JP2004258983A - 果実の遠隔収穫システムと方法、仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラム。 - Google Patents
果実の遠隔収穫システムと方法、仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラム。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004258983A JP2004258983A JP2003049102A JP2003049102A JP2004258983A JP 2004258983 A JP2004258983 A JP 2004258983A JP 2003049102 A JP2003049102 A JP 2003049102A JP 2003049102 A JP2003049102 A JP 2003049102A JP 2004258983 A JP2004258983 A JP 2004258983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruit
- information
- image
- customer
- farmer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】消費者やバイヤーが栽培農家に出向くことなく、栽培圃場で選択しながら果実を収穫する形に近い形で購入できる果実の遠隔収穫システムの提供。
【解決手段】果実を栽培する農家のシステム３０と購入する顧客１０端末とこ仲介システム２０と運送会社の端末４０とがインターネット１００で接続され、農家システム３０は、処理装置と撮像装置を含み果実の成育状況映像を送信する手段を有し、仲介システム２０は、顧客端末１０に収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステム３０に前記果実映像の送信を要求しそれを顧客端末１０に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステム３０に送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社の端末４０に送信する手段とを備える。
【選択図】 図１
【解決手段】果実を栽培する農家のシステム３０と購入する顧客１０端末とこ仲介システム２０と運送会社の端末４０とがインターネット１００で接続され、農家システム３０は、処理装置と撮像装置を含み果実の成育状況映像を送信する手段を有し、仲介システム２０は、顧客端末１０に収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステム３０に前記果実映像の送信を要求しそれを顧客端末１０に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステム３０に送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社の端末４０に送信する手段とを備える。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は果実を購入したい顧客が、ネットワークを利用してりんごや桃やミカン等の栽培圃場の果実から一番食べ頃の果物を選択して栽培農家に収穫指示して購入できる果実の遠隔収穫システムと遠隔収穫方法、顧客と栽培農家をネトワークを介し仲介する仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、りんごや桃やミカン等の果物について、一番食べ頃で新鮮なものを入手する方法としては、第１の方法として通信販売のパンフレット等を参照し産地を指定して購入する方法がある。
【０００３】
又、第２の方法として果物の産地に出かけて購入者が選択した果物をもぎ取らせて販売している生産農家から購入する、即ちりんご狩り、桃狩り、みかん狩り等に参加して入手する方法がある。
【０００４】
又、第３の方法としてインターネットを使用して生産者から消費者に新鮮な野菜や果物を直接的に配送する野菜・果物の育成・供給するシステムが開示されている。
【０００５】
このシステムは、中央指令制御室が管理する複数の分散生産者の側に、温室と野菜・果物の栽培装置を保持し、該分散生産者に対して、中央指令制御室より、所定の野菜・果物の苗木と生産用ミネラル栽培資源を定量的に補給し、かつ該分散生産者に対して育成方法をインターネットにて指示し、育成された野菜・果物は、インターネットを通じて中央指令制御室に購入を申し込んだ最終消費者に、中央指令制御室の指示により宅配システムを通じて搬送するシステムである（特許文献１参照。）。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００１−２６５８５４号公報（段落［０００１］、［０００６］、図１）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の第１の方法には、購入者が実際の果物を確かめて選択して購入するわけにいかず、栽培農家或いは販売業者任せで依頼する方法であるので、完熟していないものが含まれることもありいつも期待通りの果物を入手できるとは限らないという欠点があった。
【０００８】
従来の第２の方法には、購入者が実際の果物を確かめて選択して購入出来るが、収穫時期には現地に出かける際、渋滞などに巻き込まれて不必要な時間を要することもあり、又現地に出かけても他人が収穫した後などは最適なものが無い場合があるといった欠点があった。
【０００９】
従来の第３の方法では、生産者から直送されるという意味で新鮮な果物を入手できるが、消費者が果物を一つ一つ選択して購入できないという欠点があった。
【００１０】
本発明の目的は、消費者やバイヤーが栽培農家に出向くことなく、温室や果樹園等の栽培圃場で選択しながら果実を収穫する形に近い形で購入できる果実の遠隔収穫システム、及び方法を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の果実の遠隔収穫システムは、果実を栽培する農家のシステムと果実を購入する顧客の端末とこれらの仲介システムと運送会社の端末とがネットワーク接続され、前記農家システムは、ネットワークに接続された処理装置と撮像装置を含み果実の成育状況映像を送信する手段を有し、前記仲介システムは、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステムに前記果実映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社端末に送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１２】
本発明の第２の果実の遠隔収穫システムは、前記第１の果実の遠隔収穫システムに於いて、前記農家システムは撮像装置を回転可能、或いは移動可能に取り付ける機構も有し、前記農家システムの処理装置はネットワークから送信済み映像の拡大指示、中心位置情報を受け、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示する手段も有し、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトを表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると前記農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手段も有することを特徴とする。
【００１３】
本発明の第３の果実の遠隔収穫システムは、前記第１、又は第２の果実の遠隔収穫システムに於いて、前記農家システムには、果実のサイズ測定手段も含み、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００１４】
本発明の第４の果実の遠隔収穫システムは、前記第３の果実の遠隔収穫システムに於いて、前記農家システムには、果実のサイズ測定手段と糖度測定手段も含み、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００１５】
本発明の第５の果実の遠隔収穫システムは、前記第１乃至第４の何れかの果実の遠隔収穫システムに於いて、前記仲介システムの果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする。
【００１６】
本発明の第６の果実の遠隔収穫システムは、前記第１乃至第４の何れかの果実の遠隔収穫システムに於いて、前記仲介システムが、購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手段も有することを特徴とする。
【００１７】
本発明の第１の仲介システムは、果実を栽培する農家のシステムと果実を購入する顧客の端末をネットワークを通じ仲介するシステムであって、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステムに果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、ネットワークを通じ運送会社端末に送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１８】
本発明の第２の仲介システムは、前記第１の仲介システムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手段も有することを特徴とする。
【００１９】
本発明の第３の仲介システムは、前記第１、又は第２の仲介システムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定情報と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００２０】
本発明の第４の仲介システムは、前記第３の仲介システムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００２１】
本発明の第５の仲介システムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介システムに於いて、前記果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする。
【００２２】
本発明の第６の仲介システムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介システムに於いて、前記購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手段も有することを特徴とする。
【００２３】
本発明の第１の農家システムは、ネットワークに接続された処理装置と撮像装置と撮像装置を回転可能、或いは移動可能に取り付ける機構を有し、前記処理装置はネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、要求元に返信する手段と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受け撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手段とを有することを特徴とする。
【００２４】
本発明の第２の農家システムは、前記第１の農家システムに於いて、前記取付機構には撮像装置の他に、果実のサイズ測定器、糖度測定器も取り付けられ、前記処理装置がネットワークを通じ、送信した映像内の果実を指定されその測定値要求を受けると、取り付け機構を制御し、測定器より指定果実のサイズ、糖度情報を取得し、返信する手段も有することを特徴とする。
【００２５】
本発明の第１の仲介プログラムは、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順と、指定された栽培農家のシステムに果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手順と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、ネットワークを通じ運送会社端末に送信する手順とを備えたことを特徴とする。
【００２６】
本発明の第２の仲介プログラムは、前記第１の仲介プログラムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手順も有することを特徴とする。
【００２７】
本発明の第３の仲介プログラムは、前記第１、又は第２の仲介プログラムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００２８】
本発明の第４の仲介プログラムは、前記第３の仲介プログラムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００２９】
本発明の第５の仲介プログラムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介プログラムに於いて、前記果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする。
【００３０】
本発明の第６の仲介プログラムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介プログラムに於いて、前記購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手順も有することを特徴とする。
【００３１】
本発明の第１の農家システムのプログラムは、ネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、返信する手順と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受けると、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手順とを有することを特徴とする。
【００３２】
本発明の第２の農家システムのプログラムは、ネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、返信する手順と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受けると、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手順と、送信した映像内の果実を指定されその測定値要求を受けると、取付機構を制御し、測定器より指定果実のサイズ、糖度情報を取得し、返信する手順とを有することを特徴とする。
【００３３】
本発明の第１の果実の遠隔収穫方法は、果実を栽培する農家と果実を購入する顧客とこれらの仲介側とがウェブネットワーク上で通信接続された果実の遠隔収穫方法であって、前記仲介側は、顧客側にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を顧客側に表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順と、指定された栽培農家側に果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客側に表示し、顧客が購入する果実の指定情報を取得する手順と、指定された果実の収穫指示を栽培農家側に送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社に送信する手順とを備えたことを特徴とする。
【００３４】
本発明の第２の果実の遠隔収穫方法は、前記第１の果実の遠隔収穫方法に於いて、前記仲介側の前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像を顧客側に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家側に転送し受信した拡大映像を表示する手順も有することを特徴とする。
【００３５】
本発明の第３の果実の遠隔収穫方法は、前記第１、又は第２の果実の遠隔収穫方法に於いて、前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客側に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家側に送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００３６】
本発明の第４の果実の遠隔収穫方法は、前記第３の果実の遠隔収穫方法に於いて、前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客側に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家側に送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００３７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明は図１に示す様に顧客１の顧客端末１０、仲介組織／団体２の仲介システム２０、契約農家３の農家システム３０及び運送会社４の端末４０がインターネット１００を介して接続され構成されている。
【００３８】
顧客端末１０は契約農家３から果実を購入希望する顧客１が保持するパソコン等の情報処理装置でありブラウザ等を備えている。仲介システム２０へアクセスし、これからロードする手続き情報（ＨＴＭＬ記述等）を実行し、付帯する画面情報を表示することで、果実を購入依頼し、農家システム３０から果実のリアルタイムな成育状況映像（果樹や植物母体に結実した果実の映像）を仲介システム２０を通じ受信し、受信した映像で購入希望の果実を指定することにより果実栽培甫場３１の該当果実を選択出来る。
【００３９】
仲介システム２０はウェブ通信手段を含むサーバ等の情報処理装置であって、栽培農家のデータベース、運送会社のデータベース、顧客端末１０に送信する手続き情報・画面情報を持っている。
【００４０】
栽培農家のデータベースは栽培農家の果実の種別、収穫可能時期、卸価格条件、住所や農家システムの通信アドレス等を契約している栽培農家ごとに保持している。
【００４１】
運送会社のデータベースには運送会社名、拠点等の住所、端末の通信アドレス、料金情報等を運送会社単位で保持している。
【００４２】
仲介システム２０は顧客端末１０からインターネット１００を介して果実の購入依頼を受け付ける機能と受け付け後、栽培農家の処理装置３０１に前記顧客の依頼情報を転送し、前記成育状況の映像を受信し顧客端末１０に表示し顧客の果実指定を取得し、果実の測定情報を処理装置３０１より取得し顧客端末１０に表示し購入情報を取得する機能を保有する。
【００４３】
又、顧客の購入情報に基づき果実の顧客先への配送指示を作成し運送会社データベースより最適な運送会社を選択し、運送会社４の端末４０に送信する機能を有する。
【００４４】
これらの機能はプログラム（端末に送信する手続きも含む）により実現される。
【００４５】
契約農家３はりんご、桃、柑橘類、葡萄、梨、チェリー、柿、苺、メロン、西瓜等の果実の栽培農家であり、仲介システム２０を運営する組織／団体（仲介組織／団体２）と契約しており、果実栽培甫場３１（果樹園、畑、温室等）には農家システム３０が設置されている。
【００４６】
農家システム３０は図２に示す様に処理装置３０１、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４の及びこれらが上下、左右に回転可能に取り付けられた取付機構３０５より構成されている。
【００４７】
処理装置３０１はパソコン等の情報処理装置であり、次の機能を有する。
・仲介システム２０からの果実の成育映像要求を受信するとディジタルビデオカメラ３０２にて撮影した果実栽培甫場３１の果実の成育状況映像をインターネット１００を介して仲介システム２０に送信する。
・仲介システム２０を通じ果実の指定を受信すると送信済み映像における該当果実の位置情報に基づき、取付機構３０５でサイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４を回転させて測定器に測定指示する。
・ サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４からの測定結果を受信して食べ頃かどうかを自動判定し、インターネット１００を介して仲介システム２０へ判定結果を送信する。
【００４８】
これらの機能は処理装置３０１のプログラムにより実現される。
【００４９】
ディジタルビデオカメラ３０２は市販のデジタルビデオカメラであり契約農家３の果実の成長状況をリアルタイムに撮影して処理装置３０１へ送付する機能を有する。また処理装置３０１の指示によりズーム機能も保有する。
【００５０】
サイズ測定器３０３は果実のサイズを測定する目的の測定器であり、処理装置３０１の指示により指定された果実のサイズを測定してその値を処理装置３０１へ送付する。
【００５１】
糖度測定器３０４は果実の糖度を測定する目的の測定器であり、処理装置３０１の指示により指定された果実の糖度を測定してその値を処理装置３０１へ送付する。尚、近赤外線の反射光のスペクトル等で測定する或いは果実の特定部位の色彩により測定する測定器が好適である。
【００５２】
取付機構３０５は、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４を上下、左右に回転可能に取り付ける機構であり、処理装置３０１の指示により回転駆動される。
【００５３】
運送会社４は端末４０を有しており、仲介システム２０からインターネット１００を介して受信する配送指示に基づき顧客先に果実を運送する機能を有する。
【００５４】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図３及び図４は本発明の果実の遠隔収穫システムの処理動作を示したフローチャートである。
【００５５】
図３を参照し、先ず顧客が果実の購入を希望したい場合、顧客端末１０のブラウザ等を起動しインターネット１００介し仲介システム２０にアクセスする（ステップ１）。
【００５６】
仲介システム２０は果実の収穫時期であれば図５の形式で購入希望入力画面情報（画面情報の他表示や入力枠に入力された情報の返信を実行するＨＴＭＬ記述等の手続きも含む）をインターネット１００を介して顧客端末１０へ返信する。
【００５７】
収穫時期の果実が存在しない場合は仲介システム２０は“現在、収穫時期の果実はありません”等の通知画面を顧客端末１０に返信して動作は終了する（ステップ２）。顧客端末１０で必要項目が入力されると依頼情報として仲介システム２０へ送信される（ステップ３）。
【００５８】
仲介システム２０は顧客端末１０からの依頼情報を受信すると指定された契約農家の処理装置３０１へインターネット１００を介して果実の成育状況映像要求を送信する（ステップ４）。
【００５９】
この際、テンポラリに顧客ごとの記憶エリアないしフォルダーが確保され、顧客の個人情報を含めた依頼情報、顧客端末の通信アドレス、依頼先契約農家の処理装置３０１の通信アドレスが控えられる。更に処理ステータス、処理の中間結果データ（後述の果実指定情報等）、最終結果等が追記される。
【００６０】
契約農家の処理装置３０１は該要求を受信するとインターネット１００を介して図６の様な果実の成育状況映像を仲介システム２０へ送信する。尚、必要に応じ映像ＩＤを付加して送信する（ステップ５）。
【００６１】
仲介システム２０は受信した果実の成育状況映像情報を、第１の画面情報・手続き（表示指示や映像上の位置指定を取得し返信する手続き）の雛形に組み込み、対応する顧客端末１０に送信する（ステップ６）。
【００６２】
顧客端末１０は受信した映像を画面上に表示し顧客が希望する果実の指定操作（例えば図７のＸにカーソルを移動しクリック）を行なうと（ステップ７）、果実指定（例えば映像枠内の座標と映像ＩＤ）が返信される（ステップ１４）。
【００６３】
尚、顧客端末１０の画面に近接して設けられたタッチパネルで顧客が指で果実を指定した場合には、前記手続きが画面上の座標位置を受け、映像枠内の座標に変換し果実指定情報とする。
【００６４】
仲介システム２０は果実指定情報を受信するとこれと測定値要求をインターネット１００を介して契約農家の処理装置３０１に送信する（ステップ１５）。
【００６５】
処理装置３０１は送信済み映像について映像と映像ＩＤと倍率を控えており、受信した映像枠内座標から測定器の回転量を出し、取付機構３０５に指示しサイズ測定器３０３と糖度測定器３０４を回転させ、測定結果（サイズ、糖度）を取得し、仲介システム２０に返信する（ステップ１６）。
【００６６】
仲介システム２０は受信した測定値を、第２のの画面情報・手続き（表示指示や入力される収穫／否指定を取得し返信する手続き）の雛形に組み込み対応する顧客端末１０に送信する（ステップ１７）。
【００６７】
顧客端末１０では図８に示す様な画面が表示され、購入を指示する場合はＹＥＳにチェック印を付けて返信する（ステップ１８）。
【００６８】
ここで更に詳細を見たい場合について説明する。顧客端末１０で図７のＹが指定され同時にズームにチェック印が入力されると（ステップ８）、前記手続きがズーム指定情報（映像ＩＤとＹに対応した映像枠内座標とズーム指示）を仲介システム２０へ送信する（ステップ９）。
【００６９】
ズーム指定情報が仲介システム２０より対応する契約農家の処理装置３０１に送信され（ステップ１０）、処理装置３０１が控えておいた送信済み映像と受信した座標情報より回転角度を出し取付機構３０５に指示し、更にディジタルビデオカメラ３０２にズーム指示しズームアップ影像を取得し、仲介システム２０に送信する。映像ＩＤを付加して送信し、又送信映像と、ＩＤと倍率を控えておく（ステップ１１）。
【００７０】
仲介システム２０は受信したズーム映像情報を、第１の画面情報・手続き雛形に組み込み、対応する顧客端末１０に送信する（ステップ１２）。
【００７１】
顧客端末１０でズーム映像が表示され、例えばＹが希望であれば再度Ｙがカーソル或いは指で指定され、この果実指定が前記同様に送信され前記同様にしてＹのサイズと糖度の測定値や品質情報が顧客端末１０に表示され、購入が指示される。
【００７２】
仲介システム２０は収穫／否を問い合わせた対象の果実指定情報を前記記憶エリアないしフォルダーに控えており、収穫指定を受けると果実指定情報に収穫フラグを立て、又サイズを重量に変換し購入重量（カレント値）に加算し、顧客の希望する重量に達したか判定する（ステップ１９）。
【００７３】
以上の操作を繰り返して希望する重量（図５の○○Ｋｇ）になった時点で仲介システム２０は果実の代金を算出し、運送費用、税額と合わせた請求額を算出する。果実代金は重量のほか糖度値を反映して計算する。又、収穫の疑似体験サービスの料金を請求額に含めてもよい（ステップ２０）。
【００７４】
請求額を内訳と共に顧客端末１０に送信し（ステップ２１）、収穫する果実指定をまとめて契約農家の処理装置３０１に通知する（ステップ２２）。契約農家は収穫作業を代行し、顧客単位で仕分けておく（ステップ２３）。
【００７５】
顧客は支払方法を前払いとしていれば（ステップ２４）、所定口座（仲介システム２０の運営組織の入金口座）への振り込みか送金を行う（ステップ２５）。
【００７６】
仲介システム２０は、顧客が依頼時指定した支払方法が前払いであれば（ステップ２４）、所定口座への入金が顧客名でなされているか確認する（ステップ２６）。
【００７７】
仲介システム２０は入金確認されるか着払いであれば顧客ごとの控えた情報や処理結果に基づき配送情報（顧客の個人情報、集荷先農家の情報、商品概要、配達期限、代金引換の有無等）を作成し、最適な運送会社をデータベースより選択しインターネット１００を介して運送会社４の端末４０に送信する（ステップ２７）。
【００７８】
運送会社４は契約農家より集荷し果実を顧客先に届け、代金引換（集金）が指定されていれば顧客より代金を受け取る（ステップ２８、２９）。
【００７９】
仲介システム２０は例えば月単位で纏めて売上金を契約農家に還元する（ステップ３０）。
【００８０】
尚、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４が一体となって取付機構３０５に上下、左右に回転可能に取り付けられた例で説明したが、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４が一体となって移動する様にする例もある。
【００８１】
又、果実の映像の撮像する際のディジタルビデオカメラ３０２の角度或いは位置を予め決めた複数通りの中から選択する様にし、果実のサイズや糖度を測定した果実の画像ＩＤと画像内座標と測定値と測定日を処理装置３０１等に記憶しておき、果実指定、測定値要求を受けた際に記憶された情報を検索して、所定日数以前のデータがあればそれを返す様にしてもよい。
【００８２】
また、果実のサイズや糖度を数日等の周期で携帯型測定器を用い事前に収集し、果実の画像ＩＤと画像内座標等に対応付け処理装置３０１等に記憶させておき要求された際これを返信する実施例もあり、この例では測定器の角度や移動制御は必要としない。
【００８３】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、温室や果樹園等の栽培圃場での果実の映像がリアルタイム的に送信されるので、顧客は栽培圃場へ出かけたのと同一の状況把握ができる。
【００８４】
又、果実の最適な収穫時期が分かるので、食べ頃の物を入手できる。又、現地へ出かける必要が無いので無駄な時間を節約でき、天候に左右されることもなく、２４Ｈいつでも果実の購入申し込みができる。
【００８５】
コンピュータによる処理なので早く正確な上、人的ミスが発生せず購入した果実の賞味品質の当たり外れが少ない。又、操作が簡単なのでコンピュータに馴染まない人でも扱える。
【００８６】
仲介組織／団体、栽培農家は果実の販売の機会を得ることが出来、新鮮な果実を購入したいが手間や時間が掛けられないといった新たな客層を獲得できる。
【００８７】
又、栽培農家はもぎ取らせて販売する方法と較べ、個々の顧客からの代金回収作業や顧客対応を省略でき、栽培圃場を荒らされることもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の果実の遠隔収穫システムのシステム構成を示すブロック図。
【図２】図１の農家システム３０の構成を示すブロック図。
【図３】本発明の果実の遠隔収穫システムの処理動作を示したフローチャート。
【図４】本発明の果実の遠隔収穫システムの処理動作を示したフローチャート。
【図５】仲介システム２０から送られ顧客端末１０に表示される購入希望の入力画面例を示した図。
【図６】顧客端末１０に表示される桃の成育状況映像の一例を示した図。
【図７】顧客端末１０で果実の指定を行う例を示した図。
【図８】顧客端末１０に表示される果実の測定結果や品質を示した図。
【符号の説明】
１ 顧客
１０ 顧客端末
１００ インターネット
２ 仲介組織／団体
２０ 仲介システム
３ 契約農家
３０ 農家システム
３０１ 処理装置
３０２ ディジタルビデオカメラ
３０３ サイズ測定器
３０４ 糖度測定器
３０５ 取付機構
３１ 果実栽培甫場
４ 運送会社
４０ 端末
【発明の属する技術分野】
本発明は果実を購入したい顧客が、ネットワークを利用してりんごや桃やミカン等の栽培圃場の果実から一番食べ頃の果物を選択して栽培農家に収穫指示して購入できる果実の遠隔収穫システムと遠隔収穫方法、顧客と栽培農家をネトワークを介し仲介する仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、りんごや桃やミカン等の果物について、一番食べ頃で新鮮なものを入手する方法としては、第１の方法として通信販売のパンフレット等を参照し産地を指定して購入する方法がある。
【０００３】
又、第２の方法として果物の産地に出かけて購入者が選択した果物をもぎ取らせて販売している生産農家から購入する、即ちりんご狩り、桃狩り、みかん狩り等に参加して入手する方法がある。
【０００４】
又、第３の方法としてインターネットを使用して生産者から消費者に新鮮な野菜や果物を直接的に配送する野菜・果物の育成・供給するシステムが開示されている。
【０００５】
このシステムは、中央指令制御室が管理する複数の分散生産者の側に、温室と野菜・果物の栽培装置を保持し、該分散生産者に対して、中央指令制御室より、所定の野菜・果物の苗木と生産用ミネラル栽培資源を定量的に補給し、かつ該分散生産者に対して育成方法をインターネットにて指示し、育成された野菜・果物は、インターネットを通じて中央指令制御室に購入を申し込んだ最終消費者に、中央指令制御室の指示により宅配システムを通じて搬送するシステムである（特許文献１参照。）。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００１−２６５８５４号公報（段落［０００１］、［０００６］、図１）
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の第１の方法には、購入者が実際の果物を確かめて選択して購入するわけにいかず、栽培農家或いは販売業者任せで依頼する方法であるので、完熟していないものが含まれることもありいつも期待通りの果物を入手できるとは限らないという欠点があった。
【０００８】
従来の第２の方法には、購入者が実際の果物を確かめて選択して購入出来るが、収穫時期には現地に出かける際、渋滞などに巻き込まれて不必要な時間を要することもあり、又現地に出かけても他人が収穫した後などは最適なものが無い場合があるといった欠点があった。
【０００９】
従来の第３の方法では、生産者から直送されるという意味で新鮮な果物を入手できるが、消費者が果物を一つ一つ選択して購入できないという欠点があった。
【００１０】
本発明の目的は、消費者やバイヤーが栽培農家に出向くことなく、温室や果樹園等の栽培圃場で選択しながら果実を収穫する形に近い形で購入できる果実の遠隔収穫システム、及び方法を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の果実の遠隔収穫システムは、果実を栽培する農家のシステムと果実を購入する顧客の端末とこれらの仲介システムと運送会社の端末とがネットワーク接続され、前記農家システムは、ネットワークに接続された処理装置と撮像装置を含み果実の成育状況映像を送信する手段を有し、前記仲介システムは、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステムに前記果実映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社端末に送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１２】
本発明の第２の果実の遠隔収穫システムは、前記第１の果実の遠隔収穫システムに於いて、前記農家システムは撮像装置を回転可能、或いは移動可能に取り付ける機構も有し、前記農家システムの処理装置はネットワークから送信済み映像の拡大指示、中心位置情報を受け、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示する手段も有し、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトを表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると前記農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手段も有することを特徴とする。
【００１３】
本発明の第３の果実の遠隔収穫システムは、前記第１、又は第２の果実の遠隔収穫システムに於いて、前記農家システムには、果実のサイズ測定手段も含み、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００１４】
本発明の第４の果実の遠隔収穫システムは、前記第３の果実の遠隔収穫システムに於いて、前記農家システムには、果実のサイズ測定手段と糖度測定手段も含み、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００１５】
本発明の第５の果実の遠隔収穫システムは、前記第１乃至第４の何れかの果実の遠隔収穫システムに於いて、前記仲介システムの果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする。
【００１６】
本発明の第６の果実の遠隔収穫システムは、前記第１乃至第４の何れかの果実の遠隔収穫システムに於いて、前記仲介システムが、購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手段も有することを特徴とする。
【００１７】
本発明の第１の仲介システムは、果実を栽培する農家のシステムと果実を購入する顧客の端末をネットワークを通じ仲介するシステムであって、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステムに果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、ネットワークを通じ運送会社端末に送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【００１８】
本発明の第２の仲介システムは、前記第１の仲介システムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手段も有することを特徴とする。
【００１９】
本発明の第３の仲介システムは、前記第１、又は第２の仲介システムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定情報と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００２０】
本発明の第４の仲介システムは、前記第３の仲介システムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする。
【００２１】
本発明の第５の仲介システムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介システムに於いて、前記果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする。
【００２２】
本発明の第６の仲介システムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介システムに於いて、前記購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手段も有することを特徴とする。
【００２３】
本発明の第１の農家システムは、ネットワークに接続された処理装置と撮像装置と撮像装置を回転可能、或いは移動可能に取り付ける機構を有し、前記処理装置はネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、要求元に返信する手段と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受け撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手段とを有することを特徴とする。
【００２４】
本発明の第２の農家システムは、前記第１の農家システムに於いて、前記取付機構には撮像装置の他に、果実のサイズ測定器、糖度測定器も取り付けられ、前記処理装置がネットワークを通じ、送信した映像内の果実を指定されその測定値要求を受けると、取り付け機構を制御し、測定器より指定果実のサイズ、糖度情報を取得し、返信する手段も有することを特徴とする。
【００２５】
本発明の第１の仲介プログラムは、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順と、指定された栽培農家のシステムに果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手順と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、ネットワークを通じ運送会社端末に送信する手順とを備えたことを特徴とする。
【００２６】
本発明の第２の仲介プログラムは、前記第１の仲介プログラムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手順も有することを特徴とする。
【００２７】
本発明の第３の仲介プログラムは、前記第１、又は第２の仲介プログラムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００２８】
本発明の第４の仲介プログラムは、前記第３の仲介プログラムに於いて、前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００２９】
本発明の第５の仲介プログラムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介プログラムに於いて、前記果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする。
【００３０】
本発明の第６の仲介プログラムは、前記第１乃至第４の何れかの仲介プログラムに於いて、前記購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手順も有することを特徴とする。
【００３１】
本発明の第１の農家システムのプログラムは、ネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、返信する手順と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受けると、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手順とを有することを特徴とする。
【００３２】
本発明の第２の農家システムのプログラムは、ネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、返信する手順と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受けると、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手順と、送信した映像内の果実を指定されその測定値要求を受けると、取付機構を制御し、測定器より指定果実のサイズ、糖度情報を取得し、返信する手順とを有することを特徴とする。
【００３３】
本発明の第１の果実の遠隔収穫方法は、果実を栽培する農家と果実を購入する顧客とこれらの仲介側とがウェブネットワーク上で通信接続された果実の遠隔収穫方法であって、前記仲介側は、顧客側にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を顧客側に表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順と、指定された栽培農家側に果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客側に表示し、顧客が購入する果実の指定情報を取得する手順と、指定された果実の収穫指示を栽培農家側に送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社に送信する手順とを備えたことを特徴とする。
【００３４】
本発明の第２の果実の遠隔収穫方法は、前記第１の果実の遠隔収穫方法に於いて、前記仲介側の前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像を顧客側に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家側に転送し受信した拡大映像を表示する手順も有することを特徴とする。
【００３５】
本発明の第３の果実の遠隔収穫方法は、前記第１、又は第２の果実の遠隔収穫方法に於いて、前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客側に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家側に送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００３６】
本発明の第４の果実の遠隔収穫方法は、前記第３の果実の遠隔収穫方法に於いて、前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客側に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家側に送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする。
【００３７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明は図１に示す様に顧客１の顧客端末１０、仲介組織／団体２の仲介システム２０、契約農家３の農家システム３０及び運送会社４の端末４０がインターネット１００を介して接続され構成されている。
【００３８】
顧客端末１０は契約農家３から果実を購入希望する顧客１が保持するパソコン等の情報処理装置でありブラウザ等を備えている。仲介システム２０へアクセスし、これからロードする手続き情報（ＨＴＭＬ記述等）を実行し、付帯する画面情報を表示することで、果実を購入依頼し、農家システム３０から果実のリアルタイムな成育状況映像（果樹や植物母体に結実した果実の映像）を仲介システム２０を通じ受信し、受信した映像で購入希望の果実を指定することにより果実栽培甫場３１の該当果実を選択出来る。
【００３９】
仲介システム２０はウェブ通信手段を含むサーバ等の情報処理装置であって、栽培農家のデータベース、運送会社のデータベース、顧客端末１０に送信する手続き情報・画面情報を持っている。
【００４０】
栽培農家のデータベースは栽培農家の果実の種別、収穫可能時期、卸価格条件、住所や農家システムの通信アドレス等を契約している栽培農家ごとに保持している。
【００４１】
運送会社のデータベースには運送会社名、拠点等の住所、端末の通信アドレス、料金情報等を運送会社単位で保持している。
【００４２】
仲介システム２０は顧客端末１０からインターネット１００を介して果実の購入依頼を受け付ける機能と受け付け後、栽培農家の処理装置３０１に前記顧客の依頼情報を転送し、前記成育状況の映像を受信し顧客端末１０に表示し顧客の果実指定を取得し、果実の測定情報を処理装置３０１より取得し顧客端末１０に表示し購入情報を取得する機能を保有する。
【００４３】
又、顧客の購入情報に基づき果実の顧客先への配送指示を作成し運送会社データベースより最適な運送会社を選択し、運送会社４の端末４０に送信する機能を有する。
【００４４】
これらの機能はプログラム（端末に送信する手続きも含む）により実現される。
【００４５】
契約農家３はりんご、桃、柑橘類、葡萄、梨、チェリー、柿、苺、メロン、西瓜等の果実の栽培農家であり、仲介システム２０を運営する組織／団体（仲介組織／団体２）と契約しており、果実栽培甫場３１（果樹園、畑、温室等）には農家システム３０が設置されている。
【００４６】
農家システム３０は図２に示す様に処理装置３０１、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４の及びこれらが上下、左右に回転可能に取り付けられた取付機構３０５より構成されている。
【００４７】
処理装置３０１はパソコン等の情報処理装置であり、次の機能を有する。
・仲介システム２０からの果実の成育映像要求を受信するとディジタルビデオカメラ３０２にて撮影した果実栽培甫場３１の果実の成育状況映像をインターネット１００を介して仲介システム２０に送信する。
・仲介システム２０を通じ果実の指定を受信すると送信済み映像における該当果実の位置情報に基づき、取付機構３０５でサイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４を回転させて測定器に測定指示する。
・ サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４からの測定結果を受信して食べ頃かどうかを自動判定し、インターネット１００を介して仲介システム２０へ判定結果を送信する。
【００４８】
これらの機能は処理装置３０１のプログラムにより実現される。
【００４９】
ディジタルビデオカメラ３０２は市販のデジタルビデオカメラであり契約農家３の果実の成長状況をリアルタイムに撮影して処理装置３０１へ送付する機能を有する。また処理装置３０１の指示によりズーム機能も保有する。
【００５０】
サイズ測定器３０３は果実のサイズを測定する目的の測定器であり、処理装置３０１の指示により指定された果実のサイズを測定してその値を処理装置３０１へ送付する。
【００５１】
糖度測定器３０４は果実の糖度を測定する目的の測定器であり、処理装置３０１の指示により指定された果実の糖度を測定してその値を処理装置３０１へ送付する。尚、近赤外線の反射光のスペクトル等で測定する或いは果実の特定部位の色彩により測定する測定器が好適である。
【００５２】
取付機構３０５は、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４を上下、左右に回転可能に取り付ける機構であり、処理装置３０１の指示により回転駆動される。
【００５３】
運送会社４は端末４０を有しており、仲介システム２０からインターネット１００を介して受信する配送指示に基づき顧客先に果実を運送する機能を有する。
【００５４】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図３及び図４は本発明の果実の遠隔収穫システムの処理動作を示したフローチャートである。
【００５５】
図３を参照し、先ず顧客が果実の購入を希望したい場合、顧客端末１０のブラウザ等を起動しインターネット１００介し仲介システム２０にアクセスする（ステップ１）。
【００５６】
仲介システム２０は果実の収穫時期であれば図５の形式で購入希望入力画面情報（画面情報の他表示や入力枠に入力された情報の返信を実行するＨＴＭＬ記述等の手続きも含む）をインターネット１００を介して顧客端末１０へ返信する。
【００５７】
収穫時期の果実が存在しない場合は仲介システム２０は“現在、収穫時期の果実はありません”等の通知画面を顧客端末１０に返信して動作は終了する（ステップ２）。顧客端末１０で必要項目が入力されると依頼情報として仲介システム２０へ送信される（ステップ３）。
【００５８】
仲介システム２０は顧客端末１０からの依頼情報を受信すると指定された契約農家の処理装置３０１へインターネット１００を介して果実の成育状況映像要求を送信する（ステップ４）。
【００５９】
この際、テンポラリに顧客ごとの記憶エリアないしフォルダーが確保され、顧客の個人情報を含めた依頼情報、顧客端末の通信アドレス、依頼先契約農家の処理装置３０１の通信アドレスが控えられる。更に処理ステータス、処理の中間結果データ（後述の果実指定情報等）、最終結果等が追記される。
【００６０】
契約農家の処理装置３０１は該要求を受信するとインターネット１００を介して図６の様な果実の成育状況映像を仲介システム２０へ送信する。尚、必要に応じ映像ＩＤを付加して送信する（ステップ５）。
【００６１】
仲介システム２０は受信した果実の成育状況映像情報を、第１の画面情報・手続き（表示指示や映像上の位置指定を取得し返信する手続き）の雛形に組み込み、対応する顧客端末１０に送信する（ステップ６）。
【００６２】
顧客端末１０は受信した映像を画面上に表示し顧客が希望する果実の指定操作（例えば図７のＸにカーソルを移動しクリック）を行なうと（ステップ７）、果実指定（例えば映像枠内の座標と映像ＩＤ）が返信される（ステップ１４）。
【００６３】
尚、顧客端末１０の画面に近接して設けられたタッチパネルで顧客が指で果実を指定した場合には、前記手続きが画面上の座標位置を受け、映像枠内の座標に変換し果実指定情報とする。
【００６４】
仲介システム２０は果実指定情報を受信するとこれと測定値要求をインターネット１００を介して契約農家の処理装置３０１に送信する（ステップ１５）。
【００６５】
処理装置３０１は送信済み映像について映像と映像ＩＤと倍率を控えており、受信した映像枠内座標から測定器の回転量を出し、取付機構３０５に指示しサイズ測定器３０３と糖度測定器３０４を回転させ、測定結果（サイズ、糖度）を取得し、仲介システム２０に返信する（ステップ１６）。
【００６６】
仲介システム２０は受信した測定値を、第２のの画面情報・手続き（表示指示や入力される収穫／否指定を取得し返信する手続き）の雛形に組み込み対応する顧客端末１０に送信する（ステップ１７）。
【００６７】
顧客端末１０では図８に示す様な画面が表示され、購入を指示する場合はＹＥＳにチェック印を付けて返信する（ステップ１８）。
【００６８】
ここで更に詳細を見たい場合について説明する。顧客端末１０で図７のＹが指定され同時にズームにチェック印が入力されると（ステップ８）、前記手続きがズーム指定情報（映像ＩＤとＹに対応した映像枠内座標とズーム指示）を仲介システム２０へ送信する（ステップ９）。
【００６９】
ズーム指定情報が仲介システム２０より対応する契約農家の処理装置３０１に送信され（ステップ１０）、処理装置３０１が控えておいた送信済み映像と受信した座標情報より回転角度を出し取付機構３０５に指示し、更にディジタルビデオカメラ３０２にズーム指示しズームアップ影像を取得し、仲介システム２０に送信する。映像ＩＤを付加して送信し、又送信映像と、ＩＤと倍率を控えておく（ステップ１１）。
【００７０】
仲介システム２０は受信したズーム映像情報を、第１の画面情報・手続き雛形に組み込み、対応する顧客端末１０に送信する（ステップ１２）。
【００７１】
顧客端末１０でズーム映像が表示され、例えばＹが希望であれば再度Ｙがカーソル或いは指で指定され、この果実指定が前記同様に送信され前記同様にしてＹのサイズと糖度の測定値や品質情報が顧客端末１０に表示され、購入が指示される。
【００７２】
仲介システム２０は収穫／否を問い合わせた対象の果実指定情報を前記記憶エリアないしフォルダーに控えており、収穫指定を受けると果実指定情報に収穫フラグを立て、又サイズを重量に変換し購入重量（カレント値）に加算し、顧客の希望する重量に達したか判定する（ステップ１９）。
【００７３】
以上の操作を繰り返して希望する重量（図５の○○Ｋｇ）になった時点で仲介システム２０は果実の代金を算出し、運送費用、税額と合わせた請求額を算出する。果実代金は重量のほか糖度値を反映して計算する。又、収穫の疑似体験サービスの料金を請求額に含めてもよい（ステップ２０）。
【００７４】
請求額を内訳と共に顧客端末１０に送信し（ステップ２１）、収穫する果実指定をまとめて契約農家の処理装置３０１に通知する（ステップ２２）。契約農家は収穫作業を代行し、顧客単位で仕分けておく（ステップ２３）。
【００７５】
顧客は支払方法を前払いとしていれば（ステップ２４）、所定口座（仲介システム２０の運営組織の入金口座）への振り込みか送金を行う（ステップ２５）。
【００７６】
仲介システム２０は、顧客が依頼時指定した支払方法が前払いであれば（ステップ２４）、所定口座への入金が顧客名でなされているか確認する（ステップ２６）。
【００７７】
仲介システム２０は入金確認されるか着払いであれば顧客ごとの控えた情報や処理結果に基づき配送情報（顧客の個人情報、集荷先農家の情報、商品概要、配達期限、代金引換の有無等）を作成し、最適な運送会社をデータベースより選択しインターネット１００を介して運送会社４の端末４０に送信する（ステップ２７）。
【００７８】
運送会社４は契約農家より集荷し果実を顧客先に届け、代金引換（集金）が指定されていれば顧客より代金を受け取る（ステップ２８、２９）。
【００７９】
仲介システム２０は例えば月単位で纏めて売上金を契約農家に還元する（ステップ３０）。
【００８０】
尚、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４が一体となって取付機構３０５に上下、左右に回転可能に取り付けられた例で説明したが、ディジタルビデオカメラ３０２、サイズ測定器３０３及び糖度測定器３０４が一体となって移動する様にする例もある。
【００８１】
又、果実の映像の撮像する際のディジタルビデオカメラ３０２の角度或いは位置を予め決めた複数通りの中から選択する様にし、果実のサイズや糖度を測定した果実の画像ＩＤと画像内座標と測定値と測定日を処理装置３０１等に記憶しておき、果実指定、測定値要求を受けた際に記憶された情報を検索して、所定日数以前のデータがあればそれを返す様にしてもよい。
【００８２】
また、果実のサイズや糖度を数日等の周期で携帯型測定器を用い事前に収集し、果実の画像ＩＤと画像内座標等に対応付け処理装置３０１等に記憶させておき要求された際これを返信する実施例もあり、この例では測定器の角度や移動制御は必要としない。
【００８３】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、温室や果樹園等の栽培圃場での果実の映像がリアルタイム的に送信されるので、顧客は栽培圃場へ出かけたのと同一の状況把握ができる。
【００８４】
又、果実の最適な収穫時期が分かるので、食べ頃の物を入手できる。又、現地へ出かける必要が無いので無駄な時間を節約でき、天候に左右されることもなく、２４Ｈいつでも果実の購入申し込みができる。
【００８５】
コンピュータによる処理なので早く正確な上、人的ミスが発生せず購入した果実の賞味品質の当たり外れが少ない。又、操作が簡単なのでコンピュータに馴染まない人でも扱える。
【００８６】
仲介組織／団体、栽培農家は果実の販売の機会を得ることが出来、新鮮な果実を購入したいが手間や時間が掛けられないといった新たな客層を獲得できる。
【００８７】
又、栽培農家はもぎ取らせて販売する方法と較べ、個々の顧客からの代金回収作業や顧客対応を省略でき、栽培圃場を荒らされることもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の果実の遠隔収穫システムのシステム構成を示すブロック図。
【図２】図１の農家システム３０の構成を示すブロック図。
【図３】本発明の果実の遠隔収穫システムの処理動作を示したフローチャート。
【図４】本発明の果実の遠隔収穫システムの処理動作を示したフローチャート。
【図５】仲介システム２０から送られ顧客端末１０に表示される購入希望の入力画面例を示した図。
【図６】顧客端末１０に表示される桃の成育状況映像の一例を示した図。
【図７】顧客端末１０で果実の指定を行う例を示した図。
【図８】顧客端末１０に表示される果実の測定結果や品質を示した図。
【符号の説明】
１ 顧客
１０ 顧客端末
１００ インターネット
２ 仲介組織／団体
２０ 仲介システム
３ 契約農家
３０ 農家システム
３０１ 処理装置
３０２ ディジタルビデオカメラ
３０３ サイズ測定器
３０４ 糖度測定器
３０５ 取付機構
３１ 果実栽培甫場
４ 運送会社
４０ 端末
Claims (26)
- 果実を栽培する農家のシステムと果実を購入する顧客の端末とこれらの仲介システムと運送会社の端末とがネットワーク接続され、
前記農家システムは、ネットワークに接続された処理装置と撮像装置を含み果実の成育状況映像を送信する手段を有し、
前記仲介システムは、顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステムに前記果実映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社端末に送信する手段とを備えたことを特徴とする果実の遠隔収穫システム。 - 前記農家システムは撮像装置を回転可能、或いは移動可能に取り付ける機構も有し、前記農家システムの処理装置はネットワークから送信済み映像の拡大指示、中心位置情報を受け、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示する手段も有し、
前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトを表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると前記農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手段も有することを特徴とする請求項１記載の果実の遠隔収穫システム。 - 前記農家システムには、果実のサイズ測定手段も含み、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする請求項１、又は２記載の果実の遠隔収穫システム。
- 前記農家システムには、果実のサイズ測定手段と糖度測定手段も含み、前記仲介システムの前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする請求項３記載の果実の遠隔収穫システム。
- 前記仲介システムの果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の果実の遠隔収穫システム。
- 前記仲介システムが、購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手段も有することを特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の果実の遠隔収穫システム。
- 果実を栽培する農家のシステムと果実を購入する顧客の端末をネットワークを通じ仲介するシステムであって、
顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段と、指定された栽培農家のシステムに果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手段と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、ネットワークを通じ運送会社端末に送信する手段とを備えたことを特徴とする仲介システム。 - 前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手段も有することを特徴とする請求項７記載の仲介システム。
- 前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定情報と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする請求項７、又は８記載の仲介システム。
- 前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手段が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を顧客端末に提示しその果実の購入／否を取得する手段とすることを特徴とする請求項９記載の仲介システム。
- 前記果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手段が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする請求項７乃至１０の何れかに記載の仲介システム。
- 前記購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手段も有することを特徴とする請求項７乃至１０の何れかに記載の仲介システム。
- ネットワークに接続された処理装置と撮像装置と撮像装置を回転可能、或いは移動可能に取り付ける機構を有し、前記処理装置はネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、要求元に返信する手段と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受け撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手段とを有することを特徴とする農家システム。
- 前記取付機構には撮像装置の他に、果実のサイズ測定器、糖度測定器も取り付けられ、前記処理装置がネットワークを通じ、送信した映像内の果実を指定されその測定値要求を受けると、取り付け機構を制御し、測定器より指定果実のサイズ、糖度情報を取得し、返信する手段も有することを特徴とする請求項１３記載の農家システム。
- 顧客端末にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順と、指定された栽培農家のシステムに果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客端末に表示し、購入する果実の指定情報を取得する手順と、指定された果実の収穫指示を栽培農家のシステムに送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、ネットワークを通じ運送会社端末に送信する手順とを備えたことを特徴とする仲介プログラム。
- 前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像を顧客端末に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家システムに転送し受信した拡大映像を表示する手順も有することを特徴とする請求項１５記載の仲介プログラム。
- 前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする請求項１５、又は１６記載の仲介プログラム。
- 前記果実映像を顧客端末に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客端末に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家システムに送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする請求項１７記載の仲介プログラム。
- 前記果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順が、果実の希望購入量も取得し希望購入量に達するまで、前記果実映像や拡大映像の表示と購入果実の指定取得を行うことを特徴とする請求項１５乃至１８の何れかに記載の仲介プログラム。
- 前記購入指定された果実の代金を含む合計費用額を算出し、費用請求情報を顧客端末に送信する手順も有することを特徴とする請求項１５乃至１８の何れかに記載の仲介プログラム。
- ネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、返信する手順と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受けると、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手順とを有することを特徴とする農家システムのプログラム。
- ネットワークから映像要求を受けると撮像装置から果実の成育状況映像を取り込み、返信する手順と、送信した映像の拡大指示、中心位置情報を受けると、撮像の中心が前記位置になる様取付機構を駆動し、撮像装置にズーム指示し拡大映像を返信する手順と、送信した映像内の果実を指定されその測定値要求を受けると、取付機構を制御し、測定器より指定果実のサイズ、糖度情報を取得し、返信する手順とを有することを特徴とする農家システムのプログラム。
- 果実を栽培する農家と果実を購入する顧客とこれらの仲介側とがウェブネットワーク上で通信接続された果実の遠隔収穫方法であって、
前記仲介側は、顧客側にアクセスされると収穫可能な果実とその栽培農家情報を顧客側に表示し、果実の種別と栽培農家の指定情報、顧客の個人情報を取得する手順と、指定された栽培農家側に果実の成育状況映像の送信を要求しその映像を顧客側に表示し、顧客が購入する果実の指定情報を取得する手順と、指定された果実の収穫指示を栽培農家側に送信し、収穫された果実の顧客先への配送依頼情報を作成し、運送会社に送信する手順とを備えたことを特徴とする果実の遠隔収穫方法。 - 前記仲介側の前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像を顧客側に表示する際に映像拡大指示オブジェクトも表示し、拡大指示と中心位置情報を受けると農家側に転送し受信した拡大映像を表示する手順も有することを特徴とする請求項２３記載の果実の遠隔収穫方法。
- 前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客側に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家側に送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする請求項２３、又は２４記載の果実の遠隔収穫方法。
- 前記果実映像を顧客側に表示し購入する果実の指定情報を取得する手順が、前記果実映像或いはその拡大映像を顧客側に表示し、顧客に果実の指定を行わせ、取得した果実指定と測定値要求を農家側に送信し、受信した指定果実のサイズ或いは重量情報と糖度情報を提示しその果実の購入／否を取得する手順とすることを特徴とする請求項２５記載の果実の遠隔収穫方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003049102A JP2004258983A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 果実の遠隔収穫システムと方法、仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラム。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003049102A JP2004258983A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 果実の遠隔収穫システムと方法、仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラム。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004258983A true JP2004258983A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33114896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003049102A Withdrawn JP2004258983A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 果実の遠隔収穫システムと方法、仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラム。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004258983A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011203874A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Japan Research Institute Ltd | 農作物管理方法及び農作物管理装置 |
| JP2013033394A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Nikon Corp | 販売処理システム、ロボット、植物栽培プラント、販売処理方法及びプログラム |
| KR101423646B1 (ko) * | 2010-12-13 | 2014-08-13 | 한국식품연구원 | 수확시기 예측 정보를 이용한 자동 반입 시스템 및 방법 |
| KR101809741B1 (ko) * | 2016-01-25 | 2017-12-15 | 세명대학교 산학협력단 | 식물재배 원격제어시스템 및 그 제어방법 |
| WO2018232890A1 (zh) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | 深圳市盛路物联通讯技术有限公司 | 一种基于物联网的农作物采购方法及系统 |
| WO2020203764A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社日立システムズ | 現場作業支援システム |
| JP2022106354A (ja) * | 2021-01-07 | 2022-07-20 | 凸版印刷株式会社 | 遠隔収穫システム |
| JP7178649B1 (ja) * | 2022-07-18 | 2022-11-28 | 竜伺 柴田 | イチゴ狩り管理システム |
-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003049102A patent/JP2004258983A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011203874A (ja) * | 2010-03-24 | 2011-10-13 | Japan Research Institute Ltd | 農作物管理方法及び農作物管理装置 |
| KR101423646B1 (ko) * | 2010-12-13 | 2014-08-13 | 한국식품연구원 | 수확시기 예측 정보를 이용한 자동 반입 시스템 및 방법 |
| JP2013033394A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Nikon Corp | 販売処理システム、ロボット、植物栽培プラント、販売処理方法及びプログラム |
| KR101809741B1 (ko) * | 2016-01-25 | 2017-12-15 | 세명대학교 산학협력단 | 식물재배 원격제어시스템 및 그 제어방법 |
| WO2018232890A1 (zh) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | 深圳市盛路物联通讯技术有限公司 | 一种基于物联网的农作物采购方法及系统 |
| WO2020203764A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社日立システムズ | 現場作業支援システム |
| JPWO2020203764A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2021-10-14 | 株式会社日立システムズ | 現場作業支援システム |
| JP7039766B2 (ja) | 2019-03-29 | 2022-03-22 | 株式会社日立システムズ | 現場作業支援システム |
| JP2022106354A (ja) * | 2021-01-07 | 2022-07-20 | 凸版印刷株式会社 | 遠隔収穫システム |
| JP7156412B2 (ja) | 2021-01-07 | 2022-10-19 | 凸版印刷株式会社 | 遠隔収穫システム |
| JP7178649B1 (ja) * | 2022-07-18 | 2022-11-28 | 竜伺 柴田 | イチゴ狩り管理システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2009181223A (ja) | 情報提供システム | |
| JP2002149744A (ja) | 農作業管理装置及び農作業管理方法及び農作業機械 | |
| CN111582666A (zh) | 智慧农业云平台app | |
| JP2002297625A (ja) | 農水畜産物情報検索システム、農水畜産物、農水畜産物生産方法及び農水畜産物情報提供方法 | |
| AU2019211412A1 (en) | System, software and methods for remote gardening | |
| CN1325090A (zh) | 由用户指示培育条件和收获成果的网络农场经营方法 | |
| CN105139243A (zh) | 室内栽培蔬果的质量监控、销售系统及其实现方法 | |
| JP2004258983A (ja) | 果実の遠隔収穫システムと方法、仲介システム、農家システム、及びそれらのプログラム。 | |
| JP2002176855A (ja) | 遠隔地農業支援システム | |
| KR20200021119A (ko) | 온라인 및 오프라인 연계 가상 농업 관리 시스템 | |
| JP2005031875A (ja) | 農作物品質管理システム | |
| KR101888931B1 (ko) | 유통 정보 컨설팅 장치 및 방법 | |
| WO2019163249A1 (ja) | 色指標値算出システムおよび色指標値算出方法 | |
| JP2004334572A (ja) | 生産物販売仲介システム及び方法、生産物販売仲介装置、ならびに、コンピュータプログラム | |
| JP2017173887A (ja) | 提供プログラム、提供方法及び提供装置 | |
| JP2003189742A (ja) | 栽培収穫情報提供サービスシステム及び栽培収穫方法 | |
| JP2001344381A (ja) | 農園情報収集・管理システム | |
| JP7064047B1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
| KR101201777B1 (ko) | 이동 통신 단말을 이용한 온라인-오프라인 통합 육성 시스템 및 방법 | |
| JP2002108970A (ja) | 植物栽培育成システムおよび記録媒体 | |
| JP5555017B2 (ja) | 農作物購入予約方法、農作物購入予約システム及び農作物購入予約装置 | |
| CN207233018U (zh) | 一种农产品供销系统 | |
| CN111985899A (zh) | 一种农作物生长过程的管理系统及方法 | |
| JP2023070034A (ja) | 農作物の直販システム | |
| JP4100927B2 (ja) | 注文支援方法および注文支援プログラム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050307 |
|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |