JP2004274964A - 制御装置 - Google Patents

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Yuji Kitamura
祐史 北村
Satoru Motai
知 馬渡
Kenji Ito
健司 伊藤
Yuri Totsu
ユリ 戸津
Hiromi Nagasaki
寛美 長崎
Yuji Minami
裕二 南
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Kyushu Electric Power Co Inc
TMT & D KK
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Kyushu Electric Power Co Inc
TMT & D KK
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Abstract

【課題】動作プログラムの更新を容易にかつ確実に行うことができる制御装置を得ることができるものである。
【解決手段】A/D変換部7と、動作プログラムを記憶するプログラム記憶部3と、ディジタル信号を入力し動作プログラムに従って演算を行い制御信号を送信する演算処理部4と、演算処理部4の制御信号を被制御部の設定された機器に送信する入出力部6と、制御信号の被制御部の各機器へのインターフェースを設定する設定部5と、動作プログラムを読み出し、書き込むプログラム読み出し書込み部2と、動作プログラムを払い出すプログラム払い出し部1と、制御装置固有の識別子を記憶する識別子記憶部30とにて成り、動作プログラムの識別子と機器固有の識別子とを照合し識別子が一致した場合に限りプログラム記憶部への動作プログラムの書き込み動作を実施する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被制御部としての電力系統を保護する制御装置に係わり、特に、ハードウエアを変更することなく、既存のハードウエアに対し、プログラムを更新することで、保護リレー方式の変更(いわゆるリレー機種の変更)を容易に行うことができるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の保護継電装置は、外部入出力部から取り込まれた電圧や電流などの瞬時値を主CPUで三積法を用いて演算し、実効値を得る。得た実効値は整定値メモリの論理判断用基準値とエキスパートチップで継電器の基本要素を論理判断する。また、エキスパートチップは継電器の組み合わせ要素を論理判断する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平4−340314号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の保護継電装置は上記のように構成されており、電力系統の保護のため、保護継電装置が電気所内に設置されている。保護継電器は電力系統内の電気量を所定のサンプリング毎に入力し、電力系統の内外部事故を判別して保護動作を行う。そして、保護継電器の更新時にリレー方式の変更があると、ハードウエアを一新し、専用のプログラム及びハードを装備した装置に更新している。この際、入出力部の条件設定もメーカ側にて事前に組込むことで対応している。また、プログラム更新はメーカ側にて装置ハードウエアに組込んでユーザに提供している。よって、保護継電器を使用するユーザにとって、更新に要するコストが大きく、負担となっているという問題点があった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、ユーザ側の更新に要する負担を軽減するため、更新時に制御装置のハードウエアを変更することなく、ユーザ側で容易に変更を実施することを可能とする制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る制御装置は、複数の機器にて成る被制御部の各機器のアナログ電気量を受信してその信号にともない制御信号を出力する制御装置において、
アナログ電気量を入力して、ディジタル信号に変換するA/D変換部と、制御装置の動作プログラムを記憶するプログラム記憶部と、A/D変換部からディジタル信号を入力しプログラム記憶部の動作プログラムに従って演算を行い被制御部に制御信号を送信する演算処理部と、演算処理部の制御信号を被制御部の設定された機器に送信する出力部と、演算処理部の制御信号の被制御部の各機器への出力箇所のインターフェースを設定する設定部と、プログラム記憶部の動作プログラムを読み出しまた動作プログラムをプログラム記憶部に書き込むプログラム読み出し書込み部と、プログラム記憶部に記憶させる動作プログラムを払い出して払い出した動作プログラムをプログラム読み出し書込み部へ出力するプログラム払い出し部と、制御装置固有の識別子を記憶する識別子記憶部とにて成り、プログラム払い出し部は払い出す動作プログラムの識別子と制御装置固有の識別子とを照合し識別子が一致した場合に限りプログラム記憶部への動作プログラムの書き込み動作を実施するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の複数の機器にて成る被制御部を制御する制御装置の構成を示すブロック図である。具体的には、被制御部は複数の遮断器を有する変電設備で、制御装置はこの被制御部を制御する保護継電器に相当し、以下この場合について説明する。図において、被制御部20である変電設備のアナログ電気量をサンプリングして、ディジタル量に変換するA/D変換部7と、動作プログラムを記憶しているプログラム記憶部3とを備える。
【0008】
さらに、A/D変換部7からA/D変換データ(f)を入力し、プログラム記憶部3から所定の動作プログラム(c)を入力して被制御部20である変電設備の内外部事故を判別し、該当する電力系統の遮断器への開閉指令(e)のリレー信号(制御信号)を演算する演算処理部4と、演算処理部4の演算結果(e)に従い、リレー信号の出力を行うと共に、被制御部20である電力系統の変電設備から機器情報(e)を入力する出力部としての入出力部6とを備える。
【0009】
さらに、演算処理部4の入出力される信号に対する入出力部6の入出力の受けけ渡しをするインターフェースを設定する設定部5と、プログラム記憶部3に記憶させる動作プログラムを払い出して、この動作プログラム(a)をプログラム読み出し書込み部2へ出力し、プログラム書込みの際はプログラム書込み指示信号(a1)をプログラム読み出し書込み部2及び演算処理部4へ出力するプログラム払い出し部1と、プログラム記憶部3の動作プログラム(b)を読み出し、また、プログラム払い出し部1から入力した動作プログラム(b)をプログラム記憶部3に書き込むプログラム読み出し書込み部2と、制御装置自体の固有の識別子を記憶する識別子記憶部30とから成る。
【0010】
各箇所の具体的な説明を以下に示す。まず、プログラム記憶部3、演算処理部4、入出力部6、A/D変換部7は制御装置の基本機能に相当する。そして、プログラム記憶部3は、具体的には、各種保護継電方式の演算処理ソフトウェアであるリレーモジュール、シーケンスソフト、及び継電器自身の自己監視機能等からなる動作プログラム(以下、これら動作プログラムをリレーソフトと称す)を記憶している。尚、プログラム記憶部3は半導体デバイスのメモリ等にて形成されてい。
【0011】
演算処理部4は、プログラム記憶部3からリレーソフトに記述された処理命令(c)を読み出し、その命令を解読し、命令で指示された演算を実施する。尚、演算処理部4はマイクロプロセッサで構成する電子回路等にて形成されている。また、入出力部6は、外部との信号授受を行う。この内の入力機能としては、外部機器の接点情報、監視部からの制御指令等を補助リレーで受け、補助リレーの接点ON/OFF等により、電流を取り込み、この電流を順電流としてホトカプラの絶縁回路等でディジタル入力を行う。また、補助リレー等のON/OFFするデバイスを使用せず、通信手段(LAN等)を介して、ディジタル入力する方法もある。
【0012】
また、出力機能としては、演算処理部4のディジタル出力(遮断器等の外部機器に開閉指令やテレコン装置等へのリレー動作、装置異常等の通知)を補助リレーの接点ON/OFF等により、外部機器へ出力する。また、補助リレー等のON/OFFするデバイスを使用せず、通信手段(LAN等)を介して、ディジタル出力する方法もある。
【0013】
A/D変換部7は、補助CT、PT等で電圧に変換した電力系統のアナログ電気量(電流、電圧)を取り込み、リレー演算誤差及びサンプリングによる折り返し誤差を生じさせる高調波を除去するアナログフィルタと、高調波を除去したアナログデータをサンプリング及びホールドして、ディジタル値に変換するA/D変換器とからなる。また、多数の入力チャネルからの入力処理が必要な場合は、入力切り替え機能としてマルチプレクサ等を使用することも考えられる。
【0014】
この発明の実施の形態1においては、以上の基本構成に、プログラム読み出し書込み部2及びプログラム払い出し部1及び設定部5及び識別子記憶部30を設けている。プログラム読み出し書込み部2は、プログラム記憶部3を直接制御し、リレーソフトのデータ(b)を読み出し及び書き込みを行う。例えば、プログラム記憶部3に半導体メモリ(例えば、電源を落としても記憶情報が消去されないフラッシュメモリ)を適用した場合、プログラム読み出し書込み部2はメモリのチップセレクト信号、ライト信号、アウトプットイネーブル信号、アドレス信号、データ信号を制御する。
【0015】
例えば、プログラム記憶部3に予め、プログラム書込みソフト(いわゆるインストールプログラム)を記憶させておき、演算処理部4がこのプログラム書込みソフトを実行することで、上記「メモリのチップセレクト信号、ライト信号、アウトプットイネーブル信号、アドレス信号、データ信号」を制御するとともに、プログラム払い出し部1とデータ(a)送受を行う。
【0016】
プログラム払い出し部1では、リレーソフトを記憶させたメディアからのソフトの読み込みを行うと共に、プログラム読み込み書込み部2及び演算処理部4へソフト書込み指示信号(a1)を送信する。このソフト書込み指示信号(a1)を割り込み処理等とし、この割り込みがあった場合には、演算処理部4は、他の処理をすべて中断し、プログラム書込みモードに切り替わる。また、この指示信号(a1)によりプログラム読み出し書込み部2はプログラム払い出し部1からリレーソフトのダウンロードを開始する。そして、このリレーソフトをプログラム記憶部3へ書き込む。
【0017】
次に、設定部5について説明する。設定部5は、リレーソフト更新時に、入出力部6の条件設定(入力点数、入力チャネルの指定及び出力接点の指定等)及びリレー演算に使用する内部変数(整定値等)の設定などのインターフェースとなる。この設定部5は外部から入力された設定値(d)を演算処理部4に受け渡す。
【0018】
次に上記のように構成された実施の形態1の保護継電器におけるリレーソフトの書き込みについて説明する。本発明においては、書き込むリレーソフトの書き込み許可を識別子の認証で行う処理を組み込んでいる。この識別子による認証方法について以下説明する。識別子記憶部30にはあらかじめ保護継電器を識別固有の識別子を記憶させておく。また、プログラム払い出し部1から払い出すリレーソフトを記憶したメディアにも、プログラムを払い出す対象となる機器を識別する識別子を記憶させておく。
【0019】
次に、保護継電器を識別する固有の識別子と、リレーソフトを払い出す対象となる機器を識別する識別子とを照合し、識別子が一致した場合に限り、プログラム記憶部3にリレーソフトを書き込む。この払い出しプログラムの照合手順(処理フロー)を図2に示す。まず、プログラム払い出し部1に払い出すリレーソフトを記憶したメディアが装着されたことで払い出しを開始する(図2のステップS1)。
【0020】
この払い出しの開始方法については、メディアからリレーソフトを選択した場合等であるが、払い出し開始方法をこの方法に限定されるものではない。また、メディアは必ずしもフレキシブルディスク、CD―ROM等の記憶媒体だけでなく、リレーソフトを含んだプログラムファイルやLAN等を経由してダウンロードしたプログラムファイル等も広義の意味でメディアと考える。
【0021】
次に、プログラム払い出し部1ではメディアからリレーソフトと、このリレーソフトに付加されている識別子を読み込む(図2のステップS2)。次に、プログラム払い出し部1は、識別子記憶部30の識別子データからリレーソフトを書き込む保護継電器の固有の識別子データを読み込む(図2のステップS3)。尚、この実施の形態1においては識別子記憶部30を別に備える例を示したが、プログラム記憶部3の一部に識別子記憶部30を備えるようにしてもよい。但し、このように識別子記憶部30を分離することで、識別子が誤って上書き又は消去されることを防止できる。
【0022】
メディアの識別子とリレーソフトを書き込む保護継電器の固有の識別子とを照合し、一致しているか検出する(図2のステップS4)。尚、識別子としては、例えば、シリアル番号、ID、イーサネット(登録商標)のノード識別に使われるIPアドレス又は物理アドレス、製造番号、ユーザ識別番号、変電所及び対象機種識別番号等が考えられる。
【0023】
次に、識別子が不一致である場合、払い出しを不許可(図2のステップS5)として、払い出しを実施せず、ステップS9に移る。次に、識別子が一致している場合、払い出しを許可する(図2のステップS6)。次に、払い出しが許可されると、メディアからリレーソフトを抽出し、プログラム読込み書込み部2へ出力を開始する。次に、プログラム読み出し書込み部2は取り込んだリレーソフトをプログラム記憶部3に書き込む(図2のステップS7)。
【0024】
次に、プログラム記憶部3にリレーソフトが正しく書き込まれていることのベリファイを実施する(図2のステップS8)。ベリファイの方法の一例を以下に示す。第1の方法は、プログラム読み出し書込み部2からプログラム記憶部3に記憶されているリレーソフトを読み出し、プログラム払い出し部1へリレーソフトをアップロードする。そして、プログラム払い出し部1で、払い出したリレーソフトとアップロードしたリレーソフトのプログラムコードを比較照合し同一プログラムコードであることをチェックする。
【0025】
第2の方法は、リレーソフトのプログラムコードを比較するのではなく、プログラムコードのサム値のみ比較する。但し、リレーソフトをすべてアップロードせず、サム値だけをアップロードさせてもよい。この場合、プログラム記憶部3から読み出したリレーソフトのサム値は、プログラム読み出し書き込み部2で計算する。第3の方法は、第1、第2の方法をすべてプログラム読み出し書き込み部2のみで実施する方法である。ベリファイの効果としては、第1の方法が最も正確性が高い。第2の方法は簡易チェックである。第3の方法はプログラム払い出し部1まで、リレーソフトをアップロードしなくてもよいため、プログラム払い出し部1への上りデータ転送が不要となり、ハードウエアを簡素化できる。
【0026】
そしてベリファイ結果、正しくリレーソフトが書き込まれていれば、処理はステップS9へ進む。上記ベリファイ結果、正しくリレーソフトが書き込まれていなければ、払い出しは完了せず、ステップS2へ戻る。リレーソフトの払い出しが正しく完了すると払い出し処理は終了する(図2のステップS9)。
【0027】
上記のように構成された実施の形態1の保護継電器によれば、設定部5、プログラム読み出し書込み部2、プログラム払い出し部1を組み込むことで、リレー方式の変更(すなわちリレー機種の変更)がユーザ側にて、保護継電器のハードウエアを変更することなし容易に実施できる。また、機種変更に伴う組み立て製造費が製品(保護継電器)コストから削減できる。さらに、機種変更後のメーカ試験費が製品コストから削除できるため、ユーザ側の更新に対するコスト負担が大幅に軽減される。
【0028】
また、プログラム払い出し部1から保護継電器にダウンロードするリレーソフトのメディアの識別子と保護継電器の固有の識別子を照合するため、誤って、異なるリレーソフトをダウンロードすることを防止できる。よって、保護継電器のセキュリティ管理上及びリレープログラムの不正コピー防止に非常に有効である。
【0029】
また、払い出したリレーソフトがハードウエア、伝送系の不良等(一過性不良、伝送誤り等含む)により、リレーソフトが破壊されたり、データ化けを起こす場合でも、払い出しの段階で、ベリファイするため、正しくないリレーソフトで書き込んだことを検出できる。よって、正しくないリレーソフトで保護継電器を稼動させてしまうことを未然に防止できる。また、設定部を通して、更新時にユーザ側にて、入出力部の条件を容易に変更可能である。
【0030】
上記実施の形態1においては、演算処理部が1つの場合を示したがこれに限られることはなく、例えば、この保護継電器を構成する演算処理部が機能別に複数装備されている場合も考えられる。その場合は、上記複数の演算処理部は個別にプログラム記憶部及びプログラム読み出し書込み部をそれぞれ備え、上記複数の演算処理部個々に異なる識別子を割り当てる。
【0031】
そして、上記演算処理部に実行させる上記動作プログラムに上記演算処理部と同一の上記識別子を割り当てることで、照合一致を判定させる。保護継電器は通常、機能別に専用の演算処理部(マイクロコンピュータ等)を装備させている。例えば、リレープログラムはリレー要素の演算プログラム、リレーシーケンスの演算プログラムがあり、さらに、これらは、主検出リレーと事故検出リレーに分割される。このような場合、機能は4つであり、4セットの専用の演算処理部及びプログラム記憶部を備える。
【0032】
そして、主検出リレー用プログラムを誤って、事故検出リレー用演算処理部のプログラム記憶部に記憶させると、保護継電器として正常に動作しない。よって、各プログラム及び演算処理部に識別子を割り当て、これを認証させることで、他の演算処理部用の動作プログラムが誤って書き込まれることを防止できる。
【0033】
さらに、保護継電器内に記憶させている固有の識別子を読み出し可能とし、外部出力又は表示する外部出力手段を備えるようにしてもよい。これは、上記識別子を読み出し可能な識別子記憶部30に記憶させておき、要求があった場合に限り、演算処理部4により外部出力又は表示を外部出力手段に出力させる。
【0034】
例えば、保護継電器内のプリント配線板に装備させたスイッチ(例えばディップスイッチ等)を操作(ディップスイッチであれば特定の値にセット)し、このスイッチ状態を上記演算処理部で読み取り、表示指示があれば、識別子を保護継電器に備えた外部出力手段(例えば複数のLEDで表示又は画面に表示等)に表示させる。他の方法としては、例えば、外部のモニタ(例えば、保護継電器と接続させたパソコン等)からの要求指示コマンドの入力を受けて、上記識別子をモニタ上に表示させる方法もある。
【0035】
以上の機能を備えることで、以下の効果がある。識別子は保護継電器製造メーカ側でユーザデータ(納入先データ)とリンクさせて管理するが、ユーザの都合により、保護継電器(装置盤)が他の場所(他電気所など)に移設した場合など、識別子がユーザ側で不明になる場合が想定できる。このような場合、外部出力手段にて容易に識別子が読み出せ確認できるため、前述のように移設した場合でも識別子を読み出し、製造メーカに連絡することで、機種変更時に変更機種用のリレープログラムをオーダすることができる。
【0036】
尚、上記実施の形態1においてはプログラム読み出し書込み部および演算処理部を別々に形成する例を示したがこれに限られることは無く、演算処理部がプログラム読み出し書き込み部の一部または全てを行うことができるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0037】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2の制御装置の構成を示すブロック図である。図において上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。この実施の形態2では上記実施の形態1と異なり、設定部5とプログラム払い出し部1と他の箇所から切り離し遠隔地に設置された遠隔端末9に配設する場合を示している。設定部5とプログラム払い出し部1とは第1の通信処理部8に接続されている。
【0038】
また、プログラム読み出し書き込み部2と演算処理部4とは第2の通信処理部10に接続されている。そして、第1の通信処理部8と第2の通信処理部10とは通信回線としての通信網11を介して接続されている。このように、第2の通信処理部10にて受信した受信データ(g1、g2)をプログラム読み出し書込み部2及び演算処理部4に受け渡す構成となる。また、設定部5とプログラム払い出し部1とのデータ(d、a)は第1の通信処理部8から送信している。
【0039】
通信網11は、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)やRS485等にて構成されている。但し、通信網とは広義な意味であり、必ずしも、ネットワークを構成する必要もなく、RS232C等の1対1通信を行う通信形態でもよい。遠隔端末9では、外部からの入力として、入出力部6の入力点数、入力チャネルの指定及び出力接点の指定等及びリレー演算に使用する内部変数(整定値等)の設定を設定部5で処理し、また、リレーソフトの更新等をプログラム払い出し部1で処理する。
【0040】
設定部5からの設定値(d)及びプログラム払い出し部1からのリレーソフト(a)は第1の通信処理部8に渡され、第1の通信処理部8が該当の第2の通信処理部10に通信処理を行う。通信処理は通信網11に対応したデータフォーマット及びタイミングで行う。この通信処理は、第2の通信処理部10も同様である。
【0041】
第2の通信処理部10で受信したデータは、保護継電器内部の所定のデータ形式に変換し、設定部1からの設定値(g2)を演算処理部4へ送信し、また、プログラム払い出し部1からのリレーソフト(g1)をプログラム読み出し書込み部2へ送信する。以降の処理は上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0042】
上記のように構成された実施の形態2の制御装置は上記実施の形態1と同様のの効果を有することは言うまでもない。さらに、リレー機種更新時に、保護継電器を設置している現場(リレー室)に出向くことなく、設定及びリレーソフト更新を遠隔地にて実施することが可能になり、更新時のユーザによる保守作業も容易になる。また、遠隔端末9をさらに、上位系と通信網で接続すると、上位系サーバから、このような複数の遠隔端末9を有する変電所内のすべての保護継電器に一斉更新を行うことも可能になる。
【0043】
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3の制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態3では、複数の機器を有する他の被制御部21(変電設備)を備えた場合について説明する。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。2電力系統の保護区間の各端子を通過する電流量をディジタル変換し、互いに対向端子間のデータ(j)送受を行うと共に、受信したデータ(h)を演算処理部4へ受け渡す受信部としての伝送部12と、伝送部12で処理する信号の設定を行うインターフェースを提供し、設定値(i)を伝送部12へ受け渡す第2の設定部13とを備える。
【0044】
上記のように構成された実施の形態3の制御装置は、上記実施の形態1に第2の設定部13及び伝送部12を追加することで、2つの被制御部の電流差動継電器に機種変更できる。但し、動作プログラムは被制御部20及び他の被制御部21を加味したプログラムが搭載されているものとする。電流差動継電器は保護区間の相手端子との伝送制御のためのハードウエアとしては、第2の設定部13及び伝送部12が機種固有のものとなる。第2の設定部13の機能は第1の設定部と同様であり、設定値は、電流差動継電方式における2端子指定、3端子指定び休止端指定等である。
【0045】
また、伝送部12の機能は、保護区間の相手端とのサンプリング同期(A/D変換部7のサンプリング同期)を行い、相手端子から受信した電気量(j)と相手端子と同期したサンプリング信号(h)とを演算処理部4に出力する。尚、具体的な構成としては上記実施の形態1を基本形態に、第2の設定部13及び伝送部12を追加するため、上記実施の形態1を収納したラックに空きスロット等を設け、そこに第2の設定部13及び伝送部12部分を挿入するように構成すればよい。
【0046】
上記のように構成された実施の形態3の制御装置によれば、上記実施の形態1と同様の効果を有することは言うまでもない。また、上記実施の形態1を基本形態とし、その基本形態に他の被制御部の機種固有のハードウエアを追加することで、リレー機種適用範囲を広げることが可能になる。また、リレー機種変更時、基本形態のハードウエアを変更することなく、追加装備が容易にできる。
【0047】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、複数の機器にて成る被制御部の各機器のアナログ電気量を受信してその信号にともない制御信号を出力する制御装置において、アナログ電気量を入力して、ディジタル信号に変換するA/D変換部と、制御装置の動作プログラムを記憶するプログラム記憶部と、A/D変換部からディジタル信号を入力しプログラム記憶部の動作プログラムに従って演算を行い被制御部に制御信号を送信する演算処理部と、演算処理部の制御信号を被制御部の設定された機器に送信する出力部と、演算処理部の制御信号の被制御部の各機器への出力箇所のインターフェースを設定する設定部と、プログラム記憶部の動作プログラムを読み出しまた動作プログラムをプログラム記憶部に書き込むプログラム読み出し書込み部と、プログラム記憶部に記憶させる動作プログラムを払い出して払い出した動作プログラムをプログラム読み出し書込み部へ出力するプログラム払い出し部と、制御装置固有の識別子を記憶する識別子記憶部とにて成り、プログラム払い出し部は払い出す動作プログラムの識別子と制御装置固有の識別子とを照合し識別子が一致した場合に限りプログラム記憶部への動作プログラムの書き込み動作を実施するので、動作プログラムの変更を容易かつ不具合無く行うことができる制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した制御装置の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図3】この発明の実施の形態による制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態による制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 プログラム払い出し部、2 プログラム読み出し書込み部、
3 プログラム記憶部、4 演算処理部、5 設定部、6 入出力部、
7 A/D変換部、8 第1の通信処理部、9 遠隔端末、
10 第2の通信処理部、11 通信網、12 伝送部、13 第2の設定部、20 被制御部、21 他の被制御部、30 識別子記録部。

Claims (6)

  1. 複数の機器にて成る被制御部の上記各機器のアナログ電気量を受信してその信号にともない制御信号を出力する制御装置において、
    上記アナログ電気量を入力して、ディジタル信号に変換するA/D変換部と、上記制御装置の動作プログラムを記憶するプログラム記憶部と、上記A/D変換部からディジタル信号を入力し上記プログラム記憶部の上記動作プログラムに従って演算を行い上記被制御部に制御信号を送信する演算処理部と、上記演算処理部の上記制御信号を上記被制御部の設定された上記機器に送信する出力部と、上記演算処理部の制御信号の上記被制御部の各機器への出力箇所のインターフェースを設定する設定部と、上記プログラム記憶部の動作プログラムを読み出しまた動作プログラムを上記プログラム記憶部に書き込むプログラム読み出し書込み部と、上記プログラム記憶部に記憶させる動作プログラムを払い出して上記払い出した動作プログラムを上記プログラム読み出し書込み部へ出力するプログラム払い出し部と、上記制御装置固有の識別子を記憶する識別子記憶部とにて成り、上記プログラム払い出し部は払い出す動作プログラムの識別子と上記制御装置固有の識別子とを照合し上記識別子が一致した場合に限り上記プログラム記憶部への上記動作プログラムの書き込み動作を実施することを特徴とする制御装置。
  2. 上記設定部および上記プログラム払い出し部を第1の通信処理部に接続し、上記プログラム読み出し書込み部および上記演算処理部を第2の通信処理部に接続し、上記第1の通信処理部と上記第2の通信処理部とが通信回線にて接続されていることを特徴する請求項1に記載の制御装置。
  3. 複数の機器にて成る他の被制御部のディジタル電気量を受信して上記演算処理部に送信する受信部を備え、上記動作プログラムが上記他の被制御部の制御を加味したプログラムである場合、上記演算処理部は上記受信部からの信号を加算して制御信号を演算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 上記プログラム読み込み書き込み部が、上記プログラム払い出し部から払い出し、上記プログラム記憶部に書き込んだ動作プログラムが正しく書き込まれたことをベリファイすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 上記演算処理部が機能別に複数に分割されている場合、上記複数の演算処理部は個別に上記プログラム記憶部及び上記プログラム読み出し書込み部をそれぞれ備え、上記複数の演算処理部にそれぞれ異なる識別子を割り当て、上記演算処理部に実行させる上記動作プログラムに上記演算処理部と同一の上記識別子を割り当て上記各識別子の照合一致を判定し上記動作プログラムの書き込みを行うことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の保護継電器。
  6. 上記識別子を読み出し、外部出力又は表示する外部出力手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の制御装置。
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