JP2004267163A - White welsh onion harvester - Google Patents
White welsh onion harvester Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004267163A JP2004267163A JP2003065814A JP2003065814A JP2004267163A JP 2004267163 A JP2004267163 A JP 2004267163A JP 2003065814 A JP2003065814 A JP 2003065814A JP 2003065814 A JP2003065814 A JP 2003065814A JP 2004267163 A JP2004267163 A JP 2004267163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- white
- pull
- ridge
- leek
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 244000257727 Allium fistulosum Species 0.000 title abstract 3
- 235000008553 Allium fistulosum Nutrition 0.000 title abstract 3
- 240000006108 Allium ampeloprasum Species 0.000 claims description 38
- 235000005254 Allium ampeloprasum Nutrition 0.000 claims description 38
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 abstract description 22
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 abstract description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 25
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 24
- 244000151012 Allium neapolitanum Species 0.000 description 7
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009333 weeding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、畝に条植えされた白ネギを収穫する収穫用作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、白ねぎの収穫作業に関しては、作業機を用いて白ねぎの側部を掘り起こして、しかる後に人力により回収することが行われている。
この状況を鑑みて、作業者の負担軽減と作業性の向上を兼ねて、掘り上げから搬送までの一連の収穫作業を連続的に行う作業機が、公知となっている。例えば、特許文献1に示される技術である。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−84422号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示される収穫作業機は、大型であり高価な機械であって、コスト的に一般農家による利用が不利なものとなっている。
そこで本発明は、安価な構成で、白ネギの収穫を行う作業機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は収穫機1の全体構成を示す側面図であり、図2は収穫機1の全体構成を示す正面図であり、図3は作業系要部を示す側面図であり、図4は土除去装置11を示す平面図である。
【0007】
図1、図2に示すように、本実施の形態における白ネギ収穫機1(以下、収穫機という)は、左右に後輪7・7をそれぞれ取り付けた機体フレーム2に、エンジン3を載せ、後部に操縦用のハンドル4を設けている。
そして、歩行型の収穫作業機を構成している。
【0008】
白ネギ5は、苗状態では、圃場に形成された溝に植え付けられるものであり、成長に従って土寄せを数回行って畝6を高く形成していくものである。そして、収穫時においては、白ネギ5の根部の位置が、畝間の谷間の地面よりも高い位置となる。
このようにして、収穫時における白ネギ5が、圃場に形成された畝中に条植えされたものとなっている。
【0009】
収穫機1には、白ネギ5の茎5aを挟持して引抜いて後上方へ搬送する引抜搬送装置8が設けられている。ここで、引抜搬送装置8による白ネギ5の引抜きを確実とするために、引抜搬送装置8の前方に、白ネギ5の根部周辺の土を緩ませる手段として、振動装置14が設けられている。また、引抜搬送装置8へ白ネギ5を確実に案内するために、引抜搬送装置8の前方に案内装置9が設けられている。
加えて、効率良く白ネギ5の収穫の連続作業をするため、引抜搬送装置8の後方に、引き抜いた白ネギ5を一定量溜め置く収集箱16が設けられている。該収集箱16内には、引抜搬送装置8より供給された白ネギ5を傷めぬように、布等が布設されている。
さらに、白ネギ5の根部5bに付いた土を落とすために、土除去装置11が設けられている。
以下、機体フレーム2および各装置について説明する。
【0010】
機体フレーム2の構成について説明する。
図1に示すように、収穫機1の機体フレーム2は、機体の最前に設けられるゲートフレーム12と、ミッションケース52と、ゲートフレーム12とミッションケース52とを連結する支持フレーム41・41・・・からなっている。
また、ゲートフレーム12は、側面視トラス状に構成されており、逆U字形状の前部フレーム12aと、左右に配置する後部フレーム12b・12bとを備え、各後部フレーム12bは、前部フレーム12aと上下の支持フレーム41・41とに支持されるものとなっている。前部フレーム12aは案内装置9を支持し、後部フレーム12bには、振動装置14の支持軸60・60を支持する支持板12cが固設されている。
【0011】
案内装置9について説明する。
図1、図2に示すように、案内装置9は、ゲートフレーム12から、左右一対の角体(分草板)13・13を前方に突出させるものである。ゲートフレーム12は、機体フレーム2の一部を構成する。
そして、角体13・13は前方で拡張するように設けられており、収穫すべき白ネギ5を、確実に引抜搬送装置8へと案内する。
【0012】
引抜搬送装置8について説明する。
図1から図3に示すように、引抜搬送装置8は、左右で、一対の弾性ベルト15L・15Rを互いに押圧させて接触させたもので、前低後高となるように傾斜して配置される。
左側の弾性ベルト15Lは、後端部の駆動プーリ17Lと前端部の従動プーリ30Lとに巻回されるものとなっている。右側の駆動ベルト15Rも、駆動プーリ17Rと従動プーリ30Rとに巻回されて、同様の構成となっている。また、弾性ベルト15L・15Rによる送りの向きは後上方となっている。そして、引抜搬送装置8の前端部で挟持された白ネギ5が、その姿勢のまま後上方へ搬送されるものとなっている。
また、引抜搬送装置8の前端部は畝6に近づけた配置とされ、収穫すべき白ネギ5の茎5aの青い部分(畝6より突出している部分)を、引抜搬送装置8が挟持できるようにしている。茎5aの白い部分は商品価値に関わる部分であり、この部分に、弾性ベルト15R・15Lが接触するのは、好ましくない。
また、弾性ベルト15L・15Rの外周表面にスポンジ等の軟質材を貼設するか、もしくは弾性ベルト15L・15Rの表面自体を軟質材で構成することで、引抜搬送装置8が挟持した茎5aを傷つけないようにしている。また、弾性ベルト15L・15Rは上下2段の構成として、上部は比較的固い弾性部材で構成して青い部分を傷めない程度に強く挟持し、下部は柔軟な部材のスポンジ等で構成し、位置ズレしない程度に挟持する構成とする。なお、上部と下部の弾性ベルトは一体的に構成しても、上下別々に構成してもよい。
【0013】
また、各弾性ベルト15L・15Rの駆動装置のメインフレーム47・47間は、前後で連結棒48・48により連結されて、左右の弾性ベルト15L・15R装置の位置ずれが生じないものとされている。連結棒48は逆U字状に形成されており、引抜搬送装置8により搬送される白ネギ5の障害とならないものとなっている。
また、図3、図4に示すように、収穫機1の各装置の配置構成により、引抜搬送装置8により搬送される白ネギ5は、支持筒42・42間を通過可能であると共に、支持筒42の後方でミッションケース52や作業部ミッションケース55と接触することがないものとしている。そして、白ネギ5の収穫において、搬送作業の障害物が存在しないものとなっている。
【0014】
引抜搬送装置8の搬送始端部の上下位置を可変とする上下位置調節機構について説明する。
図3、図4に示すように、引抜搬送装置8は、左右それぞれで、支持筒42および支持フレーム43により支持されるものとなっており、側面視トラス形状となっている。支持筒42・42は、左右それぞれで、駆動プーリ17L・17Rと同軸に設けられるものであり、各支持筒42内には、駆動軸32がそれぞれ設けられている。
各支持筒42の下端には引抜搬送支持ケース44が固設されており、該引抜搬送支持ケース44には、左右方向に延出する作業部駆動軸45が挿入されている。そして、作業部駆動軸45に対して、左右の引抜搬送支持ケース44が回動自在となっている。ここで、引抜搬送装置8は、引抜搬送支持ケース44に固設される支持筒42および支持フレーム43に支持される構成であるので、作業部駆動軸45が引抜搬送装置8の回動支軸となっている。
なお、作業部駆動軸45は、引抜搬送装置8の上下回動における回動支点軸としても機能だけでなく、詳しくは後述するように、引抜搬送装置8への動力伝動軸として機能とする。
【0015】
また、引抜搬送装置8の上下回動の駆動手段として、電動シリンダ62が設けられるものとなっている。
機体の左右で、支持筒42とミッションケース52との間には、電動シリンダ62またはダンパー63が設けられるものとなっている。左右一側で、電動シリンダ62により、支持筒42とミッションケース52とが連結され、他側で、ダンパー63により、支持筒42とミッションケース52とが連結される。
そして、電動シリンダ62の駆動により、引抜搬送装置8が作業部駆動軸45回りに上下回動可能となっている。
【0016】
以上構成により、引抜搬送装置8の搬送始端部の上下位置が可変となっている。該搬送始端部の上下位置を可変とすることで、引抜搬送装置8が収穫する白ネギ5の挟持位置の上下調節が可能となっている。そして、白ネギの種類等による挟持位置の変化に対応可能としている。
なお、引抜搬送装置8の搬送始端部の上下位置を可変とする手段としては、前記電動シリンダ62のような駆動手段を用いる構成に限定されるものではない。例えば、引抜搬送装置8と機体フレーム2とをボルト締結により固定する構成とし、引抜搬送装置8もしくは機体フレーム2に、該ボルトを挿通すると共に前記作業部駆動軸45を中心とする円弧状長穴を形成して、搬送始端部の上下位置を可変とする構成であっても良い。
【0017】
収集箱16について説明する。
図1、図2に示すように、収集箱16は、引抜搬送装置8の後端位置から後方にかけて、機体2の一側方(本実施の形態では左側)に設けられるものである。この収集箱16は、白ネギ5の丈にほぼ等しい長さを有する箱体又は板体で構成され、上部が開口し、所要の容積を有している。
ここで、引抜搬送装置8で搬送されて来た白ネギ5を、この収集箱16内にうまく落下させる必要がある。そこで、左側の弾性ベルト15Lを駆動する駆動プーリ17Lの下側に、該駆動プーリ17Lよりも径の大きなスターホイル18を取り付けておくとともに、右側の弾性ベルト15側から収集箱16側へ湾曲するガイド棒19を設け、これらで白ネギ5を収集箱16に導いている。
【0018】
振動装置14について説明する。
図1から図4に示すように、収穫機1には、引抜搬送装置8による白ネギ5の引抜きに際し、その根5bの周辺の土を振動させて、引抜きを容易にする振動装置14が設けられている。
本実施の形態では、振動装置14は、畝6の根元部に突入する左右一対のサブソイラ59L・59Rを備えるものとしている。サブソイラ59L・59Rの形状はそれぞれ、正面視において、下部が内側(白ネギ5側)へ向けて折曲された「く」字形状とされ、サブソイラ59L・59Rの先端部(下端部)が、白ネギ5の根部5bの近傍まで突出するものとなっている。なお、サブソイラ59L・59Rの形状は、「く」字形の折曲をさらに進めて「L」字形状としてもよい。
サブソイラ59L・59Rの駆動機構は、サブソイラ59L・59Rの中央部を機体フレーム2に支持軸60・60で枢支すると共に、サブソイラ59L・59Rの上端部が、クランク機構を利用したリンク61により接続されて、構成されている。該リンク61は、後述の作業部ミッションケース55からの動力により駆動される。そして、支持軸60・60回りにサブソイラ59L・59Rが前後揺動して、土を緩め、根元部を浮かせて引抜搬送装置8による白ネギ5の引抜きを容易にしている。
【0019】
なお、白ネギは側部に多く土を被せているので、引き抜き時の抵抗は他の野菜に比べて大きいので、側部のサブソイラ59L・59Rの後部には土除け板34L・34Rを配置することもできる。この場合、該土除け板34L・34Rは培土板の如く構成して畝間の溝側に根部側方上の土を前進とともに排除する。そして、該土除け板34L・34Rは弾性ベルト15L・15Rの前端下方に配置されて引き上げる直前に土を除けるもので、取付ステーによりサブソイラ59L・59Rに左右及び上下位置調整可能に取り付けられて、畝幅や高さや白ネギの植付位置等に合わせられるようにしている。そして、該土除け板34L・34Rはサブソイラ59L・59Rにより柔らかくされた後の土を除けるため大きな力を必要とせず簡単に移動できる。なお、この土除け板34L・34Rの取付構成は限定するものではなく、ボルトを用いたり、パイプ状として上下摺動可能に設けることもできる。また、本体より延設した支持フレームに取り付けることもできる。
【0020】
土除去装置11について説明する。
図3、図5に示すように、土除去装置11は、引抜搬送装置8の下方に設けられ、搬送中の根部5bに付いた土を除去するものである。根部5bに付いた土は収穫の後に落とさなければならないから、これを収穫中に処理しておくものである。
土除去装置11は、左右一対の土崩し装置21・21よりなっている。そして、土崩し装置11・11は、左右の弾性ベルト15L・15Rの下方に左右それぞれ設けられ、左右に対向して配置されている。土崩し装置21は、回転する駆動軸23に取り付けられたドラム24の外周に、互いの軌跡内に入り込む脱穀機の扱胴の扱歯のような突起歯25を取り付けたものである。この突起歯25は、白ネギ5を後方に送る方向に回転させられる。
【0021】
以上構成により、搬送中の白ネギ5の下部や根部5bは、まず、突起歯25に触れ、これで土が崩されるとともに、そのほとんどが叩き落とて、土落しが行われるものとし、白ネギ5の根部5bが絡まっているのを解きほぐす役割も分担している。
【0022】
引抜搬送装置8の作用高さを調整する機構について説明する。
図1、図2に示すように、機体フレーム2の前部には、ゲージホイル48がフレーム2の一側方に張り出して設けられている。このゲージホイル48は、後輪7・7の前側で、畝6を跨ぐ左右一側に設けられている。ゲージホイル48は、機体フレーム2の高さを調整して、特に引起搬送装置8の作用高さを決めるものとなっている。
本実施の形態では、ゲージホイル48の高さ調整は、その支持筒49にネジ機構(図示省略)を有する取付軸50が組み込まれており、取付軸50の上端に設けられたハンドル51を操作して行う。このハンドル51は、茎5aが引抜搬送装置8から収集箱16へ移されるのを阻害しないように設けられている。
【0023】
トレッド調整機構について説明する。
地域或いは白ネギの種類によっては畝幅も異なることがあるから、後輪7・7の一方(本実施の形態では、進行方向から見て左側)を側方進退可能にして、トレッド調整に対処している。
具体的には、ミッションケース52とチェーンケース53とを接続する駆動筒56は、組み込まれる駆動構造をスプライン等による伸縮可能構造にしておく。加えて、機体フレーム2とチェーンケース53との間に伸縮シリンダ等による伸縮機構57を設け、伸縮機構57を作動させて後輪7を側方に進退可能とする。勿論、この操作もハンドル4に設けられた図外の適宜な操作具による遠隔操作式に構成されている。
なお、前記ゲージホイル48は、側方進退不能側の後輪7と同側に配置するものとする。
【0024】
エンジン3からの駆動伝達構成について説明する。
図1に示すように、エンジン3には、ミッションケース52が付設されており、エンジン3の駆動力をミッションケース52内で減速又は変速して、後輪7・7と前述した各装置に伝動する。この動力分配について概説しておくと、動力の伝動はいずれも、駆動軸やギア(ベベルギア)或いはチェーンやスプロケット又はベルトやプーリによって行なわれるものである。
つまり、ミッションケース52で変速された動力が、走行系および作業系に分配されるものであり、収穫機1の走行に連動して、引抜搬送装置8等の作業系の各装置が駆動されるものとなっている。
【0025】
このうち、走行系は、ミッションケース52からチェーンケース53を経て車軸54へと伝えられる。
図2、図4に示すように、チェーンケース53は、機体の左右で、ミッションケース52と後輪7との間に介設されるものであり、チェーン等の駆動伝達手段が内装されている。
【0026】
これに対して作業系は、図3に示すように、まず、ミッションケース52から、該ミッションケース52の上部前方に付設した作業部ミッションケース55へ、作業出力軸64により動力が伝えられる。そして、作業部ミッションケース55の内部で、作業出力軸64より作業部駆動軸45へ、ベベルギヤの噛合を利用して動力が伝達される。
【0027】
引抜搬送装置8の駆動構成について説明する。
図3、図4に示すように、作業部ミッションケース55の左右には、作業部駆動軸45の同軸上で、内側から外側へ向けて左右それぞれに、土崩し駆動ケース65・引抜搬送支持ケース44が配置されている。
引抜搬送支持ケース44の内部では、作業部駆動軸45より、左右の支持筒42内に挿入される駆動軸32・32へ、ベベルギヤの噛合を利用して動力が伝達される。該駆動軸32・32にはそれぞれ駆動プーリ17L・17Rが固設される。そして、引抜搬送装置8に備える一対の弾性ベルト15L・15Rが、それぞれ駆動される。
【0028】
土除去装置11(土崩し装置21)の駆動構成について説明する。
また、土崩し駆動ケース65の内部では、作業部駆動軸45より、土崩し装置21へ動力を伝達する土崩し駆動軸66へ、ベベルギヤの噛合を利用して動力が伝達される。土崩し駆動軸66は、土崩し駆動ケース65と前記支持フレーム41(図1に図示)とに固設される土崩し支持筒67内に挿入されている。そして、土崩し駆動軸66の動力が、土崩し装置21の前記駆動軸23に、ベベルギヤの噛合を利用して伝達されて、土崩し装置21が駆動されるものとなっている。
【0029】
振動装置14(サブソイラ59L・59R)の駆動構成について説明する。
図3、図4に示すように、作業部駆動軸45の両端部には、左右の前記リンク61・61の後端部が連結されている。そして、クランク機構を利用したリンク61の作動により、左右それぞれでサブソイラ59L・59Rが駆動されるものとなっている。
【0030】
以上において、収穫機1は、畝中に少なくとも左右一側より突入するサブソイラ59L・59Rと、畝に条植えされた白ネギ5の茎を挟持して引抜く引抜搬送装置8と、引抜搬送装置8の搬送始端部の上下位置を可変とする上下位置調節機構と、を備えるものとなっている。
本実施の構成では、引抜搬送装置8は、作業部駆動軸45回りに上下回動自在であると共に、電動シリンダ62により上下回動可能とされ、引抜搬送装置8の搬送始端部の上下位置が可変となっている。
【0031】
このため、自動で白ネギの収穫作業を行う収穫機を安価に構成することができる。
また、以上において、機体構造を歩行型に限定するものではない。加えて、走行装置をクローラ式としてもよい。
【0032】
特に、収穫機1を歩行型の作業機とした場合は、より一層安価な構成とすることができる。
また、砂地状の土質で形成された畝の場合は、前記振動装置14(サブソイラ59L・59R)を備えない構成であっても、収穫機1により白ネギの収穫作業が可能である。
【0033】
以上において、引抜搬送装置8に備える左右一対の弾性ベルト15L・15Rの外周表面には、軟質材を設ける構成となっている。
ここで、軟質材を設ける構成としては、弾性ベルト15L・15Rの外周表面にスポンジ等の軟質材を貼設する構成であっても、弾性ベルト15L・15Rの表面自体を軟質材で構成する構成であっても良い。
【0034】
このため、引抜搬送装置8が挟持した白ネギ5の茎5aが、傷つかないものとなっており、商品価値を損なうことがないものとなっている。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の如く、畝中に少なくとも左右一側より突入するサブソイラ装置と、畝に条植えされた白ネギの茎を挟持して引抜く引抜搬送装置と、引抜搬送装置の搬送始端部の上下位置を可変とする上下位置調節機構と、を備えるので、
自動で白ネギの収穫作業を行う収穫機を安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】収穫機1の全体構成を示す側面図である。
【図2】収穫機1の全体構成を示す正面図である。
【図3】作業系要部を示す側面図である。
【図4】駆動伝達構成を示す収穫機1後部の要部平面図である。
【図5】土除去装置11を示す平面図である。
【符号の説明】
1 収穫機
5 白ネギ
6 畝
8 引抜搬送装置
14 振動装置
15L・15R 弾性ベルト
45 作業部駆動軸
62 電動シリンダ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a harvesting work machine for harvesting white leek planted in a row.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, with regard to the work of harvesting white onion, it has been performed to dig up the side portion of the white onion using a working machine, and then to manually collect it.
In view of this situation, a working machine that continuously performs a series of harvesting operations from digging to transporting while reducing the burden on the worker and improving the workability has been known. For example, this is a technique disclosed in Patent Document 1.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-84422
[Problems to be solved by the invention]
The harvesting machine disclosed in Patent Literature 1 is a large and expensive machine, and is disadvantageous in cost for use by general farmers.
Therefore, the present invention provides a working machine for harvesting white leek with an inexpensive configuration.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
That is, in claim 1,
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view showing the overall configuration of the harvester 1, FIG. 2 is a front view showing the overall configuration of the harvester 1, FIG. 3 is a side view showing a main part of the working system, and FIG. FIG. 3 is a plan view showing the removing
[0007]
As shown in FIGS. 1 and 2, a white leek harvester 1 (hereinafter, referred to as a harvester) according to the present embodiment mounts an engine 3 on a body frame 2 to which
Then, a walking-type harvesting machine is configured.
[0008]
The
In this way, the
[0009]
The harvesting machine 1 is provided with a pulling and conveying
In addition, a
Further, a
Hereinafter, the body frame 2 and each device will be described.
[0010]
The configuration of the body frame 2 will be described.
As shown in FIG. 1, the body frame 2 of the harvester 1 includes a
The
[0011]
The guidance device 9 will be described.
As shown in FIGS. 1 and 2, the guide device 9 is a device for projecting a pair of right and left prisms (weeding boards) 13 from the
The
[0012]
The drawing and
As shown in FIGS. 1 to 3, the pull-out
The left
In addition, the front end of the pulling and conveying
Also, by attaching a soft material such as sponge to the outer peripheral surface of the
[0013]
The
As shown in FIGS. 3 and 4, depending on the arrangement of each device of the harvester 1, the
[0014]
A vertical position adjusting mechanism that makes the vertical position of the transport start end of the pull-out
As shown in FIGS. 3 and 4, the drawing and conveying
A pull-out
In addition, the working
[0015]
Further, an
An
By driving the
[0016]
With the above configuration, the vertical position of the transport start end of the pull-out
The means for changing the vertical position of the transport start end of the pull-out
[0017]
The
As shown in FIGS. 1 and 2, the
Here, the
[0018]
The
As shown in FIGS. 1 to 4, the harvesting machine 1 is provided with a
In the present embodiment, the
The drive mechanism of the
[0019]
In addition, since the white leek has a lot of soil on its side, the resistance at the time of pulling out is larger than that of other vegetables. Therefore, the
[0020]
The
As shown in FIGS. 3 and 5, the
The
[0021]
According to the above configuration, the lower part and the
[0022]
A mechanism for adjusting the working height of the pulling and conveying
As shown in FIGS. 1 and 2, a
In the present embodiment, the height of the
[0023]
The tread adjustment mechanism will be described.
Since the ridge width may vary depending on the region or the type of white leek, one of the rear wheels 7 (in the present embodiment, the left side as viewed from the traveling direction) can be moved forward and backward to cope with tread adjustment. are doing.
Specifically, the
It is assumed that the
[0024]
The drive transmission configuration from the engine 3 will be described.
As shown in FIG. 1, a
That is, the power shifted by the
[0025]
The traveling system is transmitted from the
As shown in FIGS. 2 and 4, the
[0026]
On the other hand, in the working system, as shown in FIG. 3, first, power is transmitted from the
[0027]
The drive configuration of the pulling and conveying
As shown in FIGS. 3 and 4, on the left and right of the working
Power is transmitted from the working
[0028]
The driving configuration of the soil removal device 11 (the landslide device 21) will be described.
Further, inside the
[0029]
The drive configuration of the vibration device 14 (
As shown in FIGS. 3 and 4, the rear ends of the left and
[0030]
As described above, the harvester 1 includes the
In the present embodiment, the pull-out
[0031]
For this reason, a harvester that automatically performs a harvesting operation of white leek can be configured at low cost.
In the above description, the body structure is not limited to the walking type. In addition, the traveling device may be of a crawler type.
[0032]
In particular, when the harvesting machine 1 is a walking-type work machine, the configuration can be further reduced.
Further, in the case of a ridge formed of sandy soil, the harvesting machine 1 can harvest white leek even if the vibration device 14 (
[0033]
In the above, a soft material is provided on the outer peripheral surfaces of the pair of left and right
Here, as a configuration in which the soft material is provided, even when a soft material such as a sponge is stuck on the outer peripheral surfaces of the
[0034]
For this reason, the
[0035]
【The invention's effect】
As set forth in claim 1, a subsoiler device protruding into the ridge from at least one of the left and right sides, a pulling and conveying device for pinching and pulling out white leek stalks planted in the ridge, and a conveying start end of the drawing and conveying device. Since it has a vertical position adjustment mechanism that makes the vertical position variable,
A harvester for automatically harvesting white leek can be configured at low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an overall configuration of a harvester 1. FIG.
FIG. 2 is a front view showing the entire configuration of the harvester 1.
FIG. 3 is a side view showing a main part of a working system.
FIG. 4 is a plan view of a main part of a rear part of the harvester 1 showing a drive transmission configuration.
FIG. 5 is a plan view showing the
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065814A JP2004267163A (en) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | White welsh onion harvester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003065814A JP2004267163A (en) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | White welsh onion harvester |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004267163A true JP2004267163A (en) | 2004-09-30 |
Family
ID=33126698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003065814A Pending JP2004267163A (en) | 2003-03-11 | 2003-03-11 | White welsh onion harvester |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004267163A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103597946A (en) * | 2013-10-30 | 2014-02-26 | 青岛锐秀金属制品有限公司 | Green Chinese onion combine harvester |
WO2015141079A1 (en) * | 2014-03-19 | 2015-09-24 | ヤンマー株式会社 | Welsh onion harvester |
JP2015177761A (en) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ヤンマー株式会社 | Green onion harvester |
JP2020080767A (en) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 小橋工業株式会社 | Harvester |
-
2003
- 2003-03-11 JP JP2003065814A patent/JP2004267163A/en active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103597946A (en) * | 2013-10-30 | 2014-02-26 | 青岛锐秀金属制品有限公司 | Green Chinese onion combine harvester |
WO2015141079A1 (en) * | 2014-03-19 | 2015-09-24 | ヤンマー株式会社 | Welsh onion harvester |
JP2015177761A (en) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | ヤンマー株式会社 | Green onion harvester |
CN106102445A (en) * | 2014-03-19 | 2016-11-09 | 洋马株式会社 | Green onion cropper |
JP2020080767A (en) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 小橋工業株式会社 | Harvester |
JP7148129B2 (en) | 2018-11-28 | 2022-10-05 | 小橋工業株式会社 | harvester |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101942767B1 (en) | Root crops Collective type harvesting device | |
JP2016036278A (en) | Bulb vegetable harvester | |
JP2004267163A (en) | White welsh onion harvester | |
JP3450740B2 (en) | Working machine for cultivated crops | |
JP4323976B2 (en) | Agricultural machine | |
JP3279444B2 (en) | Onion harvester | |
JP6484834B2 (en) | Bulb vegetable harvester | |
JP3279445B2 (en) | Self-propelled onion harvester | |
JP3298835B2 (en) | Self-propelled onion harvester | |
JP3279553B2 (en) | Self-propelled onion harvester | |
JP3723762B2 (en) | Agricultural machine | |
JP2829509B2 (en) | Harvester | |
JP2005102706A (en) | Harvester for pulling out bean | |
JP3336133B2 (en) | Self-propelled onion harvester | |
JP3071741B2 (en) | Onion harvester | |
JP2867114B2 (en) | Onion harvester | |
JP2000014221A (en) | Machine for harvesting vegetable | |
JP2914912B2 (en) | Harvester | |
JP2004008222A (en) | Harvester for drawing out unmatured soybean | |
JP2922183B2 (en) | Harvester | |
JP3071742B2 (en) | Onion harvester | |
JP3408511B2 (en) | Harvester | |
JP2004024270A (en) | Beans-pulling harvester | |
JP2004008223A (en) | Harvester for drawing out unmatured soybean | |
JP2004000295A (en) | Young soybean drawing harvester |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090310 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |