JP2004258536A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Taku Fukita
卓 蕗田
Hideo Nanataki
秀夫 七瀧
Yozo Hotta
陽三 堀田
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Abstract

【課題】加熱用回転体外部加熱構成の定着装置において、構成上の低コスト化と定着性の向上を両立させつつ、カラー画像における高グロス化ならびに、定着後の被記録材の定着ローラへの巻付きを軽減させ、定着性の向上をはかる。
【解決手段】弾性層を有し回転する定着ローラ10と、該定着ローラに圧接し定着ニップ部N2を形成する加圧回転体20と、定着ニップ部以外で定着ローラ表面を加熱する熱供給手段30を有し、定着ニップ部で被記録材Pを挟持搬送させて定着ローラの熱により被記録材上の画像を加熱する定着装置において、加圧回転体20が加圧フィルム21と加圧フィルムを保持する支持ホルダー22からなり、定着ニップ部において、加圧フィルム内面に、定着ニップ部幅方向に関して少なくとも1つ以上の段差と、1つ以上の平坦部を定着ニップ部長手方向全体にわたり設ける。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録材上に形成担持されたトナー画像を加熱定着させる定着装置、及び該定着装置を具備した複写機・プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
ここで、本発明の定着装置には、未定着画像を永久画像として被記録材に加熱定着する装置の他に、未定着画像を仮定着させる像加熱装置、画像を担持した被記録材を加熱してつや等の表面製を改質する像加熱装置も含まれる。
【0003】
【従来の技術】
例えば、電子写真プロセス・静電記録プロセス等の画像形成装置において、転写方式あるいは直接方式で被記録材(転写紙、印字用紙、感光紙、静電記録紙など)に形成担持させた未定着のトナー画像を加熱定着させる加熱装置としての定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式など各種の方式・構成の装置が知られている。
【0004】
被記録材上に複数色のトナー画像を形成するカラー画像形成装置、あるいは被記録材上に複数色のトナー画像を形成するカラー画像形成機能を有する画像形成装置において、フルカラーモードの場合は被記録材上に形成される未定着のトナー画像のトナー量がモノクロモードの場合より数倍多い。
【0005】
そのようなトナー量の多い未定着トナー画像についても良好に加熱定着させることが可能な定着装置として、被記録材上のトナー画像を加熱定着させる定着部材としての定着ローラ(加熱用回転体)に弾性層を具備させた弾性表面ローラを用いるものがある。
【0006】
定着ローラを弾性表面ローラにすることで定着ローラの表面が、被記録材面の未定着トナー画像に対して該トナー画像の凹凸に対応して弾性変形してトナー画像面を覆い包むように接触するため、トナー量の多い未定着トナー画像についても良好に加熱定着することが可能になる。
【0007】
しかし、弾性層を具備させた定着ローラは弾性層自体が断熱層となり、定着ローラ内部に熱源を具備させたのでは定着ローラの熱効率が低下してしまうという問題がある。
【0008】
そこで、本出願人は、加熱用回転体としての定着部材の加熱を定着部材外面側から行う外部加熱構成にして、定着部材が弾性表面を有するものであっても該定着部材の加熱効率を高めて装置のクイックスタート性、定着性等を確保した定着装置を先に提案している(特許文献1参照)。
【0009】
図9にその定着部材外部加熱構成の定着装置の一実施形態を示した。
【0010】
201は被記録材Pの画像面に接して未定着トナー画像Tを加熱定着させる定着部材としての定着ローラである。この定着ローラ201は、内側から外側に順に、芯金211と、弾性層212と、離型層213の3層構造を有する弾性表面ローラである。
【0011】
202は定着ローラ201と相互圧接して被記録材Pを挟持搬送する定着ニップ部N4を形成する加圧装置である。この加圧装置202は定着ローラ201を加熱する加熱装置をも兼ねており、回転可能な円筒状のフィルム221と、該フィルムを内側から支持しかつ板状加熱ヒータ222を介して定着ローラ201に圧接させて定着ニップ部N4を形成するフィルム・ヒータ支持ホルダー224等を有する。
【0012】
203は上記の加圧兼加熱装置202とは別に、定着ローラ201の表面を定着ローラ外側から加熱する外部加熱装置である。この外部加熱装置203は、板状加熱ヒータ232と、該ヒータを支持し、定着ローラ201の表面に圧接させて定着ローラ加熱ニップ部N3を形成するヒータ支持ホルダー234等を有する。
【0013】
定着ローラ201は不図示の駆動機構により矢印の時計方向に回転駆動される。この定着ローラ201の回転駆動に伴い、加圧兼加熱装置202の円筒状のフィルム221が、定着ニップ部N4においてその内面側が板状加熱ヒータ222の表面に密着摺動しながらホルダー224の外回りを矢印の反時計方向に従動回転状態になる。
【0014】
また加圧兼加熱装置202における板状加熱ヒータ222と、外部加熱装置203における板状加熱ヒータ232は所謂セラミックヒータであり、それぞれ給電回路205・206から通電発熱抵抗層(不図示)に対して通電がなされることで迅速に昇温する。その各ヒータ222・232のヒータ温度が各ヒータの裏面に配設した温度検知手段としてのサーミスタ223・233により検知され、その各検知温度情報が制御回路(CPU)204に入力する。
【0015】
制御回路204はサーミスタ223の検知温度が所定のヒータ温度に維持されるように給電回路205から加圧兼加熱装置202における板状加熱ヒータ222への通電を制御してヒータ222を温調制御する。またサーミスタ232の検知温度が所定のヒータ温度に維持されるように給電回路206から外部加熱装置203における板状加熱ヒータ232への通電を制御してヒータ232を温調制御する。
【0016】
これにより、定着ローラ201の表面温度をトナー画像加熱定着に必要な所定の表面温度(定着温度)に維持管理している。
【0017】
定着ローラ201が回転駆動され、これに伴い加圧兼加熱装置202のフィルム221が従動回転状態になり、また加圧兼加熱装置202における板状加熱ヒータ222と、外部加熱装置203における板状加熱ヒータ232に通電がなされて、各ヒータ222・232が所定のヒータ温度に温調制御されることで、定着ローラ201の表面が、定着ニップ部N4おいて加圧兼加熱装置202の板状加熱ヒータ222の発熱によりフィルム221を介して加熱されると共に、外部加熱装置203の板状加熱ヒータ232の発熱により加熱ニップ部N3において加熱されることで、定着ローラ201の表面温度がトナー画像加熱定着に必要な所定の表面温度(定着温度)に加熱される。
【0018】
この状態において、定着ニップ部N4に、未定着トナー画像Tを形成担持させた被記録材Pをトナー画像面側を定着ローラ201側にして導入することで、該被記録材Pが定着ニップ部N4を挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、定着ローラ201の熱により未定着トナー画像Tが被記録材Pの面に永久画像として加熱加圧定着される。定着ニップ部N4を出た被記録材Pは定着ローラ201の面から分離されて排出搬送されていく。
【0019】
このような装置では、定着ローラ等の定着部材の表面を定着部材の外側から加熱する加熱手段を外部に有しているため、定着に必要な定着部材表面だけを急速に加熱し温度を上げることができ、定着部材が弾性層を具備させた弾性表面ローラ等であっても、定着装置のクイックスタートならびに、熱効率を高めることが可能である。
【特許文献1】
特開2002−236426号公報
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術によれば、定着ローラ201の表面を外部加熱する手段の熱源である加熱ヒータ222・232の2本が存在し、そのため構成上コストが高くなってしまう。
【0021】
このとき、加熱ヒータ222を取り除き定着ニップ部N4を構成すると、加熱ヒータ232だけでは定着ローラ201に対し十分な熱を供給することが出来ず、定着ムラまたは未定着といった定着不良を招いてしまう。
【0022】
このとき供給電力を増すことも可能だが、省電力化に反する方向であると同時に、ある一定以上の電力をいくら投入しても、定着ニップ部N4での熱の授受が飽和して加熱ヒータ232自身が昇温するだけで、ヒータ割れや、ヒータを保持する周りの部材が熱により変形や溶解、発火するなどの問題が生じる。
【0023】
また、加熱ヒータ232から構成される上側の熱供給手段203を取り除くと、定着ニップ部N4において被記録材Pの下面より被記録材Pを介して被記録材上面のトナーTを、溶融・定着をしなくてはならないため、十分な熱を供給することが出来ず、やはり定着ムラまたは未定着といった定着不良を招いてしまう。
【0024】
このとき、前述と同様に供給電力を増すと加熱ヒータ222において同様の、ヒータ割れ、ヒータを保持する周りの部材が熱により変形や溶解、発火するなどの問題が生じる。
【0025】
そこで、本発明は、上記従来技術における課題を解決し、加熱用回転体外部加熱構成において、構成上の低コスト化と定着性の向上を両立させつつ、カラー画像における高グロス化ならびに、定着後の被記録材の定着ローラへの巻付きを軽減させ、定着性の向上をはかることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の構成を特徴とする定着装置および画像形成装置である。
【0027】
(1)弾性層を有し回転する定着ローラと、該定着ローラに圧接し定着ニップ部を形成する加圧回転体と、定着ニップ部以外で該定着ローラ表面を加熱する熱供給手段を有し、前記定着ニップ部で被記録材を挟持搬送させて定着ローラの熱により被記録材上の画像を加熱する定着装置において、
前記加圧回転体が加圧フィルムと加圧フィルムを保持する支持ホルダーからなり、
前記定着ニップ部の被記録材搬送方向を定着ニップ部幅方向、被記録材搬送方向に交差する方向を定着ニップ部長手方向としたとき、前記定着ニップ部において、前記加圧フィルム内面に、定着ニップ部幅方向に関して少なくとも1つ以上の段差と、1つ以上の平坦部を定着ニップ部長手方向全体にわたり設けることを特徴とする定着装置。
【0028】
上記構成において、加熱ヒータを定着ニップ内に配すること無くとも、局所的に定着圧力が上昇する段差部と、一定の定着圧を保持する平坦部を形成し、定着ムラや未定着といった定着性を損なうことなく、定着ニップ内の加熱ヒータを取り除きコストを削減し、されにグロスの向上と定着後の被記録材のカールを低減することが可能である。
【0029】
(2)前記定着ニップ部における加圧フィルム内面の段差が、前記加圧フィルムを保持する前記支持ホルダーにより形成されていることを特徴とする(1)に記載の定着装置。
【0030】
上記構成において、より簡易な手段で定着ニップ内に段差を設けることを可能とし、よりコストを低減しつつ(1)の定着装置と同様の効果をもたらす。
【0031】
(3)前記定着ニップ部における加圧フィルム内面の段差が、段差が設けられた摺動板で形成され、該摺動板は前記支持ホルダーに配されていることを特徴とする(1)に記載の定着装置。
【0032】
上記構成において、段差形状の設計の自由度が増し、また加圧フィルムの内面と摺動する摺動板の材質を任意に決められるので、摺動板ならびに加圧フィルムの耐久性向上をはかることが可能となると同時に(1)の定着装置と同様の効果をもたらす。
【0033】
(4)前記定着ニップ部における加圧フィルム内面の段差が、断面が円形または楕円形または多角形の加圧部材で形成され、該加圧部材は前記支持ホルダーに配されていることを特徴とする(1)に記載の定着装置。
【0034】
上記構成において、より少ない材料で任意の段差形状と材質を選択でき、さらに加圧部材ならびに加圧フィルムの耐久性向上をはかることが可能となると同時に(1)の定着装置と同様の効果をもたらす。
【0035】
(5)前記摺動板または前記加圧部材が金属で構成されることを特徴とする(3)または(4)に記載の定着装置。
【0036】
上記構成において、定着ニップ部長手方向に対する段差部での温度ムラを軽減すると同時に(1)、(3)、(4)の定着装置と同様の効果をもたらす。
【0037】
(6)被記録材上に未定着トナー画像を形成する像形成手段と、前記被記録材上の未定着トナー画像を被記録材に永久画像として加熱定着させる像加熱手段を有する画像形成装置において、前記像加熱手段が(1)から(5)の何れかに記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0038】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
(1)画像形成装置例
図8は画像形成装置の一例の概略構成模型図であり、電子写真プロセスを利用した中間転写ベルト方式のカラー画像形成装置である。
【0039】
a)フルカラーモードの場合
像担持体である感光ドラム101は、不図示の駆動手段によって矢印の反時計方向に回転駆動され、一次帯電器102により所定の極性・電位に一様に帯電される。
【0040】
次いで、露光装置(レーザスキャナ)103によるレーザ走査露光Lを受けて、フルカラー画像のイエロー成分色画像模様に従った静電潜像が形成される。
更に感光ドラム101の回転が進むと、回転支持体111により支持された現像装置104a,104b,104c,104dのうち、イエロートナーが入った現像装置104aが感光ドラム101に対向するよう回転し、上記の静電潜像が該現像装置104aによって可視化される。現像装置104b・104c・104dはそれぞれマゼンタトナー、シアントナー、黒トナーが入った現像装置である。
【0041】
中間転写ベルト105は感光ドラム101と略同速で矢印の時計方向に回転しており、感光ドラム101上に形成担持されたトナー画像を一次転写ローラ108aに印加される一次転写バイアスによって中間転写ベルト105の外周面に一次転写する。一方、感光ドラム101上の転写残トナーはブレード手段のクリーニング装置107によって清掃される。
【0042】
以上と同様の、感光ドラム101に対するトナー画像形成行程、中間転写ベルト105に対する一次転写行程を、フルカラー画像のマゼンタ成分色画像模様、シアン成分色画像模様、黒成分色画像模様について行うことによって、中間転写ベルト105上には複数色(イエロー・マゼンタ・シアン・黒)のトナー画像の重畳による合成カラートナー画像が形成される。
【0043】
次に、所定のタイミングで被記録材カセット112内からピックアップローラ113によって被記録材Pが給紙され、シートパス116を通って二次転写ローラ108bと中間転写ベルト105との圧接部である二次転写ニップ部に導入され、同時に二次転写ローラ108bに二次転写バイアスが印加され、中間転写ベルト105から被記録材Pへ上記の合成カラートナー画像が一括して転写される。
【0044】
更に被記録材Pは搬送ベルト114によって加熱定着装置106まで搬送され溶融固着され、シートパス117を通って機外の排紙部118にカラープリント(カラーコピー)として排紙される。
【0045】
中間転写ベルト105上の転写残トナーは中間転写クリーニングローラ115により電荷が付与され、次回の一次転写時に感光ドラム101上に逆転写され、クリーニング装置107によって感光ドラム101上から清掃除去される。
【0046】
b)モノカラーモード(白黒コピー)の場合
カラー画像形成時と同様に感光ドラム101上に潜像が形成され、黒色トナーが入った現像器104dによって感光ドラム101にトナー画像が担持され、中間転写ベルト105上に一次転写が行われる。そして、ここで形成された単色のトナー画像のみを被記録材Pに二次転写し、同様に定着装置106にて定着されることにより、黒色の単色画像が得られる。つまり、中間転写ベルト105上に全ての画像が形成されるまでの時間がカラー画像のそれに比べて約4分の1に短縮されることになる。
【0047】
(2)定着装置106
図1は本実施例の加熱定着装置106の構成を示すものである。本加熱定着装置106は大別して、弾性層を有する定着ローラ10と、定着ローラ10に圧接し定着ニップ部N2を形成する加圧回転体20と、定着ニップ部以外で定着ローラ10に当接し定着ローラ10の表面を加熱する加熱ニップ部N1を形成する熱供給手段30の3つの部分から構成される。
【0048】
a)定着ローラ10
定着ローラ10は、アルミあるいは鉄製の芯金11、その外側に弾性層12、弾性層12の表面を被覆する離型性層13から形成される。
【0049】
弾性層12はシリコンゴム等で形成されたソリッドゴム層、あるいは断熱効果を持たせるためシリコンゴムを発泡させ形成されたスポンジゴム層、あるいはシリコンゴム層内に中空のフィラーを分散させ、硬化物内に気泡部分を持たせ、断熱作用を高めた気泡ゴム層などがある。
【0050】
離型性層13は、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン樹脂(FEP)等のフッ素系樹脂、あるいはGLSラテックスコーティングを施したものであってもよく、また離型性層13はチューブを被覆させたものでも、表面を塗料でコートしたものであってもよい。
【0051】
b)加圧回転体20
加圧回転体20を構成する耐熱性を有する円筒状の加圧用フィルム21は、加圧用フィルム支持ホルダー22(以下、支持ホルダー22)の外周に緩やかに嵌合されており、支持ホルダー22は不図示の加圧手段により定着ローラ10に加圧保持され加圧用フィルム21を介して定着ローラ10と定着ニップ部N2を形成している。定着ローラ10と支持ホルダー22に挟持された加圧用フィルム21は、定着ローラ10に対して支持ホルダー22の周りを従動回転する。
【0052】
このとき支持ホルダー22の定着ニップ部N2に相当する位置には、図2で示すように定着ニップ部幅方向に関して段差23とその前後に平坦部24が定着ニップ部長手方向に形成されている。
【0053】
加圧用フィルム21は、耐熱性、断熱性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES,PPS、PFA、PTFE、FEP等を基層とした樹脂製フィルムである。表層にはPFA、PTFE、FEP、シリコーン樹脂等の離型性の良い耐熱樹脂を混合または単独で被覆してある。
【0054】
支持ホルダー22は、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等の耐熱性と、摺動性を具備した耐熱性樹脂により形成されている。
【0055】
c)熱供給手段30
本実施例の熱供給手段30は、熱供給手段の一例としてフィルム加熱の手段を用いて説明するが、本発明の装置において定着ローラ10の表面に熱を供給する熱供給手段は、その他、例えば、ハロゲンランプを用いた熱ローラ方式、輻射加熱方式、電磁誘導加熱方式等であってもよく、限定するものはない。
【0056】
熱供給手段30を構成する耐熱性を有する円筒状の加熱用フィルム31は、加熱用フィルム支持ホルダー32(以下、支持ホルダー32)の外周に緩やかに嵌合されている。板状の加熱ヒータ33は支持ホルダー32に保持されており、支持ホルダー32は不図示の加圧手段により定着ローラ10に加圧保持されることで、加熱ヒータ33は加熱用フィルム31を介して定着ローラ10と加熱ニップ部N1を形成している。定着ローラ10と支持ホルダー32に保持された加熱ヒータ33に挟持された加熱用フィルム31は、定着ローラ10に対して支持ホルダー32の周りを従動回転する。
【0057】
加熱用フィルム31は、耐熱性、断熱性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES,PPS、PFA、PTFE、FEP等を基層とした樹脂製フィルムである。表層にはPFA、PTFE、FEP、シリコーン樹脂等の離型性の良い耐熱樹脂を混合または単独で被覆してある。
【0058】
支持ホルダー32は、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等の耐熱性と、摺動性を具備した耐熱性樹脂により形成されている。
【0059】
加熱ヒータ33は、アルミナや窒化アルミ等の絶縁性のセラミックス基板、ポリイミド、PPS、液晶ポリマー等の耐熱性樹脂基板よりなり、その表面にAg/Pd(銀パラジウム)、RuO、TaN等の通電発熱抵抗層をスクリーン印刷等の手段により、厚み10μm程度、幅1〜5mm程度の線状もしくは細帯状に塗工し焼成されている。加熱ヒータ33の表面端部には給電電極部が設けられており、給電電極部は通電発熱抵抗層と電気的に導通されており、不図示の給電コネクタを介して給電回路から電圧を印加されることにより加熱ヒータ33の全体が迅速に昇温する。
【0060】
このとき加熱ヒータ33は、定着ローラ10の表面温度もしくは、加熱ヒータ33の裏面温度もしくは、加熱用フィルム31内面で定着ニップ部N2内等の任意の位置に配された不図示のサーミスタ等の温度検知手段により検知される温度情報を元に、定着ニップ部N2において被記録材P上のトナー像Tを定着するのに必要とされる定着ローラ10の表面温度を目標設定温度とし、定着ローラ10の表面温度が目標設定温度に維持されるよう加熱ヒータ33への通電量を制御する。
【0061】
上記のように、支持ホルダー22の定着ニップ部N2に相当する位置に定着ニップ部幅方向に関して段差23とその前後に平坦部24を定着ニップ部N2に対して長手方向に形成することで、被記録材P上の未定着のトナー像Tは、定着ニップN2の入口部で、加熱ニップN1で表層を加熱された定着ローラ10と加圧回転体20により加熱主体の定着が行われ、次に段差23で形成される段差部で局所的に定着圧力が上昇する線圧主体の定着が行われることで、加熱ニップ部N1と定着ニップ部N2の分離による定着ニップ部N2の形状の自由度をもち、定着ニップ部N2での総圧を上げることなく、また定着ムラや未定着といった定着性を損なうことなく、グロスの向上と定着後の被記録材のカールを低減することが可能となる。さらに定着ニップ部N2における加熱ヒータを取り除き、支持ホルダー22で段差を形成することでより簡易な構成による部品構成コストの削減を可能とした。
【0062】
(第2の実施例)
第2の実施の形態を図3に示す。本実施例の加熱定着装置を含む、画像形成装置の構成は第1の実施例の図8で説明したものと同じであるため省略する。本実施例は図8中の加熱定着装置106に相当するもので、その詳細を図3、図4で説明する。以後図1と同一部材で機能が同じものについては、同じ番号を用いて説明を省略する。
【0063】
本加熱定着装置106は大別して、弾性層を有する定着ローラ10と、定着ローラ10に圧接し定着ニップ部N2を形成する加圧回転体20と、定着ニップ部以外で定着ローラ10に当接し定着ローラ10の表面を加熱する加熱ニップ部N1を形成する熱供給手段30の3つの部分から構成される。
【0064】
加圧回転体20を構成する耐熱性を有する円筒状の加圧用フィルム21は、摺動板支持ホルダー26(以下、支持ホルダー26)の外周に緩やかに嵌合されている。支持ホルダー26外周の加圧用フィルム21内面との摺動面上には、摺動板25が具備されており、支持ホルダー26は不図示の加圧手段により定着ローラ10に加圧保持され摺動板25と加圧用フィルム21を介して定着ローラ10と定着ニップ部N2を形成している。
【0065】
定着ローラ10と摺動板25ならびに支持ホルダー26に挟持された加圧用フィルム21は、定着ローラ10に対して支持ホルダー26の周りを従動回転する。このとき摺動板25の定着ニップ部N2に相当する位置には、図4で示すように定着ニップ部幅方向に関して段差27とその前後に平坦部28が定着ニップ部長手方向に形成されている。
【0066】
摺動板25は、定着ニップ部N2と同程度またはそれより広い面積を有し、材質は耐熱性と高い熱伝導率、また定着ニップ部N2に加えられる加圧力に耐え得る強度と、ある程度の摺動性を兼ね備えた材質が適している。例えばアルミ性の摺動板などがあげられる。
【0067】
加圧用フィルム21は、耐熱性、断熱性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES,PPS、PFA、PTFE、FEP等を基層とした樹脂製フィルムである。表層にはPFA、PTFE、FEP、シリコーン樹脂等の離型性の良い耐熱樹脂を混合または単独で被覆してある。
【0068】
支持ホルダー26は、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等の耐熱性と、摺動性を具備した耐熱性樹脂により形成されている。
【0069】
このとき加熱ヒータ33は、定着ローラ10の表面温度もしくは、加熱ヒータ33の裏面温度もしくは、加熱用フィルム31内面で定着ニップ部N2内等の任意の位置に配された不図示のサーミスタ等の温度検知手段により検知される温度情報を元に、定着ニップ部N2において被記録材P上のトナー像Tを定着するのに必要とされる定着ローラ10の表面温度を目標設定温度とし、定着ローラ10の表面温度が目標設定温度に維持されるよう加熱ヒータ33への通電量を制御する。
【0070】
上記のように、加圧フィルム内面の段差が、定着ニップ部相当の位置に段差が設けられた摺動板25で形成され、その摺動板25が支持ホルダー26に配されていることで、第1の実施例に示す効果に加え更に、摺動板25を設けることにより段差形状の設計の自由度がさらに増し、また加圧フィルム21の内面と摺動する摺動板25の材質を任意に決められるので、摺動板25ならびに加圧フィルム21の耐久性向上をはかることが可能となる。
【0071】
(第3の実施例)
第3の実施の形態を図5に示す。本実施例の加熱装置を含む、画像形成装置の構成は第1の実施例の図8で説明したものと同じなので省略する。本実施例は図8中の加熱定着装置106に相当するもので、その詳細を図5ならびに図6で説明する。以後図1と同一部材で機能が同じものについては、同じ番号を用いて説明を省略する。
【0072】
本加熱定着装置106は大別して、弾性層を有する定着ローラ10と、定着ローラ10に圧接し定着ニップ部N2を形成する加圧回転体20と、定着ニップ部以外で定着ローラ10に当接し定着ローラ10の表面を加熱する加熱ニップ部N1を形成する熱供給手段30の3つの部分から構成される。
【0073】
定着ローラ10ならびに熱供給手段30の構成は実施例1と同一であり説明を省略し、加圧回転体20の構成について説明する。
【0074】
加圧回転体20を構成する耐熱性を有する円筒状の加圧用フィルム21は、加圧部材支持ホルダー50(以下、支持ホルダー50)の外周に緩やかに嵌合されている。支持ホルダー50外周の加圧用フィルム21内面との摺動面上には、加圧部材51が具備されており、支持ホルダー50は不図示の加圧手段により定着ローラ10に加圧保持され加圧部材51と加圧用フィルム21を介して定着ローラ10と定着ニップ部N2を形成している。
【0075】
定着ローラ10と加圧部材51ならびに支持ホルダー50に挟持された加圧用フィルム21は、定着ローラ10に対して支持ホルダー50の周りを従動回転する。このとき加圧部材51の定着ニップ部N2に相当する位置には、図6で示すように支持ホルダー50と加圧部材51により定着ニップ部幅方向に関して段差52とその前後に平坦部53が定着ニップ部N2に対して長手方向に形成されている。
【0076】
加圧部材51は、定着ニップ部N2に収まる幅もしくは段差52が定着ニップ部N2内に存在する位置にあり、材質は耐熱性と高い熱伝導率、また定着ニップ部N2に加えられる加圧力に耐え得る強度と、ある程度の摺動性を兼ね備えた材質が適している。例えばアルミ性の加圧部材などがあげられる。
【0077】
図7は、加圧部材の別の一例を示すもので、加圧部材54は断面形状が円形のものを示し、曲率を持った段差55と平坦部56を示している。
【0078】
加圧用フィルム21は、耐熱性、断熱性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES,PPS、PFA、PTFE、FEP等を基層とした樹脂製フィルムである。表層にはPFA、PTFE、FEP、シリコーン樹脂等の離型性の良い耐熱樹脂を混合または単独で被覆してある。
【0079】
支持ホルダー50は、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等の耐熱性と、摺動性を具備した耐熱性樹脂により形成されている。
【0080】
このとき加熱ヒータ33は、定着ローラ10の表面温度もしくは、加熱ヒータ33の裏面温度もしくは、加熱用フィルム31内面で定着ニップ部N2内等の任意の位置に配された不図示のサーミスタ等の温度検知手段により検知される温度情報を元に、定着ニップ部N2において被記録材P上のトナー像Tを定着するのに必要とされる定着ローラ10の表面温度を目標設定温度とし、定着ローラ10の表面温度が目標設定温度に維持されるよう加熱ヒータ33への通電量を制御する。
【0081】
上記のように、加圧フィルム内面の段差が、定着ニップ部相当の位置に加圧部材で形成され、その加圧部材が支持ホルダーに配されていることで、第1の実施例に示す効果に加え更に、より少ない材料で任意の段差形状と材質を選択でき、さらに加圧部材ならびに加圧フィルムの耐久性向上をはかることが可能とする。
【0082】
(第4の実施例)
第4の実施の形態を図3、図5を用いて説明する。本実施例の加熱定着装置を含む、画像形成装置の構成は第1の実施例の図8で説明したものと同じであるため省略する。本実施例は図8中の加熱定着装置106に相当するもので、以後図1と同一部材で機能が同じものについては、同じ番号を用いて説明を省略する。
【0083】
本加熱定着装置106は大別して、弾性層を有する定着ローラ10と、定着ローラ10に圧接し定着ニップ部N2を形成する加圧回転体20と、定着ニップ部以外で定着ローラ10に当接し定着ローラ10の表面を加熱する加熱ニップ部N1を形成する熱供給手段30の3つの部分から構成される。
【0084】
定着ローラ10ならびに熱供給手段30の構成は実施例1と同一であり説明を省略し、加圧回転体20の構成について説明する。
【0085】
本実施例は図3、図5に示される、第2ならびに第3の実施例における摺動板25ならびに加圧部材51の材質を限定するものである。すなわち第2の実施例に示される摺動板25ならびに、第3の実施例に示される加圧部材51の材質を、支持ホルダー26、50よりも熱伝導率の高い金属、例えば、アルミ合金または銅合金等で構成する。
【0086】
上記のように、摺動板25および加圧部材51が熱伝導率の高い金属で構成されることで、定着ニップ部長手方向に対する段差部での温度ムラを小さくすることで定着ムラを軽減させすると同時に、第1、第2、第3実施例に示す効果を併せ持つことを可能とする。
【0087】
以上、本発明の様々な例と実施例が示され説明されたが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるのではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々の修正と変更に及ぶことが理解されるであろう。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、加熱用回転体外部加熱構成の定着装置において、構成上の低コスト化と定着性の向上を両立させつつ、カラー画像における高グロス化ならびに、定着後の被記録材の定着ローラへの巻付きを軽減させ、定着性の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す加熱定着装置の構成断面図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す支持ホルダーの形状図。
【図3】本発明の第2の実施例を示す加熱定着装置の構成断面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す支持ホルダーの形状図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す加熱定着装置の構成断面図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す支持ホルダーの形状図。
【図7】本発明の第3の実施例を示す支持ホルダーの形状図。
【図8】本発明の画像形成装置の全体構成を示す断面構成図。
【図9】従来の加熱定着装置を示す断面構成図。
【符号の説明】
10・・・・定着ローラ、11・・・・芯金、12・・・・弾性層、13・・・・離型性層、20・・・・加圧回転体、21・・・・加圧用フィルム
22・・・・加圧用フィルム支持ホルダー、23,27,52・・・・段差、24,28,53,56・・・・平坦部、25・・・・摺動板、26・・・・摺動板支持ホルダー、51,54・・・・加圧部材、50・・・・加圧部材支持ホルダー、30・・・・熱供給手段、31・・・・加熱用フィルム、32・・・・加熱用フィルム支持ホルダー、33・・・・加熱ヒータ、P・・・・被記録材、T・・・・トナー画像

Claims (6)

  1. 弾性層を有し回転する定着ローラと、該定着ローラに圧接し定着ニップ部を形成する加圧回転体と、定着ニップ部以外で該定着ローラ表面を加熱する熱供給手段を有し、前記定着ニップ部で被記録材を挟持搬送させて定着ローラの熱により被記録材上の画像を加熱する定着装置において、
    前記加圧回転体が加圧フィルムと加圧フィルムを保持する支持ホルダーからなり、
    前記定着ニップ部の被記録材搬送方向を定着ニップ部幅方向、被記録材搬送方向に交差する方向を定着ニップ部長手方向としたとき、前記定着ニップ部において、前記加圧フィルム内面に、定着ニップ部幅方向に関して少なくとも1つ以上の段差と、1つ以上の平坦部を定着ニップ部長手方向全体にわたり設けることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着ニップ部における加圧フィルム内面の段差が、前記加圧フィルムを保持する前記支持ホルダーにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着ニップ部における加圧フィルム内面の段差が、段差が設けられた摺動板で形成され、該摺動板は前記支持ホルダーに配されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記定着ニップ部における加圧フィルム内面の段差が、断面が円形または楕円形または多角形の加圧部材で形成され、該加圧部材は前記支持ホルダーに配されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  5. 前記摺動板または前記加圧部材が金属で構成されることを特徴とする請求項3または4に記載の定着装置。
  6. 被記録材上に未定着トナー画像を形成する像形成手段と、前記被記録材上の未定着トナー画像を被記録材に永久画像として加熱定着させる像加熱手段を有する画像形成装置において、前記像加熱手段が請求項1から5の何れかに記載の定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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