JP2004268907A - 建設機械のキャノピ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 TOPS仕様を満たしながら作業視界と乗降のしやすさを確保することができる建設機械のキャノピ構造を提供する。
【解決手段】 上部旋回体の前部に機体幅方向に揺動する作業アタッチメントを有し、機体幅方向一方側に運転席が配置され、機体幅方向他方側に機器収納部が配置されている建設機械において、運転席5の周囲に形成されるキャノピが、運転席5の前方に立設される前側支柱16と、運転席5の後方に立設される後側支柱17と、運転席5の乗降側側方に立設される横側支柱18と、各支柱の上端部を連結して剛体を構成するルーフ24とから構成され、前側支柱16を機器収納部6側に寄せて配置するとともに横側支柱18を操作体15の外側に配置することにより、運転席側に振られた作業アタッチメント10の作業視界を確保するための開放部S′を運転席5の斜め前方に形成したことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、機体が横転した際にオペレータを保護するための建設機械のキャノピ構造に関するものである。
機体が万一、横転したときにシートベルトで支えられたオペレータが押しつぶされる可能性を少なくすることを目的としてTOPS(Tip-Over Protection Structure)構造のキャノピを採用した建設機械が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
上記TOPS仕様のキャノピは、通常、オペレータの周囲に配置された4本支柱を基本構造としており、各支柱の上端にルーフが取り付けられている。
特開2001−303618号公報(第(3)頁、図2)
一方、上部旋回体の前部にスイングブラケット部が備えられ、そのスイングブラケット部にブーム基部が連結されてフロントアタッチメント全体がスイング動作する、いわゆるスイングブームを備えた油圧ショベルでは、上部旋回体を右旋回させ、ブームをその逆方向(左側)にスイングさせた状態で側溝掘削が行われる。
このようなブームの左スイング動作は、フロントアタッチメントをオペレータに近づけて作業を行うことができるという利点があるため、側溝掘削では多く行われている。
このとき、TOPS構造のキャノピであって4本支柱であると、左前方に配置されている支柱が側溝掘削時の作業視界を妨げるという問題がある。
特に、上部旋回体後端の旋回半径が車幅内に収まるように構成されたいわゆる後方小旋回型のミニショベルでは、運転席前側のスペースが狭くなりがちであり、左前方に配置された支柱が運転席空間を圧迫することになる。しかも、その支柱の存在によって乗降範囲の横幅が著しく制限され、乗降しにくくなるという問題もある。
本発明は以上のような従来の建設機械のキャノピ構造における課題を考慮してなされたものであり、TOPS仕様を満たしながらスイングブームを備えた建設機械の作業視界と乗降のしやすさを確保することができる建設機械のキャノピ構造を提供するものである。
本発明に係る建設機械のキャノピ構造は、(a)2本支柱で構成された第一の形態と、(b)3本支柱で構成された第二の形態と、(c)3本支柱のうち後側支柱が一対のパイプで構成された第三の形態がある。
(a)第一の形態は、上部旋回体の前部に機体幅方向に揺動する作業アタッチメントが設けられ、上部旋回体の機体幅方向一方側に運転席が配置され、機体幅方向他方側に機器類の収納される機器収納部が配置され、運転席の側方に上記作業アタッチメント等を操作するための操作体が備えられている建設機械において、運転席の周囲に形成されるキャノピが、運転席の乗降側側方に配置される横側支柱と、乗降側と反対側に配置される支柱であって平面から見た場合に横側支柱に対して仮想的に結ばれる直線が運転席を横切る状態で横側支柱よりも後方に配置される後側支柱と、横側支柱および後側支柱の各上端部を連結して剛体を構成するルーフとから構成されていることを要旨とする。
(b)第二の形態は、上部旋回体の前部に機体幅方向に揺動する作業アタッチメントが設けられ、上部旋回体の機体幅方向一方側に運転席が配置され、上部旋回体の機体幅方向他方側に機器類の収納される機器収納部が配置され、運転席の側方に作業アタッチメント等を操作するための操作体が備えられている建設機械において、運転席の周囲に形成されるキャノピが、運転席の前方に立設される前側支柱と、運転席の後方に立設される後側支柱と、運転席の乗降側側方に立設される横側支柱と、各支柱を連結して剛体を構成するルーフとから構成され、前側支柱を機器収納部側に寄せて配置するとともに横側支柱を操作体の外側に配置することにより、運転席側に振られた作業アタッチメントの作業視界を確保するための開放部を運転席の斜め前方に形成したことを要旨とする。
上記第一の形態に従えば、運転者の前方と後方に広い作業視界を確保することができ、後方視界が広いと、例えば上部旋回体の後端部が旋回時に車幅から突出する構成の建設機械であっても後方確認が容易に行える。また、平面から見て2本の支柱を仮想的に結ぶ直線が運転席を横切るように両支柱を配置しているため、運転者の体を中心としてその左右両側に支柱が存在することになり、万一、機体が横転した場合でも少ない柱数で運転者を効果的に保護することができる。
上記第二の形態に従えば、二本支柱に比べてより高い強度が確保され作業アタッチメントを運転席側に振って例えば側溝掘削を行う場合でも、左前方に開放部が形成されていることによって作業視界が改善され、乗降性も良好となる。
また、上記第一および第二の形態において、横側支柱は、運転席に着座したオペレータの腰部よりも前側に立設することが好ましい。それにより、万一、機体が横転した場合には即座にその横側支柱に手を掛けることができ、オペレータがキャノピ外に放出されることを防止することができる。
また、後側支柱および横側支柱を長方形断面を有する角形鋼管で構成し、その長辺を前後方向に向けて配置することが好ましい。それにより、横転時にオペレータを上下方向に通る幅広面で確実に受けることができ、かつキャノピの剛性を高めることができる。
また、ルーフとして後側支柱と横側支柱の各上端を連結する連結部材を有し、この連結部材がオペレータの頭上を横切るように後側および横側支柱を配置することが好ましい。それにより、落下物に対してもオペレータを保護することができる。
また、後側支柱および横側支柱の各上端を、平面から見て後向きにコ字状をなす前側連結部材で接続すれば、支柱上端部の剛性をより高めることができるとともに、ルーフ前部を安定して固定することができる。
上記第二の形態において、前側支柱の断面積を、後側支柱または横側支柱のそれよりも小さい部材で構成すれば、右前方視界を確保することができる。
また、前側支柱と後側支柱との距離をLa、後側支柱と横側支柱との距離をLb、横側支柱と前側支柱との距離をLcとするとき、各支柱間の距離をLa<LbかつLa<Lcとすることが好ましい。それにより、横転時に横側支柱に加わる荷重を前側支柱と後側支柱とに効果的に分散させることができる。
上記第三の形態において、後側支柱は、縦方向に立設された一対の支柱で構成することもできる。このように、後側支柱を一対の支柱で構成すれば、キャノピの強度をより高めることができる。
以上説明したことから明らかなように、請求項1の本発明によれば、最小限の支柱の数でキャノピを構成したため、運転者の前方と後方に広い作業視界を確保することができる。また、運転席を横切るようにして且つ前後方向にシフトされた状態で各支柱を配置したため、キャノピ内の運転者を効果的に保護することができる。
また、例えば上部旋回体の後端部が旋回時に車幅から突出する構成の建設機械であっても後方確認が容易に行える。
請求項2の本発明によれば、運転席の周囲に形成されるキャノピを、前側支柱と、後側支柱と、横側支柱と、各支柱を連結して剛体を形成するルーフとで構成し、前側支柱を機器配置部側に寄せて配置するとともに横側支柱を操作体の外側に配置したため、運転席の斜め前方に、運転席側に振られた作業アタッチメントの作業視界を確保するための開放部を形成することができ、それにより、機体の左前方が開放されて作業視界が改善され、乗降性が良好になる。
請求項3の本発明によれば、上記横側支柱を、運転席に着座したオペレータの腰部よりも前側に立設したため、万一、機体が横転した場合には即座に横側支柱に手を掛けることができ、オペレータがキャノピ外に放出されることを防止することができる。
請求項4の本発明によれば、横転時にオペレータを上下方向に通る幅広面で確実に受けることができ、かつキャノピの剛性を高めることができる。
請求項5の本発明によれば、落下物に対してもオペレータを保護することができる。
請求項6の本発明によれば、支柱上端部の剛性をより高めることができるとともに、ルーフ前部を安定して固定することができる。
請求項7の本発明によれば、右前方視界を確保することができる。
請求項8の本発明によれば、横転時に横側支柱に加わる荷重を前側支柱と後側支柱とに効果的に分散させることができる。
請求項9の本発明によれば、後側支柱を一対の支柱で構成したため、キャノピの強度をより高めることができる。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る第一の形態を示したものであり、キャノピ仕様の小型ショベル、通称、ミニショベルを示したものである。
同図に示すミニショベル1は上部旋回体後端の旋回半径が下部走行体の車幅内に略収まるように構成された後方小旋回タイプのものであり、クローラ2,2を装着した下部走行体3上に上部旋回体4を旋回自在に搭載している。
この上部旋回体4の旋回フレーム左側には、操縦装置、運転席5を配置するための運転スペースAが確保され、この運転スペースAの右側に油圧機器やタンク類を収納するための機器スペースBが確保されている。なお、6は機器類をカバーしている機器収納部としての機器カバーであり、7は運転席5の後方に設けられ、エンジンを収納しているエンジンカバーである。
旋回フレームの前部には接続用ブラケット8が突出しており、この接続用ブラケット8に対し、垂直軸まわりに回転できるスイングブラケット9が連結されている。
このスイングブラケット9にはフロントアタッチメントを構成しているブーム10の基端部が接続されており、ブームシリンダ11を伸縮させることによりそのブーム10を起伏させることができるようになっている。
なお、スイングブラケット9は図示しないスイングシリンダ(旋回フレームの右側に配置されている)を伸縮させることによって矢印C方向にスイング動作するようになっている。
運転スペースAに取り付けられる運転席5の座面両側にはコントロールボックス12,13が設けられ、各コントロールボックス12,13の前側端部に操作体としての操作レバー14,15が備えられている。
上記運転席5の右側後方には後側支柱17が立設され、運転席5の左側(乗降側側方)には横側支柱18が立設されている。
図2は、その支柱の構成を示したものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
同図(a)および(b)において、後側支柱17は偏平断面を有する角パイプからなり、その下端に設けられたブラケット17aは、機器カバー6の運転席側に配置された取付ステー(図示しない)に固定されている。
横側支柱18も同じく偏平断面を有する角パイプからなり、その下端に設けられたブラケット18aは、エンジンカバー7の左前部7aに対応する旋回フレーム上に取付ステー(図示しない)を介して固定されている。なお、横側支柱18の高さ方向略中間部には乗降時にオペレータが掴むための把手18bが備えられている。
次に、支柱17および18の上部構造について説明する。
同図(c)に示すように、後側支柱17と横側支柱18の各上端部には、偏平断面を有する角パイプで構成された後側連結部材(連結部材)19が略水平に架設されており、この後側連結部材19は、平面から見て機体幅方向に通る仮想線Dに対して角度θ傾斜しており、運転席5に着座したオペレータの頭上を横切る状態で配置されている。それにより、頭上からの落下物に対してオペレータを保護するようになっている。
また、後側支柱17と横側支柱18はさらに前側連結部材20によって接続されている。
この前側連結部材20は、後向きにコ字状に成形された丸パイプからなり、前後方向に平行するアーム部20aおよび20bと、機体幅方向に配置される前側梁部20cとから構成されている。
上記後側支柱17と横側支柱18を上記した関係に配置することによって、万一、機体が矢印E方向に横転した場合であっても、横側支柱18に作用する荷重を、横側支柱18およびその横側支柱18に対して後側連結部材19を介して接続されている後側支柱17で分担し、両支柱17および18が大きく変形または破損することがないようにしている。
さらに、横側支柱18を操作レバー15の近傍に配置しているため、オペレータはその操作レバー15から離した手を無理なく、素早くその横側支柱18に掛けることができるようになっている。しかも、横側支柱18は運転席5に着座したオペレータの横側に配置されているため、横側支柱18に手を掛けた状態でぶら下がるのではなく、その横側支柱18を支えとして踏ん張ることができ、オペレータがキャノピから飛び出ることを防止することができる。
上記構成では、運転席の前方に支柱が存在しないため、大きな開放部Sが形成されて作業視界が広くなり、例えばフロントアタッチメントを運転席側にスイングさせて側溝掘削を行う場合であっても視界が妨げられず作業がしやすくなる。しかも、後方小旋回タイプのミニショベル1では運転席5前側のスペースが狭くなりがちであるが、前方に支柱が存在しないことによって圧迫感を解消することもできる。
なお、22は前側連結部材20の上面に設けられ、雌ねじ部を有するルーフ固定金具であり、23は後側連結部材19の上面に設けられ同じく雌ねじ部を有するルーフ固定金具である。
これらのルーフ固定金具に対し、図3に示すように樹脂成形されたルーフ24が取り付けられる。
同図(a)はルーフ24の正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
ルーフ24には上記したルーフ固定金具22,22の配置に対応して固定孔24a,24aが、上記したルーフ固定金具23,23の配置に対応して固定孔24b,24bがそれぞれ形成されている。上記各固定孔24a,24bを通したボルトをルーフ固定金具22,23の各雌ねじ部に螺合させることにより、ルーフ24が前側連結部材20と後側連結部材19に支持された状態で固定され、剛体からなるキャノピが形成される。
なお、上記構成を有するキャノピ構造において、後側支柱17と横側支柱18の各下端部同士を図示しない下部連結部材で連結すれば、キャノピ全体が箱形構造となって補強され強度を高めることができる。
図4は本発明に係る第二の形態を示したものである。
なお、以下の説明において図1と同じ構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示す小型ショベルでは、運転席5の周囲を囲むようにしてその右側(機器カバー6側)前方に前側支柱16が、運転席5の右側後方に後側支柱17が、運転席5の左側(乗降側側方)に横側支柱18がそれぞれ立設されている。
図5は、その支柱の構成を示したものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
同図(a)および(b)において、前側支柱16は後向きに傾斜した状態に成形された丸パイプからなり、その下端に設けられた固定板16aは、フロアプレート4aの前側縁部4b(図4参照)にボルトで固定されている。
同図(c)において、前側梁部20cの右端部には取付板部21aを有するブラケット21が固定され、その取付板部21aに対応して前側支柱16の上端に取付板部16bが固定され、両取付板部21aおよび16bを重ね合わせてボルトで締結することにより、前側連結部材20と前側支柱16とが接続されている。
前側支柱16の上端中心と後側支柱17の上端中心との距離をLaとし、後側支柱17の上端中心と横側支柱18の上端中心との距離をLbとし、横側支柱18の上端中心と前側支柱16の上端中心との距離をLcとするとき、La<LbかつLa<Lcとなるように各支柱16〜18が配置される。
各支柱16〜18を上記した関係に配置することによって、万一、機体が矢印E方向に横転した場合であっても、横側支柱18aに作用する荷重を後側連結部材19および前側連結部材20を通じて後側支柱17と前側支柱16とに効果的に分散させ各支柱16〜18が大きく変形または破損することがないようにしている。
さらに、前側支柱16を機器カバー6側に寄せて配置するとともに横側支柱18を操作レバー15の外側に配置しているため、運転席の斜め前方に開放部S′(図4参照)が形成されて作業視界が広くなり、例えばフロントアタッチメントを運転席側にスイングさせて側溝掘削を行う場合であっても視界が妨げられず作業がしやすくなる。しかも、後方小旋回タイプのミニショベル1では運転席5前側のスペースが狭くなりがちであるが、左前方に支柱が存在しないことによって圧迫感を解消することもできる。
図6は本発明に係る第三の形態を示したものである。
図6において、前側支柱16と横側支柱18は上述した第二の形態と同じ構成であるが、後側支柱18の代わりに一対の後部支柱30,30が設けられている。
一対の後部支柱30は丸パイプからなりその下端は、機体車幅方向に配置された連結部30aによって接続されており、全体としてU字状に形成されている。
連結部30はエンジンカバー7から突出する取付ステー(図示しない)に対しブラケット31を介して固定されている。
各支柱16〜18の上端は薄板状の金属製プレート32に固定されており、このプレート32にさらにルーフ24がボルトで固定されている。なお、プレート32に代えて窓枠状に組まれたパイプフレームを使用することもできる。
この構成においてもオペレータの左前方視界を遮る支柱が存在しないため、広い作業視界を確保することができる。
また、横側支柱18以外の支柱はすべてその横側支柱18よりも断面の小さい丸パイプで構成しているため、視界をより広く確保することができる。特に、オペレータの右側視界を確保することができるようになる。
なお、後部支柱30は上記したU字状に限らず、独立した2本の支柱であってもよい。
また、上記した第一の形態から第三の形態において、各支柱間をオペレータの邪魔にならないように連結する連結部材を設けてもよい。これによれば、より強度面で有利なキャノピを構成することができる。
さらにまた、図4または図6において、前側支柱16を途中で後方に向けて折り曲げ、後側支柱17と、或いは後部支柱30の中間部と接続すれば、第一の形態に示したような二本柱の支柱と同様の良好な作業視界を確保しつつ、キャノピの強度を高めることができる。
本発明に係る第一の形態のキャノピ構造を示す斜視図である。 (a)は図1に示すキャノピ支柱の正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 (a)は図1に示すキャノピルーフの正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 本発明に係る第二の形態のキャノピ構造を示す斜視図である。 (a)は図4に示すキャノピ支柱の正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 本発明に係る第三の形態のキャノピ構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 ミニショベル
2 クローラ
3 下部走行体
4 上部旋回体
5 運転席
6 機器カバー
7 エンジンカバー
9 スイングブラケット
10 ブーム
12,13 コントロールボックス
14,15 操作レバー
16 前側支柱
17 後側支柱
18 横側支柱
19 後側連結部材
20 前側連結部材
24 ルーフ
S 開放部
S′ 開放部

Claims (9)

  1. 上部旋回体の前部に機体幅方向に揺動する作業アタッチメントが設けられ、上記上部旋回体の機体幅方向一方側に運転席が配置され、機体幅方向他方側に機器類の収納される機器収納部が配置され、上記運転席の側方に上記作業アタッチメント等を操作するための操作体が備えられている建設機械において、
    上記運転席に設けられるキャノピが、上記運転席の乗降側側方に配置される横側支柱と、乗降側と反対側に配置される支柱であって平面から見た場合に上記横側支柱に対して仮想的に結ばれる直線が上記運転席を横切る状態で上記横側支柱よりも後方に配置される後側支柱と、上記横側支柱および上記後側支柱の各上端部を連結して剛体を構成するルーフとから構成されていることを特徴とする建設機械のキャノピ構造。
  2. 上部旋回体の前部に機体幅方向に揺動する作業アタッチメントが設けられ、上記上部旋回体の機体幅方向一方側に運転席が配置され、機体幅方向他方側に機器類の収納される機器収納部が配置され、上記運転席の側方に作業アタッチメント等を操作するための操作体が備えられている建設機械において、
    上記運転席の周囲に形成されるキャノピが、上記運転席の前方に立設される前側支柱と、上記運転席の後方に立設される後側支柱と、上記運転席の乗降側側方に立設される横側支柱と、各支柱の上端部を連結して剛体を構成するルーフとから構成され、上記前側支柱を上記機器収納部側に寄せて配置するとともに上記横側支柱を上記操作体の外側に配置することにより、上記運転席側に振られた上記作業アタッチメントの作業視界を確保するための開放部を運転席の斜め前方に形成したことを特徴とする建設機械のキャノピ構造。
  3. 上記運転席に着座したオペレータの腰部よりも前側に上記横側支柱が立設されている請求項1または2記載の建設機械のキャノピ構造。
  4. 上記後側支柱および上記横側支柱が長方形断面を有する角形鋼管からなり、その長辺を前後方向に向けて配置してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械のキャノピ構造。
  5. 上記ルーフとして上記後側支柱と上記横側支柱の各上端を連結する連結部材を有し、この連結部材がオペレータの頭上を横切るように配置されている請求項1〜4のいずれかに1項に記載の建設機械のキャノピ構造。
  6. 上記後側支柱および上記横側支柱の各上端が、平面から見て後向きにコ字状をなす前側連結部材で接続されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の建設機械のキャノピ構造。
  7. 上記前側支柱は、上記後側支柱または上記横側支柱よりも断面積の小さい部材で構成されている請求項2〜6のいずれか1項に記載の建設機械のキャノピ構造。
  8. 上記前側支柱と上記後側支柱との距離をLa、上記後側支柱と上記横側支柱との距離をLb、上記横側支柱と上記前側支柱との距離をLcとするとき、各支柱間の距離をLa<LbかつLa<Lcとした請求項2〜7のいずれか1項に記載の建設機械のキャノピ構造。
  9. 上記後側支柱が、縦方向に立設された一対の支柱で構成されている請求項2または3記載の建設機械のキャノピ構造。
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US7338113B2 (en) 2005-09-28 2008-03-04 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Working machine

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