JP4622755B2 - 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム - Google Patents
情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4622755B2 JP4622755B2 JP2005260479A JP2005260479A JP4622755B2 JP 4622755 B2 JP4622755 B2 JP 4622755B2 JP 2005260479 A JP2005260479 A JP 2005260479A JP 2005260479 A JP2005260479 A JP 2005260479A JP 4622755 B2 JP4622755 B2 JP 4622755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- node device
- node
- inquiry
- existence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
「分散ハッシュテーブルの軽量な負荷分散手法の検討」 社団法人 電子情報通信学会 信学技報
これによれば、情報通信システムに含まれるノード装置が、ルーティングテーブルに識別情報が登録されたノード装置の存在の有無を確認することができる。
これによれば、存在の問合せに係る識別情報のノード装置の存在の有無により、当該識別情報の領域のノード装置に対し、存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を調整することができる。すなわち、その識別情報の領域におけるノード装置のシステムへの参加・脱退が多い場合には、送信間隔を短くしてできる限り高い割合でノード装置の存在を確認するようにできる。そのため、高い確率で各識別情報の領域のノード装置の所在を記憶しておくようにできるため、情報の転送処理が滞ったり、正しくルーティングできないという不都合が低減され、システム内における何らかの障害が起きたときに対応がしやすくなる。また、その識別情報の領域におけるノード装置が変わらずに長い間存在し、システムへの参加・脱退が少ない場合には、送信間隔を長くしてシステム内の通信トラフィックが過大となることを防止できる。このようにして、存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を適切に調整することが可能となる。
また、ルーティングテーブルに識別情報が登録されていない識別情報の領域についても、存在問合せ情報を送信することにより、この識別情報の領域の情報に変更があったか否かに応じて、当該領域や次の領域に対する問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更することができる。具体的に、ある識別情報の領域に含まれる仮に決めた識別情報に対して存在問合せ情報を送信した場合に、当該識別情報に対応するノード装置から回答情報を受信した場合、及び、当該識別情報に対応しないノード装置から回答情報を受信し、かつ、当該回答情報の送信元のノード装置が上述の識別情報の領域に含まれる場合には、情報がなかった状態から情報がある状態に変更されたと捉え、存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くする。一方、ある識別情報の領域に含まれる仮に決めた識別情報に対して存在問合せ情報を送信した場合に、当該識別情報に対応しないノード装置から回答情報を受信し、かつ、当該回答情報の送信元のノード装置が上述の識別情報の領域に含まれない場合には、情報がなかった状態から変更がないと捉え、存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を長くする。
上記課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報通信方法であって、前記ノード装置が、前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更する間隔制御工程、をさらに有し、前記存在問合せ工程は、さらに、前記ルーティングテーブルに前記識別情報が登録されていない前記識別情報の領域に属する前記識別情報に対応する前記ノード装置に向けてその存在を問い合わせる前記存在問合せ情報を送信し、前記間隔制御工程は、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識した場合、及び、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属する場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くし、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属しない場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を長くすることを特徴とする情報通信方法である。
これによれば、情報通信システムに含まれるノード装置が、ルーティングテーブルに識別情報が登録されたノード装置の存在の有無を確認することができる。
これによれば、情報通信システムに含まれるノード装置が存在問合せ情報を送信するに際し、システム内の通信トラフィックが過大となることや障害に対応できないといった不都合を解消し、適切な間隔で存在問合せ情報を送信することが可能となる。
上記課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、請求項6乃至9のいずれか一項に記載のノード装置であって、前記存在問合せ手段は、前記識別情報の属する領域毎に前記存在問合せ情報を定期的に送信し、前記間隔制御手段は、前記識別情報の属する領域毎に前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更することを特徴とするノード装置である。
始めに、図1を参照して、情報通信システムの概要構成等について説明する。
以下に、本実施形態に係る分散ハッシュテーブル(以下、DHT(Distributed Hash Table)という)を利用したアルゴリズムについて説明する。
図2を参照して、DHTで用いるルーティングテーブルの作成手法の一例について説明する。図2は、DHTによってルーティングテーブルが作成される様子の一例を示す図である。
まず、ID空間を4分割とすると、それぞれのエリアは4進数で表すと最大桁が異なる4つのエリア「0XXX」「1XXX」、「2XXX」、「3XXX」(Xは0から3の自然数、以下同様。)で分けられる。ノード装置1Nは、当該ノード装置1N自身のノードIDが「1023」であるため、図中左下「1XXX」のエリアに存在することになる。そして、ノード装置1Nは、自分の存在するエリア(すなわち、「1XXX」のエリア)以外のエリアに存在するノード装置1を適当に選択し、当該ノードIDのIPアドレスをレベル1のテーブルに記憶する。図3(A)がレベル1のテーブルの一例である。2列目はノード装置1N自身を示しているため、IPアドレスを記憶する必要は無い。
次に、図2(B)に示す如く、上記ルーティングによって4分割したエリアのうち、自分の存在するエリアを更に4分割し、更に4つのエリア「10XX」「11XX」、「12XX」、「13XX」と分ける。そして、上記と同様に自分の存在するエリア以外のエリアに存在するノード装置1を適当に選択し、当該ノードIDのIPアドレスをレベル2のテーブルに記憶する。図3(B)がレベル2のテーブルの一例である。1列目はノード装置1N自身を示しているため、IPアドレスを記憶する必要は無い。
さらに、図2(C)に示す如く、上記ルーティングによって4分割したエリアのうち、自分の存在するエリアを更に4分割し、更に4つのエリア「100X」「101X」、「102X」、「103X」と分ける。そして、上記と同様に自分の存在するエリア以外のエリアに存在するノード装置1を適当に選択し、当該ノードIDのIPアドレスをレベル1のテーブルに記憶する。図3(C)がレベル3のテーブルの一例である。3列目はノード装置1N自身を示しているため、IPアドレスを記憶する必要は無く、2列目、4列目はそのエリアにノード装置が存在しないため空白となる。
次に、図4を参照して、ノード装置1の構成および機能について説明する。尚、各ノード装置1は、それぞれが行う処理によって初めに主情報を送信するノード装置1、受信した主情報を転送するノード装置1等として作用するが、その構成は同じである。
本実施形態の情報通信システムSの概略を説明する。本実施形態の情報通信システムSは、各ノード装置1がIPアドレスとノードIDとを対応付けたルーティングテーブルを記憶部12に記憶しており、ノード装置1がIPアドレスを記憶している他のノード装置1に対して存在を問い合わせ、当該ノード装置1の存在の有無に基づいて存在を問い合わせる間隔を変更するものである。具体的には、問合せに係るノード装置1が存在しなくなった場合等のルーティングテーブルに変更があった場合には、問合せの間隔を短くし、問合せに係るノード装置1が存在し続けている場合等のルーティングテーブルに変更がない場合には、問合せの間隔を長くすることにより、ルーティングテーブルの対応するノードIDの領域に対して適切な間隔で存在を問い合わせることができることとなる。
次に、情報通信システムSの動作について図5乃至図9を用いて説明する。
以下に、図5及び図6を参照して、情報通信システム全体の動作について説明する。
一のノード装置1をノードZ(ノードID:2132)とし、本例においてはノードZが図5(A)に示す4桁4進数からなるルーティングテーブルを保持していることを前提とする。このルーティングテーブルに示すように、ノードID(本発明の識別情報)のレベルと各レベルの注目桁Yからなる各領域に分けて、他のノード装置(ノードA〜ノードG)のIPアドレス(本発明のノード情報)を、ノードZが記憶している。
また、ノードZは、IPアドレスを記憶しているノード装置1のみならず、ノード装置1のIPアドレスを記憶しておらず、ルーティングテーブルにおける空欄となっている部分に対応するノード装置1が新たに参加しているか否かを確認する。
本実施形態においては、上述のように、ノード装置1の記憶するルーティングテーブルの変更の有無によって、ルーティングテーブルのレベルと列(各レベルの注目桁)によって分けられたノードIDの領域毎に、順に、存在問合せ情報を送信する間隔を変更している。
次に、(1)一のノード装置1(上述のノードZ)がルーティングテーブルの各領域に対して存在問合せ情報を送信し、存在問合せ間隔Xを変更する処理(以下、存在問合せ間隔変更処理という。)、(2)(1)の処理におけるルートノード検索処理、及び、(3)当該ノードZから存在問合せ情報を受信した他のノード装置1(例えば、上述のノードA、ノードE)で行われる処理(以下、存在問合せ対応処理という。)について図7乃至図9を用いて詳細に説明する。なお、ノード装置1の動作の説明において、ルーティングテーブルにIPアドレス及びノードIDを記憶することを「登録する」ともいう。
図7を参照してノードZの存在問合せ間隔変更処理について説明する。なお、ノードZは、上述の一例のように、図5(B)に示すルーティングテーブルを保持(記憶)しているものとする。
図8を参照して、ノードZにおける上述のステップS9に対応するルートノード検索処理について説明する。以下においては、まず、ルーティングテーブルの領域[i][j]が[0][0]であるノードAの領域を例に説明する。なお、ルートノードは、目的のノードIDに対し、ノードID空間において最も近いと判断されるノードIDに対応するノード装置1を示す。
図9を参照してノードZから存在問合せ情報を受信したノードA及びノードEの存在問合せ対応処理について説明する。ノードA及びノードEは、図8におけるステップS33において、ノードZが送信した存在問合せ情報を受信したことを前提とする。
上述の各実施形態においては、通信経路を介して互いに接続された複数のノード装置の参加により形成されたピアツーピア型の情報通信システムSであって、分散ハッシュテーブル(DHT)を利用したルーティングテーブルを各ノード装置1が記憶していることとして説明したが、本発明はこの形態に限定されない。具体的には、各ノード装置1が情報通信システムS内における他の一部のノード装置1の情報を記憶しており、記憶しているノード装置1の存在を問い合わせることによりノード装置の存在を確認する形態であれば、本発明を適用することができる。
8 ネットワーク
9 オーバレイネットワーク
11 制御部
12 記憶部
13 バッファメモリ
14 デコーダ部
15 映像処理部
16 表示部
17 音声処理部
18 スピーカ
20 通信部
21 入力部
22 バス
S 情報通信システム
Claims (17)
- 複数のノード装置により生成されるオーバレイネットワークにより、前記複数のノード装置が相互に通信を行う情報通信システムであって、
前記複数のノード装置に含まれるノード装置は、
前記オーバレイネットワークに接続された前記複数のノード装置にメッセージを送信する送信先が登録されたルーティングテーブルであって、一以上の特定の前記ノード装置に対応する固有の識別情報が登録された前記ルーティングテーブルを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶している前記ルーティングテーブルに登録された前記識別情報に対応する前記ノード装置の存在を問い合わせる存在問合せ情報を、前記ルーティングテーブルに登録された前記識別情報に対応する前記ノード装置に定期的に送信する存在問合せ手段と、
前記存在問合せ情報に対して返信されてきた回答を示す回答情報を受信する回答情報受信手段と、
前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記ルーティングテーブルを更新する更新手段と、
を有することを特徴とする情報通信システム。 - 請求項1に記載の情報通信システムであって、
前記ノード装置は、
前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更する間隔制御手段をさらに備え、
前記存在問合せ手段は、さらに、前記ルーティングテーブルに前記識別情報が登録されていない前記識別情報の領域に属する前記識別情報に対応する前記ノード装置に向けてその存在を問い合わせる前記存在問合せ情報を送信し、
前記間隔制御手段は、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識した場合、及び、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属する場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くし、
前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属しない場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を長くすることを特徴とする情報通信システム。 - 複数のノード装置により生成されるオーバレイネットワークにより、前記複数のノード装置が相互に通信を行う情報通信システムにおける情報通信方法であって、
前記複数のノード装置に含まれるノード装置が、前記オーバレイネットワークに接続された前記複数のノード装置にメッセージを送信する送信先が登録されたルーティングテーブルであって、一以上の特定の前記ノード装置に対応する固有の識別情報が登録された前記ルーティングテーブルを記憶する記憶工程、
記憶されている前記ルーティングテーブルに登録された前記識別情報に対応する前記ノード装置の存在を問い合わせる存在問合せ情報を、前記ルーティングテーブルに登録された前記識別情報に対応する前記ノード装置に定期的に送信する存在問合せ工程、
前記存在問合せ情報に対して返信されてきた回答を示す回答情報を受信する回答情報受信工程、
前記ノード装置が、前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記ルーティングテーブルを更新する更新工程、
を有することを特徴とする情報通信方法。 - 請求項3に記載の情報通信方法であって、
前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更する間隔制御工程、
をさらに有し、
前記存在問合せ工程は、さらに、前記ルーティングテーブルに前記識別情報が登録されていない前記識別情報の領域に属する前記識別情報に対応する前記ノード装置に向けてその存在を問い合わせる前記存在問合せ情報を送信し、
前記間隔制御工程は、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識した場合、及び、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属する場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くし、
前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属しない場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を長くすることを特徴とする情報通信方法。 - 複数のノード装置により生成されるオーバレイネットワークにより、前記複数のノード装置が相互に通信を行う情報通信システムに含まれるノード装置であって、
前記オーバレイネットワークに接続された前記複数のノード装置にメッセージを送信する送信先が登録されたルーティングテーブルであって、一以上の特定の前記ノード装置に対応する固有の識別情報が登録された前記ルーティングテーブルを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶している前記ルーティングテーブルに登録された前記識別情報に対応する前記ノード装置の存在を問い合わせる存在問合せ情報を、前記ルーティングテーブルに登録された前記識別情報に対応する前記ノード装置に定期的に送信する存在問合せ手段と、
前記存在問合せ情報に対して返信されてきた回答を示す回答情報を受信する回答情報受信手段と、
前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記ルーティングテーブルを更新する更新手段と、
を有することを特徴とするノード装置。 - 請求項5に記載のノード装置であって、
前記回答情報の受信成否又は前記回答情報の内容から認識される前記ノード装置の存在の有無に基づいて、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更する間隔制御手段をさらに有することを特徴とするノード装置。 - 請求項6に記載のノード装置であって、
前記間隔制御手段は、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識した場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を長くし、
前記回答情報を受信しない場合及び前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在しないことを認識した場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くすることを特徴とするノード装置。 - 請求項6に記載のノード装置であって、
前記回答情報を受信しない場合及び前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在しないことを認識した場合には、
前記更新手段は、前記回答情報に対応する前記ノード装置の前記識別情報を前記ルーティングテーブルから削除し、且つ、前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報の属する領域に属する前記識別情報が前記ルーティングテーブルに登録されていない場合には、前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報を前記ルーティングテーブルに登録することを特徴とするノード装置。 - 請求項6乃至8のいずれか一項に記載のノード装置であって、
前記存在問合せ手段は、前記ルーティングテーブルに前記識別情報が登録されていない前記識別情報の領域に属する前記識別情報に対応する前記ノード装置に向けてその存在を問い合わせる前記存在問合せ情報を送信し、
前記回答情報を受信しない場合及び前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在しないことを認識した場合には、
前記更新手段は、前記回答情報に対応する前記ノード装置の前記識別情報を前記ルーティングテーブルから削除し、且つ、前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報の属する領域に属する前記識別情報が前記ルーティングテーブルに登録されていない場合には、前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報を前記ルーティングテーブルに登録することを特徴とするノード装置。 - 請求項6乃至9のいずれか一項に記載のノード装置であって、
前記存在問合せ手段は、前記識別情報の属する領域毎に前記存在問合せ情報を定期的に送信し、
前記間隔制御手段は、前記識別情報の属する領域毎に前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を変更することを特徴とするノード装置。 - 請求項10に記載のノード装置であって、
前記間隔制御手段は、前記識別情報の属する領域における前記識別情報が削除され又は新たに登録された場合には、当該識別情報の属する領域における前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くすることを特徴とするノード装置。 - 請求項6乃至11のいずれか一項に記載のノード装置において、
前記存在問合せ手段は、さらに、前記ルーティングテーブルに前記識別情報が登録されていない前記識別情報の領域に属する前記識別情報に対応する前記ノード装置に向けてその存在を問い合わせる前記存在問合せ情報を送信し、
前記間隔制御手段は、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識した場合、及び、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属する場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を短くし、
前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属しない場合には、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔を長くすることを特徴とするノード装置。 - 請求項12に記載のノード装置であって、
前記更新手段は、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識した場合、及び、前記回答情報により前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在していないことを認識した場合であって前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報が前記存在問合せ情報に対応する前記識別情報の属する領域に属する場合には、前記回答情報の送信元の前記ノード装置に対応する前記識別情報を前記ルーティングテーブルに登録することを特徴とするノード装置。 - 請求項6乃至13のいずれか一項に記載のノード装置であって、
前記存在問合せ情報を受信した場合には、前記存在問合せ情報に付された前記識別情報に基づいて、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置に自ノード装置が最も近いか否かを判断する転送判断手段と、
前記転送判断手段が、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置に自ノード装置が最も近いと判断した場合には、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置に自ノード装置が最も近い旨の前記回答情報を送信する回答送信手段と、
前記転送判断手段が、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置に自ノード装置が最も近くないと判断した場合には、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置に向けて前記存在問い合わせ情報を送信する問合せ情報転送手段と、
前記回答情報受信手段が、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置に自ノード装置が最も近い旨の前記回答情報を受信した場合には、当該回答情報の送信元の前記ノード装置が前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置か否かを判断する回答情報判断手段と、
をさらに有し、
前記存在問合せ手段は、問い合わせに係る前記ノード装置の前記識別情報を付して前記存在問合せ情報を送信し、
前記間隔制御手段は、前記回答情報判断手段により前記回答情報の送信元の前記ノード装置が前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置であると判断した場合には、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在することを認識し、前記回答情報判断手段により前記回答情報の送信元の前記ノード装置が前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置でないと判断した場合には、前記存在問合せ情報に対応する前記ノード装置が存在しないことを認識することを特徴とするノード装置。 - 請求項6乃至14のいずれか一項に記載のノード装置であって、
前記間隔制御手段は、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔の値に所定数を掛けること、当該間隔の値を所定数で割ること、当該間隔の値に所定数を足すこと、又は、当該間隔の値から所定数を引くこと、の少なくともいずれか一により間隔の値を変更することを特徴とするノード装置。 - 請求項6乃至15のいずれか一項に記載のノード装置であって、
前記間隔制御手段は、前記存在問合せ情報を定期的に送信する間隔の上限値又は下限値の少なくともいずれか一方を規定することを特徴とするノード装置。 - コンピュータを、請求項5乃至16のいずれか一項に記載のノード装置として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005260479A JP4622755B2 (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005260479A JP4622755B2 (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007074490A JP2007074490A (ja) | 2007-03-22 |
JP4622755B2 true JP4622755B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=37935535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005260479A Expired - Fee Related JP4622755B2 (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4622755B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2201729A1 (en) * | 2007-10-16 | 2010-06-30 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) | Radio telecommunications network node and method of adjusting routing table update interval |
JP2010102612A (ja) | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Seiko Epson Corp | デバイス状態通知装置 |
WO2010137229A1 (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-02 | 日本電気株式会社 | 定期処理実行システム、定期処理実行方法及び定期処理実行プログラム |
JP5212292B2 (ja) * | 2009-07-16 | 2013-06-19 | ブラザー工業株式会社 | 情報通信システム、ノード装置、ノード装置確認方法及びプログラム |
JP6028728B2 (ja) * | 2011-07-01 | 2016-11-16 | 日本電気株式会社 | オブジェクト配置装置、オブジェクト配置方法及びプログラム |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10207745A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | プロセッサ間生存確認方法 |
JP2001195377A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-19 | Nec Software Kyushu Ltd | 孤立判定システムとその管理方法及び記録媒体 |
JP2002369255A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-20 | Sony Corp | 無線通信方法、無線通信システム、並びに無線伝送装置 |
JP2004153439A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Sharp Corp | 無線通信システム及び通信端末 |
JP2004260530A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信異常状態対応通信方法 |
JP2004274652A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-09-30 | Hitachi Ltd | Ip網用の移動端末およびパケット通信方法 |
JP2004320260A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔機器監視制御システムの生存確認方法及び遠隔機器監視制御システム |
JP2005124204A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Nec Corp | ネットワークの監視方法およびシステム |
JP2005159911A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Fujitsu Prime Software Technologies Ltd | 情報検索方法、情報検索装置、および情報検索プログラム |
-
2005
- 2005-09-08 JP JP2005260479A patent/JP4622755B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10207745A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-07 | Matsushita Electric Works Ltd | プロセッサ間生存確認方法 |
JP2001195377A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-19 | Nec Software Kyushu Ltd | 孤立判定システムとその管理方法及び記録媒体 |
JP2002369255A (ja) * | 2001-06-08 | 2002-12-20 | Sony Corp | 無線通信方法、無線通信システム、並びに無線伝送装置 |
JP2004153439A (ja) * | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Sharp Corp | 無線通信システム及び通信端末 |
JP2004260530A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-09-16 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信異常状態対応通信方法 |
JP2004274652A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-09-30 | Hitachi Ltd | Ip網用の移動端末およびパケット通信方法 |
JP2004320260A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔機器監視制御システムの生存確認方法及び遠隔機器監視制御システム |
JP2005124204A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Nec Corp | ネットワークの監視方法およびシステム |
JP2005159911A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Fujitsu Prime Software Technologies Ltd | 情報検索方法、情報検索装置、および情報検索プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007074490A (ja) | 2007-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4418897B2 (ja) | 情報配信システム、情報更新プログラム、及び情報更新方法等 | |
JP4375303B2 (ja) | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置、情報処理プログラムおよびノード装置のプログラム | |
JP4371056B2 (ja) | ノード装置、ネットワーク参加処理プログラム、及びネットワーク参加処理方法等 | |
JP4599581B2 (ja) | 情報配信システム、配信要求プログラム、転送プログラム及び配信プログラム等 | |
WO2006075424A1 (ja) | 情報配信システム、配信要求プログラム、転送プログラム、配信プログラム等 | |
US8190779B2 (en) | Information processing apparatus and storing apparatus, information processing method and storing method, and recording medium that promptly and efficiently distributes content | |
JP2007280303A (ja) | 情報通信システム、コンテンツカタログ情報配信方法、及びノード装置等 | |
JP2010028551A (ja) | コンテンツ分散保存システム、ノード装置、ノード処理プログラム、及びアドレス情報変更通知方法 | |
US8619631B2 (en) | Information communication system, information communication method, node device included in information communication system and recording medium recording information processing program | |
JP4715388B2 (ja) | 情報配信システム、情報配信方法、情報配信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム | |
JP4622755B2 (ja) | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム | |
JP4539603B2 (ja) | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置および情報処理プログラム | |
JP2006195744A (ja) | 情報配信システム、配信要求プログラム、転送プログラム、配信プログラム等 | |
JP2007200203A (ja) | 情報配信システム、再登録メッセージ送信方法、ノード装置、及びノード処理プログラム | |
US8332463B2 (en) | Distributed storage system, connection information notifying method, and recording medium in which distributed storage program is recorded | |
JP2011211543A (ja) | 情報通信システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP4692278B2 (ja) | コンテンツ配信システム、端末装置及びその情報処理方法並びにそのプログラム | |
JP2007235243A (ja) | 情報通信システム、情報収集方法、ノード装置、及びノード処理プログラム | |
JP2008092236A (ja) | コンテンツ配信システムにおける端末装置及びその情報処理方法並びにプログラム | |
KR100436431B1 (ko) | 피어투피어 네트워크상에서의 협업적인 정보 교환시스템 | |
JP4770804B2 (ja) | オーバレイネットワーク型通信システム、オーバレイネットワーク型ノード装置およびプログラム | |
WO2007125698A1 (ja) | ノード装置、情報処理方法及びノード装置用プログラムが記録された記録媒体 | |
JP4947106B2 (ja) | 情報通信システム、情報通信方法、情報通信システムに含まれるノード装置、情報処理プログラムおよびノード装置のプログラム | |
JP2008181408A (ja) | 通信システム、稼動制御方法、ノード装置及びノード処理プログラム | |
JP2008181409A (ja) | 通信システム、ノード稼動制御方法、ノード稼動制御装置、及びノード稼動制御処理プログラム等 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080430 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101005 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |