JP2004276828A - 車両特定システム及び車両特定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナンバープレートなど車両の特定の部品が不正に交換されても車両を確実に特定する。
【解決手段】車両10には複数のECUが搭載される。情報ECU12にはABSECU14やナビECU16等が接続される。各ECUのID、バージョン情報並びに接続データは管理センタに登録される。管理センタは、予め登録されたパターンデータと車両のパターンとを照合し、一致しないが最も類似度の高い車両を当該車両と特定するとともに、当該車両の異常を検出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は車両特定システム及び車両特定方法に関し、特に複数の電子制御装置(ECU)を搭載する車両を特定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両のナンバプレートやフレームナンバと当該車両の所有者等を関連付けて管理している。一方、近年においては車両の盗難等が多発しており、車両のナンバプレート等は比較的容易に変更可能なことから、車両のナンバプレートで車両所有者あるいは車両の履歴を特定するシステムでは対応することが困難となっている。
【0003】
そこで、例えば下記に示す従来技術においては、車両毎に異なるコードを予め記憶したIDタグを外部から視認不能な態様で埋設しておき、販売店で車両を販売する際に当該車両が備えるIDタグのコードと車両所有者(あるいは車両ユーザ)とを関連付けて管理センタで管理する技術が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−337662号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
視認不能な態様でIDタグを当該車両に一意(ユニーク)に付与することで、仮に当該車両のナンバプレートが不正に変更された場合にも、IDタグをキーとして車両を特定し、本来の車両所有者を一義的に特定することが可能となる。しかしながら、視認不能とはいえ、IDタグ自体を変更乃至破壊されるおそれはあり、この場合にはIDタグと車両所有者との関連性が失われ、当該車両を特定し追跡することが不可能となる。
【0006】
本発明の目的は、盗難等により車両の一部が不正に変更されても車両の特定が可能なシステム及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の電子制御装置を備えた車両を特定するシステムであって、各車両に搭載された各電子制御装置の識別データ及び各電子制御装置間の接続状況を示す接続データをパターンとして記憶するパターン記憶手段と、任意の車両のパターンを前記パターン記憶手段に記憶されたパターンと照合する照合手段とを有し、任意の車両のパターンと記憶された前記パターンとの同一性により前記任意の車両を特定することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、車両特定データをセンタのメモリで一括記憶し、一括記憶された車両特定データと任意の車両から収集したデータとを前記センタのプロセッサで照合することで任意の車両を特定する方法であって、前記車両特定データには、各車両に搭載された複数の電子制御装置の識別データと前記複数の電子制御装置間の接続状況を示す接続データが含まれ、前記センタの前記プロセッサは、任意の車両における電子制御装置の識別データ及び接続データを照合することで前記任意の車両の特定及び異常発生を検出することを特徴とする。
【0009】
本発明では、ナンバプレートやIDタグなど、いずれか一つのデータに基づいて車両を特定するのではなく、複数の電子制御装置(ECU)の識別データ及び接続データを要素とするパターンを照合することで車両を特定する。パターン内のいずれかの要素、例えばあるECUが不正に交換されその識別IDが変化しても、パターン全体としての類似度が維持され車両が特定される。本発明では、特定のIDあるいはナンバの一致度で車両を特定するのではなく、パターンの一致度あるいは類似度で車両を特定する。
【0010】
接続データには、各ECU間の物理的あるいは論理的な接続関係を規定する任意のデータが含まれる。接続データの一例は、各ECUの接続階層構造や各ECU間の通信インタフェース、通信速度等である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1には、本実施形態に係る車両10に搭載される複数の電子制御装置(ECU)が例示されている。ECUとして情報ECU12、ABS(アンチロックブレーキシステム)ECU14及びナビゲーション(ナビ)ECU16等が搭載される。
【0013】
情報ECU12は、車両10に搭載される複数のECUを統括するECUであり、各ECUはこの情報ECU12に接続される。図においては,ABSECU14及びナビECU16が同階層で情報ECU12に接続される状態が示されている。ABSECU14及びナビECU16は、さらに、複数のECUと下位階層で接続される。複数のECUの接続形態は車種グレード毎やオプション装着用ECUの有無で多様であり、車両毎にユニークに定まる。また、情報ECUが接続されているECUに対して、接続番号を生成して割り当てることも好適である。
【0014】
一方、各ECUの識別IDやバージョン情報も各ECU毎にユニークに定まり、例えばABSECU14のIDは263grh6、バージョンは2.03.aなどとユニークに定まる。本実施形態においては、車両10に搭載される複数のECUのID及びバージョン情報を車両10を特定するためのデータとして用いるとともに、これらID及びバージョン情報に加え、複数のECU間の接続データも車両10を特定するためのデータとして用いる。これら各ECUのID及びバージョン情報、並びに複数のECU間の接続データは情報ECU12に一括して記憶され、適当なタイミング、例えば販売店において車両10が販売されるタイミングで所定の管理センタに送信される。管理センタへの送信は、情報ECU12が通信機能を用いて行ってもよく、あるいは販売店で車両10を販売する際に販売員がコンピュータ端末から管理センタに当該データを送信してもよい。また、情報ECU12は、各ECUの接続データのみを記憶し、情報ECU12を含む各ECUのIDやバージョン情報は別途販売員がコンピュータ端末を用いて管理センタに送信してもよい。通常、車両を購入する場合に車両の所有者のID(住所や氏名)は車両のナンバプレートやフレームナンバに関連付けられて管理センタに登録される。したがって、この際に、ナンバプレートやフレームナンバとともに、各ECUのIDやバージョン情報を併せて管理センタに登録することも好適である。
【0015】
なお、図1では3種類のECUが例示されているが、他のECU、例えばスロットル開度等を制御するエンジンECU、前後輪の駆動トルク配分を制御するスキッドECU、バッテリを制御するバッテリECU、ハイブリッド車両におけるエンジン及びモータの駆動を制御するハイブリッドECU、パワーウインドウやドアロックシステム等を制御するボディECU、各種スイッチからの信号に基づいてメータ表示するメータECU、防犯システムを制御する防犯ECU等も含まれる。
【0016】
図2には、管理センタに登録される、車両10を特定するためのデータが模式的に示されている。車両10のナンバ(ナンバプレートデータ及びフレームナンバデータ)、情報ECU12のIDとバージョン情報、ABSECU14のIDとバージョン情報、ナビECU16のIDとバージョン情報、及び各ECUの接続データである。これらのデータのセットにより、車両特定パターンが構成される。接続データは、A系統あるいはB系統等、車種毎に系統が統一されている場合には当該系統名を含む。また、接続データには、情報ECU12とABSECU14及びナビECU16が同一階層で接続されている等の接続階層データも含まれる。さらに、接続データには各ECU間の通信インタフェースの種類、具体的にはどのような信号線で接続されているかも含まれ、各ECU間の実効通信速度も含まれる。すなわち、接続データには、互いにLANその他で電気的に接続された各ECU間の物理的あるいは論理的接続に関する任意のデータが含まれる。一つの具体例として、接続データを各ECU間の階層構造及び各ECU間の通信速度で構成することができる。あるECUと他のECUとが接続されていない場合、この「非接続」状態も一種の接続パラメータになり得る。上述したように、ナンバプレートデータやフレームナンバデータ、各ECUのIDやバージョン情報は作業員がコンピュータ端末を用いて管理センタに登録し、接続データは情報ECU12が収集して管理センタに送信してもよく、これら全てのデータ、すなわち車両特定パターンを作業員あるいは情報ECU12が管理センタに一括して送信してもよい。
【0017】
管理センタには、個々の車両についての車両特定パターンが登録され、パターン群としてデータベース化される。当該パターンには、車両所有者のID(住所や氏名等)が関連付けられる。
【0018】
図3には、図2における情報ECU12、ABSECU14、ナビECU16のIDデータ及びバージョン情報の一例が示されている。車両Aに関しては、情報ECU12のIDは1a3vbd35、バージョン情報は1.01.cdであり、ABSECU14のIDは263grh6、バージョン情報は2.03.aであり、ナビECU16のIDはWa365z、バージョン情報は1.00である。また車両Bに関しては、情報ECU12のIDは1a33g985、バージョン情報は1.01.cdであり、ABSECU14のIDは2987fh32、バージョン情報は2.03bであり、ナビECU16のIDはWc2ji35、バージョン情報は1.08等である。
【0019】
また、車両購入後に例えばABSECU14が新規のABSECUに正式に(すなわち、例えば正規のディーラーや修理工場などで)交換された場合、新たなABSECU14のID及びバージョン情報が作業者により、あるいは情報ECU12により管理センタに送信され更新される。
【0020】
このように車両毎に各ECUのIDとバージョン情報及び各ECUの接続データを1つの車両特定パターンとして管理センタに登録して順次更新することで、例えば複数のECUのうちのいずれかのECUが不正に変更された場合でも、パターンの一致の度合いから車両を特定することができる。すなわち、ECUが公式に交換あるいは修理された場合には交換後のデータによりパターンが更新されて管理センタに登録されるため、車両が現に有するパターンと管理センタが保有するパターンとは完全に一致することとなるが、車両の特定個所、例えばナビECU16が不正に交換あるいは破壊された場合、車両が現に保有するパターンと管理センタが保有するパターンとは一致しないものの、ナビECU16のID及びバージョン情報以外のECUのID、バージョン情報並びに接続データは一致するためパターンの一致度は高く、当該車両を特定することができる。また、パターンにおいて一致しない箇所は不正に変更された箇所であり、当該車両に何らかの異常が発生したことも併せて検知することができる。管理センタにおけるパターンの照合は、例えば以下のように実行される。
【0021】
(1)ディーラや修理工場に持ち込まれた任意の車両における各ECUのID、バージョン情報、接続データからなるパターンと、予め登録されているデータベース内のパターンとを順次照合し、一致度を数値化して一致度の高い順にソートする。
【0022】
(2)最も一致度の高いパターンの車両を選択し、その一致度が100%あるいは所定のしきい値を越える場合に、任意の車両を当該車両と特定する。
【0023】
(3)最も一致度の高いパターンの車両を選択し、その一致度が所定のしきい値以下である場合には特定不能と判定する。
【0024】
一致度を算出する際に、各ECUのID、バージョン情報、接続データにそれぞれ重みを付加することも好適である。例えば、接続データには他のデータよりも大きな重みをつけて一致度を算出する、あるいは情報ECU12には他のECUよりも大きな重みをつけて一致度を算出する、比較的変更され易いナビECU16には他のデータよりも小さな重みをつけて一致度を算出する等である。車両の車種に応じて重みを変化させることも好適であろう。特定の車種では特定の部品が交換あるいは改造され易い等の特段の事情がある場合、車種に応じた重み付けは有効である。
【0025】
以下、車両が盗難され、不正に部品が交換された場合を例にとり、車両の特定方法を具体的に説明する。
【0026】
図4には、ナビECU16が不正に交換された場合のパターン変化例が示されている。車両のパターンは、当初(A)に示されるものであり、このパターンが管理センタに登録されているが、ナビECU16が不正に交換された結果、ナビECU16のID及びバージョン情報が変更されてパターンは(B)に示されるものになったとなる。(B)に示されるパターンは、車両がディーラあるいは修理工場に持ち込まれたタイミングあるいはナビECU16が交換されたタイミングで管理センタに通知される。管理センタでは、(A)に示されるパターンと(B)に示されるパターンとを照合し、ナビECU16のID及びバージョン情報において相違するものの他のID及びバージョン情報並びに接続データが一致するパターンを選択して車両を特定する。持ち込まれた車両の所有者と、管理センタに登録されている当該パターンに関連付けられた車両所有者とが一致しない場合、車両は盗難されたものと推定する。さらに、両パターンがナビECU16のID及びバージョン情報で相違することから、特定された車両のナビECU16が不正に交換されたことを検知できる。
【0027】
なお、ナビECU16自体は交換されず、一部の機能が不正に変更された場合、ナビECU16と他のECUとの間のプロトコルや通信速度に変更が生じ、したがってナビECU16のIDとバージョン情報は同一であるものの接続データが異なるとしてナビECU16が不正に変更されたことを検知できる。すなわち、各ECUが物理的に変更されず、かつ各ECUのソフトウェアのバージョンも変更されず、単にその機能の一部が不正に改変された場合にも、ECU間の接続データに変更が生じる限り本実施形態では車両の特定並びに車両の不正な改造を検知できる。
【0028】
また、例えば異常時にブザーやクラクションを鳴らす等の防犯ECUの機能が不正に破壊された場合、情報ECU12と防犯ECUとの接続データにも変更が生じるから(実効通信速度がゼロ、あるいは階層構造に変更あり)、車両の特定及び車両の不正な改造を検知できる。
【0029】
図5には、車両のナンバプレートが不正に交換された場合が示されている。当初、車両のナンバプレートは(A)に示されるように、「品川 500 そ 9337」であったものとする。このようなナンバプレートを含むパターンが管理センタに登録されている。次に、車両が修理工場に持ち込まれた際、そのナンバプレートが「品川 500 た 0010」であったものとする。(B)に示されるパターンは作業員からコンピュータ端末により管理センタに通知され、管理センタは通知されたパターンをデータベースに登録されたパターンと照合する。管理センタは、ナンバプレートにおいて相違するものの他のID及びバージョン情報並びに接続データが一致するパターンを選択して車両を特定する。持ち込まれた車両の所有者と、管理センタに登録されている当該パターンに関連付けられた車両所有者とが一致しない場合、車両は盗難されたものと推定する。さらに、両パターンがナンバプレートで相違することから、特定された車両のナンバプレートが不正に交換されたことを検知できる。
【0030】
図6には、本実施形態における車両特定方法の全体処理フローチャートが示されている。まず、車両購入時において、ディーラの販売員が車両所有者のID、各ECUのID及びバージョン情報(パーツID)、車両のナンバプレート、フレームナンバ(車両ID)を管理センタに登録する(S101)。次に、情報ECU12は各ECUとの接続情報を取得してメモリに記憶する(S102)。情報ECU12は、各ECUとのデータ通信によりこれらのデータを取得する。そして、情報ECU12は例えば通信装置を用いて管理センタに発呼し、管理センタとデータ通信が可能か否かを判定して(S103)、通信可能な場合にはS102でメモリに記憶した接続データを管理センタに送信する(S104)。管理センタでは、例えば情報ECU12のIDをキーとしてS101で登録したデータとS104にて車両から送信されたデータとを関連付け、車両のパターンとしてデータベースに登録する。S101にて販売員が車両所有者のID,ナンバプレート、フレームナンバを管理センタに登録し、S104にて情報ECU12がフレームナンバとともに各ECUのID、バージョン情報、接続データを送信し、管理センタでフレームナンバをキーとしてこれらのデータを関連付けてパターンを作成してもよい。
【0031】
その後、情報ECU12は定期的に、あるいは所定のタイミングで各ECUとの接続情報(各ECUのID、バージョン情報、接続データ)を取得し、メモリに記憶された接続情報と比較して変更があるか否かを判定する(S105)。変更がある場合には管理センタに新たな接続情報を送信する。車両が修理工場やディーラに持ち込まれた時点で、作業者が接続情報を取得して管理センタに送信してもよい。管理センタでは、通知されたパターンと既に登録されているパターンとを照合し、パターンが完全に一致する場合には正常であると判定する(S106にて「異常なし」)。一方、パターンが不一致の場合には、最もパターンが一致する車両を当該車両と特定するとともに、当該車両に異常が生じたと判定して(S106にて「異常あり」)、登録されている車両所有者その他の指定箇所へ通報する(S107)。判定結果をディーラあるいは修理工場のコンピュータ端末に返信してもよい。また、必要に応じて現在の車両位置を指定箇所へ通報する(S108)。車両に送信機が搭載されている場合、当該送信機からの送信電波を受信することで位置を追跡することができ、また、GPSシステムを搭載している場合には当該GPSシステムからの信号を受信することでその位置を追跡することもできる。車両の現在位置を特定し通報する任意の公知技術を用いることができる。
【0032】
このように、本実施形態においては、車両のナンバプレートやフレームナンバ、各ECUのIDやバージョン情報に加え、複数のECU間の接続データも考慮した一連のパターンを管理センタに登録しておき、当該パターンの一致度を判定することで車両を特定するものであり、車両のいずれかの部品が不正に交換あるいは破壊あるいは改造されてもパターン全体の類似度から車両を確実に特定し、また異常状態を検出することができる。
【0033】
なお、本実施形態において、接続データを考慮せず、車両のナンバプレート、フレームナンバデータ、各ECUのID及びバージョン情報を一つのパターンとして管理センタに登録しておき、任意の車両におけるパターンと登録されたパターンとを照合することによっても車両の特定は可能であり、一つの部品が不正に交換されても車両を特定することは可能である。但し、各ECUのIDやバージョン情報が変更されないような不正改変を検知することができないため、本実施形態のように各ECU間の接続データもパターンの要素として用いることが好適で、これにより種々の不正交換あるいは不正改変に対応できる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、車両の一部の部品に変更が生じても車両を確実に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両に搭載される複数のECUの構成図である。
【図2】図1における情報ECUのメモリに記憶されるパターンデータ説明図である。
【図3】図2における情報ECU、ABSECU、ナビECUのID及びバージョン情報説明図である。
【図4】パターンデータ変更説明図である。
【図5】パターンデータ変更説明図である。
【図6】実施形態の全体処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 車両、12 情報ECU、14 ABSECU、16 ナビECU。

Claims (5)

  1. 複数の電子制御装置を備えた車両を特定するシステムであって、
    各車両に搭載された各電子制御装置の識別データ及び各電子制御装置間の接続状況を示す接続データをパターンとして記憶するパターン記憶手段と、
    任意の車両のパターンを前記パターン記憶手段に記憶されたパターンと照合する照合手段と、
    を有し、任意の車両のパターンと記憶された前記パターンとの同一性により前記任意の車両を特定することを特徴とする車両特定システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記任意の車両のパターンと記憶された前記パターンとの相違により前記任意の車両の異常を検出することを特徴とする車両特定システム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記パターン記憶手段は、各車両の各電子制御装置の更新に応じて前記パターンを更新することを特徴とする車両特定システム。
  4. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記パターンには、前記車両のナンバプレートデータあるいはフレームナンバデータが含まれることを特徴とする車両特定システム。
  5. 車両特定データをセンタのメモリで一括記憶し、一括記憶された車両特定データと任意の車両から収集したデータとを前記センタのプロセッサで照合することで任意の車両を特定する方法であって、
    前記車両特定データには、各車両に搭載された複数の電子制御装置の識別データと前記複数の電子制御装置間の接続状況を示す接続データが含まれ、
    前記センタの前記プロセッサは、任意の車両における電子制御装置の識別データ及び接続データを照合することで前記任意の車両の特定及び異常発生を検出することを特徴とする車両特定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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