JP2004262008A - カード作成方法、カード作成システム及びカード - Google Patents
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Abstract
【課題】生カードの情報記憶部にある特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像が形成できるカード作成方法を提供する。
【解決手段】読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成方法において、前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、読み出された前記特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、選択された画像形成条件により画像を形成することを特徴とするカード作成方法。
【選択図】 図4
【解決手段】読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成方法において、前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、読み出された前記特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、選択された画像形成条件により画像を形成することを特徴とするカード作成方法。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカード作成方法、カード作成システム及びカードに関し、特にICチップや磁気ストライプの情報記憶部を有する印刷前のカードである生カード(カードということもある)に、高品質の画像が形成可能なカード作成方法、カード作成システム及び前記カード作成システムにより製造されたカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カード内部に不揮発性のデータメモリとそれを制御するCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)を有するICチップを内蔵したICカードを用いたカードの作成が行われ、ICチップの情報記憶部に種々の情報を記憶し記憶情報をいろいろな用途に活用することのできるカードが登場している。また、同様に、種々の情報を磁気ストライプの情報記憶部に記憶しい記憶情報をいろいろな用途に活用することのできる磁気ストライプ付きのカードも登場している。
【0003】
このような生カードの段階で、前述の情報記憶部に生カードの表面に画像を形成する際の画像印刷条件情報、加熱処理条件情報等を書き込み、画像を形成する際に、この書き込まれた情報を読み出して、画像の形成を行うカード作成方法が特開2002−269527号公報(以下特許文献1)に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−269527号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、生カードの情報記憶部に印刷処理情報を書き込む記載はあるものの、カードの作成装置に適した具体的な印刷条件といった内容に関する技術開示がなされてない。
【0006】
また、生カードに画像を形成させる装置は1種類に限定されるものではなく、多くの種類の異なる装置が考えられ、さらに改良等により種類が増えてくる可能性が有る。これらの種類の異なる装置にはそれぞれ画像印刷条件や加熱処理条件が異なる。例えば、種類の異なる装置間で、転写圧の違い、加熱温度の違いが有り、さらに、使用するリボンの製造ロットによっても印刷条件の違いがある。
【0007】
従って、前述の生カードの情報記憶部に、種類の異なる装置のそれぞれの画像印刷条件や加熱処理条件等の画像を形成させるための画像形成条件をすべて記憶させようとすると、大きな記憶容量を必要し、特に、カードの表面に顔画像を形成させるカードにおいては、カードに表示されている顔画像からそのカードの本人を認証することが可能なように、高度な色再現性や階調性といった良好な画質を安定して作成できることが要求され、画像を形成させるための印刷条件等の数も多くなり、大きな記憶容量を必要とするが、生カードの情報記憶部の記憶容量はそれほど大きくないので問題である。
【0008】
また、種類の異なる装置のそれぞれの画像形成条件の追加や変更があると、生カードの情報記憶部の内容も変更する必要が生じ、生カードの管理が難しくなり情報記憶部の記憶内容に関するミスも発生しやすくなるという問題がある。
【0009】
さらに、生カードの情報記憶部に画像を形成させるための条件等を多く記憶させると、この記憶情報を基にカードの偽造がされやすくなりセキュリティー上の問題がある。
【0010】
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、生カードの情報記憶部にある特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像が形成できるカード作成方法を提供することにある。また、前記カード作成方法に基づくカード作成システム、さらに、前記カード作成システムにより作成されたカードを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の発明の目的は下記の手段のいずれかにより達成される。
【0012】
(1)読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成方法において、前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、読み出された前記特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、選択された画像形成条件により画像を形成することを特徴とするカード作成方法。
【0013】
(2)読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成システムにおいて、前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出す特定情報読出手段と、読み出された特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択する選択部と、選択された画像形成条件により画像を形成する画像形成処理手段と、を備えたことを特徴とするカード作成システム。
【0014】
(3)前記(2)に記載のカード作成システムにより作成されてなることを特徴とするカード。
【0015】
ここで、本発明で使用する用語の意味について説明する。「製造メーカー」とは、生カードを製造したメーカー名をいう。また、「商品コード」とは、対象商品を特定するために付けられたコードで、商品コードは、例えば数字のみ、英字と数字で表される。また、「製造ロット」とは、同一の仕様および手法のもとで製造されたまとまりで、製造ロットは例えば数字で表される。さらに、「製造番号」とは製造された物にそれぞれ付けられた番号等をいう。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係わるカード作成方法、カード作成システムおよびカードについて説明する。
【0017】
先ず、実施の形態に用いるカードについて説明する。カードは情報記憶部を有し、カードとしてはICカードおよび磁気カード等がある。ICカードは一般的に接触型カードと非接触型カードとがあるが、ここではその両者を含むものとする。一方、磁気カードは一般的に磁気ストライプタイプカードと磁気全面カードとあるがその両者を含むものとする。
【0018】
前記情報記憶部は、データを読出し・書き込み可能に構成されている。ICカードにあっては、カード本体の内部または表面の一部に埋め込まれたICチップがこれに相当し、磁気ストライプカードにあっては、カード本体の表面の一部に帯状に積層した磁気記録可能な磁気ストライプがこれに相当し、磁気カード全面カードにあっては、カード本体の裏面に一様に積層した磁気記録可能な磁性層の一部がこれに相当する。また、前述の情報記憶部には、生カードの段階においては、リードライタ等により生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット等が記憶されている。なお、以下の説明では、代表例として、非接触型のICカードについて説明するがこれに限定されるものではない。
【0019】
次に、本発明のカード作成システムにより作成されたカードについて説明する。図1は実施の形態のカードの平面図であり、図2はカードの積層構造を示す分解斜視図である。図1に示すように、カード90は従業員証用のカードである。カード90は、例えば、縦の長さが約6cm、横の長さが約9cm、厚みが約0.5〜1.0mmである。カード90の所定領域P1には画像表示情報が印刷される。画像表示情報は、例えば「○○○従業者証」、「個人製造番号」、「氏名」、「発行日」・・・などである。また、所定領域P2には顔画像が印刷される。さらにカード90の所定位置には従業者証所有者の個人識別番号IDが記録される。前述の所定領域P2にはカード90の発行者の顔画像が形成される。この顔画像及び画像表示情報を保護するように、そのカード表面が保護シート96によって覆われている。
【0020】
次に、図2に示すように、カード90は上層の保護シート96(図1)及び中層の接着部材92、94を除いて、大きく分けると裏面シート95と、電子部品93と、表面シート91の3層構造を有している。裏面シート95は約50μm〜300μmのシート厚が好ましい。裏面シート95は筆記用具で書ける図示しない筆記層を更に有している。裏面シート95の上にはカード用の電子部品93が設けられる。電子部品93はカード90の利用者に関した個人情報が書き込まれるICチップ931及びそのICチップ931に接続されたコイル状のアンテナ本体932である。また、ICチップ931には情報記憶部933が設けられている。この情報記憶部933には、生カードの段階においては、生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット等が記憶される。例えば製造メーカーの情報を基にカード作成システムでの最適な画像形成を得るために活用される。
【0021】
このカード90は、裏面シート95と表面シート91と電子部品93とを薄シート状の接着部材(以下単に接着シートともいう)92、94を介在して貼り合せた積層構造を有している。例えば、厚みが約50μm〜300μmの第1の接着シート94によってICチップ931の裏面と裏面シート95との間が貼合され、ICチップ931の表面と表面シート91の間は、厚みが約50μm〜300μmの第2の接着シート92によって貼合されている。これらの接着シート94、92にはホットメルト樹脂又は反応型ホットメルト樹脂を予め薄シート状に形成したものが使用される。
【0022】
(実施の形態1)
次に、実施の形態1に係わるカード作成システム、カード作成方法、及びカードについて説明する。図3は実施の形態1のカード作成システムの構成を示す図、図4は実施の形態1に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0023】
この実施の形態1に係わるカード作成システムは従業者証作成のためのシステムで、顔画像データ及び文字情報を外部装置に記憶した後に、この顔画像データ及び文字情報に基づいて、所定のカード面に顔画像及び文字情報を形成するものである。
【0024】
実施の形態1で使用する生カード90A、90B、90Cには情報記憶部933(図2)に製造メーカー、商品コード、製造ロット等が書き込まれている。最初に、カード作成システムの構成について説明する。図3に示すように、カード作成システム10は、筐体15、載置手段25、特定情報読出手段30、画像形成処理手段450、個別情報書込手段70および電気関係ブロック80等で構成されている。
【0025】
筐体15はカード作成システム10の筐体で、所定形状で所定の大きさを有している。また、載置手段25は筐体15の内部右側にカードマガジン26が設けられ、3種類の生カードが収納できるようになっており、各々の生カードは予め枚葉状にカットされている。
【0026】
第1種類の生カード90AはホッパーHP1に収納されており、第2種類のカード90BはホッパーHP2に収納されており、さらに第3種類の生カード90CはホッパーHP3にそれぞれ収納されている。なお、複数種類の生カードがあるのは発行者の発行条件によって生カードの種類を変えるためである。なお、この実施の形態では3個のホッパー(HP1〜HP3)を設けた例を示したが、少なくとも1個のホッパーが設けられていればよい。
【0027】
ホッパーHP1〜HP3の下方には図示しない搬送ベルト装置が設けられ、ホッパーHP1、HP2又はHP3から排出・投下された生カード90(90A、90B、90C)を特定情報読出手段30の方へ搬送する。
【0028】
特定情報読出手段30は、生カード90の情報記憶部933(図2)に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット等の情報のうち、この生カードに画像を形成するに必要な情報(特定情報)として製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出すようになっている。この特定情報を基に、この生カードに対応した予め準備されている画像を形成させるための条件を抽出するが詳しくは後述する。また、特定情報読出手段30の下方には廃棄カードストッカー79が設けられ、電子部品不良等に係る生カード90を排出する。
【0029】
特定情報読出手段30の下流側には搬送手段の搬送ローラ71等が設けられ、生カード90を画像形成処理手段450の方へ搬送する。この画像形成処理手段450の下部には搬送手段である搬送ベルト72が設けられ、例えば、画像形成処理手段450を構成するイエロー色用の画像形成ユニット45(以下でY色画像形成ユニットという)、マゼンタ色用の画像形成ユニット50(以下でM色画像形成ユニットという)、シアン色用の画像形成ユニット55(以下でC色画像形成ユニットという)、下地処理のP色画像形成ユニット、及び白黒用の画像形成ユニット60(以下でK色画像形成ユニットという)に生カード90を搬送する。
【0030】
画像形成処理手段450は、特定情報を基に抽出されたこの生カードに対応した画像を処理する条件により生カード90(90A、90B、90C)に画像を形成する。
【0031】
搬送ベルト72上のカード90は図3で右側から左側に搬送される間に、Y色画像形成ユニット45、M色画像形成ユニット50及びC色画像形成ユニット55によってカード90の画像形成領域に顔画像が形成される。例えば、Y色画像形成ユニットでは搬送ベルト72によって搬送される生カード90にイエロー顔画像(Y色顔画像)を形成する。同様にしてM色画像形成ユニットでは搬送ベルト72によって搬送される生カード90にマゼンタ顔画像(M色顔画像)を形成する。更にC色画像形成ユニットでは搬送ベルト72によって搬送される生カード90にシアン顔画像(C色顔画像)を形成する。
【0032】
このC色画像形成ユニットの下流側に設けられたP色画像形成ユニットでは文字印刷に伴う下地処理がなされる。このP色画像形成ユニットの下流側に設けられたK色画像形成ユニットでは、カラー顔画像を形成された生カード90の所定領域に発行者名や従業員証発行日などの文字情報を形成する。
【0033】
各々のユニットには図示しない複数画面分のバッファメモリが設けられ、発行者の顔画像データや文字情報が格納される。また、これらのユニット内にはインクリボンやサーマルヘッドなどが備えられる。
【0034】
次に、個別情報書込手段70では、カード90の情報記憶部933に個別情報を書き込む。この搬送ベルト72の下流側にはカード落下部73が設けられ、情報記憶及び画像形成済みのカード90の顔画像形成領域面を上に向けて落下するように姿勢が制御され、そのカード90が下方のラミネート貼着装置HS1に導かれる。
【0035】
ラミネート貼着装置HS1ではカード90にフィルム状の保護シート96(図1)が供給されてカード面が保護される。この例で保護シート96にはラミネートフィルムをロール状に巻き取ったものが備えられ、そのラミネートフィルムは一方の面に図示しない接着シートを有している。
【0036】
ラミネート貼着装置HS1には加熱装置74が設けられ、カード落下部73からのカード90と保護シート96とを受け、そのカード90とその保護シート96とが図示しない接着シートを介して張り合わされる。この加熱装置74は搬送路上に配置された平型のプレス部を有しており、保護シート96の上方から所定の圧力が加えられる。そのために、プレス部が上下方向に移動できるようになされている。このプレス部には電気ヒータ(図示せず)が設けられ、保護シート96及びカード90を所定の温度に加熱するようになっている。
【0037】
この例では接着シートの種類にもよるが加熱温度は、例えば約40℃〜170℃であり、加熱時間は約10秒〜120秒である。この接着シートは熱を加えると溶融し、それが冷えると固化するものである。
【0038】
また、加熱装置74の下流側には冷却部75が設けられ、加熱貼合されたカード90が冷却される。冷却部75にはメインフィルタ76が取り付けられており、このメインフィルタ76によって冷却空気を清浄化する。
【0039】
ラミネート貼着装置HS1の後段にホットスタンプHS2を設け、カード90にホログラムシート等を形成するようにしてもよい。これにより完成したカード90はカードスタッカ77に収納される。
【0040】
また、筐体15には操作パネル78が設けられ、カード90の画像形成時に操作情報が入力される。また、この筐体15内には、電気関係ブロック80が設けられている。
【0041】
図3に示す電気関係ブロック80は、入力部、特定情報読出部、画像形成処理部、加熱部、個別情報書込部、ラミネート貼着部、搬送部、駆動部、制御部等を有している。入力部は外部装置から画像形成を行うための画像データを読み込むと共に、操作パネル78より操作情報等が入力できるようになっており、特定情報読出部は特定情報読出手段30を有してカードの情報記憶部933に予め記憶されている製造メーカー、商品コード、製造ロットの特定情報を読み出す。また、画像形成処理部は画像形成処理手段450を有してカードに画像を形成させ、加熱部は加熱装置74を有して画像形成後のカードを加熱処理する。また、個別情報書込部は個別情報書込手段70を有してカードの情報記憶部に個別情報を記憶し、ラミネート貼着部はラミネート貼着装置HS1を有してラミネートフィルムの貼着処理を行う。搬送部は搬送ロータ、搬送ベルト等を有して、カードを上記の各部への送り、駆動部は各種ドライバーを有する。制御部は各部を制御する機能を有し、後述する図4に示す選択部40Aを有する。選択部40Aは特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より生カードに対応した画像形成条件を抽出する機能を有している。詳しくは、選択部40Aは選択テーブル814、画像形成条件表816で構成され、選択テーブル814では、製造メーカー、商品コード、製造ロットの3つの情報(特定情報)より使用する生カードに対応した画像形成条件が抽出できるようになっている。使用する生カードに対応した画像形成条件は予め実験等により求めて記憶させておく。画像形成条件表816では選択テーブル814で抽出した画像形成条件の具体的な内容が書かれている。また、制御部はCPU、ROM、RAM、I/O制御部を備えている。ROMは制御プログラム領域、制御データ領域を有し、制御データ領域は画像形成条件表816(図4)などの画像形成するための制御データ等を記憶し、また、制御プログラム領域はCPUで処理する制御プログラムを記憶する。RAMは、各種レジスタ群の他、外部から入力した画像データを一時的に記憶する画像形成データ領域、読みとられた製造メーカー、商品コード、製造ロット等を一時的に記憶する記憶データ領域がある。また、I/O制御部はインターフェース信号を取り扱うための制御回路が組み込まれている。CPUは、上記の構成により、ROM内の制御プログラムにしたがって、I/O制御部を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM内で処理した後に、I/O制御部を介して駆動部に制御信号を出力することにより、画像形成処理手段、加熱手段等を制御して所定の画像形成条件でカードに画像形成を行う。さらにラミネート貼着装置HS1を制御してラミネートフィルムの貼着行うなどカード作成システムを全体を制御する。
【0042】
ここで、実施の形態1のカード作成システムにより本発明のカード作成方法を図1から図4を参照して説明する。なお、図4は実施の形態1に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0043】
最初に、生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット毎に、それぞれ、このカード作成システムおける良好な画像が得られる最適な画像を処理するための印刷条件、熱処理条件等を予め実験等により求め、この求めた条件を制御データ領域にある選択部40Aに記憶させておく。
【0044】
カード90Aを例にして説明すると、図4に示すように、生カード90Aは生カード90A1から生カード90A3の3種類があるが、ここでは生カード90A1を代表例として説明する。最初に、生カード90A1に設けられたICチップ内の情報記憶部933に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット等の中より特定情報である製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出す。ここで、選択部40Aにおいて、選択テーブル814で、製造メーカー、商品コード、製造ロットの3つの情報(特定情報)より生カードに対応した画像形成条件を抽出する。選択テーブル814で抽出した画像形成条件の具体的な内容が画像形成条件表816では分かるようになっている。
【0045】
以上のように、本発明のカード作成方法、カード作成システムによれば、生カードの情報記憶部に記憶されている情報のうち、特定情報を読み取り、この特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像を形成させることができる。また、このカード作成システムにより作成された良好なカードとなる。
【0046】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係わるカード作成システム、カード作成方法、及びカードについて説明する。この実施の形態2は前述の実施の形態1と機構的に類似しているので異なる部分を中心に説明する。
【0047】
図5は実施の形態2のカード作成システムの構成を示す図、図6は実施の形態2に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0048】
この実施の形態2に係わるカード作成システムは従業者証作成のためのシステムで、顔画像データ及び文字情報を外部装置に記憶した後に、この顔画像データ及び文字情報に基づいて、所定のカードの表面に顔画像及び文字情報を形成するものである。
【0049】
実施の形態2で使用する生カードには情報記憶部933(図2)に製造メーカー、商品コード、製造ロット等が書き込まれている。最初に、カード作成システムの構成について説明する。図5に示すように、カード作成システム10は、筐体15、載置手段25、特定情報読出手段35、画像形成処理手段450、個別情報書込手段70、電気関係ブロック80等で構成されている。
【0050】
ホッパーHP1〜HP3の下方には図示しない搬送ベルト装置が設けられ、ホッパーHP1、HP2又はHP3から排出・投下されたカード90を特定情報読出手段35の方へ搬送する。
【0051】
特定情報読出手段35は、生カード90の情報記憶部933(図2)に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット、その他の情報のうち、この生カードを識別するのに必要な特定情報として製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出すようになっている。この特定情報を基にこの生カードに対応した予め準備されている画像の形成を得るための条件を抽出する。また、この特定情報読出手段35は、カード90の情報記憶部933に、前述の抽出した内容も個別情報と同時に書き込むようになっている。このことにより画像を形成した条件が記録に残るようになる。
【0052】
次に、図5に示す電気関係ブロック80は、入力部、読出書込部、画像形成処理部、加熱部、ラミネート貼着部、搬送部、駆動部、制御部等を有している。図3と異なる部分を説明すると、読出書込部は特定情報読出手段35を有して生カードの情報記憶部933に予め記憶されている製造メーカー、商品コード、製造ロットの特定情報を読み出し、さらに、カード90の情報記憶部933に画像形成条件等の抽出した内容や個別情報を書き込むようになっている。また、画像形成処理部は画像形成処理手段450を有して生カードに画像を形成させ、加熱部は加熱装置14を有して画像形成後のカードを加熱処理する。制御部は各部を制御する機能を有し後述する図6に示す選択部40Bを有する。選択部40Bは、特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より生カードに対応した画像形成条件を抽出する機能である。また、制御部はCPU、ROM、RAM、I/O制御部を備えている。ROMは制御プログラム領域、制御データ領域を有し、制御データ領域は画像形成条件表816(図6)などの画像形成するための制御データ等を記憶し、また、制御プログラム領域はCPUで処理する制御プログラムを記憶する。RAMは、各種レジスタ群の他、外部から入力した画像データを一時的に記憶する画像形成データ領域、読みとられた製造メーカー、商品コード、製造ロット等を一時的に記憶する記憶データ領域がある。CPUは、上記の構成により、ROM内の制御プログラムにしたがって、I/O制御部を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM内で処理した後に、I/O制御部を介して駆動部に制御信号を出力することにより、画像形成処理手段、加熱手段等を制御して所定の画像形成条件で生カードに画像形成を行う。
【0053】
ここで、実施の形態2のカード作成システムにより本発明のカード作成方法を図5および図6を参照して説明する。なお、図6は実施の形態2に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0054】
最初に、生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット毎に、それぞれ、このカード作成システムおいて、良好な画像が得られるための印刷条件、熱処理条件等を予め実験等により求めておく。この求めた条件を、制御データ領域にある選択部40Bに記憶させておく。
【0055】
カード90Bを例にして説明すると、図6に示すように、カード90Bはカード90B1からカード90B3の3種類がある。ここではカード90B1を代表例として説明する。最初に、カード90B1に設けられたICチップ内の情報記憶部933に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット、その他の情報より、特定情報である製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出す。この読み出された特定情報に基づき、選択部40Bの選択テーブル815で、この特定情報よりこの生カードに対応した画像形成条件を抽出する。なお、選択テーブル815で抽出した画像形成条件の具体的な内容が画像形成条件表816で分かるようになっている。
【0056】
以上のように、本発明のカード作成方法、カード作成システムによれば、生カードの情報記憶部に記憶されている情報のうち、特定情報を読み取り、この特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像を形成させることができる。また、このカード作成システムにより作成された良好なカードとなる。
【0057】
なお、実施の形態では、特定情報として製造メーカー、商品コード、製造ロットの3つの例について説明したがこれに限定されるものでがなく、例えば2、または4つでも可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上のように構成したので次のような効果を奏する。即ち、本発明のカード作成方法、カード作成システムによれば、生カードの情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、読み出された特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、選択された画像形成条件により画像を形成するので、簡易に種類の異なる装置に関係なく優れた高画質の良好な画像が形成できる。また、本発明のカードによれば、優れた高画質の良好な画像が形成されたカードになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のカードの平面図である。
【図2】実施の形態のカードの積層構造を示す分解斜視図である。
【図3】実施の形態1のカード作成システムの構成を示す断面図である。
【図4】実施の形態1に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【図5】実施の形態2のカード作成システムの構成を示す断面図である。
【図6】実施の形態2に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【符号の説明】
10 カード形成システム
30、35 特定情報読出手段
40A、40B 選択部
450 画像形成処理手段
814、815 選択テーブル
816 画像形成条件表
90、90A、90B、90C 生カード(カード)
933 情報記憶部
【発明の属する技術分野】
本発明はカード作成方法、カード作成システム及びカードに関し、特にICチップや磁気ストライプの情報記憶部を有する印刷前のカードである生カード(カードということもある)に、高品質の画像が形成可能なカード作成方法、カード作成システム及び前記カード作成システムにより製造されたカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カード内部に不揮発性のデータメモリとそれを制御するCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)を有するICチップを内蔵したICカードを用いたカードの作成が行われ、ICチップの情報記憶部に種々の情報を記憶し記憶情報をいろいろな用途に活用することのできるカードが登場している。また、同様に、種々の情報を磁気ストライプの情報記憶部に記憶しい記憶情報をいろいろな用途に活用することのできる磁気ストライプ付きのカードも登場している。
【0003】
このような生カードの段階で、前述の情報記憶部に生カードの表面に画像を形成する際の画像印刷条件情報、加熱処理条件情報等を書き込み、画像を形成する際に、この書き込まれた情報を読み出して、画像の形成を行うカード作成方法が特開2002−269527号公報(以下特許文献1)に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−269527号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、生カードの情報記憶部に印刷処理情報を書き込む記載はあるものの、カードの作成装置に適した具体的な印刷条件といった内容に関する技術開示がなされてない。
【0006】
また、生カードに画像を形成させる装置は1種類に限定されるものではなく、多くの種類の異なる装置が考えられ、さらに改良等により種類が増えてくる可能性が有る。これらの種類の異なる装置にはそれぞれ画像印刷条件や加熱処理条件が異なる。例えば、種類の異なる装置間で、転写圧の違い、加熱温度の違いが有り、さらに、使用するリボンの製造ロットによっても印刷条件の違いがある。
【0007】
従って、前述の生カードの情報記憶部に、種類の異なる装置のそれぞれの画像印刷条件や加熱処理条件等の画像を形成させるための画像形成条件をすべて記憶させようとすると、大きな記憶容量を必要し、特に、カードの表面に顔画像を形成させるカードにおいては、カードに表示されている顔画像からそのカードの本人を認証することが可能なように、高度な色再現性や階調性といった良好な画質を安定して作成できることが要求され、画像を形成させるための印刷条件等の数も多くなり、大きな記憶容量を必要とするが、生カードの情報記憶部の記憶容量はそれほど大きくないので問題である。
【0008】
また、種類の異なる装置のそれぞれの画像形成条件の追加や変更があると、生カードの情報記憶部の内容も変更する必要が生じ、生カードの管理が難しくなり情報記憶部の記憶内容に関するミスも発生しやすくなるという問題がある。
【0009】
さらに、生カードの情報記憶部に画像を形成させるための条件等を多く記憶させると、この記憶情報を基にカードの偽造がされやすくなりセキュリティー上の問題がある。
【0010】
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、生カードの情報記憶部にある特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像が形成できるカード作成方法を提供することにある。また、前記カード作成方法に基づくカード作成システム、さらに、前記カード作成システムにより作成されたカードを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の発明の目的は下記の手段のいずれかにより達成される。
【0012】
(1)読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成方法において、前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、読み出された前記特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、選択された画像形成条件により画像を形成することを特徴とするカード作成方法。
【0013】
(2)読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成システムにおいて、前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出す特定情報読出手段と、読み出された特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択する選択部と、選択された画像形成条件により画像を形成する画像形成処理手段と、を備えたことを特徴とするカード作成システム。
【0014】
(3)前記(2)に記載のカード作成システムにより作成されてなることを特徴とするカード。
【0015】
ここで、本発明で使用する用語の意味について説明する。「製造メーカー」とは、生カードを製造したメーカー名をいう。また、「商品コード」とは、対象商品を特定するために付けられたコードで、商品コードは、例えば数字のみ、英字と数字で表される。また、「製造ロット」とは、同一の仕様および手法のもとで製造されたまとまりで、製造ロットは例えば数字で表される。さらに、「製造番号」とは製造された物にそれぞれ付けられた番号等をいう。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係わるカード作成方法、カード作成システムおよびカードについて説明する。
【0017】
先ず、実施の形態に用いるカードについて説明する。カードは情報記憶部を有し、カードとしてはICカードおよび磁気カード等がある。ICカードは一般的に接触型カードと非接触型カードとがあるが、ここではその両者を含むものとする。一方、磁気カードは一般的に磁気ストライプタイプカードと磁気全面カードとあるがその両者を含むものとする。
【0018】
前記情報記憶部は、データを読出し・書き込み可能に構成されている。ICカードにあっては、カード本体の内部または表面の一部に埋め込まれたICチップがこれに相当し、磁気ストライプカードにあっては、カード本体の表面の一部に帯状に積層した磁気記録可能な磁気ストライプがこれに相当し、磁気カード全面カードにあっては、カード本体の裏面に一様に積層した磁気記録可能な磁性層の一部がこれに相当する。また、前述の情報記憶部には、生カードの段階においては、リードライタ等により生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット等が記憶されている。なお、以下の説明では、代表例として、非接触型のICカードについて説明するがこれに限定されるものではない。
【0019】
次に、本発明のカード作成システムにより作成されたカードについて説明する。図1は実施の形態のカードの平面図であり、図2はカードの積層構造を示す分解斜視図である。図1に示すように、カード90は従業員証用のカードである。カード90は、例えば、縦の長さが約6cm、横の長さが約9cm、厚みが約0.5〜1.0mmである。カード90の所定領域P1には画像表示情報が印刷される。画像表示情報は、例えば「○○○従業者証」、「個人製造番号」、「氏名」、「発行日」・・・などである。また、所定領域P2には顔画像が印刷される。さらにカード90の所定位置には従業者証所有者の個人識別番号IDが記録される。前述の所定領域P2にはカード90の発行者の顔画像が形成される。この顔画像及び画像表示情報を保護するように、そのカード表面が保護シート96によって覆われている。
【0020】
次に、図2に示すように、カード90は上層の保護シート96(図1)及び中層の接着部材92、94を除いて、大きく分けると裏面シート95と、電子部品93と、表面シート91の3層構造を有している。裏面シート95は約50μm〜300μmのシート厚が好ましい。裏面シート95は筆記用具で書ける図示しない筆記層を更に有している。裏面シート95の上にはカード用の電子部品93が設けられる。電子部品93はカード90の利用者に関した個人情報が書き込まれるICチップ931及びそのICチップ931に接続されたコイル状のアンテナ本体932である。また、ICチップ931には情報記憶部933が設けられている。この情報記憶部933には、生カードの段階においては、生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット等が記憶される。例えば製造メーカーの情報を基にカード作成システムでの最適な画像形成を得るために活用される。
【0021】
このカード90は、裏面シート95と表面シート91と電子部品93とを薄シート状の接着部材(以下単に接着シートともいう)92、94を介在して貼り合せた積層構造を有している。例えば、厚みが約50μm〜300μmの第1の接着シート94によってICチップ931の裏面と裏面シート95との間が貼合され、ICチップ931の表面と表面シート91の間は、厚みが約50μm〜300μmの第2の接着シート92によって貼合されている。これらの接着シート94、92にはホットメルト樹脂又は反応型ホットメルト樹脂を予め薄シート状に形成したものが使用される。
【0022】
(実施の形態1)
次に、実施の形態1に係わるカード作成システム、カード作成方法、及びカードについて説明する。図3は実施の形態1のカード作成システムの構成を示す図、図4は実施の形態1に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0023】
この実施の形態1に係わるカード作成システムは従業者証作成のためのシステムで、顔画像データ及び文字情報を外部装置に記憶した後に、この顔画像データ及び文字情報に基づいて、所定のカード面に顔画像及び文字情報を形成するものである。
【0024】
実施の形態1で使用する生カード90A、90B、90Cには情報記憶部933(図2)に製造メーカー、商品コード、製造ロット等が書き込まれている。最初に、カード作成システムの構成について説明する。図3に示すように、カード作成システム10は、筐体15、載置手段25、特定情報読出手段30、画像形成処理手段450、個別情報書込手段70および電気関係ブロック80等で構成されている。
【0025】
筐体15はカード作成システム10の筐体で、所定形状で所定の大きさを有している。また、載置手段25は筐体15の内部右側にカードマガジン26が設けられ、3種類の生カードが収納できるようになっており、各々の生カードは予め枚葉状にカットされている。
【0026】
第1種類の生カード90AはホッパーHP1に収納されており、第2種類のカード90BはホッパーHP2に収納されており、さらに第3種類の生カード90CはホッパーHP3にそれぞれ収納されている。なお、複数種類の生カードがあるのは発行者の発行条件によって生カードの種類を変えるためである。なお、この実施の形態では3個のホッパー(HP1〜HP3)を設けた例を示したが、少なくとも1個のホッパーが設けられていればよい。
【0027】
ホッパーHP1〜HP3の下方には図示しない搬送ベルト装置が設けられ、ホッパーHP1、HP2又はHP3から排出・投下された生カード90(90A、90B、90C)を特定情報読出手段30の方へ搬送する。
【0028】
特定情報読出手段30は、生カード90の情報記憶部933(図2)に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット等の情報のうち、この生カードに画像を形成するに必要な情報(特定情報)として製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出すようになっている。この特定情報を基に、この生カードに対応した予め準備されている画像を形成させるための条件を抽出するが詳しくは後述する。また、特定情報読出手段30の下方には廃棄カードストッカー79が設けられ、電子部品不良等に係る生カード90を排出する。
【0029】
特定情報読出手段30の下流側には搬送手段の搬送ローラ71等が設けられ、生カード90を画像形成処理手段450の方へ搬送する。この画像形成処理手段450の下部には搬送手段である搬送ベルト72が設けられ、例えば、画像形成処理手段450を構成するイエロー色用の画像形成ユニット45(以下でY色画像形成ユニットという)、マゼンタ色用の画像形成ユニット50(以下でM色画像形成ユニットという)、シアン色用の画像形成ユニット55(以下でC色画像形成ユニットという)、下地処理のP色画像形成ユニット、及び白黒用の画像形成ユニット60(以下でK色画像形成ユニットという)に生カード90を搬送する。
【0030】
画像形成処理手段450は、特定情報を基に抽出されたこの生カードに対応した画像を処理する条件により生カード90(90A、90B、90C)に画像を形成する。
【0031】
搬送ベルト72上のカード90は図3で右側から左側に搬送される間に、Y色画像形成ユニット45、M色画像形成ユニット50及びC色画像形成ユニット55によってカード90の画像形成領域に顔画像が形成される。例えば、Y色画像形成ユニットでは搬送ベルト72によって搬送される生カード90にイエロー顔画像(Y色顔画像)を形成する。同様にしてM色画像形成ユニットでは搬送ベルト72によって搬送される生カード90にマゼンタ顔画像(M色顔画像)を形成する。更にC色画像形成ユニットでは搬送ベルト72によって搬送される生カード90にシアン顔画像(C色顔画像)を形成する。
【0032】
このC色画像形成ユニットの下流側に設けられたP色画像形成ユニットでは文字印刷に伴う下地処理がなされる。このP色画像形成ユニットの下流側に設けられたK色画像形成ユニットでは、カラー顔画像を形成された生カード90の所定領域に発行者名や従業員証発行日などの文字情報を形成する。
【0033】
各々のユニットには図示しない複数画面分のバッファメモリが設けられ、発行者の顔画像データや文字情報が格納される。また、これらのユニット内にはインクリボンやサーマルヘッドなどが備えられる。
【0034】
次に、個別情報書込手段70では、カード90の情報記憶部933に個別情報を書き込む。この搬送ベルト72の下流側にはカード落下部73が設けられ、情報記憶及び画像形成済みのカード90の顔画像形成領域面を上に向けて落下するように姿勢が制御され、そのカード90が下方のラミネート貼着装置HS1に導かれる。
【0035】
ラミネート貼着装置HS1ではカード90にフィルム状の保護シート96(図1)が供給されてカード面が保護される。この例で保護シート96にはラミネートフィルムをロール状に巻き取ったものが備えられ、そのラミネートフィルムは一方の面に図示しない接着シートを有している。
【0036】
ラミネート貼着装置HS1には加熱装置74が設けられ、カード落下部73からのカード90と保護シート96とを受け、そのカード90とその保護シート96とが図示しない接着シートを介して張り合わされる。この加熱装置74は搬送路上に配置された平型のプレス部を有しており、保護シート96の上方から所定の圧力が加えられる。そのために、プレス部が上下方向に移動できるようになされている。このプレス部には電気ヒータ(図示せず)が設けられ、保護シート96及びカード90を所定の温度に加熱するようになっている。
【0037】
この例では接着シートの種類にもよるが加熱温度は、例えば約40℃〜170℃であり、加熱時間は約10秒〜120秒である。この接着シートは熱を加えると溶融し、それが冷えると固化するものである。
【0038】
また、加熱装置74の下流側には冷却部75が設けられ、加熱貼合されたカード90が冷却される。冷却部75にはメインフィルタ76が取り付けられており、このメインフィルタ76によって冷却空気を清浄化する。
【0039】
ラミネート貼着装置HS1の後段にホットスタンプHS2を設け、カード90にホログラムシート等を形成するようにしてもよい。これにより完成したカード90はカードスタッカ77に収納される。
【0040】
また、筐体15には操作パネル78が設けられ、カード90の画像形成時に操作情報が入力される。また、この筐体15内には、電気関係ブロック80が設けられている。
【0041】
図3に示す電気関係ブロック80は、入力部、特定情報読出部、画像形成処理部、加熱部、個別情報書込部、ラミネート貼着部、搬送部、駆動部、制御部等を有している。入力部は外部装置から画像形成を行うための画像データを読み込むと共に、操作パネル78より操作情報等が入力できるようになっており、特定情報読出部は特定情報読出手段30を有してカードの情報記憶部933に予め記憶されている製造メーカー、商品コード、製造ロットの特定情報を読み出す。また、画像形成処理部は画像形成処理手段450を有してカードに画像を形成させ、加熱部は加熱装置74を有して画像形成後のカードを加熱処理する。また、個別情報書込部は個別情報書込手段70を有してカードの情報記憶部に個別情報を記憶し、ラミネート貼着部はラミネート貼着装置HS1を有してラミネートフィルムの貼着処理を行う。搬送部は搬送ロータ、搬送ベルト等を有して、カードを上記の各部への送り、駆動部は各種ドライバーを有する。制御部は各部を制御する機能を有し、後述する図4に示す選択部40Aを有する。選択部40Aは特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より生カードに対応した画像形成条件を抽出する機能を有している。詳しくは、選択部40Aは選択テーブル814、画像形成条件表816で構成され、選択テーブル814では、製造メーカー、商品コード、製造ロットの3つの情報(特定情報)より使用する生カードに対応した画像形成条件が抽出できるようになっている。使用する生カードに対応した画像形成条件は予め実験等により求めて記憶させておく。画像形成条件表816では選択テーブル814で抽出した画像形成条件の具体的な内容が書かれている。また、制御部はCPU、ROM、RAM、I/O制御部を備えている。ROMは制御プログラム領域、制御データ領域を有し、制御データ領域は画像形成条件表816(図4)などの画像形成するための制御データ等を記憶し、また、制御プログラム領域はCPUで処理する制御プログラムを記憶する。RAMは、各種レジスタ群の他、外部から入力した画像データを一時的に記憶する画像形成データ領域、読みとられた製造メーカー、商品コード、製造ロット等を一時的に記憶する記憶データ領域がある。また、I/O制御部はインターフェース信号を取り扱うための制御回路が組み込まれている。CPUは、上記の構成により、ROM内の制御プログラムにしたがって、I/O制御部を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM内で処理した後に、I/O制御部を介して駆動部に制御信号を出力することにより、画像形成処理手段、加熱手段等を制御して所定の画像形成条件でカードに画像形成を行う。さらにラミネート貼着装置HS1を制御してラミネートフィルムの貼着行うなどカード作成システムを全体を制御する。
【0042】
ここで、実施の形態1のカード作成システムにより本発明のカード作成方法を図1から図4を参照して説明する。なお、図4は実施の形態1に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0043】
最初に、生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット毎に、それぞれ、このカード作成システムおける良好な画像が得られる最適な画像を処理するための印刷条件、熱処理条件等を予め実験等により求め、この求めた条件を制御データ領域にある選択部40Aに記憶させておく。
【0044】
カード90Aを例にして説明すると、図4に示すように、生カード90Aは生カード90A1から生カード90A3の3種類があるが、ここでは生カード90A1を代表例として説明する。最初に、生カード90A1に設けられたICチップ内の情報記憶部933に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット等の中より特定情報である製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出す。ここで、選択部40Aにおいて、選択テーブル814で、製造メーカー、商品コード、製造ロットの3つの情報(特定情報)より生カードに対応した画像形成条件を抽出する。選択テーブル814で抽出した画像形成条件の具体的な内容が画像形成条件表816では分かるようになっている。
【0045】
以上のように、本発明のカード作成方法、カード作成システムによれば、生カードの情報記憶部に記憶されている情報のうち、特定情報を読み取り、この特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像を形成させることができる。また、このカード作成システムにより作成された良好なカードとなる。
【0046】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係わるカード作成システム、カード作成方法、及びカードについて説明する。この実施の形態2は前述の実施の形態1と機構的に類似しているので異なる部分を中心に説明する。
【0047】
図5は実施の形態2のカード作成システムの構成を示す図、図6は実施の形態2に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0048】
この実施の形態2に係わるカード作成システムは従業者証作成のためのシステムで、顔画像データ及び文字情報を外部装置に記憶した後に、この顔画像データ及び文字情報に基づいて、所定のカードの表面に顔画像及び文字情報を形成するものである。
【0049】
実施の形態2で使用する生カードには情報記憶部933(図2)に製造メーカー、商品コード、製造ロット等が書き込まれている。最初に、カード作成システムの構成について説明する。図5に示すように、カード作成システム10は、筐体15、載置手段25、特定情報読出手段35、画像形成処理手段450、個別情報書込手段70、電気関係ブロック80等で構成されている。
【0050】
ホッパーHP1〜HP3の下方には図示しない搬送ベルト装置が設けられ、ホッパーHP1、HP2又はHP3から排出・投下されたカード90を特定情報読出手段35の方へ搬送する。
【0051】
特定情報読出手段35は、生カード90の情報記憶部933(図2)に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット、その他の情報のうち、この生カードを識別するのに必要な特定情報として製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出すようになっている。この特定情報を基にこの生カードに対応した予め準備されている画像の形成を得るための条件を抽出する。また、この特定情報読出手段35は、カード90の情報記憶部933に、前述の抽出した内容も個別情報と同時に書き込むようになっている。このことにより画像を形成した条件が記録に残るようになる。
【0052】
次に、図5に示す電気関係ブロック80は、入力部、読出書込部、画像形成処理部、加熱部、ラミネート貼着部、搬送部、駆動部、制御部等を有している。図3と異なる部分を説明すると、読出書込部は特定情報読出手段35を有して生カードの情報記憶部933に予め記憶されている製造メーカー、商品コード、製造ロットの特定情報を読み出し、さらに、カード90の情報記憶部933に画像形成条件等の抽出した内容や個別情報を書き込むようになっている。また、画像形成処理部は画像形成処理手段450を有して生カードに画像を形成させ、加熱部は加熱装置14を有して画像形成後のカードを加熱処理する。制御部は各部を制御する機能を有し後述する図6に示す選択部40Bを有する。選択部40Bは、特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より生カードに対応した画像形成条件を抽出する機能である。また、制御部はCPU、ROM、RAM、I/O制御部を備えている。ROMは制御プログラム領域、制御データ領域を有し、制御データ領域は画像形成条件表816(図6)などの画像形成するための制御データ等を記憶し、また、制御プログラム領域はCPUで処理する制御プログラムを記憶する。RAMは、各種レジスタ群の他、外部から入力した画像データを一時的に記憶する画像形成データ領域、読みとられた製造メーカー、商品コード、製造ロット等を一時的に記憶する記憶データ領域がある。CPUは、上記の構成により、ROM内の制御プログラムにしたがって、I/O制御部を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、RAM内で処理した後に、I/O制御部を介して駆動部に制御信号を出力することにより、画像形成処理手段、加熱手段等を制御して所定の画像形成条件で生カードに画像形成を行う。
【0053】
ここで、実施の形態2のカード作成システムにより本発明のカード作成方法を図5および図6を参照して説明する。なお、図6は実施の形態2に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【0054】
最初に、生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット毎に、それぞれ、このカード作成システムおいて、良好な画像が得られるための印刷条件、熱処理条件等を予め実験等により求めておく。この求めた条件を、制御データ領域にある選択部40Bに記憶させておく。
【0055】
カード90Bを例にして説明すると、図6に示すように、カード90Bはカード90B1からカード90B3の3種類がある。ここではカード90B1を代表例として説明する。最初に、カード90B1に設けられたICチップ内の情報記憶部933に書き込まれた製造メーカー、商品コード、製造ロット、その他の情報より、特定情報である製造メーカー、商品コード、製造ロットを読み出す。この読み出された特定情報に基づき、選択部40Bの選択テーブル815で、この特定情報よりこの生カードに対応した画像形成条件を抽出する。なお、選択テーブル815で抽出した画像形成条件の具体的な内容が画像形成条件表816で分かるようになっている。
【0056】
以上のように、本発明のカード作成方法、カード作成システムによれば、生カードの情報記憶部に記憶されている情報のうち、特定情報を読み取り、この特定情報を基に、簡易に種類の異なる装置に関係なく良好な画像を形成させることができる。また、このカード作成システムにより作成された良好なカードとなる。
【0057】
なお、実施の形態では、特定情報として製造メーカー、商品コード、製造ロットの3つの例について説明したがこれに限定されるものでがなく、例えば2、または4つでも可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上のように構成したので次のような効果を奏する。即ち、本発明のカード作成方法、カード作成システムによれば、生カードの情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、読み出された特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、選択された画像形成条件により画像を形成するので、簡易に種類の異なる装置に関係なく優れた高画質の良好な画像が形成できる。また、本発明のカードによれば、優れた高画質の良好な画像が形成されたカードになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のカードの平面図である。
【図2】実施の形態のカードの積層構造を示す分解斜視図である。
【図3】実施の形態1のカード作成システムの構成を示す断面図である。
【図4】実施の形態1に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【図5】実施の形態2のカード作成システムの構成を示す断面図である。
【図6】実施の形態2に係わるカード作成システムの部分説明図である。
【符号の説明】
10 カード形成システム
30、35 特定情報読出手段
40A、40B 選択部
450 画像形成処理手段
814、815 選択テーブル
816 画像形成条件表
90、90A、90B、90C 生カード(カード)
933 情報記憶部
Claims (5)
- 読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成方法において、
前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出し、
読み出された前記特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択し、
選択された画像形成条件により画像を形成することを特徴とするカード作成方法。 - 読み出し・書き込み可能な情報記憶部を有する生カードを用い前記生カードの表面又は裏面に画像を形成してカードを作成するカード作成システムにおいて、
前記生カードの前記情報記憶部に書き込まれた情報のうち少なくとも1つの特定情報を読み出す特定情報読出手段と、
読み出された特定情報に基づき予め準備された画像形成条件より前記生カードに対応する画像形成条件を選択する選択部と、
選択された画像形成条件により画像を形成する画像形成処理手段と、
を備えたことを特徴とするカード作成システム。 - 前記特定情報は、少なくとも生カードの製造メーカー、商品コード、製造ロット、製造番号の1つであることを特徴とする請求項2に記載のカード作成システム。
- 前記画像は、少なくとも顔画像、文字、数字、記号または図形の1つであることを特徴とする請求項2または3に記載のカード作成システム。
- 前記請求項2、3または4に記載のカード作成システムにより作成されてなることを特徴とするカード。
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