JP2004269406A - ハチ駆除用エアゾール剤 - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
【課題】極めて早い致死効果を示すハチ駆除用エアゾール剤を提供する。
【解決手段】ジョチュウギクエキス、溶剤及び噴射剤からなるハチ駆除用
エアゾール剤。
【選択図】なし
【解決手段】ジョチュウギクエキス、溶剤及び噴射剤からなるハチ駆除用
エアゾール剤。
【選択図】なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハチ駆除用エアゾール剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハチの駆除に際しては、速効性のある薬剤が求められており、2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)シクロペンタ−2−エニルクリサンテマート(プラレトリン)を有効成分として含有するハチ駆除剤が知られているが、ハチの巣の撤去作業などのように多数のハチの駆除が必要な場合や、スズメバチ等の攻撃性の強いハチの駆除の場合などにおいては、作業者に対するハチによる刺傷の危険性が増大するため、極めて早い致死効果を示す薬剤が求められていた。一方、ハエ、蚊等の衛生害虫用ジョチュウギクエキスエアゾ−ルは知られているが、ハチに対する極めて早い致死効果は知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、極めて早い致死効果を示すハチ駆除用エアゾール剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明によるハチ駆除用エアゾール剤は、有効成分としてジョチュウギクエキス、溶剤、及び噴射剤からなることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施形態を詳細に説明する。有効成分のジョチュウギクエキスはシロバナムシヨケギク(除虫菊)の乾花から抽出した天然エキスで、そのエキスにはピレトリンI、シネリンI、ジャスモリンI、ピレトリンII、シネリンII、及びジャスモリンIIの6種の類縁化合物が含まれる。有効成分の含有量は0.01〜2重量%が好ましい。
【0006】
本発明に用いられる溶剤としては、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エステル類、エーテル類、ケトン類、植物精油及び水等が例示される。有効成分が溶剤に溶けにくい場合には乳化のため、乳化剤を添加することができる。
【0007】
本発明に用いられる噴射剤としては、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル等を挙げることができ、これらは2種以上の混合物であってもよい。噴射剤含有量は通常10〜90重量%、好ましくは40〜70重量%である。内部圧力を上げるため、窒素で加圧してもよい。
【0008】
【実施例】
以下、製剤例および試験例により、さらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0009】
〔製剤例1〕
ジョチュウギクエキスの所定量を1号灯油100mlに溶解し、有効成分含量0.15重量%溶液を調製し、液化石油ガス(プロパン/ブタン)100ml及び窒素で加圧し、エアゾール剤を作製した。
【0010】
〔製剤例2〕
ジョチュウギクエキスの所定量を1号灯油100mlに溶解し、有効成分含量0.3重量%溶液を調製し、液化石油ガス(プロパン/ブタン)100ml及び窒素で加圧し、エアゾール剤を作製した。
【0011】
試験例
アシナガバチの働き蜂の同一巣の個体を10頭ずつ金網籠に収容し、1m離れた位置からそれぞれ5秒間、各個体に十分に薬液が到達し被液するように噴霧し、その後の経過を次の3段階に区別して観察した。結果を表1に示す。
各行動の判定は次の基準による。
正常:苦悶することなく、歩行または静止している状態。
苦悶:行動が異常で、苦悶している状態。
死亡:動きが完全に止まった硬直状態。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】本発明のハチ駆除用エアゾール剤は、ハチに対し極めて早い致死効果を示すことにより、従来よりもより安全にハチ駆除作業を行うことが可能となる。
【発明の属する技術分野】
この発明は、ハチ駆除用エアゾール剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハチの駆除に際しては、速効性のある薬剤が求められており、2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)シクロペンタ−2−エニルクリサンテマート(プラレトリン)を有効成分として含有するハチ駆除剤が知られているが、ハチの巣の撤去作業などのように多数のハチの駆除が必要な場合や、スズメバチ等の攻撃性の強いハチの駆除の場合などにおいては、作業者に対するハチによる刺傷の危険性が増大するため、極めて早い致死効果を示す薬剤が求められていた。一方、ハエ、蚊等の衛生害虫用ジョチュウギクエキスエアゾ−ルは知られているが、ハチに対する極めて早い致死効果は知られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、極めて早い致死効果を示すハチ駆除用エアゾール剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明によるハチ駆除用エアゾール剤は、有効成分としてジョチュウギクエキス、溶剤、及び噴射剤からなることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施形態を詳細に説明する。有効成分のジョチュウギクエキスはシロバナムシヨケギク(除虫菊)の乾花から抽出した天然エキスで、そのエキスにはピレトリンI、シネリンI、ジャスモリンI、ピレトリンII、シネリンII、及びジャスモリンIIの6種の類縁化合物が含まれる。有効成分の含有量は0.01〜2重量%が好ましい。
【0006】
本発明に用いられる溶剤としては、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エステル類、エーテル類、ケトン類、植物精油及び水等が例示される。有効成分が溶剤に溶けにくい場合には乳化のため、乳化剤を添加することができる。
【0007】
本発明に用いられる噴射剤としては、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、メチルエチルエーテル等を挙げることができ、これらは2種以上の混合物であってもよい。噴射剤含有量は通常10〜90重量%、好ましくは40〜70重量%である。内部圧力を上げるため、窒素で加圧してもよい。
【0008】
【実施例】
以下、製剤例および試験例により、さらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0009】
〔製剤例1〕
ジョチュウギクエキスの所定量を1号灯油100mlに溶解し、有効成分含量0.15重量%溶液を調製し、液化石油ガス(プロパン/ブタン)100ml及び窒素で加圧し、エアゾール剤を作製した。
【0010】
〔製剤例2〕
ジョチュウギクエキスの所定量を1号灯油100mlに溶解し、有効成分含量0.3重量%溶液を調製し、液化石油ガス(プロパン/ブタン)100ml及び窒素で加圧し、エアゾール剤を作製した。
【0011】
試験例
アシナガバチの働き蜂の同一巣の個体を10頭ずつ金網籠に収容し、1m離れた位置からそれぞれ5秒間、各個体に十分に薬液が到達し被液するように噴霧し、その後の経過を次の3段階に区別して観察した。結果を表1に示す。
各行動の判定は次の基準による。
正常:苦悶することなく、歩行または静止している状態。
苦悶:行動が異常で、苦悶している状態。
死亡:動きが完全に止まった硬直状態。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】本発明のハチ駆除用エアゾール剤は、ハチに対し極めて早い致死効果を示すことにより、従来よりもより安全にハチ駆除作業を行うことが可能となる。
Claims (1)
- ジョチュウギクエキス、溶剤及び噴射剤からなるハチ駆除用エアゾール
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003061342A JP2004269406A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | ハチ駆除用エアゾール剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003061342A JP2004269406A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | ハチ駆除用エアゾール剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004269406A true JP2004269406A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33123590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003061342A Pending JP2004269406A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | ハチ駆除用エアゾール剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004269406A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012129387A1 (en) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Pyrethrin based repellant |
JP2015013814A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 大日本除蟲菊株式会社 | ハチ防除用塗布型エアゾール剤、及びこれを用いたハチの営巣行動防止方法 |
-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003061342A patent/JP2004269406A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012129387A1 (en) * | 2011-03-24 | 2012-09-27 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Pyrethrin based repellant |
CN103547150A (zh) * | 2011-03-24 | 2014-01-29 | 约翰逊父子公司 | 基于除虫菊酯的驱虫剂 |
AU2012230844B2 (en) * | 2011-03-24 | 2014-10-02 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Pyrethrin based repellant |
JP2015013814A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 大日本除蟲菊株式会社 | ハチ防除用塗布型エアゾール剤、及びこれを用いたハチの営巣行動防止方法 |
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