JP2004278270A - 太陽光発電パネルの融雪装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積雪の多い地方では屋根上に太陽光発電パネルを設置しても、屋根上の積雪があって、発電の効果が薄い。このため発電パネル全体に発熱シートを用いて融雪を行うことが考えられているが消費電力が膨大となる。
【解決手段】本発明は、太陽光発電パネルの相互の枠間のみに線状の発熱体を置き、発熱させることよって発電パネル上の積雪はブロック毎に切断され融雪を早めるため消費電力が僅かで足り、消雪効果も抜群である。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明は、太陽光発電パネルの相互の枠間のみに線状の発熱体を置き、発熱させることよって発電パネル上の積雪はブロック毎に切断され融雪を早めるため消費電力が僅かで足り、消雪効果も抜群である。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、住宅の屋根に設置してある太陽光発電パネルの融雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
北国の住宅の屋根に設置してある太陽光発電装置は、降雪があってパネル上に雪が積った場合、太陽が出て晴れた日であっても、発電パネルが雪で覆われていて一向に発電機能が作動しない。また気温も低くこの雪が氷結化し、更に降雪をみるためこれの繰返しとなって、冬期間は全く太陽光による発電の作用効果がないという難点があり、北国での太陽光発電の普及が進んでいないという原因になっている。
【0003】
このため、太陽光発電パネルの融雪は望まれている課題であるが開発が進んでいない。
【0004】
太陽発電パネルの融雪としては実登第3090961号公報が開発されている。この考案は、太陽発電パネルの下側に電熱板を設け、これの発熱によって発電パネルの積雪の融雪を図るという方法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この公知例の太陽光発電パネルの融雪方式では、発電パネルの下側全面に発熱体を敷設して全体を加熱する方式では消費電力が大きく、パネル全面の融雪が可能であっても採算がとれない。この先考案はこの電力の消費を考えて、横列のパネルごとに切換えて融雪することが特徴とされているが、積雪の状態や降雪の程度を見ながら、切換えを行うことは操作が煩雑であって、その効果も期待できない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明者は屋根の融雪について永い間研究開発を続け、その結果本発明に到達したものであって、本発明は、太陽光発電板の枠間に発熱線を回り巡らすように配置するものであり、このように発熱線を配置することによって、パネル上に積っている雪は切断されるように分割される。
【0007】
このように分割されたパネル上の雪片は、表面が大きく大気に触れると共に、下側の枠体の暖気によって融雪を早め、しかも発熱体が線状であるため消費電力が少なく済む。
【0008】
さらに既設の太陽光パネルであってもパネル装置の分解や移動することなく、そのまま設置してある状態で工事ができるため極めて経済的に施工ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
添付図面により本発明の実施の形態を説明すると、図1は、太陽光発電装置を設けてある屋根の実施例図であって、(1)は発電パネルを示している。この発電パネル(1)は太陽光を受光することによって発電を行い、図示していないが通常のように分電盤を介して家内用として利用される。
【0010】
図2は太陽光発電パネル(1)の拡大図を示し、図3はこの図2の実施例を示す断面図である。
【0011】
(1)は発電パネル、(2)は発電パネル(1)を保護している枠体であって、屋根上に設置するに当っては、この枠体(2)に納められている発電パネル(1)を数個列べて設置する。
【0012】
(3)は発熱線又は発熱繊維であって、この発熱線は中心に発熱電線(ニクロム線)が配置して、周囲は保護被膜で被覆した直径8〜15m/mの線状体であって、通電することによって60℃前後に発熱する。
【0013】
図3の実施例図を参照してみると、発電パネル(1)の上に積った雪Sは、発電パネル(1)の枠間の発熱線(3)上で切断されるようにそれぞれ小塊となって発電パネル(1)上に残る。この発熱パネル(1)上に残った雪Sの小塊は、下側の枠(2)の暖気と、小塊の表面の気温によって早めに溶け出して消雪を促すことができる。
【0014】
図示していないが、枠体(2)間に配設する線状発熱体(3)の上面に必要に応じて被覆カバーを設けて保温効果を上げると共に滑雪作用を促す。
【0015】
【発明の効果】
上述のように本発明は、太陽光発電パネルの融雪において、従来の融雪装置のように発電パネルの下面全面に発熱体を設けたものに比較して、線状体で、パネルの枠体を巡らすように設置するため、省電力化が図れ、しかも既設の太陽光発電パネル装置であっても、簡単な屋根上の工事と配線によって容易に施工ができる。
【0016】
また融雪作用においても、パネルの枠体間のみの加熱であっても、雪を小塊に切断するため下からの暖気と上からの大気の接触により融雪と滑雪作用を早めるものでその使用上の効果は卓越したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽光発電パネルの屋根上の実施例図
【図2】拡大した実施例図
【図3】実施例を示す断面図
【符号の説明】
(1)…発電パネル
(2)…パネルの枠
(3)…線状発熱体
【発明が属する技術分野】
本発明は、住宅の屋根に設置してある太陽光発電パネルの融雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
北国の住宅の屋根に設置してある太陽光発電装置は、降雪があってパネル上に雪が積った場合、太陽が出て晴れた日であっても、発電パネルが雪で覆われていて一向に発電機能が作動しない。また気温も低くこの雪が氷結化し、更に降雪をみるためこれの繰返しとなって、冬期間は全く太陽光による発電の作用効果がないという難点があり、北国での太陽光発電の普及が進んでいないという原因になっている。
【0003】
このため、太陽光発電パネルの融雪は望まれている課題であるが開発が進んでいない。
【0004】
太陽発電パネルの融雪としては実登第3090961号公報が開発されている。この考案は、太陽発電パネルの下側に電熱板を設け、これの発熱によって発電パネルの積雪の融雪を図るという方法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この公知例の太陽光発電パネルの融雪方式では、発電パネルの下側全面に発熱体を敷設して全体を加熱する方式では消費電力が大きく、パネル全面の融雪が可能であっても採算がとれない。この先考案はこの電力の消費を考えて、横列のパネルごとに切換えて融雪することが特徴とされているが、積雪の状態や降雪の程度を見ながら、切換えを行うことは操作が煩雑であって、その効果も期待できない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明者は屋根の融雪について永い間研究開発を続け、その結果本発明に到達したものであって、本発明は、太陽光発電板の枠間に発熱線を回り巡らすように配置するものであり、このように発熱線を配置することによって、パネル上に積っている雪は切断されるように分割される。
【0007】
このように分割されたパネル上の雪片は、表面が大きく大気に触れると共に、下側の枠体の暖気によって融雪を早め、しかも発熱体が線状であるため消費電力が少なく済む。
【0008】
さらに既設の太陽光パネルであってもパネル装置の分解や移動することなく、そのまま設置してある状態で工事ができるため極めて経済的に施工ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
添付図面により本発明の実施の形態を説明すると、図1は、太陽光発電装置を設けてある屋根の実施例図であって、(1)は発電パネルを示している。この発電パネル(1)は太陽光を受光することによって発電を行い、図示していないが通常のように分電盤を介して家内用として利用される。
【0010】
図2は太陽光発電パネル(1)の拡大図を示し、図3はこの図2の実施例を示す断面図である。
【0011】
(1)は発電パネル、(2)は発電パネル(1)を保護している枠体であって、屋根上に設置するに当っては、この枠体(2)に納められている発電パネル(1)を数個列べて設置する。
【0012】
(3)は発熱線又は発熱繊維であって、この発熱線は中心に発熱電線(ニクロム線)が配置して、周囲は保護被膜で被覆した直径8〜15m/mの線状体であって、通電することによって60℃前後に発熱する。
【0013】
図3の実施例図を参照してみると、発電パネル(1)の上に積った雪Sは、発電パネル(1)の枠間の発熱線(3)上で切断されるようにそれぞれ小塊となって発電パネル(1)上に残る。この発熱パネル(1)上に残った雪Sの小塊は、下側の枠(2)の暖気と、小塊の表面の気温によって早めに溶け出して消雪を促すことができる。
【0014】
図示していないが、枠体(2)間に配設する線状発熱体(3)の上面に必要に応じて被覆カバーを設けて保温効果を上げると共に滑雪作用を促す。
【0015】
【発明の効果】
上述のように本発明は、太陽光発電パネルの融雪において、従来の融雪装置のように発電パネルの下面全面に発熱体を設けたものに比較して、線状体で、パネルの枠体を巡らすように設置するため、省電力化が図れ、しかも既設の太陽光発電パネル装置であっても、簡単な屋根上の工事と配線によって容易に施工ができる。
【0016】
また融雪作用においても、パネルの枠体間のみの加熱であっても、雪を小塊に切断するため下からの暖気と上からの大気の接触により融雪と滑雪作用を早めるものでその使用上の効果は卓越したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽光発電パネルの屋根上の実施例図
【図2】拡大した実施例図
【図3】実施例を示す断面図
【符号の説明】
(1)…発電パネル
(2)…パネルの枠
(3)…線状発熱体
Claims (2)
- 屋根上に設置してある太陽光発電パネルの枠体間に発熱線を挿入して発電パネルの枠体を回り巡らすように配設して枠体を温めることを特徴とした太陽光発電パネルの融雪装置。
- 太陽光発電パネルの枠体間に挿入巡回する発熱線にカバーを設けることを特徴とした請求項1に記載の太陽光発電パネルの融雪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003117622A JP2004278270A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 太陽光発電パネルの融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003117622A JP2004278270A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 太陽光発電パネルの融雪装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004278270A true JP2004278270A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33296318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003117622A Pending JP2004278270A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 太陽光発電パネルの融雪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004278270A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014146736A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Nakatake:Kk | 太陽光発電パネルの設置構造 |
JP2015226446A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池アレイ用カバー装置、及び太陽電池モジュールの取り付け器具 |
JP5990721B1 (ja) * | 2015-12-01 | 2016-09-14 | 長州産業株式会社 | 太陽電池モジュール及び融雪モジュールの屋根取付構造 |
JP2016224780A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 能美防災株式会社 | 火災検知システム、火災用検知線の設置方法および太陽光発電システム |
KR102160625B1 (ko) * | 2020-01-07 | 2020-09-29 | 주식회사 유일라이팅 | 태양광 가로등 |
CN117879479A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-04-12 | 江苏索酷能源科技有限公司 | 一种太阳能控制柜及工作方法 |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003117622A patent/JP2004278270A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014146736A (ja) * | 2013-01-30 | 2014-08-14 | Nakatake:Kk | 太陽光発電パネルの設置構造 |
JP2015226446A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 太陽電池アレイ用カバー装置、及び太陽電池モジュールの取り付け器具 |
JP2016224780A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 能美防災株式会社 | 火災検知システム、火災用検知線の設置方法および太陽光発電システム |
JP5990721B1 (ja) * | 2015-12-01 | 2016-09-14 | 長州産業株式会社 | 太陽電池モジュール及び融雪モジュールの屋根取付構造 |
KR102160625B1 (ko) * | 2020-01-07 | 2020-09-29 | 주식회사 유일라이팅 | 태양광 가로등 |
CN117879479A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-04-12 | 江苏索酷能源科技有限公司 | 一种太阳能控制柜及工作方法 |
CN117879479B (zh) * | 2024-03-11 | 2024-05-17 | 江苏索酷能源科技有限公司 | 一种太阳能控制柜的工作方法 |
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