JP2004267514A - 用量決定支援装置、方法およびプログラム - Google Patents

用量決定支援装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者に投与する医薬品の用量を患者の疾患症状や年齢などにより簡単かつ適確に決定する用量決定支援装置、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】患者の疾患症状と医薬品の各組合せに対して用量が年齢と体重において対応または比例し得る年齢範囲と体重範囲において年齢と体重の組合せに対応して用量情報を登録した用量決定テーブルを用量決定データベースとして第2外部記憶装置9に記憶しておき、患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を入力装置3などから取得し、この患者情報で用量決定データベースを検索して患者情報に適合する用量決定テーブルを取得し、この用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医師による医薬品の処方を支援すべく患者に投与する医薬品の用量、すなわち投与量を患者の疾患症状や年齢などにより決定する用量決定支援装置、方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医薬品を処方する場合には、医薬品の用量に関する医師の知識または医薬品添付文書などの文書情報に基づいて判断しながら行っている。しかしながら、膨大な数にのぼる医薬品について、そのすべてを医師が把握することは不可能に近く、いちいち文書情報を確認するには、非常に手間がかかることである。そこで、従来、用量決定プロセスの一部を簡便にする用量算出方法として、Augsberger式やHarmackの表が利用されている(例えば、非特許文献1参照)。この方法では、患者の年齢がわかれば、Augsberger式やHarmackの表を利用して用量を導出することができる。
【0003】
【非特許文献1】
田村康二、上手い!と言われる診療録の書き方、金原出版、2001年11月10日、95ページ
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
医薬品の添付文書の用法・用量欄には、体重1kg当りの用量が記載されていることが多く、この場合には、上述した用量算出方法を適用することが困難であるという問題がある。
【0005】
また、患者の症状や疾患などを勘案した用量の増減や薬剤部門などでの調剤が行いやすい用量への補正など、最終的な処方指示となるまでには、更に複数の工程を経る必要があり、単に用量を算出しただけでは医師の作業効率の改善は望めない。
【0006】
更に、一連の医薬品の処方が医師の思考において行われる以上は、診療録や処方箋には導出される結果だけが記述されることになるため、例えば計算ミスに気がつきにくいなどの問題がある。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、患者に投与する医薬品の用量を患者の疾患症状や年齢などにより簡単かつ適確に決定する用量決定支援装置、方法およびプログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、患者に投与する医薬品の用量を決定する用量決定支援装置であって、患者の疾患症状と該疾患症状に応じて患者に投与する医薬品の各組合せに対して前記医薬品の用量が患者の年齢と体重において対応または比例し得る患者の年齢範囲と該年齢範囲に対応する体重範囲において患者の年齢と体重の組合せに対応して前記医薬品の用量情報を登録した用量決定テーブルを記憶した用量決定データベースと、患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得する患者情報取得手段と、この取得した患者情報により前記用量決定データベースを検索して該患者情報に適合する用量決定テーブルを取得する用量決定テーブル取得手段と、この取得した用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得する用量取得手段とを有することを要旨とする。
【0009】
請求項1記載の本発明にあっては、患者の疾患症状と医薬品の各組合せに対して用量が年齢と体重において対応または比例し得る年齢範囲と体重範囲において年齢と体重の組合せに対応して用量情報を登録した用量決定テーブルを用量決定データベースに記憶し、患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得し、この患者情報で用量決定データベースを検索して患者情報に適合する用量決定テーブルを取得し、この用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得するため、医薬品の処方において医師がいちいち医薬品添付文書を確認したり、用量を計算する等の手間や煩雑さもなく、また用量の計算ミスもなく、迅速かつ正確に用量情報を決定することができ、医薬品の用量決定処理における安全性を向上することができる。
【0010】
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記用量決定テーブルが、医薬品の用量情報として患者の年齢と体重のすべての組合せのうち両者の最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報のみを登録しており、前記用量取得手段が、前記患者情報に対応して取得した用量決定テーブルの前記最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報から患者の年齢と体重に対応する用量情報を算出する用量算出手段を有することを要旨とする。
【0011】
請求項2記載の本発明にあっては、用量決定テーブルは患者の年齢と体重の組合せのうち最小値と最大値に対応する用量情報のみを登録しており、この用量決定テーブルの最小値と最大値に対応する組合せに対応する用量情報から患者の年齢と体重に対応する用量情報を算出するため、用量決定データベースは記憶容量が非常に小さくて済み、経済化を図ることができる。
【0012】
更に、請求項3記載の本発明は、請求項1記載の発明において、各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを記憶した用量最適化データベースと、前記取得した用量で前記用量最適化テーブルを検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得する最適化用量取得手段とを有することを要旨とする。
【0013】
請求項3記載の本発明にあっては、医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、このデータベースを前記取得した用量で検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得するため、調剤部門では調剤が行い易くなり、効率化を図ることができる。
【0014】
請求項4記載の本発明は、請求項2記載の発明において、各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを記憶した用量最適化データベースと、前記算出した用量で前記用量最適化テーブルを検索し、用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得する最適化用量取得手段とを有することを要旨とする。
【0015】
請求項4記載の本発明にあっては、医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、このデータベースを前記取得した用量で検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得するため、調剤部門では調剤が行い易くなり、効率化を図ることができる。
【0016】
また、請求項5記載の本発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の発明において、前記用量情報が、用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含むことを要旨とする。
【0017】
請求項5記載の本発明にあっては、用量情報は用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含んでいるため、用量決定テーブルから取得した用量情報として、単に用量を示す数値のみでなく、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報などの情報も得られ、例えば開業医、臨床研修医、医学生などに有益であるとともに医学教育にも適用することができる。
【0018】
更に、請求項6記載の本発明は、患者に投与する医薬品の用量を決定する用量決定支援方法であって、患者の疾患症状と該疾患症状に応じて患者に投与する医薬品の各組合せに対して前記医薬品の用量が患者の年齢と体重において対応または比例し得る患者の年齢範囲と該年齢範囲に対応する体重範囲において患者の年齢と体重の組合せに対応して前記医薬品の用量情報を登録した用量決定テーブルを用量決定データベースに記憶し、患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得し、この取得した患者情報により前記用量決定データベースを検索して該患者情報に適合する用量決定テーブルを取得し、この取得した用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得することを要旨とする。
【0019】
請求項6記載の本発明にあっては、患者の疾患症状と医薬品の各組合せに対して用量が年齢と体重において対応または比例し得る年齢範囲と体重範囲において年齢と体重の組合せに対応して用量を登録した用量決定テーブルを用量決定データベースに記憶し、患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得し、この患者情報で用量決定データベースを検索して患者情報に適合する用量決定テーブルを取得し、この用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量を取得するため、医薬品の処方において医師がいちいち医薬品添付文書を確認したり、用量を計算する等の手間や煩雑さもなく、また用量の計算ミスもなく、迅速かつ正確に用量を決定することができ、医薬品の用量決定処理における安全性を向上することができる。
【0020】
請求項7記載の本発明は、請求項6記載の発明において、前記用量決定テーブルが、医薬品の用量情報として患者の年齢と体重のすべての組合せのうち両者の最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報のみを登録しており、前記用量情報を取得する処理が、前記患者情報に対応して取得した用量決定テーブルの前記最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報から患者の年齢と体重に対応する用量情報を算出することを要旨とする。
【0021】
請求項7記載の本発明にあっては、用量決定テーブルは患者の年齢と体重の組合せのうち最小値と最大値に対応する用量のみを登録しており、この用量決定テーブルの最小値と最大値に対応する組合せに対応する用量から患者の年齢と体重に対応する用量を算出するため、用量決定データベースは記憶容量が非常に小さくて済み、経済化を図ることができる。
【0022】
また、請求項8記載の本発明は、請求項6記載の発明において、各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、前記取得した用量情報で前記用量最適化テーブルを検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得することを要旨とする。
【0023】
請求項8記載の本発明にあっては、医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、このデータベースを前記取得した用量で検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得するため、調剤部門では調剤が行い易くなり、効率化を図ることができる。
【0024】
更に、請求項9記載の本発明は、請求項7記載の発明において、各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、前記算出した用量情報で前記用量最適化テーブルを検索し、用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得することを要旨とする。
【0025】
請求項9記載の本発明にあっては、医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、このデータベースを前記取得した用量で検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得するため、調剤部門では調剤が行い易くなり、効率化を図ることができる。
【0026】
請求項10記載の本発明は、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の発明において、前記用量情報が、用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含むことを要旨とする。
【0027】
請求項10記載の本発明にあっては、用量情報は用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含んでいるため、用量決定テーブルから取得した用量情報として、単に用量を示す数値のみでなく、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報などの情報も得られ、例えば開業医、臨床研修医、医学生などに有益であるとともに医学教育にも適用することができる。
【0028】
また、請求項11記載の本発明は、請求項6乃至10のいずれか1項に記載の用量決定支援方法を用量決定支援プログラムで実行することを要旨とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る用量決定支援装置の構成を示すブロック図である。同図に示す実施形態の用量決定支援装置は、患者の用量、すなわち投与量の算出や本装置の全体の動作を制御するCPU、記憶メモリ、入出力制御装置などからなるコンピュータ1、患者情報などの情報を入力する入力装置3、患者情報、医薬品情報、医薬品の用量情報などの情報を表示するCRTからなるディスプレイ5、各種データベースを記憶する磁気ディスクからなる第1外部記憶装置7、この第1外部記憶装置7に記憶される以外の情報を記憶する例えばフロッピディスク、DVD、CD−ROMなどからなる第2外部記憶装置9、および患者情報、医薬品情報、医薬品の用量情報などの出力情報を提示すべく印刷するプリンタ装置11から構成されている。
【0030】
なお、入力装置3には、ディスプレイ5に表示された種々の情報のうちの所望の情報を指定するためのマウス3aおよびポインティングデバイス3bが接続されている。また、例えば患者情報は外部システム(例えばレセプトコンピュータ等)から出力されたものを取り込んで利用してもよい。
【0031】
第1外部記憶装置7には、図2に示すようなメタ情報テーブル31および用量決定テーブル35がそれぞれメタ情報データベースおよび用量決定データベースとして記憶されている。用量決定テーブル35は、患者の年齢と体重の組合せに対して患者に投与する医薬品の用量を登録しているものである。
【0032】
更に詳しくは、用量決定テーブル35は、患者の疾患症状と該疾患症状に応じて患者に投与する医薬品の各組合せに対して医薬品の用量が患者の年齢と体重において対応または比例し得る患者の年齢範囲と該年齢範囲に対応する体重範囲において患者の年齢と体重の組合せに対応して医薬品の用量を登録しているものである。図2に示す用量決定テーブル35は、横軸に患者の年齢範囲が一例として1,2,3,4歳のように設定され、縦軸には患者の体重範囲が一例として9,10,11,12,13,14kgのように設定され、両者の対応する位置に用量情報が登録されている。従って、患者の年齢と体重がわかると、この年齢と体重を用量決定テーブル35に適用して、患者に投与する医薬品の用量を容易に取得することができる。なお、更に詳しくは、この用量決定テーブル35は、その定義内容からわかるように、患者の年齢範囲、体重範囲、疾患症状および該疾患症状に応じて患者に投与される医薬品毎に作成されて、第1外部記憶装置7に記憶されている。従って、用量決定テーブル35を第1外部記憶装置7から検索するには、患者の年齢と体重のみでなく、患者の疾患症状と該疾患症状に応じて患者に投与される医薬品名が必要である。
【0033】
しかしながら、この用量決定テーブル35は、患者の年齢と体重に対応するすべての位置に用量情報を登録しているのでなく、用量決定テーブル35の4つの角に対応する位置にのみ用量情報を登録しているだけである。すなわち、用量決定テーブル35では、横軸と縦軸の年齢と体重の最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量のみが登録され、その他は用量が登録されず、空白のままである。
【0034】
このように4つの角の値のみを登録するだけで、その他の値は空白のままでも、自動計算できるものであり、これにより記憶容量を低減し、経済化が図られるものである。なお、4つの角に限定して説明したが、4つ以上の値を用いても良いのはいうまでもないことである。
【0035】
具体的には、図2の用量決定テーブル35では、年齢が最小値の1歳で体重が最小値の9kgに対応する用量として2,8が登録されている。なお、この用量の2および8は、それぞれ用量の最小値と最大値である。同様に、年齢が最大値の4歳で体重が最小値の9kgに対応する用量としては8,14が登録され、また年齢が最小値の1歳で体重が最大値の14kgに対応する用量としては3,10が登録され、年齢が最大値の4歳で体重が最大値の14kgに対応する用量としては10,20が登録され、その他の年齢と体重の組合せに対する用量は登録されず、空白のままとなっている。
【0036】
このような用量決定テーブル35において4つの角にのみ用量情報を登録することにより、用量決定データベースの記憶容量を低減し、経済化を図っているものである。
【0037】
なお、上述したように空白となっている部分の用量情報は、年齢と体重の最小値と最大値に対応する組合せに対応する4つの用量情報、すなわち用量決定テーブル35の4つの角に登録されている4つの用量情報から按分計算により容易に算出することができる。
【0038】
例えば、図2に示す用量決定テーブル35において、年齢が1歳で体重が11kgの組合せに対応する用量情報の最小値xと最大値yは、対応する4つの用量情報のうちの年齢の最小値1歳と体重の最小値9kgの組合せに対する用量の最小値、最大値=2,8と年齢の最小値1歳と体重の最大値14kgの組合せに対する用量の最小値、最大値=3,10から次式のように算出することができる。なお、この計算はコンピュータ1において行われる。
【0039】
【数1】
最小値x=2+{(3−2)/(14−9)}×(11−9)=2.4
最大値y=8+{(10−8)/(14−9)}×(11−9)=8.8
また、図2に示す用量決定テーブル35においては、各年齢と体重の組合せに対する用量情報として、用量の最小値と最大値のみが図示されているが、同テーブルから拡大して用量情報37として図示するように、用量情報としては、用量の最小値、最大値以外に併用禁忌情報、コメント、1回投与量、分3回投与量、分2回投与量、併用医薬品情報などや更に図示しないが、疾患症状に対する特異な診療知識情報などの情報があり、これらの情報が用量決定テーブル35に患者の年齢と体重の各組合せに対応して登録されている。
【0040】
また、用量決定テーブル35を構成する例えば年齢範囲、体重範囲、用量最大値、用量最小値などのような各種情報は、図2に示すようなメタ情報テーブル31に登録されて、第1外部記憶装置7に記憶されている。このメタ情報テーブル31には、医薬品名、日本標準商品分類番号、年齢範囲、体重範囲、体重単位、利用区分、著者、作成日、更新日、用量最大値、用量最小値、投与経路、剤形、医薬品添付文書番号、参考文献などが登録されている。なお、医薬品添付文書番号は、同図に示すように医薬品添付文書データベースとしてインターネット上のいずれかのWebサイトに構成されているものから取得したり、または第2外部記憶装置9に設定されたDVDやCD−ROMなどから取得し得るものである。
【0041】
このように構成されるメタ情報テーブル31に登録された各種情報に基づいて用量決定テーブル35が作成され、第1外部記憶装置7に登録されるが、このメタ情報テーブル31に登録される各種情報は、入力装置3から入力されたり、または第2外部記憶装置9に設定されたFD、DVD、CD−ROMなどから取得されるものである。
【0042】
なお、上述したように用量決定テーブル35の4つの角に登録される用量情報のうちの、左上角の最初の値である用量最小値(例えば2)と右下角の最後の値である用量最大値(例えば20)は、図2に示すようにメタ情報テーブル31に登録されているメタ情報から引用され、4つの用量情報のうちの他の情報(例えば8,3,10,8,14,10)は、入力装置3などから入力される。
【0043】
また、前記用量決定テーブル35は、上述したように、患者の種々の年齢範囲および体重範囲毎に作成されるものであるが、具体的には図3(a),(b),(c)に示すように、年齢範囲1ヶ月〜4ヶ月と体重範囲2800g〜5500gの組合せに対して1つの用量決定テーブル35aが作成され、年齢範囲5歳〜15歳と体重範囲15kg〜30kgの組合せに対して1つの用量決定テーブル35bが作成され、年齢範囲16歳〜100歳と体重範囲40kg〜100kgの組合せに対して1つの用量決定テーブル35cが作成されるというように患者の種々の年齢範囲および体重範囲毎に作成される。
【0044】
なお、このように患者の種々の年齢範囲および体重範囲毎に作成される複数の用量決定テーブル35に対して患者の年齢および体重が該当しない場合には、例えば図3(b)において年齢が5歳で体重が32kgのように用量決定テーブル35bに該当しない場合には、参照する値が存在しないことを例えばディスプレイ5やプリンタ装置11から出力して警告を行うようになっている。また、ある体重以上は年齢に関係なく同じ値を参照するなどといった場合には、用量決定テーブル35の4角の値を同じ値に設定するなどの調整を行う。例えば、図3(c)において、x1=x2,y1=y2とすると、体重40kgの場合には、100歳まで同じ用量を参照することができる。
【0045】
更に、上述したように患者の年齢、体重、疾患症状、医薬品名に基づき用量決定テーブル35から算出される用量は、例えば8.6などのように小数点を含むなどして半端な数字である場合があるが、このような半端な数字の用量を調剤部門が調剤し易い値に適正化するために、図4に示すような用量最適化テーブル41が作成され、第1外部記憶装置7に用量最適化データベースとして記憶されている。
【0046】
すなわち、用量最適化データベースに記憶されている用量最適化テーブル41は、図4に示すように、各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量である調剤可能値を最小値から順に最大値まで多数登録しているものである。図4に示す用量最適化テーブル41では、例えば医薬品Aに対する調剤可能値として50,55,60,65,…,150,200が設定され、医薬品Bに対する調剤可能値として5,6,7,8,…,30,50が設定されている。
【0047】
そして、この用量最適化テーブル41を利用することにより、上述したように用量決定テーブル35から算出された半端な数字の用量を調剤し易いように数字の丸められた最適化用量にすることができる。具体的には、用量決定テーブル35から取得した用量で用量最適化テーブル41を検索し、この用量に最も近くて該用量よりも小さい最適化用量を、すなわち当該用量以下の最大値を最適化用量としてコンピュータ1で構成される最適化用量取得手段で取得することになる。
【0048】
この最適化処理の具体例について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0049】
図5では、患者は医薬品Bを処方され、年齢が1歳で体重が11kgであり、また用量としては用量決定テーブル35の最大値を採用するものとする(ステップS11)。そして、これらの条件で第1外部記憶装置7に記憶されている用量決定データベースをコンピュータ1で検索して最適な用量決定テーブル35を取得し、この用量決定テーブル35から年齢が1歳で体重が11kgの患者への医薬品Bの用量を算出すると、この用量の最大値は8.6となり、小数点を含んだ半端な数字となる(ステップS12)。
【0050】
そこで、この半端な数字の用量を最適化するために、用量最適化テーブル41を参照し(ステップS13)、例えば図4に示すような用量最適化テーブル41から医薬品Bの調剤可能値として8.6に最も近く、かつこの8.6より小さい数字、すなわち8.6以下の最大値として8を取得するので(ステップS15)、この患者への医薬品Bの用量、すなわち投与量は8に決定される(ステップS17)。このように用量として数字を丸められた最適値を用いることにより調剤部門における医薬品の調剤を容易にし、効率化を図ることができる。
【0051】
また、図4に示した用量最適化テーブル41は、用法の違いを吸収するために、図6に示すように、各医薬品に対して1回量、分3回量、分2回量毎に最適化用量である調剤可能値を設定した用量最適化テーブル41aを用いることも可能である。
【0052】
次に、図7に示すフローチャートを参照して、本実施形態の全体的作用について説明する。
【0053】
図7では、まず患者情報が入力装置3または第2外部記憶装置9に設定されたFD、CD−ROM、DVDなどから取り込まれる(ステップS31)。なお、この患者情報には、患者の氏名、住所、生年月日、電話番号、年齢、体重、身長、性別、既往症、アナフイラキシー(アレルギー)の有無、状態(妊娠、乳幼児、感染症など)、現病歴、家族暦、服用中の薬剤名などが含まれているが、患者情報は本発明では広くは患者の疾患症状の情報やこの疾患症状に応じて患者に投与する医薬品名なども含むものである。
【0054】
次に、患者の疾患症状から医薬品の選択が行われ(ステップS33)、更に用法が選択される(ステップS35)。この用法の選択では、例えば1回量、分2回量、分3回量などが選択される。なお、一般に頓服薬の場合や米国式処方では用量を1回量として記載し、日本式処方では内用薬を1日量として記載するが、分2回量とは、1日量を2回に分けて服用する場合の1回分の量であり、分3回量とは、1日量を3回に分けて服用する場合の1回分の量であり、朝昼夕などのように3回に分けて服用するものである。
【0055】
それから、患者の疾患および症状が入力されているか否かをチェックし(ステップS37)、入力されていない場合には、警告メッセージをディスプレイ5などに表示して疾患症状の入力を促し(ステップS39)、疾患症状が入力されると(ステップS41)、次に以上のように入力された患者の年齢、体重、疾患症状、医薬品名により第1外部記憶装置7に記憶されている用量決定データベースを検索し、この患者に最適な用量決定テーブル35を取得する(ステップS43)。
【0056】
患者の年齢、体重、疾患症状、医薬品名に最適な用量決定テーブル35が取得されると、この用量決定テーブル35から患者の年齢、体重に合った用量が計算され(ステップS45)、この計算した用量を採用するか否かが医師により行われる(ステップS47)。採用しない場合には、処理を継続するか否かを判定し、継続する場合には、ステップS53に進み、継続しない場合には、本処理を終了するが、継続する場合には、計算した用量を変更して入力する(ステップS51)。
【0057】
ステップS53では、用量決定テーブル35から計算した用量を1日量に変換する。すなわち、用量決定テーブル35から計算した用量が上述したように例えば1回量であるような場合には、1日量に変換するのである。
【0058】
それから、用量最適化テーブル41を参照し(ステップS55)、用量決定テーブル35から計算した用量を例えば小数点などを含む半端な数字から調剤可能値、すなわち最適化用量に補正する(ステップS57)。また、製剤量と力価の変換も行い(ステップS59)、本処理を終了する。なお、製剤量は、薬の総量であり、力価は物質の量または濃度(割合)の指標である。具体的には、例えば1gの錠剤で有効成分の割合が10%の場合には、製剤量は1gであり、力価は100mgである。
【0059】
なお、上記実施形態の処理手順をプログラムとして例えばCDやFDなどの記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステムに組み込んだり、または記録媒体に記録されたプログラムを通信回線を介してコンピュータシステムにダウンロードしたり、または記録媒体からインストールし、該プログラムでコンピュータシステムを作動させることにより、用量決定支援装置として機能させることができることは勿論であり、このような記録媒体を用いることにより、その流通性を高めることができるものである。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、患者の疾患症状と医薬品の各組合せに対して用量が年齢と体重において対応または比例し得る年齢範囲と体重範囲において年齢と体重の組合せに対応して用量情報を登録した用量決定テーブルを用量決定データベースに記憶し、患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得し、この患者情報で用量決定データベースを検索して患者情報に適合する用量決定テーブルを取得し、この用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得するので、医薬品の処方において医師がいちいち医薬品添付文書を確認したり、用量を計算する等の手間や煩雑さもなく、また用量の計算ミスもなく、迅速かつ正確に用量を決定することができ、医薬品の用量決定処理における安全性を向上することができる。
【0061】
また、本発明によれば、用量決定テーブルは患者の年齢と体重の組合せのうち最小値と最大値に対応する用量情報のみを登録しており、この用量決定テーブルの最小値と最大値に対応する用量情報から患者の年齢と体重に対応する用量情報を算出するので、用量決定データベースは記憶容量が非常に小さくて済み、経済化を図ることができる。
【0062】
更に、本発明によれば、医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルから最適化用量を取得するので、調剤部門では調剤が行い易くなり、効率化を図ることができる。
【0063】
本発明によれば、用量情報は用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含んでいるため、用量決定テーブルから取得した用量情報として、単に用量を示す数値のみでなく、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報などの情報も得られ、例えば開業医、臨床研修医、医学生などに有益であるとともに医学教育にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る用量決定支援装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態の用量決定支援装置に使用されている第1外部記憶装置に記憶されているメタ情報テーブル、用量決定テーブルの構成を示す説明図である。
【図3】図2に示した用量決定テーブルの年齢範囲と体重範囲の異なる種々の用量決定テーブルを示す図である。
【図4】図1に示す実施形態の用量決定支援装置に使用されている第1外部記憶装置に記憶されている用量最適化テーブルの構成を示す図である。
【図5】図1に示す実施形態の用量決定支援装置の用量最適化処理を示すフローチャートである。
【図6】図4に示した用量最適化テーブルの別の構成を示す図である。
【図7】図1に示す実施形態の用量決定支援装置の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータ
3 入力装置
5 ディスプレイ
7 第1外部記憶装置
9 第2外部記憶装置
11 プリンタ装置
31 メタ情報テーブル
35 用量決定テーブル
41 用量最適化テーブル

Claims (11)

  1. 患者に投与する医薬品の用量を決定する用量決定支援装置であって、
    患者の疾患症状と該疾患症状に応じて患者に投与する医薬品の各組合せに対して前記医薬品の用量が患者の年齢と体重において対応または比例し得る患者の年齢範囲と該年齢範囲に対応する体重範囲において患者の年齢と体重の組合せに対応して前記医薬品の用量情報を登録した用量決定テーブルを記憶した用量決定データベースと、
    患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得する患者情報取得手段と、
    この取得した患者情報により前記用量決定データベースを検索して該患者情報に適合する用量決定テーブルを取得する用量決定テーブル取得手段と、
    この取得した用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得する用量情報取得手段と
    を有することを特徴とする用量決定支援装置。
  2. 前記用量決定テーブルは、医薬品の用量情報として患者の年齢と体重のすべての組合せのうち両者の最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報のみを登録しており、
    前記用量情報取得手段は、前記患者情報に対応して取得した用量決定テーブルの前記最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報から患者の年齢と体重に対応する用量情報を算出する用量算出手段
    を有することを特徴とする請求項1記載の用量決定支援装置。
  3. 各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを記憶した用量最適化データベースと、
    前記取得した用量で前記用量最適化テーブルを検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得する最適化用量取得手段とを有することを特徴とする請求項1記載の用量決定支援装置。
  4. 各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを記憶した用量最適化データベースと、
    前記算出した用量で前記用量最適化テーブルを検索し、用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得する最適化用量取得手段と
    を有することを特徴とする請求項2記載の用量決定支援装置。
  5. 前記用量情報は、用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の用量決定支援装置。
  6. 患者に投与する医薬品の用量を決定する用量決定支援方法であって、
    患者の疾患症状と該疾患症状に応じて患者に投与する医薬品の各組合せに対して前記医薬品の用量が患者の年齢と体重において対応または比例し得る患者の年齢範囲と該年齢範囲に対応する体重範囲において患者の年齢と体重の組合せに対応して前記医薬品の用量情報を登録した用量決定テーブルを用量決定データベースに記憶し、
    患者の年齢、体重、疾患症状、投与する医薬品名を含む患者情報を取得し、
    この取得した患者情報により前記用量決定データベースを検索して該患者情報に適合する用量決定テーブルを取得し、
    この取得した用量決定テーブルから患者の年齢および体重に対応する医薬品の用量情報を取得すること
    を特徴とする用量決定支援方法。
  7. 前記用量決定テーブルは、医薬品の用量情報として患者の年齢と体重のすべての組合せのうち両者の最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報のみを登録しており、
    前記用量情報を取得する処理は、前記患者情報に対応して取得した用量決定テーブルの前記最小値と最大値に対応する年齢と体重の組合せに対応する用量情報から患者の年齢と体重に対応する用量情報を算出すること
    を特徴とする請求項6記載の用量決定支援方法。
  8. 各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、
    前記取得した用量情報で前記用量最適化テーブルを検索し、この用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得すること
    を特徴とする請求項6記載の用量決定支援方法。
  9. 各医薬品毎にすべての患者に投与し得る最小値から最大値までの多数の用量の各々に対して医薬品を調剤し易いように数値を丸めた最適化用量を登録した用量最適化テーブルを用量最適化データベースに記憶し、
    前記算出した用量情報で前記用量最適化テーブルを検索し、用量最適化テーブルから当該用量以下の最大値を最適化用量として取得すること
    を特徴とする請求項7記載の用量決定支援方法。
  10. 前記用量情報は、用量の最大値、最小値、1回投与量、分2回投与量、分3回投与量、併用禁忌情報、併用医薬品情報、疾患症状に対する特異な診療知識情報を含むことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の用量決定支援方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれか1項に記載の用量決定支援方法を実行することを特徴とする用量決定支援プログラム。
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