JP2004274652A - Ip網用の移動端末およびパケット通信方法 - Google Patents

Ip網用の移動端末およびパケット通信方法 Download PDF

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貴史 宮本
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Abstract

【課題】移動端末のIPアドレスが移動先で変更された場合でも、発信側端末から受信側端末にP−P通信可能なIP網用の移動端末およびパケット通信方法の提供。
【解決手段】移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた各端末1が、IPアドレス動的管理装置5に新たなIPアドレスを登録し、端末間通信中または端末間通信に先立って、送信側となる端末が、上記IPアドレス動的管理装置に通信相手端末のカレントIPアドレスを問合せるようにしたパケット通信方法。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP網用の移動端末およびパケット通信方法に関し、更に詳しくは、端末識別子とカレントIPアドレスとの対応関係を管理するための少なくとも1つのIPアドレス動的管理装置を含むIP網に適用される移動端末およびパケット通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
IPv6移動通信網においては、ネットワーク上に1台のホームエージェントを設置し、各移動端末が、移動先で割当てられたカレント(または気付)IPアドレスを上記ホームエージェントに位置登録する。IPv6移動通信案網では、端末間通信は必ずホームエージェントを経由して行なわれる。すなわち、発信元端末は、ホームエージェントが保持する宛先移動端末のカレントIPアドレスに従って、相手端末との通信を開始する。
【0003】
IPv6移動通信網では、経路最適化(Route Optimization)のためのプロトコルが用意されている。ここで言う経路最適化は、各移動端末が、送信パケットのヘッダに自端末のカレントIPアドレスを設定することによって、相手端末に自分の最新カレントIPアドレスを知らせ、相手端末にこのIPアドレスを使って自端末宛のパケットを送信させる方式を意味している。つまり、IPv6移動通信網では、最初だけホームエージェントを経由して通信し、その後はホームエージェントを経由することなく、最適経路で端末間が直接的に通信できるようになっている。
【0004】
上記経路最適化は、2002年9月16日現在で、インターネット・ドラフトの段階(Perkins,C. & Johnson,D.B., Mobility Support in IPv6)にあるが、基本的にはRFC2002で規定されているモバイルIPv4と同様の方式となっている。尚、従来のマクロモバイルと呼ばれていた移動通信網をエリア毎に階層化することによって、複数のホームエージェントを配置するようにしたマイクロモバイルという新たな通信網が現在策定中である。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−37626号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したIPv6移動通信網においては、各移動端末は、相手端末が移動してIPアドレスが変更されていても、相手端末からパケットを受信しない限り、新たなIPアドレスを知ることができない。また、発信側端末と受信側端末の双方が移動端末であって、例えば、受信側となる移動端末のIPアドレスが移動先で新たなIPアドレスに変更されていた場合、発信側の移動端末から受信側移動端末に直接、自分のカレントIPアドレスを通知することができないため、ポイント・ツー・ポイント(P−P)通信を行えない。
【0007】
更に、音声通信(VoIP)を移動通信網で行おうとしても、ネットワーク上に1台しかホームエージェントがなければ、例えば、ホームエージェントが九州に設置してあった場合、関東地区内での小さな移動であっても、新たなカレントIPアドレスの割当ての都度、移動端末から遠方のホームエージェントに対してIPアドレスの登録手続きを行う必要がある。この場合、端末の移動による通信の遅延は1〜2秒程度と言われている。
【0008】
上記ホームエージェントへのIPアドレス登録に付随する問題点に鑑み、例えば、特許文献1では、移動端末にマルチキャストアドレスを割当てておき、送信元端末がマルチキャストアドレスを適用してIPパケットを送信し、移動端末がセル間を移動してもパケットを受信できるようにしている。但し、マルチキャスト通信は、本来、同一パケットを複数の端末に同報通信するものであり、これを1つの移動端末宛のパケット通信に適用すると、通常のユニキャスト通信に比較して、パケット転送経路上の各ノードの負担が増加する。
前述したマクロモバイルでは、上位階層エリア間の端末移動でマクロモバイルが使用されるため、IPアドレス登録時の通信遅延時間の削減には不十分である。
【0009】
本発明の目的は、受信側となる移動端末のIPアドレスが移動先で新たなIPアドレスに変更された場合でも、発信側端末から受信側端末にP−P通信可能なIP網用の移動端末およびパケット通信方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、コンテンツ受信側となる移動端末のIPアドレスが移動先で新たなIPアドレスに変更されてた場合でも、サーバから受信側端末へのコンテンツ配信サービスを継続できるIP網用の移動端末およびパケット通信方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のパケット通信方法は、端末識別子とカレントIPアドレスとの対応関係を管理するための少なくとも1つのIPアドレス動的管理装置を含むIP網において、移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた各端末が、上記IPアドレス動的管理装置に新たなIPアドレスを登録し、送信側端末が、端末間通信に先立って上記IPアドレス動的管理装置から通信相手端末のカレントIPアドレスを取得し、該カレントIPアドレスを宛先アドレスに適用して通信相手端末へのパケット送信を開始することを特徴とする。
【0011】
更に詳述すると、本発明のパケット通信方法では、通信中の各端末が、上記IPアドレス動的管理装置に通信相手端末のカレントIPアドレスを問合せ、通信相手端末のカレントIPアドレスの変更を察知して、送信パケットの宛先アドレスを切替えることを特徴とする。
上記通信相手端末のカレントIPアドレスの問合せは、所定の周期で定期的に行なえばよい。また、上記IPアドレス動的管理装置に対する通信相手端末のカレントIPアドレスの問合せをコンテンツ配信サーバに実行させることによって、コンテンツ配信サーバが、コンテンツ配信サービス中の移動端末のIPアドレスの変更を察知して、コンテンツ配信パケットの宛先アドレスを切替える形式のコンテンツ配信サービスを実現することができる。
【0012】
本発明による移動端末は、移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた時、IP網に接続されているIPアドレス動的管理装置に対して新たなIPアドレスの登録を要求するための手段と、端末間通信に先立って上記IPアドレス動的管理装置から通信相手端末のカレントIPアドレスを取得し、該カレントIPアドレスを宛先アドレスに適用して通信相手端末へのパケット送信を開始するための手段と、上記IPアドレス動的管理装置に対して、通信相手端末のカレントIPアドレスを周期的に問合せ、通信中に相手端末のカレントIPアドレスが変更されたことを察知して、送信パケットの宛先アドレスを切替えるための手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
本実施例では、IPv6移動通信網にIPアドレス動的管理装置を設置し、IPv6移動通信網を利用する各移動端末に、自分のIPアドレスを上記IPアドレス動的管理装置に登録する機能を持たせることによって、端末の移動に伴う通信遅延時間を短縮し、移動IP網上でのP対P通信を実現する。
【0014】
図1は、本発明を適用したIPv6移動通信網(以下、単にIP網と言う)の全体構成を示す。
2(2a、2b)は、それぞれ移動端末(MS)1(1a、1b)を収容する基地局であり、これらの基地局2は、ルータ4(4a、4b)を介してIP網(IPv6移動通信網)3に接続されている。IP網3には、移動端末1の識別子と対応してカレントIPアドレスを管理するための複数台のIPアドレス動的管理装置5(5a、5b)が接続されている。ここに示すIPアドレス動的管理装置5の機能は、移動端末1が所属するホームエージェント用のサーバに持たせてもよい。
【0015】
各移動端末1は、移動先で新たなIPアドレスの割当てを受けると、上記何れかのIPアドレス動的管理装置5に対して、自端末識別子とIPアドレスを登録する。端末識別子としては、例えば、各移動端末に割当てられたドメイン名を適用できる。各IPアドレス動的管理装置5が、それぞれ特定ドメイングループに属した移動端末のIPアドレスを管理し、各移動端末が自分のドメイン名と対応する特定のIPアドレス動的管理装置に対してIPアドレスの登録を要求するようになっていた場合は、上記端末識別子として、各移動端末のホスト名を適用すればよい。ここでは、端末識別子にホスト名を適用した場合について説明する。
【0016】
各IPアドレス動的管理装置5は、例えば、「test1.co.jp」で表記したように、それぞれ特定のドメイングループと対応付けられており、それぞれが備えるアドレス管理データベース50(50a、50b)において、特定のドメイングループ(ゾーン)をホームとする端末を管理対象として、各端末のホスト名とIPアドレスを管理している。
【0017】
各移動端末1は、自分のドメイン名と対応するドメイングループを管理しているIPアドレス動的管理装置5に対して、自分のホスト名を指定してIPアドレスの登録手続きを行う。また、各移動端末1は、IPアドレス動的管理装置5と交信して、通信相手となる移動端末のIPアドレスを取得(名前解決)した後、相手端末との通信を開始する。
【0018】
例えば、移動端末1aが移動端末1bと通信したい場合、移動端末1aは、任意のIPアドレス動的管理装置、例えば、装置5aに対して、相手移動端末1bのドメイン名「b.test2.co.jp」を指定してIPアドレス問合せメッセージ(名前解決)REQ1を送信する。上記問合せREQ1を受けたIPアドレス動的管理装置5aが、問合せ対象となっている移動端末1bのアドレス情報を管理していなかった場合、IPアドレス動的管理装置5aから別のIPアドレス動的管理装置に同様の問合わせREQ2が行われる。
【0019】
IPアドレス動的管理装置間でのIPアドレスの問合せを繰り返すことによって、アドレス解決対象となる移動端末1bのアドレス情報を管理しているIPアドレス動的管理装置5bが判明し、IPアドレス動的管理装置5bからIPアドレス動的管理装置5aに、移動端末1bのIPアドレス(この例では「2ffe:100:601:10:0:0:0:8」)を含む応答メッセージRES2が送信される。IPアドレス動的管理装置5aは、上記応答RES2を受信すると、要求元の移動端末1aに、移動端末1bのIPアドレスを示す応答メッセージRES1を送信する。
これによって、移動端末1bの名前解決が終了し、移動端末1aは、上記応答RES1で判明したIPアドレス「2ffe:100:601:10:0:0:0:8」を宛先IPアドレスに使用して、移動端末1b宛にデータパケットDATAを送信する。
【0020】
同様に、移動端末1bが発信側となって移動端末1a宛にデータパケットを送信したい場合も、移動端末1bから任意のIPアドレス動的管理装置に、移動端末1aのドメイン名「a.test1.co.jp」を指定したIPアドレスの問合せを行うことにより、例えば、IPアドレス動的管理装置5aで管理されている移動端末1aのIPアドレス「3ffa:500:800:10:0:0:0:5」を取得することができる。
【0021】
次に、図2を参照して、端末の移動により端末IPアドレスが変更された場合に実行されるIPアドレス動的管理装置へのIPアドレスの登録動作について説明する。本実施例では、図1で説明したIPアドレス動的管理装置5(5a、5b)として、動的DNS(Dynamic Domain Name Server)を使用した場合について説明する。
【0022】
例えば、基地局2bに収容されていた移動端末1bが、基地局2bの管轄エリアから隣接基地局2cの管轄エリアに移動し、基地局2cで新たなアドレス(カレントIPアドレス)の割当てを受けた場合を想定する。本実施例では、移動端末1bに、移動先で自分のIPアドレスが変更された時、予め指定された動的DNS5bに対して、登録済みアドレス情報の更新、すなわち新IPアドレスの登録要求機能を持たせておく。
【0023】
各移動端末が上記アドレス更新要求機能を備えることによって、例えば、移動端末1b(ホスト名:b)のIPアドレスが「2ffe:100:601:10:0:0:0:8」から「4ffe:400:801:10:0:0:0:8」に変わった時、移動端末1bからホームDNSとなる動的DNS5bに対して、破線で示すように、IPアドレスの更新要求メッセージREGが送信される。上記IPアドレスの更新要求メッセージREGは、移動端末1bのドメイン名「b.test2.co.jp」と新たに取得したIPアドレスと「4ffe:400:801:10:0:0:0:8」を含む。
【0024】
メッセージREGを受信した動的DNS5bは、受信メッセージ中のドメイン名を解析し、アドレス管理データベース50bに登録されているドメイングループ「test2.co.jp」に所属するホスト名「b」をもつエントリにおいて、IPアドレスを新たな値「4ffe:400:801:10:0:0:0:8」に書き換える。
【0025】
動的DNS5(5a、5b)が、上述した移動端末からのIPアドレス更新要求メッセージREGを受付けて、それぞれのデータベース50(50a、50b)に移動端末の最新アドレス(カレントIPアドレス)を保持することによって、各移動端末(例えば1a)は、通信相手端末(例えば1b)の移動を気にすることなく、動的DNSに対して通信相手端末の名前解決を要求することが可能となる。
【0026】
図3は、端末の移動時に行われるIPアドレス更新方法の1例を示す説明図である。
例えば、LAN40bを介してルータ4bに接続されていた移動端末1bが場所を移動し、ルータ4cの管轄下にあるLAN40cに再接続された場合を想定する。ここでは、簡単化のために、移動端末1bをLAN40cに直結しているが、移動端末1bが無線基地局を介してLAN40cに接続された場合も同様である。
【0027】
接続セグメントが変わった移動端末1bは、最寄りルータとなる移動先LAN40cの接続ルータ4cに対して、新たなIPアドレスの割当て要求ADRQを送信する。ルータ4cは、上記要求ADRQを受信すると、各ルータに予め割当てられているルータIPアドレスの前半部(プレフィックス)の値、この例では、プレフィックス値「4ffe:400:801:10」を含む応答メッセージADRSを移動端末1bに送信する。
【0028】
移動端末1bは、上記応答メッセージADRSを受信すると、例えば、端末MACアドレスに基づいて生成されるインタフェースID「0:0:0:8」を新IPアドレスの後半部の値として、これを応答メッセージARESが示す前半部の値「4ffe:400:801:10」と組み合せることにより、移動先での新たなIPアドレス「4ffe:400:801:10:0:0:0:8」を完成する。
【0029】
図4は、IP網における本発明によるポイント・ツー・ポイント(P−P)通信の説明図である。
上述したように、各移動端末にアドレス更新要求機能をもたせることによって、端末移動時にIPアドレスが更新された時、動的DNSにおけるアドレス管理データベースの内容を更新できるため、各移動端末が、通信相手端末の位置を気にすることなく、相手端末の名前解決を動的DNSに要求可能となる。しかしながら、2つの端末が通信中の状態で何れかの端末が位置を移動し、IPアドレスが変更された場合、変更後の新IPアドレスをタイミングよく相手端末に通知できなければ、相手端末の送信データが変更前の宛先IPアドレスで送信されてしまうという問題がある。
【0030】
本実施例では、上記問題を解消するために、各移動端末が、動的DNSに対して定期的に通信相手のIPアドレスを問合せる機能を備えることをと特徴とする。
例えば、基地局2aに収容された移動端末1aと、基地局2bに収容された移動端末1bとが通信中に、移動端末1bが基地局2cの管轄エリアに移動したため、移動端末1bのIPアドレスが、従前の値「2ffe:100:601:10:0:0:0:8」から新たな値「4ffe:400:801:10:0:0:0:8」に変更されたと仮定する。
【0031】
この場合、通信中の各移動端末1が、図1で説明した相手端末IPアドレスの問合せを定期的の実行する機能を備えていれば、移動端末1aから動的DNS5aに通信相手端末1bのIPアドレスを定期的に問合わせることにより、移動端末1bのIPアドレスが「4ffe:400:801:10:0:0:0:8」に変更された時、これをタイミング良く察知し、旧アドレスによる誤ったパケット送信を最小限に抑制することが可能となる。
【0032】
上記と逆のケースでも同様であり、移動端末1bから動的DNS5bに通信相手端末1aのIPアドレスを定期的に問合わせることによって、例えば、移動端末1aが、基地局2aの管轄下から基地局2dの管轄下に移動した結果、移動端末1aのIPアドレスが従前の値「3ffa:500:800:10:0:0:0:5」から新たな値「1ffe:600:601:10:0:0:0:5」に変更された場合でも、IPアドレスの変更をタイミング良く察知し、送信パケットの宛先アドレスの誤設定を最小限に抑えることが可能となる。
【0033】
本実施例によれば、通信中の移動端末1aと1bの双方が略同時期に移動し、それぞれのIPアドレスが変更された場合でも、宛先アドレス誤設定に起因するパケット再送を最小限に抑えた通信が可能となる。尚、移動端末から動的DNSへの通信相手IPアドレスの問合わせ周期は、任意に設定できるが、例えば、端末ユーザが電車や自動車に乗っていた場合を想定しても、1分程度の周期で妥当と考えられる。但し、上記IPアドレスの問合わせ周期は、例えば、所定回数の問合せを行っても相手端末のIPアドレスに変更がなければ問合わせ周期を拡大する等、状況に応じた可変制御によって、アドレス問合せによる通信オーバヘッドを減らすことも可能である。
【0034】
図5は、IPアドレス動的管理装置5が備えるアドレス管理データベース50の内容の1例を示す。
アドレス管理データベース50には、移動端末と対応する複数のエントリ500−1、500−2、…がテーブル形式で登録してあり、各エントリは、端末識別子となるドメイン名501と、カレントIPアドレス502との対応関係を示している。図2で示した動的DNS5も、基本的には図5と同様のデータベース構造で良いが、動的DNS5の場合は、例えば、「test1.co.jp」等のドメイングループ毎にDNSが分散配置されることを想定して、各エントリが、ドメイン名501に代えて、移動端末のホスト名を適用してもよい。
【0035】
図6は、移動端末1からIPアドレス動的管理装置(または動的DNS)5に送信されるIPアドレス動的変更要求メッセージとIPアドレス問合せ(名前解決)要求メッセージのパケット構造を示す。
IPアドレス動的変更(登録)要求REGとIPアドレス問合せ要求REQは、ヘッダ部61とペイロード部62とからなるIPパケット形式60で送信される。ヘッダ部の宛先アドレスと送信元アドレスには、それぞれIPアドレス動的管理装置のIPアドレスと送信元移動端末のIPアドレスが設定される。
【0036】
ペイロード部62は、UDPヘッダ62Aとデータ部62Bからなる。UDPヘッダ62Aには、IPアドレス動的管理装置で使用すべきUDPポート番号が設定され、データ部62Bに、送信すべきメッセージREGまたはREQの内容データが設定される。
【0037】
IPアドレス動的変更要求REGの場合、ペイロード部62には、要求元移動端末のドメイン名とカレントIPアドレスを指定した形式で、例えば、
「Request IpUpdate Domain host1.test1.co.jp IP 4ffe:400:801:10:0:0:0:8」等のデータが設定される。IPアドレス問合せ(名前解決)要求REQの場合、ペイロード部62には、通信相手となる移動端末のドメイン名を指定して、例えば、「Request Name host1.test1.co.jp」等のデータが設定される。
【0038】
図7は、移動端末1の構成を示す。
移動端末1は、プロセッサ(CPU)10と、基地局2と通信するための無線回路を含む基地局インタフェース11と、プログラム格納用メモリ12と、データ用メモリ13と、入出力部14と、表示部15とからなり、これらの要素は内部バス16で相互接続されている。入出力部14は、例えば、入力キー、マイク、スピーカなど、表示部15以外で移動端末に必要となる各種の入出力装置を含む。基地局インタフェース11は、図3に示したように、有線でLANに接続するためのインタフェースを備えていてもよい。
【0039】
プログラム格納用メモリ12には、本実施例の場合、プロセッサ10が実行すべきソフトウェアとして、基本制御ルーチン200と、移動先で新たなIPアドレスを取得した時、動的DNS(またはIPアドレス動的管理装置)5にIPアドレス(位置情報)を登録要求(または更新要求)するための位置登録ルーチン210と、通信中に動的DNS(またはIPアドレス動的管理装置)5に対して相手端末のIPアドレスを定期的に問合わせるためのDNS問合わせルーチン220とが格納されている。
【0040】
図8は、位置登録ルーチン210のフローチャートを示す。位置登録ルーチン210は、ダイヤルアップ接続等によって、移動端末1がIPネットワーク3に接続された時に起動される。
【0041】
位置登録ルーチン210では、先ず、予め指定された動的DNSに対して、自端末ホスト名の登録要求メッセージを送信し(211)、次に、既に割当て済みとなっている自端末の現在のIPアドレスの登録要求メッセージを送信する(212)。この後、端末の移動に伴って収容基地局が変更されたか否かを判定する(213)。基地局に変更が無ければ、ステップ213を所定周期で繰り返す。もし、基地局が変わった場合は、移動先の基地局から新たなカレントIPアドレスの割当て(214)を受け、動的DNS5に対して新アドレスを登録(215)した後、ステップ213に戻る。尚、動的DNS5への新アドレスの登録(215)は、前述したIPアドレス動的変更要求REGによって行われる。
【0042】
図9は、動的DNS5に対する通信相手端末のIPアドレス問合せルーチン220のフローチャートを示す。このルーチン220の実行は、他の移動端末との通信時に開始され、その後は、所定の周期で発生するタイマ割り込みに応答して繰り返される。
【0043】
DNS問合せルーチン220では、予め指定されている動的DNS5に対して、通信相手となる移動端末のドメイン名を指定して、IPアドレス(位置情報)の問合わせメッセージREQを送信する(221)。動的DNS5からの応答メッセージRESを受信すると(222)、該応答メッセージRESが示す相手端末のIPアドレスを宛先アドレスとして記憶しておき、これを利用して相手端末との通信処理を実行する(223)。通信処理223は、次のタイマ割り込みが発生(224)するまで継続され、タイマ割り込みが発生すると、ステップ221に戻って、問合わせメッセージREQの送信と応答メッセージRESの受信を繰り返す。
【0044】
図10は、本発明の他の実施例として、例えば、動画コンテンツ配信に代表されるストリーミングサービスへの適用例を示す。
移動端末へのストリーミングサービスは、IP網3に接続されたコンテンツ配信サーバによって行われる。本実施例では、コンテンツ配信サーバは、Webサーバ6とストリーミングサーバ7とから構成されている。例えば、移動端末1が、基地局2aを介してWebサーバ6に動画コンテンツの配信を要求すると、Webサーバ6からストリーミングサーバ7に配信要求が転送され、ストリーミングサーバ7から要求元の移動端末1aに、基地局2aを経由するルートRT1で動画コンテンツのストリーミングサービスが開始される。
【0045】
コンテンツ配信中に、移動端末1が別の基地局2bの管轄エリアに移動した場合、コンテンツ配信先のIPアドレスが変更される。従って、移動先の移動端末1に対してコンテンツを継続的に配信するためには、ストリーミングサーバ7が、ストリーミングサービス中に要求元端末1のIPアドレス変更を察知し、コンテンツの配信ルートを移動先基地局2bを経由する新たなルートRT2にタイミング良く切替える必要がある。
【0046】
本実施例では、上記配信ルート切替えのために、ストリーミングサーバ7が、コンテンツ配信中の移動端末のIPアドレスを動的DNS5に周期的に問合わせようにしたことを特徴とする。
【0047】
図11は、図10のIP網における本発明によるストリーミングサービスのシーケンス図を示す。
移動端末1のユーザは、動画コンテンツの供給元となるWebサーバ6に接続し(101)、Web画面上で自分の欲しいコンテンツの配信を要求する(102)。Webサーバ6は、上記コンテンツ配信要求を受信すると、ストリーミングサーバ7に対して、移動端末1へのコンテンツ配信を要求する(103)。
【0048】
ストリーミングサーバ7は、上記要求に応答して、移動端末1へのコンテンツ配信サービスを開始する(104)。コンテンツ配信サービス中に、ストリーミングサーバ7は、予め指定された動的DNS5に対して、移動端末1のIPアドレスを定期的に問合わせ(110)、動的DNS5からの応答メッセージを受信すると(111)、移動端末1のIPアドレスに変更があったか否かを判定する(112)。IPアドレスに変更がなければ、従前のIPアドレスでコンテンツの配信サービスを継続する(104)。もし、IPアドレスに変更があれば、配信先を新たなIPアドレスに切り替え(セッション変更:113)、新たなルートでコンテンツの配信サービスを継続する。
【0049】
動的DNS5へのIPアドレスの問合わせ周期は、ユーザが電車や自動車に乗っていたと仮定しても、1分程度でよい。尚、動的DNSから同一IPアドレスの回答が所定回数連続した場合は、問合わせ周期を長くする等、問合わせ周期を可変的に制御することによって、問合わせオーバヘッドを減らすようにしてもよい。
【0050】
図12は、上述した動的DNS5へのIPアドレスの問合わせ機能を備えたストリーミングサーバ7の構成の1例を示す。
ストリーミングサーバ7は、プロセッサ(CPU)70と、IP網に接続するためのネットワークインタフェース71と、入出力部72と、表示部73と、配信サービスされるコンテンツを格納したコンテンツファイル74と、プログラム格納用メモリ75と、データ用メモリ77とからなり、これらの要素は内部バス76で相互接続されている。
【0051】
プログラム格納用メモリ75には、本実施例の場合、プロセッサ70が実行すべきソフトウェアとして、基本制御ルーチン300と、Webサーバ6から受信したコンテンツ配信要求を処理する受信処理ルーチン310と、コンテンツ配信要求に従ってコンテンツファイル74から指定コンテンツを読み出し、これを要求元に送信する配信処理ルーチン320と、動的DNS5に対して周期的に配信先IPアドレスの問合せを行なうDNS問合せルーチン330と、動的DNSからの応答メッセージを解析し、配信先IPアドレスに変更があった時、コンテンツの配信ルートを変更するセッション制御ルーチン340とが用意されている。DNS問合せルーチン330は、図9で説明した各移動端末のDNS問合せルーチン220と基本的には同一手順となる。
【0052】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた各端末が、IPアドレス動的管理装置に新たなIPアドレスを登録し、端末間通信中または端末間通信に先立って、送信側となる端末が、上記IPアドレス動的管理装置に通信相手端末のカレントIPアドレスを問合せるようにしているため、通信相手端末の移動によりIPアドレスが変更された場合でも、適切な宛先IPアドレスでP−P通信を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるIP網の構成図。
【図2】端末の移動に伴うIPアドレス動的管理装置5への端末IPアドレスの登録動作を説明するための図。
【図3】端末の移動時に行われるIPアドレスの更新方法を説明するための図。
【図4】IP網における本発明によるポイント・ツー・ポイント通信の説明図。
【図5】IPアドレス動的管理装置5が備えるアドレス管理データベース50の内容を示す図。
【図6】移動端末1がIPアドレス動的管理装置5に送信するパケットのフォーマットを示す図。
【図7】本発明による移動端末1の構成を示すブロック図。
【図8】移動端末1で実行される位置登録ルーチン210の1実施例を示すフローチャート。
【図9】移動端末1で実行されるDNSへのIPアドレス問合せルーチン220の1実施例を示すフローチャート。
【図10】本発明を適用したコンテンツ配信サーバによるストリーミングサービスの説明図。
【図11】本発明によるストリーミングサービスのシーケンス図。
【図12】本発明によるストリーミングサーバ7の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:移動端末、2:基地局、3:IP網、4:ルータ、5:IPアドレス動的管理装置(動的DNS)、6:Webサーバ、7:ストリーミングサーバ、
210:位置登録ルーチン、220:DNSアドレス問合せルーチン。

Claims (5)

  1. 端末識別子とカレントIPアドレスとの対応関係を管理するための少なくとも1つのIPアドレス動的管理装置を含むIP網におけるパケット通信方法であって、
    移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた各端末が、上記IPアドレス動的管理装置に新たなIPアドレスを登録し、
    送信側端末が、端末間通信に先立って上記IPアドレス動的管理装置から通信相手端末のカレントIPアドレスを取得し、該カレントIPアドレスを宛先アドレスに適用して通信相手端末へのパケット送信を開始することを特徴とするIP網におけるパケット通信方法。
  2. 前記通信中の各端末が、前記IPアドレス動的管理装置に通信相手端末のカレントIPアドレスを問合せ、通信相手端末のカレントIPアドレスの変更を察知して、送信パケットの宛先アドレスを切替えることを特徴とする請求項1に記載のIP網におけるパケット通信方法。
  3. 前記通信中の各端末が、前記IPアドレス動的管理装置に通信相手端末のカレントIPアドレスを定期的に問合せることを特徴とする請求項2に記載のIP網におけるパケット通信方法。
  4. 端末識別子とカレントIPアドレスとの対応関係を管理するための少なくとも1つのIPアドレス動的管理装置と、コンテンツ配信サーバとを含むIP網におけるパケット通信方法であって、
    移動端末から上記コンテンツ配信サーバにコンテンツの配信を要求し、
    上記要求に応答して、上記コンテンツ配信サーバから要求元移動端末にコンテンツ配信パケットの送信サービスを開始し、
    上記移動端末が、移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた時、上記IPアドレス動的管理装置に新たなIPアドレスを登録し、
    上記コンテンツ配信サーバが、上記IPアドレス動的管理装置にコンテンツ配信サービス中の上記移動端末のカレントIPアドレスを定期的に問合せ、移動端末のカレントIPアドレスの変更を察知して、コンテンツ配信パケットの宛先アドレスを切替えることを特徴とするIP網におけるパケット通信方法。
  5. 端末識別子とカレントIPアドレスとの対応関係を管理するための少なくとも1つのIPアドレス動的管理装置を含むIP網に適用される移動端末であって、
    移動先で新たなIPアドレスの割り当てを受けた時、上記IPアドレス動的管理装置に対して新たなIPアドレスの登録を要求するための手段と、
    端末間通信に先立って上記IPアドレス動的管理装置から通信相手端末のカレントIPアドレスを取得し、該カレントIPアドレスを宛先アドレスに適用して通信相手端末へのパケット送信を開始するための手段と、
    上記IPアドレス動的管理装置に対して、通信相手端末のカレントIPアドレスを周期的に問合せ、通信中に相手端末のカレントIPアドレスが変更されたことを察知して、送信パケットの宛先アドレスを切替えるための手段とを備えたことを特徴とするIP網用の移動端末。
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