JP2004267574A - 美顔ハット - Google Patents

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Abstract

【課題】息苦しくなる前に顔面から湯気による発汗を促進し、顔面の皮膚の活性化を図るようにした美顔ハットを提供する。
【解決手段】頭部3にかぶったまま入浴し風呂の湯気で発汗して顔面の皮膚の活性化を図るようにした美顔ハット1であって、覆いの屋根4の部分を構成する板状部5と、該板状部5に開口された開口部7と、該板状部5の周辺部に着脱自在に配設されたスカート部材9とで構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、頭部にかぶったまま入浴し風呂の湯気で発汗して顔面の皮膚の活性化を図るようにした美顔ハットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、頭皮および毛髪だけを覆い活性化させるものとして、ヘアーキャップと顔用キャップが適宜着脱自由となって使える遠赤外線キャップがあった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−5003号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記遠赤外線キャップは、頭部にかぶるヘアーキャップの下部周辺にスカート部が設けられているために、この状態でスカート部の下辺部が浴槽の湯面につかっていると、スカート部と顔面間の閉空間の容積が小さいために、顔面から発汗する前に息苦しくなるといった問題があった。
【0005】
本発明は、息苦しくなる前に顔面から湯気による発汗を促進し、顔面の皮膚の活性化を図るようにした美顔ハットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係わる第1の発明では、頭部にかぶったまま入浴し風呂の湯気で発汗して顔面の皮膚の活性化を図るようにした美顔ハットであって、覆いの屋根の部分を構成する板状部と、該板状部に開口された開口部と、該板状部の周辺部に着脱自在に配設されたスカート部材とで構成した。
【0007】
第1の発明を主体とする第2の発明では、該開口部の大きさを頭部大とした。また第1の発明を主体とする第3の発明では、該板状部の平面形状を丸形、三角形、矩形、正方形、楕円形、五角形状以上を含む多角形の中から少なくとも一つを選択できるようにした。
【0008】
第1の発明を主体とする第4の発明では、該板状部の周縁部に垂下した帯状の下部部材前方部に複数の通気孔を開口した。
【0009】
第1、乃至第4の発明を主体とする第5の発明では、該顔面から最も離間した該下部部材に開口した該通気孔の直径を最も大きくし、該顔面に近づくに連れて次第に小さくするようにした。第1の発明を主体とする第6の発明では、該スカート部材の長さを、該スカート部材の下端部が湯面に浸漬するような長さにした。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る美顔ハットの具体的な実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は浴槽内での使用例を示す正面図、図2は美顔ハットの正面図、図3は美顔ハットの平面図を示す。
【0011】
まず、本発明の美顔ハットの構成を、図1、図2と図3を用いて説明する。
【0012】
図1,図2および図3に示すように、美顔ハット1は、頭部3にかぶったまま入浴し風呂の湯気で発汗して顔面の皮膚の活性化を図るようにしたものであり、大きく分けて3つの部材から構成されている。すなわち、覆いの屋根4の部分を構成する板状部5、板状部に開口された開口部7、板状部5の周縁部に着脱自在に配設されたスカート部材9とで構成されている。
【0013】
まず、板状部5について説明する。板状部5の形状は、一般的には楕円形のものが最も望ましいが、特定の形状に限定されるものではなく、丸形、三角形、矩形、正方形、五角形状以上のものを含む多角形の中から少なくとも一つを選択ぶことができる。
【0014】
板状部5は開口部7から前部側に大きく延在した覆いの屋根4の部分を構成している。板状部5の屋根4の側面形状は、顔面の近傍位置から先端部近傍に近づくに連れて前方に傾斜した構造となっている。美顔ハット1を頭部3に装着した場合、開口部7のP1とP2の位置(人体の両耳に相当する位置)から最も近い板状部5の周縁部までの長さ(W1=W2)は、スカート部材9が両耳に当接して鬱陶しくないように、例えば約3cm程度離間した構成をなす。
【0015】
次に開口部7について説明する。図3に示すように、開口部7は板状部5の後方側の偏心した位置に開口している。開口部7は頭部3に適合し易い形状が望ましく、このため略楕円形状から略円形形状までの範囲で変形可能になっている。開口部7の略中心部近傍相当位置から板状部5の先端部に向かう周縁部には、周縁に沿って垂直に設けられた帯状の下部部材11が配設されている。この下部部材11は、開口部7の略中心部近傍位置から板状部5の前方に位置する周縁部に沿ってその垂下幅が漸増するように配設されている。
【0016】
また開口部7の内周部は幅の狭いバンド部17が形成され、このバンド部17にはスポンジ状の軟質部材が取着してある。このため長時間美顔ハット1を頭部3に装着していても、美顔ハット1と当接している部分の頭部3が痛みを覚えないようになっている。なお、バンド部17は美顔ハット1を頭部に安定した装着することができれば必ずしも必要ではなく、必要に応じて選択することができる。
【0017】
バンド部17の後部側には、頭部3の大きさに合わせて調整した上で頭部3に着脱可能なように着脱具19が設けられている。このような着脱具19としては、着脱自在のテープ、ボタン、スナップなどが使用できる。
【0018】
この下部部材11には、頭部3から最も離間した下部部材11の前方の中心線上に離間して一列に並ぶ直径の異なる大小の円形形状を有する複数の通気孔13が開口してある。この通気孔13は、頭部3から最も離間した位置で最も大きな直径を有した円形形状とし、頭部3に近づくに連れて次第に小さくなるような直径を有した円形形状の構成となっている。
【0019】
次にスカート部材9について説明する。下部部材11の下端部近傍には、適宜な長さを有するスカート部材9が着脱可能な構成となっている。スカート部材9は下部部材11の下端部近傍に配設された着脱自在のテープ、ボタン、スナップのような係止具15によって係止自在とされている。
【0020】
顔面の周辺を囲繞するスカート部材9は透明のビニールシート状のものが望ましい。また、スカート部材9の長さL2(スカート部材9を下部部材11に装着した場合、下部部材11の下端部からスカート部材9の下端部までの長さをいう)は、浴槽の湯面位置が肩の少し下方部から肩と同程度(図1参照)の間に位置する深さまで給湯した場合を想定して少し長めの長さとなっている。この程度の長さがあれば、美顔ハット1を図1に示すように頭部3に装着した場合、スカート部材9の下端部は浴槽の湯面中に浸漬し、美顔ハット1の内部を閉空間にすることができる。
【0021】
また、スカート部材9の周辺長さとしては、基本的にはスカート部材9の周縁部を一周する際に、後頭部の部分までを完全に囲繞する必要がなく、5〜8cm程度の幅を残して後頭部を閉空間を形成する場合の一部として利用するようにしてもよいし、後頭部を含めたスカート部材9の周縁部の全周を完全に囲繞可能な長さにしてもよい。
【0022】
次に美顔ハット1に用いられる原料の樹脂について説明する。樹脂としては、ABS、ポリアミド、ポリエチレン、ポリオレフイン、プロピレンのホモポリマーおよびコポリマー、4−メチルペンテン−1ポリマー、塩化ビニルのホモポリマーおよびコポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドおよびポリスチレンなどを使用してもよい。
【0023】
美顔ハット1を成形する場合は、樹脂を射出成形機にて一旦溶融し、この溶融した樹脂を射出成形機を介して固定金型と可動金型間で形成されるキャビティ空間に射出した後、両金型を冷却することにより、溶融樹脂を冷却固化させて製品(美顔ハット1)を得ることができる。
【0024】
美顔ハット1の寸法構成について説明する。図3に示すように、板状部5は略楕円形状を呈しており、この楕円形状の長軸側の寸法(A+B)は、約470mmであり、このうち開口部7の長軸側の寸法Aは約180mm、美顔ハット1を被った場合に、顔面の前端部から板状部5の最先端部まで延在している板状部5の屋根4の寸法Bは約290mmが望ましい。
【0025】
これらから、B/A=約1.6となるような寸法にすることにより、美顔ハット1と浴槽中の湯面間で形成される閉空間に溜まった湯気により、4〜5分程度経過することにより、蒸し風呂に類似した状態が再現でき、顔面の発汗作用を促進できる。
【0026】
この楕円形状の短軸側の寸法Dは約280mmが好ましい。また、開口部7の形状は板状部5の長軸と同方向に向かう略楕円形状を呈しており、短軸側の内径寸法Cは約145mmである。
【0027】
図2に示すように、板状部5の後端部の寸法L1は、約55mmであり、スカート部材9の長さ寸法L2(スカート部材9を下部部材11に装着した場合、下部部材11の下端部からスカート部材9の下端部までの長さをいう)は、約240mm程度が好ましい。また、板状部5の厚み寸法は、約2mm程度が好ましい。
【0028】
下部部材11の先端部域に開口した空気の通気孔13の円形形状の大きさは、直径5〜10mm程度のものが望ましく、下部部材11の最先端部域の通気孔13の直径を10mmとし、この10mmの通気孔13を中心にして左右対称に適宜離間した位置に3〜4個程度設け、通気孔13の合計数としては7〜9個程度配設することが望ましい。
【0029】
次に、美顔ハット1の使用方法について説明する。
【0030】
まず、上端部に着脱自在のテープが貼着されたスカート部材9を板状部5の下部部材11に貼着されている着脱自在のテープに装着し、図2に示すように板状部5の屋根4の部分が顔面の前方に延在するような形で頭部3に装着する。すでに風呂に約42℃の湯が肩の位置と同程度の深さになるように給湯されており、美顔ハット1を頭部3に装着したままの状態で静かに入浴する。
【0031】
図1に示すような状態にすると、スカート部材9の下端部が湯面中に浸漬する。美顔ハット1内は閉空間が形成されるが、この時湯気は通気孔13から若干漏れる程度であり、美顔ハット1内から大部分の湯気(蒸気)は漏れない状態となる。
【0032】
通気孔13以外からは美顔ハット1の外部に湯気が出ていかないために美顔ハット1内は、湯面の表面から上昇する湯気が充満し、顔面の温度が上昇して発汗する。約4〜5分程度この状態を保持していると発汗に伴って老廃物や化粧品の落とし残りも流し出すことができる。
【0033】
【実施例】
本発明の実施例について述べる。冬期の場合、風呂に41℃のお湯が給湯されており、美顔ハット1を頭部3に装着したままの状態で入浴する。図1に示すように、そのままの状態を保持していると、約4分間経過する頃から発汗が始まり、約5分ぐらいで効果が出る。この時の美顔ハット1内の温度は、約32℃であった。なお、繰り返しテストを試行したが、発汗が始まるまでの時間には個人差があるものの、標準的には、約4〜5分程度で顔面から発汗が始まることが確認できた。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の美顔ハットによれば、美顔ハット内を蒸し風呂のような状態を形成しながら息苦しくならず効率よく発汗ができ、老廃物や化粧品の落とし残りも流し出せ、顔面の皮膚を活性化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における浴槽内での使用例を示す正面図である。
【図2】美顔ハットの正面図である。
【図3】美顔ハットの平面図である。
【符号の説明】
1 美顔ハット
3 頭部
4 屋根
5 板状部
7 開口部
9 スカート部材
11 下部部材
13 通気孔
15 係止具
17 バンド部
19 着脱具

Claims (6)

  1. 頭部にかぶったまま入浴し風呂の湯気で発汗して顔面の皮膚の活性化を図るようにした美顔ハットであって、覆いの屋根の部分を構成する板状部と、該板状部に開口された開口部と、該板状部の周辺部に着脱自在に配設されたスカート部材とで構成したことを特徴とする美顔ハット。
  2. 該開口部の大きさを頭部大としたことを特徴とする請求項1記載の美顔ハット。
  3. 該板状部の平面形状を丸形、三角形、矩形、正方形、楕円形、五角形状以上を含む多角形の中から少なくとも一つを選択できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の美顔ハット。
  4. 該板状部の周縁部に垂下した帯状の下部部材前方部に複数の通気孔を開口したことを特徴とする請求項1記載の美顔ハット。
  5. 該顔面から最も離間した該下部部材に開口した該通気孔の直径を最も大きくし、該顔面に近づくに連れて次第に小さくするようにしたことを特徴とする請求項1、乃至4記載の美顔ハット。
  6. 該スカート部材の長さを、該スカート部材の下端部が湯面に浸漬するような長さにしたことを特徴とする請求項1記載の美顔ハット。
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