JP2004276100A - 浸漬型鋼板冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することのできる浸漬型鋼板冷却装置を提供する。
【解決手段】高圧水噴射装置18からの高圧水により鋼板冷却空間13の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成して鋼板11を水冷する浸漬型鋼板冷却装置において、高圧水噴射装置18と鋼板搬送ロール14との間に、高圧水噴射装置18からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体19a,19b,19e,19fを配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】高圧水噴射装置18からの高圧水により鋼板冷却空間13の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成して鋼板11を水冷する浸漬型鋼板冷却装置において、高圧水噴射装置18と鋼板搬送ロール14との間に、高圧水噴射装置18からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体19a,19b,19e,19fを配置する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば圧延後の鋼板をドブ漬け通板方式により焼入れする場合などに用いられる浸漬型鋼板冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧延後の鋼板をドブ漬け通板方式により焼入れする場合に用いられる浸漬型鋼板冷却装置として、下記の特許文献1及び2に開示されたものが知られている。この浸漬型鋼板冷却装置は、図6に示すように、熱間圧延後の鋼板11の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間13を内部に有する冷却装置本体12と、この冷却装置本体12の鋼板冷却空間13内に配設された複数の鋼板搬送ロール14および冷却水攪拌ロール15とを備えており、冷却装置本体12には、鋼板冷却空間13に冷却水を供給する冷却水供給ノズル16が設けられていると共に鋼板冷却空間13から冷却水を排出する冷却水排出ノズル17が設けられている。また、この種の鋼板冷却装置は鋼板冷却空間13の入口部と出口部に高圧水噴射装置18を有しており、この高圧水噴射装置18からの高圧水により鋼板冷却空間13の入口部と出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成すると同時に鋼板11を冷却するように構成されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−295946号公報
【特許文献2】
特開2002−239621号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献に開示された鋼板冷却装置では、高圧水噴射装置18からの高圧水によって鋼板11の幅方向端部が過冷却となり、鋼板11の幅方向端部に耳波歪や反りが発生することがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することのできる浸漬型鋼板冷却装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、鋼板の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間を内部に有する冷却装置本体と、この冷却装置本体の前記鋼板冷却空間内に配設された鋼板搬送手段と、前記鋼板冷却空間の入口部及び出口部に配置された高圧水噴射装置とを備え、前記高圧水噴射装置からの高圧水により前記鋼板冷却空間の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成して前記鋼板を水冷する浸漬型鋼板冷却装置において、前記高圧水噴射装置と前記鋼板搬送手段との間に、前記高圧水噴射装置からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体を前記鋼板の通過を許容するように配置したことを特徴とする。
【0006】
このような構成によると、冷却装置本体の鋼板冷却空間内に送り込まれた鋼板の幅端部が高圧水噴射装置からの高圧水によって直接的に冷却されることがないので、高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することができる。
請求項2の発明は、請求項1記載の浸漬型鋼板冷却装置において、前記遮蔽体が前記鋼板の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材により前記冷却装置本体に支持されていることを特徴とするものであり、このような構成を採用することで、遮蔽体の位置を鋼板の厚さに応じて任意に変えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示す図であり、図1及び図2に示すように、本実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置は、所定温度に加熱された鋼板11の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間13を内部に有する冷却装置本体12と、この冷却装置本体12の鋼板冷却空間13内に配設された複数の鋼板搬送ロール14および冷却水攪拌ロール15とを備えている。また、本実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置は鋼板冷却空間13の入口部と出口部に高圧水噴射装置18を有しており、この高圧水噴射装置18と鋼板搬送ロール14との間には、高圧水噴射装置18からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体19a〜19h(19d,19hは図3及び図4参照)が設けられている。
【0008】
遮蔽体19a〜19hは例えば金属板を長方形状に加工して形成されており、これらの遮蔽体19a〜19hのうち遮蔽体19a,19b,19e,19fは鋼板冷却空間13内の右側部(図2中下側側部)に配置され、遮蔽体19c,19d,19g,19hは鋼板冷却空間13内の左側部(図2中上側側部)に配置されている。また、遮蔽体19a〜19hは鋼板11の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材20(図3及び図4参照)により冷却装置本体12に支持されており、これらの遮蔽体19a〜19hのうち遮蔽体19a,19c,19e,19gは鋼板冷却空間13内の上部に配置され、遮蔽体19b,19d,19f,19hは鋼板冷却空間13内の下部に配置されている。
【0009】
このように構成される鋼板冷却装置を用いて鋼板11を水冷する場合には、先ず、冷却装置本体12の冷却水供給ノズル16から鋼板冷却空間13に冷却水を供給すると共に、鋼板冷却空間13の入口部及び出口部に設けられた高圧水噴射装置18から高圧水を噴射して鋼板冷却空間13の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成する。次に、この状態で冷却水で満たされた鋼板冷却空間13内に鋼板11を送り込み、鋼板11の上下面及び幅方向端面を冷却水で冷却する。このとき、鋼板冷却空間13内に送り込まれた鋼板11は遮蔽体19a,19c,19e,19gと19b,19d,19f,19hとの間を通過して鋼板冷却空間13の出口部から送り出されるため、鋼板11の幅端部が高圧水噴射装置18からの高圧水によって直接的に冷却されることがない。
【0010】
したがって、上述した本実施形態では高圧水噴射装置18からの高圧水によって鋼板11の幅方向端部が過冷却となることを抑制でき、鋼板11の幅方向端部に耳波歪や反りが発生することを防止することができる。上述した実施形態では遮蔽体19a〜19hが鋼板11の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材20により冷却装置本体12に支持されているため、遮蔽体19a〜19hの位置を鋼板11の厚さに応じて任意に変えることができる。
【0011】
なお、上述した実施形態では鋼板冷却空間内の鋼板を搬送する鋼板搬送手段として鋼板搬送ロール14を例示したが、鋼板搬送ロール以外の搬送手段(例えば無端ベルト式搬送装置等)を用いてもよい。
また、上述した実施形態では高圧水噴射装置18からの高圧水を遮蔽する遮蔽体として、鋼板11の幅方向に沿う長さが鋼板11の幅より短い遮蔽体を用いたが、図5に示す実施形態のように、鋼板11の幅方向に沿う長さが鋼板11の幅より長い遮蔽体19を用いてもよい。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係る浸漬型鋼板冷却装置によれば、鋼板の幅端部が高圧水噴射装置からの高圧水によって直接的に冷却されることがないので、高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することができる。
請求項2の発明に係る浸漬型鋼板冷却装置によれば、上述した効果に加え、遮蔽体の位置を鋼板の厚さに応じて任意に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置の概略断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置の概略断面図である。
【図6】従来の浸漬型鋼板冷却装置を示す図である。
【符号の説明】
11 鋼板
12 冷却装置本体
13 鋼板冷却空間
14 鋼板搬送ロール
15 冷却水攪拌ロール
16 冷却水供給ノズル
17 冷却水排出ノズル
18 高圧水噴射装置
19,19a〜19h 遮蔽体
20 弾性支持部材
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば圧延後の鋼板をドブ漬け通板方式により焼入れする場合などに用いられる浸漬型鋼板冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧延後の鋼板をドブ漬け通板方式により焼入れする場合に用いられる浸漬型鋼板冷却装置として、下記の特許文献1及び2に開示されたものが知られている。この浸漬型鋼板冷却装置は、図6に示すように、熱間圧延後の鋼板11の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間13を内部に有する冷却装置本体12と、この冷却装置本体12の鋼板冷却空間13内に配設された複数の鋼板搬送ロール14および冷却水攪拌ロール15とを備えており、冷却装置本体12には、鋼板冷却空間13に冷却水を供給する冷却水供給ノズル16が設けられていると共に鋼板冷却空間13から冷却水を排出する冷却水排出ノズル17が設けられている。また、この種の鋼板冷却装置は鋼板冷却空間13の入口部と出口部に高圧水噴射装置18を有しており、この高圧水噴射装置18からの高圧水により鋼板冷却空間13の入口部と出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成すると同時に鋼板11を冷却するように構成されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−295946号公報
【特許文献2】
特開2002−239621号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献に開示された鋼板冷却装置では、高圧水噴射装置18からの高圧水によって鋼板11の幅方向端部が過冷却となり、鋼板11の幅方向端部に耳波歪や反りが発生することがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することのできる浸漬型鋼板冷却装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、鋼板の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間を内部に有する冷却装置本体と、この冷却装置本体の前記鋼板冷却空間内に配設された鋼板搬送手段と、前記鋼板冷却空間の入口部及び出口部に配置された高圧水噴射装置とを備え、前記高圧水噴射装置からの高圧水により前記鋼板冷却空間の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成して前記鋼板を水冷する浸漬型鋼板冷却装置において、前記高圧水噴射装置と前記鋼板搬送手段との間に、前記高圧水噴射装置からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体を前記鋼板の通過を許容するように配置したことを特徴とする。
【0006】
このような構成によると、冷却装置本体の鋼板冷却空間内に送り込まれた鋼板の幅端部が高圧水噴射装置からの高圧水によって直接的に冷却されることがないので、高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することができる。
請求項2の発明は、請求項1記載の浸漬型鋼板冷却装置において、前記遮蔽体が前記鋼板の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材により前記冷却装置本体に支持されていることを特徴とするものであり、このような構成を採用することで、遮蔽体の位置を鋼板の厚さに応じて任意に変えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示す図であり、図1及び図2に示すように、本実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置は、所定温度に加熱された鋼板11の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間13を内部に有する冷却装置本体12と、この冷却装置本体12の鋼板冷却空間13内に配設された複数の鋼板搬送ロール14および冷却水攪拌ロール15とを備えている。また、本実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置は鋼板冷却空間13の入口部と出口部に高圧水噴射装置18を有しており、この高圧水噴射装置18と鋼板搬送ロール14との間には、高圧水噴射装置18からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体19a〜19h(19d,19hは図3及び図4参照)が設けられている。
【0008】
遮蔽体19a〜19hは例えば金属板を長方形状に加工して形成されており、これらの遮蔽体19a〜19hのうち遮蔽体19a,19b,19e,19fは鋼板冷却空間13内の右側部(図2中下側側部)に配置され、遮蔽体19c,19d,19g,19hは鋼板冷却空間13内の左側部(図2中上側側部)に配置されている。また、遮蔽体19a〜19hは鋼板11の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材20(図3及び図4参照)により冷却装置本体12に支持されており、これらの遮蔽体19a〜19hのうち遮蔽体19a,19c,19e,19gは鋼板冷却空間13内の上部に配置され、遮蔽体19b,19d,19f,19hは鋼板冷却空間13内の下部に配置されている。
【0009】
このように構成される鋼板冷却装置を用いて鋼板11を水冷する場合には、先ず、冷却装置本体12の冷却水供給ノズル16から鋼板冷却空間13に冷却水を供給すると共に、鋼板冷却空間13の入口部及び出口部に設けられた高圧水噴射装置18から高圧水を噴射して鋼板冷却空間13の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成する。次に、この状態で冷却水で満たされた鋼板冷却空間13内に鋼板11を送り込み、鋼板11の上下面及び幅方向端面を冷却水で冷却する。このとき、鋼板冷却空間13内に送り込まれた鋼板11は遮蔽体19a,19c,19e,19gと19b,19d,19f,19hとの間を通過して鋼板冷却空間13の出口部から送り出されるため、鋼板11の幅端部が高圧水噴射装置18からの高圧水によって直接的に冷却されることがない。
【0010】
したがって、上述した本実施形態では高圧水噴射装置18からの高圧水によって鋼板11の幅方向端部が過冷却となることを抑制でき、鋼板11の幅方向端部に耳波歪や反りが発生することを防止することができる。上述した実施形態では遮蔽体19a〜19hが鋼板11の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材20により冷却装置本体12に支持されているため、遮蔽体19a〜19hの位置を鋼板11の厚さに応じて任意に変えることができる。
【0011】
なお、上述した実施形態では鋼板冷却空間内の鋼板を搬送する鋼板搬送手段として鋼板搬送ロール14を例示したが、鋼板搬送ロール以外の搬送手段(例えば無端ベルト式搬送装置等)を用いてもよい。
また、上述した実施形態では高圧水噴射装置18からの高圧水を遮蔽する遮蔽体として、鋼板11の幅方向に沿う長さが鋼板11の幅より短い遮蔽体を用いたが、図5に示す実施形態のように、鋼板11の幅方向に沿う長さが鋼板11の幅より長い遮蔽体19を用いてもよい。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係る浸漬型鋼板冷却装置によれば、鋼板の幅端部が高圧水噴射装置からの高圧水によって直接的に冷却されることがないので、高圧水噴射装置からの高圧水によって鋼板の幅方向端部が過冷却となることを防止することができる。
請求項2の発明に係る浸漬型鋼板冷却装置によれば、上述した効果に加え、遮蔽体の位置を鋼板の厚さに応じて任意に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置の概略断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】図2のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る浸漬型鋼板冷却装置の概略断面図である。
【図6】従来の浸漬型鋼板冷却装置を示す図である。
【符号の説明】
11 鋼板
12 冷却装置本体
13 鋼板冷却空間
14 鋼板搬送ロール
15 冷却水攪拌ロール
16 冷却水供給ノズル
17 冷却水排出ノズル
18 高圧水噴射装置
19,19a〜19h 遮蔽体
20 弾性支持部材
Claims (2)
- 鋼板の上下面と幅方向端面を冷却水により冷却するための鋼板冷却空間を内部に有する冷却装置本体と、この冷却装置本体の前記鋼板冷却空間内に配設された鋼板搬送手段と、前記鋼板冷却空間の入口部及び出口部に配置された高圧水噴射装置とを備え、前記高圧水噴射装置からの高圧水により前記鋼板冷却空間の入口部及び出口部に冷却水流出防止用の高圧水膜を形成して前記鋼板を水冷する浸漬型鋼板冷却装置において、
前記高圧水噴射装置と前記鋼板搬送手段との間に、前記高圧水噴射装置からの高圧水を遮蔽する上下一対の遮蔽体を前記鋼板の通過を許容するように配置したことを特徴とする浸漬型鋼板冷却装置。 - 前記遮蔽体は、前記鋼板の厚さ方向に伸縮自在な弾性支持部材により前記冷却装置本体に支持されていることを特徴とする請求項1記載の浸漬型鋼板冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003073967A JP2004276100A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 浸漬型鋼板冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003073967A JP2004276100A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 浸漬型鋼板冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004276100A true JP2004276100A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33289733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003073967A Pending JP2004276100A (ja) | 2003-03-18 | 2003-03-18 | 浸漬型鋼板冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004276100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101225772B1 (ko) * | 2010-10-27 | 2013-01-23 | 현대제철 주식회사 | 런아웃 테이블용 냉각장치 |
-
2003
- 2003-03-18 JP JP2003073967A patent/JP2004276100A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101225772B1 (ko) * | 2010-10-27 | 2013-01-23 | 현대제철 주식회사 | 런아웃 테이블용 냉각장치 |
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