JP2004266549A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の平面パッチアンテナを配置したものにおいて、無線タグの移動方向から見た場合の不感帯を無くすことで無線タグとの通信が確実にする。
【解決手段】無線タグの移動方向に沿った側平面上に各平面パッチアンテナを、側平面上においては重ならないように、平面パッチアンテナ11,13を移動方向の前方側に上下に並べて配置するとともに平面パッチアンテナ12を移動方向の後方側に平面パッチアンテナ11,13に近接して配置する。また、無線タグの移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ11,13と平面パッチアンテナ12の一部が重なって見えるように配置する。平面パッチアンテナ11と平面パッチアンテナ12及び平面パッチアンテナ12と平面パッチアンテナ13の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定する。
【選択図】 図3
【解決手段】無線タグの移動方向に沿った側平面上に各平面パッチアンテナを、側平面上においては重ならないように、平面パッチアンテナ11,13を移動方向の前方側に上下に並べて配置するとともに平面パッチアンテナ12を移動方向の後方側に平面パッチアンテナ11,13に近接して配置する。また、無線タグの移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ11,13と平面パッチアンテナ12の一部が重なって見えるように配置する。平面パッチアンテナ11と平面パッチアンテナ12及び平面パッチアンテナ12と平面パッチアンテナ13の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の平面パッチアンテナを使用したアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、顧客の入店時に非接触カードから取引処理装置に対して購入価格帯データなどの商品購入に関するデータを送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献には、取引処理装置にどのようなアンテナを配置して非接触カードと無線通信を行うかは開示されていない。
【0004】
このようなものに使用されるアンテナ装置としては、例えば、図9に示すように、複数の平面パッチアンテナ1,2,3を縦に並べたものを使用することが考えられる。すなわち、平面パッチアンテナ1,2,3を縦に並べることで非接触のカードやタグからなる無線タグを所持している顧客が通過する時にいずれかのアンテナが無線タグと無線通信を行うことになる。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−347795号公報(段落「0005」〜「0007」)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、平面パッチアンテナは、誘電体基板4上に電磁波放射用パターン5とグランドパターン6を設け、また、誘電体基板4の内層に給電パターン7を設け、給電パターン7を電磁波放射用パターン5と給電点8で接続したものである。そして、電磁波放射用パターン5の径L1はグランドパターン6の径L2よりも小さく設定されており、これにより有効に機能するようになっている。
この平面パッチアンテナは、電磁波放射用パターン5から電磁波を放射する。そして、この電磁波を移動中の無線タグが受信することになる。無線タグは電磁波を受信するとデータを送信する。このデータを平面パッチアンテナが受信することになる。
【0007】
しかし、このような平面パッチアンテナを複数、図9に示すように縦に並べた場合、図中斜線で示す部分に不感帯が生じる。そして、無線タグがこの不感帯の部分を通過することがあると、平面パッチアンテナからの電磁波を受信できないので無線タグからデータを読み取ることができなくなるという問題が発生する。
そこで、本発明は、複数の平面パッチアンテナを配置したものにおいて、無線タグの移動方向から見た場合の不感帯を無くすことで無線タグとの通信が確実にできるアンテナ装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線タグと無線通信する質問器に接続したアンテナ装置において、無線タグの移動方向に沿った側平面上に複数の平面パッチアンテナを、無線タグの移動方向の前後に配置するとともに、無線タグの移動方向から見た場合に前後するアンテナの一部が重なって見えるように配置し、前後するアンテナの重なり程度を無線タグの移動方向から見た場合に少なくとも上下の所定幅内では不感帯が生じない程度にしたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、例えば3枚の平面パッチアンテナ11,12,13を配置したアンテナ装置10を設け、各平面パッチアンテナ11,12,13を、それぞれ同軸ケーブル14,15,16を介して質問器17,18,19に接続している。そして、前記各質問器17,18,19を制御装置20で制御するようになっている。
【0010】
前記各質問器17,18,19は、制御装置20に制御されて高周波信号を各平面パッチアンテナ11,12,13にそれぞれ伝送し、各平面パッチアンテナ11,12,13は電磁波放射用パターンから電磁波として空間に放射するようになっている。前記各質問器17,18,19から各平面パッチアンテナ11,12,13に伝送される高周波信号は、周波数分割や時分割あるいは符号分割によって多重化されている。前記各質問器17,18,19は、各平面パッチアンテナ11,12,13の前面、すなわち、電磁波を放射する面の前を移動する無線タグ21と無線通信するようになっている。
【0011】
前記各質問器17,18,19は、図2に示すように、制御部31、記憶部32、送信部33、受信部34及び前記同軸ケーブル14,15,16と接続した入出力部35を設けている。前記記憶部32には、制御用のプログラムや前記無線タグ21と通信を行う情報が記憶されている。
【0012】
前記制御部31は、伝送線36を介して送信部33に送信情報を供給するとともに制御線37を介して前記送信部33に制御信号を供給するようになっている。前記送信部33は制御信号によって高周波信号の出力及び出力停止を制御するようになっている。前記送信部33は制御部31から受け取った送信情報を高周波信号に変換し入出力部35に供給し、入出力部35は受け取った高周波信号を、同軸ケーブル14,15,16を介して平面パッチアンテナ11,12,13に供給するようになっている。
【0013】
また、前記入出力部35は平面パッチアンテナ11,12,13から同軸ケーブル14,15,16を介して高周波信号を受け取ると、その高周波信号を受信部34に供給し、受信部34は受け取った高周波信号を受信情報に変換するようになっている。そして、受信部34は受信情報を、伝送線38を介して制御部31に供給するようになっている。
【0014】
前記アンテナ装置10は、各平面パッチアンテナ11,12,13を図3に示すように配置している。すなわち、図3の(a)に示すように、図中矢印で示す無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に各平面パッチアンテナ11,12,13を、側平面上においては重ならないように、平面パッチアンテナ11,13を移動方向の前方側に上下に並べて配置するとともに平面パッチアンテナ12を移動方向の後方側に前記平面パッチアンテナ11,13に近接して配置している。
【0015】
また、図3の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ11,13と平面パッチアンテナ12の一部が重なって見えるように配置している。すなわち、平面パッチアンテナ12が平面パッチアンテナ11,13の間に位置するように配置している。そして、この場合の平面パッチアンテナ11と平面パッチアンテナ12及び平面パッチアンテナ12と平面パッチアンテナ13の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。具体的には、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0016】
このような構成においては、制御装置20に制御されて各質問器17,18,19はそれぞれ平面パッチアンテナ11,12,13に送信情報を変換した多重化された高周波信号を供給する。これにより平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから電磁波が放射される。
【0017】
このとき、無線タグ21を所持した人がアンテナ装置10の前を通過し、そのとき無線タグ21が例えば平面パッチアンテナ13の前を通過すると、無線タグ21が平面パッチアンテナ13からの電磁波を受信して動作を開始し、データを送信する。このデータを平面パッチアンテナ13で受信し、平面パッチアンテナ13は高周波信号を質問器19に伝送する。質問器19は受信した高周波信号をデータに変換し、制御装置20に送る。制御装置20は質問器毎に受信したデータを管理する。
【0018】
このような動作において、アンテナ装置10の各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナ11,12,13のいずれかの電磁波を受信することができる。これにより、質問器17,18,19はアンテナ装置10を介して無線タグ21と確実に通信ができることになる。また、無線タグ21の移動方向に対して平面パッチアンテナは2列となっているので、アンテナ装置全体の幅も小さくできる。
【0019】
(第2の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
第1の実施の形態に記載したアンテナ装置10に代えて図4に示すような構成のアンテナ装置40を使用してもよい。
【0020】
すなわち、このアンテナ装置40は、図4の(a)に示すように、3枚の平面パッチアンテナ11,12,13を、側平面上においては重ならないように、無線タグの移動方向の前方側から順に並べるとともに、図4の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ11,12,13が上から順に一部が重なって見えるように階段状に配置している。そして、この場合の平面パッチアンテナ11と平面パッチアンテナ12及び平面パッチアンテナ12と平面パッチアンテナ13の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
このような平面パッチアンテナの配置構成を持つアンテナ装置40であっても、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナ11,12,13のいずれかの電磁波を受信することができる。
【0021】
(第3の実施の形態)
この実施の形態は制御部全体の変形例について述べる。
図5に示すように、各平面パッチアンテナ11,12,13を、それぞれ同軸ケーブル14,15,16を介して切替器41に接続し、この切替器41を質問器42に接続している。そして、前記質問器42を制御装置20で制御するようになっている。なお、各平面パッチアンテナ11,12,13を配置したアンテナ装置としては、アンテナ装置10でもアンテナ装置40でもよい。
【0022】
前記切替器41は、各平面パッチアンテナ11,12,13を順次切り替え、これを繰り返すことで、各平面パッチアンテナ11,12,13から順次電磁波を放射させるようになっている。
【0023】
このような構成においても、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナ11,12,13のいずれかの電磁波を受信することができる。これにより、質問器42はアンテナ装置を介して無線タグ21と確実に通信ができることになる。
【0024】
(第4の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
この実施の形態は、図6に示すように、アンテナ装置50として6枚の平面パッチアンテナ51,52,53,54,55,56を配置している。すなわち、図6の(a)に示すように、無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に各平面パッチアンテナ51〜56を、側平面上においては重ならないように、平面パッチアンテナ51,53,55を移動方向の前方側に上下に並べて配置するとともに平面パッチアンテナ52,54,56を移動方向の後方側に前記平面パッチアンテナ51,53,55に近接して配置する。
【0025】
また、図6の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ51,53,55と平面パッチアンテナ52,54,56の一部が重なって見えるように配置している。すなわち、平面パッチアンテナ52が平面パッチアンテナ51,53の間に位置し、平面パッチアンテナ54が平面パッチアンテナ53,55の間に位置し、かつ、平面パッチアンテナ55が平面パッチアンテナ54と56の間に位置するように、ジグザグに配置している。
【0026】
そして、この場合の平面パッチアンテナ51と平面パッチアンテナ52、平面パッチアンテナ52と平面パッチアンテナ53、平面パッチアンテナ53と平面パッチアンテナ54、平面パッチアンテナ54と平面パッチアンテナ55及び平面パッチアンテナ55と平面パッチアンテナ56の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0027】
このような構成のアンテナ装置50においても各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナのいずれかの電磁波を受信することができる。また、6枚の平面パッチアンテナ51〜56をジグザグに2列に配置しているので、上下の所定幅Aを大きくすることができるとともにアンテナ装置全体の幅を小さくすることができる。
【0028】
(第5の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
この実施の形態は、図7に示すように、アンテナ装置60として6枚の平面パッチアンテナ51,52,53,54,55,56を配置している。すなわち、図7の(a)に示すように、無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に平面パッチアンテナ51〜53並びに平面パッチアンテナ54〜56を、ぞれぞれ前述した図4のように階段状に配置し、かつ、平面パッチアンテナ51の下に平面パッチアンテナ54が位置し、平面パッチアンテナ52の下に平面パッチアンテナ55が位置し、平面パッチアンテナ53の下に平面パッチアンテナ56が位置するように3列に配置している。そして、図7の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ53と平面パッチアンテナ54の一部が重なって見えるように配置している。
【0029】
そして、この場合の各平面パッチアンテナ51〜56の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0030】
このような構成のアンテナ装置60においても各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナのいずれかの電磁波を受信することができる。しかも、上下の所定幅Aを大きくすることができる。
【0031】
(第6の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
この実施の形態は、図8に示すように、アンテナ装置70として6枚の平面パッチアンテナ51,52,53,54,55,56を配置している。すなわち、図8の(a)に示すように、無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に平面パッチアンテナ51〜53を前述した図4のように階段状に配置している。また、平面パッチアンテナ54〜56を、平面パッチアンテナ51の下に平面パッチアンテナ54が位置し、平面パッチアンテナ52の下に平面パッチアンテナ55が位置し、平面パッチアンテナ53の下に平面パッチアンテナ56が位置するように配置する。
【0032】
そして、図8の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ53と平面パッチアンテナ55の一部が重なり、平面パッチアンテナ55と平面パッチアンテナ54の一部が重なり、平面パッチアンテナ54と平面パッチアンテナ56の一部が重なって見えるように配置している。すなわち、平面パッチアンテナ53,55,54が平面パッチアンテナ51〜53とは逆向きの階段状配置にしている。
【0033】
この場合の各平面パッチアンテナ51〜56の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0034】
このような構成のアンテナ装置70においても各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナのいずれかの電磁波を受信することができる。しかも、上下の所定幅Aを大きくすることができる。
【0035】
なお、前述した各実施の形態においては、アンテナ装置として、平面パッチアンテナを3枚あるいは6枚配置したものについて述べたがその枚数はこれに限定するものではなく、要は複数枚であれば良い。また、平面パッチアンテナの配置の方法もこの実施の形態に限定されず各種考えられる。
【0036】
また、前述した各実施の形態においては、アンテナ装置を無線タグ21の移動方向の一側平面上に配置した例について述べたがこれに限定するものではなく、アンテナ装置を無線タグ21の移動方向の両側平面上にそれぞれ配置したものであってもよい。この場合は、両側平面上に配置した平面パッチアンテナが、側平面上においては重ならないように配置されるとともに、無線タグの移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に重なっている関係になっていればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、複数の平面パッチアンテナを配置したものにおいて、無線タグの移動方向から見た場合の不感帯を無くすことで無線タグとの通信が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における質問器の構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図4】本発明の、第2の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図5】本発明の、第3の実施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の、第4の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図7】本発明の、第5の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図8】本発明の、第6の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図9】従来の、アンテナ装置の構成を示す図。
【符号の説明】
10…アンテナ装置、11,12,13…平面パッチアンテナ、17,18,19…質問器、21…無線タグ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の平面パッチアンテナを使用したアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、顧客の入店時に非接触カードから取引処理装置に対して購入価格帯データなどの商品購入に関するデータを送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献には、取引処理装置にどのようなアンテナを配置して非接触カードと無線通信を行うかは開示されていない。
【0004】
このようなものに使用されるアンテナ装置としては、例えば、図9に示すように、複数の平面パッチアンテナ1,2,3を縦に並べたものを使用することが考えられる。すなわち、平面パッチアンテナ1,2,3を縦に並べることで非接触のカードやタグからなる無線タグを所持している顧客が通過する時にいずれかのアンテナが無線タグと無線通信を行うことになる。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−347795号公報(段落「0005」〜「0007」)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、平面パッチアンテナは、誘電体基板4上に電磁波放射用パターン5とグランドパターン6を設け、また、誘電体基板4の内層に給電パターン7を設け、給電パターン7を電磁波放射用パターン5と給電点8で接続したものである。そして、電磁波放射用パターン5の径L1はグランドパターン6の径L2よりも小さく設定されており、これにより有効に機能するようになっている。
この平面パッチアンテナは、電磁波放射用パターン5から電磁波を放射する。そして、この電磁波を移動中の無線タグが受信することになる。無線タグは電磁波を受信するとデータを送信する。このデータを平面パッチアンテナが受信することになる。
【0007】
しかし、このような平面パッチアンテナを複数、図9に示すように縦に並べた場合、図中斜線で示す部分に不感帯が生じる。そして、無線タグがこの不感帯の部分を通過することがあると、平面パッチアンテナからの電磁波を受信できないので無線タグからデータを読み取ることができなくなるという問題が発生する。
そこで、本発明は、複数の平面パッチアンテナを配置したものにおいて、無線タグの移動方向から見た場合の不感帯を無くすことで無線タグとの通信が確実にできるアンテナ装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、無線タグと無線通信する質問器に接続したアンテナ装置において、無線タグの移動方向に沿った側平面上に複数の平面パッチアンテナを、無線タグの移動方向の前後に配置するとともに、無線タグの移動方向から見た場合に前後するアンテナの一部が重なって見えるように配置し、前後するアンテナの重なり程度を無線タグの移動方向から見た場合に少なくとも上下の所定幅内では不感帯が生じない程度にしたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、例えば3枚の平面パッチアンテナ11,12,13を配置したアンテナ装置10を設け、各平面パッチアンテナ11,12,13を、それぞれ同軸ケーブル14,15,16を介して質問器17,18,19に接続している。そして、前記各質問器17,18,19を制御装置20で制御するようになっている。
【0010】
前記各質問器17,18,19は、制御装置20に制御されて高周波信号を各平面パッチアンテナ11,12,13にそれぞれ伝送し、各平面パッチアンテナ11,12,13は電磁波放射用パターンから電磁波として空間に放射するようになっている。前記各質問器17,18,19から各平面パッチアンテナ11,12,13に伝送される高周波信号は、周波数分割や時分割あるいは符号分割によって多重化されている。前記各質問器17,18,19は、各平面パッチアンテナ11,12,13の前面、すなわち、電磁波を放射する面の前を移動する無線タグ21と無線通信するようになっている。
【0011】
前記各質問器17,18,19は、図2に示すように、制御部31、記憶部32、送信部33、受信部34及び前記同軸ケーブル14,15,16と接続した入出力部35を設けている。前記記憶部32には、制御用のプログラムや前記無線タグ21と通信を行う情報が記憶されている。
【0012】
前記制御部31は、伝送線36を介して送信部33に送信情報を供給するとともに制御線37を介して前記送信部33に制御信号を供給するようになっている。前記送信部33は制御信号によって高周波信号の出力及び出力停止を制御するようになっている。前記送信部33は制御部31から受け取った送信情報を高周波信号に変換し入出力部35に供給し、入出力部35は受け取った高周波信号を、同軸ケーブル14,15,16を介して平面パッチアンテナ11,12,13に供給するようになっている。
【0013】
また、前記入出力部35は平面パッチアンテナ11,12,13から同軸ケーブル14,15,16を介して高周波信号を受け取ると、その高周波信号を受信部34に供給し、受信部34は受け取った高周波信号を受信情報に変換するようになっている。そして、受信部34は受信情報を、伝送線38を介して制御部31に供給するようになっている。
【0014】
前記アンテナ装置10は、各平面パッチアンテナ11,12,13を図3に示すように配置している。すなわち、図3の(a)に示すように、図中矢印で示す無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に各平面パッチアンテナ11,12,13を、側平面上においては重ならないように、平面パッチアンテナ11,13を移動方向の前方側に上下に並べて配置するとともに平面パッチアンテナ12を移動方向の後方側に前記平面パッチアンテナ11,13に近接して配置している。
【0015】
また、図3の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ11,13と平面パッチアンテナ12の一部が重なって見えるように配置している。すなわち、平面パッチアンテナ12が平面パッチアンテナ11,13の間に位置するように配置している。そして、この場合の平面パッチアンテナ11と平面パッチアンテナ12及び平面パッチアンテナ12と平面パッチアンテナ13の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。具体的には、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0016】
このような構成においては、制御装置20に制御されて各質問器17,18,19はそれぞれ平面パッチアンテナ11,12,13に送信情報を変換した多重化された高周波信号を供給する。これにより平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから電磁波が放射される。
【0017】
このとき、無線タグ21を所持した人がアンテナ装置10の前を通過し、そのとき無線タグ21が例えば平面パッチアンテナ13の前を通過すると、無線タグ21が平面パッチアンテナ13からの電磁波を受信して動作を開始し、データを送信する。このデータを平面パッチアンテナ13で受信し、平面パッチアンテナ13は高周波信号を質問器19に伝送する。質問器19は受信した高周波信号をデータに変換し、制御装置20に送る。制御装置20は質問器毎に受信したデータを管理する。
【0018】
このような動作において、アンテナ装置10の各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナ11,12,13のいずれかの電磁波を受信することができる。これにより、質問器17,18,19はアンテナ装置10を介して無線タグ21と確実に通信ができることになる。また、無線タグ21の移動方向に対して平面パッチアンテナは2列となっているので、アンテナ装置全体の幅も小さくできる。
【0019】
(第2の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
第1の実施の形態に記載したアンテナ装置10に代えて図4に示すような構成のアンテナ装置40を使用してもよい。
【0020】
すなわち、このアンテナ装置40は、図4の(a)に示すように、3枚の平面パッチアンテナ11,12,13を、側平面上においては重ならないように、無線タグの移動方向の前方側から順に並べるとともに、図4の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ11,12,13が上から順に一部が重なって見えるように階段状に配置している。そして、この場合の平面パッチアンテナ11と平面パッチアンテナ12及び平面パッチアンテナ12と平面パッチアンテナ13の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
このような平面パッチアンテナの配置構成を持つアンテナ装置40であっても、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナ11,12,13のいずれかの電磁波を受信することができる。
【0021】
(第3の実施の形態)
この実施の形態は制御部全体の変形例について述べる。
図5に示すように、各平面パッチアンテナ11,12,13を、それぞれ同軸ケーブル14,15,16を介して切替器41に接続し、この切替器41を質問器42に接続している。そして、前記質問器42を制御装置20で制御するようになっている。なお、各平面パッチアンテナ11,12,13を配置したアンテナ装置としては、アンテナ装置10でもアンテナ装置40でもよい。
【0022】
前記切替器41は、各平面パッチアンテナ11,12,13を順次切り替え、これを繰り返すことで、各平面パッチアンテナ11,12,13から順次電磁波を放射させるようになっている。
【0023】
このような構成においても、各平面パッチアンテナ11,12,13の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナ11,12,13のいずれかの電磁波を受信することができる。これにより、質問器42はアンテナ装置を介して無線タグ21と確実に通信ができることになる。
【0024】
(第4の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
この実施の形態は、図6に示すように、アンテナ装置50として6枚の平面パッチアンテナ51,52,53,54,55,56を配置している。すなわち、図6の(a)に示すように、無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に各平面パッチアンテナ51〜56を、側平面上においては重ならないように、平面パッチアンテナ51,53,55を移動方向の前方側に上下に並べて配置するとともに平面パッチアンテナ52,54,56を移動方向の後方側に前記平面パッチアンテナ51,53,55に近接して配置する。
【0025】
また、図6の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ51,53,55と平面パッチアンテナ52,54,56の一部が重なって見えるように配置している。すなわち、平面パッチアンテナ52が平面パッチアンテナ51,53の間に位置し、平面パッチアンテナ54が平面パッチアンテナ53,55の間に位置し、かつ、平面パッチアンテナ55が平面パッチアンテナ54と56の間に位置するように、ジグザグに配置している。
【0026】
そして、この場合の平面パッチアンテナ51と平面パッチアンテナ52、平面パッチアンテナ52と平面パッチアンテナ53、平面パッチアンテナ53と平面パッチアンテナ54、平面パッチアンテナ54と平面パッチアンテナ55及び平面パッチアンテナ55と平面パッチアンテナ56の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0027】
このような構成のアンテナ装置50においても各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナのいずれかの電磁波を受信することができる。また、6枚の平面パッチアンテナ51〜56をジグザグに2列に配置しているので、上下の所定幅Aを大きくすることができるとともにアンテナ装置全体の幅を小さくすることができる。
【0028】
(第5の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
この実施の形態は、図7に示すように、アンテナ装置60として6枚の平面パッチアンテナ51,52,53,54,55,56を配置している。すなわち、図7の(a)に示すように、無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に平面パッチアンテナ51〜53並びに平面パッチアンテナ54〜56を、ぞれぞれ前述した図4のように階段状に配置し、かつ、平面パッチアンテナ51の下に平面パッチアンテナ54が位置し、平面パッチアンテナ52の下に平面パッチアンテナ55が位置し、平面パッチアンテナ53の下に平面パッチアンテナ56が位置するように3列に配置している。そして、図7の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ53と平面パッチアンテナ54の一部が重なって見えるように配置している。
【0029】
そして、この場合の各平面パッチアンテナ51〜56の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0030】
このような構成のアンテナ装置60においても各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナのいずれかの電磁波を受信することができる。しかも、上下の所定幅Aを大きくすることができる。
【0031】
(第6の実施の形態)
この実施の形態はアンテナ装置の変形例について述べる。
この実施の形態は、図8に示すように、アンテナ装置70として6枚の平面パッチアンテナ51,52,53,54,55,56を配置している。すなわち、図8の(a)に示すように、無線タグ21の移動方向に沿った側平面上に平面パッチアンテナ51〜53を前述した図4のように階段状に配置している。また、平面パッチアンテナ54〜56を、平面パッチアンテナ51の下に平面パッチアンテナ54が位置し、平面パッチアンテナ52の下に平面パッチアンテナ55が位置し、平面パッチアンテナ53の下に平面パッチアンテナ56が位置するように配置する。
【0032】
そして、図8の(b)に示すように、無線タグ21の移動方向から見た場合に、平面パッチアンテナ53と平面パッチアンテナ55の一部が重なり、平面パッチアンテナ55と平面パッチアンテナ54の一部が重なり、平面パッチアンテナ54と平面パッチアンテナ56の一部が重なって見えるように配置している。すなわち、平面パッチアンテナ53,55,54が平面パッチアンテナ51〜53とは逆向きの階段状配置にしている。
【0033】
この場合の各平面パッチアンテナ51〜56の重なりの程度は、無線タグ21の移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に設定している。すなわち、各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンが無線タグ21の移動方向から見た場合に1つに連なるように配置している。
【0034】
このような構成のアンテナ装置70においても各平面パッチアンテナ51〜56の電磁波放射用パターンから放射される電磁波は、上下の所定幅A内では不感帯が生じないので、この所定幅A内を通過する無線タグ21は確実に平面パッチアンテナのいずれかの電磁波を受信することができる。しかも、上下の所定幅Aを大きくすることができる。
【0035】
なお、前述した各実施の形態においては、アンテナ装置として、平面パッチアンテナを3枚あるいは6枚配置したものについて述べたがその枚数はこれに限定するものではなく、要は複数枚であれば良い。また、平面パッチアンテナの配置の方法もこの実施の形態に限定されず各種考えられる。
【0036】
また、前述した各実施の形態においては、アンテナ装置を無線タグ21の移動方向の一側平面上に配置した例について述べたがこれに限定するものではなく、アンテナ装置を無線タグ21の移動方向の両側平面上にそれぞれ配置したものであってもよい。この場合は、両側平面上に配置した平面パッチアンテナが、側平面上においては重ならないように配置されるとともに、無線タグの移動方向から見た場合に上下の所定幅A内では不感帯が生じない程度に重なっている関係になっていればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、複数の平面パッチアンテナを配置したものにおいて、無線タグの移動方向から見た場合の不感帯を無くすことで無線タグとの通信が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】同実施の形態における質問器の構成を示すブロック図。
【図3】同実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図4】本発明の、第2の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図5】本発明の、第3の実施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の、第4の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図7】本発明の、第5の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図8】本発明の、第6の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す図。
【図9】従来の、アンテナ装置の構成を示す図。
【符号の説明】
10…アンテナ装置、11,12,13…平面パッチアンテナ、17,18,19…質問器、21…無線タグ。
Claims (2)
- 無線タグと無線通信する質問器に接続したアンテナ装置において、
無線タグの移動方向に沿った側平面上に複数の平面パッチアンテナを、無線タグの移動方向の前後に配置するとともに、無線タグの移動方向から見た場合に前後するアンテナの一部が重なって見えるように配置し、前後するアンテナの重なり程度を無線タグの移動方向から見た場合に少なくとも上下の所定幅内では不感帯が生じない程度にしたことを特徴とするアンテナ装置。 - 側平面上において複数の平面パッチアンテナを無線タグの移動方向の前後2列で、しかも前後がジグザクとなるように配置したことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
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