JP2004269137A - 塵芥収集車の監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】物体抽出の精度を向上し、塵芥収集車の安全性を向上する。
【解決手段】塵芥投入箱104から塵芥収容箱103内部に塵芥を送り込む積み込み装置110を備える塵芥収集車100の監視システム10であって、塵芥投入口101とその外側の領域を撮像する撮像手段11と、撮像手段11により撮像された入力画像に基づいてその撮像範囲内の人物の存在を認識する画像処理装置20と、積み込み装置110の駆動の停止を制御する制御装置12とを備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置を用いた塵芥収集車の監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
塵芥投入口から塵芥収容箱内部に塵芥を送り込む積み込み装置を備える塵芥収集車にあっては、塵芥投入口における安全の確保のために、当該塵芥投入口に光電センサを設け、当該光電センサによる物体検出時に積み込み装置を停止させる制御が行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭63−31005号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の塵芥収集車にあっては、光電変換素子を使用しているため、検出されたものが人物であるかその他の物体(例えば投入されるべき塵芥)であるかを精度良く識別することが困難であり、人物以外の物体が塵芥投入口に侵入した場合に誤検出して積み込み装置を停止させてしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、誤検出の低減を図ることを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、塵芥投入口から塵芥収容箱内部に塵芥を送り込む積み込み装置を備える塵芥収集車の監視システムであって、塵芥投入口とその外側の領域を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された入力画像に基づいてその撮像範囲内の人物の存在を認識する画像処理装置と、積み込み装置の駆動の停止を制御する制御装置とを備える、という構成を採っている。
上記構成では、塵芥投入口とその外側の領域が撮像され、その撮像領域内の入力画像から人物像を抽出することができれば、それにより人物の存在を認識する。
そして、上記人物の存在が認識されると、制御装置を介して積み込み装置の駆動を停止させる。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明と同様の構成を備えると共に、画像処理装置は、基準背景画像と撮像手段による入力画像との比較から物体像を検出する物体検出部と、物体検出部により検出された物体像が人物像であるか否かを判定する人物識別部と、人物識別部により判定された人物像が侵入禁止領域内に存在するか否かを判定するとともに前記制御装置に信号を発信する人物位置判定部とを備える、という構成を採っている。
「基準背景画像」とは、撮像手段による撮像前に予め取得された入力画像と同じ背景の画像であり、物体が出現していない背景のみの状態で撮像されたものが望ましいが、物体が出現している状態のものでも物体像の検出は可能である。
上記構成では、請求項1記載の発明と同様の動作が行われると共に、画像処理装置による人物の認識において、基準背景画像と入力画像とを比較してその差から撮像領域内の物体像を取得する。そして、その物体像が人物像の特徴を備えるか否かにより人物像判定を行い、人物像であると判定された場合にはその位置が侵入禁止領域内であるかを判定する。そして、上記人物像が侵入禁止領域内と認識されると、制御装置を介して積み込み装置の駆動を停止させる。
なお、侵入禁止領域は通常、塵芥投入口内又はその周辺の領域が設定され、予め確定された位置情報を備えていても良いし、画像処理の段階で設定入力しても良い、画像処理により特定する構成としても良い。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明と同様の構成を備えると共に、積み込み装置の駆動開始により撮像手段が撮像を行うと共に、画像処理装置は、撮像手段の撮像により得られた入力画像を基準背景画像として更新する、という構成を採っている。
上記構成では、請求項1記載の発明と同様の動作が行われると共に、積み込み装置の駆動開始時に撮像された入力画像を基準背景画像として物体検出部の物体像検出が行われる。従って、積み込み作業を行う現場の背景画像を予め用意する必要がなく、また、その場で基準背景画像が取得されることから、いかなる現場でも積み込み作業時の監視が可能である。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明と同様の構成を備えると共に、画像処理装置は、侵入禁止領域の境界データが予め設定されている、という構成を採っている。
撮像手段は塵芥収集車の定位置に装備されるので、塵芥投入口との相対的な位置関係は一定である。従って、予め侵入禁止領域を決定するための境界位置を設定することが可能である。このため、上記構成では、このような予め設定された境界データを保持し、これに基づいて人物位置判定が行われる。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項2,3又は4記載の発明と同様の構成を備えると共に、制御装置は、人物位置判定部が人物像が侵入禁止領域内に存在すると判定すると、積み込み装置の駆動を停止する制御を行う、という構成を採っている。
上記構成では、人物位置判定により人物像が侵入禁止領域内に存在する旨の判定に従って積み込み装置の停止が行われ、迅速な対応が図られる。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項1,2,3,4又は5記載の発明と同様の構成を備えると共に、塵芥投入口を照射する照明手段を備える、という構成を採っている。
上記構成では、請求項1,2,3,4又は5記載の発明と同様の動作が行われると共に、人物認識の作業が照明による照射環境下で行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態たる塵芥収集車100の監視システム10について説明する。図1は、監視システム10が搭載された塵芥収集車100を一部切り欠いた全体構成図である。かかる監視システム10は、図1に示すように、塵芥収集車100に設けられ、撮像による物体抽出方法を用いて人物を認識し、塵芥収集車100の塵芥投入口101に対する人物の接近を監視するためのものである。
【0013】
(塵芥収集車の説明)
塵芥収集車100は、塵芥投入口101を備える塵芥投入箱104と、塵芥投入箱104から塵芥収容箱103の内部に塵芥を送り込む積み込み装置110とを備える走行車両である。
上記塵芥収容箱103と塵芥投入箱104とは運転席後部のフレーム上に配置されている。
【0014】
積み込み装置110は、塵芥投入部104に設けられた回転板111,本実施例では、掻き上げ板112,押し込み板113と、これらをそれぞれ駆動する油圧式のアクチュエータと、これらのアクチュエータの油圧源となる図示しない油圧ポンプと、塵芥収集車100の走行駆動源となる内燃機関の駆動力を分岐して油圧ポンプに付与するPTO(power take off)装置120(図2参照)とを備えている。
【0015】
上記回転板111は、塵芥投入箱104内において塵芥投入口101近傍で回転動作を行い、塵芥投入箱104の底部に投入された塵芥をある高さまで掻き揚げ停止する。掻き上げ板112は、塵芥投入箱の、回転板111の上方に軸着され回動し、掻き揚げられた前記塵芥をさらに上部へ掻き揚げて保持する。押し込み板113は、塵芥収容箱103の上端後端部に軸着され前方に回動して掻き揚げ板112が保持する塵芥を塵芥収容箱103に送り込む。これら回転板111,掻き上げ板112及び押し込み板113は、互いに衝突しないように所定のタイミングで動作することで塵芥投入箱104から塵芥収容箱103まで塵芥を送り込む。
【0016】
上記回転板111は図示しないアクチュエータである油圧モータにより回転力を付与され、掻き上げ板112及び押し込み板113はアクチュエータである油圧シリンダ114,115によりそれぞれ回動力を付与される。そして、これらの油圧モータ及び油圧シリンダ114,115はいずれも油圧ポンプを油圧源とする。
【0017】
油圧ポンプは、前述したように、PTO装置120により駆動力が付与される。そして、このPTO装置120は、内燃機関の分岐された駆動力を油圧ポンプに伝達する図示しない出力軸と、この出力軸の途中に設けられた図示しない電磁クラッチとを有している。かかる電磁クラッチは通常は動力伝達可能は接続状態とされているが、後述する監視システム10の制御装置12による切断信号により動力伝達を行わない切断状態に切り替えることが可能である。
【0018】
(監視システムの全体構成)
監視システム10は、塵芥投入口101及びその手前の領域を撮像するための撮像手段としてのカメラ11と、カメラ11により撮像された入力画像に基づいてその撮像範囲内の人物の存在を認識する画像処理装置20と、積み込み装置110の駆動の停止を制御する制御装置12と、カメラ11の撮像範囲を照射する照明手段としての照明灯13とを備えている。
【0019】
上記カメラ11は、図1に示すように、塵芥収集車100の塵芥投入箱104の後方上部に設けられており、上方から塵芥投入口101及びその手前の領域の撮像を行う。このカメラ11は、その撮像領域内の実像を構成する光を赤(R),緑(G),青(B)の三色に分ける分光器と、各色毎に個別に受光を行う三つの固体撮像素子(CCD,MOS型撮像素子等)を有している(図示略)。これらの固体撮像素子はその受光面を構成する無数の画素の単位で入射された像に応じた輝度を検出すると共に、三色分の全ての画素の輝度を画像信号として画像処理装置20に出力する。
【0020】
照明灯13は、白色光を照射する光源を備えている。この照明灯13は、塵芥収集車100の塵芥収集室102の後方上部であってカメラ11の近傍に設けられており、上方から塵芥投入口101及びその手前の領域に白色光の照射を行う。これにより、例えば、夜間であっても、カメラ11の撮像領域全体を監視に好適な明るさに維持することを可能とする。
【0021】
(画像処理装置及び制御装置)
次に画像処理装置20及び制御装置12について図2に基づいて説明する。図2は監視システム10の制御系を示すブロック図である。
まず、制御装置12について説明すると、前述したように、この制御装置12はPTO装置120の動作制御を行うためのものであり、画像処理装置20からの動作指令信号に応じてPTO装置120が有する電磁クラッチの接続状態と切断状態とを切り替える制御を行うものである。
【0022】
次に、画像処理手段20は、前述したカメラ11と、各種設定入力を行うための入力装置(図示略)と、画像処理装置20による処理結果,各種画像等の表示を行う表示モニタ(図示略)とが併設されている。
そして、この画像処理装置20は、画像処理を行い後述する各種機能を実行する画像処理LSI30と、所定のプログラムに従い各種の動作制御を行うCPU21と、各種の制御を行うためのプログラムや後述する基準背景画像データや各種設定データが記憶されると共に,各種の処理において一時的にデータ等を格納する作業領域となるメモリ22と、カメラ11により取得される入力画像データを記憶するバッファ23と、カメラ11からの画像信号を所定のフォーマット(例えば、幅 320 pix,高さ 240 pix,8 bit/pix )の入力画像データに変換するA/D変換器24と、CPU21の指令に従いカメラ11の撮像制御を行うカメラ制御回路25と、CPU21の制御に従って動作指令信号を生成し制御装置12に伝えるシリアルインターフェース26とを備えている。
また、図示はしないが、画像処理装置による処理結果,各種画像等の表示データを適正なフォーマットの画像信号に変換して表示モニタに出力する画像出力インターフェースと、入力装置から出力される操作信号を所定のフォーマットの操作データに変換する入力インターフェースとを備えている。
【0023】
まず、上記画像処理LSI30について図4,5を参照してさらに詳説する。図4は後述する差分処理及び二値化処理とを画像を用いて説明する概念説明図であり、図5は後述するラベリング処理,人物識別処理,人物位置判定処理を画像を用いて説明する概念説明図である。
前述したように監視システム10は、カメラ11により撮像された入力画像に対して画像処理を行うことでその撮像範囲内の人物の存在を認識し、塵芥投入口101への人物の接近を監視する。そのために、画像処理LSI30は各種の機能を実行する構成を備えている。
即ち、画像処理LSI30は、カメラ11の撮像により取得される入力画像データとこれに先立って取得される基準背景画像データとを差分(各画素毎の輝度値の差を求める)して差分画像データを生成する物体検出部としての画像間差分処理部31と、差分画像データを二値化して二値化画像データを取得する二値化処理部32と、二値化画像データを互いに近接する各画素について領域化を図るラベリング処理部33と、ラベリングにより領域化された物体像領域が人物像であるかを判定する人物識別部34と、人物識別部34に人物像と識別された物体像領域の位置が侵入禁止領域内かを判定する人物位置判定部35とを備えている。
【0024】
上記画像間差分処理部31は、入力画像データとこれより先に取得された基準背景画像データ(基準背景画像データの取得の方法については後述する)とを差分して差分画像データを得ることで、基準背景画像データの撮像時から入力画像データの撮像までの間で撮像領域内に生じた状態変化(例えば人物やその他の物体の出現)が差分画像データに現れることとなる。図4左上図は基準背景画像であり、左下図は入力画像、右図は差分画像を二値化した二値化画像である。上記差分処理によって新たに出現した三つの物体像が差分画像データに現れている。
なお、入力画像中の矩形の網がけ領域は後述する侵入禁止領域Kを便宜上示すものであり実際の入力画像には含まれていない。
各画像データはその画面全体に配列された無数の画素毎の輝度値を示すデータである。従って、像間差分処理部31は、バッファ23に格納された入力画像データとメモリ22に格納された基準背景画像データとを各画素毎の輝度値の差をとることで差分画像データを生成する。
【0025】
差分画像データは、そのままではノイズや光量変化の影響を多く含んでいる。このため、二値化処理部32は、差分画像データについて各画素毎の輝度値が予め適宜設定された閾値以上である場合には最大輝度値とし、閾値未満であれば最小輝度値とする処理を行い、二値化画像データを生成する。これにより、ノイズや光量変化の影響の多くは除去される。
【0026】
ラベリング処理部33は、二値化により同じ輝度値に属する所定距離内で密接する複数の画素について一つの領域と見なす処理を行う。前述した「物体像」とは、かかる処理により一つの領域とされるものをいう。図5(A)はそれぞれ一つの領域に区画された物体像を示している。
【0027】
人物認識部34は、ラベリングされた各物体像が人物像であるかの判定を行う。かかる判定は、メモリ22に予め設定入力された人物像の特徴データ(例えば大きさと形状を示すデータ)を参照し、各物体像が特徴データの条件を満たすか否かにより判定が行われる。図5(B)は人物像の特徴を有しない塵芥袋の物体像データが人物認識部34の処理により削除された状態を示している。なお、特徴データは予めメモリ22に設定されて格納されている。
【0028】
人物位置判定部35は、人物像を形成する領域の外形をなす画素の位置座標があらかめ設定された侵入禁止領域Kの境界線(外形線)内となる否かにより人物の侵入を判定する。そして、侵入したと判定すると、CPU21に対して侵入を報知する。
なお、この侵入禁止領域Kは、塵芥投入口101そのものを設定しても良いし、塵芥投入口101を基準としてその外側周辺の領域でも良いし、幾分内側となる領域を設定しても良い。いずれにしても、塵芥収集車100の車種に応じて塵芥投入口は一定であることからカメラ11の取付位置とその撮像領域が決まれば、予め設定することが容易である。従って、かかる侵入禁止領域Kの境界線を示す位置データもメモリ22に前もって格納されている。
【0029】
次に、CPU21の行う処理について説明する。かかるCPU21は、メモリ22に格納された各種プログラムに従って以下の処理及び制御を行う。
即ち、CPU21は、前述の人物位置判定部35により侵入の報知を受けると、シリアルインターフェース26を介して積み込み装置110の停止指令信号を出力する。これにより、制御装置12は、PTO装置120の電磁クラッチを接続状態から切断状態に切り替えるように制御する。
【0030】
また、CPU21は、制御装置12を介してPTO120の電磁クラッチが切断状態から接続状態となり、積み込み装置110が駆動を開始したことを検知すると、カメラ制御回路25を介してカメラ11の動作制御を行い、撮像を行わせる。そして、その際の撮像による画像データを基準背景画像データとしてメモリに記録する。そのとき、既に基準背景画像データが記録されていた場合には、そのデータに上書きして基準背景画像データを更新する。
【0031】
(監視システム10の動作説明)
上記構成からなる塵芥収集車100の監視システム10の動作説明を図3に基づいて行う。図3は画像処理装置20による処理に従った監視システム10のフローチャートである。なお、以下の動作説明にあっては、PTO装置120の電磁クラッチが切断状態にあり、積み込み装置110がまだ駆動を開始していない状態から開始するものとする。
【0032】
画像処理装置20は、PTO装置120の電磁クラッチの接続状態待ちをしている状態にあり(ステップS1)、制御装置12を介して電磁クラッチの接続状態を検知すると、カメラ11を制御して撮像を行う(ステップS2)。これにより、塵芥投入口101の周辺の初期状態が撮像され、その画像データは新たな基準背景画像データとしてメモリ22内で更新される(ステップS3:図4左上図)。
【0033】
新たな基準背景画像データに更新されると、再びカメラ11を制御して塵芥投入口101の現在状態の撮像が行われる(ステップS4)。これにより、入力画像データが取得され、バッファ23に記録される。以前の入力画像データが残っていた場合には、新たな入力画像データに更新される(ステップS5:図4左下図)。
【0034】
次に、入力画像データと基準背景画像データの差分処理が行われ、物体抽出が行われ、差分画像データが生成される(ステップS6)。さらに、差分画像データは二値化処理され、ノイズが除去され、二値化画像データが生成される(ステップS7:図4右図)。さらに、二値化画像データはラベリング処理が行われ、抽出物体が領域化されて物体像となる(ステップS8:図5(A))。
【0035】
次に、各物体像の中から人物像が選出される(ステップS9:図5(B))。撮像領域内に人物像が存在しない場合にはステップS4に戻り、再度現在状態の撮像が行われる。
また、撮像領域内に人物像が存在すると判定された場合には、いずれかの人物像が侵入禁止領域に侵入しているか否かが判定される(ステップS10:図5(C))。
【0036】
そして、上記判定の結果、侵入禁止領域K内に侵入している人物像が存在していないと判定されると、ステップS4に戻り、再度現在状態の撮像が行われる。
また、侵入禁止領域K内にいずれかの人物像が侵入していると判定されると、制御装置12を介してPTO装置120の電磁クラッチが切断状態とされ、積み込み装置110の駆動が停止される(ステップS11)。
【0037】
また、塵芥収集車100は、一般に、決まった塵芥回収場所を順々に周回することから、上記処理が積み込み装置110の緊急停止等の発生もなく滞りなく完了した場合には、次の塵芥回収場所に移動することとなる。図6は、移動により背景が変化した場合の基準背景画像と入力画像と差分画像とを示している。
このような場合でも、新たな塵芥回収場所に到着し、PTO装置120の電磁クラッチが接続され、積み込み装置110の駆動が開始すると(ステップS1)、初期状態撮像が行われると共に(ステップS2)新たな基準背景画像データに更新される(ステップS3;図6(A))。従って、その後の現在状態撮像が行われ(ステップS4)、新たな背景の入力画像データが取得されても(ステップS5:図6(B))、基準背景画像と入力画像の背景が同一となる。このため、図6に示すような草むらGが背景に存在しても、差分処理により、差分画像データからは除去され(ステップS6:図6(C))、効果的に物体抽出が行われる。なお、その後の動作(ステップS7〜S11)は前述の場合と同様である。
【0038】
(塵芥収集車の監視システムの効果)
以上のように、監視システム10は、カメラ11と画像処理装置20とを備え、画像処理により、人物とそれ以外の物体との識別を行うため、高い精度でこれらの識別を行うことが可能となると共に、より精度の良い判定に従って積み込み装置110の停止を図ることが可能となる。従って、積み込み装置の誤停止を有効に回避することが可能となる。
【0039】
(その他)
上記監視装置10における差分処理に際しては、基準背景画像の撮像時と入力画像の撮像時における明るさ等の照明状態の変動の影響をより低減するために、差分時の全ての画素の輝度値に補正を加えても良い。かかる補正値は、例えば、撮像領域内の一定の画素位置に設定した補正ポイントにおける基準背景画像と入力画像の同一補正ポイントにおける輝度値の差により求めることが望ましい。
さらに、補正ポイントの設定には、基準背景画像の撮像時から入力画像の撮像時において新たな物体が出現したり、物体移動等の状態変化を生じたりしない領域(例えば、塵芥収集車100の塵芥収容室102の上面)に設定することが望ましい。また、監視システム10のように照明灯13を設けている場合には、その照明光により最大輝度となる領域(例えば、照明灯が白色光を発し、照射される領域が同じ白色である場合)が望ましい。
また、補正ポイントは複数設定する共にその輝度差の平均値を補正値としても良い。さらに、撮像領域内において、最も高い輝度値を示したものから順番に複数の画素位置を補正ポイントとしても良い。
このようにして得られた補正値により差分画像データを補正して取得することで、基準背景画像撮像時と入力画像撮像時における照明状態の変動の影響を低減することが可能となり、より精度の高い物体抽出を行うことが可能となる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、画像処理装置により撮像手段により取得された入力画像から人物像が抽出されるか否かにより塵芥投入口の近傍に人物が存在するか否かを判断することができるため、従来のように光電変換素子により物体検出を行う場合と異なり、人物とそれ以外の物体との識別が精度良く行うことが可能となる。
さらに、これにより、より正確な判断に従って積み込み装置の停止を図ることが可能となる。従って、積み込み装置の誤停止を有効に回避することが可能となる。
【0041】
請求項2記載の発明は、基準背景画像と入力画像とが比較され、そこから得られる物体像が人物像か否か判断されるので、人物とそれ以外の物体との識別がより高い精度で行われる。
そして、上記高精度の識別と人物位置判定得部による人物像の位置判定とによって、積み込み装置の停止の判断がより正確に行われ、積み込み装置の誤停止をより有効に回避することが可能となる。
【0042】
請求項3記載の発明は、積み込み装置の駆動開始時に撮像された入力画像を基準背景画像として物体検出部の物体像検出が行われるため、積み込み作業を行う現場の背景画像を予め用意する必要がなく、また、その場で基準背景画像が取得されることから、いかなる現場でも積み込み作業時の監視を行うことが可能となる。
また、基準背景画像と物体の存在を判定すべき入力画像との取得時間差が縮小化されるので、現場の状態変化(例えば周囲のものの配置や照明状態の変化等)の影響を低減し、より精度良く物体抽出,人物判定を行うことが可能である。
【0043】
請求項4記載の発明は、予め設定された境界データに従って人物位置判定を行うことができるので、作業時に設定入力する手間を省略し、或いは作業時に境界を認識する処理を省略でき、処理の簡易化及び迅速化を図ることが可能である。
【0044】
請求項5記載の発明では、人物位置判定により人物像が侵入禁止領域内に存在する旨の判定に従って積み込み装置の停止が行われるため、人為的は操作を不要とし、その停止処置の迅速化を図ることが可能となる。
【0045】
請求項6記載の発明は、人物認識の作業が照明による照射環境下で行われるため、例えば、夜間であっても、十分な輝度の画像が取得され、人物認識の処理をより精度良く行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における塵芥収集車の監視システムの全体構成図である。
【図2】監視システムの制御系を示すブロック図である。
【図3】画像処理装置の処理に基づく監視システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】差分処理及び二値化処理とを画像を用いて説明する概念説明図である。
【図5】図5(A)はラベリング処理を画像を用いて説明する概念説明図であり、図5(B)は人物識別処理を画像を用いて説明する概念説明図であり、図5(C)は人物位置判定処理を画像を用いて説明する概念説明図である。
【図6】図4と背景が異なる場合の差分処理及び二値化処理とを画像を用いて説明する概念説明図である。
【符号の説明】
10 監視システム
11 カメラ(撮像手段)
12 制御装置
13 照明灯(照明手段)
20 画像処理装置
31 画像間差分処理部(物体検出部)
32 人物識別部
33 人物位置判定部
100 塵芥収集車
101 塵芥投入口
103 塵芥収容箱
110 積み込み装置
K 侵入禁止領域

Claims (6)

  1. 塵芥投入口から塵芥収容箱内部に塵芥を送り込む積み込み装置を備える塵芥収集車の監視システムであって、
    前記塵芥投入口とその外側の領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された入力画像に基づいてその撮像範囲内の人物の存在を認識する画像処理装置と、
    前記積み込み装置の駆動の停止を制御する制御装置とを備えることを特徴とする塵芥収集車の監視システム。
  2. 前記画像処理装置は、基準背景画像と前記撮像手段による入力画像との比較から物体像を検出する物体検出部と、
    前記物体検出部により検出された物体像が人物像であるか否かを判定する人物識別部と、
    前記人物識別部により判定された人物像が侵入禁止領域内に存在するか否かを判定するとともに前記制御装置に信号を発信する人物位置判定部とを備えることを特徴とする請求項1記載の塵芥収集車の監視システム。
  3. 前記積み込み装置の駆動開始により前記撮像手段が撮像を行うと共に、
    前記画像処理装置は、前記撮像手段の撮像により得られた入力画像を前記基準背景画像として更新することを特徴とする請求項2記載の塵芥収集車の監視システム。
  4. 前記画像処理装置は、前記侵入禁止領域の境界データが予め設定されていることを特徴とする請求項2又は3記載の塵芥収集車の監視システム。
  5. 前記制御装置は、前記人物位置判定部が前記人物像が侵入禁止領域内に存在すると判定すると、前記積み込み装置の駆動を停止する制御を行うことを特徴とする請求項2,3又は4記載の塵芥収集車の監視システム。
  6. 前記塵芥投入口を照射する照明手段を備えることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の塵芥収集車の監視システム。
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