JP2004273330A - キーボード装置 - Google Patents

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Tomio Sato
富雄 佐藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】キーボード装置の組立性の向上を図る。
【解決手段】金属板にリンク軸受け14, 15及びリンク台座16, 17を板金加工して金属製ベースフレーム11を形成する。スライドするYリンク13を支えるリンク台座17の外側縁部を上方へ折り曲げてストッパー部17aを形成する。金属製ベースフレームにXリンク12とYリンク13を取付けたときに、Yリンクの上端部はリンク台座17に載り、ストッパー部17aにより所定の位置bへ位置決めされる。キートップのリンク軸受け19, 20は、Xリンクの上端部の位置aとYリンクの上端部の位置bとにあり、キートップをリンクへ押し付ければキートップが組付けられ、Yリンクの位置合わせが不要であって組立性が向上する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピュータなどに用いられるキーボード装置に関するものであり、特に、組立性の向上を図ったキーボード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
キーボード装置の作動機構は種々の形式があるが、ノートブック型パーソナルコンピュータ或いはPDA等の携帯情報端末などのように小型軽量化が要求される分野に適した薄型構造のキーボード装置としてリンク機構によりキートップを支持する構造のものが知られている。この種のキーボード装置は、キートップの支持ベースとなるキーフレームとキートップとを複数のリンクによって連結し、カップ形のラバー接点またはバネによりキートップを浮上させていて、リンク機構によりキートップを上下に平行移動させるように構成している(例えば、特許文献1、2)。リンクはキートップの軸受けとキーフレームの軸受けとに係合しているが、キーフレームの複数組の軸受けの全部或いは一組を除く他の軸受けの穴は長穴であって、リンクの下端が長穴内をスライドすることによってキートップが下降できるようにしている。
【0003】
キートップを組付けるにあたっては、先ずキーフレームの軸受けにリンクを組付け、キートップの下面に設けられている下面開放型の軸受けをリンクに押し付ければリンクと軸受けが嵌合してキートップが組付けられる。しかしながら、キートップ組付け作業においてはキーフレームに対してリンクがスライド自在であることから、キートップの軸受けと複数のリンクの位置関係を一致させておかないと組付けできないという問題がある。
【0004】
図5はキーフレームの一例を示し、このキーフレーム1は射出成形樹脂部品であって二組のリンク軸受け2, 3を直交配置した形式のものである(以下、二組のリンク軸受けとリンクをそれぞれXリンク軸受け2とYリンク軸受け3、 Xリンク4とYリンク5とよぶ)。キートップ(図示せず)の裏面には、Xリンク4とYリンク5に嵌合する下面開放形のXリンク軸受けとYリンク軸受けが設けられていて、キートップのXリンク軸受けとYリンク軸受けの位置は図5のa点とb点の関係となっていて、Yリンク5の支点をキーフレーム1のYリンク軸受け3の長穴の外側終端へスライドさせた状態でXリンク4及びYリンク5とキートップのXリンク軸受け及びYリンク軸受けの位置関係が一致する。
【0005】
この状態でキートップの向きをXリンク4とYリンク5とに合わせ、Xリンク4とYリンク5に向けて上方から押し付ければ、Xリンク4がキートップのXリンク軸受けに嵌合し、Yリンク5がキートップのYリンク軸受けに嵌合してキートップが固定される。しかし、Yリンク5はスライド自在であるので、図6に示すようにYリンク5が図中のb点の位置からずれている場合があり、このようにYリンク5が所定のb点にない場合はキートップを下方へ押し付けてもキートップのYリンク軸受けとYリンク5とが合致せず、キートップを組付けられないことになる。したがって、このような場合は手作業によりYリンク5を図5に示すようにb点へスライドさせなければならず、キートップの装着に手間と時間がかかるという欠点がある。
【0006】
そこで、キートップの組付けを容易化して組立工数を削減するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0007】
【特許文献1】特開2003−31067号公報(図1)
【0008】
【特許文献2】特開2002−203449号公報(図1、図7)
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、複数のリンクによりフレーム上にキートップを支持し、フレームのリンク軸受けの穴を長穴としてリンクをスライド自在とすることにより、キートップを昇降自在としたキーボード装置において、スライド自在なリンクを位置決めするストッパーをフレームに立設し、リンクの最下降位置においてリンクがストッパーに接してリンクの上端部の位置とキートップのリンク軸受け穴の位置とが合致するように形成したことを特徴とするキーボード装置を提供するものである。
【0010】
また、上記ストッパーは傾斜面であり、前記フレーム上へ倒したリンクが自重によりストッパーの傾斜面に沿って下降し、自動的に所定位置へ位置合わせされるようにしたキーボード装置を提供するものである。
【0011】
また、金属板にリンク軸受けと上記ストッパーとを板金加工してキーボード装置の金属製ベースフレームを形成したキーボード装置を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1はキーボード装置の金属製ベースフレーム11の平面図、図2は金属製ベースフレーム11にXリンク12とYリンク13を組付けた状態の平面図である。金属製ベースフレーム11は鉄板等の金属板に板金加工によりXリンク軸受け14とこれに直交するY リンク軸受け15を形成したものであり、Xリンク軸受け14 にXリンク12を取付け、Y リンク軸受け15にY リンク13が取付けられる。
【0013】
Xリンク軸受け14とYリンク軸受け15は、穴開け加工及び切り起こし加工によって形成し、正面から見て左右方向に配置されたXリンク軸受け14の穴は丸穴であり、前後方向に配置されたYリンク軸受け15の穴は長穴であって、Xリンク12とYリンク13とに係合させたキートップの昇降時には、Xリンク軸受け14に係合したXリンク12はXリンク軸受け14の丸穴を中心として回転し、Yリンク軸受け15に係合しているYリンク13の支点はキートップの昇降に追従してYリンク軸受け13の長穴内を水平移動して、キートップが金属製ベースフレーム11に対してほぼ平行姿勢を維持したまま昇降する。
【0014】
図2に示すXリンク12とYリンク13は、細い金属丸棒を門型に折曲げ成形したものであり、従来用いられている樹脂射出成形リンクに比較してコストを低減することができる。金属製ベースフレーム11には、Xリンク12とYリンク13の先端中央部に対応する位置に、Xリンク台座16とYリンク台座17が設けられていて、Xリンク軸受け14とYリンク軸受け 15へ装着したXリンク12とYリンク13の先端部がそれぞれXリンク台座16とYリンク台座17に載って金属製ベースフレーム11の上面からやや浮上するようにしている。これはキートップを上方からXリンク12とYリンク13へ押し付けてキートップの下面開放形の軸受けへXリンク12とYリンク13を嵌合させることができるようにするためである。
【0015】
Yリンク台座17は切起こし加工によって形成されていて、外側縁部を上方へ折り曲げてストッパー部17aとし、ストッパー部17aによりYリンク台座17上に載ったYリンク13を所定位置に位置決めする。つまり、金属製ベースフレーム11にYリンク13を組付けてYリンク13をねかせれば、図3に示すようにYリンク13の上端部がYリンク台座17に載り、Yリンク13の上端部はストッパー部17a により位置規制されてb点に位置し、Yリンク13の下部支点はYリンク軸受け 15の長穴の外側終端に位置する。また、ストッパー部17a は傾斜面であるので、Yリンク13が図において右へスライドした状態でYリンク台座17へ倒れたときは、上端部が傾斜面に沿って下降して自動的にb点に位置合わせされる。
【0016】
このように、キートップ18を支持する金属製ベースフレーム11へYリンク13を組付けた時点でYリンク13が所定位置に位置決めされ、Xリンク12とYリンク13がキートップ18のXリンク軸受け19とYリンク軸受け20に対応した位置関係にセットされるので、従来型とは異なりキートップ組付け時にリンクの位置調整を行う必要がなくなる。尚、21はメンブレン基板、22はラバー接点である。
【0017】
キーボード装置の組立にあたっては、先ず図1に示す金属製ベースフレーム11上にメンブレン基板(図示せず)を載置し、図2に示すようにXリンク軸受け14とYリンク軸受け15とにそれぞれXリンク12とYリンク13を取付ける。なお、Xリンク12とYリンク13に囲まれた中央部にメンブレン基板21のキー接点及びラバー接点22が位置する。
【0018】
図3に示す樹脂製のキートップ18には、Xリンク12とYリンク13に嵌合する下面開放形のXリンク軸受け19とYリンク軸受け20が設けられていて、キートップ18の向きをXリンク12とYリンク13とに合わせ、Xリンク12とYリンク13に向けて上方から押し付ければ、Xリンク12がキートップ18のXリンク軸受け19に嵌合し、Yリンク3がキートップ8のYリンク軸受け20に嵌合してキートップ18が固定される。キートップ固定後にキートップ18の押圧を解除すればラバー接点12の復元力によってキートップ8は垂直に上昇し、図4に示す初期状態となる。
【0019】
尚、上記実施形態においては、二つのリンクをX−Y方向に組み合わせた構成を例示したが、これに限らず二つのリンクを平行に配置した機構であってもよい。また、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のキーボード装置は、キートップ昇降機構を構成する複数のリンクをフレームへ取付けたときに、キートップへ嵌合される複数のリンクの上端部の位置関係が、キートップにある複数のリンク軸受け穴の位置関係と一致した状態にセットされるので、キートップを組付ける際にリンクの位置を調整する作業が不要となって組立性が著しく向上する。また、ユーザーが使用中にキートップが外れた場合も簡単に組付けができて修理に要する手間が省ける。
【0021】
また、金属板にリンク軸受けと上記ストッパーとを板金加工してキーボード装置の金属製ベースフレームを形成すれば、従来の樹脂製キーフレームを省略でき、低価格且つ薄型のキーボード装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、金属製ベースフレームの平面図。
【図2】金属製ベースフレームへリンクを組み付けた状態の平面図。
【図3】キートップ組みつけ工程を示し、図2のA−A線矢視断面図。
【図4】組立後のキーボード装置を示し、図2のA−A線矢視断面図。
【図5】従来例を示し、リンクを組み付けたキーフレームの平面図。
【図6】従来例を示し、リンクを組み付けたキーフレームの平面図。
【符号の説明】
11 金属製ベースフレーム
12 Xリンク
13 Yリンク
14 Xリンク軸受け
15 Yリンク軸受け
16 Xリンク台座
17 Yリンク台座
17a ストッパー部
18 キートップ
19 Xリンク軸受け
20 Yリンク軸受け
21 メンブレン基板
22 ラバー接点

Claims (3)

  1. 複数のリンクによりフレーム上にキートップを支持し、フレームのリンク軸受けの穴を長穴としてリンクをスライド自在とすることにより、キートップを昇降自在としたキーボード装置において、
    スライド自在なリンクを位置決めするストッパーをフレームに立設し、リンクの最下降位置においてリンクがストッパーに接してリンクの上端部の位置とキートップのリンク軸受け穴の位置とが合致するように形成したことを特徴とするキーボード装置。
  2. 上記ストッパーは傾斜面であり、前記フレーム上へ倒したリンクが自重によりストッパーの傾斜面に沿って下降し、自動的に所定位置へ位置合わせされるようにした請求項1記載のキーボード装置。
  3. 金属板にリンク軸受けと上記ストッパーとを板金加工してキーボード装置の金属製ベースフレームを形成した請求項1記載のキーボード装置。
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