JP2004265766A - ヒュージブルリンクユニット - Google Patents
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Fuses (AREA)
Abstract
【課題】相手接続部の接続態様に応じてハウジングを使い分けする必要がない安価なヒュージブルリンクユニットを提供する。
【解決手段】可溶体部2bとオスタブ端子2cが一体成形されたヒュージブルリンク2と、このヒュージブルリンク2をオスタブ端子2cの先端側を外部に剥き出し状態で内部に装着し、且つ、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部が接続可能であるハウジング3とを備えたヒュージブルリンクユニット1Aであって、ハウジング3に、オスタブ端子2cの先端側を被い、且つ、コネクタ仕様に対応する相手接続部が接続可能である端子フードアダプタ4を着脱自在に装着した。
【選択図】 図1
【解決手段】可溶体部2bとオスタブ端子2cが一体成形されたヒュージブルリンク2と、このヒュージブルリンク2をオスタブ端子2cの先端側を外部に剥き出し状態で内部に装着し、且つ、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部が接続可能であるハウジング3とを備えたヒュージブルリンクユニット1Aであって、ハウジング3に、オスタブ端子2cの先端側を被い、且つ、コネクタ仕様に対応する相手接続部が接続可能である端子フードアダプタ4を着脱自在に装着した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒュージブルリンクをハウジング内に組み込んだヒュージブルリンクユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のヒュージブルリンクユニットとして、図6に示すものと図7に示すものとがある。
【0003】
図6に示すヒュージブルリンクユニット30は、可溶体部31aとタブ端子31bが一体形成されたヒュージブルリンク31と、このヒュージブルリンク31を内部に装着するハウジング32とを備えている。
【0004】
ハウジング32は、タブ端子31bの先端側を外部に剥き出し状態で支持し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部(図示せず)が接続可能に形成されている。
【0005】
これに対し、図7に示すヒュージブルリンクユニット40は、可溶体部(図示せず)とタブ端子41bが一体形成されたヒュージブルリンク41と、このヒュージブルリンク41を内部に装着するハウジング42とを備えている。
【0006】
ハウジング42は、タブ端子41bの先端側をフード部42aで被い、コネクタ仕様に対応する相手接続部(図示せず)が接続可能に形成されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−115419号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、前記従来のヒュージブルリンクユニット30,40では、相手接続部の接続態様に合わせてハウジング32,42を選択する必要があった。そのため、ハウジング32,42の態様を間違えないように相手接続部の接続態様に応じて使い分けする必要であり、組み付け作業が煩雑であるという問題があった。また、ハウジング32,42が2態様であるため、その分コスト高であるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、相手接続部の接続態様に応じてハウジングを使い分けする必要がない安価なヒュージブルリンクユニットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、タブ端子を有するヒュージブルリンクと、このヒュージブルリンクを前記タブ端子の先端側を外部に剥き出し状態で内部に装着し、且つ、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部が接続可能であるハウジングとを備えたヒュージブルリンクユニットであって、前記ハウジングに、前記タブ端子の先端側を被い、且つ、コネクタ仕様に対応する相手接続部が接続可能である端子フードアダプタを着脱自在に装着したことを特徴とする。
【0011】
このヒュージブルリンクユニットでは、相手接続部が端子剥き出し仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着することなく直に相手接続部を装着し、また、相手接続部がコネクタ仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着し、端子フードアダプタを介して相手接続部を装着する。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1記載のヒュージブルリンクユニットであって、前記端子フードアダプタは複数本の前記タブ端子の一部を被うことを特徴とする。
【0013】
このヒュージブルリンクユニットでは、請求項1の発明の作用に加え、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部とにタブ端子の接続相手を分散できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図1はヒュージブルリンクユニットと端子フードアダプタの装着前の断面図、図2は端子フードアダプタの斜視図、図3は端子剥き出し仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図、図4はコネクタ仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図である。
【0016】
図1に示すように、ヒュージブルリンクユニット1Aは、ヒュージブルリンク2と、このヒュージブルリンク2を内部に組み込む合成樹脂製のハウジング3とを備えている。
【0017】
ヒュージブルリンク2は、連結プレート部2aと、この連結プレート部2aに各可溶体部2bを介して連結された複数のオスタブ端子(タブ端子)2cと、連結プレート部2aの端部に可溶体部を介さずに接続された端子部2dと、連結部2aに可溶体部(図示せず)を介して接続された端子部2eとを有し、導電性を有する平面プレート材のプレス加工により形成されるようになっている。
【0018】
ハウジング3は、ヒュージブルリンク2をそのオスタブ端子2cの先端側を外部に剥き出し状態で支持している。つまり、ハウジング3は、端子剥き出し仕様に設定され、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部(例えば、図3に示すリレーボックス)10が接続可能に形成されている。また、ハウジング3には図示しない係止溝(係止部)が形成されており、この係止溝を利用して端子フードアダプタ4が装着自在に設けられている。
【0019】
図1、図2に示すように、端子フードアダプタ4は、前後面が開口された長方形状のフード部4aと、このフード部4aの後面側から突設されたフック部(係止部4b)とから構成されている。そして、端子フードアダプタ4は、そのフック部4bをハウジング3の係止溝に係止することによって該ハウジング3に着脱自在に装着されるようになっている。端子フードアダプタ4は、装着状態では全てのオスタブ端子2cの先端側を被い、その前面側よりコネクタ仕様の相手接続部(例えば、図4に示すコネクタ)11が接続可能に設けられている。
【0020】
次に、上記構成のヒュージブルリンクユニット1Aに相手接続部10,11を接続する作業を説明する。
【0021】
相手接続部10が端子剥き出し仕様に対応するもの(例えばリレーボックス)であれば、図3に示すように、ハウジング3に端子フードアダプタ4を装着することなく直に相手接続部10を装着する。
【0022】
相手接続部11がコネクタ仕様に対応するもの(例えばコネクタ)であれば、図4に示すように、ハウジング3に端子フードアダプタ4を装着し、端子フードアダプタ4を介して相手接続部11を装着する。従って、ハウジング3としては端子剥き出し仕様の1態様のみで対応することができる。このため、相手接続部10,11の接続態様に応じてハウジング3を使い分けする必要がなく、安価である。また、車両の小型化に伴うスペース縮小に対応可能である。
【0023】
図5は本発明の第2実施形態を示し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部との両方を共にヒュージブルリンクユニットのハウジングに装着した状態を示す平面図である。
【0024】
図5に示すように、ヒュージブルリンクユニット1Bは、前記第1実施形態と同様に、連結プレート部20aと可溶体部20b及びオスタブ端子部20cを有するヒュージブルリンク20と、これを組み込んだ合成樹脂製のハウジング21とを備えている。
【0025】
ハウジング21には、前記第1実施形態と同様に、端子フードアダプタ22が装着自在に設けられているが、端子フードアダプタ22は複数のオスタブ端子20cの全部ではなく一部のみを被うように形成されている。
【0026】
そして、ハウジング21に端子フードアダプタ22が装着された箇所には、端子フードアダプタ22を介してコネクタ仕様に対応する相手接続部(例えばコネクタ)23が装着され、ハウジング21に端子フードアダプタ22が装着されていない箇所には、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部(例えばリレーボックス)24が直に装着されるようになっている。
【0027】
以上より、ハウジング21に対して端子剥き出し仕様に対応する相手接続部24とコネクタ仕様に対応する相手接続部23とに共に装着することができ、オスタブ端子20cの接続相手を分散することができる。従って、ヒュージブルリンクユニット1Bからの放熱を複数の相手接続部23,24に分散することができる。また、各相手接続部23,24との接続バリエーションを増やすことができる。
【0028】
尚、前記第2実施形態では、ハウジング21に単一の端子フードアダプタ22のみを着脱自在に装着するようにしたが、2つ以上の端子フードアダプタを着脱自在に装着するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ハウジングにタブ端子の先端側を被う端子フードアダプタを着脱自在に装着したので、相手接続部が端子剥き出し仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着することなく直に相手接続部を装着し、また、相手接続部がコネクタ仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着し、端子フードアダプタを介して相手接続部を装着することができる。従って、ハウジングとしては端子剥き出し仕様の1態様のみで対応することができ、相手接続部の接続態様に応じてハウジングを使い分けする必要がなく、安価である。また、車両の小型化に伴うスペース縮小に対応可能である。
【0030】
請求項2の発明によれば、端子フードアダプタにより複数本のタブ端子の一部のみを被うようにしたので、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部とにタブ端子の接続相手を分散することができる。従って、ヒュージブルリンクユニットからの放熱を複数の相手接続部に分散することができる。また、相手接続部との接続バリエーションを増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、ヒュージブルリンクユニットと端子フードアダプタの装着前の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、端子フードアダプタの斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、コネクタ仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部との両方を共にヒュージブルリンクユニットのハウジングに装着した状態を示す平面図である。
【図6】従来例のヒュージブルリンクユニットの平面図である。
【図7】他の従来例のヒュージブルリンクユニットの断面図である。
【符号の説明】
1A,1B ヒュージブルリンクユニット
2,20 ヒュージブルリンク
2b,20b 可溶体部
2c,20c オスタブ端子(タブ端子)
3,21 ハウジング
4,22 端子フードアダプタ
10,24 端子剥き出し仕様に対応する相手接続部
11,23 コネクタ仕様に対応する相手接続部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒュージブルリンクをハウジング内に組み込んだヒュージブルリンクユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のヒュージブルリンクユニットとして、図6に示すものと図7に示すものとがある。
【0003】
図6に示すヒュージブルリンクユニット30は、可溶体部31aとタブ端子31bが一体形成されたヒュージブルリンク31と、このヒュージブルリンク31を内部に装着するハウジング32とを備えている。
【0004】
ハウジング32は、タブ端子31bの先端側を外部に剥き出し状態で支持し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部(図示せず)が接続可能に形成されている。
【0005】
これに対し、図7に示すヒュージブルリンクユニット40は、可溶体部(図示せず)とタブ端子41bが一体形成されたヒュージブルリンク41と、このヒュージブルリンク41を内部に装着するハウジング42とを備えている。
【0006】
ハウジング42は、タブ端子41bの先端側をフード部42aで被い、コネクタ仕様に対応する相手接続部(図示せず)が接続可能に形成されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−115419号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、前記従来のヒュージブルリンクユニット30,40では、相手接続部の接続態様に合わせてハウジング32,42を選択する必要があった。そのため、ハウジング32,42の態様を間違えないように相手接続部の接続態様に応じて使い分けする必要であり、組み付け作業が煩雑であるという問題があった。また、ハウジング32,42が2態様であるため、その分コスト高であるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、相手接続部の接続態様に応じてハウジングを使い分けする必要がない安価なヒュージブルリンクユニットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、タブ端子を有するヒュージブルリンクと、このヒュージブルリンクを前記タブ端子の先端側を外部に剥き出し状態で内部に装着し、且つ、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部が接続可能であるハウジングとを備えたヒュージブルリンクユニットであって、前記ハウジングに、前記タブ端子の先端側を被い、且つ、コネクタ仕様に対応する相手接続部が接続可能である端子フードアダプタを着脱自在に装着したことを特徴とする。
【0011】
このヒュージブルリンクユニットでは、相手接続部が端子剥き出し仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着することなく直に相手接続部を装着し、また、相手接続部がコネクタ仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着し、端子フードアダプタを介して相手接続部を装着する。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1記載のヒュージブルリンクユニットであって、前記端子フードアダプタは複数本の前記タブ端子の一部を被うことを特徴とする。
【0013】
このヒュージブルリンクユニットでは、請求項1の発明の作用に加え、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部とにタブ端子の接続相手を分散できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示し、図1はヒュージブルリンクユニットと端子フードアダプタの装着前の断面図、図2は端子フードアダプタの斜視図、図3は端子剥き出し仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図、図4はコネクタ仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図である。
【0016】
図1に示すように、ヒュージブルリンクユニット1Aは、ヒュージブルリンク2と、このヒュージブルリンク2を内部に組み込む合成樹脂製のハウジング3とを備えている。
【0017】
ヒュージブルリンク2は、連結プレート部2aと、この連結プレート部2aに各可溶体部2bを介して連結された複数のオスタブ端子(タブ端子)2cと、連結プレート部2aの端部に可溶体部を介さずに接続された端子部2dと、連結部2aに可溶体部(図示せず)を介して接続された端子部2eとを有し、導電性を有する平面プレート材のプレス加工により形成されるようになっている。
【0018】
ハウジング3は、ヒュージブルリンク2をそのオスタブ端子2cの先端側を外部に剥き出し状態で支持している。つまり、ハウジング3は、端子剥き出し仕様に設定され、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部(例えば、図3に示すリレーボックス)10が接続可能に形成されている。また、ハウジング3には図示しない係止溝(係止部)が形成されており、この係止溝を利用して端子フードアダプタ4が装着自在に設けられている。
【0019】
図1、図2に示すように、端子フードアダプタ4は、前後面が開口された長方形状のフード部4aと、このフード部4aの後面側から突設されたフック部(係止部4b)とから構成されている。そして、端子フードアダプタ4は、そのフック部4bをハウジング3の係止溝に係止することによって該ハウジング3に着脱自在に装着されるようになっている。端子フードアダプタ4は、装着状態では全てのオスタブ端子2cの先端側を被い、その前面側よりコネクタ仕様の相手接続部(例えば、図4に示すコネクタ)11が接続可能に設けられている。
【0020】
次に、上記構成のヒュージブルリンクユニット1Aに相手接続部10,11を接続する作業を説明する。
【0021】
相手接続部10が端子剥き出し仕様に対応するもの(例えばリレーボックス)であれば、図3に示すように、ハウジング3に端子フードアダプタ4を装着することなく直に相手接続部10を装着する。
【0022】
相手接続部11がコネクタ仕様に対応するもの(例えばコネクタ)であれば、図4に示すように、ハウジング3に端子フードアダプタ4を装着し、端子フードアダプタ4を介して相手接続部11を装着する。従って、ハウジング3としては端子剥き出し仕様の1態様のみで対応することができる。このため、相手接続部10,11の接続態様に応じてハウジング3を使い分けする必要がなく、安価である。また、車両の小型化に伴うスペース縮小に対応可能である。
【0023】
図5は本発明の第2実施形態を示し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部との両方を共にヒュージブルリンクユニットのハウジングに装着した状態を示す平面図である。
【0024】
図5に示すように、ヒュージブルリンクユニット1Bは、前記第1実施形態と同様に、連結プレート部20aと可溶体部20b及びオスタブ端子部20cを有するヒュージブルリンク20と、これを組み込んだ合成樹脂製のハウジング21とを備えている。
【0025】
ハウジング21には、前記第1実施形態と同様に、端子フードアダプタ22が装着自在に設けられているが、端子フードアダプタ22は複数のオスタブ端子20cの全部ではなく一部のみを被うように形成されている。
【0026】
そして、ハウジング21に端子フードアダプタ22が装着された箇所には、端子フードアダプタ22を介してコネクタ仕様に対応する相手接続部(例えばコネクタ)23が装着され、ハウジング21に端子フードアダプタ22が装着されていない箇所には、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部(例えばリレーボックス)24が直に装着されるようになっている。
【0027】
以上より、ハウジング21に対して端子剥き出し仕様に対応する相手接続部24とコネクタ仕様に対応する相手接続部23とに共に装着することができ、オスタブ端子20cの接続相手を分散することができる。従って、ヒュージブルリンクユニット1Bからの放熱を複数の相手接続部23,24に分散することができる。また、各相手接続部23,24との接続バリエーションを増やすことができる。
【0028】
尚、前記第2実施形態では、ハウジング21に単一の端子フードアダプタ22のみを着脱自在に装着するようにしたが、2つ以上の端子フードアダプタを着脱自在に装着するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ハウジングにタブ端子の先端側を被う端子フードアダプタを着脱自在に装着したので、相手接続部が端子剥き出し仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着することなく直に相手接続部を装着し、また、相手接続部がコネクタ仕様に対応するものであれば、ハウジングに端子フードアダプタを装着し、端子フードアダプタを介して相手接続部を装着することができる。従って、ハウジングとしては端子剥き出し仕様の1態様のみで対応することができ、相手接続部の接続態様に応じてハウジングを使い分けする必要がなく、安価である。また、車両の小型化に伴うスペース縮小に対応可能である。
【0030】
請求項2の発明によれば、端子フードアダプタにより複数本のタブ端子の一部のみを被うようにしたので、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部とにタブ端子の接続相手を分散することができる。従って、ヒュージブルリンクユニットからの放熱を複数の相手接続部に分散することができる。また、相手接続部との接続バリエーションを増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、ヒュージブルリンクユニットと端子フードアダプタの装着前の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、端子フードアダプタの斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、コネクタ仕様に対応する相手接続部との装着状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示し、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部とコネクタ仕様に対応する相手接続部との両方を共にヒュージブルリンクユニットのハウジングに装着した状態を示す平面図である。
【図6】従来例のヒュージブルリンクユニットの平面図である。
【図7】他の従来例のヒュージブルリンクユニットの断面図である。
【符号の説明】
1A,1B ヒュージブルリンクユニット
2,20 ヒュージブルリンク
2b,20b 可溶体部
2c,20c オスタブ端子(タブ端子)
3,21 ハウジング
4,22 端子フードアダプタ
10,24 端子剥き出し仕様に対応する相手接続部
11,23 コネクタ仕様に対応する相手接続部
Claims (2)
- タブ端子を有するヒュージブルリンクと、このヒュージブルリンクを前記タブ端子の先端側を外部に剥き出し状態で内部に装着し、且つ、端子剥き出し仕様に対応する相手接続部が接続可能であるハウジングとを備えたヒュージブルリンクユニットであって、
前記ハウジングに、前記タブ端子の先端側を被い、且つ、コネクタ仕様に対応する相手接続部が接続可能である端子フードアダプタを着脱自在に装着したことを特徴とするヒュージブルリンクユニット。 - 請求項1記載のヒュージブルリンクユニットであって、
前記端子フードアダプタは、複数本の前記タブ端子の一部を被うことを特徴とするヒュージブルリンクユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003055669A JP2004265766A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | ヒュージブルリンクユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003055669A JP2004265766A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | ヒュージブルリンクユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004265766A true JP2004265766A (ja) | 2004-09-24 |
Family
ID=33119617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003055669A Abandoned JP2004265766A (ja) | 2003-03-03 | 2003-03-03 | ヒュージブルリンクユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004265766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8130070B2 (en) | 2007-03-15 | 2012-03-06 | Pacific Engineering Corporation | Multiple fuse device for a vehicle |
-
2003
- 2003-03-03 JP JP2003055669A patent/JP2004265766A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8130070B2 (en) | 2007-03-15 | 2012-03-06 | Pacific Engineering Corporation | Multiple fuse device for a vehicle |
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