JPH04343849A - 炭酸ガス浴用装置及び炭酸ガス浴用方法 - Google Patents

炭酸ガス浴用装置及び炭酸ガス浴用方法

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JPH04343849A
JPH04343849A JP11767391A JP11767391A JPH04343849A JP H04343849 A JPH04343849 A JP H04343849A JP 11767391 A JP11767391 A JP 11767391A JP 11767391 A JP11767391 A JP 11767391A JP H04343849 A JPH04343849 A JP H04343849A
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JP
Japan
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carbon dioxide
gas
dioxide gas
filled
bath
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JP11767391A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Nakazawa
中澤 博文
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EKIKA TANSAN KK
Original Assignee
EKIKA TANSAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭酸ガス浴用装置及び
炭酸ガス浴用方法に関する。より詳しくは、本発明は、
炭酸ガスの有用な効能(血行促進作用等)を受ける目的
で、炭酸ガスを導入した容器に人が入って炭酸ガス浴を
行う炭酸ガス浴用装置、及びそれにより実施される炭酸
ガス浴用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】炭酸ガスは、人体から排出されるもので
あることは常識ではあるけれども、その積極的な利用が
健康に良いことも知られており、近年脚光を浴びつつあ
る。その場合の炭酸ガスの作用は次のように考えられて
いる。即ち、炭酸ガスが皮膚呼吸系や脂肪腺によって、
体内に入りこんで組織を活性化し、血管を拡張して、そ
の結果、血行を促進したり、血圧を下げたり、酸素の供
給も増大させたりすると考えられている。
【0003】かかる炭酸ガスの効能を利用する方法とし
て、炭酸ガス自身を充満させた炭酸ガス浴を利用する方
法が知られている。例えば、チェコスロバキアでは、地
中から吹き出る炭酸ガスを大きな部屋にため、20〜3
0人の血行障害者を、その部屋に30分間ぐらい入れて
おくことが行なわれていた。
【0004】また、炭酸泉の温泉として、あるいは、最
近では特に、炭酸ガス発生浴用剤などを利用した人工炭
酸泉として、炭酸ガスを湯に溶解した状態で利用するこ
とも広く行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記(
炭酸ガスを直接浴びる)炭酸ガス浴は、入場者の酸欠の
危険があるため、その者の臍のあたりに、蝋燭を立てる
という原始的な方法で酸欠防止を図っていた。したがっ
て、安全性に問題があった。
【0006】一方、炭酸泉では、湯に入らなけらばなら
ないため、湯の温度、水圧といった物理的影響を人体が
受けざるをえない。したがって、心臓の弱い者や、動脈
硬化のある者、呼吸器系の弱い者、高齢者には、炭酸泉
を積極的に勧めることができないといった欠点があった
。これは、熱い湯であると、入浴直後に血圧が上がり、
心臓や血管に負担がかかるということと、水圧を体に受
けると、血管が圧迫され、心臓に負担がかかり、肺も圧
迫され、呼吸数が増加することからである。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、誰でも安全に容易に炭
酸ガスの効能(血行促進作用等)を利用できるようにし
た炭酸ガス浴用装置及び炭酸ガス浴用方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1の
装置は、人の出入口及び首出し口を備えると共に、気体
が充満されうるガス充満部を持つ、ガス浴用容器と;該
ガス浴用容器に設けられ、その気体充満部に炭酸ガスを
供給する炭酸ガス供給手段と、を具備する。本発明の第
2の装置は、人の出入口及び首出し口を備えると共に,
気体が充満されうるガス充満部を持つ、ガス浴用容器と
;該ガス浴用容器の気体充満部に連通し、該部分へ向け
て炭酸ガスを搬送すると共に放出する炭酸ガス搬送・放
出手段(例えば、ガス管とノズル)と;該炭酸ガス搬送
・放出手段に炭酸ガスを供給する炭酸ガス供給手段(例
えば、炭酸ガスボンベ)と;を具備する。本装置の各部
は組み立てられていても良いし、そうでなくてもよい。
【0009】かかる装置では、炭酸ガスが、炭酸ガス供
給手段から、直接または炭酸ガス搬送・放出手段を介し
て、ガス浴用容器に導入され得る。
【0010】ガス浴用容器に、人が首を出した状態で入
っておれば、その容器に炭酸ガスが導入されることによ
って、酸欠の危険なく人体に炭酸ガスを浴びることが可
能である。
【0011】
【実施例】以下、本発明を、実施例によって、より詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明の炭酸ガス浴用装置の一実
施例(第2の本発明の装置の例)の概略構成図である。
【0013】かかる装置は、図示したように、ガス浴箱
1と、ガス搬送管2と、炭酸ガスボンベ3を中心として
構成されている。
【0014】ガス浴箱1は、その下部が直方体形であり
、これに連なり一体化した上部が角錐台形(その側面は
一面が斜面1aとされ、他の3面は垂直面である)に形
成された箱である。斜面1aには、人がこのガス浴箱1
に出入するためのヒンジ開閉式の出入口用扉4が設けら
れている。ガス浴箱1の上面には、首出し口5が、また
、垂直状側面1bの最上部近辺にはガスオーバーフロー
口6が、設けられている。ガス浴箱1の内部においては
、出入口用扉4近くの前方では床7となっており、その
後方には椅子8が設置されている。
【0015】その床7および椅子8の腰掛け部の直下に
は、ガス浴箱1内空間に対し開口するノズル9a,9b
がセットされ、それら両ノズルは、ガス搬送管2に連通
している。
【0016】カス搬送管2は、流量計10、減圧弁11
、タイマ12付き電磁弁13を介して炭酸ガスボンベ3
に連通している。なお、炭酸ガスボンベ3をガス浴箱1
に直接取り付け、これらとガス搬送路2とを一体化して
もよい。
【0017】上記構成の炭酸ガス浴用装置では、首出し
口5から首を出し、出入口用扉4を閉じて人がガス浴箱
1に入った状態で、適当時間セットされたタイマ12に
よって、所定時間だけ電磁弁13を開放する。その間、
炭酸ガスボンベ3から開放電磁弁13を介して、さらに
、適正な圧力まで炭酸ガス圧を低下させる減圧弁11及
び流量計10を介して、炭酸ガスがノズル9a,9bに
向けて進行する。そして、ノズル9a,9bから炭酸ガ
スがガス浴箱1の内部に放出される。こうしてガス浴箱
1内に、炭酸ガスが導入される。押出された大気や過剰
の炭酸ガスは、ガスオーバーフロー口6から開放外部に
放散される。
【0018】このように利用される本実施例の炭酸ガス
浴用装置では、開放系に首を出した状態で炭酸ガスを体
に浴びることができるので、炭酸ガスにより酸欠状態と
なる危険を除くことが可能である。
【0019】さらに、炭酸ガスを人体に直接浴びること
ができ、水圧や熱を人体が受けずに済むので、それらの
人体への物理的な影響を排除することができる。したが
って、心臓の弱い者や、高血圧、動脈硬化のある者、高
齢者でも、心配なく、炭酸ガスの有用な効能を受けるこ
とができる。
【0020】また、本実施例の装置では、ノズル9bが
椅子8の腰掛け部直下に設置されているので、特に肛門
部近辺の血行を良くすることができる。そのため、痔疾
患のある者には、特に有用である。
【0021】以上の効果を得るため、ガス浴箱1内の炭
酸ガスの濃度が、大気よりも最低1000ppm 、好
ましくは大気よりも80%程多くなるように、炭酸ガス
を流すと良い。
【0022】尚、本実施例は、ガス浴なので衣服を着た
ままでも効果がある。また、ガス浴箱1の素材が不透明
にされているので、特に女性は人に姿態を見せることが
ないので、気楽にリッラクスして使用することができる
【0023】本実施例では、流量計10、減圧弁11及
び電磁弁13である流量調整用の手段は、独立にあるい
は互いに電気的に接続されて、コンピュータ制御され得
るが、手動操作されてもよい。この様な流量調整用手段
は、省略・追加を含む任意の設計変更を加えてもよい。
【0024】また、上記実施例では、ガス浴箱1内には
、炭酸ガスしか導入していないが、利用者の要望に応ず
ることができるように、水蒸気など、他の任意のガスを
、ノズル9a,9bから、または別に設けた放出用手段
からガス浴箱1内に導入可能な構成としてもよい。つま
り、例えば、炭酸ガスと水蒸気とを、炭酸ガスと水蒸気
と他のガスとを、または炭酸ガスと水蒸気以外のガスと
を放出可能な構成としてもよい。
【0025】更に、上記のようにガス浴なので衣服を着
たままでも良いことから、ガス浴箱の素材を不透明でな
く、透明なものとすることもできる。
【0026】本発明の他の実施例として、人が首を出し
た状態で、横たわった状態となれるガス浴箱を採用した
構成が挙げられる。この場合、ガス浴箱は、可撓性のあ
る材料で形状を自在に変形可能な構成とするとよい。こ
の実施例は、特に体の弱い者には、有用である。
【0027】また、ガス浴箱内に加熱ヒータを付設した
構成を採ることも可能である。これは、炭酸ガス浴中に
人体の保温が可能である。
【0028】本発明の第1の装置の例として、任意の炭
酸ガス発生浴用剤(例えば、水との反応により炭酸ガス
を発生するもの)を、炭酸ガス供給手段として、ガス浴
用容器内に入れた構成が挙げられる。この装置では、所
定の方法(例えば、水との接触)により炭酸ガスを発生
させることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、開放系に首を出した状
態で炭酸ガスを体に浴びることができるので、炭酸ガス
により酸欠状態となる危険を除くことが可能である。
【0030】また、炭酸ガスを直接浴びることができ、
水圧や熱を人体が受けずに済む一方で、人体は実質密閉
系で充分な炭酸ガスとの接触を図ることができる。した
がって、水圧や熱により悪影響を受けやすい、心臓の弱
い者や、高血圧、動脈効果のある者、高齢者でも、心配
なく、炭酸ガスの有用な効果を充分受けることができる
【0031】更に、ガス浴であるため、水蒸気等をガス
浴用容器内に付加的に放出しない場合には、服を着たま
までも利用可能である。
【0032】加えて、本発明の炭酸ガス浴用装置は、装
置も設置も簡単であり、極めて実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炭酸ガス浴用装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
1            ガス浴箱 2            ガス搬送管3      
      炭酸ガスボンベ4           
 出入口用扉5            首出し口 8            椅子 9a,9b    ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  人の出入口及び首出し口を備えると共
    に、気体が充満されうるガス充満部を持つ、ガス浴用容
    器と、該ガス浴用容器に設けられ、その気体充満部に炭
    酸ガスを供給する炭酸ガス供給手段と、を具備する炭酸
    ガス浴用装置。
  2. 【請求項2】  人の出入口及び首出し口を備えると共
    に、気体が充満されうるガス充満部を持つ、ガス浴用容
    器と、該ガス浴用容器の気体充満部に連通し、該部分に
    向けて炭酸ガスを搬送すると共に放出する炭酸ガス搬送
    ・放出手段と、該炭酸ガス搬送・放出手段に炭酸ガスを
    供給する炭酸ガス供給手段と、を具備する炭酸ガス浴用
    装置。
  3. 【請求項3】  炭酸ガスを浴びる炭酸ガス浴用方法に
    おいて、人が首を出した状態で入っていてしかも気体が
    充満されうるガス充満部を持つガス浴用容器に向けて炭
    酸ガスを導入するかまたは発生させることを特徴とする
    炭酸ガス浴用方法。
JP11767391A 1991-05-22 1991-05-22 炭酸ガス浴用装置及び炭酸ガス浴用方法 Pending JPH04343849A (ja)

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