JP2004275378A - 新生児収容装置および新生児収容方法 - Google Patents

新生児収容装置および新生児収容方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】液槽6と、この液槽6内に収容される液体2から成る液体層51とを備え、上記液体2が、上記液体層51上に新生児17を浮かせて収容することができる大きさの比重と、上記新生児17が液体呼吸を行うことができる酸素溶解能力とを有している。
【効果】新生児17は、液体吸収を行うことができる酸素溶解能力を有する液体2から成る液体層51上に浮いた状態で、保育などのために液槽6内に長期間収容されることができるので、このように長期間収容される新生児17に床擦れが生じない。また、多量の酸素が溶解されている液体2が新生児17の皮膚に直接に接触することになるので、新生児17の皮膚呼吸が助長され、このために、新生児17に床擦れが発生するのを生理的な面からも防止することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、未熟児などの新生児を保育したり各種の処置をしたりするなどのためにこの新生児を所定の環境を有する箇所に収容するようにした新生児収容装置および新生児収容方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
新生児、特に未熟児を保育したり各種の処置をしたりするためにこの新生児を所定の環境を有する箇所に収容するようにした新生児収容装置としては、実公平2−9789号公報に例示されているように、閉鎖型保育器が従来から知られている。
【0003】
このような従来から知られている通常の閉鎖型保育器は、器台と、この器台上に配された臥床台と、この臥床台全体を覆うように上記器台に取付けられた上蓋(すなわち、フード)とを備えている。そして、上記臥床台上に配されたマットレス上に新生児を横臥させて収容するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように構成された閉鎖型保育器の場合には、新生児の皮膚が長期間にわたってマットレスに直接に接触することになるので、新生児に褥瘡(すなわち、床擦れ)が発生し易かった。
【0005】
本発明は、従来から知られている通常の閉鎖型保育器の上述のような欠点を比較的簡単な構成でもって効果的に是正し得るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、その第1の観点によれば、液槽と、この液槽内に収容される液体から成る液体層とを備え、上記液体が、上記液体層上に新生児を浮かせて収容することができる大きさの比重と、上記新生児が液体呼吸(すなわち、肺胞による液体換気)を行うことができる酸素溶解能力とを有する新生児収容装置に係るものである。
【0007】
本発明に用いられる液体呼吸可能な液体は、新生児を浮かせることができる大きさの比重を有している必要があるから、人間の比重0.923〜1.002よりも大きい比重を有している必要がある。したがって、本発明に用いられる液体呼吸可能な液体の比重は、実用性の観点から見て一般的に、1.1〜2.5(25℃)の範囲であるのが好ましく、1.2〜2.0(25℃)の範囲であるのがさらに好ましい。また、上記液体のO溶解度(25℃)は、実用性の観点から見て一般的に、20〜90体積%の範囲であるのが好ましく、30〜75体積%の範囲であるのがさらに好ましい。さらに、上記液体の沸点は、実用性の観点から見て一般的に、60〜200℃の範囲であるのが好ましく、75〜180℃の範囲であるのがさらに好ましい。
【0008】
本発明において用いられる液体呼吸可能な液体としては、ペルフルオロカーボン化合物(すなわち、ペルフルオロカーボン類)を挙げることができる。そして、このようなペルフルオロカーボン類として、まず第1に、ペルフルオロカーボンを挙げることができる。さらに、このようなペルフルオロカーボンとしては、ペルフルオロベンゼン(C)、ペルフルオロシクロヘキサン(C12)、ペルフルオロヘプタン(C16)、ペルフルオロイソブチレン(C10)などを挙げることができる。なお、これらの液体のうちのペルフルオロヘプタン(C16)は、比重1.73、O溶解度(25℃)59体積%および沸点80℃であって、米国3M社から商品名「FC−84」として販売されている。また、米国3M社から販売されている他のペルフルオロカーボンである商品名「FC−40」(比重1.87、O溶解度(25℃)37体積%および沸点155℃)、「FC−77」(比重1.78、O溶解度(25℃)56体積%および沸点97℃)および「FC−43」(比重1.88、O溶解度(25℃)36体積%および沸点174℃)も同様に、本発明において液体呼吸可能な液体として用いられることができる。
【0009】
また、上記ペルフルオロカーボン類として、第2に、ペルフルオロカーボンの置換体(すなわち、ペルフルオロカーボン中のフッ素の一部(具体的には、1つまたは2つもしくは2つより多く)が置換基によって置換されたもの)を挙げることができる。そして、このような置換基は、臭素、ヨウ素、塩素などのフッ素以外のハロゲン族元素などの元素であるのが好ましく、また、水素以外の元素であるのが好ましい。なお、上記置換基が臭素またはヨウ素の場合には、液体呼吸可能な液体は放射線不透過性となるが、このような例としてCF(CFCFBr(比重1.918g/ml(25℃)、酸素結合能53ml/dl(1気圧37℃)および蒸気圧10.5mmHg(37℃))を挙げることができる。したがって、本発明においては、上記液体呼吸可能な液体が、ペルフルオロカーボンおよびその置換体から成るグループのうちの少なくとも一種から成っているのが好ましい。さらに、液体呼吸可能な液体には、褥瘡(すなわち、床擦れ)、肺炎などを予防および/または治療する効果を有する各種の抗生物質を必要に応じて微量含ませることができる。
【0010】
さらに、本発明の上記第1の観点においては、複数の開孔が設けられかつ上記液槽内に配された中床をさらに備え、上記液体が上記中床の下方から上記液槽内に導入されるのが好ましい。
【0011】
本発明に用いられる液槽の内部空間および中床のそれぞれの長さは、実用性の観点から見て一般的に、45〜100cmの範囲であるのが好ましく、55〜80cmの範囲であるのがさらに好ましい。また、上記液槽の内部空間および上記中床のそれぞれの幅は、実用性の観点から見て一般的に、25〜50cmの範囲であるのが好ましく、30〜44cmの範囲であるのがさらに好ましい。また、上記液槽の深さ(中床を設けた場合には、上記中床の上面までの深さ)は、実用性の観点から見て一般的に、15〜40cmの範囲であるのが好ましく、20〜32cmの範囲であるのがさらに好ましい。また、中床を設けた場合における上記中床の下面から液槽の底面までの深さは、実用性の観点から見て一般的に、5〜20cmの範囲であるのが好ましく、7〜15cmの範囲であるのがさらに好ましい。さらに、上記液槽の底面(中床を設けた場合には、予め設定された所定の液面から上記中床の上面)までの液体層の厚みは、実用性の観点から見て一般的に、10〜25cmの範囲であるのが好ましく、12〜18cmの範囲であるのがさらに好ましい。なお、新生児は、液体層上に完全に浮いている必要は必ずしもなく、不完全に浮いていてもよい。本文において、「不完全に浮く」とは、液体層の厚みが小さいために新生児の身体および/または着用物の一部(例えば、おむつカバー)が上記液槽の底面(中床を設けた場合には、上記中床の上面)に接触することを意味し、「完全に浮く」とは、このような接触がないことを意味している。このように不完全に浮いていてもよい場合には、上記液体層の厚みは、実用性の観点から見て一般的に、6〜25cmの範囲であるのが好ましく、8〜18cmの範囲であるのがさらに好ましい。
【0012】
また、上記中床に設けられる開孔のそれぞれの面積は、これらの開孔がほぼ円形であると否とにかかわらず、実用性の観点から見て一般的に、8〜50cmの範囲であるのが好ましく、12〜38cmの範囲であるのがさらに好ましい。さらに、上記中床に設けられる開孔の開口率(すなわち、中床の面積(長さ×幅)に対する開口全部の合計面積の比率)は、実用性の観点から見て一般的に、10〜40%の範囲であるのが好ましく、20〜30%の範囲であるのがさらに好ましい。
【0013】
また、本発明の上記第1の観点においては、上記液体を上記液槽から取出して上記液槽に戻す循環路をさらに備え、上記循環路中の上記液槽以外の箇所に、上記液体に上記循環路を強制循環させるためのポンプと、上記液体を所望の温度に制御するための制御機構とが配されているのが好ましい。そして、上記ポンプによる液槽への液体の送り込み量は、通常の使用状態においては、実用性の観点から見て一般的に、毎分0.2〜5リットルの範囲であるのが好ましく、毎分0.4〜2.5リットルの範囲であるのがさらに好ましい。また、上記制御機構による上記液体の温度制御は、液槽内の液体の温度がそこに収容される新生児の体温とほぼ一致するように行われるのが好ましい。さらに、上記循環路中を強制循環される対象となる液体の量(すなわち、上記循環路内の液体の総量)は、上記中床を設けた場合(後述の第1の実施例に相当)には、実用性の観点から見て一般的に、30〜120リットルの範囲であるのが好ましく、50〜80リットルの範囲であるのがさらに好ましく、また、上記中床を設けていない場合(後述の第2の実施例に相当)には、実用性の観点から見て一般的に、20〜80リットルの範囲であるのが好ましく、25〜50リットルの範囲であるのがさらに好ましい。
【0014】
また、本発明の上記第1の観点においては、上記液体の不足分を自動的に補給することができる補助タンク機構をさらに備えているのが好ましい。
【0015】
さらに、本発明は、その第2の観点によれば、新生児が液体呼吸を行うことができる酸素溶解能力を有する液体を液槽内に収容することによって構成した液体層上に新生児を完全または不完全に浮かせて収容するようにした新生児収容方法に係るものである。そして、本発明の上記第2の観点においては、上記新生児と、上記液槽が設けられている液槽機構との間を少なくとも1本(好ましくは、2本またはそれよりも多く)の固定用のベルトまたは紐で連結するようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明による新生児収容装置の第1および第2の実施例を図面を参照して説明する。
【0017】
第1の実施例
まず、本発明による新生児収容装置の第1の実施例を図1〜図5を参照して説明する。
【0018】
この第1の実施例における新生児収容装置は、図1および図2に示すように、液槽機構1と、液体呼吸(Liquid Ventilation)可能な液体2を制御するための制御機構3と、液体呼吸可能な液体2を補給するための補助タンク機構4とが横方向に順次一体的に結合された構造を有している。そして、制御機構3から液槽機構1まで延びている給液ライン(すなわち、給液管)5は、液槽機構1側に延長され、この延長部分には、液体2を液槽機構1の液槽6内に送り込むためのポンプ7と、液体2中の微細な粒子を除去するとともに除菌作用を有するフィルタ8とが設けられている。なお、ポンプ7は、図示の実施例の場合には、毎分最大3リットルの液体2を液槽6内に送り込むことができる。
【0019】
液槽機構1は、図1および図2に示すように、上面開口14を有する液槽6と、この液槽6をほぼ上下に2分(すなわち、上部空間11と下部空間12とに2分)するようにほぼ水平に配置されたほぼ平板形状の中床13と、液槽6の上面開口14を開閉することができる上蓋(すなわち、フード)15とを備えている。そして、フィルタ8から液槽機構1まで延びている給液管5は、下部空間12の一側面(すなわち、制御機構3側とは反対側の側面)の下端付近において、下部空間12に連通している。また、中床13には、この中床13を上下方向に貫通する多数の開孔16が形成されているので、液槽6に収容される液体呼吸可能な液体2は、上記開孔16を通って上部空間11と下部空間12との間を移動し得るようになっている。さらに、上部空間11の一側面(すなわち、制御機構3側とは反対側の側面)には、新生児17を位置保持するための一対の固定用ベルトまたは固定用紐18の一端部を係止するための前後一対の係止具19が設けられている。
【0020】
上蓋15の前面および後面には、図2に示すように、医師、看護師などが左右の手を液槽機構1内にそれぞれ入れることができる前後一対の手入れ窓21が設けられている。なお、これらの手入れ窓21は、従来から一般的に知られている通常の閉鎖型保育器に設けられているしぼり窓、ワンタッチ開放窓などであってよい。また、上蓋15の内側面の適当箇所には、上蓋15の内部空間27の湿度を測定するための乾湿計22が設けられ、この測定された湿度の表示が外部から観察し得るようになっている。そして、上蓋15には、1つまたは複数の外気換気孔23が設けられ、これらの外気換気孔23は、防塵のためにネット状フィルタ24で覆われている。さらに、上蓋15の上面には、取手25が設けられている。
【0021】
図2に示す上蓋15は、液槽6から完全に取外せるようになっていてもよいし、その一側端部をヒンジ部(図示せず)を介して液槽6に回動可能に取付けられていてもよい。そして、液槽6の内周面には、図2に示すように、中床13を支持するためのリング状などの突出部26が設けられていてもよい。また、液槽6の上部空間11および下部空間12(ひいては、中床13)ならびに上蓋15の内部空間27の長さWおよび幅Dのそれぞれは、図示の実施例の場合には、約65cmおよび約35cmである。また、液槽6の上部空間11の深さおよび下部空間12の深さならびに上蓋15の内部空間27の高さのそれぞれは、図示の実施例の場合には、約25cmおよび約10cmならびに約15cmである。さらに、図5に示す中床13の開孔16は、図示の実施例の場合には、ほぼ円形であって、その直径は約5cmである。また、中床13に対する開孔16の開口率は、図示の実施例の場合には、約25%である。
【0022】
制御機構3は、図2に示すように、液体制御室31と、この液体制御室31の上側に配設された制御ユニット部32とを備えている。また、液体制御室31内には、オーバーフロー室33が設けられている。そして、このオーバーフロー室33の上流側には、液槽6の上部空間11に連通している1つまたは複数の開孔34が設けられている。したがって、液槽6内で過剰になる液体2は、開孔34を通ってこのオーバーフロー室33に流れ込む。また、このオーバーフロー室33の下流側には、汚物を除去するためのフィルタ(例えば、ネット状フィルタ)35が配設され、このフィルタ35は、液体制御室31のオーバーフロー室33以外の部分(以下、単に「液体制御室」という。)に面している。
【0023】
液体制御室31内には、図2に示すように、液体2を攪拌してこの液体2の温度を均一化するための回転翼36と、液体2を加熱するためのヒータ37と、液体2の温度を検出するための温度センサ38とがそれぞれ設けられている。そして、これらの回転翼36、ヒータ37および温度センサ38を制御ユニット部32により駆動および/または制御することによって、液体制御室31内の液体2は、予め設定した温度にほぼ保持される。なお、この設定温度は、液槽6(特に、上部空間11)内の液体2の温度がそこに収容される新生児17の体温(例えば、37.5℃)とほぼ一致するように、選定されるのが好ましい。また、給液管5の上流側は、液体制御室31の下流側の下端付近に連通している。さらに、制御ユニット部32には、電源ランプ41と、各種の操作つまみ(図示せず)が設けられた操作パネル42と、液体温度、設定液体温度などを表示する表示部43とがそれぞれ設けられている。
【0024】
補助タンク機構4は、図2および図3に示すように、液体2を補給するための補助タンク44を取付けるタンク取付け部45と、このタンク取付け部45に取付けられた補助タンク44の下方に形成される下方空間46と、補助タンク機構4の底面から上方に向ってこの下方空間46内を延びている弁作動杆47とを備えている。そして、この下方空間46は、1つまたは複数の開孔49を介して液体制御室31に連通している。また、補助タンク44の液取出し口部48には、開閉弁(図示せず)が設けられている。そして、液体2が入っている補助タンク44がタンク取付け部45に図2および図3に示すように上下を逆にして取付けられたときに、弁作動杆47が液取出し口部48の上記開閉弁を上方に向って押すので、この開閉弁が液取出し口部48を開口するように往動する。したがって、液体2が下方空間46の予め設定された所定の液面(ひいては、液体制御室31の予め設定された所定の液面)Lまで満たされていなければ、補助タンク44内の液体2がこの補助タンク44から下方空間46に向って流出する。
【0025】
液槽6の予め設定された所定の液面Lは、開孔34の下端の位置によってほぼ決定される。そして、この液面Lは、上記所定の液面Lと実質的に同一にまたは多少高くなるように選定されている。また、図示の実施例の場合には、通常の使用状態においてこの新生児収容装置で使用されている液体2(補助タンク44内の液体2を除く液体2であって、後述の循環路内の総ての液体2)の量は、約65リットルである。そして、液面Lから液槽6の上方空間11の底面(すなわち、中床13の上面)までの深さ(換言すれば、上方空間11における液体層51の厚み)は、図示の実施例の場合には、約15cmである。なお、中床13は、上部空間11に収容されて液体層51上に完全に浮いている新生児17に対して医師や看護師が各種の処置を行うときなどに、新生児17が液体2中に過度に沈み込むのを防止するためである。また、中床13は、給液管5の給液口52から液槽6内に送り込まれた後に開孔34からオーバーフロー室33に流れ込む液体2の流れの水平方向成分が新生児17に及ぶのを或る程度低減させることができる。
【0026】
液槽機構1の液槽6および上蓋15、制御機構3ならびに補助タンク機構4の壁面材料は、アクリル樹脂などの合成樹脂であってよい。また、液槽6の中床13、上蓋15の取手25および給液管5も、同様に、アクリル樹脂などの合成樹脂から成っていてよい。そして、上蓋15は、この上蓋15および液槽6の内部を透視し得るように透明または半透明であるのが好ましく、また、上述の構成部分のうちの他の部分の一部または全部も、場合によっては透明または半透明であってよい。
【0027】
図1〜図5に示す新生児収容装置に新生児17を収容するに先立って、液槽6、液体制御室31および補助タンク機構4の下方空間46に液体呼吸可能な液体(例えば、ペルフルオロヘプタン(C16))が収容される。なお、この液体収容操作は、液槽機構1の上蓋15を開放してから、液体容器(図示せず)内の液体2を液槽6の上部開口14から液槽6内に注入することによって行うことができる。そして、この注入によって、この注入された液体2は、液槽6から開孔34を通ってオーバーフロー室33内および液体制御室31内に順次流入し、また、開孔49を通って補助タンク機構4の下方空間46に流入するとともに、給液管5にもその液流出口53から流入する。また、液体2は、液槽6の下方空間12からも給液口52を通して逆流して給液管5に流入する。そして、液流出口53および給液口52から給液管5内に流入した液体2は、ポンプ7およびフィルタ8内にも流入する。さらに、補助タンク機構4のタンク取付け部45に補助タンク44を取付けると、液体2の不足分がこの補助タンク44から下方空間46に流出する。したがって、液体制御室31および下方空間46内の液体2は、所定の液面Lに達する。
【0028】
ついで、ポンプ7を始動させると、このポンプ7による液体2の強制循環が行われる。なお、この液体2の循環路は、図2に示すように、
ポンプ7→給液管5→フィルタ8→給液管5→下部空間12→中床13の開孔16→上部空間11→開孔34→オーバーフロー室33→フィルタ35→液体制御室31→給液管5→ポンプ7
である。したがって、液槽6(ひいては、上部空間11)内の液体2も所定の液面Lに達し、この場合、必要に応じて、補助タンク44から液体2が補給される。
【0029】
図2に示すポンプ7の上記始動と同時にまたは相前後させて、制御ユニット部32によって液体制御室31内の液体2の温度を予め設定した所定の温度にほぼ保持させる。なお、このような液体温度制御は、従来から一般的に知られている方法でもって行うことができる。そして、液体2が所定の温度にほぼ保持されたら、ポンプ7による液体2の送り込み量をできるだけ少なくする。なお、図示の実施例においては、この送り込み量(すなわち、通常の使用状態における液体2の送り込み量)は、毎分0.8リットルである。
【0030】
ついで、上蓋15を開いて液槽6(ひいては、上部空間11)の上面開口14を開放させる。ついで、図2および図4に示すように、予めおむつおよびおむつカバー54を着用させた新生児、特に未熟児17を上向きまたは横向きに横たわらせた状態で液体層51上に配置して、この液体層51上に完全または不完全に浮かせる。この場合、新生児17の頭部55が給液口52側に配されるとともに、足56が液流出口としての開孔34側に配されるようにする。このとき、アルキメデスの原理に従って、新生児17の下側の部分は液体層51内に浸漬されるとともに、上側の部分は液面Lから上方に露出している。なお、新生児、特に未熟児17は、身体全体に対する肺の大きさの割合が大きいから、液体層51上に完全に浮いた新生児17の身体全体の1/6〜1/3位を液面Lから上方に露出させることができる。
【0031】
新生児17は、図2および図4に示すように、一対の固定用ベルトまたは固定用紐18によって液槽6内のほぼ所定の位置に保持される。なお、これら一対のベルトまたは紐18のそれぞれの一端は、おむつ、おむつカバー54などに予め係止されていてもよいし、あるいは、新生児17を液槽6に収容するときに、おむつカバー54などに予め取付けられたループ状または半ループ状の布製などの係止具(図示せず)に容易に取外せるように結びつけられてもよい。そして、一対のベルトまたは紐18のそれぞれの他端は、液槽6側の係止具19に予め係止されていてもよいし、あるいは、新生児17を液槽6に収容するときに、係止具19に容易に取外せるように結びつけられてもよい。さらに、新生児17は、シャツ、パンツなどの下着や帯紐などの着用物を着用することができる。したがって、一対のベルトまたは紐18のそれぞれの一端は、おむつおよびおむつカバー54以外のこれらの着用物に係止されてもよい。また、一対のベルトまたは紐18のそれぞれをT字形状に構成し、これらT字形状の水平部分を帯紐(すなわち、着用物)として新生児17の腰に巻付けるとともに、垂直部分の自由端部を係止具19に係止するようにしてもよい。さらに、新生児17の身体の上に毛布、薄い掛け布団などを上方から掛けることもできる。そして、新生児17が上述のようにシャツ、パンツなどの下着を着用したり新生児17の身体の上に毛布や掛け布団を掛けたりする場合には、液槽6内の液体2の温度を新生児17の体温よりも多少低くすることができる。
【0032】
図2および図4に示す新生児17は、前記循環路を循環する液体2の流れによって、頭部55側から足56側に向う小さな力を受ける。したがって、上述のように一対のベルトまたは紐18によって液槽6側の一対の係止具19に連結されていると、これら一対のベルトまたは紐18の両端を結ぶ線によってほぼ四角形(図示の実施例の場合には、ほぼ等角台形)が形成される。このために、新生児17、特にその腰部は、液槽6の上部空間11内のほぼ所定の位置に保持される。
【0033】
上述のように上部空間11内のほぼ所定の位置に保持される新生児17は、図2および図4に示すように、従来から一般的に知られている通常の閉鎖型保育器の場合と同様に、液体層51上に横になって完全または不完全に浮かんだ状態で液槽6内に収容されて保育されることができる。この場合、上蓋15内(ひいては、液槽6の上部空間11)には、外気換気孔23から外気が侵入するので、液体2中の酸素濃度が減少しようとすると、この外気中の酸素が必要に応じて液体2に溶解する。
【0034】
液体2の比重が比較的大きいので、液体層51は、液槽6内の新生児17の身体だけでなく、おむつおよびおむつカバー54、さらには新生児17の大便や小便もその液面L付近に浮かせることができる。したがって、新生児17の大便および小便の処理は、従来から一般的に知られている通常の閉鎖型保育器の場合と同様に、マットレスや敷き布団の代りとなる液体層51上で行うことができる。なお、おむつおよびおむつカバー54は、それぞれ、一般的に市販されているほぼT字形状のおむつおよびおむつカバーであってよい。また、手入れ窓21を利用したり、あるいは、上蓋15を開放状態にして液槽6の上面開口14を開放したりすることによって、新生児17に対して上述のような大便及び小便の処理以外にも各種の処置を施すことができる。さらに、新生児17を液槽6から取出すときには、上述のように液槽6に収容する場合とは逆の操作を行えばよい。
【0035】
上述のように構成された新生児収容装置に収容されている新生児17は、液体層51上に横になって完全または不完全に浮かんだ状態で、保育などのために液槽6内に長期間収容されることができる。したがって、長期間収容される新生児17に褥瘡(すなわち、床擦れ)が生じない。また、多量の酸素が溶解されている液体2が新生児17の皮膚に直接に接触することになるので、新生児17の皮膚呼吸が助長され、このために、新生児17に床擦れが発生するのを生理的な面からも防止することができる。さらに、上蓋15の内部空間および液槽6の上方空間11(ただし、液面Lよりも上方の部分)において液体2の蒸気量が大きくなるようにしておけば、新生児17の不感蒸泄(すなわち、不感蒸散)を効果的に防止することができる。
【0036】
第2の実施例
つぎに、本発明による新生児収容装置の第2の実施例を図6および図7を参照して説明する。なお、この第2の実施例の新生児収容装置は、液槽6および液体制御室31の具体的構造が異なることを除いて、既述の第1の実施例の新生児収容装置と実質的に同一の構造であるので、既述の第1の実施例の新生児収容装置と同一の部分については、共通の符号を付してその説明を適当に省略する。
【0037】
図6および図7に示す第2の実施例の新生児収容装置が既述の第1の実施例の新生児収容装置と実質的に相違している点は、
(a) 第2の実施例の液槽6が第1の実施例の下部空間12を有していないこと、
(b) 上記(a)項に記載の相違点にともなって、第2の実施例の液体制御室31の大きさが第1の実施例の液体制御室31の大きさよりも低減されていること、
(c) 上記(b)項に記載の相違点にともなって、液流出口53付近における給液管5の形状が相違していること、
のみである。
【0038】
上記(a)項に記載の点について具体的に説明すると、この第2の実施例の場合には、図6に示すように、第1の実施例の場合に設けた中床13が液槽6に設けられていなくて、第1の実施例の場合の中床13に相当するものは液槽6の底板61である。したがって、この第2の実施例の場合には、上記中床13に相当する上記底板61に開孔16が存在しないことを除いて、液槽6が全体として第1の実施例の場合の上部空間11と実質的に同一の構成および同一の形状である。このために、この第2の実施例の場合には、第1の実施例の場合の上部空間11に相当する液槽空間が存在するのみであって、下部空間12に相当する液槽空間は存在しないので、給液口52は上部空間11に相当する液槽空間の底面付近に開口している。
【0039】
また、上記(b)項に記載の点について具体的に説明すると、この第2の実施例の場合には、図6に示すように液槽6のスペースが第1の実施例の場合よりも小さくなっているのに合わせて液体制御室31内の液体2の量を少なくするために、この液体制御室31の底板62が底上げされて浅くなっている。さらに、上記(c)項に記載の点について説明すると、底板62の上記底上げにともなって、図6および図7に示すように、液流出口53の位置が高くなっているので、この液流出口53から逆L字状に延びる給液管5の上下方向の長さが大きくなっている。したがって、図1〜図5に示す第1の実施例の新生児収容装置で使用されている液体2(補助タンク44内の液体2を除く循環中の液体2)の量が既述のように約65リットルであるのに対し、図6および図7に示す第2の実施例の新生児収容装置の場合の循環中の液体2の量は、約35リットルと少なくなる。そして、第2の実施例の新生児収容装置にいても、第1の実施例の新生児収容装置の場合と同様にして、新生児17の収容を行うことができる。
【0040】
以上において、本発明の第1および第2の実施例について詳細に説明したが、本発明は、これら第1および第2の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
【0041】
例えば、上述の第1および第2の実施例においては、液槽機構1、制御機構3および補助タンク機構4を一体的に結合させているが、これらの機構1、3、4のうちのいずれか1つまたは複数を個別に分離させた構造としてもよく、この場合には、これらの機構の相互の結合を給液管5と同様の送液管で行うことができる。
【0042】
また、上述の第1および第2の実施例においては、液体2の温度を検出するための温度センサ38を液体制御室31内に配したが、液槽6内に配して液体層51中の液体2の温度を直接に検出するようにしてもよい。
【0043】
また、上述の第1の実施例においては、ほぼ平板形状の中床13を液槽6内にほぼ水平に配置するようにしたが、中床13は、何れかの方向に多少傾斜した状態で配置されていてもよく、また、必ずしもほぼ平板形状である必要はなくて、ほぼ中央部分が下方に向ってくぼんでいる湾曲形状などであってもよい。
【0044】
また、上述の第1および第2の実施例においては、液槽6の上面開口14を上蓋15で覆うようにしたが、液体呼吸可能な液体2として比較的沸点の高いものを用いることなどによって、上記上蓋15を省略することも可能である。
【0045】
さらに、上述の第1および第2の実施例においては、上蓋(すなわち、フード)15および液槽6(ただし、液面Lよりも上側)内の空気は液体層51を形成している液体2によってほぼ適温に保持されているので、上記空気の温度を制御するための空気温度制御機構は設けられていないが、従来から一般的に知られている通常の閉鎖型保育器の場合と同様に、このような空気温度制御機構を設けることもできる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、新生児は、液体吸収を行うことができる酸素溶解能力を有する液体から成る液体層上に浮いた状態で、保育などのために液槽内に長期間収容されることができる。したがって、長期間収容される新生児に床擦れが生じない。
【0047】
また、多量の酸素が溶解されている液体が新生児の皮膚に直接に接触することになるので、新生児の皮膚呼吸が助長され、このために、新生児に床擦れが発生するのを生理的な面からも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による新生児収容装置の第1の実施例における新生児収容装置全体の、上蓋を取外した状態における平面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】図2のIII−III線における断面図である。
【図4】図1に示す新生児収容装置全体の、新生児を収容しかつ上蓋を取外した状態における平面図である。
【図5】図1に示す中床の平面図である。
【図6】本発明による新生児収容装置の第2の実施例における新生児収容装置全体の、図2に相当する縦断面図である。
【図7】図6のVII−VII線における断面図である。
【符号の説明】
1 液槽機構
2 液体呼吸可能な液体
3 制御機構
4 補助タンク機構
5 給液管
6 液槽
7 ポンプ
8 フィルタ
11 上部空間
12 下部空間
13 中床
16 開孔
17 新生児
18 固定用のベルトまたは紐
31 液体制御室
33 オーバーフロー室
34 開孔(液流出口)
51 液体層
54 おむつカバー

Claims (7)

  1. 液槽と、この液槽内に収容される液体から成る液体層とを備え、
    上記液体が、新生児を浮かせることができる大きさの比重と、上記新生児が液体呼吸を行うことができる酸素溶解能力とを有することを特徴とする新生児収容装置。
  2. 上記液体呼吸可能な液体が、ペルフルオロカーボンおよびその置換体から成るグループのうちの少なくとも一種から成ることを特徴とする請求項1に記載の新生児収容装置。
  3. 複数の開孔が設けられかつ上記液槽内に配された中床をさらに備え、
    上記液体が上記中床の下方から上記液槽内に導入されるように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の新生児収容装置。
  4. 上記液体を上記液槽から取出して上記液槽に戻す循環路をさらに備え、
    上記循環路中の上記液槽以外の箇所に、上記液体に上記循環路を強制循環させるためのポンプと、上記液体を所望の温度に制御するための制御機構とが配されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の新生児収容装置。
  5. 上記液体の不足分を自動的に補給することができる補助タンク機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の新生児収容装置。
  6. 新生児が液体呼吸を行うことができる酸素溶解能力を有する液体を液槽内に収容することによって構成した液体層上に新生児を浮かせて収容するようにしたことを特徴とする新生児収容方法。
  7. 上記新生児と、上記液槽が設けられている液槽機構との間を少なくとも1本の固定用のベルトまたは紐で連結するようにしたことを特徴とする新生児収容方法。
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