JP2004262074A - 画像形成装置、画像形成方法、及び画像記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び画像記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】複数PDLに対応する画像形成装置において、所望のPDLに応じたガンマ補正を簡易に確実に行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】与えられた画像情報のPDLに応じた補正パラメータを、記憶部が記憶する複数のPDL用の補正パラメータから選択し、選択されたPDL用の補正パラメータに基づき画像情報の補正を行う画像処理部154と、補正した画像情報に基づき画像形成を行う画像形成部104とを有する画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置に関し、特に複数のPDLに対応するガンマテーブルを更新してガンマ補正を行う画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、複合型複写機において、プリントエンジンでのガンマ特性の経時変化を補正するためにキャリブレーション(Calibration)が行なわれるものが普及してきている。従来装置におけるキャリブレーションでは、調整時毎にガンマテーブルを生成し、プリントエンジンの特性を補正している。
【0003】
これに関連した従来技術として、キャリブレーション処理が行われる画像形成装置を示す例が挙げられる(例えば、特許文献1,特許文献2)。このような画像形成装置では、キャリブレーション処理を適宜行うことにより、キャリブレーション処理で得られたガンマテーブルを用いて画像情報を補正することで、画像形成装置の経時変化による物理特性の劣化を補うことができ、出荷時に調整された画像信号の強度と用紙等上に形成された画像の色彩や濃度との間の最適な関係を保つことが可能となる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−289454号公報。
【0005】
【特許文献2】
特開2001−186350号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来装置においては、複数のページ記述言語(PDL:Page Description Language)がサポートされている場合、プリントエンジンのガンマ特性の経時変化を補正するために各PDL毎にキャリブレーションを行う必要がある。この補正処理を実現するために、予め各PDL毎にキャリブレーション用テストパターンを、装置内の蓄積装置に保存し、キャリブレーション時には、ユーザの指定に応じてそれぞれのPDLに対応するテストパターンを出力し、複合機に搭載されているスキャナにより読み取り、キャリブレーション用補正テーブルを作成する必要がある。
【0007】
上記のようなキャリブレーション動作を、RGB画像データのみ入力可能なプリンタで実現する場合、テストパターンを生成するために、通常プリント動作と異なり、墨生成処理(BG)、下色除去処理(UCR)のパラメータにキャリブレーション時のみ有効なパラメータを設定する必要がある。このため、テストプリント時と通常プリント動作時の制御を切換える必要がある。
【0008】
しかし、CMYK画像データが入力可能なプリンタであれば、通常プリント時と、テストプリント時の動作を変える必要がない。このため、前記RGB画像データのみ入力可能なプリンタと比べて、印刷制御が容易となる。
【0009】
このように、複数のPDLをサポートするプリンタにおいて、キャリブレーション時にPDLに応じて上記のような異なるプリンタ制御を行なう必要があり、ユーザへの負担となるという問題がある。又、内蔵するテストプリント画像データの共用ができないため、蓄積装置の容量を増加させるという問題がある。
【0010】
本発明は、複数PDLに対応する画像形成装置において所望のPDLに応じたガンマ補正を簡易に確実に行うことができる画像形成装置、画像形成方法及び画像記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するべく本発明は、複数のPDL用の補正パラメータを記憶する記憶部と、与えられた画像情報のPDLに応じた補正パラメータを、前記記憶部が記憶する複数のPDL用の補正パラメータから選択し、前記選択されたPDL用の補正パラメータに基づき前記画像情報の補正を行う画像処理部と、前記画像処理部において補正した画像情報に基づき画像形成を行う画像形成部と、を具備することを特徴とする画像形成装置である。
【0012】
本発明に係る画像形成装置においては、キャリブレーション用のテストパターンの画像情報に、複数の異なるPDL用のテストパターンを一度のキャリブレーションで扱うテストパターンの画像として用意し記憶領域に格納しておく。そして、キャリブレーションの際に、一度で、複数の異なるPDL用のキャリブレーションを行い、複数の異なるPDL用のガンマテーブルを生成して保存する。そして、例えば、インタフェースを介してPC(Personal Computer)から一つのPDLに応じた画像情報を受けると、このPDLに対応したガンマテーブルを記憶領域から読み出し、このガンマテーブルにより画像情報を補正して印刷する。こうすることにより、ネットワークを介して複数の異なるPCから複数の異なるPDLに応じた画像情報を受けた場合でも、PDLに応じた最適なガンマテーブルにより画像補正することで経時変化の影響を受けない最適な画像形成を行うことがでる。又、更に、異なるPDLに対するキャリブレーション処理も一度で短時間に行うことが可能となるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を詳細に説明する。
【0014】
<本発明に係る画像形成装置の概要>
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の概要を説明する図、図2は、本発明に係る複数PDLに対応する複数のテストパターンを有する画像記録媒体の一例を示す図、図3は、本発明に係るガンマ補正の基準テーブル値と検出テーブル値との関係を示すグラフ、及び、本発明に係るガンマ補正の基準テーブル値と検出テーブル値との差分を表すガンマテーブルを示すグラフ、図4は、本発明に係る画像形成装置のキャリブレーションの手順の一例を示すフローチャート、図5は、本発明に係る画像形成装置のキャリブレーションの手順の他の一例を示すフローチャートである。
【0015】
(構成)
本発明に係る画像形成装置は、その概要を示す図1の(a)において、図6及び図7で後述する画像形成装置のスキャナ部103に応じる読み取り部15と、後述する画像処理回路部154に応じる入力高画質化処理部16と、同じく画像処理部12と、同じく出力高画質化処理部13と、図6及び図7で後述する画像形成装置のプリンタ部104に応じる記録部14とを有しており、更にキャリブレーション用画像情報である複数PDL用のテストパターンに用いるテストパターン発生部11、外部ネットワークに接続してPC等から画像情報を取得するためのインタフェース10を有している。更に、この出力高画質化処理部13は、一例として、図1の(b)において、複数PDL用のガンマテーブルによる差分調整処理部17と、基準テーブルによる画像補正を行いターゲットガンマの変更も可能なTRC(Toner Reproduction Curve)階調処理部18とを有している。しかしながら、図1の(b)の出力高画質化処理部13の構成は、この一例を示すものであり、必ずしも差分調整処理17とTRC階調処理部18とに分離してガンマ補正を行う必要はない。
(複数PDL用のテストパターン)
本発明に係る複数PDLに対応する複数のテストパターンPは、図2に示すように、一度の画像形成でドラム上や、A4等の用紙等に画像形成されるためのものであり、上述した複数PDL用のテストパターン発生部11等に格納されており、キャリブレーションの際に読み出され使用されるものである。ここで、複数のページ記述言語(PDL:Page Description Language)とは、例えば、PS(Post Script)や、PCL(Printer Command Language)、LIPS、ARTEX、RPCS等の例えば各メーカに対応したものを上げることができるが、これに限られるものではない。
このように図2に示すテストパターンPにおいては、このように異なる複数のPDL1乃至nに応じたテストパターンがひと纏まりの画像情報として並べて設けられているものであり、これにより、後述するように、一度のキャリブレーション処理で複数の異なるPDLに応じた複数の異なるガンマテーブルを得ることが可能となるので、1つのPDLでのみテストパターン出力を行なうことにより、キャリブレーションに必要な作業時間を大幅に短縮することができる。
【0016】
(キャリブレーション処理:ドラム使用)
上述した画像形成装置において、本発明に係る複数PDLのためのキャリブレーション処理を図4のフローチャートを用いて以下に詳細に説明する。
本発明に係る画像形成装置1は、図4に示すフローチャートにおいて、キャリブレーションを行うかどうかが判断される(S11)。ここで、キャリブレーションを行うかどうかの判断は、ユーザが後述するコントロールパネル123からキャリブレーションの指示を与えることにより行うと判断してもよい。
【0017】
又、それ以外の方法として、例えば、画像形成装置1の制御部の働きにより、起動時又は所定期間経過したかどうかを判断し、画像形成装置1の起動時、又は、前回のキャリブレーション処理の日時を記憶しておき現在の日時との経過期間が例えば1週間又は1月等の予め決められた期間が経過したかどうかが判断され、キャリブレーションを行うかどうかの濃度測定を行うかどうかを判断する。そして、適切な時期であると判断されれば、上述したページメモリ(又は後述する画像形成装置1でのバッファメモリ回路153又は画像処理回路部154)等の記憶領域から所定の画像情報を読み出してきて、これに応じて記録部14のドラム等上に画像形成を行う。そして、図示しないドラム近傍の濃度センサにより画像濃度を検出し、この画像濃度が所定の濃度範囲の外であるときに、キャリブレーションが必要であると判断するという手法をとるものであってもよい。又、このときのキャリブレーションの要否の判断は、ドラムの画像濃度だけに限らず、例えば、反射率に基づくものであってもよいし、他の値に基づくものであってもよく、又、前回のキャリブレーションから一定期間の経過後に行うものであってもよい。
【0018】
このように制御部がキャリブレーションを行うと判断すると、図2に示したような複数PDL用のキャリブレーション用パターンデータPを、上述したページメモリ(又は後述する画像形成装置1でのバッファメモリ回路153又は画像処理回路部154)等の記憶領域から読み出してきて、このキャリブレーション用パターンデータに基づく画像をドラム203上に画像形成する(S12)。そして、ドラム203上に形成された画像の濃度を濃度センサにより検出する(S13)。
【0019】
次に、検出された濃度に基づいて、複数のPDL用のテストパターンから一つのPDL用のテストパターンを選択し、このPDL用のテストパターンの画像濃度に基づいて、検出テーブルD2を生成し、ページメモリ等から読み出した予め用意された基準テーブルRとの対応を取ることにより、ガンマテーブルC2を生成する(S14)。
【0020】
このとき、検出テーブルD2と基準テーブルRとの一例が、図3のグラフにより示されている。すなわち、基準テーブルRでのある濃度値Aに応じた所定の濃度を得るための検出テーブルD2の濃度値A’が求められる。同様に、基準テーブルRでの全ての濃度値に対応する検出テーブルD2での濃度値が求められ、これらの値によるガンマテーブルC2が求められる。ガンマテーブルC2の例は、図3に示されており、ここで、破線C1はリニアな値を示しており、基準テーブルRと検出テーブルD2との間に全く差がない場合を示している。このようにして求めたガンマテーブルC2を記憶領域に保存する。
【0021】
更に、次のPDL2に応じた画像情報に基づき、PDL2に応じたガンマテーブルC2を求めるべく、同等の処理を行う。更に、このような処理を繰り返し、全てのPDL用のガンマテーブルC2〜C2を生成するまで繰り返す(S15)。
【0022】
そして、このように求められた複数のPDL用のガンマテーブルC2〜C2は、記憶領域に保存される。そして、画像形成の際に、インタフェース10を介して外部のPC等から供給される画像情報のPDLに応じたガンマテーブルC2が読み出され、これにより、例えば、上述した出力高画質化処理部13の複数PDLのガンマテーブルによる差分調整処理部17等において、適切な画像補正がなされる。画像補正がなされた画像情報に基づき、プリンタ部等の記録部14において用紙等の記録媒体上に画像形成がなされる。これにより、経時変化による物性変化の影響を受けない適切な画像形成を行うことができる。
【0023】
なお、ここでは、検出テーブルと基準テーブルとの差分をとってガンマテーブルを求め、このガンマテーブルに応じて画像補正を行う例を示しているが、本発明はこの手法に限定されるものではない。必ずしも基準テーブルと検出テーブルとの差分を取る方法によらなくとも、経時変化が反映されるような所望のPDLの補正テーブルを生成し、これに応じて画像補正を行うことができれば同等の作用効果を得ることができる。
【0024】
以上、説明したように、本発明によれば、図2に示したような複数PDLに応じたテストパターンPを用いてキャリブレーション処理を行うことにより、1つのPDLでのみテストパターン出力を行なうことによって、キャリブレーションに必要な作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0025】
(キャリブレーション処理:記録媒体使用)
更に、本発明に係る画像形成装置においては、ドラム上に形成した画像に基づいてキャリブレーション処理を行うだけではなく、テストパターンを記録媒体に画像形成し、これをスキャナで読ませる方法によっても行うことができる。本発明に係るキャリブレーション処理を図5のフローチャートを用いて以下に詳細に説明する。
本発明に係る画像形成装置1は、図5に示すフローチャートにおいて、キャリブレーションを行うと判断すれば(S11)、複数PDLに応じたキャリブレーション用パターンデータPを、上述したページメモリ(又は後述する画像形成装置1でのバッファメモリ回路153又は画像処理回路部154)等の記憶領域から読み出してきて、このキャリブレーション用パターンデータPに基づく画像をドラム203を用いて、用紙等の記録媒体上に画像形成する(S21)。このキャリブレーション用のテストパターンPには、CMYK各色の階調パターンが印刷されている。印刷された階調パターンをスキャナで読み込むために、これを後述する原稿テーブル211等へ置いてスタートボタンを押すことを促すメッセージを後述する図6のコントロールパネル123上等に表示する(S22)。そして、読み取った画像の濃度をスキャナ部で検出する(S23)。そして、読み取ったRGBによる画像情報を入力高画質化処理部16等でYMCKによる画像情報に色変換する。
【0026】
ステップS14以降の複数PDL用の検出テーブルD2〜D2の生成と、基準テーブルRとの比較によるガンマテーブルC2〜C2の生成、及び生成したガンマテーブルC2〜C2と、これに応じて適切な画像処理を行うことは、図4のフローチャートの場合と同様である。キャリブレーション用画像情報であるテストパターンPを記録媒体上に形成してスキャナで検出するという方法を取ることにより、経時変化による特性変化をガンマテーブルC2に一層正確に反映させ、正確なガンマ補正を行うことが可能となる。
【0027】
又、ここでは、検出テーブルと基準テーブルとの差分をとってガンマテーブルを求め、このガンマテーブルに応じて画像補正を行う例を示しているが、本発明はこの手法に限定されるものではなく、必ずしも基準テーブルと検出テーブルとの差分を取る方法によらなくとも、経時変化が反映されるような所望のPDLの補正テーブルを生成し、これに応じて画像補正を行うことができれば同等の作用効果を得ることができることも同様である。
【0028】
以上、本発明によれば、より正確なガンマ補正が可能となり、更に、上述した場合と同様に、複数のPDLに対応したキャリブレーションに必要な作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0029】
又、上述した実施形態では、画像補正は、ガンマテーブルにより行うものと説明したが、ガンマテーブルにかえて数式を用意し、その数式のパラメータを、複数のPDLに対応して複数、画像処理部により生成して保存しておき、与えられた画像情報のPDLに応じた補正パラメータを前記複数のPDL用のパラメータから選択し、画像情報をこの選択されたPDL用のパラメータを用いて上記数式によって画像処理部において補正することも可能である。
【0030】
<本発明に係る画像形成装置>
次に、上述した画像形成装置の概要の詳細な具体例であるカラーデジタル複写装置の一つを、対応関係を明らかにしながら以下に図面を用いて詳細に説明する。図6は、本発明に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図、図7は、本発明に係る画像形成装置の構成の一例を示す断面図である。
【0031】
本発明に係るカラーデジタル複写装置である画像形成装置1は、図6において、基本処理部101、コントロールパネル102、スキャナ部103、プリンタエンジン104として、大別することができ、図1の画像形成装置1の読み取り部15がスキャナ部103に対応し、プリンタ部104が記録部14に対応している。更に、基本処理部101が有する後述する画像処理回路部154が、図1の入力高画質化処理部16と、同じく画像処理部12と、同じく出力高画質化処理部13と、同じくテストパターンに用いる複数のPDL用のテストパターン発生部11とを有している。
【0032】
更に、制御系として、主CPU(中央処理装置)111と、通信ラインを介してこれに接続されるコンパネCPU112、スキャナCPU113、プリンタCPU114を有している。主CPU111は、これらコンパネCPU112、スキャナCPU113、プリンタCPU114を統括的に制御し、複写の全般にわたる制御を行なうものであり、上述した本発明に係るキャリブレーション処理をも管理するものである。
更に、コンパネCPU112に、ROM(リード・オンリ・メモリ)121、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)122、コントロールパネル(操作盤)123が接続される。コンパネCPU112は、コンパネ123上のスイッチ(倍率や用紙サイズを設定するためのスイッチを含む)の操作の検知、LEDの点灯、消灯、表示器の制御等を行う。
【0033】
スキャナCPU113には、ROM131、RAM132、モータ・ソレノイドなどメカコン等の制御部133、ADF(オートドキュメントフィーダ)134、エディタ(座標入力装置)135、上記CCDセンサ64から出力されるアナログの画像信号を例えば8ビットの画像信号に変換するA/D回路(アナログ・デジタル変換回路)137、シェーディング補正回路(SHD)回路138、ラインメモリ139が接続される。制御部133にはキャリッジ80を副走査方向において動かすためのパルスモータが接続される。更に、スキャナCPU113に、ランプレギュレータ136を介して露光ランプ61が接続される。
【0034】
プリンタCPU114に、モータ・ソレノイド・スイッチなどメカコン等の制御部141、RAM142、ROM143、LCF(ラージカセットフィーダ)144、ソータ145、レーザユニット20を駆動するためのレーザドライバ147及びレーザ変調回路148が接続される。
【0035】
更に、主CPU111に、ROM151、RAM152、スキャナ部103で読取ったデータをどこへ送るか、プリンタエンジンへはどのデータを送るのかの切り替えとバッファリングを行なうデータ切り替え及びバッファメモリ回路153、図1に示す画像形成装置の構成の主要部である入力高画質化処理部16、テストパターン発生部11、画像処理部12、出力高画質化処理13等を含んでいる、画像信号に対し画像的な処理を行なう画像処理部154が接続されている。更に、主CPU111には、その動作を制御するべく、画像信号の圧縮伸長を行なう圧縮・伸長回路155、圧縮・伸長回路155で圧縮されたデータを蓄える圧縮メモリ156、ハードディスクドライブ・光ディスクドライブ・ファクシミリ・アダプタとのインタフェースを行なうI/Fコントローラ回路157、ディスプレイ158に表示する画像信号を記憶するためのディスプレイメモリ回路159、インタフェース160を介して接続されてる外部PC(Personal Computer)のコードデータを画像信号に展開するためのプリンタコントローラ161、画像信号をページごとに蓄えるページメモリ回路162、ディスプレイ158にコードデータを展開するためのディスプレイフォントROM163、ページメモリ回路162上にコードデータを展開するためのプリントフォントROM164がそれぞれ接続されている。
【0036】
このような制御系の構成を有する本発明に係るカラーデジタル複写装置1である画像形成装置の機械的構成を、更に図7を用いて説明する。即ち、カラーデジタル複写装置1は、図7に示すように、複写対象物Oが保持する画像情報を光の明暗として読み取って画像信号を生成するスキャナ(カラー画像読取装置)201部と、スキャナ部201や外部から供給される画像信号に対応する画像を形成する画像形成部(MFP= Multi Functional Peripheral)202からなるものであり、スキャナ部201は、図6の制御系の構成であるスキャナ部103に対応し、画像形成部202は、図6の制御系の構成である基本処理部101、コントロールパネル102、プリンタエンジン104に対応するものである。
このカラーデジタル複写装置1においては、読取対象物Oの画像情報の複写に際して、読取対象物Oが原稿テーブル211の所定の位置に位置される。コントロールパネル123から複写開始が指示されることで、照明ランプ212が所定の光強度の照明光を提供可能に点灯される。
【0037】
第1及び第2のキャリッジ213,214が、複写倍率に応じた所定の速度で原稿テーブル211に沿って移動されることで、原稿テーブル211にセットされた読取対象物Oの画像情報が照明ランプ212からの照明光により順に照明される。これにより、読取対象物Oの画像を光の明暗として含んだ反射光が生成される。なお、以下、この反射光を画像光と呼称する。
【0038】
画像光は、第1キャリッジ213に固定されている画像取出ミラー213aにより第2キャリッジ214に向けて反射され、第2キャリッジ214の第1ミラー214a及び第2のミラー214bで更に反射されて、結像レンズ215に入射される。結像レンズ215に入射された画像光は、CCDセンサ64の受光面に結像される。
【0039】
CCDセンサ64に結像された画像光は、例えばC、M、Yのそれぞれの補色であるR(Red)、G(Green)、B(Blue)画像に対応される3つのラインセンサ(またはR、G、B、Bkの4つのラインセンサ)で順に光電変換され、所定のタイミングで出力される。
【0040】
CCDセンサ64により光電変換された出力すなわち画像信号は、図示しない増幅器(I/V変換器)所定のレベルまで増幅され、A/D変換回路137によりデジタル信号に変換され、1ライン分ずつ画像処理回路部154に出力される。
【0041】
画像処理回路部154に入力された画像データは、画像処理回路部154において予め決められているルーチンに従って画像処理され、画像形成部202内の所定の記憶領域(例えばバッファメモリ回路153)に格納される。
【0042】
次に、バッファメモリ回路153に記憶されている画像データをもとに強度変調された露光光が、露光装置205から感光体ドラム203の所定の位置に照射される。これにより、感光体ドラム203に、露光光の強度に応じた潜像が形成される。
【0043】
このような画像形成動作を行うカラーデジタル複写装置1である画像形成装置において、本発明に係る図4及び図5のフローチャートで詳述した複数のPDLに応じたキャリブレーション処理が上述した手順により同様に行われる。これにより、複数のPDLに応じたキャリブレーション処理を非常に短時間で行うことが容易に可能となる。
【0044】
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、図2に示したような複数PDLに応じたテストパターンPを用いてキャリブレーション処理を行うことにより、1つのPDLでのみテストパターン出力を行なうことによって、キャリブレーションに必要な作業時間を大幅に短縮することができ、これにより、複数PDLに対応する画像形成装置において、所望のPDLに応じたガンマ補正を容易に確実に行うことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の概要を説明する図。
【図2】本発明に係る複数PDLに対応する複数のテストパターンを有する画像記録媒体の一例を示す図。
【図3】本発明に係るガンマ補正の基準テーブル値と検出テーブル値との関係を示すグラフ、及び、本発明に係るガンマ補正の基準テーブル値と検出テーブル値との差分を表すガンマテーブルを示すグラフ。
【図4】本発明に係る画像形成装置のキャリブレーションの手順の一例を示すフローチャート。
【図5】本発明に係る画像形成装置のキャリブレーションの手順の他の一例を示すフローチャート。
【図6】本発明に係る画像形成装置の構成の一例を示すブロック図。
【図7】本発明に係る画像形成装置の構成の一例を示す断面図。
【符号の説明】11…複数PDL用のテストパターン発生部、12…画像処理部、13…出力高画質化処理部、14…記録部、15…読み取り部、16…入力高画質化処理部、17…複数PDL用の補正差分調整処理部、18…TRC階調処理部。

Claims (9)

  1. 複数のPDL用の補正パラメータを記憶する記憶部と、
    与えられた画像情報のPDLに応じた補正パラメータを、前記記憶部が記憶する複数のPDL用の補正パラメータから選択し、前記選択されたPDL用の補正パラメータに基づき前記画像情報の補正を行う画像処理部と、
    前記画像処理部において補正した画像情報に基づき画像形成を行う画像形成部と、を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像処理部は、複数のPDLに応じたキャリブレーション用画像情報を読み出し、前記画像形成部の像担持体上に画像形成を行い、検出したこの画像の濃度に基づいて、前記記憶部が記憶する前記複数のPDL用の補正パラメータを生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像処理部は、複数のPDLに応じたキャリブレーション用画像情報を読み出し、前記画像形成部の前記像担持体上に画像形成を行い、この画像の濃度に基づいて生成した複数のPDL用の検出データと複数のPDL用の基準データとの差分を示すデータとして、前記記憶部が記憶する前記複数のPDL用の補正パラメータを生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、起動時又は所定期間の経過を検出すると、所定画像情報を読み出し前記画像形成部の像担持体上に画像形成し、この画像の濃度が所定値の範囲を外れるとき前記補正パラメータの生成を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部が検出する所定期間の経過とは、前記補正パラメータを更新した時点を基点とした所定期間の経過であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像処理部は、複数のPDLに応じたキャリブレーション用画像情報を読み出し、前記画像形成部により記録媒体上に画像形成し、画像読み取り部により前記記録媒体上の画像を読み取り、検出したこの画像の濃度に基づいて、前記記憶部が記憶する前記複数のPDL用の補正パラメータを生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成部により前記キャリブレーション用画像情報に応じて画像形成された前記記録媒体を、前記画像読み取り部で読み取るべく操作をユーザに促すべく表示する表示部を更に有することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 与えられた画像情報のPDLに応じた補正パラメータを、予め記憶している複数のPDL用の補正パラメータから選択し、前記選択されたPDL用の補正パラメータに基づき前記画像情報の補正を行い、
    前記補正した画像情報に基づき画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  9. 画像形成装置のキャリブレーションに用いるテストパターン画像であって、複数のPDLにそれぞれ対応した複数のテストパターン画像が形成された画像記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009010571A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置、ガンマ補正データ作成方法及びガンマ補正データ作成プログラム

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