JP2004266298A - 縦型半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1導電型バッファ層より高抵抗の第1導電型ベース層と、第1導電型ベース層の一方の表面上に形成された第1導電型バッファ層と、第1導電型バッファ層の表面部分に選択的に形成された第2導電型ドレイン層と、第1導電型ベース層の他方の表面部分に選択的に形成された第2導電型ベース層と、第2導電型ベース層の表面部分に選択的に形成された第1導電型ソース層と、第1導電型ソース層と第1導電型ベース層の間の第2導電型ベース層上に形成されたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜を介して第2導電型ベース層上に形成されたゲート電極と、第2導電型ドレイン層と電気的に接続するように形成されたドレイン電極と、第1導電型ソース層及び第2導電型ベース層と電気的に接続するように形成されたソース電極とを備え、ドレイン電極が第1導電型バッファ層とは電気的に接続されていないことを特徴とする。
【選択図】 図9
Description
この手法では、n型バッファ層1203は、順方向阻止電圧を保持するために必要最小限の濃度で形成し、p型ドレイン層1202は正孔の注入を抑えるために低濃度で形成する必要がある。
Cs>1×1019 cm−3
を満たしてもよい。
前記第2の溝の側壁に形成した第2の絶縁膜と、前記第2の溝の底面部分に形成された第2導電型第1ドレイン層と、前記第1導電型バッファ層の表面部分において前記前記第2の溝より浅く形成された第2導電型第2ドレイン層と、前記第2の溝の内部に前記第2の絶縁膜を介して埋め込むように形成され、前記第2導電型第1ドレイン層に接続する埋め込みドレイン電極と、前記第2導電型第2ドレイン層及び前記埋め込みドレイン電極と接続するドレイン電極とを備えることを特徴としている。
図1は、本発明の第1の参考例に係わる横型IGBTを模式的に示す平面図、図2は、図1のA−A’線に沿う断面図である。
図3は、本発明の第2の参考例に係わる横型IGBTの平面図である。このA−A'断面は、図2と同じであるので省略する。
図6は、本発明の第3の参考例に係わる横型IGBTの平面図である。このA−A'断面は、図2と同じであるので省略する。
図7は、本発明の第4の参考例に係わる横型IGBTの平面図である。このA−A'断面は、図2と同じであるので省略する。
図8は、本発明の第5の参考例に係わる横型IGBTの平面図である。このA−A'断面は、図25と同じであるので省略する。
本発明の第1の実施の形態による縦型IGBTについて、図9を用いて説明する。
Cp>1×1019 cm−3
を満たす様に形成する。この数値は、以下の文献の記載に基づいている。
p型ドレイン層110を以上のような構造とすることで、ドレイン電極111からの正孔の注入効率を、p型ドレイン層110の濃度ではなく、面積比で調節する事が可能となり、図26に示されたIGBTにおけるオーミック接合や、ドーズ量のバラつきに関するプロセスマージンの問題を解決する事が出来る。
図10に、本発明の第2の実施の形態に係る縦型IGBTの断面を示す。上記第1の実施の形態と比較し、第1の実施の形態ではゲート電極108がプレーナ型であるのに対し、第1の実施の形態ではゲート電極118がトレンチ型である点で相違する。ソース側におけるゲート電極118をこのようなトレンチ型とすることで、MOSのチャネル密度を増やして、ソース電極119側のキャリア量を増やすことができる。ドレイン側におけるp型ドレイン層110、ドレイン電極111の構造は上記第1の実施の形態と同一であり、説明を省略する。
図11に、本発明の第3の実施の形態に係る縦型IGBTの縦断面を示す。本実施の形態は、ソース側において、ゲート電極118を上記第7の実施の形態と同様なトレンチ型とするが、p型ベース層115およびn+型ソース層126と接続するソース電極129を一定の割合で間引いてその数を減らしている点で相違する。これにより、正孔の排出抵抗を大きくして電子注入を促進させることができる。このようなソース側の構造は、ソース側のキャリア量を増やすために以下の文献において提案されている。
ドレイン側におけるp型ドレイン層110、ドレイン電極111の構造は、上記第1、第2の実施の形態と同一であり、説明を省略する。
図12に、本発明の第4の実施の形態に係る縦型IGBTの縦断面を示す。
図13に、本発明の第5の実施の形態に係る縦型半導体装置の縦断面構造を示す。
2 支持基板(シリコン)
3 埋め込み酸化膜
4 シリコン活性層
14 n−型ベース層
15 n型バッファ層
16、16a、36、36a、46、56、66、106 p型ドレイン層
17 p型ベース層
18 n+型ソース層
19 ゲート絶縁膜
20 ゲート電極
21 絶縁膜
22 ドレイン配線
23 ゲート配線
24 ソース配線
25 コンタクトホール
Lb n型バッファ層の幅(1/2幅)
56a、66a p型ドレイン層部分
103 n型バッファ層
104 n型ベース層
105、115 p型ベース層
106、116、126 n型ソース層
107、117 ゲート絶縁膜
108、118 ゲート電極
109、119、129 ソース電極
110 p型ドレイン層
111 ドレイン電極
112 バリアメタル
201 n−型半導体基板
202 n型バッファ層
203、208 シリコン酸化膜
207 溝
209、210 p型ドレイン層
211 埋め込みドレイン電極
212 ドレイン電極
221 n−型エピタキシャル層
231 p型ベース層231
232 n型ソース層
233 ゲート絶縁膜
234 ゲート電極
235 ソース電極
Claims (6)
- 第1導電型バッファ層より高抵抗の第1導電型ベース層と、
前記第1導電型ベース層の一方の表面上に形成された前記第1導電型バッファ層と、
前記第1導電型バッファ層の表面部分に選択的に形成された第2導電型ドレイン層と、
前記第1導電型ベース層の他方の表面部分に選択的に形成された第2導電型ベース層と、
前記第2導電型ベース層の表面部分に選択的に形成された第1導電型ソース層と、
前記第1導電型ソース層と前記第1導電型ベース層の間の前記第2導電型ベース層上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜を介して前記第2導電型ベース層上に形成されたゲート電極と、
前記第2導電型ドレイン層と電気的に接続するように形成されたドレイン電極と、
前記第1導電型ソース層及び前記第2導電型ベース層と電気的に接続するように形成されたソース電極と、
を備え、
前記ドレイン電極が前記第1導電型バッファ層とは電気的に接続されていないことを特徴とする縦型半導体装置。 - 第1導電型バッファ層より高抵抗の第1導電型ベース層と、
前記第1導電型ベース層の一方の表面上に形成された前記第1導電型バッファ層と、
前記第1導電型ベース層の他方の表面部分に形成された複数の溝と、
前記第1導電型ベース層の他方の表面部分に前記溝より浅く形成された第2導電型ベース層と、
前記第2導電型ベース層の表面部分に各々の前記溝の両側に形成された第1導電型ソース層と、
前記溝の側壁及び底面に形成されたゲート絶縁膜と、
前記溝の内部を埋めるように前記ゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記第1導電型ソース層及び前記第2導電型ベース層に電気的に接続するように形成されたソース電極と、
前記第1導電型バッファ層の表面部分に選択的に形成された第2導電型ドレイン層と、
前記第2導電型ドレイン層と電気的に接続されたドレイン電極と、
を備え、
前記ドレイン電極が前記第1導電型バッファ層とは電気的に接続されていないことを特徴とする縦型半導体装置。 - 前記第2導電型ドレイン層の表面不純物濃度Csが、
Cs>1×1019 cm−3
を満たす請求項1又は2記載の縦型半導体装置。 - 前記第1の主電極と前記第2導電型ドレイン層の間にバリアメタル層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の縦型半導体装置。
- 第1導電型バッファ層より高抵抗の第1導電型半導体基板と、
前記第1導電型半導体基板の一方の表面上に形成された前記第1導電型バッファ層と、
前記第1導電型半導体基板の他方の表面部分に形成された複数の第1の溝と、
前記第1導電型半導体基板の他方の表面部分において前記第1の溝より浅く形成された第2導電型ベース層と、
前記第2導電型ベース層の表面部分において各々の前記第1の溝の両側に形成された第1導電型ソース層と、
前記第1の溝の側壁及び底面に形成された第1の絶縁膜と、
前記第1の溝の内部に前記第1の絶縁膜を介して埋め込むように形成されたゲート電極と、
前記第1導電型ソース層及び前記第2導電型ベース層に接続するように形成されたソース電極と、
前記第1導電型バッファ層に形成された第2の溝と、
前記第2の溝の側壁に形成した第2の絶縁膜と、
前記第2の溝の底面部分に形成された第2導電型第1ドレイン層と、
前記第1導電型バッファ層の表面部分において前記前記第2の溝より浅く形成された第2導電型第2ドレイン層と、
前記第2の溝の内部に前記第2の絶縁膜を介して埋め込むように形成され、前記第2導電型第1ドレイン層に接続する埋め込みドレイン電極と、
前記第2導電型第2ドレイン層及び前記埋め込みドレイン電極と接続するドレイン電極とを備えることを特徴とする縦型半導体装置。 - 第1導電型バッファ層より高抵抗の第1導電型半導体基板と、
前記第1導電型半導体基板の一方の表面上に形成された前記第1導電型バッファ層と、
前記第1導電型半導体基板の他方の表面部分に選択的に形成された第2導電型ベース層と、
前記第2導電型ベース層の表面部分に選択的に形成された第1導電型ソース層と、
前記第1導電型ソース層と前記第1導電型半導体基板との間の前記第2導電型ベース層上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜を介して前記第2導電型ベース層上に形成されたゲート電極と、
前記第1導電型ソース層及び前記第2導電型ベース層に接続するように形成されたソース電極と、
前記第1導電型バッファ層に形成された溝と、
前記溝の側壁に形成した絶縁膜と、
前記溝の底面部分に形成された第2導電型第1ドレイン層と、
前記第1導電型バッファ層の表面部分において前記前記溝より浅く形成された第2導電型第2ドレイン層と、
前記溝の内部に前記絶縁膜を介して埋め込むように形成され、前記第2導電型第1ドレイン層に接続する埋め込みドレイン電極と、
前記第2導電型第2ドレイン層及び前記埋め込みドレイン電極と接続するドレイン電極とを備えることを特徴とする縦型半導体装置。
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KR100759284B1 (ko) | 2006-01-31 | 2007-09-17 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 반도체 장치 |
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