JP2004255279A - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型のファンを備える必要なく迅速に徐塵及び脱臭を完了することのできる空気清浄機を提供する。
【解決手段】空気通路1と該空気通路1内に空気を導入する為のファン3を備え、空気通路1内に徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを通路方向に並設して成る空気清浄機において、ファン3により空気通路1内に導入される空気の流路を、流路切替え機構40である開閉プレート10の回動により、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを連続して通過する徐塵脱臭流路Raと、徐塵フィルタ4の周囲を迂回して脱臭フィルタ5だけを通過する脱臭流路Rbとに切替え自在とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気中の粉塵や臭気成分を除去して空気の清浄化を行う空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、空気清浄機として、空気通路内に徐塵フィルタと脱臭フィルタとが通路方向に並設してあって、空気中の粉塵等を徐塵フィルタで除去し、臭気成分を脱臭フィルタで除去する方式のものが数多く提供されている(特許文献1や特許文献2を参照)。このような従来の空気清浄機は、空気通路内にて常に両方のフィルタを通過する構造であり、圧力損失が大きく風量を増加させ難いものであった。通常、特に煙草の煙を含む空気を清浄化するに際しては、除塵に要する時間よりも脱臭に要する時間の方が極めて長いので、徐塵が充分に為された後は風量を増加させることで脱臭性能を向上させ、空気の脱臭を迅速に完了させることが望ましいが、上記のように圧力損失が大きいので風量を増加させようとすれば大型のファンが必要となり、また、騒音も増大してしまうといった問題があった。このように、空気通路内に徐塵フィルタと脱臭フィルタとを通路方向に並設してあるタイプの従来の空気清浄機では、特に煙草の煙を含むような空気の徐塵と脱臭を迅速に完了させることは困難であった。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−279844号公報
【特許文献2】
特開平10−296123号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、大型のファンを備える必要なくまた大きな騒音を発生させることもなく風量を増大させて、徐塵と脱臭を迅速に完了することのできる空気清浄機を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明を、空気通路と該空気通路内に空気を導入する為の送風手段を備え、空気通路内に徐塵フィルタと脱臭フィルタとを通路方向に並設して成る空気清浄機において、送風手段により空気通路内に導入される空気の該空気通路内での流路を、徐塵フィルタと脱臭フィルタとを連続して通過する徐塵脱臭流路と、徐塵フィルタの周囲を迂回して脱臭フィルタだけを通過する脱臭流路とに切替え自在な流路切替え機構を備えていることを特徴としたものとする。このようにすることで、例えば煙草の煙を含む空気を清浄化する場合のように徐塵に要する時間よりも脱臭に要する時間の方が極めて多くかかる場合に、空気通路内に導入した空気をまずは徐塵脱臭流路に通して徐塵フィルタによる徐塵と脱臭フィルタによる脱臭を同時に行い、徐塵の完了後は流路を脱臭流路に切替えて脱臭フィルタによる脱臭だけを行うようにすれば、送風手段として特に大型のファン等を用いずとも徐塵完了後は圧力損失の小さな流路で大きな風量が得られて高効率での脱臭が可能になる。つまり、徐塵と脱臭を完了させるのに要する全体の時間が短くて済み、送風手段も特に大型のものを要さないので全体としてコンパクト且つ低騒音の使い勝手の良い空気清浄機となるものである。
【0006】
また、流路切替え機構により徐塵脱臭流路が選択される場合の送風量と比して脱臭流路が選択される場合の送風量が多くなるように送風手段を自動制御する制御部を備えていることも好ましく、これにより、徐塵完了後の脱臭を更に高性能で行うことができて、徐塵と脱臭を完了させるのに要する全体の時間が更に短くて済む空気清浄機となるものである。
【0007】
また、流路切替え機構による流路の切替えを自動制御する制御部を備えていることも好ましく、これにより、使用者にとっては更に使い勝手の良い空気清浄機となるものである。
【0008】
また、上記制御部が、タイマを備えていて該タイマが所定時間を経過した時点で流路を徐塵消臭流路から脱臭流路に切替えるものであることも好ましく、これにより、例えば運転開始から所定時間経過時点で脱臭流路に切替えるようにすれば粉塵センサ等のセンサが不要となり、また、粉塵センサ等のセンサを備えて徐塵が完了したと検知後の所定時間経過時点で脱臭流路に切替えるようにすれば更に確実に徐塵を行うことができるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施の形態における一例の空気清浄機の空気通路1を模式的に示している。両端が外部に開口した空気通路1内には送風手段2であるファン3と、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを備えており、ファン3により外部の空気が空気通路1内に導入されて、通路方向に並設された徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5を通過した後に再度外部に吐出されるようになっている。
【0010】
本例においては、徐塵フィルタ4を風上側、脱臭フィルタ5を風下側に配しており、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5との間には、両フィルタ4,5を通路方向に距離を隔てることで空間部6を設けている。徐塵フィルタ4の周縁と空気通路1の内壁1aとの間には隙間部7を形成しており、この隙間部7に空気を通路方向に通過させることのできる通気可能部8を配するとともに該通気可能部8の両端を内壁1aと徐塵フィルタ4に固定することで、徐塵フィルタ4を上流側の所定位置に保持している。脱臭フィルタ5の周縁と空気通路1の内壁1aとの間には隙間部11を形成しており、この隙間部11に空気を通路方向に通過させない通気不能部9を配するとともに該通気不能部9の両端を内壁1aと脱臭フィルタ5に固定することで、脱臭フィルタ5を下流側の所定位置に保持している。このように、本例の空気清浄機においては、徐塵フィルタ4の周縁と空気通路1の内壁1aとの間が通路方向に通気可能な部分となっており、脱臭フィルタ5の周縁と空気通路1の内壁1aとの間が通路方向に通気不能な部分となっている。
【0011】
空気通路1内において上記の隙間部7と隙間部11との間(即ち徐塵フィルタ4の周囲の通路方向に通気可能な部分と脱臭フィルタ5の周囲の通路方向に通気不能な部分との間)には連通空所12が形成されていて、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5との間には、空間部6の連通空所12への開放または密閉を自在に切替える開閉手段として開閉プレート10を配している。開閉プレート10は所定の中心軸部10aを中心に回動自在であって、図1(a)に示すように徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5の両者に当接する密閉位置にあるときに、空間部6を徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5の間で密閉させる。また、開閉プレート10が上記密閉位置から中心軸部10aを中心に回動して図1(b)に示すように徐塵フィルタ4とは距離を隔てて脱臭フィルタ5とは当接する開放位置にあるときには、空間部6を連通空所12等の周囲の空間と連通するように開放するものである。
【0012】
しかして、開閉プレート10を密閉位置に確保した状態でファン3を回転駆動させると、連通空所12は通気不能部9と開閉プレート11により下流側を閉塞されていることから、外部から導入された空気は連通空所12内に流入することが殆どなく徐塵フィルタ4を通過した後に空間部6を経て脱臭フィルタ5を通過し、外部に吐出される。また、開閉プレート10を開放位置に確保した状態でファン3を回転駆動させると、連通空所12は空間部6と連通していて更に隙間部7の通気可能部8を通過する際の圧力損失が徐塵フィルタ4を通過する際の圧力損失よりも小さなものであることから、外部から導入された空気は徐塵フィルタ4を殆ど通過せずに隙間部7を通過した後に連通空所12及び空間部6を経て脱臭フィルタ5を通過し、外部に吐出される。このように本例においては、開閉プレート10が、空気通路1内に導入される空気の該空気通路1内での流路を、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを連続して通過する徐塵脱臭流路Raと、徐塵フィルタ4の周囲を迂回して脱臭フィルタ5だけを通過する脱臭流路Rbとに切替え自在な流路切替え機構40となっている。
【0013】
ここで、上記の徐塵脱臭流路Raと比して脱臭流路Rbを通過する場合の方が圧力損失は小さいので、ファン3を同じ回転数で回転駆動したとしても、脱臭流路Rbを通過する場合の方が風量は増大する。本例の空気清浄機は、これを利用して、例えば煙草の煙を含む空気のように粉塵と臭気の両方を含んでいて脱臭に対しての方が除塵に対してよりも長い時間を要する空気を清浄化するのに適している。つまり、本例においては、最初は流路を徐塵脱臭流路Raとして空気導入を開始し、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5を介して徐塵及び脱臭を同時に行い、徐塵が完了した時点で流路切替え機構40により流路を脱臭流路Rbに切替えて、徐塵フィルタ4を迂回させて脱臭フィルタ5による脱臭のみを行うのだが、この際、ファン3の回転数が一定であっても脱臭流路Rbに切替えた後は風量が増大して脱臭性能は大幅に向上するので、徐塵と脱臭を完了するのに要する全体の時間は大幅に短縮されるものである。
【0014】
なお、本例においてはファン3や開閉プレート10は制御部13により自動制御されるものであり、図2や図3には、臭気センサ14と粉塵センサ15を備えて各センサ14,15での検出値に応じて、駆動ブロック16を介してファン3による送風量の調整や開閉プレート10による流路の切替えを自動制御する場合を示している。煙草の煙を含む空気を洗浄する場合、図3に示すように、粉塵センサ15による粉塵濃度の検出値が所定値以下となるまでは開閉プレート10により空間部6を密閉して(即ち、徐塵脱臭流路Raを選択して)運転し、粉塵センサ15の検出値が所定値以下となれば開閉プレート10を回動させて空間部6を開放して(即ち、脱臭流路Rbに切替えて)運転を継続し、更に、臭気センサ14による臭気濃度の検出値が所定値以下となった時点でファン3を停止させて運転を終了するものである。
【0015】
また、図4には、制御部13にタイマ(図示せず)を備え、該タイマが所定時間を経過した時点で流路を粉塵脱臭流路Raから脱臭流路Rbに切替えるようにした場合の制御を示している。この場合、粉塵センサ15による粉塵濃度の検出値が所定値以下となるまでは開閉プレート10により空間部6を密閉して運転し、粉塵センサ15の検出値が所定値以下となってから更に所定時間Tを経過した時点で、開閉プレート10を回動させて空間部6を開放する。そして、空間部6の開放後に所定時間Tを経過した時点で、開閉プレート10により空間部6を密閉するとともにファン3を停止させて運転を終了するものである。上記制御によれば、粉塵センサ15では検出不能な微量の粉塵をも確実に徐塵することができるという利点や、脱臭センサ14が不要になるという利点がある。また、特に図示していないが、空間部6を密閉して徐塵脱臭流路Raへの空気導入を開始した時点からタイマが所定時間T´を経過した時点で、空間部6を密閉して流路を脱臭流路Rbに切替えるようにしてもよい。この場合、粉塵センサ15が不要となって構造が簡素化されるという利点がある。
【0016】
また、徐塵と脱臭を完了するのに要する全体の時間を更に短縮しようとすれば、制御部13により、開閉プレート10で空間部6を密閉して徐塵脱臭流路Raを選択している場合と、開閉プレート10で空間部6を開放して脱臭流路Rbを選択している場合とで、前者の場合に比して後者の場合のファン3への入力電力を増加させて送風量が多くなるように制御することも好適である。
【0017】
図5には、本発明の実施の形態における他例の空気清浄機の空気通路1を模式的に示している。本例の空気清浄機は、流路切替え機構40以外の構成は上記した一例の空気清浄機の構成と同様であるから、以下に、一例と同様の構成については同一符号を付して簡単に述べるに留め、一例にない特徴的な構成については異符号を付して詳しく説明する。
【0018】
本例の空気清浄機は、空気通路1と該空気通路1内に空気を導入する為のファン3を備え、空気通路1内に徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを通路方向に並設して成る空気清浄機であって、一例と同様に、徐塵フィルタ4の周縁と空気通路1の内壁1aとの間を通路方向に通気可能とし、脱臭フィルタ5の周縁と空気通路1の内壁1aとの間を通路方向に通気不能とし、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5との間に空間部6を設けるとともに、流路切替え機構40によって、空間部6を徐塵フィルタ4の周囲に形成される通気可能な部分と遮断させて密閉させるか又はこの通気可能な部分と連通させて開放するかを切替え自在にしたものである。
【0019】
本例の流路切替え機構40としては、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5との間に、空間部6の連通空所12への開放または密閉を自在に切替える開閉手段である開閉スリット17を配している。この開閉スリット17は、複数の穴を備える上スリット18と下スリット19とを重ね合わせて形成され、図5(b)のように両スリット18,19の穴が連通しないように位置させると通気不能となり、図5(d)のように両スリット18,19の穴が連通するように位置させると通気可能となるものである。そして、開閉スリット17が通気不能な状態にあれば、空間部6を徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5の間で密閉させ、通気可能な状態にあれば、空間部6を周囲の連通空所12と連通するように開放するようになっている。
【0020】
しかして、開閉スリット17を通気不能な状態に確保してファン3を回転駆動させると、連通空所12は通気不能部9と開閉スリット17により下流側を閉塞されていることから、外部から導入された空気は徐塵フィルタ4の周囲の通気可能な部分から連通空所12に殆ど流入することなく、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを連続して通過する徐塵脱臭流路Raを通って外部に吐出される。また、開閉スリット17を通気可能の状態に確保してファン3を回転駆動させると、連通空所12は空間部6と連通していて更に徐塵フィルタ4の周囲の通気可能な部分(即ち、隙間部7の通気可能部8)を通過する際の圧力損失が徐塵フィルタ4を通過する際の圧力損失よりも小さなものであることから、外部から導入された空気は徐塵フィルタ4には殆ど流入することなくその周囲を迂回して脱臭フィルタ5を通過する脱臭流路Rbを通り、外部に排出される。このように本例においては、開閉スリット17を形成する上下プレート18,19の少なくとも一方をスライドさせて通気可能な状態と通気不能な状態とを切替えるだけで、流路を徐塵脱臭流路Raと脱臭流路Rbとに切替え自在となっている。
【0021】
図6には、本発明の実施の形態における更に他例の空気清浄機の空気通路1を模式的に示している。本例の空気清浄機は、流路切替え機構40以外の構成は上記した一例の空気清浄機の構成と同様であるから、以下に、一例と同様の構成については同一符号を付して簡単に述べるに留め、一例にない特徴的な構成については異符号を付して詳しく説明する。
【0022】
本例の空気清浄機は、空気通路1と該空気通路1内に空気を導入する為のファン3を備え、空気通路1内に徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを通路方向に並設し、徐塵フィルタ4の周縁と空気通路1の内壁1aとの間を通路方向に通気可能とし、脱臭フィルタ5の周縁と空気通路1の内壁1aとの間を通路方向に通気不能とした点は一例と同様である。そして、脱臭フィルタ5の所定箇所5aを中心軸とした回動により、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5との間に空間部6を形成するか又は両フィルタ4,5を密着させるかを切替え自在とした点が一例と異なる特徴点となっている。
【0023】
しかして、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5を密着した状態に確保してファン3を回転駆動させると、外部から導入された空気は徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを連続して通過する徐塵脱臭流路Raを通り、外部に吐出される。また、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5との間に空間部6を形成した状態に確保してファン3を回転駆動させると、徐塵フィルタ4の周囲の通気可能な部分(即ち、隙間部7の通気可能部8)を通過する際の圧力損失が徐塵フィルタ4を通過する際の圧力損失よりも小さなものであることから、外部から導入された空気は徐塵フィルタ4の周囲を迂回して空間部6に流入した後に脱臭フィルタ5を通過する脱臭流路Rbを通り、外部に排出される。
【0024】
即ち、本例においては、脱臭フィルタ5の回動機構が、ファン3により空気通路1内に導入される空気の該空気通路1内での流路を、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5とを連続して通過する徐塵脱臭流路Raと、徐塵フィルタ4の周囲を迂回して脱臭フィルタ5を通過する脱臭流路Rbとに切替え自在な流路切替え機構40となっている。
【0025】
なお、流路切替え機構40としては、上記のように脱臭フィルタ5だけを移動させる機構に限らず、徐塵フィルタ4だけを移動させる機構であってもよいし、徐塵フィルタ4と脱臭フィルタ5の両方を移動させる機構であってもよい。
【0026】
そして、上記した一例、他例、更に他例のいずれの空気洗浄機においても、脱臭だけを行う場合には、流路切替え機構40により流路を徐塵脱臭流路Raから脱臭流路Rbに切替えるだけで、外部から流入させた空気を徐塵フィルタ4は迂回させて脱臭フィルタ5だけを通過するようし、圧力損失の抑制して風量を増加させることができるので、大型のファン3を用意する必要なく迅速に徐塵と脱臭を完了させることが可能な、コンパクトで且つ騒音を抑制した空気洗浄機となるものである。
【0027】
【発明の効果】
上記のように請求項1記載の発明にあっては、煙草の煙を含む空気を清浄化する場合のように徐塵に要する時間よりも脱臭に要する時間の方が極めて多くかかる場合であっても、空気通路内に導入した空気をまずは徐塵脱臭流路に通して徐塵フィルタによる徐塵と脱臭フィルタによる脱臭を同時に行い、徐塵の完了後は流路を脱臭流路に切替えて脱臭フィルタによる脱臭だけを行うようにすれば、送風手段として特に大型のファン等を用いずとも徐塵完了後は大きな風量で高効率での脱臭が可能になり、徐塵と脱臭を完了させるのに要する全体の時間が短くて済むので、送風手段として特に大型のものを用いずとも全体としてコンパクト且つ低騒音の使い勝手の良い空気清浄機とすることができるという効果がある。
【0028】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、徐塵完了後の脱臭を更に高性能で行うことができて、徐塵と脱臭を完了させるのに要する全体の時間を更に短く済ませることができるという効果がある。
【0029】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、自動制御によって使用者にとって更に使い勝手が良くなるという効果がある。
【0030】
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項3記載の発明の効果に加えて、例えば運転開始から所定時間経過時点で脱臭流路に切替えるようにすれば粉塵センサ等のセンサが不要になるという効果があり、また、粉塵センサ等のセンサを備えて徐塵が完了したと検知後の所定時間経過時点で脱臭流路に切替えるようにすれば更に確実に徐塵を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例の空気清浄機中の流路を示す説明図であり、(a)は徐塵脱臭流路、(b)は脱臭流路を示している。
【図2】同上の空気清浄機の概略ブロック図である。
【図3】同上の空気清浄機の制御方法を示すフローチャートである。
【図4】同上の空気清浄機の他の制御方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態における他例の空気清浄機を示す説明図であり、(a)は空気通路中の徐塵脱臭流路、(b)は(a)の場合の開閉スリット、(c)空気通路中の脱臭流路、(d)は(c)の場合の開閉スリットを示している。
【図6】本発明の実施の形態における更に他例の空気清浄機中の流路を示す説明図であり、(a)は徐塵脱臭流路、(b)は脱臭流路を示している。
【符号の説明】
1 空気通路
2 送風手段
4 徐塵フィルタ
5 脱臭フィルタ
6 空間部
10 開閉プレート
13 制御部
40 流路切替え機構
Ra 徐塵脱臭流路
Rb 脱臭流路

Claims (4)

  1. 空気通路と該空気通路内に空気を導入する為の送風手段を備え、空気通路内に徐塵フィルタと脱臭フィルタとを通路方向に並設して成る空気清浄機において、送風手段により空気通路内に導入される空気の該空気通路内での流路を、徐塵フィルタと脱臭フィルタとを連続して通過する徐塵脱臭流路と、徐塵フィルタの周囲を迂回して脱臭フィルタだけを通過する脱臭流路とに切替え自在な流路切替え機構を備えていることを特徴とする空気清浄機。
  2. 流路切替え機構により徐塵脱臭流路が選択される場合の送風量と比して脱臭流路が選択される場合の送風量が多くなるように送風手段を自動制御する制御部を備えていることを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 流路切替え機構による流路の切替えを自動制御する制御部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気清浄機。
  4. 制御部が、タイマを備えていて該タイマが所定時間を経過した時点で流路を徐塵消臭流路から脱臭流路に切替えるものであることを特徴とする請求項3記載の空気清浄機。
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