JP2004247429A - シート状太陽電池とシート状太陽電池の使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光を利用した太陽光発電は、既成のソーラーパネルを住宅の屋根などに固定している。しかし、設置場所が限られている、金額的にも高価である、熱を受けることで太陽電池モジュールの太陽電池セルの発電効率が下がるなどの問題点がある。
【解決手段】太陽電池モジュール2、太陽電池モジュールの裏面に設けられた空間部3、空間部内の上方に設けられた上方空間部4及び空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成され、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるシート状太陽電池である。
【選択図】 図1
【解決手段】太陽電池モジュール2、太陽電池モジュールの裏面に設けられた空間部3、空間部内の上方に設けられた上方空間部4及び空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成され、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるシート状太陽電池である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な構成を有するシート状太陽電池とそのシート状太陽電池の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽光は無限、無公害の天然エネルギーである。
太陽光を利用した太陽光発電も現在少しずつ普及してきているが、その方法は既成のソーラーパネルを住宅の屋根などに固定しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
A.設置場所が限られている、金額的にもまだまだ高価であるなどが普及の速度を妨げている要因の一つである。
B.太陽電池モジュールの太陽電池セルは、熱を受けることで発電効率が下がる。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするものである。
A.本発明は、太陽電池モジュールや空間部を形成する側壁面、内方面を耐候性透明フィルムで形成して、内部に水または冷却水または不凍液を通す構造とし、太陽電池セルを冷却し発電効率を高め、また、それによって温水を得ることができる。
B.耐候性透明フィルムを透明にし透光性を持つ材料にすることで、既存のアトリウム、ガラス面や樹脂板を多数使用しているホール、連絡通路、温室、横断歩道の上屋などの屋根及び壁面に、内側から透明の糊や片面接着テープなどで貼ることができる。
C.農業用ビニールハウスに使用する場合は、在来のビニールを張っていた部分に直接、長尺のシート状太陽電池を貼り、在来のビニールハウスとしての機能と発電を同時に行い、また、それによって得た温水を貯湯槽に溜め、冬期間において内部の野菜、果樹の生育を早めるための暖房としても利用できる。
D.高速道路などの防音壁に使用の場合は、日当りの良い場所を選び、太陽に直接シート状太陽電池が面するように配置し、大量の発電を得ることができる。
E.在来、固定式かつ曲げることのできないソーラーパネルを使用していたのに対し、これをシート状にすることで既存のものに設置できるほか、凹凸面など利用範囲が飛躍的に広がり、それにより在来型に比べ工事の面で大幅なコストダウンができ、また、ロール状にできるため保管も場所を取らず輸送コストも大幅に下がる。
施工も在来の固定式の架台を組立てる必要もなく、内側からシート状太陽電池を貼るだけなので容易である。
F.現在、発電の主力の火力発電のように油を燃焼させ、CO2 を大量に大気中に発生させながら発電するのに比べ、設置場所が多方面に可能になり、しかも、既存の施設を利用しながら無公害で発電ができ、また、設置場所によっては大量の発電も可能であり、電力会社に売電もでき、大きな利益を得ることも可能である。
いずれにしてもCO2 を発生させない、無公害の、しかも、無限のエネルギーを利用した太陽光発電は現在求められているものであり、本発明による太陽光発電はこれに合致するものである。
既存の施設を利用できることで工事費の面で大幅なコストダウンができ、かつ施工も容易であり、また、内側から貼る場合は耐久性を強めることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
すなわち、
請求項1記載のシート状太陽電池は、太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部3と、空間部内の上方に設けられた上方空間部4と、空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成されていると共に、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2記載のシート状太陽電池は、太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部3と、空間部内の上方に設けられた上方空間部4と、空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成され、
A.太陽電池モジュール2は、正面方形の耐候性透明樹脂シート2Aと、この耐候性透明樹脂シートに所定間隔をもって取付けられた多数の太陽電池セル2Bと、リード線2Cから構成され、
B.空間部3は、耐候性透明フィルムをもって太陽電池モジュール2の外周に連設された側壁面3Aと、側壁面の内方辺に太陽電池モジュール2と平行な状態で連設された内方面3Bと、太陽電池モジュール2と内方面3B間に所定間隔をもって取付けられた耐候性透明樹脂をもって構成された密閉筒でなる多数の空間保持材3Cから構成され、
C.上方空間部4は、空間部3内における上方部分に側壁面3Aの上面部分3A1と平行に設けられた上方仕切り4Aと、上方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口4Bと、側壁面の上面部分3A1に設けられた水などの媒体の入口4Cから構成され、
D.下方空間部5は、空間部3内における下方部分に側壁面3Aの下面部分3A2と平行に設けられた下方仕切り5Aと、下方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口5Bと、側壁面の下面部分3A2に設けられた水などの媒体の出口5Cから構成され、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項3記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、構築物や構築物の骨組みや構築物のガラス面や樹脂板面における太陽光の当たる場所に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項4記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、ビニールハウス等の既成の骨組み6を組立て、当該骨組みに沿って貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項5記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、既存のアトリウムの屋根及び壁、商店街のアーケード部分などの内側に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項6記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、高速道路の防音壁7における太陽光の当たる場所に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項7記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、太陽光の当たる場所にカーテンレールを取付け、カーテンレールに取付けたランナーにカーテンとして取付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は第1発明のシート状太陽電池である。
太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部3と、空間部内の上方に設けられた上方空間部4と、空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成されている。
A.太陽電池モジュール2は、正面方形の耐候性透明樹脂シート2Aと、この耐候性透明樹脂シートに所定間隔をもって埋め込んだ状態で取付けられた多数の太陽電池セル2Bと、リード線2Cから構成されている。
2Dは耐候性透明樹脂シート2Aの表面に積層された耐候性透明フィルムである。
この場合、図4を参照して、耐候性透明樹脂シート2Aにおける内側面に太陽電池セル2Bを添着してもよい。
B.空間部3は、耐候性透明フィルムをもって太陽電池モジュール2の外周に連設された側壁面3Aと、側壁面の内方辺に太陽電池モジュール2と平行な状態で連設された内方面3Bと、太陽電池モジュール2と内方面3B間に所定間隔をもって取付けられた耐候性透明樹脂をもって構成された密閉筒でなる多数の空間保持材3Cから構成されている。
【0013】
C.上方空間部4は、空間部3内における上方部分に側壁面3Aの上面部分3A1と平行に設けられた上方仕切り4Aと、上方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口4Bと、側壁面の上面部分3A1に設けられた水などの媒体の入口4Cから構成されている。
D.下方空間部5は、空間部3内における下方部分に側壁面3Aの下面部分3A2と平行に設けられた下方仕切り5Aと、下方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口5Bと、側壁面の下面部分3A2に設けられた水などの媒体の出口5Cから構成されている。
上述のように構成されているので、シート状太陽電池1は、折曲げたりロール状に巻いたりすることができることになる。
【0014】
第2発明は第1発明のシート状太陽電池1の使用方法に関するものである。
A.各シート状太陽電池1を、構築物や構築物の骨組みや構築物のガラス面や樹脂板面における太陽光の当たる場所に透明の糊や片面接着テープや接合器具などを用いて貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池1全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cを接続する。
電気の流れは在来と同様に下記のように連結する。
a.シート状太陽電池→コントローラ→バッテリ→テレビ。
b.シート状太陽電池→コントローラ→バッテリ→インバータ→積算電力計→三方スイッチ→電灯あるいは売電する。
【0015】
B.第2発明の他の実施例1(ビニールハウスや温室に使用する場合)
現在一般に使用されているビニールハウス等の既成の骨組み6を組立て、従来のビニールハウス等のビニールを張るのと同じ要領で、ロール状になって搬入された各シート状太陽電池1を骨組みに沿って貼り付ける。
こののちは、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、各シート状太陽電池の電源を収電箱に納め前記のようにする。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
【0016】
C.第2発明の他の実施例2(アトリウムの屋根及び壁や商店街のアーケード部分などに使用の場合)
各シート状太陽電池1を、既存のアトリウムの屋根及び壁、商店街のアーケード部分などの内側より透明の糊や片面接着テープなどで貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、電源の接続を行う。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
この場合、シート状太陽電池のサイズが既存のアトリウムの屋根及び壁や商店街のアーケード部分などと合わない場合は、その都度サイズに合うものを製作することになる。
【0017】
D.第2発明の他の実施例3(高速道路の防音壁に使用する場合)
防音壁7における太陽光の当たる場所を選び、各シート状太陽電池1を、透明の糊や片面接着テープなどで貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、電源の接続を行う。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
【0018】
E.第2発明の他の実施例4(カーテンに使用する場合)
シート状太陽電池取付に関しては、在来のカーテンと同様にカーテンレールを取付け、ランナー(開閉のための金具)を取付け、その下に在来と同様にレースのカーテンとしてシート状太陽電池を取付ける。
日照時、窓面いっぱいに広げ、日照時以外は両サイドに寄せた状態にする。ロール型カーテンの場合は、在来ロールカーテンと同様に日照時以外はシート状太陽電池を巻き上げておき、日照時は在来ロールカーテンと同様に巻き下ろし発電させる。
構造としては、カーテン、ロールカーテンとも在来と同じである。
水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、電源の接続を行う。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
【0019】
【実施例】
さらに、以下のような条件で実験した結果、極めて良好な結果が得られた。
素材についての説明
a.耐候性透明樹脂シート2Aとしては、具体的には下記のものが好適である。
ビニール系で耐候性、採光性を有し屈曲自在であるもの。
b.耐候性透明フィルム2Dとしては、具体的には下記のものが好適である。
ビニール系で耐候性、採光性を有し屈曲自在であるもの。
c.空間保持材3Cとしては、具体的には下記のものが好適である。
プラスチック系のもの。市販の密閉型空気粒(エアーマット)。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.シート状太陽電池をシート状にすることで、既存のいろいろな施設及び凹凸面にも貼ることができる。
2.本発明のシート状太陽電池の内部に水または冷却水または不凍液を入れ、これを流動させることで発電本体セルの温度上昇を防ぎ効率を低下させない。
3.シート状太陽電池内で水または冷却水または不凍液が太陽熱で高温になり、これを熱交換することで給湯、暖房に利用できる。
また、シート状太陽電池内に常時、水または冷却水または不凍液を供給することができる。
4.ビニールハウスや温室に使用する場合は、在来の温室機能と発電を同時に持つことができ、また、得た温水で冬期間の内部暖房ができ、野菜、その他の生育を助け、余剰電力は電力会社に売電することができる。
5.アトリウムの屋根や壁や商店街のアーケード部分などに使用の場合は、大量に発電するので付属施設や各商店で使用できる。
6.高速道路の防音壁に使用する場合は、大量の発電が可能になり、電力会社に売電することができる。
すなわち、全国の高速道路などの防音壁に使用した場合、電力会社への売電により大きな利益を得ることができる。
7.家庭用カーテンとして使用の場合は、カーテンとしての使用(ロール型カーテンやレースのカーテン)と発電を同時に行うことができ、発電を身近に感ずることができる。
8.既存のものにシート状太陽電池を使用することで、ソーラーパネル設置時に必要な架台は不要となり、大幅なコストダウンになる。
9.シート状太陽電池はロール状にできるため、保管、輸送において大幅なコストダウンになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状太陽電池の一部を切欠いた斜視図である。
【図2】A−A線断面図である。
【図3】B−B線断面図である。
【図4】太陽電池モジュールの他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】シート状太陽電池をビニールハウスに貼り付けた場合を示す斜視図である。
【図6】同上の縦断面図である。
【図7】シート状太陽電池を防音壁に貼り付けた場合を示す斜視図である。
【図8】同上の縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明のシート状太陽電池
2 太陽電池モジュール
3 空間部
4 上方空間部
5 下方空間部
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な構成を有するシート状太陽電池とそのシート状太陽電池の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
太陽光は無限、無公害の天然エネルギーである。
太陽光を利用した太陽光発電も現在少しずつ普及してきているが、その方法は既成のソーラーパネルを住宅の屋根などに固定しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
A.設置場所が限られている、金額的にもまだまだ高価であるなどが普及の速度を妨げている要因の一つである。
B.太陽電池モジュールの太陽電池セルは、熱を受けることで発電効率が下がる。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするものである。
A.本発明は、太陽電池モジュールや空間部を形成する側壁面、内方面を耐候性透明フィルムで形成して、内部に水または冷却水または不凍液を通す構造とし、太陽電池セルを冷却し発電効率を高め、また、それによって温水を得ることができる。
B.耐候性透明フィルムを透明にし透光性を持つ材料にすることで、既存のアトリウム、ガラス面や樹脂板を多数使用しているホール、連絡通路、温室、横断歩道の上屋などの屋根及び壁面に、内側から透明の糊や片面接着テープなどで貼ることができる。
C.農業用ビニールハウスに使用する場合は、在来のビニールを張っていた部分に直接、長尺のシート状太陽電池を貼り、在来のビニールハウスとしての機能と発電を同時に行い、また、それによって得た温水を貯湯槽に溜め、冬期間において内部の野菜、果樹の生育を早めるための暖房としても利用できる。
D.高速道路などの防音壁に使用の場合は、日当りの良い場所を選び、太陽に直接シート状太陽電池が面するように配置し、大量の発電を得ることができる。
E.在来、固定式かつ曲げることのできないソーラーパネルを使用していたのに対し、これをシート状にすることで既存のものに設置できるほか、凹凸面など利用範囲が飛躍的に広がり、それにより在来型に比べ工事の面で大幅なコストダウンができ、また、ロール状にできるため保管も場所を取らず輸送コストも大幅に下がる。
施工も在来の固定式の架台を組立てる必要もなく、内側からシート状太陽電池を貼るだけなので容易である。
F.現在、発電の主力の火力発電のように油を燃焼させ、CO2 を大量に大気中に発生させながら発電するのに比べ、設置場所が多方面に可能になり、しかも、既存の施設を利用しながら無公害で発電ができ、また、設置場所によっては大量の発電も可能であり、電力会社に売電もでき、大きな利益を得ることも可能である。
いずれにしてもCO2 を発生させない、無公害の、しかも、無限のエネルギーを利用した太陽光発電は現在求められているものであり、本発明による太陽光発電はこれに合致するものである。
既存の施設を利用できることで工事費の面で大幅なコストダウンができ、かつ施工も容易であり、また、内側から貼る場合は耐久性を強めることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
すなわち、
請求項1記載のシート状太陽電池は、太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部3と、空間部内の上方に設けられた上方空間部4と、空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成されていると共に、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2記載のシート状太陽電池は、太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部3と、空間部内の上方に設けられた上方空間部4と、空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成され、
A.太陽電池モジュール2は、正面方形の耐候性透明樹脂シート2Aと、この耐候性透明樹脂シートに所定間隔をもって取付けられた多数の太陽電池セル2Bと、リード線2Cから構成され、
B.空間部3は、耐候性透明フィルムをもって太陽電池モジュール2の外周に連設された側壁面3Aと、側壁面の内方辺に太陽電池モジュール2と平行な状態で連設された内方面3Bと、太陽電池モジュール2と内方面3B間に所定間隔をもって取付けられた耐候性透明樹脂をもって構成された密閉筒でなる多数の空間保持材3Cから構成され、
C.上方空間部4は、空間部3内における上方部分に側壁面3Aの上面部分3A1と平行に設けられた上方仕切り4Aと、上方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口4Bと、側壁面の上面部分3A1に設けられた水などの媒体の入口4Cから構成され、
D.下方空間部5は、空間部3内における下方部分に側壁面3Aの下面部分3A2と平行に設けられた下方仕切り5Aと、下方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口5Bと、側壁面の下面部分3A2に設けられた水などの媒体の出口5Cから構成され、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項3記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、構築物や構築物の骨組みや構築物のガラス面や樹脂板面における太陽光の当たる場所に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項4記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、ビニールハウス等の既成の骨組み6を組立て、当該骨組みに沿って貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項5記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、既存のアトリウムの屋根及び壁、商店街のアーケード部分などの内側に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項6記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、高速道路の防音壁7における太陽光の当たる場所に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項7記載のシート状太陽電池は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、太陽光の当たる場所にカーテンレールを取付け、カーテンレールに取付けたランナーにカーテンとして取付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は第1発明のシート状太陽電池である。
太陽電池モジュール2と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部3と、空間部内の上方に設けられた上方空間部4と、空間部内の下方に設けられた下方空間部5から構成されている。
A.太陽電池モジュール2は、正面方形の耐候性透明樹脂シート2Aと、この耐候性透明樹脂シートに所定間隔をもって埋め込んだ状態で取付けられた多数の太陽電池セル2Bと、リード線2Cから構成されている。
2Dは耐候性透明樹脂シート2Aの表面に積層された耐候性透明フィルムである。
この場合、図4を参照して、耐候性透明樹脂シート2Aにおける内側面に太陽電池セル2Bを添着してもよい。
B.空間部3は、耐候性透明フィルムをもって太陽電池モジュール2の外周に連設された側壁面3Aと、側壁面の内方辺に太陽電池モジュール2と平行な状態で連設された内方面3Bと、太陽電池モジュール2と内方面3B間に所定間隔をもって取付けられた耐候性透明樹脂をもって構成された密閉筒でなる多数の空間保持材3Cから構成されている。
【0013】
C.上方空間部4は、空間部3内における上方部分に側壁面3Aの上面部分3A1と平行に設けられた上方仕切り4Aと、上方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口4Bと、側壁面の上面部分3A1に設けられた水などの媒体の入口4Cから構成されている。
D.下方空間部5は、空間部3内における下方部分に側壁面3Aの下面部分3A2と平行に設けられた下方仕切り5Aと、下方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口5Bと、側壁面の下面部分3A2に設けられた水などの媒体の出口5Cから構成されている。
上述のように構成されているので、シート状太陽電池1は、折曲げたりロール状に巻いたりすることができることになる。
【0014】
第2発明は第1発明のシート状太陽電池1の使用方法に関するものである。
A.各シート状太陽電池1を、構築物や構築物の骨組みや構築物のガラス面や樹脂板面における太陽光の当たる場所に透明の糊や片面接着テープや接合器具などを用いて貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池1全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cを接続する。
電気の流れは在来と同様に下記のように連結する。
a.シート状太陽電池→コントローラ→バッテリ→テレビ。
b.シート状太陽電池→コントローラ→バッテリ→インバータ→積算電力計→三方スイッチ→電灯あるいは売電する。
【0015】
B.第2発明の他の実施例1(ビニールハウスや温室に使用する場合)
現在一般に使用されているビニールハウス等の既成の骨組み6を組立て、従来のビニールハウス等のビニールを張るのと同じ要領で、ロール状になって搬入された各シート状太陽電池1を骨組みに沿って貼り付ける。
こののちは、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、各シート状太陽電池の電源を収電箱に納め前記のようにする。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
【0016】
C.第2発明の他の実施例2(アトリウムの屋根及び壁や商店街のアーケード部分などに使用の場合)
各シート状太陽電池1を、既存のアトリウムの屋根及び壁、商店街のアーケード部分などの内側より透明の糊や片面接着テープなどで貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、電源の接続を行う。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
この場合、シート状太陽電池のサイズが既存のアトリウムの屋根及び壁や商店街のアーケード部分などと合わない場合は、その都度サイズに合うものを製作することになる。
【0017】
D.第2発明の他の実施例3(高速道路の防音壁に使用する場合)
防音壁7における太陽光の当たる場所を選び、各シート状太陽電池1を、透明の糊や片面接着テープなどで貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、電源の接続を行う。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
【0018】
E.第2発明の他の実施例4(カーテンに使用する場合)
シート状太陽電池取付に関しては、在来のカーテンと同様にカーテンレールを取付け、ランナー(開閉のための金具)を取付け、その下に在来と同様にレースのカーテンとしてシート状太陽電池を取付ける。
日照時、窓面いっぱいに広げ、日照時以外は両サイドに寄せた状態にする。ロール型カーテンの場合は、在来ロールカーテンと同様に日照時以外はシート状太陽電池を巻き上げておき、日照時は在来ロールカーテンと同様に巻き下ろし発電させる。
構造としては、カーテン、ロールカーテンとも在来と同じである。
水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口4Cと媒体の出口5Cをそれぞれ接続し、電源の接続を行う。
すなわち、電気の流れは在来と同様に連結する。
【0019】
【実施例】
さらに、以下のような条件で実験した結果、極めて良好な結果が得られた。
素材についての説明
a.耐候性透明樹脂シート2Aとしては、具体的には下記のものが好適である。
ビニール系で耐候性、採光性を有し屈曲自在であるもの。
b.耐候性透明フィルム2Dとしては、具体的には下記のものが好適である。
ビニール系で耐候性、採光性を有し屈曲自在であるもの。
c.空間保持材3Cとしては、具体的には下記のものが好適である。
プラスチック系のもの。市販の密閉型空気粒(エアーマット)。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.シート状太陽電池をシート状にすることで、既存のいろいろな施設及び凹凸面にも貼ることができる。
2.本発明のシート状太陽電池の内部に水または冷却水または不凍液を入れ、これを流動させることで発電本体セルの温度上昇を防ぎ効率を低下させない。
3.シート状太陽電池内で水または冷却水または不凍液が太陽熱で高温になり、これを熱交換することで給湯、暖房に利用できる。
また、シート状太陽電池内に常時、水または冷却水または不凍液を供給することができる。
4.ビニールハウスや温室に使用する場合は、在来の温室機能と発電を同時に持つことができ、また、得た温水で冬期間の内部暖房ができ、野菜、その他の生育を助け、余剰電力は電力会社に売電することができる。
5.アトリウムの屋根や壁や商店街のアーケード部分などに使用の場合は、大量に発電するので付属施設や各商店で使用できる。
6.高速道路の防音壁に使用する場合は、大量の発電が可能になり、電力会社に売電することができる。
すなわち、全国の高速道路などの防音壁に使用した場合、電力会社への売電により大きな利益を得ることができる。
7.家庭用カーテンとして使用の場合は、カーテンとしての使用(ロール型カーテンやレースのカーテン)と発電を同時に行うことができ、発電を身近に感ずることができる。
8.既存のものにシート状太陽電池を使用することで、ソーラーパネル設置時に必要な架台は不要となり、大幅なコストダウンになる。
9.シート状太陽電池はロール状にできるため、保管、輸送において大幅なコストダウンになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状太陽電池の一部を切欠いた斜視図である。
【図2】A−A線断面図である。
【図3】B−B線断面図である。
【図4】太陽電池モジュールの他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】シート状太陽電池をビニールハウスに貼り付けた場合を示す斜視図である。
【図6】同上の縦断面図である。
【図7】シート状太陽電池を防音壁に貼り付けた場合を示す斜視図である。
【図8】同上の縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明のシート状太陽電池
2 太陽電池モジュール
3 空間部
4 上方空間部
5 下方空間部
Claims (7)
- 太陽電池モジュール(2)と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部(3)と、空間部内の上方に設けられた上方空間部(4)と、空間部内の下方に設けられた下方空間部(5)から構成されていると共に、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池。
- 太陽電池モジュール(2)と、太陽電池モジュールの背面に連設された空間部(3)と、空間部内の上方に設けられた上方空間部(4)と、空間部内の下方に設けられた下方空間部(5)から構成され、
太陽電池モジュール(2)は、正面方形の耐候性透明樹脂シート(2A)と、この耐候性透明樹脂シートに所定間隔をもって取付けられた多数の太陽電池セル(2B)と、リード線(2C)から構成され、
空間部(3)は、耐候性透明フィルムをもって太陽電池モジュール(2)の外周に連設された側壁面(3A)と、側壁面の内方辺に太陽電池モジュール(2)と平行な状態で連設された内方面(3B)と、太陽電池モジュール(2)と内方面(3B)間に所定間隔をもって取付けられた耐候性透明樹脂をもって構成された密閉筒でなる多数の空間保持材(3C)から構成され、
上方空間部(4)は、空間部(3)内における上方部分に側壁面(3A)の上面部分(3A1)と平行に設けられた上方仕切り(4A)と、上方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口(4B)と、側壁面の上面部分(3A1)に設けられた水などの媒体の入口(4C)から構成され、
下方空間部(5)は、空間部(3)内における下方部分に側壁面(3A)の下面部分(3A2)と平行に設けられた下方仕切り(5A)と、下方仕切りに所定間隔をもって開口された連通口(5B)と、側壁面の下面部分(3A2)に設けられた水などの媒体の出口(5C)から構成され、全体が折曲げたりロール状に巻いたりすることができるよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池。 - 請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、構築物や構築物の骨組みや構築物のガラス面や樹脂板面における太陽光の当たる場所に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口(4C)と媒体の出口(5C)をそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池の使用方法。
- 請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、ビニールハウス等の既成の骨組み(6)を組立て、当該骨組みに沿って貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口(4C)と媒体の出口(5C)をそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池の使用方法。
- 請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、既存のアトリウムの屋根及び壁、商店街のアーケード部分などの内側に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口(4C)と媒体の出口(5C)をそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池の使用方法。
- 請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、高速道路の防音壁(7)における太陽光の当たる場所に貼り付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口(4C)と媒体の出口(5C)をそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池の使用方法。
- 請求項1あるいは請求項2記載のシート状太陽電池を、太陽光の当たる場所にカーテンレールを取付け、カーテンレールに取付けたランナーにカーテンとして取付け、水または冷却水または不凍液が各シート状太陽電池全体に行き渡るように媒体の入口(4C)と媒体の出口(5C)をそれぞれ接続するよう構成されていることを特徴とするシート状太陽電池の使用方法。
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2003
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