JP2004263798A - 管体接続用補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ネジ部の螺合により接続する管体の接続において、1人の作業員でも容易に位置合わせを行なって接続作業を行なうことができるようにして、作業効率の向上を図る。
【解決手段】建物等の付設物に上下方向に沿って管体Kをそのネジ部Nを螺合させることにより順次接続して付設する際に用いるもので、先に付設された既設の既設管体Kaに着脱可能に取り付けられる固定体10と、固定体10に吊下部材30を介して吊下され既設管体Kaに接続される対象の対象管体Kbに対して解除可能に遊嵌して設けられるリング状の支持体20と、対象管体Kbに着脱可能に取り付けられるとともに支持体20に対象管体Kbの軸線を中心軸として回動可能に支承されるリング状の可動体40と、可動体40の回動に伴ってこの可動体40を上昇させて既設管体Ka及び対象管体Kbのネジ部N同士を螺合可能にする上昇機構50とを備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端部にネジ部を有した管体を建物等の付設物に上下方向に沿ってネジ部を螺合させることにより順次接続して付設する際に用いる管体接続用補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、図7に示すように、例えば、屋上のある付設物としての建物Bにおいては、屋上Baに溜まった雨水を排水するために建物Bの外部に、管体Kを上下方向に沿って付設し、所謂竪樋を施工する。この管体Kの付設においては、予め、屋上の外壁からエルボ状の管体K(a)を突設して設けておき、このエルボ状の管体K(a)にストレートの管体K(b)を順次接続していく。各管体Kの端部には互いに螺合可能な雄ネジ部あるいは雌ネジ部が設けられており、このネジ部の螺合により接続を行なう。また、管体Kの端部に雄ネジを設け、雌ネジを形成したソケットSを介して接続することも行なう。
また、管体Kとしては、例えば、重さが約50Kgで長さが4m(100A)の鋼管を用いる。
【0003】
従来、この管体の付設作業は、管体Kの重量や長さが大きいので、建物外部に足場(図示せず)を構築し、最低3人の作業員により、ウインチで管体Kを引き上げ、管体Kを持ち上げながら、既設の管体Kと接続しようとする管体Kとのネジ部を合わせ、管体Kを回転させてネジ込んで行なっていた。
【0004】
このような従来の付設方法においては、以下のような問題がある。
(1)最低3人もの作業員を必要とするので、人員効率が悪い。
(2)管体の支持を手で行なうことから、高所の足場と壁の隙間に身を乗り出しての作業なので、極めて高い注意力を必要とし、熟練しないと危険を伴う。
(3)ネジ部を合わせる際に、管体を垂直に保持しなければならないが、管体の支持を手で行なうことから、合わせ作業が容易でなく、煩雑になっている。
【0005】
そこで、このような問題を解消するために管体接続用の補助具を用いることが考えられる。従来、管体接続用補助具としては、例えば特許文献1(特開平9−217862号公報)に掲載されたものが知られている。
これは、図8に示すように、差込みにより接続される管体Ksのためのものであり、一方及び他方の管体Ksに締め付けリング1,2を固定し、このリング1,2間に複数の棒体3を架設し、棒体3間にターンバックル4を設け、この各ターンバックル4のナット4aを同期させて回転させて両管Ksを引き寄せて挿入して接続するというものである。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−217862号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来の管体接続用補助具にあっては、差込みにより接続される管体Ksのためのものであり、管体Ks同士の軸合わせはできるが、管体Ksを回転させることができないので、ネジ部の螺合により接続する管体Kには対応できないという問題があった。
【0008】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、ネジ部の螺合により接続する管体の接続において、1人の作業員でも容易に位置合わせを行なって接続作業を行なうことができるようにして、作業効率の向上を図ることのできる管体接続用補助装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の管体接続用補助装置は、端部にネジ部を有した管体を建物等の付設物に上下方向に沿って上記ネジ部を螺合させることにより順次接続して付設する際に用いる管体接続用補助装置において、先に付設された既設の既設管体に着脱可能に取り付けられる固定体と、該固定体に吊下部材により吊下され上記既設管体に該既設管体と同軸に配置されて接続される対象の対象管体に対して解除可能に遊嵌して設けられるリング状の支持体と、上記対象管体に着脱可能に取り付けられるとともに上記支持体に該対象管体の軸線を中心軸として回動可能に支承されるリング状の可動体と、該可動体の回動に伴って該可動体を上昇させて上記既設管体及び対象管体のネジ部同士を螺合可能にする上昇機構とを備えた構成としている。
【0010】
これにより、管体を付設するときは、対象管体を既設管体のところまでウインチなどで引き上げ、この状態で、既設管体に固定体を取り付ける。次に、吊下部材に吊下された支持体を対象管体に遊嵌する。また、対象管体に可動体を取り付ける。これにより、対象管体は、既設管体の固定体に対して、可動体及び支持体を介して支持されることになり、支持体は固定体に吊下されているので、既設管体に対する対象管体の位置合わせが容易に行なわれる。そのため、従来のように複数の作業員が逐一管体を支持していなくてもよいことから、1人でも作業を行なうことができるようになり、作業がきわめて簡単に行なわれ、作業効率の向上が図られる。
【0011】
この状態において、可動体を回転させる。これにより、対象管体のネジ部が既設管体のネジ部に螺合していく。この場合、ネジ部の螺合に対応して可動体が上昇していくが、上昇機構が可動体の回動に伴って可動体を上昇させるので、既設管体及び対象管体のネジ部同士が確実に螺合していく。
この際には、従来のように複数の作業員が逐一管体を支持していなくてもよいことから、1人でも作業を行なうことができるようになり、作業がきわめて簡単に行なわれ、作業効率の向上が図られる。
【0012】
ネジ部の螺合が行なわれたならば、更にネジ部を螺入していく。この場合、可動体が支持体から浮き上がるが、ネジ部のネジ結合があるので支障がない。ある程度螺入させたならば、可動体,支持体及び固定体を取り外す。その後、パイプレンチ等を用い対象管体の仕上げの締めを行なうようにする。このようにして、次々と順に管体を接続していけば良い。
【0013】
そして、必要に応じ、上記上昇機構を、上記支持体及び可動体の互いに対向する円周面のいずれか一方に設けられ所定角度傾斜した複数のレール単体を連設したレールと、上記支持体及び可動体の互いに対向する円周面のいずれか他方であって上記レールの各レール単体に対応して設けられ該各レール単体を転動する複数のローラとを備えて構成し、該ローラのレール単体に対する上昇方向の転動により上記可動体を上昇させるようにした構成としている。ネジ部のピッチに対応させて、レール単体の傾斜角度を決めれば、ネジ部の螺合に対応して可動体を上昇させることができ、機構を簡単にして既設管体及び対象管体のネジ部同士を確実に螺合させることができる。
【0014】
また、必要に応じ、上記支持体を上記固定体に対して揺動自在に吊下した構成としている。吊下部材を介して支持体は揺動可能に吊下されているので、自由度があり、支持体を動かすことにより対象管体の既設管体に対する位置合わせを容易に行なうことができる。
【0015】
更に、必要に応じ、上記固定体に対する支持体の相対位置を調整可能にする位置調整機構を設けた構成としている。
これにより、既設管体に対する対象管体の位置合わせを行なう際に、この位置調整機構により、支持体の相対位置を調整すれば、既設管体のネジ部に対象管体のネジ部の先端を接触させるような微調整を行なうことができ、確実に位置決めを行なうことができる。
【0016】
この場合、上記吊下部材を複数設け、上記位置調整機構を、上記各吊下部材に夫々介装したターンバックルで構成したことが有効である。ターンバックルの調整だけで、対象管体の軸合わせや上下位置調整ができるので、この点でも、作業が容易に行なわれる。特に、軸合わせにおいては、既設管体の軸線が必ずしも垂直方向に沿っているのではなく、多少垂直線に対して僅かな角度ずれて傾いていることもあるが、ターンバックルは複数箇所所設けられているので、既設管体の傾きにも対応することができ、調整が確実になる。
【0017】
また、必要に応じ、上記固定体,支持体及び可動体を、夫々、リング状部材を2分割した一対の分割体で構成し、該一対の分割体の一端をヒンジ結合して該分割体同士を開閉可能にし、該一対の分割体の他端に該分割体を閉状態にロックするロック機構を設けた構成としている。分割体の開閉操作で着脱できるので、着脱を容易に行なうことができる。
【0018】
更に、必要に応じ、上記ロック機構を、上記一対の分割体のうち一方の分割体にロック位置及びロック解除位置の二位置に回動可能に設けられるレバーと、該レバーに該レバーの回動中心より外側に回動可能に設けられるリングと、上記一対の分割体のうち他方の分割体に設けられ上記リングが係止される係止体とを備えて構成し、上記レバーのロック解除位置で上記リングを上記係止体に係止し該レバーをロック位置に回動させることにより、該係止体を上記リングで引張させてロックする構成としている。ロック機構を簡易な構造でかつレバー操作で容易に操作できるようにすることができる。
【0019】
この場合、上記一対の分割体の他端部を切除し、上記係止体のリングに対する位置を調整可能にしたことが有効である。もし、管体が、多少細く形成され、あるいは、多少太く形成されていた場合には、係止体の位置を調整する。この係止体の位置調整により、分割体の挾持力が調整されるので、管体の太さに対応できるようになり、汎用性が増す。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、実施の形態に係る管体接続用補助装置は、端部にネジ部Nを有した管体Kを建物等の付設物に上下方向に沿ってネジ部Nを螺合させることにより順次接続して付設する際に用いるものである。
実施の形態では、この管体接続用補助装置は、管体Kとして、主に、重さが約50Kgで長さが4m(口径:100A)の鋼管用のものとして構成される。しかしながら、100A以上の口径の鋼管など、どのような口径の管体Kにも適用できるように形成できることは勿論である。
【0021】
実施の形態に係る管体接続用補助装置の基本的構成は、先に付設された既設の既設管体K(Ka)に着脱可能に取り付けられる固定体10と、既設管体K(Ka)に接続される対象の対象管体K(Kb)に対して解除可能に遊嵌して設けられる支持体20と、対象管体K(Kb)に着脱可能に取り付けられ支持体20に回動可能に支承される可動体40とからなる。
【0022】
図1乃至図3に示すように、固定体10は、リング状部材を2分割した一対の金属製の分割体10A,10Bで構成されている。一対の分割体10A,10Bの一端は、ヒンジ11で結合されており、分割体10A,10B同士は開閉可能になっている。
また、分割体10A,10Bの他端部は、僅かに切除されて短く形成されている。そのため、リング状部材の円周より、円周の小さい管体K、あるいは、円周の大きい管体Kに対して分割体10A,10Bが挾着可能になっている。例えば、直径が110mm〜140mmの範囲の管体に対応できるように形成されている。
更に、一対の分割体10A,10Bの他端には、分割体10A,10Bを閉状態にロックするロック機構12が設けられている。ロック機構12のロックにより、分割体10A,10Bは閉状態で既設管体K(Ka)に挾着され、固定体10は既設管体K(Ka)に取り付けられる。
【0023】
ロック機構12は、一対の分割体10A,10Bのうち一方の分割体10Aにロック位置Ra及びロック解除位置Rbの二位置に回動可能に設けられるレバー13と、レバー13にこのレバー13の回動中心より外側に回動可能に設けられる楕円状のリング14と、一対の分割体10A,10Bのうち他方の分割体10Bに設けられリング14が係止される係止体15とを備えて構成されている。
このロック機構12において、レバー13のロック解除位置Rbでリング14を係止体15に係止し、レバー13をロック位置Raに回動させることにより、係止体15をリング14で引張させてロックするものである。
【0024】
また、係止体15は、他方の分割体10Bに溶接固定されたナット16に進退可能に螺合したボルト17の先端に設けられており、このボルト17の進退動により係止体15のリング14に対する位置が調整可能になっている。そのため、この係止体15の位置調整により、分割体10A,10Bの挾持力を調整できるので、もし、管体Kが、多少細く形成され、あるいは、多少太く形成されていた場合でも、この係止体15の位置調整により、分割体10A,10Bの挾持力が調整されるので、管体Kの太さに対応できるようになり、汎用性が増す。
【0025】
固定体10の各分割体10A,10Bには、その対称位置にアーム18が突設されている。アーム18の先端部には、後述の吊下部材30が係止される係止孔18aが開設されている。
【0026】
図1,図2及び図4に示すように、支持体20は、固定体10に吊下され既設管体K(Ka)に該既設管体K(Ka)と同軸に配置されて接続される対象管体K(Kb)に対して解除可能に遊嵌して設けられるリング状のものである。
詳しくは、支持体20は、上記固定体10と同様に構成され、断面チャンネル状のリング状部材を2分割した一対の金属製の分割体20A,20Bで構成されている。一対の分割体20A,20Bの一端は、ヒンジ21で結合されており、分割体20A,20B同士は開閉可能になっている。支持体20の上面の円周面には後述のローラ53が設けられる。また、一対の分割体20A,20Bの他端には、分割体20A,20Bを閉状態にロックするロック機構22が設けられている。
【0027】
ロック機構22は、上記固定体10と同様に、一対の分割体20A,20Bのうち一方の分割体20Aにロック位置Ra及びロック解除位置Rbの二位置に回動可能に設けられるレバー23と、レバー23にこのレバー23の回動中心より外側に回動可能に設けられるリング24と、一対の分割体20A,20Bのうち他方の分割体20Bに設けられリング24が係止される係止体25とを備えて構成されている。
このロック機構22において、レバー23のロック解除位置Rbでリング24を係止体25に係止し、レバー23をロック位置Raに回動させることにより、係止体25をリング24で引張させてロックするものである。
また、係止体25は、他方の分割体20Bに溶接固定されたナット26に進退可能に螺合したボルト27の先端に設けられており、このボルト27の進退動により係止体25のリング24に対する位置が調整可能になっている。
【0028】
更に、支持体20は、固定体10に対して複数の吊下部材30で吊下されている。支持体20の各分割体20A,20Bには、その対称位置にアーム28が突設されている。アーム28の先端部には、吊下部材30が係止されるフック28aが形成されている。
吊下部材30は、右雄ネジ31aが形成された第1ロッド31と、左雄ネジ32aが形成された第2ロッド32と、一端に右雄ネジ31aに螺合する右雌ネジが形成され、他端に左雄ネジ32aに螺合する左雌ネジが形成されたナット体33とを備えて構成されている。即ち、吊下部材30には、右左雄ネジ31a,32aとナット体33からなるターンバックル34が介装されている。各ロッド31,32の先端部には、固定体10のアーム18の係止孔18aあるいは支持体20のアーム28のフック28aに係止されるフック状あるいはリング状の係止部35が形成されている。
【0029】
そして、吊下部材30の上下の各係止部35を、固定体10のアーム18の係止孔18a及び支持体20のアーム28のフック28aに係止させて、支持体20は固定体10に吊下される。各係止部35が固定体10のアーム18の係止孔18aおよび支持体20のアーム28のフック28aに係止されることにより、支持体20は、固定体10に対して揺動自在に吊下されることになり、移動の自由度が確保される。
【0030】
更にまた、管体接続用補助装置には、固定体10に対する支持体20の相対位置を調整可能にする位置調整機構36が設けられている。この位置調整機構36はターンバックル34で構成されている。
【0031】
図1,図2及び図5に示すように、可動体40は、対象管体K(Kb)に着脱可能に取り付けられるとともに支持体20に対象管体K(Kb)の軸線を中心軸として回動可能に支承されるリング状のものである。
詳しくは、可動体40は、固定体10と同様に構成され、断面チャンネル状のリング状部材を2分割した一対の金属製の分割体40A,40Bで構成されている。一対の分割体40A,40Bの一端は、ヒンジ41で結合されており、分割体40A,40B同士は開閉可能になっている。可動体40の下面の円周面には、後述のレール52が敷設される。
また、分割体40A,40Bの他端部は、僅かに切除されて短く形成されている。そのため、リング状部材の円周より、円周の小さい管体K、あるいは、円周の大きい管体Kに対して分割体40A,40Bが挾着可能になっている。例えば、直径110mm〜140mmの範囲の管体に対応できるように形成されている。
更に、一対の分割体40A,40Bの他端には、分割体40A,40Bを閉状態にロックするロック機構42が設けられている。ロック機構42のロックにより、分割体40A,40Bは閉状態で対象管体K(Kb)に挾着され、可動体40は対象管体K(Kb)に取り付けられる。
【0032】
ロック機構42は、上記と同様に、一対の分割体40A,40Bのうち一方の分割体40Aにロック位置Ra及びロック解除位置Rbの二位置に回動可能に設けられるレバー43と、レバー43にこのレバー43の回動中心より外側に回動可能に設けられるリング44と、一対の分割体40A,40Bのうち他方の分割体40Bに設けられリング44が係止される係止体45とを備えて構成されている。
このロック機構42において、レバー43のロック解除位置Rbでリング44を係止体45に係止し、レバー43をロック位置Raに回動させることにより、係止体45をリング44で引張させてロックするものである。
【0033】
また、係止体45は、他方の分割体40Bに溶接固定されたナット46に進退可能に螺合したボルト47の先端に設けられており、このボルト47の進退動により係止体45のリング44に対する位置が調整可能になっている。そのため、この係止体45の位置調整により、分割体40A,40Bの挾持力を調整できるので、もし、管体Kが、多少細く形成され、あるいは、多少太く形成されていた場合でも、この係止体45の位置調整により、分割体40A,40Bの挾持力が調整されるので、管体Kの太さに対応できるようになり、汎用性が増す。
【0034】
更に、管体接続用補助装置には、図1,図2,図4乃至図6に示すように、可動体40の回動に伴って可動体40を上昇させて既設管体K(Ka)及び対象管体K(Kb)のネジ部N同士を螺合可能にする上昇機構50が設けられている。
上昇機構50は、支持体20及び可動体40の互いに対向する円周面のいずれか一方(実施の形態では可動体40)に設けられ所定角度傾斜した複数(実施の形態では3つ)のレール単体51を連設したレール52と、支持体20及び可動体40の互いに対向する円周面のいずれか他方(実施の形態では支持体20)であってレール52の各レール単体51に対応して設けられ各レール単体51を転動する複数(実施の形態では3つ)のローラ53とを備えて構成されている。このローラ53のレール単体51に対する上昇方向(レール52の傾斜の低い方から高い方へ)の転動により可動体40を上昇させるようにしている。
尚、図5に示すように、3つのレール単体51のうちの1つのレール単体51(51a)は、分割体40A,40Bを跨いで設けられており、分割体40A,40Bに対応させて分割形成されている。
【0035】
図5に示すように、レール52のレール単体51は3つあるので、120度間隔に設けられることになる。図6に示すように、各レール単体51の傾斜角度θは、可動体40を120度回転させたとき、管体Kのネジ部NのネジピッチをP,可動体40の上昇距離をLとしたとき、L=P/3になるように定められている。これにより、ネジ部Nの螺合に対応して可動体40を上昇させることができる。
【0036】
従って、この実施の形態に係る管体接続用補助装置を用いて、管体Kを付設するときは、以下のようにして行なう。
図7に示すように、上記と同様に、屋上のある付設物としての建物Bにおいて、屋上Baに溜まった雨水を排水するために建物Bの外部に、管体Kを上下方向に沿って付設し、所謂竪樋を施工する場合で説明する。この管体Kの付設においては、予め、屋上Baの外壁からエルボ状の管体K(a)を突設して設けておき、このエルボ状の管体K(a)にストレートの管体K(b)を順次接続していく。各管体Kの端部には互いに螺合可能な雄ネジ部あるいは雌ネジ部が設けられており、このネジ部Nの螺合により接続を行なう。また、エルボ状の管体K(a)の端部には、雄ネジが設けられており、このエルボ状の管体Kには雌ネジを形成したソケットSを介して接続する。作業は、予め建物外部に構築した足場上で行なう。
【0037】
先ず、図1及び図2に示すように、ウインチ(図示せず)でストレートの管体K(b)である対象管体K(Kb)をエルボ状の管体K(a)である既設管体K(Ka)のところまで引き上げる。この状態で、既設管体K(Ka)に固定体10を取り付ける。この際には、ロック機構12のレバー13をロック解除位置Rbにし、分割体10A,10Bを開いて既設管体K(Ka)を挾み、それから分割体10A,10Bを閉じる。この状態で、ロック機構12のリング14を係止体15に係止し、レバー13をロック位置Raに回動させる。これにより、分割体10A,10Bが互いに引き寄せられて既設管体K(Ka)を挾持する。この場合、もし、既設管体K(Ka)が、多少細く形成され、あるいは、多少太く形成されていた場合でも、この係止体15の位置調整により、分割体10A,10Bの挾持力が調整されるので、既設管体K(Ka)の太さに対応できるようになる。
【0038】
次に、予め、吊下部材30を固定体10に吊下させた状態で、対象管体K(Kb)に支持体20を遊嵌する。この際には、ロック機構22のレバー23をロック解除位置Rbにし、分割体20A,20Bを開いて対象管体K(Kb)を挾むようにし、それから分割体20A,20Bを閉じる。この状態で、ロック機構22のリング24を係止体25に係止し、レバー23をロック位置Raに回動させる。これにより、分割体20A,20Bが互いに引き寄せられて支持体20が対象管体K(Kb)に遊嵌させられる。また、吊下部材30の係止部35に支持体20のアーム28のフック28aを係止する。これにより、支持体20は、対象管体K(Kb)に遊嵌させられた状態で固定体10に吊下させられる。
【0039】
それから、対象管体K(Kb)に可動体40を取り付ける。この際には、ロック機構42のレバー43をロック解除位置Rbにし、分割体40A,40Bを開いて対象管体K(Kb)を挾み、それから分割体40A,40Bを閉じる。この状態で、ロック機構42のリング44を係止体45に係止し、レバー43をロック位置Raに回動させる。これにより、分割体40A,40Bが互いに引き寄せられて対象管体K(Kb)を挾持する。この場合、もし、対象管体K(Kb)が、多少細く形成され、あるいは、多少太く形成されていた場合でも、この係止体45の位置調整により、分割体40A,40Bの挾持力が調整されるので、対象管体K(Kb)の太さに対応できるようになる。
【0040】
これにより、対象管体K(Kb)は、既設管体K(Ka)に対して、可動体40,支持体20及び固定体10を介して支持されることになる。
この状態において、次に、位置調整機構36としてのターンバックル34を操作し、対象管体K(Kb)の軸を既設管体K(Ka)の軸と合わせるようにする。この場合、可動体40のレール52の傾斜の一番低いところにローラ53を位置させておく。また、対象管体K(Kb)のネジ部Nの上端を、既設管体K(Ka)のソケットSの開口に接触させるようにする。
【0041】
この場合、対象管体K(Kb)は、既設管体K(Ka)に対して、可動体40,支持体20及び固定体10を介して支持されているので、逐一手で支えていなくても良く、それだけ、作業が簡単に行なわれる。また、この場合、ターンバックル34のナット体33を回転させるだけで、対象管体K(Kb)の軸合わせや上下位置調整ができるので、この点でも、作業が容易に行なわれる。
特に、軸合わせにおいては、既設管体K(Ka)の軸線が必ずしも垂直方向に沿っているのではなく、多少垂直線に対して僅かな角度ずれて傾いていることもあるが、ターンバックル34は2箇所設けられているので、夫々、ナット体33のネジ込み量を変えることで、この傾きにも対応することができ、調整が確実になる。
また、この場合、吊下部材30を介して、支持体20は揺動可能に吊下されているので、自由度があり、容易に位置合わせが行なわれる。尚、揺動に際しては、支持体20に対して可動体40及び対象管体K(Kb)が相対的に動くが、支持体20の内周面が対象管体K(Kb)に当接するので、移動が規制され、大きく動くことはない。
【0042】
次に、可動体40を回転させる。これにより、対象管体K(Kb)の軸が既設管体K(Ka)の軸と合っており、対象管体K(Kb)のネジ部Nの上端が既設管体K(Ka)のソケットSの開口に接触しているので、ネジ部Nが螺合していく。この場合、各レール単体51に対してローラ53が転動し、各レール単体51は、傾斜角度θで傾斜しているので、ネジ部Nの螺合に対応して可動体40が上昇していき、そのため、螺合させるように対象管体K(Kb)を進行させることができることから、確実に螺合をさせることができるようになる。この場合も、従来のように、複数の作業員が逐一管体Kを支持していなくてもよいことから、作業がきわめて簡単に行なわれる。
【0043】
ネジ部Nの螺合が行なわれたならば、更にネジ部Nを螺入していく。この場合、可動体40が支持体20から浮き上がるが、ネジ部Nのネジ結合がすでに行なわれているので支障がない。ある程度螺入させたならば、可動体40,支持体20及び固定体10を取り外す。取り外しの際には、各レバー13,23,43をロック解除位置Rbに回動させ、各リング14,24,44を各係止体15,25,45から外し、各分割体10A,10B,20A,20B,40A,40Bを開いて行なえばよい。
【0044】
そして、装置を外したならば、対象管体K(Kb)に対してパイプレンチ等を用いて仕上げの締めを行なう。
このようにして、次々と順に管体Kを接続していけば良い。この場合、装置を用いて位置合わせを行い、ネジ部Nの螺合ができるので、従来のように3人もかかりきりになることなく1人で作業を行なうことができ、作業効率の向上が図られる。
【0045】
尚、上記実施の形態において、上昇手段は、傾斜したレール単体51を備えて構成したが必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、吊下部材30にコイルスプリングを備えて構成し、このスプリングで支持体20を上昇させるようにする等、適宜変更して差支えない。また、可動体40,支持体20及び固定体10の大きさは、管体Kの大きさに合わせて適宜変更してよいことは勿論である。
尚また、上記実施の形態に係る管体接続用補助装置においては、ネジ部により順次接続する管体Kに対して、これを用いたが、必ずしもこれに限らず、溶接により順次接続する、所謂突き付け溶接継手の管体にも適用しても良く、本補助装置は、汎用性が広いものになっている。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の管体接続用補助装置によれば、対象管体は、既設管体の固定体に対して、可動体及び支持体を介して支持されることになり、支持体は固定体に吊下されているので、既設管体に対する対象管体の位置合わせを容易に行なうことができるようになる。そのため、従来のように複数の作業員が逐一管体を支持していなくてもよいことから、1人でも作業を行なうことができるようになり、作業がきわめて簡単に行なわれ、作業効率の向上を図ることができる。
【0047】
また、可動体を回転させれば、対象管体のネジ部が既設管体のネジ部に螺合していくが、上昇機構が可動体の回動に伴って可動体を上昇させるので、既設管体及び対象管体のネジ部同士を確実に螺合させることができる。この際には、従来のように複数の作業員が逐一管体を支持していなくてもよいことから、1人でも作業を行なうことができるようになり、作業がきわめて簡単に行なわれ、作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置の固定体を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置の支持体を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置の可動体を示す底面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置の上昇機構を示す展開図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る管体接続用補助装置を用いることができる管体の付設例を示す図である。
【図8】従来の差込み式の管体の接続具の一例を示す図である。
【符号の説明】
B 建物(付設物)
Ba 屋上
K 管体
K(a)エルボ状の管体
K(b)ストレートの管体
Ka 既設管体
Kb 対象管体
S ソケット
N ネジ部
10 固定体
10A,10B 分割体
11 ヒンジ
12 ロック機構
13 レバー
14 リング
15 係止体
16 ナット
17 ボルト
18 アーム
18a 係止孔
20 支持体
20A,20B 分割体
21 ヒンジ
22 ロック機構
23 レバー
24 リング
25 係止体
26 ナット
27 ボルト
28 アーム
28a フック
30 吊下部材
31 第1ロッド
32 第2ロッド
33 ナット体
34 ターンバックル
35 係止部
36 位置調整機構
40 可動体
40A,40B 分割体
41 ヒンジ
42 ロック機構
43 レバー
44 リング
45 係止体
46 ナット
47 ボルト
50 上昇機構
51 レール単体
52 レール
53 ローラ

Claims (8)

  1. 端部にネジ部を有した管体を建物等の付設物に上下方向に沿って上記ネジ部を螺合させることにより順次接続して付設する際に用いる管体接続用補助装置において、
    先に付設された既設の既設管体に着脱可能に取り付けられる固定体と、該固定体に吊下部材により吊下され上記既設管体に該既設管体と同軸に配置されて接続される対象の対象管体に対して解除可能に遊嵌して設けられるリング状の支持体と、上記対象管体に着脱可能に取り付けられるとともに上記支持体に該対象管体の軸線を中心軸として回動可能に支承されるリング状の可動体と、該可動体の回動に伴って該可動体を上昇させて上記既設管体及び対象管体のネジ部同士を螺合可能にする上昇機構とを備えたことを特徴とする管体接続用補助装置。
  2. 上記上昇機構を、上記支持体及び可動体の互いに対向する円周面のいずれか一方に設けられ所定角度傾斜した複数のレール単体を連設したレールと、上記支持体及び可動体の互いに対向する円周面のいずれか他方であって上記レールの各レール単体に対応して設けられ該各レール単体を転動する複数のローラとを備えて構成し、該ローラのレール単体に対する上昇方向の転動により上記可動体を上昇させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の管体接続用補助装置。
  3. 上記支持体を上記固定体に対して揺動自在に吊下したことを特徴とする請求項1または2記載の管体接続用補助装置。
  4. 上記固定体に対する支持体の相対位置を調整可能にする位置調整機構を設けたことを特徴とする請求項1,2または3記載の管体接続用補助装置。
  5. 上記吊下部材を複数設け、上記位置調整機構を、上記各吊下部材に夫々介装したターンバックルで構成したことを特徴とする請求項4記載の管体接続用補助装置。
  6. 上記固定体,支持体及び可動体を、夫々、リング状部材を2分割した一対の分割体で構成し、該一対の分割体の一端をヒンジ結合して該分割体同士を開閉可能にし、該一対の分割体の他端に該分割体を閉状態にロックするロック機構を設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の管体接続用補助装置。
  7. 上記ロック機構を、上記一対の分割体のうち一方の分割体にロック位置及びロック解除位置の二位置に回動可能に設けられるレバーと、該レバーに該レバーの回動中心より外側に回動可能に設けられるリングと、上記一対の分割体のうち他方の分割体に設けられ上記リングが係止される係止体とを備えて構成し、上記レバーのロック解除位置で上記リングを上記係止体に係止し該レバーをロック位置に回動させることにより、該係止体を上記リングで引張させてロックすることを特徴とする請求項6記載の管体接続用補助装置。
  8. 上記一対の分割体の他端部を切除し、上記係止体のリングに対する位置を調整可能にしたことを特徴とする請求項7記載の管体接続用補助装置。
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CN115008058A (zh) * 2022-08-08 2022-09-06 中国能源建设集团山西电力建设有限公司 中大口径金属钢管对口焊接方法

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