JP2004265825A - 照光付回転型電気部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の照光付回転型電気部品は、操作部6の回転により操作される回転検出ユニットKと、この回転検出ユニットKの操作部側に積層される照光ユニットSとを備え、照光ユニットSは、一対の固定接点8が設けられたハウジング7と、固定接点8に摺接する一対の可動接点11が設けられ、ハウジング7に対して回転可能に取り付けられた回転体10と、この回転体10に取り付けられ、可動接点11に端子11bが導通された1個の光源13を有し、回転体10が操作部6と共に回転可能となして、光源13が回転するようにしたため、1個の光源13で構成できて、従来に比して部品点数が少なく、安価で、生産性の良好なものが得られる。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車のエアコン等に使用して好適な照光付回転型電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の照光付回転型電気部品の図面を説明すると、図8は従来の照光付回転型電気部品を取り付けた状態を示す要部断面図、図9は従来の照光付回転型電気部品の分解斜視図、図10は従来の照光付回転型電気部品に係り、照光ユニットの一部を切り欠いた平面図である。
【0003】
次に、従来の照光付回転型電気部品の構成を図8〜図10に基づいて説明すると、エンコーダからなる回転検出ユニット51は、上面に凸部52aを有する箱形のケース52と、このケース52に取り付けられた軸受け部53と、この軸受け部53に挿通されて、回転可能に保持された軸からなる操作部54と、ケース52に取り付けられた引出端子55で構成されている。
【0004】
また、回転検出ユニット51は、ここでは図示しないが、引出端子55に導通した固定接点がケース52内に設けられると共に、操作部54に取り付けられた回転体、及びこの回転体に取り付けられた可動接点がケース52内に収納された構成を有する。
【0005】
そして、回転検出ユニット51は、操作部54を回転すると、回転体と可動接点が回転して、可動接点が固定接点上を摺動し、これによって、接点の切換を行なって、回転検出が行われるようになっている。
【0006】
また、照光ユニット56は、端子57を取り付けた絶縁基板58と、この絶縁基板58に取り付けられたハウジング59と、このハウジング59に設けられた複数個のLEDチップ60と、このLEDチップ60を覆うように、ハウジング59に取り付けられた光拡散板61で構成されている。
【0007】
そして、ハウジング59は、複数個の区画室59aを有し、この各区画室59aには、絶縁基板58にワイヤーボンディングされたLEDチップ60が収納されており、照光ユニット56の中央部に設けられた挿通孔56aには、操作部54が挿通されて、照光ユニット56がケース52上に積層されて、回転検出ユニット51に組み合わされている。
【0008】
また、回転検出ユニット51と照光ユニット56とが組み合わされる時、ケース52に設けられた凸部52aが照光ユニット56の下面に設けられた凹部(図示せずに)に嵌合した状態となっている。
【0009】
このように構成された照光付回転型電気部品は、図8に示すように、引出端子55と端子57が導電パターンを有するプリント基板62に取り付けられると共に、操作部54に取り付けられた操作部材63がパネル64から突出すると共に、光拡散板61がパネル64から露出して配置される。
【0010】
そして、操作部材63の回転によって、回転検出ユニット51の回転検出が行われると、LEDチップ60の点灯が順次切換えられて、操作部材63の回転位置を照光によって表示するようになっている。(例えば、特許文献1参照)
【0011】
このような照光付回転型電気部品においては、操作部54の回転位置を表示するために、多数のLEDチップ60を必要とし、コスト高になると共に、LEDチップ60の取付に多くの手間がかかり、生産性が悪いものであった。
【0012】
また、LEDチップ60の点灯が回転検出ユニット51の検出結果によって切り換えられるようになっているため、回転検出ユニット51とは別に、LEDチップ60を点灯させるための制御手段(駆動回路)を必要とし、従って、照光付回転型電気部品を用いた装置全体の構成が複雑となって、コスト高になる。
【0013】
【特許文献1】
特開平8−195142号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従来の照光付回転型電気部品は、操作部54の回転位置を表示するために、多数のLEDチップ60を必要とし、コスト高になると共に、LEDチップ60の取付に多くの手間がかかり、生産性が悪いという問題がある。
また、LEDチップ60の点灯が回転検出ユニット51の検出結果によって切り換えられるようになっているため、回転検出ユニット51とは別に、LEDチップ60を点灯させるための制御手段(駆動回路)を必要とし、従って、照光付回転型電気部品を用いた装置全体の構成が複雑となって、コスト高になるという問題がある。
【0015】
そこで、本発明は安価で、生産性の良好な照光付回転型電気部品を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、操作部の回転により操作される回転検出ユニットと、この回転検出ユニットの前記操作部側に積層される照光ユニットとを備え、前記照光ユニットは、一対の固定接点が設けられたハウジングと、前記固定接点に摺接する一対の可動接点が設けられ、前記ハウジングに対して回転可能に取り付けられた回転体と、この回転体に取り付けられ、前記可動接点に端子が導通された1個の光源を有し、前記回転体が前記操作部と共に回転可能となして、前記光源が回転するようにした構成とした。
【0017】
また、第2の解決手段として、前記光源を保持するホルダを有し、このホルダが前記回転体に取り付けられた構成とした。
また、第3の解決手段として、前記回転体には前記ホルダを抱持する抱持部が設けられ、前記ホルダが前記抱持部によって取り付けられた構成とした。
【0018】
また、第4の解決手段として、前記回転体と前記ハウジングを組み合わせるための取付部材を有し、前記回転体と前記ハウジングが前記取付部材によって一体化されて、前記照光ユニットが形成された構成とした。
また、第5の解決手段として、前記照光ユニットの中央部に設けられた挿通孔には、前記回転検出ユニットの前記操作部が挿通されて、前記照光ユニットが前記回転検出ユニットのケース上に積層された構成とした。
【0019】
また、第6の解決手段として、前記取付部材は、前記回転体と前記ハウジングを組み合わせるための第1の取付脚と、前記ケース側に延びて前記照光ユニットを取り付けるための第2の取付脚を有する構成とした。
また、第7の解決手段として、前記固定接点はバネ性のある金属材からなる摺動片で形成されると共に、前記可動接点は円弧状の金属板で形成され、前記可動接点には、前記端子が半田付けされた構成とした。
【0020】
また、第8の解決手段として、前記操作部に取り付けられ、前記回転体と係合可能な操作部材を有し、前記回転体は、円周方向の長さの長い第1の係合部と、円周方向の長さの短い第2の係合部を有すると共に、前記操作部材は、円周方向の長さの長い第3の係合部と、円周方向の長さの短い第4の係合部を有し、前記第1,第3の係合部同士を係合すると共に、前記第2,第4の係合部同士を係合させるようにした構成とした。
また、第9の解決手段として、前記抱持部が一つの前記係合部として構成された。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の照光付回転型電気部品の図面を説明すると、図1は本発明の照光付回転型電気部品の斜視図、図2は本発明の照光付回転型電気部品に係り、光源の取付状態を示す断面図、図3は本発明の照光付回転型電気部品に係り、操作部材の取付状態を示す断面図である。
【0022】
また、図4は本発明の照光付回転型電気部品に係り、操作部材を取り去った状態の斜視図、図5は本発明の照光付回転型電気部品に係り、照光ユニットの分解斜視図、図6は本発明の照光付回転型電気部品に係り、照光ユニットを上方から見た斜視図、図7は本発明の照光付回転型電気部品に係り、ハウジングと取付部材を取り去った状態で、照光ユニットを下方から見た斜視図である。
【0023】
次に、本発明の照光付回転型電気部品の構成を図1〜図7に基づいて説明すると、ケース1は、合成樹脂の成型品からなる下ケース2と、合成樹脂の成型品からなる上ケース3とで構成されている。
【0024】
下ケース2は、軸を構成する円筒の筒状部2aと、この筒状部2aの下端部から外方に延びるリング状の底壁2bと、この底壁2bの外周部から上方に延びる筒状の側壁2cとを有し、また、上ケース3は、中央部に孔3aを有するリング状の上壁3bと、この上壁3bの外周部から下方に延びる筒状の側壁3cと、上壁3bの上面から上方に突出するリング状の凸部3dを有する。
【0025】
そして、上ケース3の中央部の孔3aには、筒状部2aが挿通された状態で、側壁2c、3cの先端同士が当接され、ここでは図示しないが、下ケース2と上ケース3とは、金属からなる取付板によって両者が結合されて、ケース1が形成されている。
【0026】
バネ性のある金属板からなる固定接点4は、バネ性のある接点部4aと、この接点部4aに接続された引出端子4bを有し、この固定接点4は、ケース1内に接点部4aが位置すると共に、引出端子4bをケース1外に突出した状態で、ケース1に取り付けられている。
なお、接点部4aは、電気的に独立して3本設けられており、図2では、このうち2本の接点部4aを図示している。
【0027】
絶縁材からなる回転板5は、一面にコードパターン(図示せず)が形成されており、この回転板5は、ケース1内に回転可能に収納され、コードパターンに接点部4aが摺接するようになっている。
【0028】
合成樹脂の成型品からなる円筒状の操作部6は、下端部に設けられた係合爪部6aと、上端部に設けられた取付爪部6bと、中間部から外方に突出する突起6cを有する。
この操作部6は、その中心部に筒状部2aが挿入され、突起6cが凸部3d上に位置した状態で、係合爪部6aが回転板5にスナップ止めされて取り付けられている。
【0029】
そして、操作部6は、筒状部2aを軸として回転可能となると共に、操作部6が回転した時、回転板5が回転して、コードパターンと固定接点4との間で回転検出(電気的な信号の出力)が行われ、このような構成によって、エンコーダからなる回転検出ユニットKが形成されている。
【0030】
なお、コードパターンを設けた回転板5を可動側として説明したが、これを固定側とすると共に、固定接点4を可動側としても良い。
また、回転検出ユニットKは、可変抵抗器等のエンコーダ以外の電気部品を使用しても良い。
【0031】
合成樹脂の成型品からなるリング状のハウジング7は、中心部に挿通孔7aを有し、断面がU字状で平面視リング状に形成された基体7bと、この基体7bの外側部に間隔をおいて設けられた複数個の凹部7cと、基体7bの溝内に設けられた一対のストッパー部7dと、基体7bの上面に設けられた凹部からなる収納部7eとを有する。
【0032】
バネ性のある金属材からなる一対の固定接点8は、絶縁材からなる支持体9に埋設して固定され、支持体9から横方向に延びる摺動片8aと、支持体9から下方に延びる引出端子8bを有する。
この固定接点8を取り付けた支持体9は、ハウジング7の一対のストッパー部7d間に設けられた収納部7e内に位置して取り付けられており、そして、支持体9が取り付けられた際、摺動片8aがハウジング7の溝内に位置し、引出端子8bがハウジング7の外側部から下方に延びた状態となっている。
【0033】
合成樹脂の成型品からなるリング状の回転体10は、上面の全外周部に設けられた段差部10aと、厚肉部の上面から上方に突出して設けられた抱持部10bと、この抱持部10bの中央部に設けられた凹部からなる圧入部10cと、この圧入部10cの底部に設けられた一対の孔10d(図7参照)と、中心を挟んで抱持部10bと対称の位置に設けられた一対の突起10eと、孔10dの両側で、下面に設けられたストッパー部10fを有する。
【0034】
また、図6に示すように、上方に突出する抱持部10bは、円周方向に延びて形成されて、比較的長さの長いA1(角度の大きい)第1の係合部として構成されると共に、一対の突起10eは、円周方向に延びて形成されて、比較的長さの短いA2(角度の小さい)第2の係合部として構成されている。
【0035】
なお、第1,第2の係合部は、中心を挟んで互いに対向する位置に設けたもので説明したが、第1,第2の係合部は、中心に対して非対称な位置に設けても良く、また、第1,第2の係合部は、突起状部で構成したが、凹状部で構成しても良い。
【0036】
金属板等の導電体からなる円弧状の一対の可動接点11は、回転体10の下面に互いに並設された状態で設けられ、一対の可動接点11のそれぞれの一端は、孔10dまで延びて形成されている。
そして、可動接点11を設けた回転体10は、可動接点11側を下方にして、ハウジング7の溝内に収納され、一対の可動接点11は、固定接点8の摺動片8aに接触すると共に、回転体10は、ハウジング7に対して回転可能となり、この回転動作は、ストッパー部10fがストッパー部7dに係合するまで行われるようになっている。
【0037】
合成樹脂の成型品からなるホルダ12は、外形が圧入部10cと同等の形状を有すると共に、中央部に凹部からなる挟持部12aが設けられ、このホルダ12は、圧入部10cに圧入されて、抱持部10bに取り付けられている。
【0038】
LED等からなる光源13は、照光部13aと、この照光部13aから導出された一対の端子13bを有し、この光源13は、ホルダ12の挟持部12aで挟持されて取り付けられると共に、端子13bは、孔10dに挿通され、先端部が可動接点11に半田付けされて、電気的に導通した状態となっている。
従って、光源13は、端子13bから可動接点11,摺動片8a、及び引出端子8bを介して外部に導出されるようになる。
【0039】
金属板からな取付部材14は、リング状の押さえ部14aと、この押さえ部14aの外周部から下方に折り曲げられた比較的短い複数個の第1の取付脚14bと、押さえ部14aの外周部から下方に折り曲げられた比較的長い複数個の第2の取付脚14cを有する。
【0040】
この取付部材14は、押さえ部14aが回転体10の段差部10a上に載置され、第1の取付脚14bを回転体10とハウジング7の外側部に位置した状態で、第1の取付脚14bの先端部をハウジング7の下面側に折り曲げると、回転体10とハウジング7とが一体化されて、照光ユニットSが形成される。
【0041】
このように構成された照光ユニットSは、回転体10がハウジング7と取付部材14との間に挟まれた状態で、回転可能になると共に、回転体10の回転に伴って、ホルダ12と光源13も回転するようになっている。
【0042】
また、このような照光ユニットSは、挿通孔7aに操作部6が挿通され、ハウジング7が上ケース3上に載置されて、ケース1上に積層されて配置される。
この時、引出端子8bと第2の取付脚14cは、ケース1の外側部を通って下方に突出している。
【0043】
合成樹脂の成型品からなる操作部材15は、中央部に孔15aを有するリング状の摘み部15bと、この摘み部15bから下方に延びる筒状の脚部15cと、この脚部15cの内側に設けられた係止部15dと、抱持部(第1の係合部)10bに対応する位置で、脚部15cに設けられた筒状の第3の係合部15eと、突起(第2の係合部)10eに対応する位置で、脚部15cに設けられた凹部からなる第4の係合部15fを有する。
【0044】
この操作部材15は、筒状の脚部15c内に操作部6が挿入されて、係止部15dが取付爪部6bに係止するようにスナップ止めされると、操作部材15によって操作部6が回転されるようになる。
【0045】
また、操作部材15が取り付けられると、筒状の第3の係合部15eは、抱持部10b、ホルダ12,及び照光部13aの外周部を覆うと共に、第3の係合部15eの内面が抱持部(第1の係合部)10bの円周方向の端面と係合し、また、凹部からな第4の係合部15f内には、突起(第2の係合部)10eが位置して、第4の係合部15fの内面が突起(第2の係合部)10eの円周方向の端面と係合し、その結果、操作部材15の回転によって、第3,第4の係合部15e、15fが抱持部(第1の係合部)10bと突起(第2の係合部)10eを引っかけて、回転体10を回転するようになる。
【0046】
なお、第3,第4の係合部15e、15fは、凹状部からなる係合部で構成されたもので説明したが、凸状部から係合で構成しても良い。
【0047】
また、操作部材15は、照光部13aの近傍に位置する側部や上部において、透明、或いは半透明の透光性のある樹脂が設けられて、その箇所から光を目視するようになっているが、その他の部分は、光の漏れを無くするために、黒等の不透光性の樹脂で形成されている。
【0048】
このような構成を有する照光付回転型電気部品は、ここでは図示しないが、導電パターンを有するプリント基板上に載置されて、引出端子4b、8bと第2の取付脚14cがプリント基板に半田付けされて、取付と配線が行われている。
【0049】
次に、このような構成を有する照光付回転型電気部品の動作を説明すると、先ず、操作部材15を回転する。
すると、操作部6を介して回転板5が回転して接点の切り換を行い、これによって、回転検出(電気的な信号の出力)が行われると共に、操作部材15と共に回転体10、及び光源13が回転する。
【0050】
そして、一対の可動接点11は、固定接点8に常時接触した状態で回転するため、光源13は点灯した状態で回転し、その結果、1個の光源13によって、操作部材15の回転位置を照光によって表示するようになっている。
また、操作部材15の回転は、ストッパー部10fがストッパー部7dに係合するまで行われるようになり、そして、反対方向に回転すると、ストッパーが外れて、操作部材15の回転が可能となる。
【0051】
なお、上述した本発明の実施形態においては、固定接点8を摺動片8aを有するもの、可動接点11を金属板等からなる円弧状のもので照光ユニットSを説明したが、本発明はこれに限られず、固定接点を円弧状をなした一対の金属板等で形成し、可動接点側をバネ性を有する摺動片によって形成し、両接点同士が常時導通するようなものであっても良い。
【0052】
【発明の効果】
本発明の照光付回転型電気部品は、操作部の回転により操作される回転検出ユニットと、この回転検出ユニットの操作部側に積層される照光ユニットとを備え、照光ユニットは、一対の固定接点が設けられたハウジングと、固定接点に摺接する一対の可動接点が設けられ、ハウジングに対して回転可能に取り付けられた回転体と、この回転体に取り付けられ、可動接点に端子が導通された1個の光源を有し、回転体が操作部と共に回転可能となして、光源が回転するようにした構成とした。
このように、1個の光源で構成すると、従来に比して部品点数が少なく、安価で、生産性の良好なものが得られる。
また、照光ユニットは、可動接点と固定接点とが導通状態で、光源を回転するようにしたため、光源による照光位置を変えるための特別な制御手段を必要とせず、従って、照光付回転型電気部品を用いた装置全体の簡略化、低コスト化を図ることができる。
また、回転検出ユニットの回転角度が例えば、120度、180度、270度等、異なる要求のものがある場合でも、最大角度の回転検出ユニットのものに照光ユニットの回転角度を合わせておけば、各種の角度要求に対応することができる。
【0053】
また、光源を保持するホルダを有し、このホルダが回転体に取り付けられたため、光源の確実な保持ができて、光源の取付の安定したものが提供できる。
また、回転中心から光源(照光位置)までの距離に異なる要求があった場合でも、ホルダを変更するだけで、その要求に対応することができる。
【0054】
また、回転体にはホルダを抱持する抱持部が設けられ、ホルダが抱持部によって取り付けられたため、ホルダの確実な保持ができて、ホルダの取付の安定したものが得られる。
【0055】
また、回転体と前記ハウジングを組み合わせるための取付部材を有し、回転体とハウジングが取付部材によって一体化されて、照光ユニットが形成されたため、照光ユニットを単一にできて、照光ユニットの回転検出ユニットへの組み込みの容易なものが得られる。
【0056】
また、照光ユニットの中央部に設けられた挿通孔には、回転検出ユニットの操作部が挿通されて、照光ユニットが回転検出ユニットのケース上に積層されたため、照光ユニットの回転検出ユニットへの組み込みが簡単、且つ確実で、生産性の良好なものが得られる。
【0057】
また、取付部材は、回転体とハウジングを組み合わせるための第1の取付脚と、ケース側に延びて照光ユニットを取り付けるための第2の取付脚を有するため、取付部材の構成が簡単で、生産性が良く、且つ、一つの取付部材で、回転体とハウジングの組み合わせと、照光ユニットのプリント基板への取付を行うことができる。
【0058】
また、固定接点はバネ性ある金属材からなる摺動片で形成されると共に、可動接点は円弧状の金属板で形成され、可動接点には、端子が半田付けされたため、端子の取付が簡単で、生産性、及び信頼性の良好なものが得られる。
【0059】
また、操作部に取り付けられ、回転体と係合可能な操作部材を有し、回転体は、円周方向の長さの長い第1の係合部と、円周方向の長さの短い第2の係合部を有すると共に、操作部材は、円周方向の長さの長い第3の係合部と、円周方向の長さの短い第4の係合部を有し、第1,第3の係合部同士を係合すると共に、第2,第4の係合部同士を係合させるようにしたため、回転体と操作部材の組み合わせる位置が確実になると共に、2カ所での係合によって、操作部材の回転体への回転伝達を確実に行うことができる。
また、円周方向の長さの異なる第1と第2の係合部を回転体に設けたため、両係合部が対向する位置にあっても、操作部材を回転体に誤装着することを防止できる。
【0060】
また、抱持部が一つの係合部として構成されたため、抱持部が係合部を兼ねて、構成の簡単なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照光付回転型電気部品の斜視図。
【図2】本発明の照光付回転型電気部品に係り、光源の取付状態を示す断面図。
【図3】本発明の照光付回転型電気部品に係り、操作部材の取付状態を示す断面図。
【図4】本発明の照光付回転型電気部品に係り、操作部材を取り去った状態の斜視図。
【図5】本発明の照光付回転型電気部品に係り、照光ユニットの分解斜視図。
【図6】本発明の照光付回転型電気部品に係り、照光ユニットを上方から見た斜視図。
【図7】本発明の照光付回転型電気部品に係り、ハウジングと取付部材を取り去った状態で、照光ユニットを下方から見た斜視図。
【図8】従来の照光付回転型電気部品を取り付けた状態を示す要部断面図。
【図9】従来の照光付回転型電気部品の分解斜視図。
【図10】従来の照光付回転型電気部品に係り、照光ユニットの一部を切り欠いた平面図。
【符号の説明】
1 ケース
2 下ケース
2a 筒状部
2b 底壁
2c 側壁
3 上ケース
3a 孔
3b 上壁
3c 側壁
3d 凸部
4 固定接点
4a 接点部
4b 引出端子
5 回転板
6 操作部
6a 係合爪部
6b 取付爪部
6c 突起
K 回転検出ユニット
7 ハウジング
7a 挿通孔
7b 基体
7c 凹部
7d ストッパー部
7e 収納部
8 固定接点
8a 摺動片
8b 引出端子
9 支持体
10 回転体
10a 段差部
10b 抱持部(第1の係合部)
10c 圧入部
10d 孔
10e 突起(第2の係合部)
10f ストッパー部
11 可動接点
12 ホルダ
12a 挟持部
13 光源
13a 照光部
13b 端子
14 取付部材
14a 押さえ部
14b 第1の取付脚
14c 第2の取付脚
S 照光ユニット
15 操作部材
15a 孔
15b 摘み部
15c 脚部
15d 係止部
15e 第3の係合部
15f 第4の係合部
Claims (9)
- 操作部の回転により操作される回転検出ユニットと、この回転検出ユニットの前記操作部側に積層される照光ユニットとを備え、前記照光ユニットは、一対の固定接点が設けられたハウジングと、前記固定接点に摺接する一対の可動接点が設けられ、前記ハウジングに対して回転可能に取り付けられた回転体と、この回転体に取り付けられ、前記可動接点に端子が導通された1個の光源を有し、前記回転体が前記操作部と共に回転可能となして、前記光源が回転するようにしたことを特徴とする照光付回転型電気部品。
- 前記光源を保持するホルダを有し、このホルダが前記回転体に取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の照光付回転型電気部品。
- 前記回転体には前記ホルダを抱持する抱持部が設けられ、前記ホルダが前記抱持部によって取り付けられたことを特徴とする請求項2記載の照光付回転型電気部品。
- 前記回転体と前記ハウジングを組み合わせるための取付部材を有し、前記回転体と前記ハウジングが前記取付部材によって一体化されて、前記照光ユニットが形成されたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の照光付回転型電気部品。
- 前記照光ユニットの中央部に設けられた挿通孔には、前記回転検出ユニットの前記操作部が挿通されて、前記照光ユニットが前記回転検出ユニットのケース上に積層されたことを特徴とする請求項4記載の照光付回転型電気部品。
- 前記取付部材は、前記回転体と前記ハウジングを組み合わせるための第1の取付脚と、前記ケース側に延びて前記照光ユニットを取り付けるための第2の取付脚を有することを特徴とする請求項5記載の照光付回転型電気部品。
- 前記固定接点はバネ性のある金属材からなる摺動片で形成されると共に、前記可動接点は円弧状の金属板で形成され、前記可動接点には、前記端子が半田付けされたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の照光付回転型電気部品。
- 前記操作部に取り付けられ、前記回転体と係合可能な操作部材を有し、前記回転体は、円周方向の長さの長い第1の係合部と、円周方向の長さの短い第2の係合部を有すると共に、前記操作部材は、円周方向の長さの長い第3の係合部と、円周方向の長さの短い第4の係合部を有し、前記第1,第3の係合部同士を係合すると共に、前記第2,第4の係合部同士を係合させるようにしたことを特徴とする請求項3から7の何れかに記載の照光付回転型電気部品。
- 前記抱持部が一つの前記係合部として構成されたことを特徴とする請求項8記載の照光付回転型電気部品。
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