JP2004275929A - 水改質器及びそれを使用した水改質装置 - Google Patents

水改質器及びそれを使用した水改質装置 Download PDF

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Abstract

【課題】各種食品工場、温泉や銭湯等の大衆浴場等の水を大量に処理する必要のある用途に使用するものとしても十分な処理能力を有する水改質器を提供する。
【解決手段】水改質器(A)はケーシング(1)とカートリッジ(2)を有している。カートリッジの接続部(290)と排水部(292)の間には内部を外部から視認できる処理室(25,26,27)が設けられている。処理室を区画する区画部(21,22,23,24)は多数の通水孔(209)を有する区画板(201)の上下面に網体(202)が設けてある構成である。処理室内に充填されている水改質材(250,260,270)は球形状の流動性固体であり、処理室内部で遊動できるよう充填してある。ケーシングは水導入部(14)と水導出部(15)を有し、水導入部にはカートリッジが接続される。内部に配されたカートリッジとの間には通水空間部(100)が形成されている。カートリッジは処理室に改質材を出し入れするための栓体(280)を有する出し入れ口(28)を有している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水改質器及びそれを使用した水改質装置に関する。更に詳しくは、アルカリイオン水等を生成する水改質器において、水の処理量がそれほど多くない一般家庭での使用の他、各種食品工場、温泉や銭湯等の大衆浴場等の水を大量に処理する必要のある用途に使用するものとしても十分な処理能力を有する水改質器に関する。
【0002】
【従来技術】
近年に至る地球環境の悪化は、生命を維持していく上で欠かせない水にも重大な影響を与えている。このように水の汚染が懸念される中で、様々な機器を使用して、水を飲用等として適するよう改質する技術に対し、社会的な関心もますます高まっている。
【0003】
飲用に適した水としては、アルカリイオン水(アルカリ還元水ともいう)が注目されている。アルカリイオン水は、酸化還元電位が低く、マイナスの数値を示すことが知られており、厚生労働省によって、胃酸過多、慢性下痢、消化不良等の症状に効果があることが認められている。
このようなアルカリイオン水を生成する機器として、本願発明者は、特許文献1に示すような水改質器(浄化イオン水発生器)を提案した。
【0004】
【特許文献1】
特許第3223363号公報
【0005】
特許文献1記載の水改質器は、水改質材(浄化材、電解材)を充填した筒体内に流通水を噴射回流させる噴射板を設け、水改質材を水とともに回流させることにより、水と水改質材との接触面積、時間を増大させ、効率的な水の改質(アルカリイオン化)を行うことができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1記載の水改質器は、例えば水の処理量がそれほど多くない一般家庭で使用される水改質器としては、十分に有用である。
しかしながら、水を大量に処理する必要のある用途、例えば各種食品工場、温泉や銭湯等の大衆浴場等に使用するものとしては、十分な処理能力を得ることができない場合があった。
【0007】
すなわち、筒体内部に充填されている浄化材、電解材は粒状であるが、粒径はごく小さなものである。このため、浄化材、電解材が筒体の外部に出ないようにするフィルタの目も更に小さなものとならざるを得ず、大量の水を短時間で流通させることは構造的に難しかった。また、フィルタの目が小さいために目詰まりを起こしやすく、この点からも水を大量に処理する上記のような用途に使用することが難しかった。
【0008】
(発明の目的)
本発明の目的は、アルカリイオン水等を生成する水改質器において、水の処理量がそれほど多くない一般家庭での使用の他、各種食品工場、温泉や銭湯等の大衆浴場等の水を大量に処理する必要のある用途に使用するものとしても十分な処理能力を有する水改質器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
水を改質する水改質器であって、
ケーシングと、
ケーシング内部に配されるカートリッジを有しており、
カートリッジは、
下部に設けてある接続部と、上部に設けてある排水部を有しており、
接続部と排水部の間には、水の流れ方向に直列に複数の処理室が設けられており、
カートリッジの各処理室を区画する区画部は、実質的に全面にわたり所要数の通水孔を有する区画板の上下面に水改質材用のフィルタである網体が設けてある構成であり、
処理室内に充填されている水改質材は球形状の流動性固体であり、処理室の上部側に空間部を形成して処理室内部で遊動できるようにして充填されており、
ケーシングは、
水導入部と水導出部を有しており、
水導入部は、カートリッジの接続部に接続可能であり、
内部に配されたカートリッジとの間には、通水可能な空間部が形成されるようにしてあり、
被処理水は、水導入部からカートリッジに導入されて処理室で改質された後に、カートリッジとケーシングの間の空間部に入り、水導出部から外部へ導出されるようにしてあることを特徴とする、
水改質器である。
【0010】
第2の発明にあっては、
カートリッジは、各処理室に水改質材を出し入れするための手段を有していることを特徴とする、
第1の発明に係る水改質器である。
【0011】
第3の発明にあっては、
カートリッジは、各処理室内の水改質材の状態を視認できるよう透明部を有していることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る水改質器である。
【0012】
第4の発明にあっては、
区画板の通水孔は、各処理室内において、水改質材を水と共に回流させることができるよう表裏面とは斜めに設けてあることを特徴とする、
第1、第2または第3の発明に係る水改質器である。
【0013】
第5の発明にあっては、
水改質材がマグネシウムであることを特徴とする、
第1、第2、第3または第4の発明に係る水改質器である。
【0014】
第6の発明にあっては、
揚水機と、
濾過装置と、
殺菌装置と、
第1、第2、第3、第4または第5の発明に係る水改質器と、
を含み、
被処理水を殺菌・濾過後、改質できるよう構成されていることを特徴とする、
水改質装置である。
【0015】
第7の発明にあっては、
臭気除去装置を有し、被処理水を濾過・殺菌後、臭気を除去した上で改質できるよう構成されていることを特徴とする、
第6の発明に係る水改質装置である。
【0016】
第8の発明にあっては、
水改質器のケーシングに、内部の通水空間部に通じる取水手段を水導出部とは別に設けてあることを特徴とする、
第6または第7の発明に係る水改質装置である。
【0017】
第9の発明にあっては、
移動手段を備えていることを特徴とする、
第6、第7または第8の発明に係る水改質装置である。
【0018】
処理室の数(段数)、容量(容積)は、処理する水の量に対応して適宜設定されるものであり、特に限定するものではない。
【0019】
水改質材としては、マグネシウムの他に、例えばカルシウム・鉄・亜鉛・コバルト・マンガンやその他のミネラル、石灰石、ドロマイト、大理石、コーラルサンド、貝がら、骨、麦飯石、太陽石、祖陽石、セラミックス、炭(活性炭、備長炭、ヤシガラ炭、竹炭等)、濾過膜(中空糸膜、逆浸透膜、平膜)、イオン交換樹脂、イオン交換繊維等を挙げることができるが、特にこれらに限定するものではない。
【0020】
本明細書にいう球形状の流動性固体とは、真球の他、真球ではないがほぼ球形のものが多数集まった形態の意味を含むものである。なお、球形状の流動性固体である水改質材によれば、個々が重なって動かない状態でも、遊動して離れている状態でも、それらの間に安定的に通水空間が形成される。
【0021】
水改質材の粒径(直径)は、マグネシウムの場合で、例えば1〜9mm、より好ましくは3〜6mmであるがこの粒径に限定されるものではない。
水改質材は、粒径が1mmに満たないと、更に目を小さくする必要がある網体では、大量の水を短時間で流通させて処理(改質)することは難しい。また、粒径が9mmを超えると、水改質材の個々の重量が重くなりすぎて、水の流れが相当に強くても、処理室内で遊動しにくくなり、結果的に水を十分に改質することができないおそれがある。
なお、水改質材は、被処理水の流量を必要量確保でき、支障なく浮遊、遊動させることができれば、粒径が1〜9mmに満たないもの、あるいは超えるものを採用することも可能である。
【0022】
(作 用)
本発明に係る水改質器は次のように作用する。
(1)ケーシングの水導入部から、水道水等の被処理水が導入される。
(2)被処理水は、水導入部からカートリッジ下部の接続部を通り、カートリッジの内部に入る。
(3)被処理水は、カートリッジ内部の各処理室を下から上方向へ向けて順次通り、各処理室内に充填されている水改質材で改質される。
【0023】
(4)被処理水が、各処理室を下から上方向へ向け通るとき、水流が十分に強い場合では、流動性固体である水改質材を上方へ押し上げて、各処理室内で浮遊・遊動させることができる。これにより、被処理水は水の道をつくることなく、多数の水改質材個々の表面と触れることができ、充填されている水改質材全体を無駄なく利用できるので、効率的に改質される。また、水改質材は球形状の流動性固体であるので、例えば、粉状のものと比較してフィルタである網体の目の大きさを比較的大きくでき、大量の水を短時間で流通させることも構造的に可能になる。
(5)各処理室で改質された被処理水は、カートリッジ上部の排出部から、カートリッジとケーシングとの間の空間部に入り、水導出部から外部へ導出される。
【0024】
カートリッジが、各処理室に水改質材を出し入れするための手段を有しているものは、例えば、水改質材が機能を失った場合は交換することができ、また量が減った場合には補充することができるので、機能回復等のメンテナンスが容易にできる。
【0025】
カートリッジが、各処理室内の水改質材の状態を視認できるよう透明部を有しているものは、水改質材を取り出さないでも、水改質材の状態(色、量等)がわかるので、上記したようなメンテナンスがより簡単にできる。
【0026】
区画板の通水孔が、各処理室内において、水改質材を水と共に回流させることができるよう表裏面とは斜めに設けてあるものは、処理質内において、球形状の水改質材をより効果的に浮遊、遊動させることができるので、水と水改質材との接触が確実に行われ、効率的な水の改質が可能になる。
【0027】
水改質材がマグネシウムであるものは、マグネシウムを被処理水と接触させることで、下記化学式1に示すように、マグネシウムが水と反応し、水酸化マグネシウムと水素が生成される。
【0028】
【化1】
Figure 2004275929
【0029】
これにより、電気分解を利用せずに、電解水製造装置と同等の酸化還元電位やpHを有するアルカリイオン水を生成できる。なお、水改質材としてマグネシウムを単独で使用しても、十分な酸化還元電位を示すアルカリイオン水が得られることがわかった。
【0030】
また、本発明に係る水改質装置は次のように作用する。
(1)例えば、河川の水等の被処理水を揚水機によって汲み揚げる。
(2)汲み揚げた被処理水を濾過装置によって濾過して不純物を除去する。
(3)濾過した被処理水を殺菌装置によって殺菌する。
(4)濾過・殺菌した被処理水を水改質器によって上記のように改質する。
【0031】
このようにして、被処理水を改質する前段階として、濾過、殺菌を行うので、多少水質が悪い水を被処理水とした場合でも、飲料水として利用可能なレベルの衛生的な水を得ることが可能になる。
【0032】
臭気除去装置を有し、被処理水を濾過・殺菌後、臭気を除去した上で改質できるよう構成されているものは、濾過装置や殺菌装置で取りきれない臭気を確実に除去できるので、被処理水をより衛生的に処理することができる。
【0033】
水改質器のケーシングに、内部の通水空間部に通じる取水手段を水導出部とは別に設けてあるものは、必ずしも処理済みの水が最後に供給される場所に行かなくても、装置が設置されている場所で取水手段により取水することができる。
【0034】
移動手段を備えているものは、例えば地震等の災害地で使用するような場合、必要に応じて容易かつ迅速に移動させることが可能になるので、取り扱いがしやすく、より有効に利用できる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明を実施の形態に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る水改質器の一実施の形態を示す分解斜視図、
図2は図1に示す水改質器の縦断面図、
図3は水改質カートリッジの構造を示し、(a)は平面図、(b)は横断面図、(c)は底面図である。
【0036】
水改質器Aは、ステンレススチール製のケーシング1と、水改質材を除き主に合成樹脂でつくられたカートリッジ2により構成されている。
ケーシング1は、本体10、蓋体16、パッキン17、締付固定具18により構成されている。
本体10は、ほぼ有底円筒形状であり、底部には、やや径大の座部フランジ11が設けてある。本体10の上部側の開口縁部には、やや径大の取着フランジ12が設けてある。取着フランジ12の下面側は、下方へ向け窄まるよう傾斜させてある。取着フランジ12の上面には、全周にわたり、パッキンを嵌め込むための凹条部(溝部)13が設けてある。
【0037】
ケーシング1の本体10下部側には、水導入部を構成する水導入管14と、水導出部である水導出管15が、それぞれ壁部を貫通して、本体10の直径線と重なる位置に設けてある。なお、水導出管15の位置は、後述する通水空間部100に通じる位置であれば、上記位置に限定されるものではなく、適宜設定可能である。
水導入管14と水導出管15のうち、本体10から外部へ突出した部分には、後述する導水管を接続するための雄ネジ部140、150が設けてある。
【0038】
水導入管14のうち、本体10内部側には、接続管143を介してエルボ管141が固着してある。エルボ管141のうち、接続管143との接続側とは逆側となる端部144は、上方を向いて設けてある。エルボ管141の上方を向いた端部144には、雌ネジ部142が設けてある。雌ネジ部142を有するエルボ管141の端部144が、カートリッジ2を接続する部分となる。
【0039】
本体10の上部の取着フランジ12の上面には、蓋体16が締付固定具18によって固定される。
蓋体16は、円板状であり、下部側には、上記本体10の取着フランジ12とほぼ同様の形状を有する取着フランジ部160が、被冠時には対称となる形状に設けてある。また、取着フランジ部160の下面側には、上記凹条部13と同様の凹条部161が設けてある。
【0040】
取着フランジ12の上面と蓋体16の間には、水密のための円環状のパッキン17が介在させてある。
パッキン17の上下の面には、各凹条部13、161に嵌る凸条部170、171が全周にわたり設けてある。
蓋体16は、本体10の取着フランジ12との間にパッキン17を介在させ、締付固定具18によって、取着フランジ12に固定されている。
【0041】
締付固定具18は、それぞれ円弧状の可動部材180、181、182を有している。可動部材180、181、182は、ヒンジ183、184で回動可能に連結してある。可動部材180、181、182の内面側には、取着フランジ12、160の周端部を抑える嵌合溝188がそれぞれ設けてある。
両側の可動部材181、182の先端部には、アングル185、186がほぼ直角に設けてある。一方側のアングル185には、他方側のアングル186に係合し、回転させて各アングルを引き寄せて締め付けるための回し部材187が設けてある。
【0042】
水導入管14に設けてあるエルボ管141端部には、カートリッジ2が接続されている。
カートリッジ2は、透明な合成樹脂でつくられた円筒形状の胴筒体20を有している。胴筒体20の内部側には、所要間隔で四箇所に区画部21、22、23、24が設けてある。各区画部は、それぞれ円板状の区画板201と、その上下の面に配された円形の網体202により構成されている。
区画板201には、多数の通水孔209がほぼ全面にわたり設けてある。通水孔209の方向は、区画板201の表裏面と直角(使用時では垂直方向)になるよう設けてある。区画板201と網体202の直径は、胴筒体20の内径とほぼ同じである。なお、通水孔209の数、大きさは、十分な通水機能を確保できれば特に限定するものではない。
【0043】
網体202の目の大きさは、本実施の形態では80メッシュであるが、これに限定するものではなく、後述する水改質材の粒径に対応させて適宜選定可能である。網体202は、水改質材が通過しないようにして、水改質材によって区画板201の通水孔209が塞がれることがないようにするものである。
【0044】
各区画部21、22、23、24は、それぞれ円管状のスペーサ203、204、205、206、207で上下に挟まれる構造によって間隔が設定されている。各スペーサ203、204、205、206、207は透明な合成樹脂でつくられている。スペーサ203、204、205、206、207の外径は、胴筒体20の内径とほぼ同じであり、間に隙間が形成されないようにしている。
また、各区画部21、22、23、24と各スペーサ203、204、205、206、207を重ねた高さは、胴筒体20の高さと同じであり、胴筒体20に上下端部を合わせて収めてある。
【0045】
上下端部側に配されているスペーサ203、207は他のスペーサ204、205、206より高さが低く形成されており、上下側の区画部21、24は胴筒体20の上下端部寄りに位置させてある。
上記構成により、胴筒体20の内部には、区画部21、22、23、24で区画された処理室25、26、27が設けられる。
【0046】
胴筒体20の側部には、上下方向三箇所に、処理室25、26、27にそれぞれ対応して、スペーサ204、205、206まで達する円形の出し入れ口28が設けてある。出し入れ口28の内周部には、雌ネジ部(符号省略)が設けてある。出し入れ口28には、栓体280が螺合してある。栓体280は中央部にレンチ穴(符号省略)が設けてあり、六角レンチで回すことにより取り付け、取り外しができる。これにより、処理室25、26、27への水改質材の充填、取り出しが容易にできる。
【0047】
処理室25、26、27内には、水改質材が収容してある。
最下段の処理室25には、水改質材として流動性固体である硫酸カルシウム粒250が充填されている。なお、硫酸カルシウム粒250の代わりに、例えばポーラスポリマービーズ等のイオン交換樹脂や活性炭等、他の水改質材を使用してもよい。
硫酸カルシウム粒250は、処理室25内にいっぱいになるよう密に充填されている。なお、硫酸カルシウム粒250は、上部に空間部が形成されるように容量いっぱいではなく、例えば80%程度に充填してもよい。
【0048】
上部側の処理室26、27には、水改質材として流動性固体であるマグネシウム粒260、270が充填されている。マグネシウム粒260、270が充填されている量は、処理室26、27共に容量の80%程度であり、上方に空間部が形成されている。
【0049】
マグネシウム粒260、270は、直径(粒径)が約4mmの球形状である。マグネシウムは、金属としては比重が軽い(比重:1.74)ので、マグネシウム粒260、270は、下方から水流による圧力を受けることにより、上方へ浮遊・遊動することができる。なお、マグネシウム粒260、270の粒径は、上記に限定されるものではないが、通常使用される水流の圧力で浮遊・遊動できる粒径(重量)に設定するのが望ましい。
【0050】
胴筒体20の上下端部には、有底円筒形状の封鎖体29、29aが被冠されて固着してある。
下部側の封鎖体29は、中央部にエルボ管141に接続する接続管290が固着されている。接続管290は、胴筒体20内部に通じており、外部側の外周部には、エルボ管141の雌ネジ部142に螺合できる雄ネジ部291が設けてある。
【0051】
また、上部側の封鎖体29aの中心部を挟んで二箇所には、排水部である円形の通水口292が設けてある。なお、通水口292は、カートリッジ2を回してエルボ管141に着脱するときのツマミの機能も有している。
カートリッジ2がケーシング1内部に固定されることにより、カートリッジ2とケーシング1内面との間には、通水空間部100が形成される。
【0052】
なお、本実施の形態では、処理室25、26、27は三段に設けたが、処理する水の量(単位時間当たりの処理水量)によっては、二段または四段以上設けることもできる。また、処理室の段数ではなく、直径を大きくして処理機能を向上させることもできる。
このように、処理室を三段以上設けることにより、収容される水改質材(マグネシウム粒や硫酸カルシウム粒等)を各処理室25、26、27に分散して収容できるので、水改質材の量が全体に大量になっても、各処理室25、26、27内において確実に浮遊、遊動させることができるので、支障なく水の改質を行うことができる。
【0053】
図4は使用状態を示す説明図である。
図1ないし図4を参照して本実施の形態に係る水改質器Aの作用を説明する。
水改質器Aは、図4に示すように、例えば台所のシンク3の下部に据え付けられる。シンク3下部の奥壁部には、二箇所に取水栓31、32が設けてある。
シンク3に設けてある給水栓30には、一方の取水栓31から給水管310がつながれている。
【0054】
また、他方の取水栓32と水改質器Aの水導入管14は給水管320でつながれており、水改質器Aの水導出管15と給水栓30は給水管321でつながれている。給水栓30から改質しない水道の原水を出すときは、取水栓31を開栓し、取水栓32は閉栓しておく。給水栓30から改質した水を出すときは、逆に取水栓32を開栓し、取水栓31は閉栓しておく。
【0055】
水を改質するときの水改質器Aの作用は次の通りである。
(1)被処理水である水道水は給水管320を通り、ケーシング1の水導入管14から導入される。
(2)水道水は、水導入管14からカートリッジ1の下部の接続管290を通り、カートリッジ1の内部に入る。
【0056】
(3)水道水は、カートリッジ2内部の各処理室25、26、27を下から上方向へ向けて順次通る。詳しくは、まず処理室25の硫酸カルシウム粒250によって塩素が除去される。次に、処理室26、27のマグネシウム粒260、270を水と接触させることで、マグネシウムが水と反応し、水酸化マグネシウムと水素が生成される。これにより、電気分解を利用せずに、電解水製造装置と同等の酸化還元電位やpHを有するアルカリイオン水を生成できる。
【0057】
(4)水道水が、各処理室25、26、27を下から上方向へ向け通るとき、区画板201のほぼ全面にわたり設けてある通水孔209から入る水の水流が十分に強い場合では、流動性固体であるマグネシウム粒260、270を上方へ押し上げて、各処理室26、27内で浮遊・遊動させることができる。これにより、水は不規則な乱流となり、水の道をつくることなく、多数のマグネシウム粒260、270個々の表面と触れることができるので、充填されているマグネシウム粒260、270全体を無駄なく利用して効率的に改質される。これにより、マグネシウム粒260、270を各処理室26、27内にいっぱいに充填する場合と比べて少ない量で、より効率的な水の改質ができる。
【0058】
(5)各処理室25、26、27で改質された水は、カートリッジ2上部の通水口292から、カートリッジ2とケーシング1との間の通水空間部100に入り、水導出管15から給水管321を通り、給水栓30に送られる。
【0059】
カートリッジ2の胴筒体20と各スペーサ204、205、206は透明体であるので、各処理室25、26、27内の硫酸カルシウム粒250、マグネシウム粒260、270を処理室外へ取り出さないでも状態を視認できる。
例えば、長期の使用で各水改質材に汚れが付着した場合は、各処理室25、26、27に設けてある栓体280を取り外して処理室外へ取り出して洗浄したり、新しいものと交換することができる。
【0060】
また、硫酸カルシウム粒250、マグネシウム粒260、270の粒径が小さくなり、量が減っていた場合の補充または交換(入れ替え)することも簡単にできる。なお、補充の目安は、例えば各処理室25、26、27の容量の40〜50%まで減ったときであるが、これに限定されるものではない。水改質材の粒径が小さくなりすぎると網体202の目を通り抜けてしまい、区画板201の通水孔209を塞いで目詰まりを起こすことがあるので、適当な時期に入れ替える必要がある。このようにして、機能回復等のメンテナンスが容易にできる。
【0061】
図5は区画板の他の構造を示す斜視説明図である。
区画板201aに設けてある通水孔209aは、通水方向(矢印方向)が区画板201aの表裏面とは斜めになるように、かつやや外周方向へ向けて(放射方向に)設けてある。なお、通水孔の通水方向を不規則または無作為(ランダム)にして、区画室内で乱流を起こしやすいようにしてもよい。
これによれば、水改質材である球形状の硫酸カルシウム粒250及びマグネシウム粒260、270は、各処理室25、26、27内において、流通する水と共に螺旋状に回流するので、水改質材をより効果的に浮遊、遊動させることができ、水と水改質材との接触が確実に行われ、効率的な水の改質が可能になる。
なお、図5では図示の便宜上、通水孔209aは四個のみ図示したが、これに限定せず、多数設けることもできる。
【0062】
図6は本発明に係る水改質装器を使用した水改質装置の一実施の形態を示す正面図、
図7は図6に示す水改質装置の平面図である。
【0063】
水改質装置Bは、ベースとなる移動可能な手押し台車3と、手押し台車3に取り付けてある水処理系統4を備えている。
水処理系統4は、揚水機41、濾過装置42、紫外線殺菌装置43、臭気除去装置44、水改質器A、揚水機を駆動する電気を発生させる発電機45及び送られる被処理水の水圧を計る圧力計46を備えている。なお、符号47は、コントロールボックスである。
水処理系統4は、各装置を送水管(符号省略)で接続した構造である。また、揚水機41、濾過装置42、紫外線殺菌装置43、発電機45については、公知の一般的な構造のものを採用しているので、詳細な説明は省略する。
【0064】
臭気除去装置44は、カートリッジ内部に充填してある水改質材を除いて水改質器Aと同等の構造のものを使用している。臭気除去装置44に採用されている水改質材は、臭気や濁りを吸着することができる活性炭等の各種吸着材であるが、イオン交換樹脂等、他の機能を有する水改質材を採用することもできる。
【0065】
水改質器Aのケーシング1には、内部の通水空間部100に通じる取水栓(蛇口)101が設けてある。取水栓101からは、水導出管15から外部へ送られる改質された水と同じ水を取り出すことができる。
【0066】
本実施の形態に係る水改質装置Bは次のように作用する。
水改質装置Bは、例えば地震や洪水等の災害発生地において、被災者に清浄な水を提供するのに有用である。
【0067】
(1)例えば、河川の水等の被処理水を揚水機41によって汲み揚げる。
(2)汲み揚げた被処理水を濾過装置42によって濾過して不純物を除去する。
(3)濾過した被処理水を紫外線殺菌装置43によって殺菌する。
(4)濾過・殺菌した臭気除去装置44をにより、濾過装置42や紫外線殺菌装置43で取りきれなかった臭気及び濁りを除去する。
(5)被処理水を水改質器Aによって上記水改質器Aの項で説明したように改質して、清浄なアルカリイオン水を得る。
【0068】
このように、水改質装置Bは、被処理水を水改質器Aによって改質する前段階として濾過、殺菌を行うので、河川の水や湖の水等、多少水質が悪く、そのままでは飲料水として適当でない水を被処理水とした場合でも、飲料水として利用可能なレベルの衛生的な水を得ることが可能である。
【0069】
なお、水改質装置Bでは、水改質器Aのケーシング1に、内部の通水空間部100に通じる取水栓101を水導出管15とは別に設けてあるので、必ずしも処理済みの水が最後に供給される場所に行かなくても、水改質装置Bが設置されている場所で必要に応じて取水栓101から取水することができる。
【0070】
また、手押し台車3は移動が簡単にできるので、災害発生地で使用するような場合、必要に応じて容易かつ迅速に移動させることが可能になるので、取り扱いがしやすく、更に有効に使用できる。
【0071】
なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
【0072】
【発明の効果】
本発明は次のような効果を有する。
(a)本発明に係る水改質器によれば、水改質材は球形状の流動性固体であるので、例えば粉状のものと比較してフィルタである網体の目の大きさを比較的大きくでき、大量の水を短時間で流通させて処理(改質)することも構造的に可能になる。
これにより、水の処理量がそれほど多くない一般家庭での使用の他、各種食品工場、温泉や銭湯等の大衆浴場等の水を大量に処理する必要のある用途に使用するものとしても十分な処理能力を有する水改質器を提供できる。
【0073】
(b)カートリッジが、各処理室に水改質材を出し入れするための手段を有しているものは、例えば、水改質材が機能を失った場合は交換することができ、また量が減った場合には補充することができるので、機能回復等のメンテナンスが容易にできる。
【0074】
(c)カートリッジが、各処理室内の水改質材の状態を視認できるよう透明部を有しているものは、水改質材を取り出さないでも、水改質材の状態(色、量等)がわかるので、上記したようなメンテナンスがより簡単にできる。
【0075】
(d)区画板の通水孔が、各処理室内において、水改質材を水と共に回流させることができるよう表裏面とは斜めに設けてあるものは、処理質内において、球形状の水改質材をより効果的に浮遊、遊動させることができるので、水と水改質材との接触が確実に行われ、効率的な水の改質が可能になる。
【0076】
(e)水改質材がマグネシウムであるものは、マグネシウムを被処理水と接触させることで、マグネシウムが水と反応し、水酸化マグネシウムと水素が生成される。これにより、電気分解を利用せずに、電解水製造装置と同等の酸化還元電位やpHを有するアルカリイオン水を生成できる。
【0077】
(f)本発明に係る水改質装置によれば、上記作用効果を有する水改質器を利用して被処理水を改質する前段階として、濾過、殺菌を行うので、多少水質が悪い水を被処理水とした場合でも、飲料水として利用可能なレベルの衛生的な水を得ることが可能になる。
【0078】
(g)臭気除去装置を有し、被処理水を濾過・殺菌後、臭気を除去した上で改質できるよう構成されているものは、濾過装置や殺菌装置で取りきれない臭気を確実に除去できるので、被処理水をより衛生的に処理することができる。
【0079】
(h)水改質器のケーシングに、内部の通水空間部に通じる取水手段を水導出部とは別に設けてあるものは、必ずしも処理済みの水が最後に供給される場所に行かなくても、装置が設置されている場所で取水手段により取水することができる。
【0080】
(i)移動手段を備えているものは、例えば地震等の災害地で使用するような場合、必要に応じて容易かつ迅速に移動させることが可能になるので、取り扱いがしやすく、より有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水改質器の一実施の形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す水改質器の縦断面図。
【図3】水改質カートリッジの構造を示し、(a)は平面図、(b)は横断面図、(c)は底面図。
【図4】使用状態を示す説明図。
【図5】区画板の他の構造を示す斜視説明図。
【図6】本発明に係る水改質装器を使用した水改質装置の一実施の形態を示す正面図。
【図7】図6に示す水改質装置の平面図。
【符号の説明】
A 水改質器
1 ケーシング
10 本体
100 通水空間部
11 座部フランジ
12 取着フランジ
13 凹条部
14 水導入管
140 雄ネジ部
141 エルボ管
142 雌ネジ部
143 接続管
144 端部
15 水導出管
150 雄ネジ部
16 蓋体
160 取着フランジ部
161 凹条部
17 パッキン
170、171 凸条部
18 締付固定具
180、181、182 可動部材
183、184 ヒンジ
185、186 アングル
187 回し部材
188 嵌合溝
2 カートリッジ
20 胴筒体
21、22、23、24 区画部
201 区画板
202 網体
209 通水孔
203、204、205、206、207 スペーサ
25、26、27 処理室
28 出し入れ口
280 栓体
250 硫酸カルシウム粒
260、270 マグネシウム粒
29、29a 封鎖体
290 接続管
291 雄ネジ部
292 通水口
3 シンク
30 給水栓
31、32 取水栓
310 給水管
320、321 給水管
B 水改質装置
3 手押し台車
4 水処理系統
41 揚水機
42 濾過装置
43 紫外線殺菌装置
44 臭気除去装置
45 発電機
46 圧力計
47 コントロールボックス
101 取水栓

Claims (9)

  1. 水を改質する水改質器であって、
    ケーシング(1)と、
    ケーシング(1)内部に配されるカートリッジ(2)を有しており、
    カートリッジ(2)は、
    下部に設けてある接続部(290)と、上部に設けてある排水部(292)を有しており、
    接続部(290)と排水部(292)の間には、水の流れ方向に直列に複数の処理室(25,26,27)が設けられており、
    カートリッジ(2)の各処理室(25,26,27)を区画する区画部(21,22,23,24)は、実質的に全面にわたり所要数の通水孔(209)を有する区画板(201)の上下面に水改質材用のフィルタである網体(202)が設けてある構成であり、
    処理室(25,26,27)内に充填されている水改質材(250,260,270)は球形状の流動性固体であり、処理室(25,26,27)の上部側に空間部を形成して処理室内部で遊動できるようにして充填されており、
    ケーシング(2)は、
    水導入部(14)と水導出部(15)を有しており、
    水導入部(14)は、カートリッジ(2)の接続部(290)に接続可能であり、
    内部に配されたカートリッジ(2)との間には、通水可能な空間部(100)が形成されるようにしてあり、
    被処理水は、水導入部(14)からカートリッジ(2)に導入されて処理室(25,26,27)で改質された後に、カートリッジ(2)とケーシング(1)の間の空間部(100)に入り、水導出部(15)から外部へ導出されるようにしてあることを特徴とする、
    水改質器。
  2. カートリッジ(2)は、各処理室(25,26,27)に水改質材(250,260,270)を出し入れするための手段を有していることを特徴とする、
    請求項1記載の水改質器。
  3. カートリッジ(2)は、各処理室(25,26,27)内の水改質材(250,260,270)の状態を視認できるよう透明部(20,204,205,206)を有していることを特徴とする、
    請求項1または2記載の水改質器。
  4. 区画板(201)の通水孔(209)は、各処理室(25,26,27)内において、水改質材(250,260,270)を水と共に回流させることができるよう表裏面とは斜めに設けてあることを特徴とする、
    請求項1、2または3記載の水改質器。
  5. 水改質材(260,270)がマグネシウムであることを特徴とする、
    請求項1、2、3または4記載の水改質器。
  6. 揚水機(41)と、
    濾過装置(42)と、
    殺菌装置(43)と、
    請求項1、2、3、4または5記載の水改質器(A)と、
    を含み、
    被処理水を殺菌・濾過後、改質できるよう構成されていることを特徴とする、
    水改質装置。
  7. 臭気除去装置(44)を有し、被処理水を濾過・殺菌後、臭気を除去した上で改質できるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項6記載の水改質装置。
  8. 水改質器(A)のケーシング(1)に、内部の通水空間部(100)に通じる取水手段(101)を水導出部(15)とは別に設けてあることを特徴とする、
    請求項6または7記載の水改質装置。
  9. 移動手段(3)を備えていることを特徴とする、
    請求項6、7または8記載の水改質装置。
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