JP2004258559A - 平面表示装置及びその製品情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示装置において、その製品情報の管理を行い易くし、かつ、コストを下げることができるものを提供する。
【解決手段】アレイ基板12と対向基板14とより構成され、PCB22を有する低温ポリシリコン型液晶表示装置10において、無線タグ26のアンテナ28とメモリであるフラッシュメモリ34をアレイ基板の表面に設け、電源用コンデンサ32とタグIC30をPCB22に設け、フラッシュメモリ34に製品情報を記憶したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】アレイ基板12と対向基板14とより構成され、PCB22を有する低温ポリシリコン型液晶表示装置10において、無線タグ26のアンテナ28とメモリであるフラッシュメモリ34をアレイ基板の表面に設け、電源用コンデンサ32とタグIC30をPCB22に設け、フラッシュメモリ34に製品情報を記憶したものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置、有機EL装置、プラズマディスプレイ装置等の平面表示装置において、その製品管理を行い易くした発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶表示装置における出荷検査は、複数枚の液晶表示装置が梱包されている包装箱の表面に梱包数、製造番号、履歴等の製品情報が記載された紙を貼り付けて、この情報に基づいて行っている。
【0003】
また、梱包前であれば、各液晶表示装置の出力端子へ検査装置を接続して製品情報を読み取って、検査を行う方法もある。
【0004】
ところで、最近は商品の情報を管理するために、無線タグを各商品に取り付け、商品の管理を行っているものがある。
【0005】
この無線タグは、メモリ、制御部、送受信部を有し、電池を内蔵しない無電源方式がよく知られている。この無電源方式の無線タグとは、無線タグの内部にLC共振回路を設けておき、無線タグ外部のリードライタから発信された電波をアンテナによって受信し、この電波を利用して無線タグ内部のLC回路で共振起電力を発信させる。そして、この起電力を電源として無線タグ内部のメモリのデータの入出力や無線タグ外部のリードライタとのデータの送受信を行うようにしている(特許文献1)。
【0006】
そのため、この無線タグを液晶表示装置に取り付けて、その製品情報を管理することも考えられる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−202481
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記で説明したように、包装箱に貼り付けた紙によって製品情報を管理することは非常に手間であり、また、包装前に検査装置によって製品情報を管理することも作業的に煩雑である。
【0009】
一方、液晶表示装置に、別体の無線タグを設けるにしても、この無線タグの1個の値段が高いため製品コストが上昇して、商品価値を失うこととなる。
【0010】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、液晶表示装置等の平面表示装置において、その製品情報の管理を行い易くし、かつ、コストを下げることができる平面表示装置及びその製品情報管理方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、アレイ基板と対向基板とより構成され、前記アレイ基板へ制御信号を送る配線基板が前記アレイ基板に接続された平面表示装置において、製品情報を記憶したメモリ、アンテナ、電源用コンデンサ、制御用集積回路とを少なくとも有する無電源方式の無線タグの中で前記アンテナを前記アレイ基板に少なくとも設けることを特徴とする平面表示装置。
【0012】
請求項2の発明は、前記アレイ基板に前記メモリを設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0013】
請求項3の発明は、前記配線基板に前記制御用集積回路を設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0014】
請求項4の発明は、前記配線基板に前記電源用コンデンサを設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0015】
請求項5の発明は、前記アレイ基板に前記電源用コンデンサを設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0016】
請求項6の発明は、前記平面表示装置が低温ポリシリコン型液晶表示装置であり、前記メモリがフラッシュメモリであることを特徴とする請求項2記載の平面表示装置である。
【0017】
請求項7の発明は、前記平面表示装置がアモルファスシリコン型液晶表示装置、有機EL装置、または、プラズマディスプレイ装置であることを特徴とする請求項1から5のうち少なくとも一項に記載の平面表示装置である。
【0018】
請求項8の発明は、前記無線タグが、マルチリード方式であることを特徴とする請求項1から8のうち少なくとも一項に記載の平面表示装置である。
【0019】
請求項9の発明は、アレイ基板と対向基板とより構成され、メモリ、アンテナ、電源用コンデンサ、制御用集積回路とを少なくとも有する無電源方式で、かつ、マルチリード方式の無線タグの中で前記アンテナを前記アレイ基板に設ける平面表示装置の製品情報管理方法であって、前記平面表示装置の製造中に各製造工程の履歴情報と製造番号を少なくとも含む製品情報を前記メモリに記憶させる記憶工程と、前記複数の平面表示装置を一つの包装箱に収納し、この収納した各平面表示装置のメモリに記憶した製品情報を前記包装箱の外部から読み取り装置で読み取る読み取り工程と、を有することを特徴とする平面表示装置の製品情報管理方法である。
【0020】
請求項1の発明であると、製品情報を記憶した無線タグの中でアンテナを平面表示装置のアレイ基板に設けることにより、アレイ基板を製造する工程でアンテナも形成することができるので、別体で無線タグのアンテナを設ける必要がなく、コストも削減することができ、また、データの送受信も確実に行える。
【0021】
請求項2の発明であると、アレイ基板にメモリも設けることにより、メモリを別体に取り付ける構造よりもコストを削減することができる。
【0022】
また、この場合に請求項7の発明のように、平面表示装置が低温ポリシリコン型液晶表示装置であると、その製造工程でメモリとしてフラッシュメモリを形成することができ、大量のデータを記憶させることができる。
【0023】
請求項8の発明であると、無線タグがマルチリード方式であるため、一つの包装箱に複数の平面表示装置を収納しても、外部から読み取り装置によって各平面表示装置の製品情報を読み取ることができる。
【0024】
すなわち、請求項10の発明に示すように、平面表示装置の製造中に各製造工程の履歴情報と製造番号を少なくとも含む製品情報をメモリに記憶させる記憶工程と、複数の平面表示装置を一つの包装箱に収納し、この収納した各平面表示装置のメモリに記憶した製品情報を包装箱の外部から読み取り装置で読み取る読み取り工程とよりなる製造方法を実現できる。これによって、各平面表示装置の製造情報を出荷段階で簡単に検査することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1から図5に基づいて説明する。
【0026】
本実施形態の平面表示装置は、低温ポリシリコン型液晶表示装置(以下、単に液晶表示装置という)10である。
【0027】
(1)液晶表示装置10の全体の構成
液晶表示装置10は、図1に示すように、アレイ基板12と対向基板14とを液晶を挟んで重ね合わせセル16を構成している。アレイ基板12の棚部の表面には複数の信号線17及び複数のゲート線19が配線され、信号線17には、X側フレキシブル基板18が接続され、ゲート線19にはY側フレキシブル基板20が取り付けられている。このX側フレキシブル基板18とY側フレキシブル基板20は、それぞれ信号線駆動IC21とゲート線駆動IC23を有し、かつ、プリント配線基板(以下、PCBという)22に接続されている。PCB22には、液晶表示装置10を制御するためのメインコントローラIC24等の駆動回路が配線され、液晶表示装置10の表示を制御する。
【0028】
(2)無線タグ26の構成
この液晶表示装置10には、無線タグ26が設けられている。この無線タグ26は、無電源方式、かつ、マルチリード方式であり、アンテナ28、制御用集積回路(以下、タグICという)30と、電源用コンデンサ32とメモリであるフラッシュメモリ34が設けられている。以下この詳しい内容について説明する。
【0029】
無線タグ26のアンテナ28は、アレイ基板12と対向基板14とを固定するための額縁状に設けられたシール部材の下部、すなわち、アレイ基板12の表面に図1に示すようにアレイ基板12を一周するように設けられている。これは、アレイ基板12を製造する際に同時に形成するものであり、例えば、5μmの幅で、Mo/Al/Moの積層構造であり、例えば、信号線17と同時に形成する。なお、アンテナ28の配線幅は、送受信する搬送波の周波数によって決定される。
【0030】
無線タグ26のタグIC30は、PCB22の表面に設ける。また、電源用コンデンサ32もPCB22の表面のタグIC30の近傍に設け、タグIC30と配線によって電気的に接続させる。なお、タグIC30とアンテナ28とは、Y側フレキシブル基板20の配線25を介して接続する。
【0031】
フラッシュメモリ34は、アレイ基板12のゲート線側における棚部に設けるものであり、液晶表示装置10の製造工程と同時に形成する。
【0032】
図3(a)は、フラッシュメモリ34の構造図であり、図3(b)はその電気回路の例示である。
【0033】
すなわち、図3(a)に示しように、ソース81とドレイン82の間の上層にトンネル酸化膜84を形成し、トンネル酸化膜84にフローティングゲート86、絶縁膜88、コントロールゲート90を形成するものである。
【0034】
書き込みの時は、ビット線92を介して7Vの電圧をドレイン82にかけ、チャネル付近の電子を活性化し、さらに、ワード線94を介してコントロールゲート70に12Vの電圧をかけて、トンネル酸化膜84を通してフローティングゲート86に電子を取り込む。
【0035】
読み出しの時は、コントロールゲート90に5Vの電圧を、ドレイン82に1Vの電圧をかけ、ドレイン82とソース81間に流れる電流の有無をデータとして読み出す。
【0036】
なお、メモリはフラッシュメモリ34に限定されず、例えばEPROM等であってもよい。
【0037】
(3)無線タグ26の電気的構成
上記構成の無線タグ26の電気的構成について、図2に基づいて説明する。
【0038】
アンテナ28は、送受信用のアンテナを兼ね、LC回路を構成している。
【0039】
タグIC30は、その内部に整流回路36を有し、アンテナ28と接続されている。この整流回路36からの出力は、搬送波抽出回路38を経て、制御ブロック40に至る。制御ブロック40は、搬送波抽出回路38から抽出された搬送波上のタグデータが入力するものであり、セキュリティマルチリード機能を有するデータ処理部42と変調回路44と復調回路46とデジタルPLL回路48とより構成されている。まず、前記タグデータは復調回路46に入力する。OSC回路(発振回路)50によって機能するデジタルPLL回路48からのタイミング信号によって復調回路46が、前記タグデータを復調して、データ処理部42に送る。この送られたタグデータは、データ処理部42を介してフラッシュメモリ34に記憶させる。
【0040】
また、データ処理部42によって処理されたタグデータは、変調回路44、送信コントロール部52、送信回路54を経て整流回路36に至り、アンテナ28から送信される。
【0041】
さらに、これら各回路や各部を動かす電源は、外部に設けられた電源用コンデンサ32から入力され、シャントレギュレータ回路56、BGR回路58、電圧検出回路60を経て制御ブロック40に至る。この電圧はフラッシュメモリ34にも供給される。
【0042】
(4)リードライタ62の構造
次に、この無線タグ26とタグデータを送受信するリードライタ62の構造について、図4に基づいて説明する。
【0043】
リードライタ62から搬送波上のタグデータを送信する場合には、CPU68から変復調回路66を経て送信アンテナ64によってタグデータを送信する。
【0044】
一方、タグデータを受信する場合には、受信アンテナ70から受信してバンドパスフィルタ(BPF)72を経て変復調回路66に入りCPU68に至る。
【0045】
このリードライタ62の操作は、キー74を用いて行い、その操作内容はディスプレイ76に表示される。また、リードライタ62を動作させるための電源回路78も有している。
【0046】
このリードライタ62から送受信するタグデータは、リードライタ62とは別体のパーソナルコンピュータよりなる制御装置80から供給される。
【0047】
(5)液晶表示装置10の製品情報を管理する工程
上記構成の液晶表示装置10の製品情報を管理する工程について説明する。
【0048】
第1工程では、液晶表示装置10を製造する際に、上記したように無線タグ26も同時に製造する。
【0049】
第2工程では、無線タグ26が設けられている液晶表示装置10に、各製造工程における履歴情報、製造番号をタグデータとして、リードライタ62を用いて無線タグ26のメモリであるフラッシュメモリ34に記憶させる。この場合に、無線タグ26は、無電源方式であるため、この無線タグ26を特別に動作させる電池等は不要であり、アンテナ28において設けられているLC共振回路で入力した電波に基づいて共振起電力を発生させ電源用コンデンサ32に充電して、この起電力で無線タグ26を動作させる。
【0050】
第3工程では、製造された液晶表示装置10は、一定の枚数(例えば、50枚、または、60枚)をまとめて、ダンボール紙よりなる包装箱82に収納する。なお、この収納する際に製品情報として更に梱包数を入力してもよい。
【0051】
第4工程では、出荷検査の際には、図5に示すように、包装箱82に収納されている複数枚の液晶表示装置に対してリードライタ62によって各液晶表示装置10の無線タグ26に記憶されているタグデータである製品情報を読み取り、その読み取った製品情報を管理する。この場合に、包装箱82には複数枚の液晶表示装置10が梱包されているが、無線タグ26がマルチリード方式であるため、各液晶表示装置10の製品情報を読み取ることができる。
【0052】
「マルチリード方式」とは、ISO13394タイプBに準拠するものであり、同じ電場に存在する複数の無線タグのタグデータをまとめて読み取る場合に、時分割多重方式(TDMA)を採用して、各タグデータを読み取る。具体的には、リードライタ62は、無線タグ26にマルチリード用のコマンドを送信する。これに対して、各無線タグ26は内部で発生した乱数によって応答するタイムスロットを選択して、その要求されたデータをリードライタ62に向けて送信する方式である。
【0053】
以上のように、本実施形態の液晶表示装置10であると、無線タグ26を内蔵しているため、製品情報を容易に記憶させることができると共に、出荷検査の段階において、複数枚の液晶表示装置10の製品情報を簡単に読み取ることができる。
【0054】
液晶表示装置10のアレイ基板にアンテナ28、フラッシュメモリ34を形成し、PCB22にタグIC30と電源用コンデンサ32とを形成しているため、その製造コストを下げることができる。
【0055】
アンテナ28をアレイ基板12に形成しているため電波の送受信を確実に行うことができる。
【0056】
フラッシュメモリ34をアレイ基板12に形成しているため、大容量のメモリを安価で形成することができ、多量のタグデータを記憶させることができる。
【0057】
(変更例1)
上記実施形態では、液晶表示装置10のアレイ基板12にメモリであるフラッシュメモリ34を設けたが、アモルファスシリコン型液晶表示装置10においては、フラッシュメモリ34を製造工程においては形成しにくいため、PCB22にメモリを設けてもよい。
【0058】
(変更例2)
上記実施形態では、電源用コンデンサ32をPCB22に設けたが、この電源用コンデンサ32もアレイ基板12の上に形成してもよい。
【0059】
(変更例3)
上記実施例ではタグIC30をPCB22に形成したが、アレイ基板12の上に形成してもよい。
【0060】
(変更例4)
上記実施形態では、低温ポリシリコン型液晶表示装置について説明したが、これに限らずアモルファスシリコン型液晶表示装置、有機EL装置、プラズマディスプレイ装置においても、各装置のアレイ基板12にアンテナを設け、無線タグを内蔵させてもよい。この場合であっても、各平面表示装置の製品情報を簡単に管理することができる。
【0061】
(変更例5)
上記実施形態では、アンテナ28をセル16をアレイ基板12を1周するように設けたが、これに限らず、図6に示すように、アレイ基板12の棚部に渦巻き状に形成してもよい。
【0062】
(変更例6)
また、アンテナ28を、図7に示すようにアレイ基板12の棚部にジグザグ状に形成してもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上により本発明であると、無線タグを平面表示装置に内蔵しているため容易にその製品情報を管理することができる。
【0064】
また、無線タグのうち少なくともアンテナをアレイ基板に設けているため電波の送受信を確実に行うことができると共に、その製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す液晶表示装置の平面図である。
【図2】無線タグのブロック図である。
【図3】(a)はフラッシュメモリの構造図であり、(b)はその電気回路図である。
【図4】リードライタのブロック図である。
【図5】包装箱に収納された複数枚の液晶表示装置からデータを読み取ろうとしている状態の説明図である。
【図6】変更例5の液晶表示装置の要部拡大平面図である。
【図7】変更例6の液晶表示装置の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
12 アレイ基板
14 対向基板
22 PCB
26 無線タグ
28 アンテナ
30 タグIC
32 電源用コンデンサ
34 フラッシュメモリ
62 リードライタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置、有機EL装置、プラズマディスプレイ装置等の平面表示装置において、その製品管理を行い易くした発明に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶表示装置における出荷検査は、複数枚の液晶表示装置が梱包されている包装箱の表面に梱包数、製造番号、履歴等の製品情報が記載された紙を貼り付けて、この情報に基づいて行っている。
【0003】
また、梱包前であれば、各液晶表示装置の出力端子へ検査装置を接続して製品情報を読み取って、検査を行う方法もある。
【0004】
ところで、最近は商品の情報を管理するために、無線タグを各商品に取り付け、商品の管理を行っているものがある。
【0005】
この無線タグは、メモリ、制御部、送受信部を有し、電池を内蔵しない無電源方式がよく知られている。この無電源方式の無線タグとは、無線タグの内部にLC共振回路を設けておき、無線タグ外部のリードライタから発信された電波をアンテナによって受信し、この電波を利用して無線タグ内部のLC回路で共振起電力を発信させる。そして、この起電力を電源として無線タグ内部のメモリのデータの入出力や無線タグ外部のリードライタとのデータの送受信を行うようにしている(特許文献1)。
【0006】
そのため、この無線タグを液晶表示装置に取り付けて、その製品情報を管理することも考えられる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−202481
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記で説明したように、包装箱に貼り付けた紙によって製品情報を管理することは非常に手間であり、また、包装前に検査装置によって製品情報を管理することも作業的に煩雑である。
【0009】
一方、液晶表示装置に、別体の無線タグを設けるにしても、この無線タグの1個の値段が高いため製品コストが上昇して、商品価値を失うこととなる。
【0010】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、液晶表示装置等の平面表示装置において、その製品情報の管理を行い易くし、かつ、コストを下げることができる平面表示装置及びその製品情報管理方法を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、アレイ基板と対向基板とより構成され、前記アレイ基板へ制御信号を送る配線基板が前記アレイ基板に接続された平面表示装置において、製品情報を記憶したメモリ、アンテナ、電源用コンデンサ、制御用集積回路とを少なくとも有する無電源方式の無線タグの中で前記アンテナを前記アレイ基板に少なくとも設けることを特徴とする平面表示装置。
【0012】
請求項2の発明は、前記アレイ基板に前記メモリを設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0013】
請求項3の発明は、前記配線基板に前記制御用集積回路を設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0014】
請求項4の発明は、前記配線基板に前記電源用コンデンサを設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0015】
請求項5の発明は、前記アレイ基板に前記電源用コンデンサを設けることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置である。
【0016】
請求項6の発明は、前記平面表示装置が低温ポリシリコン型液晶表示装置であり、前記メモリがフラッシュメモリであることを特徴とする請求項2記載の平面表示装置である。
【0017】
請求項7の発明は、前記平面表示装置がアモルファスシリコン型液晶表示装置、有機EL装置、または、プラズマディスプレイ装置であることを特徴とする請求項1から5のうち少なくとも一項に記載の平面表示装置である。
【0018】
請求項8の発明は、前記無線タグが、マルチリード方式であることを特徴とする請求項1から8のうち少なくとも一項に記載の平面表示装置である。
【0019】
請求項9の発明は、アレイ基板と対向基板とより構成され、メモリ、アンテナ、電源用コンデンサ、制御用集積回路とを少なくとも有する無電源方式で、かつ、マルチリード方式の無線タグの中で前記アンテナを前記アレイ基板に設ける平面表示装置の製品情報管理方法であって、前記平面表示装置の製造中に各製造工程の履歴情報と製造番号を少なくとも含む製品情報を前記メモリに記憶させる記憶工程と、前記複数の平面表示装置を一つの包装箱に収納し、この収納した各平面表示装置のメモリに記憶した製品情報を前記包装箱の外部から読み取り装置で読み取る読み取り工程と、を有することを特徴とする平面表示装置の製品情報管理方法である。
【0020】
請求項1の発明であると、製品情報を記憶した無線タグの中でアンテナを平面表示装置のアレイ基板に設けることにより、アレイ基板を製造する工程でアンテナも形成することができるので、別体で無線タグのアンテナを設ける必要がなく、コストも削減することができ、また、データの送受信も確実に行える。
【0021】
請求項2の発明であると、アレイ基板にメモリも設けることにより、メモリを別体に取り付ける構造よりもコストを削減することができる。
【0022】
また、この場合に請求項7の発明のように、平面表示装置が低温ポリシリコン型液晶表示装置であると、その製造工程でメモリとしてフラッシュメモリを形成することができ、大量のデータを記憶させることができる。
【0023】
請求項8の発明であると、無線タグがマルチリード方式であるため、一つの包装箱に複数の平面表示装置を収納しても、外部から読み取り装置によって各平面表示装置の製品情報を読み取ることができる。
【0024】
すなわち、請求項10の発明に示すように、平面表示装置の製造中に各製造工程の履歴情報と製造番号を少なくとも含む製品情報をメモリに記憶させる記憶工程と、複数の平面表示装置を一つの包装箱に収納し、この収納した各平面表示装置のメモリに記憶した製品情報を包装箱の外部から読み取り装置で読み取る読み取り工程とよりなる製造方法を実現できる。これによって、各平面表示装置の製造情報を出荷段階で簡単に検査することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1から図5に基づいて説明する。
【0026】
本実施形態の平面表示装置は、低温ポリシリコン型液晶表示装置(以下、単に液晶表示装置という)10である。
【0027】
(1)液晶表示装置10の全体の構成
液晶表示装置10は、図1に示すように、アレイ基板12と対向基板14とを液晶を挟んで重ね合わせセル16を構成している。アレイ基板12の棚部の表面には複数の信号線17及び複数のゲート線19が配線され、信号線17には、X側フレキシブル基板18が接続され、ゲート線19にはY側フレキシブル基板20が取り付けられている。このX側フレキシブル基板18とY側フレキシブル基板20は、それぞれ信号線駆動IC21とゲート線駆動IC23を有し、かつ、プリント配線基板(以下、PCBという)22に接続されている。PCB22には、液晶表示装置10を制御するためのメインコントローラIC24等の駆動回路が配線され、液晶表示装置10の表示を制御する。
【0028】
(2)無線タグ26の構成
この液晶表示装置10には、無線タグ26が設けられている。この無線タグ26は、無電源方式、かつ、マルチリード方式であり、アンテナ28、制御用集積回路(以下、タグICという)30と、電源用コンデンサ32とメモリであるフラッシュメモリ34が設けられている。以下この詳しい内容について説明する。
【0029】
無線タグ26のアンテナ28は、アレイ基板12と対向基板14とを固定するための額縁状に設けられたシール部材の下部、すなわち、アレイ基板12の表面に図1に示すようにアレイ基板12を一周するように設けられている。これは、アレイ基板12を製造する際に同時に形成するものであり、例えば、5μmの幅で、Mo/Al/Moの積層構造であり、例えば、信号線17と同時に形成する。なお、アンテナ28の配線幅は、送受信する搬送波の周波数によって決定される。
【0030】
無線タグ26のタグIC30は、PCB22の表面に設ける。また、電源用コンデンサ32もPCB22の表面のタグIC30の近傍に設け、タグIC30と配線によって電気的に接続させる。なお、タグIC30とアンテナ28とは、Y側フレキシブル基板20の配線25を介して接続する。
【0031】
フラッシュメモリ34は、アレイ基板12のゲート線側における棚部に設けるものであり、液晶表示装置10の製造工程と同時に形成する。
【0032】
図3(a)は、フラッシュメモリ34の構造図であり、図3(b)はその電気回路の例示である。
【0033】
すなわち、図3(a)に示しように、ソース81とドレイン82の間の上層にトンネル酸化膜84を形成し、トンネル酸化膜84にフローティングゲート86、絶縁膜88、コントロールゲート90を形成するものである。
【0034】
書き込みの時は、ビット線92を介して7Vの電圧をドレイン82にかけ、チャネル付近の電子を活性化し、さらに、ワード線94を介してコントロールゲート70に12Vの電圧をかけて、トンネル酸化膜84を通してフローティングゲート86に電子を取り込む。
【0035】
読み出しの時は、コントロールゲート90に5Vの電圧を、ドレイン82に1Vの電圧をかけ、ドレイン82とソース81間に流れる電流の有無をデータとして読み出す。
【0036】
なお、メモリはフラッシュメモリ34に限定されず、例えばEPROM等であってもよい。
【0037】
(3)無線タグ26の電気的構成
上記構成の無線タグ26の電気的構成について、図2に基づいて説明する。
【0038】
アンテナ28は、送受信用のアンテナを兼ね、LC回路を構成している。
【0039】
タグIC30は、その内部に整流回路36を有し、アンテナ28と接続されている。この整流回路36からの出力は、搬送波抽出回路38を経て、制御ブロック40に至る。制御ブロック40は、搬送波抽出回路38から抽出された搬送波上のタグデータが入力するものであり、セキュリティマルチリード機能を有するデータ処理部42と変調回路44と復調回路46とデジタルPLL回路48とより構成されている。まず、前記タグデータは復調回路46に入力する。OSC回路(発振回路)50によって機能するデジタルPLL回路48からのタイミング信号によって復調回路46が、前記タグデータを復調して、データ処理部42に送る。この送られたタグデータは、データ処理部42を介してフラッシュメモリ34に記憶させる。
【0040】
また、データ処理部42によって処理されたタグデータは、変調回路44、送信コントロール部52、送信回路54を経て整流回路36に至り、アンテナ28から送信される。
【0041】
さらに、これら各回路や各部を動かす電源は、外部に設けられた電源用コンデンサ32から入力され、シャントレギュレータ回路56、BGR回路58、電圧検出回路60を経て制御ブロック40に至る。この電圧はフラッシュメモリ34にも供給される。
【0042】
(4)リードライタ62の構造
次に、この無線タグ26とタグデータを送受信するリードライタ62の構造について、図4に基づいて説明する。
【0043】
リードライタ62から搬送波上のタグデータを送信する場合には、CPU68から変復調回路66を経て送信アンテナ64によってタグデータを送信する。
【0044】
一方、タグデータを受信する場合には、受信アンテナ70から受信してバンドパスフィルタ(BPF)72を経て変復調回路66に入りCPU68に至る。
【0045】
このリードライタ62の操作は、キー74を用いて行い、その操作内容はディスプレイ76に表示される。また、リードライタ62を動作させるための電源回路78も有している。
【0046】
このリードライタ62から送受信するタグデータは、リードライタ62とは別体のパーソナルコンピュータよりなる制御装置80から供給される。
【0047】
(5)液晶表示装置10の製品情報を管理する工程
上記構成の液晶表示装置10の製品情報を管理する工程について説明する。
【0048】
第1工程では、液晶表示装置10を製造する際に、上記したように無線タグ26も同時に製造する。
【0049】
第2工程では、無線タグ26が設けられている液晶表示装置10に、各製造工程における履歴情報、製造番号をタグデータとして、リードライタ62を用いて無線タグ26のメモリであるフラッシュメモリ34に記憶させる。この場合に、無線タグ26は、無電源方式であるため、この無線タグ26を特別に動作させる電池等は不要であり、アンテナ28において設けられているLC共振回路で入力した電波に基づいて共振起電力を発生させ電源用コンデンサ32に充電して、この起電力で無線タグ26を動作させる。
【0050】
第3工程では、製造された液晶表示装置10は、一定の枚数(例えば、50枚、または、60枚)をまとめて、ダンボール紙よりなる包装箱82に収納する。なお、この収納する際に製品情報として更に梱包数を入力してもよい。
【0051】
第4工程では、出荷検査の際には、図5に示すように、包装箱82に収納されている複数枚の液晶表示装置に対してリードライタ62によって各液晶表示装置10の無線タグ26に記憶されているタグデータである製品情報を読み取り、その読み取った製品情報を管理する。この場合に、包装箱82には複数枚の液晶表示装置10が梱包されているが、無線タグ26がマルチリード方式であるため、各液晶表示装置10の製品情報を読み取ることができる。
【0052】
「マルチリード方式」とは、ISO13394タイプBに準拠するものであり、同じ電場に存在する複数の無線タグのタグデータをまとめて読み取る場合に、時分割多重方式(TDMA)を採用して、各タグデータを読み取る。具体的には、リードライタ62は、無線タグ26にマルチリード用のコマンドを送信する。これに対して、各無線タグ26は内部で発生した乱数によって応答するタイムスロットを選択して、その要求されたデータをリードライタ62に向けて送信する方式である。
【0053】
以上のように、本実施形態の液晶表示装置10であると、無線タグ26を内蔵しているため、製品情報を容易に記憶させることができると共に、出荷検査の段階において、複数枚の液晶表示装置10の製品情報を簡単に読み取ることができる。
【0054】
液晶表示装置10のアレイ基板にアンテナ28、フラッシュメモリ34を形成し、PCB22にタグIC30と電源用コンデンサ32とを形成しているため、その製造コストを下げることができる。
【0055】
アンテナ28をアレイ基板12に形成しているため電波の送受信を確実に行うことができる。
【0056】
フラッシュメモリ34をアレイ基板12に形成しているため、大容量のメモリを安価で形成することができ、多量のタグデータを記憶させることができる。
【0057】
(変更例1)
上記実施形態では、液晶表示装置10のアレイ基板12にメモリであるフラッシュメモリ34を設けたが、アモルファスシリコン型液晶表示装置10においては、フラッシュメモリ34を製造工程においては形成しにくいため、PCB22にメモリを設けてもよい。
【0058】
(変更例2)
上記実施形態では、電源用コンデンサ32をPCB22に設けたが、この電源用コンデンサ32もアレイ基板12の上に形成してもよい。
【0059】
(変更例3)
上記実施例ではタグIC30をPCB22に形成したが、アレイ基板12の上に形成してもよい。
【0060】
(変更例4)
上記実施形態では、低温ポリシリコン型液晶表示装置について説明したが、これに限らずアモルファスシリコン型液晶表示装置、有機EL装置、プラズマディスプレイ装置においても、各装置のアレイ基板12にアンテナを設け、無線タグを内蔵させてもよい。この場合であっても、各平面表示装置の製品情報を簡単に管理することができる。
【0061】
(変更例5)
上記実施形態では、アンテナ28をセル16をアレイ基板12を1周するように設けたが、これに限らず、図6に示すように、アレイ基板12の棚部に渦巻き状に形成してもよい。
【0062】
(変更例6)
また、アンテナ28を、図7に示すようにアレイ基板12の棚部にジグザグ状に形成してもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上により本発明であると、無線タグを平面表示装置に内蔵しているため容易にその製品情報を管理することができる。
【0064】
また、無線タグのうち少なくともアンテナをアレイ基板に設けているため電波の送受信を確実に行うことができると共に、その製造コストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す液晶表示装置の平面図である。
【図2】無線タグのブロック図である。
【図3】(a)はフラッシュメモリの構造図であり、(b)はその電気回路図である。
【図4】リードライタのブロック図である。
【図5】包装箱に収納された複数枚の液晶表示装置からデータを読み取ろうとしている状態の説明図である。
【図6】変更例5の液晶表示装置の要部拡大平面図である。
【図7】変更例6の液晶表示装置の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
12 アレイ基板
14 対向基板
22 PCB
26 無線タグ
28 アンテナ
30 タグIC
32 電源用コンデンサ
34 フラッシュメモリ
62 リードライタ
Claims (9)
- アレイ基板と対向基板とより構成され、前記アレイ基板へ制御信号を送る配線基板が前記アレイ基板に接続された平面表示装置において、
製品情報を記憶したメモリ、アンテナ、電源用コンデンサ、制御用集積回路とを少なくとも有する無電源方式の無線タグの中で前記アンテナを前記アレイ基板に少なくとも設ける
ことを特徴とする平面表示装置。 - 前記アレイ基板に前記メモリを設ける
ことを特徴とする請求項1記載の平面表示装置。 - 前記配線基板に前記制御用集積回路を設ける
ことを特徴とする請求項1記載の平面表示装置。 - 前記配線基板に前記電源用コンデンサを設ける
ことを特徴とする請求項1記載の平面表示装置。 - 前記アレイ基板に前記電源用コンデンサを設ける
ことを特徴とする請求項1記載の平面表示装置。 - 前記平面表示装置が低温ポリシリコン型液晶表示装置であり、
前記メモリがフラッシュメモリである
ことを特徴とする請求項2記載の平面表示装置。 - 前記平面表示装置がアモルファスシリコン型液晶表示装置、有機EL装置、または、プラズマディスプレイ装置である
ことを特徴とする請求項1から5のうち少なくとも一項に記載の平面表示装置。 - 前記無線タグが、マルチリード方式である
ことを特徴とする請求項1から7のうち少なくとも一項に記載の平面表示装置。 - アレイ基板と対向基板とより構成され、メモリ、アンテナ、電源用コンデンサ、制御用集積回路とを少なくとも有する無電源方式で、かつ、マルチリード方式の無線タグの中で前記アンテナを前記アレイ基板に設ける平面表示装置の製品情報管理方法であって、
前記平面表示装置の製造中に各製造工程の履歴情報と製造番号を少なくとも含む製品情報を前記メモリに記憶させる記憶工程と、
前記複数の平面表示装置を一つの包装箱に収納し、この収納した各平面表示装置のメモリに記憶した製品情報を前記包装箱の外部から読み取り装置で読み取る読み取り工程と、
を有する
ことを特徴とする平面表示装置の製品情報管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003052036A JP2004258559A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 平面表示装置及びその製品情報管理方法 |
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JP2003052036A JP2004258559A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 平面表示装置及びその製品情報管理方法 |
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ID=33117001
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086753A (ja) * | 2005-08-22 | 2007-04-05 | Sanyo Epson Imaging Devices Corp | 液晶表示装置 |
JP2014106538A (ja) * | 2012-11-22 | 2014-06-09 | Boe Technology Group Co Ltd | ディスプレイパネル及びディスプレイ装置 |
-
2003
- 2003-02-27 JP JP2003052036A patent/JP2004258559A/ja active Pending
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