JP2008111215A - 片脇オープン型３層式トレーニングパンツ - Google Patents

Abstract

【課題】 幼児のトイレトレーニング時に使用する、片脇オープン型３層式トレーニングパンツを提供する。
【解決手段】 幼児用の３層式トレーニングパンツの、腰部の右脇又は左脇のいずれか片脇を縦長状に切断して開閉部とし、その開閉部に面ファスナーを設け、開閉自在とすることを特徴とする、片脇オープン型３層式トレーニングパンツ。
【選択図】図１

Description

本発明は、幼児のトイレトレーニング時に使用する、片脇オープン型３層式トレーニングパンツに関するものである。

従来は、外出先のトイレを使用するとき、膝下まで下した状態では座わらせにくいため、ズボン、パンツを全部脱がしていた。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）膝下までズボン、パンツを下した状態では、座わらせにくいうえに、洋服におしっ こがかかってしまう心配があった。
（ロ）ズボン、パンツをすべて脱がせるには、衣服や足が床に触れないように注意しなく てはいけないので、手間取り、脱がせた物の置き場にも困った。
（ハ）トレーニングパンツを取り替える際、パッドの脱着が困難だった。
（ニ）子供が自分でパンツを履く際、おしりにひっかかり、履きにくそうだった。
本発明は、以上の問題点を解決しようとするものである。

幼児用の３層式トレーニングパンツの、腰部の右脇又は左脇のいずれか片脇を縦長状に切断して開閉部とし、その開閉部に面ファスナーを設け、開閉部を開閉自在とすることを特徴とする、片脇オープン型３層式トレーニングパンツ。

本発明は、従来のトレーニングパンツの右脇を、面ファスナーで開閉出来るようにすることによって、外出先のトイレ（１２）でのズボン、パンツを脱がせる段取りをスムーズにする。
また、右脇が大きく開くことより、トレーニングパッドの脱着が行いやすく、子供が自分で脱着する際にも行いやすいので、自発的なトイレトレーニングに繋がる。

以下、本発明の実施の形態を説明する。
（イ）綿生地（５）２枚の間に、ポリエステル撥水生地（６）を挟み合わせ、左脇を縫合 し、パンツ本体とする。
（ロ）綿生地（５）２枚の間に、接着芯（９）を挟み合わせ、本体後面右脇切断部分と縫 合する。
開閉部（２）左脇部分を残し、バイアステープ（７）で、開閉部（２）上部、右脇 、下部を縁取り、面ファスナー雄（１ａ）を縫着し、本体後面右脇切断部分と縫合す る、開閉部（２）を設ける。
（ハ）足入れ口（４）と足出し口（３）の周縁に、ゴム（８）を縫着する。
（ニ）パンツ本体後面右脇切断部分と、開閉部（２）左脇を合わせ、縫合し、開閉出来る ようにする。
（ホ）パンツ本体前面右脇に、面ファスナー雌（１ｂ）を縫着し、パンツ本体前面右脇切 断部分を、バイアステープ（７）で縁取る。
本発明は以上の構成からなるので、本発明を使用する際は、外出先でのトイレで使用する際は、子供を立たせた状態でズボン（１１）を下し、開閉部（２）を開き、パンツを下す。
便器のフタ又は、便座の先に手で支えながら座わらせ、右足の靴、ズボンを脱がせ、パンツとともに、左側に寄せる。
トレーニングパッド脱着の際は、子供を立たせた状態でパンツを下し、開閉部（２）を開き、脱着する。
子供が１人で使用する際には、開閉部（２）を開いた状態で、足入れ口（４）から足を入れ、足出し口（３）から足を出し、腰まで引き上げ、開閉部（２）を閉じる。
脱ぐ場合は、開閉部（２）を開き、足首まで下げ、足出し口（３）から足を出す。
なお、開閉部（２）を閉じた状態での、脱ぎ履きも可能なので、１人で普通のパンツを着用するための、ステップアップへと繋がる。

本発明の斜視図 本発明の開閉部の斜視図 本発明の使用状態を示した斜視図

符号の説明

１ 面ファスナー
２ 開閉部
３ 足出し口
４ 足入れ口
５ 綿生地
６ ポリエステル撥水生地
７ バイアステープ
８ ゴム
９ 接着芯
１０ トレーニングパンツ
１１ ズボン
１２ トイレ

Claims (1)

1. 幼児用の３層式トレーニングパンツの、腰部の右脇又は左脇のいずれか片脇を縦長状に切断して開閉部とし、その開閉部に面ファスナーを設け、開閉部を開閉自在とすることを特徴とする、片脇オープン型３層式トレーニングパンツ。

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