JP2004266014A - 平板状ワークの作業装置 - Google Patents

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Michinobu Mizumura
通伸 水村
Koichi Kajiyama
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Abstract

【課題】大きな平板状ワークであっても小さな駆動力で、円滑に、かつ安定した状態で移動できるワーク搬送装置を備え、装置全体の大型化を抑える。
【解決手段】平板状ワークの作業装置1におけるワーク搬送装置3は、平板状ワークWを把持してY軸方向yに移動させる搬送機構7と、平板状ワークWの下面を支持してY軸方向yへの移動を案内する支持案内機構8,9,10と、作業ヘッド6の下方位置における平板状ワークWの下面側にX軸方向に沿って設けられ、平板状ワークWの下面を気体の圧力で支持するワークステージ11とを備えている。ワークステージ11はステージ本体18を備え、搬送機構7による平板状ワークWの移動時や作業ヘッド6による作業時に、ステージ本体18に設けた気体通路や気体吸引通路から圧縮気体を噴出、吸引させて、平板状ワークWをステージ本体18に対し微小量浮上、または吸着させて安定に保持させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルの液晶板やカラーフィルター等に用いられるガラス基板等の平板状ワークの表面状態をCCDカメラと顕微鏡で観察し、変位計で測定したり、その観察、測定結果にもとづいて、前記平板状ワークの表面に形成された突起欠陥部、パターン形状の不整部をレーザーリペアユニットで修正したり、平板状ワークの表面に付着した溶剤、ゴミ等の異物をテープ研磨式リペアユニット等で除去するための平板状ワークの作業装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の平板状ワークの作業装置として、機台上に移動機構によってY軸方向に移動する前後スライド台を設け、該前後スライド台上にX軸方向に移動する左右スライド台を重合、支持すると共に、該左右スライド台上に配設した載置台に取り付けた平板状ワークを、テープ移送機構によって移動する研磨テープで修正処理するようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、機台上で移動機構によってY軸方向に移動する前後スライド台に平板状ワークを取り付け、前記機台上で移動機構によってX軸方向に移動する左右スライド台上にレーザリペアユニットを配置し、該レーザリペアユニットから照射されるレーザによって前記平板状ワークを修正処理するようにしたもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−198554号公報
【特許文献2】
特開2002−40674号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の平板状ワークの作業装置は、修正、除去対象物の確認のため、平板状ワークの上面からの落射光の他に、平板状ワークの下面からの透過光を用いる必要が生じてきており、前記平板状ワークの載置台にはガラス製のものが使用される。このため、平板状ワークの大型化により大きなガラス製載置台が必要となるが、このガラス製載置台は平坦度の高いものが要求され、加工が困難であることと、装置の製作費が高額になる問題があった。
また、従来の装置の場合、前記平板状ワークの大きさが大きくなると、前記載置台が大きくなり、必然的に装置全体が大型化するため、装置の輸送が困難であるなどの問題があった。
【0005】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、平板状ワークを載せるガラス製載置台が不要で、大きな平板状ワークであっても小さな駆動力で、円滑に、かつ安定した状態で移動させることができるワーク搬送装置を備え、装置の運搬が容易に行える平板状ワークの作業装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る平板状ワークの作業装置は、ワーク搬送装置によってY軸方向に移動される平板状ワークを、該平板状ワークの上方でX軸方向に移動される作業ヘッドによって測定および修正する作業のうちの少なくとも一方を行う作業装置において、前記ワーク搬送装置は、前記平板状ワークを把持してY軸方向に移動させる搬送機構と、前記平板状ワークの下面を支持してY軸方向への移動を案内する支持案内機構と、前記作業ヘッドの下方位置における平板状ワークの下面側にX軸方向に沿って設けられ、平板状ワークの下面を気体の圧力で支持するワークステージとを備えていることを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に係る平板状ワークの作業装置は、請求項1に記載の作業装置において、前記ワークステージは、前記平板状ワークの下面に向けて開口する気体通路をX軸方向に所定間隔をあけて複数個設けたステージ本体を備え、前記各気体通路には気体供給配管を介して圧縮圧縮気体供給源が連絡されていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項3に係る平板状ワークの作業装置は、請求項2に記載の作業装置において、前記ステージ本体には、前記平板状ワークの下面に向けて開口する気体吸引路がX軸方向に沿って所定間隔をあけて複数個設けられ、前記各気体吸引路には気体吸引配管を介して気体吸引ポンプが連絡されていることを特徴としている。
【0009】
また、請求項4に係る平板状ワークの作業装置は、請求項2に記載の作業装置において、前記気体通路には前記気体供給配管とは別の気体吸引配管を介して気体吸引ポンプが連絡され、前記気体供給配管と気体吸引配管には、前記気体通路と圧縮気体供給源が連絡されたときに気体通路と気体吸引ポンプとの連絡を断ち、前記気体通路と圧縮気体供給源との連絡が断たれたときに気体通路と気体吸引ポンプとを連絡させる切換バルブがそれぞれ設けられていることを特徴としている。
【0010】
また、請求項5に係る平板状ワークの作業装置は、請求項2〜4のいずれかに記載の作業装置において、前記ステージ本体における気体通路と気体吸引路の開口部側の上面には、多孔質材料からなる平板状の通気部材が、前記開口部を覆うようにして設置されていることを特徴としている。
【0011】
また、請求項6に係る平板状ワークの作業装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の作業装置において、前記ワークステージには、前記平板状ワークをその下面側から照明する照明器がX軸方向に沿って設けられていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る平板状ワークの作業装置について図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3において、1は本発明の一実施の形態に係る平板状ワークの作業装置である。該平板状ワークの作業装置1は、基台2上にY軸方向yに水平に延長して設けられた平板状ワークWをY軸方向yへ送るためのワーク搬送装置3と、前記基台2の両端部にボルトによって固定されてY軸に直角なZ軸方向zに立設された一対の支柱4,4と、該支柱4,4の上端にボルトで両端部を固定されてY軸方向yとZ軸方向zに直角なX軸方向xに向けて配設された水平のX軸ビーム5と、該X軸ビーム5に支持されて、図示しないX軸駆動手段でX軸方向xに移動、位置決めされる作業ヘッド6とを備えている。
【0013】
前記作業ヘッド6は、前記平板状ワークWの観察、計測等の測定を行うためのCCDカメラ、顕微鏡、変位計等の測定ユニットと、該測定ユニットによる測定結果にもとづいて、前記平板状ワークWの欠陥部等の修正を行うレーザーリペアユニット、テープ研磨式リペアユニット等のリペアユニットの少なくとも一方を備え、または、前記測定ユニットとリペアユニットとを取替可能に備え、前記測定ユニットやリペアユニット(以下、これらを「作業ユニット」と呼ぶ)6aは、作業ヘッド6上でZ軸方向zへ移動可能に支持され、平板状ワークWの表面との間の距離を調節できるようになっている。
【0014】
前記ワーク搬送装置3は、前記支柱4,4の間において前記基台2の両端上部に固定して設けられた一対の搬送機構7,7と、該各搬送機構7,7の間において前記基台2の中央上部に固定されている中央部の支持案内機構8と、該中央部の支持案内機構8の前方(図1、図2で左方)に位置され、前記搬送機構7,7の間において前記基台2の前部に固定して設けられた前部の支持案内機構9と、前記中央部の支持案内機構8の後方(図1、図2で右方)に位置され、前記搬送機構7,7の間において前記基台2の後部に固定して設けられた後部の支持案内機構10と、前記作業ヘッド6の下方位置において前記基台2の上部に設けられたワークステージ11とを備えている。
【0015】
前記各搬送機構7,7は、前記基台2の上部に固定されてY軸方向yに延長されたフレーム7aと、該フレーム7aの前、後端部に回転自在に支持されたローラ12,12と、該ローラ12,12に巻き掛けられた無端状のスチールベルト(ベルト)13と、該スチールベルト13の上方移動部13aに固定されて上方に突き出された支持部材14と、該支持部材14の上端に中間部を固定されてY軸方向yに水平に延長されたワーク支持板15とを備え、該ワーク支持板15の前後端部には、ワーク支持板15に載置された平板状ワークWのX軸方向xの前後端部を把持するクランパ15a,15aが設けられている。
【0016】
そして、前記搬送機構7,7は、各フレーム7a,7aに設けた前方または後方のローラ(駆動ローラ)12,12が、サーボモータ等の回転駆動手段(図示せず)によって同期して正転、逆転されると、前記スチールベルト13,13の上方移動部13aが前後に移動し、前記支持部材14を介して前記ワーク支持板15がY軸方向yに移動して、前記平板状ワークWをY軸方向yへ移動させるようになっている。
なお、前記フレーム7aにはX軸方向xの両側に側壁部7b,7bが設けられ、該側壁7b,7bによって、前記スチールベルト13および前記支持部材14のスチールベルト13との連結部14aが、X軸方向xへ蛇行するのを阻止されてY軸方向yへ案内移動されると共に、該側壁7bに固定した水平のガイド部材16に、前記支持部材14がその下端を接触して案内されることにより、前記ワーク支持板15がY軸方向yへ水平を保って移動されるようになっている。
【0017】
前記中央部の支持案内機構8は、前記基台2の中央に固定されたX軸方向xに長い矩形状の枠部材8aに、X軸方向xに沿って延長された一対の支持ローラ17,17が、Y軸方向yに所定間隔をあけて、かつ上端部を前記枠部材8aの上面より僅かに上に突き出させた状態で回転自在に支持されて構成されている。
また、前記前部の支持案内機構9は、前記中央部の支持案内機構8よりもY軸方向yに長く形成された枠部材9aに、X軸方向xに沿って延長された複数の支持ローラ17が、Y軸方向yに所定間隔をあけて、かつ上端部を前記枠部材9aの上面より僅かに上に突き出させた状態で回転自在に支持されて構成されている。また、前記後部の支持案内機構10は、前記中央部の支持案内機構8を間にして前部の支持案内機構9と対称に配置されて、それと同様に、枠部材10aに複数の支持ローラ17を設けて構成されている。各支持案内機構8,9,10の支持ローラ17の上端は、同一の水平面上設定されている。
【0018】
また、前記ワークステージ11は、図2、図3に示すように、側面視(横断面)でT字状に形成されてX軸方向xに沿って延長され、前記中央部の支持案内機構8の一対の支持ローラ17,17間に位置されて、前記基台2の上部に固定されたステージ本体18を備えている。該ステージ本体18は、T字状の上辺部18aにおける水平な上面18bが前記支持ローラ17の上端(平板状ワークWの下面)と同一若しくはそれより微小寸法だけ下位に設定されており、前記上辺部18aの前後端寄りの位置には、それぞれ、前記上面18bに開口する(前記平板状ワークの下面に向けて開口する)気体通路19,19がX軸方向xに所定間隔をあけて複数個設けられている。
【0019】
そして、前記各気体通路19,19は、その前記開口側と反対側が気体連絡路(気体通路)19aを介して、ステージ本体18の中央部に設けた1つの気体供給路(気体通路)19bに連絡され、該気体供給路19bが、開閉バルブ20aを有する気体供給配管20によってエアコンプレッサー等の圧縮気体供給源(図示せず)に連絡されている。また、前記ステージ本体18の上辺部18aには、前記気体通路19,19よりも内側寄り位置に、前記上面18bに開口する気体吸引路21,21がX軸方向xに所定間隔をあけて複数個設けられている。
前記各気体吸引路21,21の前記開口側と反対側は、それぞれ一つの管路に合流されて、気体吸引配管22,22を介して真空ポンプ等の気体吸引ポンプ23に連絡されている。各気体吸引配管22,22の途中には、その管路を開閉する開閉バルブ24と所定大きさの気体貯留空間を形成するリザーバ25が、開閉バルブ24,24を気体吸引路21側に位置させて設けられている。
【0020】
さらに、前記ステージ本体18の上部には、その前後方向(Y軸方向y)の中間位置にX軸方向xに沿って横断面が矩形の装着溝18cが設けられ、該装着溝18cには、前記平板状ワークWをその下面側から照明する照明器26が装着されている。該照明器26は、上端部にX軸方向xに沿ってスリット27aを形成したケース27内に、X軸方向xに向けられた円柱状の伝送ライト28と半円柱状のレンズ29とが、該レンズ29を上側にし、かつその凸面を前記スリット27aに臨ませた状態で保持されて構成されている。前記伝送ライト28は、円柱状のガラス棒の両端部にランプで光を照射し、その光をガラス棒の直径方向に反射させるもので、前記ケース27における伝送ライト28の周囲に、前記スリット27a側の部分を除いて反射膜が施され、伝送ライト28から前記スリット27a側に反射された光が、前記レンズ27で集光されて、スリット27aを経て前記平板状ワークWの下面に照射されるようになっている。
【0021】
次に、前記実施の形態に係る平板状ワークの作業装置1の作用について説明する。
前記ワーク搬送装置3における搬送機構7,7のワーク支持板15上に、例えば透明なガラス基板等の平板状ワークWを載せてクランパ15aで把持、固定し、前記ワークステージ11に装着された照明器26から前記平板状ワークWの下面に照射される透過光を、前記作業ヘッド6に取り付けられた作業ユニット6aのうちの顕微鏡やCCDカメラ等の測定ユニットで受けながら、前記回転駆動手段(図示せず)によって駆動ローラ12を回転させることによって、前記スチールベルト13,13と一緒に移動する前記ワーク支持板15を介して前記平板状ワークWをY軸方向yへ移動させると共に、前記作業ヘッド6を図示しないX軸駆動手段でX軸方向xに移動させて、平板状ワークWの表面の状態を測定する。
【0022】
前記平板状ワークWの表面状態の観察、測定の際には、前記ワーク搬送装置3における支持案内機構8,9,10の支持ローラ17によって平板状ワークWの下面が支持されると共に、前記開閉バルブ20aが開くことにより、図示しない圧縮圧縮気体供給源から気体供給配管20を経て圧力を調整された圧縮気体が、前記ワークステージ11におけるステージ本体18の気体通路19に導入され、ステージ本体18の上面18bから平板状ワークWの下面に噴出されることにより、その噴出気体の圧力で平板状ワークWの下面が支持されるので、前記平板状ワークWは前記ステージ本体18の上面18bから僅かに(例えば、数十ミクロン)浮上した状態で、上下に振動することなく安定して状態を保持されて円滑に移動され、前記観察、測定が正確に行える。
【0023】
この場合、更に前記気体吸引配管22の一方の開閉バルブ24を開いて前記気体吸引ポンプ23を運転することにより、前記ステージ本体18の上面18bと平板状ワークWの下面との間に噴出された気体を吸引すると、前記気体通路19から噴出される圧縮気体による平板状ワークの浮上力と前記気体吸引路21から吸引される気体による平板状ワークの吸引力とを平衡させることが可能になり、これのより、平板状ワークWの下面に発生する圧力が一定に保持されて、一層安定した状態で平板状ワークWが移動される。
【0024】
前記測定の結果、平板状ワークWの表面等に欠陥部が見つかった際には、その欠陥部に作業ヘッド6を位置決めして、作業ヘッド6に取り付けられた作業ユニット6aのうちのリペアユニットを作動させて前記欠陥部の修正処理を行う。その修正処理の際に、万一、平板状ワークWが振動するような場合には、前記気体供給配管20の開閉バルブ20aを閉じて、圧縮気体の気体供給路19からの噴出を停止すると、気体吸引ポンプ23による気体の吸引作用によって、平板状ワークWは前記ステージ本体18の上面18bに直ちに吸い付けられて振動が無くなるので、前記作業ヘッド6による修正処理が一層正確に行われる。修正処理の終了後は前記開閉バルブ20aを開いて、前記作業ヘッド6を平板状ワークWの別の欠陥部に移動させて、該別の欠陥部を同様に修正処理する。なお、境界寸法の測定のように測定精度を厳しく要求される場合には、図4に示すように、前記開閉バルブ20aを閉じると同時に両方の開閉バルブ24,24を開く。これにより、前記平板状ワークWは、前記ステージ本体18の上面18bに強力に吸引、密着され、その振動が完全に停止されて、前記作業ユニット6aのうちの測定ユニットによる測定が確実に要求精度で行える。
【0025】
次に、図5にもとづいて、前記ワークステージ11に代わる他のワークステージ30について説明する。なお、ワークステージ11の構成部分と同一の構成部分には同一の符号を付してその詳細説明は省略する。
前記ワークステージ30は、前記基台2に支持したステージ本体31を備えている。該ステージ本体31は、側面視(横断面)が矩形状で、X軸方向xに延長されており、その前、後部には上面31aに開口する気体通路32,32がX軸方向xに所定間隔をあけてそれぞれ複数個設けられている。前記ステージ本体31の上面31aには、前記各気体通路32,32の上面31aにおける開口部32aを覆うようにして、前後方向(Y軸方向y)に所定の幅を有しX軸方向xに延長された平板状の通気部材33,33が、それぞれ、長手方向(X軸方向x)に複数個(例えば2個)に分割されて設置されている。該通気部材33は、相互に連通する多数の気孔を有する多孔質材料からなり、前記気体通路32の上方の開口部32aから噴出される気体を、上面33aの全体に分散して平板状ワークWの下面に吹き付けるようになっている。
【0026】
前記各気体通路32,32の前記開口部32aと反対側には、それぞれ一対の開閉バルブ34a,34bを有する一対の気体配管35,35を介して、前記各リザーバ25,25が連絡されている。そして、前記各気体配管35,35には、前記一対の開閉バルブ34a,34bの間において、前記気体供給配管20が前記開閉バルブ20aの下流側で連絡されている。前記一対の開閉バルブ34a,34bと開閉バルブ20aは、共に切換バルブとして機能し、該開閉バルブ20aが開くときに、前記開閉バルブ34a,34aが開くと共に開閉バルブ34b,34bが閉じて、前記気体供給配管20が前記各気体配管35,35を介して前記各気体通路32,32に連絡され、また、前記開閉バルブ20aが閉じるときに、前記開閉バルブ34a,34aと開閉バルブ34b,34bが共に開いて、前記各気体通路32,32が前記各リザーバ25,25に連絡されるように、連動して開閉動作の切換を行うようになっている。
【0027】
前記ワークステージ30を備えた平板状ワークの作業装置1においては、前記開閉バルブ34b,34bが閉じると共に前記開閉バルブ20a,34a,34aが開かれて、図示しない圧縮気体供給源から気体供給配管20、気体配管35,35を介して気体通路32,32に圧縮気体が送られて、それらの開口部32a,32aから前記通気部材33,33を通して平板状ワークWの下面に前記圧縮気体が噴出され、前記平板状ワークWが浮上された状態において、前記ワークステージ11を備えた平板状ワークの作業装置1と同様に、前記ワーク搬送装置3によって平板状ワークWが移動され、また、作業ヘッド6の作業ユニット6aのうちのリペアユニットによる平板状ワークWの修正処理が行われる。
なお、前記作用において、前記気体通路32の開口部32aから噴出した圧縮気体は、前記通気部材33,33内の微小な気孔を通して、通気部材33の全体に平均的に分散され、前記平板状ワークWの下面に均等な圧力を作用させるので、前記平板状ワークWの浮上が安定した状態で行われ、搬送中や修正処理中における平板状ワークWの振動を一層確実に抑えることができる。
【0028】
また、前記開閉バルブ20aが閉じると共に前記開閉バルブ34a,34a,34b,34bが一緒に開かれて、前記気体吸引ポンプ23で気体吸引配管22,22と気体配管35,35を介して気体通路32,32から気体が吸引されて、それらの開口部32a,32aが負圧になり、前記通気部材33,33を通して平板状ワークWの下面の気体が気体通路32,32に吸引され、前記平板状ワークWがワークステージ30のステージ本体32の上面32aに吸着された状態において、前記ワークステージ11を備えた平板状ワークの作業装置1と同様に、前記作業ユニット6aのうちの測定ユニットによる平板状ワークWの測定が行われ、また、作業ユニット6aのうちのリペアユニットによる平板状ワークの修正処理が行われる。
なお、前記作用において、吸引ポンプ23で気体通路32内の気体を吸引する際には、予め前記気体吸引ポンプ23の吸引動作によって前記リザーバ25,25内が負圧状態になっているので、前記各開閉バルブ24a,24bが開かれると、気体通路32,32内の気体が前記リザーバ内25,25内に速やかに吸引され、これにより、平板状ワークWの前記通気部材33(ステージ本体31)への吸着が時間的遅れなしに迅速に行われる。
【0029】
前記実施の形態に係る平板状ワークの作業装置1においては、平板状ワークWを前記支持案内機構8,9,10で支持しながら、搬送機構7,7でY軸方向yへ移動させる構成となっているので、従来装置のように平板状ワークとそれを載置してX軸方向へ移動させるスライド台の両方をY軸方向に移動させる必要がなく、平板状ワークWが大きい場合でも、その中央部に撓みを生じることがなく、かつ平板状ワークの移動に要する駆動力を可及的に小さくすることができると共に、ワーク搬送装置とこれを含む装置全体の大型化を抑えることができ、装置の運搬も容易に行える。しかも、平板状ワークを支持して搬送するために、高い平坦度を要求されるガラス製載置台を必要としないので、装置の製作費を低廉に抑えることができる。
【0030】
なお、前記実施の形態に係る平板状ワークの作業装置1においては、前記ワークステージ11,30のステージ本体18,32に気体通路19,32をそれぞれ前後に2列設け、また、前記ステージ本体18に気体吸引路21を前後に2列設けたが、それらの気体通路19,32、気体吸引路21の設置の列数は、これに限らず、1列若しくは3列以上の複数列としてもよい。また、前記ワークステージ11のステージ本体18に、前記ステージ本体31の上面31aに設置した通気部材33を設置して、その機能を付加させるようにしてもよい。さらに、前記平板状ワークWをY軸方向yへ移動させる搬送機構7と、該平板状ワークWの下面を支持する支持案内機構8,9,10とは、それぞれ、前記ローラ12,12に巻き掛けた前記スチールベルト13の移動に連動して移動するワーク支持板15に平板状ワークWを載置する構成、支持ローラ17で平板状ワークWの下面を支持する構成としたが、これらに限らず、他の構成を適宜に採用することができる。
【0031】
例えば、前記搬送機構7は、スチールベルト13の代わりに、固定のリニアモータマグネットと可動のリニアモータコイルとからなるリニアモータを設置して、前記リニアモータコイルを前記支持部材14の連結部14aに取り付けた構成としてもよい。
また、支持案内機構8,9,10は、ローラ17の代わりに、複数の孔を有する平板状支持部材であって、その一部の孔に圧縮空気供給装置が連結され、残りの孔に吸引ポンプが連結されたものを配置し、平板状ワークと該平板状支持部材との間に圧縮空気供給装置から供給される圧縮空気の供給量と、平板状ワークと該平板状ワークとの間から吸引ポンプによって吸引される空気の吸引量とを調整することによって、平板状ワークの下面を前記平板状支持部材に接触させることなく、支持するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る平板状ワークの作業装置によれば、ワーク搬送装置が、平板状ワークを把持してY軸方向に移動させる搬送機構と、前記平板状ワークの下面を支持してY軸方向への移動を案内する支持案内機構と、作業ヘッドの下方位置における平板状ワークの下面側にX軸方向に沿って設けられ、平板状ワークの下面を気体の圧力で支持するワークステージとを備えた構成としたので、前記平板状ワークの搬送機構による移動時や位置決め時に、平板状ワークが、前記ワークステージからの気体の圧力で浮上して支持されることにより、振動することがなく、安定した状態を保持することができ、これにより、平板状ワークの移動を円滑、静粛に行えると共に、作業ヘッドによる修正処理も正確に行うことができる。しかも、平板状ワークの移動に必要な駆動力を小さくすることができると共に、装置の大型化を抑えて、その運搬も容易に行うことができ、また、平板状ワーク用のガラス製載置台を不要として、装置の製作費を低廉に抑えることができる。
【0033】
請求項2に係る平板状ワークの作業装置によれば、ワークステージが、平板状ワークの下面に向けて開口する気体通路をX軸方向に所定間隔をあけて複数個設けたステージ本体を備え、前記各気体通路に気体供給配管を介して圧縮圧縮気体供給源が連絡されている構成としたので、作業ヘッドの移動するX軸方向において、前記複数個の気体通路から噴出される気体の圧力によって、前記平板状ワークを均等に浮上させることができて、その作業ヘッドにより修正処理を行う領域の全体を振動なく、安定した状態で保持することができる。
【0034】
請求項3に係る平板状ワークの作業装置によれば、ステージ本体に、気体通路の他に、平板状ワークの下面に向けて開口する気体吸引路がX軸方向に沿って所定間隔をあけて複数個設けられ、前記各気体吸引路には気体吸引配管を介して気体吸引ポンプが連絡されている構成としたので、前記気体通路から噴出される圧縮気体による平板状ワークの浮上力と前記気体吸引通路から吸引される気体による平板状ワークの吸引力を平衡させることによって、平板状ワークを一層安定した状態で保持することができる。
【0035】
請求項4に係る平板状ワークの作業装置によれば、ステージ本体の気体通路に気体供給配管とは別の気体吸引配管を介して気体吸引ポンプが連絡され、前記気体供給配管と気体吸引配管に、前記気体通路と圧縮気体供給源が連絡されたときに気体通路と気体吸引ポンプとの連絡を断ち、前記気体通路と圧縮気体供給源との連絡が断たれたときに気体通路と気体吸引ポンプとを連絡させる切換バルブがそれぞれ設けられている構成としたので、前記気体通路を、平板状ワークを圧縮空気により浮上させるときの気体通路と、平板状ワークの下面からの気体を吸引して平板状ワークをステージ本体の上面に吸引するときの気体吸引路とを兼用することができて、ステージ本体の構成を簡単にすることができる。
【0036】
請求項5に係る平板状ワークの作業装置によれば、ステージ本体における気体通路と気体吸引路の開口部上面に、多孔質材料からなる平板状の通気部材が、前記開口部を覆うようにして設置されている構成としたので、前記気体通路の開口部から噴出した圧縮気体が、前記通気部材の全体に平均的に分散され、平板状ワークの下面に均等な圧力を作用させることができ、これにより、前記平板状ワークの浮上を安定した状態で行わせることができ、搬送中や修正処理中における平板状ワークの振動を一層確実に抑えることができる。
【0037】
請求項6に係る平板状ワークの作業装置によれば、ワークステージに、平板状ワークをその下面側から照明する照明器がX軸方向に沿って設けられている構成としたので、作業ヘッドの作業ユニットによる平板状ワークの測定や修正処理を行う領域の直下の近接位置から前記平板状ワークを透過照明することができ、平板状ワークの欠陥部を明瞭に識別することができると共に、その欠陥部の修正処理を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る平板状ワークの作業装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る平板状ワークの作業装置におけるワーク搬送装置の側面図である。
【図3】同じくワーク搬送装置のワークステージを示す側面図である。
【図4】同じくワーク搬送装置のワークステージの作用説明図である。
【図5】同じくワーク搬送装置のワークステージの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 平板状ワークの作業装置
2 基台
3 ワーク搬送装置
4 支柱
5 X軸ビーム
6 作業ヘッド
6a 作業ユニット
7 搬送機構
8、9,10 支持案内機構
11,30 ワークステージ
15 ワーク支持板
17 支持ローラ
18,31 ステージ本体
19、32 気体通路
20 気体供給配管
20a、24 開閉バルブ
21 気体吸引路
22 気体吸引配管
23 気体吸引ポンプ
25 リザーバ
26 照明器
33 通気部材
34a,34b 開閉バルブ(切換バルブ)
W 平板状ワーク

Claims (6)

  1. ワーク搬送装置によってY軸方向に移動される平板状ワークを、該平板状ワークの上方でX軸方向に移動される作業ヘッドによって測定および修正する作業のうちの少なくとも一方を行う作業装置において、
    前記ワーク搬送装置は、前記平板状ワークを把持してY軸方向に移動させる搬送機構と、前記平板状ワークの下面を支持してY軸方向への移動を案内する支持案内機構と、前記作業ヘッドの下方位置における平板状ワークの下面側にX軸方向に沿って設けられ、平板状ワークの下面を気体の圧力で支持するワークステージとを備えていることを特徴とする平板状ワークの作業装置。
  2. 前記ワークステージは、前記平板状ワークの下面に向けて開口する気体通路をX軸方向に所定間隔をあけて複数個設けたステージ本体を備え、前記各気体通路には気体供給配管を介して圧縮気体供給源が連絡されていることを特徴とする請求項1に記載の平板状ワークの作業装置。
  3. 前記ステージ本体には、前記平板状ワークの下面に向けて開口する気体吸引路がX軸方向に沿って所定間隔をあけて複数個設けられ、前記各気体吸引路には気体吸引配管を介して気体吸引ポンプが連絡されていることを特徴とする請求項2に記載の平板状ワークの作業装置。
  4. 前記気体通路には前記気体供給配管とは別の気体吸引配管を介して気体吸引ポンプが連絡され、前記気体供給配管と気体吸引配管には、前記気体通路と圧縮気体供給源が連絡されたときに気体通路と気体吸引ポンプとの連絡を断ち、前記気体通路と圧縮気体供給源との連絡が断たれたときに気体通路と気体吸引ポンプとを連絡させる切換バルブがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2に記載の平板状ワークの作業装置。
  5. 前記ステージ本体における気体通路と気体吸引路の開口部側の上面には、多孔質材料からなる平板状の通気部材が、前記開口部を覆うようにして設置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の平板状ワークの作業装置。
  6. 前記ワークステージには、前記平板状ワークをその下面側から照明する照明器がX軸方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の平板状ワークの作業装置。
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