JP2004257485A - 安全弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体の移動が背圧によって妨げられることを抑制し、また、開弁動作が長期間行われていない場合でも、好適に開弁動作を行うことを可能とする安全弁を提供する。
【解決手段】ポペット4の外周面とハウジング1の内周面との間の隙間に、第1領域R1と第2領域R2との間の流体の流れは許容しつつ、両領域間に流体圧力差を生じさせる環状部材6を設ける。そして、ハウジング1の内周面に、第2領域R2と逃げ通路R3とを連通する連通溝14を形成して、第2領域R2内の流体圧力と逃げ通路R3内の流体圧力を等しくする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水洗浄便座(温水洗浄装置)などに用いられる安全弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術に係る安全弁としては、たとえば、図4に示すものがある。図4は従来技術に係る安全弁の模式的断面図である。図4に示す従来技術に係る安全弁200は、温水洗浄便座(温水洗浄装置)などに適用されるもので、このような装置に備えられた配管に取り付けられて使用されるものである。
【0003】
安全弁200は、ハウジング210と、ハウジング210に液密に取り付けられる安全弁蓋220と、同じくハウジング210に液密に取り付けられる逃げ通路用配管230と、ハウジング210内に備えられる弁体であるポペット240と、ポペット240を付勢するスプリング250とを備えている。そして、ハウジング210には弁座211が形成されており、この弁座211にポペット240に備えられた弁体先端部材241が着座することで弁が閉じる仕組みとなっている。スプリング250はポペット240を弁体先端部材241が弁座211に着座する方向に付勢しており、通常の状態では弁は閉じた状態にある。
【0004】
また、ハウジング210には、流路上流側の配管に接続される第1配管接続部212と、下流側の配管に接続される第2配管接続部213とを備えている。そして、逃げ通路用配管230には逃がした流体を排出するための配管を接続する配管接続部231が備えられている。
【0005】
以上の構成により、通常状態においては、流体は入口ポート212aから入って出口ポート213aから出て行く流路を形成している。ハウジング210内部の第1領域R1は、この流路の一部を構成している。そして、何らかの影響により、この流路内の流体圧力が高くなり第1領域R1内の流体圧力が所定圧力を超えると、ポペット240は、スプリング250による付勢力に抗して移動し、弁座211から離れる。これにより弁は開いた状態となる。
【0006】
弁が開いた状態になると、第1領域R1内の流体の一部は、弁が開いた部分を通って、逃げ通路用配管230の逃げ通路R3を通り、出口ポート231aを介して不図示の配管から装置外部へと排出される。このようにして、第1領域R1における流体圧力が一定値を越えることを防止している。
【0007】
ここで、安全弁200は非常時に作動するものであり、通常時に弁が開くことはない。従って、仮に安全弁200が作動する場合であっても、安全弁200が作動するのは、安全弁200の使用開始から、例えば、10年後や20年後に初めて作動する場合が想定される。そのため、安全弁200の使用開始から10年後や20年後に初めて作動させる必要が生じた場合であっても、ポペット240が好適に移動するように構成しておく必要がある。
【0008】
従って、ポペット240の外周面とハウジング210の内周面との間には、隙間が設けられ、この隙間はシールしないようにしている。何故ならば、例えば、ゴムシールによって、この隙間をシールした場合には、長年の間、安全弁を作動させない状態にしておくと、ゴムシールがハウジングの内周面に固着する恐れがある。そして、ゴムシールがハウジングの内周面に固着すると、ポペットが適切に移動できずに、安全弁が作動しなくなってしまうからである。
【0009】
このように、ポペット240の外周面とハウジング210の内周面との間には隙間が設けられている。そのため、弁が開いた場合には、第1領域R1側の流体は、この隙間を通って、スプリング250が配設されている第2領域R2側にも流れ込むことになる。これにより、この第2領域R2側に流れ込んだ流体の流体圧力(背圧)は、ポペット240を、弁体先端部材241が弁座211に着座する方向に押圧することになる。従って、この背圧が作用すると、ポペット240を弁座211から離す方向に移動させるストロークが、所望のストロークよりも小さくなってしまうことがある。そのため、第1領域R1側の流体圧力が一定値を超えてしまうことがある。
【0010】
その他の関連する技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
【0011】
【特許文献1】
特開2003−4155号公開公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の安全弁の目的の一つとしては、弁体の移動が背圧によって妨げられることを抑制することが挙げられる。また、本発明の安全弁の目的の一つとしては、弁体の移動をスムーズにすることで、好適に弁を開くことを可能にすることが挙げられる。また、本発明の安全弁の目的の一つとしては、長期間作動されていなくても、好適に作動できることが挙げられる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0014】
本発明の安全弁は、弁体の背圧側における領域の流体圧力が、弁体の正圧側から流体の一部を逃がすための逃げ通路内の流体圧力と等しくなるように構成して、背圧を低くするようにした。このように構成することで、弁体の移動が背圧によって妨げられることが抑制される。また、弁体とハウジング間の隙間のシールは行わずに、弁体の正圧側と背圧側相互の流体の流れを許容する構成とした。このように構成することで、シール部材による固着の問題は発生せず、長期間作動されない状態にある場合でも、弁体はスムーズに移動される。
【0015】
より具体的な本発明の安全弁としては、
ハウジングと、
該ハウジングの内部に往復動可能に設けられる弁体と、
該弁体が着座する弁座と、
前記弁体を該弁座に向けて付勢する付勢部材と、
前記弁体が弁座から離れて開弁状態にあるときに、該弁座を介して前記付勢部材が配設された第2領域とは反対側の第1領域の流体の一部を逃がす逃げ通路と、を備え、
第1領域の流体圧力が所定以上になると、前記弁体が前記付勢部材による付勢力に抗して移動して前記弁座から離れて開弁状態とすることで、第1領域の流体の一部を前記逃げ通路へと逃がして第1領域の流体圧力を一定以下に維持する安全弁において、
前記ハウジングの内周面と前記弁体の外周面との間の隙間に設けられ、前記開弁状態にあるときに、第1領域と第2領域との間相互の流体の流れを許容しつつ、両領域間に流体圧力差を生じさせる環状部材を設けると共に、
第2領域内の流体を前記逃げ通路に逃がして、これら第2領域内と逃げ通路内の流体圧力を等しくする連通路を設けることを特徴とするものが挙げられる。
【0016】
本発明の構成によれば、第2領域内の流体は連通路から逃げ通路に逃げて、第2領域内と逃げ通路内の流体圧力が等しくなる一方、環状部材によって第1領域と第2領域間には流体圧力差が生じる。従って、高圧状態にある第1領域に対して、第2領域を低圧状態にすることができる。これにより、弁を開くために弁体が第2領域側に移動する際に、背圧(第2領域側の流体圧力)によって弁の移動が妨げられることは抑制される。また、環状部材は第1領域と第2領域との間相互の流体の流れは許容する構成である。つまり、環状部材によってシールを行っているわけではないため、弁体が環状部材によってハウジングに固着してしまう問題は発生しない。従って、長期間作動されていなくても、弁体は好適に移動することができる。
【0017】
ここで、上記付勢部材の好適な具体例としては、スプリングを挙げることができる。また、上記環状部材の好適な具体例としては、樹脂で構成されたリングを挙げることができる。特に、摺動性に優れた樹脂(例えば、テフロン(登録商標))で構成すると好適である。また、連通路は、専用の配管を設けたり、ハウジングや弁体等に連通孔あるいは連通溝を形成したりすることで構成することができる。
【0018】
前記連通路は、前記ハウジングの内周面に形成され、第2領域と前記逃げ通路とを連通する連通溝により構成されるとよい。
【0019】
このように構成すれば、簡易な構成で、連通路を構成できる。すなわち、連通路は、上記のように専用の配管を設けることで構成できるが、この場合には、別途配管を必要とするため、部品点数が増えるだけでなく、この配管を取り付ける構造を要するため、構成が複雑化する。また、連通孔によって連通路を構成する場合には、ハウジングや弁体等に孔を形成する加工を必要となり、連通路の形状によっては、孔の加工作業が難しい場合がある。これらに対して、溝を形成する加工は一般的に比較的容易である。また、特に、ハウジングの形状によっては、溝を形成する加工をしなくても、金型によるハウジングの成形と同時に溝を形成することもできる。
【0020】
また、弁体に溝を設けることによっても、連通路を構成することは可能である。しかし、一般的に、弁体はハウジングに対して回転方向には規制されずに、自由に取り付けられる構成である。一方、本発明の場合には、連通路は、第2領域と逃げ通路とを結ぶ必要があり、弁体に溝を設ける構成とした場合には、この溝が第2領域と逃げ通路とを結ぶ位置になければならない。従って、本発明において弁体に溝を設ける構成を採用した場合には、弁体がハウジングに対して回転方向に規制される構造を設けたり、組み立て時に弁体の回転方向の位置を注意しながら組み付けたりする必要が生じる。これに対して、ハウジング側に溝を設ければ、必然的に、第2領域と逃げ通路を連通する連通路を構成することができるため、簡易に連通路を構成できる。
【0021】
なお、弁体に複数の溝を設けておき、弁体をハウジングに組み付けた場合に、複数の溝のうちの一部が連通路として機能し、他の溝は連通路として機能させない構成を採ることで、弁体のハウジングに対する回転方向の組み付け位置を自由にすることも考えられ得る。しかしながら、本発明の場合には、第1領域と第2領域との間には、流体圧力差が生じることが必須である。従って、弁体に連通路として機能しない溝がある場合には、この溝を介して、第1領域側から第2領域側に流体が流れ込みやすくなってしまい、第1領域と第2領域との間に流体圧力差を生じさせることは困難となる。以上のことから、弁体に複数の溝を設ける構成は、本発明の場合には不適切である。
【0022】
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0024】
図1〜図3を参照して、本発明の実施の形態に係る安全弁について説明する。図1は本発明の実施の形態に係る安全弁の模式的断面図(弁体の駆動軸を通る面で切断した断面図)である。図2は図1の一部拡大図(図1中点線の丸で囲った部分の拡大図)である。図3は本発明の実施の形態に係る安全弁の模式的断面図(弁体の駆動軸に垂直な面で切断した断面図)の一部(ハウジングと環状部材とポペットのみ示したもの)であり、図2におけるAA断面に相当する断面図である。
【0025】
本実施の形態に係る安全弁100は、ハウジング1と、ハウジング1に液密に取り付けられる安全弁蓋2と、同じくハウジング1に液密に取り付けられる逃げ通路用配管3と、ハウジング1内に備えられる弁体であるポペット4と、ポペット4を付勢する付勢部材としてのスプリング5とを備えている。そして、ハウジング1には弁座11が形成されており、この弁座11にポペット4に備えられた弁体先端部材41が着座することで弁が閉じる仕組みとなっている。なお、本実施の形態では、弁座11をハウジング1に一体に設ける構成を採用したが、弁座11はハウジング1と別体構成とすることも可能である。スプリング5はポペット4を弁体先端部材41が弁座11に着座する方向に付勢しており、通常の状態では弁は閉じた状態にある。
【0026】
また、ハウジング1には、流路上流側の配管に接続される第1配管接続部12と、下流側の配管に接続される第2配管接続部13とを備えている。そして、逃げ通路用配管3には逃がした流体を排出するための配管を接続する配管接続部31が備えられている。
【0027】
以上の構成により、通常状態においては、流体は入口ポート12aから入って出口ポート13aから出て行く流路を形成している。ハウジング1内部の第1領域R1は、この流路の一部を構成している。そして、何らかの影響により、この流路内の流体圧力が高くなり第1領域R1内の流体圧力が所定圧力を超えると、ポペット4は、スプリング5による付勢力に抗して移動し、弁座11から離れる。これにより弁は開いた状態となる。
【0028】
弁が開いた状態になると、第1領域R1内の流体の一部は、弁が開いた部分を通って、逃げ通路用配管3の逃げ通路R3を通り、出口ポート31aを介して不図示の配管から装置外部へと排出される。これにより、第1領域R1内の流体圧力が一定値以上になることを防止している。
【0029】
そして、本実施の形態においては、ポペット4の外周に環状溝42を設けて、この環状溝42に環状部材6を装着させている。つまり、ポペット4の外周面とハウジング1の内周面との間の隙間に、環状部材6を設ける構成としている。この環状部材6は、当該隙間をシールするために配設されたものではなく、第1領域R1と第2領域R2との間の流体の流れは許容している。この隙間をシールしない理由は、上記従来技術の中でも説明したように、この隙間にシール部材を配設したまま長期間作動させない状態にしておくと、シール部材がハウジングの内周などに固着してしまう恐れがあるからである。
【0030】
そして、環状部材6は、第1領域R1と第2領域R2との間に流体圧力差を生じさせるために設けている。そのため、第1領域R1と第2領域R2との間の流体の流れを許容しつつも、両領域間の流体の流れをある程度抑制する必要がある。そこで、環状部材6の外周面とハウジング1の内周面との間は、殆ど隙間は設けられないか、隙間があっても微小にする必要がある。また、ポペット4がスムーズに移動可能とするために、環状部材6は摺動性が高いと好適である。以上のことから、環状部材6の素材としては、摺動性が高く、また、ハウジング1に固着しないように、例えば、テフロンやポリアセタールを好適に採用することができる。
【0031】
また、本実施の形態においては、ハウジング1の内周面に、第2領域R2と逃げ通路R3とを連通する連通溝14を形成している。この連通溝14は第2領域R2から流体を逃げ通路R3に逃がすことによって、第2領域R2内の流体圧力と逃げ通路R3内の流体圧力を等しくするために設けられている。ここで、本実施の形態においては、連通溝14の逃げ通路R3側の開口端部が弁の近傍にある。これにより、次のような効果を発揮する。すなわち、弁が開くと高圧状態にある第1領域R1から弁を通って流体は逃げ通路R3へと流れ込んでいくが、弁の狭い部分を通る流体は流速が速くなり、弁付近での流体圧力は低い状態となる。従って、第2領域R2側に流れた流体は、連通溝14から積極的に逃げ通路R3へと流れていく。つまり、連通溝14によって構成された連通路はベンチュリ管としての機能を発揮する。
【0032】
以上のように、本実施の形態に係る安全弁によれば、第2領域R2側の流体は、連通溝14を通って逃げ通路R3へと流れていく。これにより、第2領域R2内の流体圧力と逃げ通路R3内の流体圧力を等しくすることができる。一方、環状部材6を設けたことによって、第1領域R1と第2領域R2との間に流体圧力差を生じさせることができる。これにより、高圧状態にある第1領域R1に対して、第2領域R2を低圧状態にすることが可能となる。従って、第1領域R1側の流体圧力(正圧)が何らかの影響により一定値を越えたことで、ポペット4が第2領域R2側へと移動する際に、第2領域R2側の流体圧力(背圧)がポペット4の移動を妨げることを抑制することが可能となる。これにより、ポペット4のストロークを所望のストロークとすることができ、第1領域R1内の流体圧力が一定値を越えてしまうことを好適に防止できる。
【0033】
また、環状部材6は、第1領域R1と第2領域R2との間相互の流体の流れを許容する構成である。つまり、環状部材6はシールを行っているわけではないため、固着の問題は発生しない。従って、安全弁100が長期間作動されていなくても、ポペット4は好適に移動することができる。
【0034】
以上のように構成された本実施の形態に係る安全弁100は、流体が水の場合に特に好適に用いることができる。すなわち、流体が水の場合には、流体が油である場合と比べて、弁体とハウジングとの間の固着が問題となる場合が多い。これに対して、本実施の形態に係る安全弁100はこの問題を解消しつつ、安全弁本来の機能の向上を図っている。従って、例えば、温水洗浄便座(温水洗浄装置)などに好適に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明により、弁体の移動が背圧によって妨げられることを抑制することができ、また、開弁動作が長期間行われていない場合であっても、好適に開弁動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る安全弁の模式的断面図(弁体の駆動軸を通る面で切断した断面図)である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る安全弁の模式的断面図(弁体の駆動軸に垂直な面で切断した断面図)の一部である。
【図4】従来技術に係る安全弁の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
11 弁座
12 第1配管接続部
12a 入口ポート
13 第2配管接続部
13a 出口ポート
14 連通溝
2 安全弁蓋
3 逃げ通路用配管
31 配管接続部
31a 出口ポート
4 ポペット
41 弁体先端部材
42 環状溝
5 スプリング
6 環状部材
100 安全弁
R1 第1領域
R2 第2領域
R3 逃げ通路

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングの内部に往復動可能に設けられる弁体と、
    該弁体が着座する弁座と、
    前記弁体を該弁座に向けて付勢する付勢部材と、
    前記弁体が弁座から離れて開弁状態にあるときに、該弁座を介して前記付勢部材が配設された第2領域とは反対側の第1領域の流体の一部を逃がす逃げ通路と、を備え、
    第1領域の流体圧力が所定以上になると、前記弁体が前記付勢部材による付勢力に抗して移動して前記弁座から離れて開弁状態とすることで、第1領域の流体の一部を前記逃げ通路へと逃がして第1領域の流体圧力を一定以下に維持する安全弁において、
    前記ハウジングの内周面と前記弁体の外周面との間の隙間に設けられ、前記開弁状態にあるときに、第1領域と第2領域との間相互の流体の流れを許容しつつ、両領域間に流体圧力差を生じさせる環状部材を設けると共に、
    第2領域内の流体を前記逃げ通路に逃がして、これら第2領域内と逃げ通路内の流体圧力を等しくする連通路を設けることを特徴とする安全弁。
  2. 前記連通路は、前記ハウジングの内周面に形成され、第2領域と前記逃げ通路とを連通する連通溝により構成されることを特徴とする請求項1に記載の安全弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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