JP2004274670A - 電子カメラ - Google Patents

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稔 加藤
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Abstract

【課題】モニタをカメラ本体に対して移動可能に支持し、各種操作を容易に行うことができる電子カメラを提供する。
【解決手段】撮影者が操作することによりカメラに対して入力や選択指示を行う操作入力部材の全てをカメラの左右方向の右手側に配置する。より具体的には、全ての操作部材を右手親指及び右手人差し指により操作可能な範囲の左方向限界位置よりも右手側であって、カメラ上面及び背面にのみ配置する。このように配置することにより、モニタをどのような位置に移動しても、全ての操作を右手のみにより行うことができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子により画像を電子的に記録する電子カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電子カメラは、カメラ本体の背面部分に液晶表示装置などを利用したモニタを固定して配置するものが多かった。しかし、これら固定されたモニタでは、表示画面を確認しながらの撮影を行う場合に、撮影アングルが限られてしまう場合が多かった。
そこで、近年では、さまざまなアングルでの撮影を容易にするために、モニタをカメラ本体に対して移動可能に支持する電子カメラが開発されている(例えば、特許文献1参照)。また、これらの中には、複数の回転軸によりモニタを支持して、より自由度を高くしたモニタ(以下、フリーアングルモニタと呼ぶ)がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−204380号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の電子カメラでは、通常使用される体勢においてカメラを把持する右手側だけではなく、左手側により操作をしなければならない操作部材があり、モニタの使用位置によっては、操作が困難な場合があった。
例えば、上記特許文献1に記載されているカメラでは、モニタの可動する位置に操作部材が配置されている。この場合、カメラ背面側に表示面を向けた形態では、これら操作部材を操作することが可能であるが、例えば、カメラ前面側に表示面を向けたり、表示面がカメラ背面側とカメラ前面側との中間(例えば、カメラの左右方向)を向く位置にフリーアングルモニタを移動したりすると、操作することが困難であった。
【0005】
さらに、モニタの可動部に操作部材が配置されていない場合であっても、左手側により操作を必要とする位置に操作部材が配置されているので、例えば、フリーアングルモニタを左手側に展開した使用状態では、モニタに左手が当たってしまい、操作が困難であったり、左手が邪魔して表示部を視認することができなかったりするという問題があった。
さらにまた、左手側により操作を必要とする位置に操作部材が配置されているので、フリーアングルモニタを左手側に展開しない使用状態であっても、左手により表示部が覆われて表示部を視認することができないという問題があった。
【0006】
このように、モニタをカメラ本体に対して移動可能に支持している従来の電子カメラでは、操作をスムーズに行うことができない場合があり、そのような場合には、撮影タイミングを逃したり、操作ミスを起こしたり、撮影者が操作自体にストレスを感じてしまったりするという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、モニタをカメラ本体に対して移動可能に支持し、各種操作を容易に行うことができる電子カメラを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。すなわち、請求項1の発明は、撮影光学系(11)からの被写体像を電子的に撮像する撮像部と、カメラの左手側に突出するように移動可能であって、所定の可動範囲内で任意の方向に回転可能に設けられ、前記撮像部により撮像された画像を表示可能な表示部(35)と、を備えた電子カメラにおいて、撮影者が操作することによりカメラに対して入力及び/又は選択指示を行う操作入力部材(18〜24,27〜34)の全てをカメラの左右方向の所定位置よりも右手側に配置したこと、を特徴とする電子カメラである。
【0009】
請求項2の発明は、撮影光学系(11)からの被写体像を電子的に撮像する撮像部と、カメラの左手側に突出するように移動可能であって、所定の可動範囲内で任意の方向に回転可能に設けられ、前記撮像部により撮像された画像を表示可能な表示部(35)と、を備えた電子カメラにおいて、撮影者が操作することによりカメラに対して入力及び/又は選択指示を行う操作入力部材の内少なくとも撮影時及び/又は再生時に使用する操作入力部材(18〜24,27〜34)の全てをカメラの左右方向の所定位置よりも右手側に配置したこと、を特徴とする電子カメラである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、前記所定位置は、カメラの左右方向の中心位置であること、を特徴とする電子カメラである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、前記所定位置は、前記表示部の右手側端部位置であること、を特徴とする電子カメラである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、前記所定位置は、右手親指及び/又は右手人差し指により操作可能な範囲の左方向限界位置であること、を特徴とする電子カメラである。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、前記所定位置は、撮影光学系の光軸位置(L)であること、を特徴とする電子カメラ。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、撮影者の目を近接させて撮影時に撮影画面を確認する接眼表示部(26)を有し、前記所定位置は、前記接眼表示部の左右方向中心位置であること、を特徴とする電子カメラ。
【0015】
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、前記操作入力部材(18〜24,27〜34)は、カメラ背面及びカメラ上面に集中して配置されていること、を特徴とする電子カメラである。
【0016】
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、カメラ右手側のカメラ前面には、突出したグリップ部(15)が設けられていること、を特徴とする電子カメラである。
【0017】
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、カメラ右手側のカメラ前面には、ファインダ対物窓(12)及び投光部(13)及び/又は受光部(14)が設けられていない右手回避領域が設けられていること、を特徴とする電子カメラである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、本発明による電子カメラの実施形態の正面図及び下面図である。図1(a)が正面図を示し、図1(b)が下面図を示している。
本実施形態における電子カメラは、不図示のCCD等の撮像部により被写体像を電子的に撮像する所謂デジタルスチルカメラであり、正面には、レンズ鏡筒部11,ファインダ対物部12,閃光発光部(スピードライト発光部)13,調光センサ部14,グリップ部15等が配置されている。
【0019】
レンズ鏡筒部11は、撮影光学系であって、本実施形態では、カメラ本体に対して交換をすることができない固定式のレンズ鏡筒である。
グリップ部15は、カメラの前面右手側にあって、カメラから前方に突出し、撮影者がカメラを右手のみで把持しやすいように形成されている。
【0020】
ファインダ対物部12,閃光発光部13,調光センサ部14は、グリップ部15を右手で把持したときに、右手の指で覆われることがないように、グリップ部15よりも十分左手側に寄せて配置されている。したがって、グリップ部15を右手で把持した際の操作者の指は、グリップ部15とレンズ鏡筒部11との間隙部分(右手回避領域)に置くことができ、ファインダ対物部12,閃光発光部13,調光センサ部14等を指で覆うことはない。
本実施形態における電子カメラの下面には、三脚ねじ穴16,電池蓋17が設けられている。
【0021】
図2は、本発明による電子カメラの実施形態の上面図及び背面図である。図2(a)が上面図を示し、図2(b)が背面図を示している。
本実施形態における電子カメラの上面には、電源スイッチ18,レリーズボタン19,撮影機能切り替えボタン20,スピードライトモードボタン21,露出補正ボタン22,コマンドダイヤル23,モードダイヤル24,アクセサリーシュー25等が設けられている。
【0022】
電源スイッチ18は、電子カメラの電源のON/OFFを切り替えるスイッチである。
レリーズボタン19は、撮影を行うときに押すボタンであり、半押し操作と、半押し操作からさらに深く押し込んだ全押し操作の2段階の操作がある。
【0023】
撮影機能切り替えボタン20は、機能を選択するためのボタンであり、初期設定の状態では、撮影機能切り替えボタン20を押しながらコマンドダイヤル23を回転すると、カスタムNo.1〜3を選択することができる。カスタムNo.1〜3には、撮影メニューの機能の組み合わせを記憶させることができ、このカスタムNo.1〜3を選択することにより、簡単に撮影メニューの機能の組み合わせを利用することができる。
【0024】
スピードライトモードボタン21は、スピードライトモードのセットをするときに使用するボタンである。
露出補正ボタン22は、露出補正を行うときに使用するボタンであり、コマンドダイヤル23と組み合わせて使用することにより、露出補正値を−2.0〜+2.0EVの範囲で1/3ステップごとにセットすることができる。
【0025】
コマンドダイヤル23は、各種ボタンを押しながら、左右に回転することにより、設定内容等を選択して変更するダイヤルスイッチである。
モードダイヤル24は、露出モード(フルオート,プログラムオート,シャッター優先オート,絞り優先オート,マニュアル)、再生モード、ホワイトバランス設定モード、撮像感度設定モード、画質設定モード、セットアップモード、動画モード、シーンモードを選択するダイヤルスイッチである。
アクセサリーシュー25は、外部ストロボ等を取り付ける部分である。
【0026】
これら上面に配置されている部分の内、撮影者が操作する電源スイッチ18,レリーズボタン19,撮影機能切り替えボタン20,スピードライトモードボタン21,露出補正ボタン22については、グリップ部15を右手で把持したときに、右手の人差し指により操作可能な範囲に配置されている。より具体的には、レンズ鏡筒部11の光軸Lよりも右手側であって、かつ、ファインダ接眼部26の左右中心位置よりも右手側に寄せて配置されている。また、コマンドダイヤル23,モードダイヤル24については、グリップ部15を右手で把持したときに、右手の親指により操作可能な範囲に配置されている。これらも、上述の操作部材(18〜22)と同様に、レンズ鏡筒部11の光軸Lよりも右手側であって、かつ、ファインダ接眼部26の左右中心位置よりも右手側に寄せて配置されている。
【0027】
本実施形態における電子カメラの背面には、ファインダ接眼部26,ファインダ視度調節部27,AE/AFロックボタン28,ズームボタン29,MENUボタン30,フォーカスモードボタン31,十字選択ボタン32,モニタボタン33,簡易再生ボタン34,液晶モニタ35等が設けられている。
【0028】
ファインダ視度調節部27は、ファインダ接眼部26の横に配置され、光学ファインダの視度を調節するダイヤルである。
AE/AFロックボタン28は、AEロックと、AFロックを行うときに使用するボタンである。初期設定では、AE/AFロックボタン28を押圧すると、フォーカス(AF)と露出値(AE)の両方がロックされるが、これらの片方のみをロックする設定に変更することもできる。
【0029】
ズームボタン29は、レンズ鏡筒部11のズームレンズによる画角、及び、電子データとして拡大する所謂デジタルズームを行うボタンである。
MENUボタン30は、撮影条件やカメラの設定内容などを変更するためのメニュー項目を表示するときに使用するボタンである。
フォーカスモードボタン31は、フォーカスモードのセットと、マニュアルフォーカスをするときに使用するボタンである。フォーカスモードボタン31は、単独で押圧されると、フォーカスモードのセットを行うことができ、押圧しながらコマンドダイヤル23を回転すると、マニュアルフォーカスを行うことができるようになっている。
【0030】
十字選択ボタン32は、メニュー画面での項目の選択,ページの切り替え,画像選択等を行うときに使用する操作部材である。また、十字選択ボタン32は、上下左右方向の他に、中央部32aにもスイッチ部を有しており、メニューなどにおける決定操作は、この中央部32a又は右手方向のスイッチ部を押すことにより行われる。
【0031】
モニタボタン33は、液晶モニタ35の点灯及び消灯や表示の切り替えを行うときに使用するボタンである。
簡易再生ボタン34は、最後に撮影した画像と表示画像番号を表示するときに使用するボタンである。
液晶モニタ35は、撮影する画像及び撮影済みの画像の確認や、カメラの各種設定、状態表示を行う表示部である。液晶モニタ35は、ヒンジ部35aを介してカメラ本体に取り付けられており、ヒンジ部35aを軸として所定の可動範囲内で任意の方向に回転することができる。
図3は、液晶モニタ35をカメラの左手側に突出するように移動し、表示面35bを背面側に向けた状態を示す図である。
このヒンジ部35aには、直交する2方向に回転軸が設けられているので、液晶モニタ35の方向を自由に調整することができる。
【0032】
これら背面に配置されている部分の内、ファインダ視度調節部27,AE/AFロックボタン28,ズームボタン29,MENUボタン30,フォーカスモードボタン31,十字選択ボタン32,モニタボタン33,簡易再生ボタン34については、グリップ部15を右手で把持したときに、右手の親指により操作可能な範囲に配置されている。これらも、上面に配置されている操作部材(18〜24)と同様に、レンズ鏡筒部11の光軸Lよりも右手側であって、かつ、ファインダ接眼部26の左右中心位置よりも右手側に寄せて配置されている。
背面に配置される操作部材については、ファインダ接眼部26の左右中心位置よりも右手側に寄せて配置することにより、ファインダ接眼部26に撮影者の目が接近した状態であっても、これら背面に配置された操作部材を容易に操作をすることができる。
【0033】
図4は、本発明による電子カメラの実施形態の側面図である。図4(a)が右側面図を示し、図4(b)が左側面図を示している。
本実施形態における電子カメラの右側面には、電源端子蓋36,記録媒体挿入部蓋37等が設けられている。
一方、本実施形態における電子カメラの左側面には、デジタル端子蓋38,オーディオビデオ端子蓋39等が設けられている。
【0034】
次に、本実施形態における電子カメラの操作について説明する。
図5は、特に操作を行わず撮影準備をしている状態を示す図である。
この場合、レリーズボタン19には、右手人差し指が掛けられシャッタタイミングを待つ状態であり、右手親指は、誤って操作を行わないように、操作部材が無い親指載せ領域A〔図2(b)参照〕に載せされている。
【0035】
図6は、撮影機能切り替えボタン20を使用して機能を選択する状態を示す図である。
図7は、露出補正ボタン22を使用して露出補正を行う状態を示す図である。
撮影機能切り替えボタン20,スピードライトモードボタン21,露出補正ボタン22は、いずれもこれらを押しながらコマンドダイヤル23を回転することにより各種選択を行うが、図6及び図7に示すように、右手のみで、これらの操作を行いながらカメラを把持することができる。なお、図中には、スピードライトモードボタン21を操作中のものは示されていないが、スピードライトモードボタン21は、撮影機能切り替えボタン20と露出補正ボタン22との間に配置されているので、容易に操作可能であることは明らかである。
【0036】
図8は、ファインダ視度調節部27を操作する状態を示す図である。
図9は、モニタボタン33を操作する状態を示す図である。
背面に配置されている操作部材の中で、ファインダ視度調節部27及びモニタボタン33が右手親指の関節位置から離れた位置となっているが、図8,9に示すように、いずれも楽に操作可能である。また、AE/AFロックボタン28,ズームボタン29,MENUボタン30,フォーカスモードボタン31,十字選択ボタン32,簡易再生ボタン34は、ファインダ視度調節部27及びモニタボタン33よりもさらに容易に操作可能な位置に配置されている。
【0037】
このように、本実施形態における電子カメラでは、操作部材を右手側の上面及び背面に集中して配置し、左手による操作を不要としたので、液晶モニタ35を左手側に展開した場合であっても、操作性が悪化することなく、常に良好な操作性を保つことができる。
また、必要なときには、右手のみより全ての操作及び撮影を行うことができる。
【0038】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施形態において、各操作部材の具体的な操作内容を示して説明したが、これに限らず、各操作部材の操作内容が異なっていてもよい。
【0039】
(2)本実施形態において、レンズ鏡筒部11は、カメラ本体に固定されている形態を示したが、これに限らず、例えば、レンズ交換可能な電子カメラであってもよい。
【0040】
(3)本実施形態において、操作入力部材(18〜24,27〜34)の全てを右手により操作可能な範囲に配置した例を示したが、これに限らず、例えば、操作入力部材の内少なくとも撮影時及び/又は再生時に使用する操作入力部材の全てを右手により操作可能な範囲に配置するようにしてもよい。
【0041】
(4)本実施形態において、操作入力部材(18〜24,27〜34)の全てを撮影光学系の光軸L及びファインダ接眼部26の左右中心位置よりも右手側に寄せて配置することにより、右手により操作可能とした例を示したが、これに限らず、カメラのサイズ、各部材のレイアウト等に応じて、操作入力部材の配置可能な限界位置は異なり、例えば、カメラの左右方向の中心位置よりも右手側に配置するようにしてもよいし、表示部35の右手側端部位置よりも右手側に配置するようにしてもよい。
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)操作入力部材の全てをカメラの左右方向の所定位置よりも右手側に配置したので、全ての操作を右手のみで行うことができ、表示部をどのような位置に移動しても、容易に操作を行うことができる。
【0042】
(2)操作入力部材の内少なくとも撮影時及び/又は再生時に使用する操作入力部材の全てをカメラの左右方向の所定位置よりも右手側に配置したので、撮影時及び/又は再生時の全ての操作を右手のみで行うことができ、表示部をどのような位置に移動しても、容易に操作を行うことができる。
【0043】
(3)操作入力部材は、カメラ背面及びカメラ上面に集中して配置されているので、右手の人差し指及び親指のみにより全てを操作することができ、カメラを右手のみで保持したまま操作を行うことができる。
【0044】
(4)カメラ右手側のカメラ前面には、突出したグリップ部が設けられているので、操作入力部材を操作中であってもカメラを右手のみで確実に保持することができる。
【0045】
(5)カメラ右手側のカメラ前面には、ファインダ対物窓及び投光部及び/又は受光部が設けられていない右手回避領域が設けられているので、操作中にファインダ対物窓,投光部,受光部等を覆ってしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子カメラの実施形態の正面図及び下面図である。
【図2】本発明による電子カメラの実施形態の上面図及び背面図である。
【図3】液晶モニタ35をカメラの左手側に突出するように移動し、表示面35bを背面側に向けた状態を示す図である。
【図4】本発明による電子カメラの実施形態の側面図である。
【図5】特に操作を行わず撮影準備をしている状態を示す図である。
【図6】撮影機能切り替えボタン20を使用して機能を選択する状態を示す図である。
【図7】露出補正ボタン22を使用して露出補正を行う状態を示す図である。
【図8】ファインダ視度調節部27を操作する状態を示す図である。
【図9】モニタボタン33を操作する状態を示す図である。
【符号の説明】
11 レンズ鏡筒部
12 ファインダ対物部
13 閃光発光部
14 調光センサ部
15 グリップ部
16 三脚ねじ穴
17 電池蓋
18 電源スイッチ
19 レリーズボタン
20 撮影機能切り替えボタン
21 スピードライトモードボタン
22 露出補正ボタン
23 コマンドダイヤル
24 モードダイヤル
25 アクセサリーシュー
26 ファインダ接眼部
27 ファインダ視度調節部
28 AE/AFロックボタン
29 ズームボタン
30 MENUボタン
31 フォーカスモードボタン
32 十字選択ボタン
33 モニタボタン
34 簡易再生ボタン
35 液晶モニタ
36 電源端子蓋
37 記録媒体挿入部蓋
38 デジタル端子蓋
39 オーディオビデオ端子蓋
L 光軸

Claims (10)

  1. 撮影光学系からの被写体像を電子的に撮像する撮像部と、
    カメラの左手側に突出するように移動可能であって、所定の可動範囲内で任意の方向に回転可能に設けられ、前記撮像部により撮像された画像を表示可能な表示部と、
    を備えた電子カメラにおいて、
    撮影者が操作することによりカメラに対して入力及び/又は選択指示を行う操作入力部材の全てをカメラの左右方向の所定位置よりも右手側に配置したこと、
    を特徴とする電子カメラ。
  2. 撮影光学系からの被写体像を電子的に撮像する撮像部と、
    カメラの左手側に突出するように移動可能であって、所定の可動範囲内で任意の方向に回転可能に設けられ、前記撮像部により撮像された画像を表示可能な表示部と、
    を備えた電子カメラにおいて、
    撮影者が操作することによりカメラに対して入力及び/又は選択指示を行う操作入力部材の内少なくとも撮影時及び/又は再生時に使用する操作入力部材の全てをカメラの左右方向の所定位置よりも右手側に配置したこと、
    を特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記所定位置は、カメラの左右方向の中心位置であること、
    を特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記所定位置は、前記表示部の右手側端部位置であること、
    を特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記所定位置は、右手親指及び/又は右手人差し指により操作可能な範囲の左方向限界位置であること、
    を特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記所定位置は、撮影光学系の光軸位置であること、
    を特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    撮影者の目を近接させて撮影時に撮影画面を確認する接眼表示部を有し、
    前記所定位置は、前記接眼表示部の左右方向中心位置であること、
    を特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
    前記操作入力部材は、カメラ背面及びカメラ上面に集中して配置されていること、
    を特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
    カメラ右手側のカメラ前面には、突出したグリップ部が設けられていること、
    を特徴とする電子カメラ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
    カメラ右手側のカメラ前面には、ファインダ対物窓及び投光部及び/又は受光部が設けられていない右手回避領域が設けられていること、
    を特徴とする電子カメラ。
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