JP2004256100A - 自転車用ハブ軸アセンブリ及び自転車用ボルトアセンブリ - Google Patents

自転車用ハブ軸アセンブリ及び自転車用ボルトアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】 組み付け、分解の作業性を向上した自転車用ハブ軸アセンブリを提供する。
【解決手段】 このアセンブリは、ハブ軸ワッシャとハブ軸とを含む。ハブ軸ワッシャは外周面と軸収容開口部を構成する内周面とを有している。ハブ軸は、シャフト部分と、ヘッド部分と、ワッシャ保持部分とを含む。シャフト部分は、第1の軸端部とねじが形成された第2の軸端部とを備え、第1の軸端部と第2の軸端部との間に中心軸が延在している。ヘッド部分は、シャフト部分の第1の軸端部に形成されており、工具係合面と第2の軸端部向きの軸方向当接面とを含む。ワッシャ保持部分は、ハブ軸ワッシャをシャフト部分の第1の軸端部上に保持するように、シャフトの第1の軸端部に位置している。好適実施形態では、ワッシャ保持部分または部材は、可撓性Oリング形態の弾性部材である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自転車用ハブ軸アセンブリ、特に、ワッシャをその上に保持する自転車用ハブ軸アセンブリに関する。また、本発明は自転車用ボルトアセンブリに関する。
自転車の利用は、交通手段としてだけでなく、リクリエーションの一形態としてますます人気が高まっている。さらに、自転車競技もプロアマを問わず大変人気のあるスポーツとなっている。自転車の利用目的がリクリエーション、交通、競技のいずれであれ、自転車業界はそのさまざまな部品をたえず改良しており、ハブもその1つである。自転車で最も重要な特徴の1つは、自転車フレームに対して車輪がいかに良好に回転するかということである。つまり、安価で組立ての容易な車輪を製造しつつ、性能を良好に保つことが重要である。
自転車は、基本的に、タイヤ付きリムを含んでおり、このリムが複数本のスポークでハブに連結されている。このハブはハブシェルを有し、ハブシェルは1対の軸受アセンブリにより1つの軸を中心として回転自在に支持されている。そこで、ハブ軸は、自転車フレームとその軸を中心として回転自在に支持されているハブシェルとに固定される。スポークは、ハブシェルとリムとの間で連結されており、通常、スポーク用ニップルをスポークの径方向外側端部にねじ付けて、リムをハブシェルに連結する。しかし、最近では、自転車の車輪設計によってスポークの構造が逆向きになり、各スポークの外側部分がリムに固定され、ねじ付き端部がハブシェルに固定されるものがある。その場合には、内側端部を、従来のスポーク用ニップルでハブシェルに固定することができる。従来のスポーク用ニップルは、通常、ヘッド部分と、雌ねじ付きシャフト部分とを有している。
これまで、自転車ハブに用いられているハブ軸は、ハブの組立て時にハブ軸ワッシャが落下し易い構造である。このため、ハブの組立て、分解に時間のかかることが多い。
特開2001−260606号公報
以上を鑑みて、当業者には本開示内容から、軸受アセンブリを改良した自転車ハブが必要であることが明白であろう。本発明は、従来技術におけるこの要望ならびに他の要望に対処するものである。このことは、本開示内容から当業者に明らかになるであろう。
本発明の1つの目的は、取付けを簡単にするためにハブ軸ワッシャをハブ軸上に保持できる自転車ハブ軸を提供することである。
もう1つの目的は、適切な価格で製造することが比較的容易で、高品質な自転車ハブを提供することである。
本発明の一態様は基本的に、ハブ軸ワッシャとハブ軸とを含む自転車用ハブ軸アセンブリを提供し、そのハブ軸ワッシャに外周面と軸収容開口部を構成する内周面とを設けることで実現できる。この自転車ハブ軸は、シャフト部分と、ヘッド部分と、ワッシャ保持部分とを含む。シャフト部分は、第1の軸端部とねじが形成された第2の軸端部とを備え、第1の軸端部と第2の軸端部との間に中心軸が延在している。ヘッド部分は、シャフト部分の第1の軸端部に形成されており、工具係合面と第2の軸端部向きの軸方向当接面とを含む。ワッシャ保持部分は、ハブ軸ワッシャをシャフト部分の第1の軸端部上に保持するように、シャフトの第1の軸端部に位置している。
本発明の別の態様は基本的に、ハブ軸ワッシャと、自転車ボルトと、弾性部材とを含む自転車用ボルトアセンブリを提供することで実現できる。このワッシャは、外周面と軸収容開口部を構成する内周面とを含む。自転車ボルトは、第1の軸端部およびねじが形成された第2の軸端部を備えるシャフト部分と、第1の軸端部に形成されたヘッド部分とを含む。ヘッド部分は工具係合面と第2の軸端部向きの軸方向当接面とを含む。弾性部材は、シャフト部分の第1の軸端部上に保持され、ワッシャをシャフト部分の第1の軸端部上に保持できるように配置されている。
本発明の別の態様は基本的に、ハブ軸ワッシャと、ハブ軸アセンブリと、ハブシェルとを含む自転車用ハブ軸アセンブリを提供することで実現できる。ハブ軸ワッシャは、外周面と軸収容開口部を構成する内周面とを含む。ハブ軸は、シャフト部分と、ヘッド部分と、ワッシャ保持部分とを含む。ハブシェルは、第1のシェル端部と第2のシェル端部とを有し、第1のシェル端部と第2のシェル端部との間に、中央通路を形成する内側環状面が設けられている。ハブ軸はこの中央通路内に位置して、ハブシェルをハブ軸に対して回転自在に支持している。ハブ軸のシャフト部分は、第1の軸端部とねじが形成された第2の軸端部とを備え、第1の軸端部と第2の軸端部との間に中心軸が延在している。ヘッド部分は、シャフトの第1の軸端部に形成されており、工具係合面と第2の軸端部向きの軸方向当接面とを含む。ワッシャ保持部分は、ハブ軸ワッシャをシャフト部分の第1の軸端部上に保持するように、シャフトの第1の軸端部に位置している。
以下に、図面を参照しながら、選択した本発明の実施形態について説明する。当業者には本開示内容から、この説明が例示のみを目的としており、請求の範囲およびその等価物により定められる本発明を何ら制限するものではないことが明白であろう。
ここで、添付の図面を参照する。これらの図面は本発明の開示内容原本の一部である。
以上のような本発明では、ハブ軸ワッシャをハブ軸上に保持でき、組み付け、分解の作業性が向上する。また、そのために製造コストが上昇することもない。
[第1の実施形態]
まず図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による自転車フロントハブ12および自転車リアハブ13を備えた自転車10が例示されている。自転車用フロントハブ12は前輪14の一部であり、自転車用リアハブ13は後輪15の一部である。自転車用フロントハブ12はフロントフォーク16aに回転自在に連結されており、フロントフォーク16aは自転車フレーム16bに移動自在に連結されている。自転車用リアハブ13は自転車フレーム16bのリアフォーク部分に回転自在に連結されている。具体的に言えば、前輪14および後輪15には複数本のスポーク18が取付けられており、これらは、自転車用フロントハブ12およびリアハブ13から外向きに延出して、環状のフロントリムおよびリアリム20それぞれに連結されている。スポーク18はニップル(図示せず)によりリム20に連結され、これにより、スポーク18のテンションは従来通り調節できるようになっている。空気タイヤは、このリム20の外側表面に取付けられる。自転車10はまた、駆動部22を有しており、これが自転車10を従来通りに推進させる。例示した実施形態では、前輪14および後輪15それぞれに32本のスポークが取付けられている。無論、当業者には本開示内容から、必要および/または所望に応じて前輪14および後輪15に取付けるスポークの本数をこれ以上またはこれ以下に変更できることが明白であろう。各スポーク18は、ニップルによりリム20に連結される雄ねじ端部またはスポークヘッドと、従来通り自転車ハブ12または13に連結される内側折り曲げ端部とを有する。そこで、スポーク18の外側端部をニップルに螺合して、そのテンションを調節する。
自転車10の大半の部品は従来技術で周知であるため、本発明のハブ12および13に関連する部分を除き、本明細書ではその説明および例示を省略する。また、本明細書では特に説明していない、ブレーキ、ディレーラ、追加スプロケットなどのさまざまな従来の自転車部品を、本発明と併用することが可能である。
ここで図2を参照すると、自転車用リアハブ13は基本的に、ハブ軸アセンブリ31と、ハブシェル32と、1対の軸受33aおよび33bと、リアスプロケット28を受けるフリーホイール34とを含む。軸受33aおよび33bは、以下で説明するように、ハブシェル32をハブ軸アセンブリ31に対して回転自在に支持する部分であり、ハブシェル32の両端部に螺合されて、ハブシェル32をハブ軸アセンブリ31に対して回転自在に支持する。また、ディスクブレーキロータ(図示せず)を、保持リングまたは固締リングにより自転車リアハブ13に装着することができる。このリングは、Kanehisaに付与された米国特許第6,371,252号(株式会社シマノに譲渡)に開示されている例などのリングであり、ハブシェル32の左側に取付けられる。図2では、便宜上、この固締リングをハブシェル32の左側端部に取付けていない。
図2に示すように、ハブ軸アセンブリ31は基本的に、スピンドルまたはハブ軸40と、ハブ軸ワッシャ41と、ワッシャ保持部分または部材42と、軸スリーブ43と、左側のハブ端部キャップまたは部材44と、右側のハブ端部キャップまたは部材45と、ハブ軸ナット46とを含む。ハブ軸アセンブリ31は、軸受33a,33bおよびフリーホイール34を介してハブシェル32を回転自在に支持している。以下で説明するように、フリーホイール34により、ハブ軸アセンブリ31に対するハブシェル32の回転は1方向に制限されている。フロントハブ12に装着されるハブ軸アセンブリは、好ましくは、リアハブ13のハブ軸アセンブリ31と実質的に同じである。したがって、ここでは自転車用フロントハブ12についての説明および例示を省略する。
図3および図4に示すように、ハブ軸40は、シャフト部分51およびヘッド部分52を含む硬い剛性部材である。シャフト部分51およびヘッド部分52を、好ましくは、適した硬質剛性材料から、単一の部材として一体形成する。ハブ軸40とハブ軸ナット46とが自転車フレーム16bに接触して、ハブ軸アセンブリ31をフレーム16bに固定するようになっている。シャフト部分51は、第1の軸端部51aと、ねじが形成された第2の端部51bとを備えており、この第1の軸端部51aに、ヘッド部分52が設けられている。第1の軸端部51aと第2の端部51bとの間に中心軸Oが延在している。ヘッド部分52の一方の端部に工具係合面52aが設けられ、もう一方の端部に第2の軸端部51b向きの軸方向当接面52bが設けられている。ヘッド部分52の工具係合面52aは、軸方向に延在する有底の穴で、その断面を、円形以外、好ましくは六角形とする。
環状溝51cが、シャフト部分の第1の軸端部51aの張出し環状部分に形成され、ハブ軸ワッシャ41をシャフト部分51の第1の軸端部51aに保持できるようになっている。溝51c内には、弾性部材42が、シャフト部分51の第1の軸端部51に取り外し自在に保持されるように配置されている。
図2に示すように、ハブ軸ワッシャ41は、シャフト部分51が含む第1の軸端部51aの張出し部分に配置される。この張出し部分の最大直径は、シャフト部分51が含む第1の軸端部51aの最大直径を超える寸法である。図6および図7で最もよくわかるように、ハブ軸ワッシャ41には、環状外周面51aと軸収容開口部を構成する環状内周面41bとが形成されており、その外周面41aは環状の階段形状となっている。ハブ軸ワッシャ41の内周面41bには環状溝41cが形成され、そこで弾性部材42を受けるようになっている。好ましくは、シャフト部分51が含む第1の軸端部51aの溝51cを、ハブ軸ワッシャ41の溝41cより深く形成する。
好ましくは、弾性部材42を、エラストマ材料などの弾性かつ可撓性である材料で形成された可撓性Oリングとする。弾性部材42の開口部の内側径方向幅または直径を、シャフト部分51の第1の軸端部51aに形成された外側幅または直径よりわずかに小さくし、弾性部材42の外側径方向幅または直径を、ハブ軸ワッシャ41の溝の内側幅または直径よりわずかに大きくする。これにより、ハブ軸ワッシャ41を弾性部材42周囲に取付けると、弾性部材42は、径方向にわずかに圧縮されて、シャフト部分51の第1の軸端部51aに形成された溝51c内に収まる。この構造により、弾性部材42を損なうことなく、ハブ軸ワッシャ41を、必要および/または所望に応じて簡単に取出す、かつ/または交換することができる。
図2に示すように、軸スリーブ43は、ハブ軸40と同軸状に取付けられる管状部材であり、雄ねじ43bが形成された第1の端部43aと、環状当たり43cと、フリーホイール34が設けられた第2の端部43dとを有する。軸スリーブ43の雄ねじ43bが、ロックナット54を受ける。このロックナット54により、軸受33aおよび33bがハブシェル32と軸スリーブ43との間に保持される。軸スリーブ43には中央穴43eが設けられており、ここにハブ軸40を収容する。環状当たり43cが第2の軸受33bの外側端部を軸方向に支持しているため、ロックナット54を軸スリーブ43の雄ねじ43bに螺合すると、ロックナット54から第1および第2の軸受33aおよび33bに軸方向の圧縮力が加えられる。
次に、ハブシェル32について簡単に説明する。好ましくは、ハブシェル32を単一の部材として形成する。当業者には本開示内容から、ハブシェル32を、従来技術で周知である材料など、実質的に剛性である材料であればいずれを用いて形成してもよいことが明白であろう。例えば、メッキスチール、ステンレス鋼、アルミニウム、マグネシウムまたはチタンなど、適した金属材料、ならびにカーボン繊維複合材料、セラミックまたはプラスチックなどの非金属材料であればいずれでもよい。無論、必要および/または所望に応じて、ハブシェル32をさまざまな材料による数片から形成することもできる。
ハブシェル32は、第1または左側のシェル端部32aと、第2または右側のシェル端部32bと、その間に位置する中央管状部分32cとを有する。第1および第2のハブシェル端部32aおよび32bは、単一部材として、中央管状部分32cと一体形成されている。ハブシェル32は、内側管状面を備えた管状部材であり、この内側管状面が、第1のハブシェル端部32aと第2のシェル端部32bとの間に延在する中央内部通路を形成している。ハブ軸40は、この中央内部通路内に配置される。第1および第2の軸受33aおよび33bは、ハブシェル32をハブ軸40に対して回転させるように、ハブシェル32をハブ軸40に対して回転自在に支持している。
第1のシェル端部32aは、第1のスポーク装着部分またはフランジ32dと、ブレーキロータ装着部分32eとを有し、第2のシェル端部32bは、第2のスポーク装着部分またはフランジ32fを有する。第1のスポークフランジ32dを、好ましくは、複数個の第1のスポーク穴32gが軸Oを中心とする仮想円の周囲に等間隔で設けられた環状部材とする。第1のスポーク穴32gは、スポーク18の折り曲げ端部を収容するように配置されている。同様に、第2のスポークフランジ32fを、好ましくは、スポーク18の折り曲げ端部を収容するように複数個の第2のスポーク穴32hが設けられた環状部材とする。第2のスポーク穴32hは、第1のスポーク穴32gと同じ数であるが、第1のスポーク穴32gに対してずれて位置しているため、第1のスポーク穴32gと第2のスポーク穴32hとは軸方向に整合していない。例示した実施形態では、第2のスポーク穴32hは、ハブ軸アセンブリ31の中心軸Oを中心とする仮想円の周囲に等間隔で設けられている。
左側ハブ端部キャップ44は、環状端部フランジ44aおよび管状部分44bを有する管状部材であり、軸スリーブ43の第1の端部43aに連結されている。好ましくは、環状端部フランジ44aおよび管状部分44bを、軸スリーブ43の第1の端部43aに設けられている中央穴43e内にプレス嵌合する。端部フランジ44aの直径を、好ましくは、第2の管状部分44bの直径より大きくして、軸スリーブ43の第1の端部43aの軸方向端面に接触する径方向当接面44cを形成する。第2の管状部分44bの外径は、軸スリーブ43の第1の端部43aにて軸スリーブ43の中央穴43e内へと摺動できるサイズとなっている。左側ハブ端部キャップ44にも中央穴44dが設けられており、これは、ハブ軸40のシャフト部分51内へと摺動できるサイズである。この構造により、ハブ軸40を、軸スリーブ43から簡単に取り出して、リアディレーラ20を交換することができる。
好ましくは、管状部分44bの外側表面に環状凹部を設け、そこにエラストマ製Oリングまたはシール部材44eを配置する。シール部材44eは、軸スリーブ43の第1の端部43aに設けられた中央穴43e内に左側ハブ端部キャップ44を摩擦保持すると同時に、管状部分44bの外側表面の界面と軸スリーブ43の中央穴43eの内側表面との間にシールを形成する。したがって、左側ハブ端部キャップ44を、簡単に、軸スリーブ43の中央穴43e内へと摺動させ、またここから取り出すことができる。端部フランジ44aの直径は、軸スリーブ43の雄ねじ43bの内側ねじ直径より大きくなっているため、フレーム16が端部フランジ44aの広い接触面と接触した時点で、ロックナット54は軸方向に移動できないようになる。左側ハブ端部キャップ44は、軸スリーブ43の中央穴43e内に摩擦で保持されているだけであるため、簡単に取り外して、ロックナット54を弛めることができる。
右側ハブ端部キャップ45は、軸スリーブ43の第2の端部43dに連結されたカップ状部材である。この右側ハブ端部キャップ45により、フリーホイール34が軸スリーブ43周囲に保持される。基本的に、右側ハブ端部キャップ45の軸方向内側端部には、外向きフランジ45bを備えた階段形状の内側管状面45aが設けられている。好ましくは、外向きフランジ45bを、フリーホイール34の外側軸方向端部を実質的にシールするサイズとする。この構造により、右側ハブ端部キャップ45を軸スリーブ43周囲に簡単に摺動させ、またこれから取り外すことができる。言い換えれば、右側ハブ端部キャップ45は、軸スリーブ43上に摩擦で保持されているだけであるため、簡単に装着および取り外して、フリーホイール34の取り付けおよび交換を行うことができる。
好ましくは、内側管状面45aに環状凹部を設け、そこにエラストマ製Oリングまたはシール部材44eを配置する。シール部材45cは、右側ハブ端部キャップ45を軸スリーブ43の第2の端部43dに対して摩擦保持すると同時に、ハブ軸42が含む第2の端部43dの外側表面と内側管状面45aとの間にシールを形成する。
第1の軸受33aは、ハブ軸40の第1の軸端部40aとハブシェル32の第1のシェル端部32aとの間に配置されて、ハブシェル32の第1のシェル端部32aをハブ軸40の第1の軸端部40aに対して回転自在に支持している。第1または左側の軸受33aは基本的に複数個の第1の転がり部材またはボール60を具備しており、このボール60は、ハブ軸40の第1の軸端部40a上に支持されている第1の内側レースまたは円錐形部分61と、ハブシェル32が含む第1のシェル端部32aの雌ねじに螺合された第1の外側レースまたはカップ62との間に位置している。
再度図2を参照すると、第2または右側の軸受33bは、ハブ軸40の第2の軸端部40bとハブシェル32の第2のシェル端部32bとの間に配置されて、ハブシェル32の第2のシェル端部32bをハブ軸40の第2の軸端部40bに対して回転自在に支持している。軸受33bは基本的に複数個の第2のボール70を具備しており、このボール70は、ハブ軸40の第2の軸端部40b上に支持されている第2の内側レースまたは円錐形部分71と、ハブシェル32が含む第2の雌ねじ32rに螺合された第2の外側レースまたはカップ72との間に位置している。
ハブ軸ナット46は、ねじ穴46aを含む、硬い剛性の単一の部材である。ねじ穴46aは、シャフト部分51のねじ部51bに螺合されて、自転車ハブ軸アセンブリ31を自転車フレーム16に固定する部分である。
フリーホイール34は、ハブ軸40の第2の端部とハブシェル32の第2の端部との間で作動連結される。これは、比較的従来通りのものであるため、本明細書では詳しい説明および例示を省略する。フリーホイール34は、比較的従来通りにハブシェル32に連結される。スプロケット28が、比較的従来通りにフリーホイール34に取付けられ、スプロケット28が回転すると、フリーホイール34も回転するようになっている。フリーホイール34が回転すると、今度はハブシェル32が回転する。フリーホイール34は基本的に、駆動シリンダ80と、被駆動シリンダ82と、一方向回転伝達機構86と、1対の玉軸受88と、玉軸受88を軸方向に互いに離間させる円筒形スペーサ90とを含む。
駆動シリンダ80は、外周面を有する管状部材であり、その外側端部に複数本の軸方向に延在するスプライン80aが設けられ、内側端部に複数個の伝達爪80b(図2では1つのみを図示)が連結されている。駆動シリンダ80の内周面は、球軸受88により、軸スリーブ43に対して回転自在に支持されている。伝達爪80bが、一方向回転伝達機構86の第1の部分を形成しているため、駆動シリンダ80の内側軸方向端部は、この一方向回転伝達機構86を介して駆動シリンダ82に作動連結されている。駆動シリンダ80のスプライン80aは、スプロケット28を駆動シリンダ80の外周面に回転不能に連結する部分である。このため、スプロケット28が駆動シリンダ80に取り付けられると、一方向回転伝達機構86を介して、トルクをハブシェル32に伝達することができる。
駆動シリンダ80は、その外周面にて、ハブシェル32の第2のシェル端部32bに形成されたスプラインの内周面に固着される。被駆動シリンダ82の内周面にはセレーション82aが形成されており、これが一方向回転伝達機構86の第2の部分である。このセレーション82aは、従来通り、伝達歯80bと係合する。このため、一方向回転伝達機構86は、駆動シリンダ80と被駆動シリンダ82との間で作動連結されて一方向クラッチを形成する、伝達歯80bおよびセレーション82aで構成されている。駆動シリンダ80の正回転で発生する遠心力により、伝達歯80bは径方向外向きに移動してセレーション82aと噛合する。伝達歯80bがセレーション82aに係合することにより、駆動力またはトルクがフリーホイール34から、駆動シリンダ82と係合するスプラインを設けたハブシェル32に伝達される。
[第2の実施形態]
次に、図8〜図12を参照しながら、第2の実施形態によるハブ軸アセンブリ131について説明する。ハブ軸アセンブリ131は基本的に、ハブ軸アセンブリ31の代わりに、第1の実施形態のリアハブ13に使用できるものである。第1の実施形態によるハブ軸アセンブリ31と第2の実施形態によるハブ軸アセンブリ131との類似点を考慮し、便宜上、ハブ軸アセンブリ131に関する詳細な説明を省略する。
図8および図9に示すように、ハブ軸アセンブリ131は、スピンドルまたはハブ軸140と、ハブ軸ワッシャ141とを含む。この実施形態において、弾性部材は使用されていない。ハブ軸アセンブリ131はさらに、第1の実施形態と同じ軸スリーブ43と、左側ハブ端部キャップ44と、右側ハブ端部キャップ45と、ハブ軸ナット46とを含む。したがって、ハブ軸アセンブリ131は、軸受33aおよび33bを介して、第1の実施形態のハブシェル32を回転自在に支持する。
図10に示すように、ハブ軸140は、シャフト部分151、ヘッド部分152およびワッシャ保持フランジまたは部分153を含む硬い剛性部材である。シャフト部分151、ヘッド部分152およびワッシャ保持部分153を、好ましくは、適した硬質剛性材料から、単一の部材として一体形成する。シャフト部分151は、第1の軸端部151aと、ねじが形成された第2の端部151bとを備えており、この第1の軸端部151aに、ヘッド部分152が設けられている。中心軸Oが、第1の軸端部151aと第2の端部151bとの間に延在している。ヘッド部分152の一方の端部に工具係合面152aが設けられ、もう一方の端部に第2の軸端部151b向きの軸方向当接面152bが設けられている。ヘッド部分152の工具係合面152aは、軸方向に延在する有底の穴であり、その断面を、円形以外、好ましくは六角形とする。
ワッシャ保持フランジ153は、シャフト部分151が含む第1の軸端部151aの張出し部分に位置する環状部材であり、ハブ軸ワッシャ141をシャフト部分151の第1の軸端部151aに保持するためのものである。図8および図9にに示されるように、ワッシャ保持フランジ153はまず軸方向に延出して、ハブ軸ワッシャ141をシャフト部分151が含む第1の軸端部151aの張出し部分周囲で摺動できるようにしている。次に、ほぼ径方向に外向きに変形して、ハブ軸ワッシャ141をシャフト部分151の第1の軸端部151a上に保持する。
ハブ軸ワッシャ141は、シャフト部分151が含む第1の軸端部151aの張出し部分周囲に配置される。この張出し部分の最大直径は、シャフト部分151が含む第2の軸端部151bの最大直径より大きい。ハブ軸ワッシャ141は、外周面141aと、軸収容開口部を構成する内周面141bとを含み、その外周面141aは環状の階段形状である。外周面141aは環状凹部141cを形成する環状階段形状である。内周面141bは環状凹部141cを形成する環状の階段形状となっている。ワッシャ保持フランジ153は、外向きに変形されると、この環状凹部141c内に入り込む。このような構造によって、ハブ軸ワッシャ141はワッシャ保持フランジ153によりシャフト部分151の第1の軸端部151aに保持される。
[第3の実施形態]
次に、図13〜図18を参照しながら、第3の実施形態によるハブ軸アセンブリ231について説明する。ハブ軸アセンブリ231は基本的に、ハブ軸アセンブリ31の代わりに、第1の実施形態のリアハブ13に使用できるものである。第1の実施形態によるハブ軸アセンブリ31と第3の実施形態によるハブ軸アセンブリ231との類似点を考慮し、便宜上、ハブ軸アセンブリ231に関する詳細な説明を省略する。
図13に示すように、ハブ軸アセンブリ231は、スピンドルまたはハブ軸240と、ハブ軸ワッシャ241と、弾性部分または部材242とを含む。第3の実施形態のワッシャ保持部分は、ハブ軸240上に保持されるプレスワッシャである弾性部分または部材242aを含む。ハブ軸アセンブリ231はさらに、第1の実施形態と同じ軸スリーブ43と、左側のハブ端部キャップ44と、右側のハブ端部キャップ45と、ハブ軸ナット46とを含んでいる。これにより、ハブ軸アセンブリ231は、軸受33aおよび33bを介して第1の実施形態のハブシェル32を回転自在に支持する。
図14に示すように、ハブ軸240は、シャフト部分251およびヘッド部分252を含む硬い剛性部材である。シャフト部分251とヘッド部分252とを、好ましくは、適した硬質剛性材料から、単一の部材として一体形成する。シャフト部分251は、第1の軸端部251aと、ねじが形成された第2の軸端部251bとを含み、その第1の軸端部251aにヘッド部分252が設けられている。中心軸Oが、第1の軸端部251aと第2の軸端部251bとの間で長手方向に延在している。ヘッド部分252の一方の端部に工具係合面252aが設けられ、もう一方の端部に第2の軸端部251b向きの軸方向当接面252bが設けられている。ヘッド部分252の工具係合面252aは、軸方向に延在する有底の穴であり、その断面を、円形以外、好ましくは六角形とする。
ハブ軸ワッシャ241は、シャフト部分251が含む第1の軸端部251aの張出し部分周囲に配置される。この張出し部分の最大直径は、シャフト部分251が含む第2の軸端部251bの最大直径より大きい。ハブ軸ワッシャ241は、環状外周面241aおよび軸収容開口部を構成する環状内周面241bを備えており、その外周面241aは、環状の階段形状となっている。ハブ軸ワッシャ241の内周面241bは、環状凹部241cを形成する環状の階段形状である。弾性部材242が、この中に配置されて、シャフト部分251の第1の軸端部251aに保持される。
好ましくは、弾性部材242を、スプリングスチール材料などの弾性かつ可撓性である材料で形成された可撓性クリップとする。弾性部材242は、環状リング部分242aを有し、ここに、ボルト受け開口部242cを構成する4つのフランジ242bが周方向に配置されている。弾性部材242の開口部242cの内側径方向幅または直径は、シャフト部分251が含む第1の軸端部251aの外側幅または直径よりわずかに小さく、弾性部材242の外側径方向幅または直径は、ハブ軸ワッシャ241が含む環状凹部241cの内側幅または直径よりわずかに小さくなっている。この構造により、弾性部材242がシャフト部分251周囲に取り付けられると、弾性部材242のフランジ242bが外向きにわずかに反って、弾性部材242をシャフト部分251に保持できるようにする。ハブ軸ワッシャ241が含む内周面241bの最も内側の直径が、弾性部材242のリング部分242aより小さいため、ハブ軸ワッシャ241は、弾性部材242によりシャフト部分251に保持される。
上記では本発明をハブ軸の形態で例示しているが、当業者には本開示内容から、本発明を他の自転車ボルトと併用できることが明白であろう。例えば、保持部材または部分を備えたハブ軸およびハブ軸ワッシャの構造を、ブレーキケーブル用固定ボルトに用いることができる。
本明細書でいう用語「前方、後方、上方、下向き、垂直、水平、下方および横方向」とは、方向を示す他のいずれの用語と同様に、本発明を装備した自転車に対する方向を指している。したがって、これらの用語は、本明細書を説明するために用いられている場合、本発明を装備した自転車に対するものとして解釈されたい。
本明細書でいう「実質的に」「約」および「およそ」などの程度を示す用語は、最終結果が大幅に変化しない程度に、こうした用語に修飾された条件に妥当量の偏差を含むことを意味している。こうした程度を示す用語が、その用語で修飾する条件の意味を否定するものでない場合には、これらの用語を、修飾された条件に対する少なくとも±5%の偏差を含むものとして解釈すべきである。
以上、選択した実施形態のみを用いて本発明を例示してきたが、当業者であれば、当業者には本開示内容から、請求の範囲に定める本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更および修正を本明細書に加えられることが明白であろう。さらに、本発明による実施形態に関する上述は例示のみを目的とするものであって、請求の範囲およびその等価物によって定められる本発明を何ら制限するものではない。
本発明の好適実施形態による自転車用フロントハブおよびリアハブを取付けた従来の自転車を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態による、図1に例示した自転車用リアハブを示す正面図であり、上半分を断面として示している。 本発明の第1の実施形態による、図2に例示した自転車ハブ軸アセンブリを示す分解組立て図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第1の実施形態による、図2および図3に例示した自転車ハブ軸のヘッド部分を示す張出し部分正面図である。 本発明の第1の実施形態による、図4に例示した自転車ハブ軸のヘッド部分を示す端面図である。 本発明の第1の実施形態による、図2および図3に例示した自転車ハブ軸に用いる軸ワッシャを示す端面図である。 本発明の第1の実施形態による、図6に例示した自転車ハブ軸用軸ワッシャを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態による、別の自転車ハブ軸アセンブリを示す正面図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第2の実施形態による、図8に例示した、ワッシャ固定前の状態である別の自転車ハブ軸アセンブリを示す正面図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第2の実施形態による、図8および図9に例示した、変形前の状態である別の自転車ハブ軸を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態による、図8に例示した自転車ハブ軸アセンブリ用軸ワッシャを示す側面図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第2の実施形態による、図8に例示した用軸ワッシャを示す端面図である。 本発明の第3の実施形態による、さらに別の自転車ハブ軸アセンブリを示す正面図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第3の実施形態による、別の自転車ハブ軸を示す正面図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第3の実施形態による、図13に例示した自転車ハブ軸アセンブリ用弾性保持部材を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態による、図13に例示した自転車ハブ軸アセンブリ用軸ワッシャを示す側面図であり、下半分を断面として示している。 本発明の第3の実施形態による、図16に例示した弾性保持部材を示す端面図である。 本発明の第3の実施形態による、図13に例示した別の自転車ハブ軸に用いる弾性保持部材を示す断面図である。
符号の説明
10 自転車
31 ハブ軸アセンブリ
32 ハブシェル
32a 第1のシェル端部
32b 第2のシェル端部
32c 中央管状部分
40 ハブ軸
40a,51a,151a,251a 第1の軸端部
40b,51b,151b,251b 第2の軸端部
41,141,241 ハブ軸ワッシャ
42 ワッシャ保持部分
43 軸スリーブ
43a 第1の端部
43b 雄ねじ
43c 環状当たり
43d 第2の端部
43e,44d 中央穴
44e Oリングまたはシール部材
51 シャフト部分
51c 環状溝
52,152,252 ヘッド部分
52a,152a,252a 工具係合面
52b,152b,252b 軸方向当接面
131,231 ハブ軸アセンブリ
140,240 スピンドルまたはハブ軸
151,251 シャフト部分
242 弾性部分または部材
242a 弾性部分
242b フランジ
242c ボルト受け開口部

Claims (16)

  1. 外周面および軸収容開口部を構成する内周面を含むハブ軸ワッシャと、
    シャフト部分、ヘッド部分およびワッシャ保持部分を含むハブ軸と、
    を含む自転車用ハブ軸アセンブリであって、
    前記シャフト部分が、第1の軸端部およびねじが形成された第2の軸端部を含み、前記第1の軸端部と前記第2の軸端部との間に中心軸が延在しており、
    前記ヘッド部分が、前記シャフト部分の第1の軸端部に形成されて、工具係合面と前記第2の軸端部向き軸方向当接面とを含み、
    前記ワッシャ保持部分が、前記ハブ軸ワッシャを前記シャフト部分の第1の軸端部周囲に保持するために前記シャフト部分の第1の軸端部に配置されている、
    自転車用ハブ軸アセンブリ。
  2. 第1のシェル端部および第2のシェル端部を有するとともに、前記第1のシェル端部と前記第2のシェル端部との間に延在する中央通路を形成する内側管状面を有し、前記ハブ軸に回転自在に支持されたハブシェルをさらに備えた、請求項1に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  3. 前記ワッシャ保持部分が、前記シャフト部分の第1の軸端部周囲に保持された弾性部材を含む、請求項1又は2に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  4. 前記弾性部材が可撓性オーリングである、請求項3に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  5. 前記ワッシャ保持部分が、前記シャフト部分の第1の軸端部周囲に保持されたプレスワッシャを含む、請求項1又は2に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  6. 前記ワッシャ保持部分が、前記シャフト部分の第1の軸端部を変形した部分である、請求項1又は2に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  7. 前記ハブ軸ワッシャおよび前記シャフト部分の第1の軸端部の少なくとも一方に溝が形成されており、前記溝の中に前記弾性部材が配置される、請求項3に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  8. 前記ハブ軸ワッシャおよび前記シャフト部分の第1の軸端部それぞれに溝が形成されており、前記溝の中に前記弾性部材が配置される、請求項3に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  9. 前記シャフト部分の第1の軸端部に形成された溝が、前記ハブ軸ワッシャに形成された前記溝より深い、請求項8に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  10. 前記ハブ軸ワッシャの外周面が環状の階段形状である、請求項1又は2に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  11. 前記ハブ軸ワッシャが前記シャフト部分の第1の軸端部の張出し部分周囲に配置され、前記張り出し部分は前記シャフト部分の第2の軸端部の最大直径を上回る直径である、請求項1又は2に記載の自転車用ハブ軸アセンブリ。
  12. 外周面および軸収容開口部を構成する内周面を含むハブ軸ワッシャと、
    第1の軸端部およびねじが形成された第2の軸端部を含むシャフト部分と、前記シャフト部分の第1の軸端部に形成され工具係合面および前記第2の軸端部向き軸方向当接面を含むヘッド部分とを含む自転車ボルトと、
    前記シャフト部分の第1の軸端部周囲に保持され、前記ワッシャを前記シャフト部分の第1の軸端部上に保持するように配置された弾性部材と、
    を含む自転車用ボルトアセンブリ。
  13. 前記弾性部材が可撓性オーリングである、請求項12に記載の自転車用ボルトアセンブリ。
  14. 前記ハブ軸ワッシャおよび前記シャフト部分の第1の軸端部の少なくとも一方に溝が形成されており、前記溝の中に前記弾性部材が配置される、請求項12に記載の自転車用ボルトアセンブリ。
  15. 前記ハブ軸ワッシャおよび前記シャフト部分の第1の軸端部それぞれに溝が形成されており、前記溝の中に前記弾性部材が配置される、請求項12に記載の自転車用ボルトアセンブリ。
  16. 前記シャフト部分の第1の軸端部に形成された溝が、前記ハブ軸ワッシャに形成された前記溝より深い、請求項15に記載の自転車用ボルトアセンブリ。
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