媒体の大部分を配管Bを介して貯留部内に供給すると共に、貯留部内の空気を主として配管Aを介して排出し、配管Bに混入するのを防止できる。
【0065】
請求項6に記載の発明によれば、開口部を介して外部から導入される湯水や熱媒体が直接配管Aに流入することを防止できる。
【0066】
請求項7に記載の発明によれば、貯留部に空隙部分が存在する状態で燃焼動作を行うことによる貯留部の劣化や熱効率の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である燃焼装置の内部構造を示す正面図である。
【図2】図1に示す燃焼装置の作動原理図である。
【図3】図1に示す燃焼装置が備える膨張タンクの一部を破断した正面図である。
【図4】図3に示す膨張タンクのA方向矢視平面図である。
【図5】本発明の一実施例である融雪装置を示す正面図である。
【図6】図5に示す融雪装置の作動原理図である。
【図7】従来技術の貯留型熱源装置の作動原理図である。
【符号の説明】
1 燃焼装置(貯留型熱源装置)
7 貯留部
7a,7b 接続口
8 加熱手段
25 膨張タンク
26 注水配管(配管B)
26a 端部開口
27 空気置換配管(配管A)
27a 端部開口
31 水位センサ
U 融雪装置

Claims (7)

  1. 湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部に連続し、湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、貯留部よりも上方に位置し、膨張部における湯水又は熱媒体の貯留状態を検知する貯留状態検知手段が設けられていることを特徴とする貯留型熱源装置。
  2. 湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aの膨張部側の端部は、配管Bの膨張部側の端部より上方に位置していることを特徴とする貯留型熱源装置。
  3. 湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aと貯留部との接続部は、配管Bと貯留部との接続部より上方に位置していることを特徴とする貯留型熱源装置。
  4. 湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aの膨張部側の端部は、配管Bの膨張部側の端部より上方に位置しており、配管Aと貯留部との接続部は、配管Bと貯留部との接続部より上方に位置していることを特徴とする貯留型熱源装置。
  5. 湯水又は熱媒体を貯留する貯留部と、当該貯留部内の湯水又は熱媒体を加熱する加熱手段と、前記貯留部内に貯留される湯水又は熱媒体を貯留可能な膨張部とを有し、当該膨張部は、配管Aおよび配管Bを介して貯留部に接続されており、配管Aは、配管Bよりも流路抵抗が大きいことを特徴とする貯留型熱源装置。
  6. 膨張部は、外部から湯水又は熱媒体を導入可能な開口部を有し、配管Aの膨張部側の開口は、前記開口部側からの平面視で開口部を外れた位置に存在していることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の貯留型熱源装置。
  7. 膨張部は、貯留部よりも上方に位置し、膨張部における湯水又は熱媒体の貯留状態を検知する貯留状態検知手段が設けられていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の貯留型熱源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008544203A (ja) * 2005-06-14 2008-12-04 キトラミ ボイラー カンパニー リミテッド 分離型二重熱交換式給湯ボイラー
CN108286796A (zh) * 2017-01-09 2018-07-17 沈阳世信节能设备有限公司 水量调节方式的电机炉

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