JP2004254930A - 心電計 - Google Patents

心電計 Download PDF

Info

Publication number
JP2004254930A
JP2004254930A JP2003049125A JP2003049125A JP2004254930A JP 2004254930 A JP2004254930 A JP 2004254930A JP 2003049125 A JP2003049125 A JP 2003049125A JP 2003049125 A JP2003049125 A JP 2003049125A JP 2004254930 A JP2004254930 A JP 2004254930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parameter
data
voice
input
electrocardiogram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003049125A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Seno
学 瀬野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003049125A priority Critical patent/JP2004254930A/ja
Publication of JP2004254930A publication Critical patent/JP2004254930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】より使いやすい心電計を提供する。
【解決手段】心電計10は、外部電極12からの信号が入力される信号入力手段22と、前記信号入力手段22に入力された信号から第1のパラメータを計算するパラメータ計算手段30と、第2のパラメータを記憶するパラメータ記憶手段26と、前記パラメータ計算手段30で計算した第1のパラメータと前記パラメータ記憶手段26で記憶した第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常であるか否かを判定する判定手段30と、前記判定手段30の判定結果に基づいて出力する出力手段28とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、心電計に関し、詳しくは、心電図データを記憶することができる心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医師が後から診断できるように、自覚症状があるときの心電図データを記憶しておくことができる携帯型心電計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−123302号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に開示された携帯型心電計では、携帯性を高めるため、記憶できる心電図データに限りがある。そのため、使用者(患者)自身がイベントスイッチを操作して心電図データを記憶させる必要があり、激しい症状のときには操作が困難である。また、使用者自身で心電図データを記憶すべき症状(イベント)であるか否かを判定する必要がある。また、イベントが発生しても、後からでないと診断できないため、時間的な遅れが生じる。
【0005】
また、心電図データを連続的に記録する場合、イベント発生時点の心電図波形を見つけることは、容易ではない。
【0006】
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、より使いやすい心電計を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記技術的課題を解決するため、以下の構成の心電計を提供する。
【0008】
この心電計は、外部電極からの心電図信号が入力される信号入力手段と、前記信号入力手段に入力された心電図信号から、心電図波形の特徴を表す第1のパラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、第2のパラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、前記パラメータ抽出手段で抽出した第1のパラメータと前記パラメータ記憶手段で記憶した第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが前記心電図波形の異常を示すか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて出力する出力手段とを備える。
【0009】
上記構成において、第1のパラメータは、心電図波形の規則性やゆらぎなどの特徴を表すパラメータ(例えば、拍動ごとの周期や、拍動波形の振幅)である。第2のパラメータは、第1のパラメータが異常を示すか否かを判定するために用いるパラメータであり、例えば、第1のパラメータの許容範囲(上限、下限)を決めるために用いるパラメータである。第2のパラメータに、心電計の使用者(患者)固有のパラメータ(例えば、許容範囲の上限値、下限値)を含めておき、予め記憶しておくことができる。判定には、使用者(患者)固有の第2のパラメータ(例えば、中心値)だけでなく、それ以外の第2のパラメータ(例えば、許容できる変動率、絶対的な上限値、下限値)も併せて用いるようにしてよい。
【0010】
上記構成において、出力手段は、判定手段の判定結果に基づいて、適宜に出力する。例えば、心電計が通信機能を備えていれば、異常を示すと判定した場合には、自動的に管理センターに通報し、管理センターから医師の診断や指示を手配するようにしてもよい。あるいは、後述するように、記録装置に出力してもよい。出力手段により、イベント発生後の診断や対処の遅れを防ぐことができる。
【0011】
上記構成によれば、個々の使用者に応じた第2のパラメータを記憶しておくことで、個々の使用者の症状に応じてきめこまかい診断または診断を補助するための情報の生成を自動的に行うことができる。
【0012】
したがって、より使いやすい心電計を提供することができる。
【0013】
好ましくは、前記出力手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、記録装置に出力する。
【0014】
上記構成において、記録装置は、例えば、メモリや磁気テープ等の記録媒体に電子的に記録するものであっても、心電図やデータを記録紙にプリントするレコーダ等であってもよい。記録装置は、心電計に内蔵され、心電計と一体的に構成されても、心電計とは分離した別装置であってもよい。別装置の場合には、心電計とケーブルを介して接続されても、無線により接続されてもよい。
【0015】
上記構成によれば、例えば、異常を示すと判定した場合に、そのとき(その直前も含んでもよい)の心電図波形の波形データや第1のパラメータ等のデータを記録装置に出力し、記録することできる。異常を示すと判定したときのデータを自動的に記録することで、使いやすい心電計とすることができる。
【0016】
また、本発明は、以下の心電図データ処理プログラムを提供する。
【0017】
この心電図データ処理プログラムは、コンピュータに、心電図波形の時系列データから第1のパラメータを抽出させる第1のステップと、書き換え可能な記憶領域から第2のパラメータを読み込む第2のステップと、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが前記心電図波形の異常を示すか否かを判定する第3のステップと、前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを実行させるためのプログラムである。
【0018】
上記プログラムにおいて、第1のステップと第2のステップの順序は問わない。すなわち、どちらが先でもよく、あるいは同時であってもよい。
【0019】
また、本発明は、以下の心電図データ処理方法を提供する。
【0020】
この心電図データ処理方法は、心電図波形の時系列データから第1のパラメータを抽出させる第1のステップと、書き換え可能な記憶領域から第2のパラメータを読み込む第2のステップと、前記第1のパラメータと前記第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが前記心電図波形の異常を示すか否かを判定する第3のステップと、前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを有する。
【0021】
上記方法において、第1のステップと第2のステップの順序は問わない。すなわち、どちらが先でもよく、あるいは同時であってもよい。
【0022】
また、本発明は、以下のサーバを提供する。
【0023】
このサーバは、心電計を使用する使用者を識別するための使用者識別記号と、当該使用者識別記号と関連付けられた心電図データとを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した心電図データから第1のパラメータを計算するパラメータ計算手段と、使用者識別記号と第2のパラメータとを関連付けて記憶する使用者情報記憶手段と、前記受信手段で受信した使用者識別記号に関連付けられた第2のパラメータを前記使用者情報記憶手段から読み出し、その読み出した第2のパラメータと前記パラメータ計算手段で計算した第1のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常か否か判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて出力する出力手段とを備える。
【0024】
上記構成において、使用者識別記号は、例えば、数字・英数字・文字列、カルテ番号・会員番号等、使用者を特定できる情報であればよい。
【0025】
上記構成において、第1のパラメータは、心電図波形の規則性やゆらぎなど、心電図データの特徴を表すパラメータ(例えば、拍動ごとの周期や、拍動波形の振幅)である。第2のパラメータは、第1のパラメータが異常であるか否かを判定するために用いるパラメータであり、例えば、第1のパラメータの許容範囲(上限、下限)を決めるために用いるパラメータである。第2のパラメータは、使用者識別記号と関連付けることにより、心電計の使用者(患者)固有のパラメータ(例えば、上限値、下限値)を予め記憶しておくことができる。第1のパラメータが異常であるか否かは、使用者(患者)固有の第2のパラメータ(例えば、中央値)だけでなく、それ以外の予め決められた第2のパラメータ(許容できる変動率や、絶対的な上限、下限など)をも用いて判定するようにしてもよい。
【0026】
上記構成において、出力手段は、判定手段の判定結果に基づいて、適宜に出力する。例えば、サーバが通信機能を備えていれば、第1のパラメータが異常である場合には、自動的に医師に通報し(例えば、メールやファックスを送信し)、医師の診断や指示を手配する。出力手段により、イベント発生時に迅速に対応することが可能となる。
【0027】
上記構成によれば、個々の使用者に応じた第2のパラメータを記憶しておくことで、個々の使用者の症状に応じてきめこまかい診断または診断を補助するための情報の生成を自動的に行うことができる。
【0028】
上記構成によれば、サーバと接続することで、より使いやすい心電計を提供することができる。
【0029】
また、本発明は、以下のプログラムを提供する。
【0030】
このプログラムは、サーバに、心電計を使用する使用者を識別するための使用者識別記号と、当該使用者識別記号と関連付けられた心電図データとを受信する第1のステップと、前記第1のステップで受信した心電図データから第1のパラメータを計算する第2のステップと、前記第1のステップで受信した使用者識別記号によって特定される第2のパラメータと、前記第2のステップで計算した第1のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常か否か判定する第3のステップと、前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを実行させるためのプログラムである。
【0031】
また、本発明は、以下の方法を提供する。
【0032】
この方法は、心電計を使用する使用者を識別するための使用者識別記号と、当該使用者識別記号と関連付けられた心電図データとを受信する第1のステップと、前記第1のステップで受信した心電図データから第1のパラメータを計算する第2のステップと、前記第1のステップで受信した使用者識別記号によって特定される第2のパラメータと、前記第2のステップで計算した第1のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常か否か判定する第3のステップと、前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを有する。
【0033】
また、本発明は、以下の構成の心電計を提供する。
【0034】
この心電計は、音声データが入力される音声入力手段と、外部電極からの信号が入力される信号入力手段と、前記音声入力手段に入力された音声データを情報処理する音声情報処理手段と、前記音声情報処理手段で音声データを情報処理した結果と、前記信号入力手段に入力された信号またはその信号を変換した信号とを関連付けて記録するデータ記憶手段とを備える。
【0035】
上記構成において、音声情報処理手段は、音声の時系列データを情報処理して、意味データ(文字・記号・符号など)を生成する。意味データと心電図データとを関連付けて記憶することにより、心電図データが記録された意味が、後から容易に分かるので、心電図の診断を迅速に、かつ効率よく行うことができる。また、音声の指示で心電図データを記録するようにでき、発作時のように操作部材を操作する余裕がない場合でも、心電図データを記録できる。
【0036】
なお、データ記憶手段には、信号入力手段に入力された信号をデジタル変換したり圧縮した信号を記録するようにすてもよい。
【0037】
上記構成によれば、音声により自動的に記録することで、より使いやすい心電計を提供することができる。
【0038】
好ましくは、前記音声情報処理手段は音声認識手段を有している。
【0039】
上記構成において、音声情報処理手段は、音声認識手段により音声の時系列データを文字コードに変換し、変換した文字コードに基づいて、意味データを生成する。このとき、意味データは、文字コードと一致することがあってもよい。上記構成によれば、意味データの生成が容易である。
【0040】
好ましくは、前記音声情報処理手段は、当該心電計の使用者の音声の特徴を記憶した音声特徴記憶手段を有している。
【0041】
上記構成によれば、心電計を使用する使用者の音声の特徴を記憶することで、音声認識の精度を上げ、信頼性の向上を図ることができる。
【0042】
好ましくは、前記音声特徴記憶手段が記憶する特徴には、当該心電計の使用者が過去に発声した音声またはその音声の特徴パラメータが含まれる。
【0043】
心電計の使用者は、心臓発作などにより苦しいときに、言葉にならない音声を発生することがある。その場合、通常は何を言おうとしているのか分からないが、上記構成によれば、発作時等の音声の特徴を記録しておき、これと入力された音声とを比較することにより、そのときの状態(発作の発生等)を推定することができる。
【0044】
好ましくは、音声入力手段に入力された音声データの音量が一定以下の場合に、当該音声データの記録をしない。これにより、心電計の使用者が話していないときはデータの記録を止め、記憶容量を有効に活用することができる。
【0045】
また、本発明は、以下のプログラムを提供する。
【0046】
このプログラムは、コンピュータに、音声データが入力される第1のステップと、外部電極からの信号が入力される第2のステップと、前記第1のステップで入力された音声データを情報処理する第3ステップと、前記第3ステップで情報処理した結果と、前記第2ステップで入力された信号またはその信号を変換した信号とを、関連付けて記録する第4ステップとを実行させる。
【0047】
また、本発明は、以下の記録方法を提供する。
【0048】
この記録方法は、音声データが入力される第1のステップと、外部電極からの信号が入力される第2のステップと、前記第1のステップで入力された音声データを情報処理する第3ステップと、前記第3ステップで情報処理した結果と、前記第2ステップで入力された信号またはその信号を変換した信号とを、関連付けて記録する第4ステップを有する。
【0049】
また、本発明は、以下の心電図データを読み取り、診断することを支援する心電図データ診断支援装置を提供する。
【0050】
この心電図データ診断支援装置は、音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データが入力されるデータ入力手段と、前記データ入力手段に入力された心電図データを画像として表示し、前記データ入力手段に入力された音声処理結果データに基づいて、音声の出力と文字の表示との少なくとも一方を行うデータ出力手段とを有する。
【0051】
上記構成によれば、音声処理結果データに基づく文字の表示から、イベント発生時の心電図データの画像(心電図波形)を容易に見つけ出すことができる。なお、上記構成においては、何らかの意味を伝達し実質的に文字と同様に機能する記号や図形も、「文字の表示」に含まれる。また、音声の出力は、心電図データ記録時の使用者の状態を把握し、診断するのに役立つ。
【0052】
また、本発明は、以下のプログラムを提供する。
【0053】
このプログラムは、コンピュータに、音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データが入力される第1ステップと、前記第1ステップにおいて入力された心電図データを画像として表示し、前記第1ステップにおいて入力された音声処理結果データに基づいて、音声の出力と文字の表示との少なくとも一方を行う第2ステップとを実行させる。
【0054】
また、本発明は、以下の心電図データ診断支援方法を提供する。
【0055】
この心電図データ診断支援方法は、音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データが入力される第1ステップと、前記第1ステップにおいて入力された心電図データを画像として表示し、前記第1ステップにおいて入力された音声処理結果データに基づいて、音声の出力と文字の表示との少なくとも一方を行う第2ステップとを有する。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態として第1〜第4実施例を図1〜図8に基づいて説明する。
【0057】
まず、第1実施例の心電計10について、図1〜図3を参照しながら説明する。
【0058】
図1に示すように、心電計10には、使用者の体表面に密着させる外部電極12を接続するようになっている。外部電極12は、ケーブルを介して心電計10と接続するようにしても、心電計10の筐体に一体的に設け、外部に露出するようにしてもよい。
【0059】
心電計10は、全体の制御を統括する制御部30に、表示部20、入力部22、操作部24、記憶部26及び出力部28が接続されている。
【0060】
表示部20は、心電図波形や数値等が表示され、例えば液晶パネルを用いる。操作部24は、心電計10の使用者が操作する操作部材、例えば、ON/OFFスイッチやアップダウンスイッチなどを含む。タッチパネルを用いれば、表示部20と操作部24との全部又は一部を共用することができる。表示部20の表示を見ながら操作部24の操作部材を操作することにより、心電計10の設定値を所望の値に設定するなどの操作を行うことができる。設定値は、正常範囲の上限値、下限値などを含む。
【0061】
入力部22は、外部電極からの信号が入力され、信号入力手段として機能する。入力部22は、入力された信号を処理して、心電図のデータを生成し、制御部30に送出し、パラメータ抽出手段の一部としても機能する。
【0062】
記憶部26は、心電計10の設定値や心電図データを記憶するために用いるものであり、パラメータ記憶手段としても機能する。例えばフラッシュメモリー等の不揮発性メモリーを用い、電源が切れても、データが消えないようにすることが好ましい。あるいは、記憶部26に記憶媒体を着脱可能に装着できるように構成し、記憶部26に装着された記憶媒体にデータを記録するようにしてもよい。
【0063】
出力部28は、外部機器にデータを出力し、出力手段として機能する。例えば、ファックス等の通信装置14や、ペンレコーダ等の記録装置16に、心電図波形を形成するためのデータを出力する。あるいは、出力部28が通信機能を備え、後述する第2実施例のように通信網を介して管理センターのサーバ50と交信し、必要に応じてデータを出力するようにしてもよい。
【0064】
制御部30は、CPUやメモリーなどを含むマイクロプロセッサであり、判定手段及び出力手段として機能する。
【0065】
制御部30は、所定のプログラムに従って動作し、例えば図2に示した手順で制御動作を実行する。
【0066】
すなわち、操作部24の不図示のメインスイッチがオンになるのを待ち(#10でNO)、オンになれば(#10でYES)、記憶部26に記憶されている設定値を読み込む(#12)。
【0067】
次に、入力部22から心電図のデータを読み込み(#14)、読み込んだデータから特徴パラメータを抽出する(#16)。例えば、図3に示すように、拍動の間隔L、振幅Hなど、診断に用いるための数値を抽出する。なお、特徴パラメータは、入力部22からのデータを制御部30でソフト的に処理して抽出する代わりに、専用の電気回路を用いてハード的に抽出するようにしてもよい。
【0068】
次に、制御部30は、ステップ#16で抽出した特徴パラメータと、ステップ#12で記憶部26から読み出した設定値に含まれる正常範囲の上限値、下限値とを比較することにより、心電図データが心電計10の使用者の異常状態を示しているか否かを判定する(#18)。異常であれば(#18でYES)、そのときの心電図データを、日時や特徴パラメータの値などと対応付けて、記憶部26に書き込むように制御する(#20)。また、必要に応じて、出力部28を適宜に動作させる。このとき、制御部30は、出力手段として機能する。好ましくは、異常と判定した時点から所定時間さかのぼって、心電図データを記憶部26に書き込む。異常でなければ(#18でNO)、上記ステップ#20をスキップする。
【0069】
メインスイッチがOFF(#22でYES)になるまで、上記ステップ#14〜#20を繰り返す(#22)。
【0070】
なお、記憶部26の空き容量が残り少なくなると、やがて、データを書き込むことができなくなる。心電計10の使用者がそのようなことを気にしないですむように、制御部30は、例えば、記憶部26の空き容量を監視しながら、次のように制御を行う。すなわち、記憶部26の空き容量が残り少なくなった場合、あるいはなくなった場合には、記憶部26のデータを圧縮して空き容量を増やすようにする。あるいは、特徴パラメータに基づいてデータの重要性を判定し、重要性の高いものから順に記憶部26に残るように、重要性の低いデータを記憶部26から削除し、空き容量を増やすようにする。あるいは、出力部28を動作させて、外部機器にデータを転送し、転送済みのデータを記憶部26から削除して、空き容量を増やすようにする。
【0071】
次に、第2実施例の心電図管理システムについて、図4及び図5を参照しながら説明する。
【0072】
図4に示すように、心電計10と管理センターのサーバ50とを、通信網2を介して接続し、心電図管理システムを構成する。心電計10は、前述した第1実施例と同じものであり、出力部28が通信機能を有する。通信網2は、例えばインターネットや携帯電話のデータ通信網であり、心電計10と管理センターのサーバ50とは、有線又は無線により接続される。
【0073】
サーバ50は、受信部52、判定部54、クライアント情報部56、データ記憶部57及び連絡部58が、バスを介して接続されている。
【0074】
受信部52は、心電計10と交信し、受信手段として、心電計10を使用する個々の使用者のIDと心電図データとを心電計10から受信する。使用者のIDは、数字・英数字・文字列、カルテ番号・会員番号等、心電計10の使用者を特定するための使用者識別記号である。受信部52は、受信したIDをクライアント情報部56に送出し、受信した心電図データを判定部54に送出する。また、判定部54からの指示により、受信部52は、受信したID及び心電図データを、データ記憶部57と連絡部58とに送出する。
【0075】
クライアント情報部56は、心電計10を使用する個々の使用者のIDと、その使用者についての判定基準パラメータ(例えば、正常範囲の上限値、下限値)と、その他のクライアント情報(年齢、性別、連絡先、主治医、病歴等)を、関連付けて記憶している。クライアント情報部56は、受信部52からIDを受信すると、対応する判定基準パラメータを読み出して、判定部54に送出する。
【0076】
判定部54は、パラメータ計算手段として、受信部52から受信した心電図データから特徴パラメータを計算する。また、判定手段として、計算した特徴パラメータと、クライアント情報部56から受信した判定基準パラメータとを比較し、心電図データについて異常の有無を判定する。異常と判定したときには、受信部52に対して、受信部52が受信したID及び心電図データを、データ記憶部57と連絡部58とに送出するように指示する。
【0077】
データ記憶部57は、異常と判定された心電図データとIDとを受信部52から受信し、データ記憶手段として、それらのデータを関連付けて記憶する。このとき、そのときの特徴パラメータや日時等の情報を付加して、データ記憶部57に記憶させるようにしてもよい。
【0078】
連絡部58は、判定部54の指示により受信部52が送出したID及び心電図データを受信すると、出力手段として、医師への連絡(例えば、心電図のファックス送信、電子メールの送信)や、管理センターの管理者への通報(例えば、管理センターの操作パネル上へのメッセージ表示)などを行う。連絡を受けた医師は、必要に応じて管理センターのサーバ50にアクセスし、データ記憶部57に記憶された心電図データを参照することにより、診断や指示を行う。管理者は、心電計10の使用者のもとに救援者を派遣したり、救急車を手配する。このとき、必要に応じてクラインアント情報部56にアクセスし、IDをもとに、クライアント情報部56に記憶されている種々のクライアント情報を参照する。
【0079】
次に、管理センターのサーバ50の動作について、図5を参照しながら説明する。
【0080】
受信部52が心電計10からIDと心電図データを受信すると(#30でYES)、受信部52は、IDと心電図データを一時的に記憶する(#32)。そして、受信部52は、受信した心電図データを判定部54に送出し、また、受信っしたIDをクライアント情報部56に送出する。
【0081】
クライアント情報部56は、受信部52から受信したIDをもとに、それに関連付けられた基準判定パラメータを読み出して、判定部54に送出する(#34)。判定部54は、受信部52から受信した心電図データについて特徴パラメータを抽出(計算)し(#36)、抽出した特徴パラメータと、ステップ#34でクライアント情報部56から送出された判定基準パラメータとを比較し、特徴パラメータが正常範囲から外れ、心電図データに異常があるか否かを判定する(#38)。
【0082】
異常であれば(#38でYES)、判定部54は、受信部52に対してIDと心電図データを、記録部57と連絡部58に送出するよう指示し、記録部57は、受信部52からIDと心電図データとを受信し、それらを記憶する(#40)。連絡部58は、受信部52からID及び心電図データを受信すると、医師への連絡(例えば、心電図のファックス送信、電子メールの送信)や、管理センターの管理者への通報(操作パネル上へのメッセージ表示)などを行う(#42)。異常でなけば(#38でNO)、上記ステップ#40及び#42をスキップする。
【0083】
次に、第3実施例について、図6を参照しながら説明する。
【0084】
第3実施例の心電計11は、第1実施例の心電計10と略同様に構成される。以下では、同様の構成部分には同じ符号を用い、相違点を中心に説明する。
【0085】
心電計11の制御部30には、音声入力部23が接続されている。音声入力部23は、マイク13からの音声信号をA/D変換し、音声入力手段として、音声の時系列データを制御部30に入力する。制御部30は、入力された音声データの意味を解析し、必要に応じて音声データやその意味を、心電図データと関連付けて記憶部26に記憶させる。
【0086】
この場合、マイク13に、一定時間、一定以上の音量の音声が入力されないときには、音声データの入力や解析を中断するようにしてもよい。逆に、一定時間、一定以上の音量の音声が入力されたときに限り、音声データの入力や解析を行うようにしてもよい。これにより、話していないとき等には、心電図データの記録を止めるようにすることができる。
【0087】
制御部30は、音声の意味を解析し、その意味を表す文字・記号・符号の意味データを生成し、その意味データに基づいて制御を行う。例えば、記録開始を指示する言葉が発せられたときや、呻き声から発作が起きたと推定されるときに、データ記憶手段である記憶部26に、意味データを心電図データと関連付けて記録させたり、出力部28を動作させて外部に通報する。例えば、ボタン等の操作部材を操作することなく、データを記録でき、便利である。また、発作時のように操作部材を操作する余裕がないときでも、記録可能である。
【0088】
詳しくは、制御部30は、音声情報処理手段として情報処理を行い、音声入力部23からの音声データを文字コードに変換した後、文字コードに基づいて、意味データを生成する。例えば、「記録する」等の動作を指示する言葉について、その連続音の時系列データを文字コードに変換し(すなわち、音声認識手段を動作させ)、文字コードを解析して、心電計11で記録するように指示する意味データを生成する。あるいは、音の高低や長さ、間隔、変化などの音声の特徴を抽出し、抽出した特徴の組み合わせ状態を解析することにより、音声を発した人の状態を推定し、心電計11で記録するなどの動作を指示する意味データを生成する。これにより、発作時の呻き声(例えば、「ウ、ウ、ウ」)等の意味不明の音声が発せられても、心電図データを心電計11に記録することができる。
【0089】
好ましくは、記憶部26を音声特徴記憶手段としても用い、記憶部26に、心電計11の使用者の音声又はその特徴に関するデータ(パーソナルデータ)を記憶しておき、パーソナルデータにより、音声データが心電計11の使用者のものであるか否かを検出し、心電計11の使用者についてのみ音声情報処理を行う。これにより、心電計11の使用者以外の音声で心電計11が誤作動することを防止し、音声認識の精度を上げ、信頼性を向上することができる。
【0090】
この場合、より好ましくは、パーソナルデータは、心電計11の使用者が過去の発作時等に発した音声又はその特徴に関するデータを含む。苦しいときは言葉にならない音声を発することがあり、そのままでは通常は何を言おうとしているか分からないが、そのような音声又はその特徴を記録しておき、入力された音声と比較することにより、そのときの状態を推定することができる。
【0091】
次に、第4実施例の心電図データ診断支援装置60について、図7及び図8を参照しながら説明する。
【0092】
図7に示すように、心電計11(心電計10でもよい)は、心電図データの読み取りを支援する心電図データ診断支援装置60に接続され、心電計11の記憶部26に記録されたデータを読み取ることができるようになっている。心電図データ診断支援装置60は、専用の機器として構成しても、汎用品であるパーソナルコンピュータやディスプレイ等を用いて構成してもよい。
【0093】
心電図データ診断支援装置60は、全体の制御を統括する制御部80に、表示部70、入力部72、操作部74、記憶部76及び出力部78が接続されている。
【0094】
入力部72は、データ入力手段として、心電計11で音声データを情報処理した結果である音声処理結果データ(音声を再生するためのデータや、音声を情報処理した結果の文字コードなど)とそれに関連付けられた心電図データを受信して、制御部80に入力する。制御部30は、CPUやメモリーなどを含むマイクロプロセッサであり、所定のプログラムに従って動作する。記憶部76は、心電計11からの心電図データなどを記憶する。
【0095】
表示部70は、データ出力手段として、心電図データに基づく画像(心電図波形)や、音声処理結果データに基づく文字などを表示する。操作部74は、例えば、スイッチやボタン、トラックボールなどの操作部材を含む。タッチパネルを用いれば、表示部70と操作部74との全部又は一部を共用することができる。
【0096】
出力部78は、データ出力手段として、音声処理結果データに基づいて、音声を出力する。
【0097】
表示部70の表示画面72は、例えば図8に示すように構成する。すなわち、表示画面72は、心電図波形77を表示するメイン表示領域75と、その上下の領域73,76とに区分けされる。
【0098】
メイン表示領域75には、イベント発生時に略対応する時間軸上の位置に、心電図波形77と対応付けて、イベントマーク75aが表示される。イベントマーク75aにより、イベント発生時点を見つけやすくすることができる。
【0099】
また、音声処理結果データが記録されている場合には、その記録時点に略対応する時間軸上の位置に、心電図波形77と対応付けて、音声マーク75bが表示される。音声マーク75bについて操作(例えば、ポインタを合わせた状態でのクリック)すると、イベント発生時の音声が再生され、使用者の状態を把握し、診断するのに役立てることができる。
【0100】
メイン表示領域75よりの下の領域76には、表示された心電図波形77に対応する特徴パラメータ等の数値が表示される。
【0101】
メイン表示領域75よりの上の領域74には、時間軸の前後方向それぞれについての送りボタン74b,74y、早送りボタン74a,74z、前後のイベントマーク(イベント発生時)にジャンプするスキップボタン74c,74xと、表示された心電図波形77の記録日時等の情報74sと、終了ボタン74tとが配置されている。
【0102】
心電図データ診断支援装置60の不図示の操作部材(例えば、トラックボール)を操作し、表示画面72上に表示されるポインタ78を移動し、所望のボタンに重ねた状態で不図示の操作部材(例えば、エンターキー)を操作することにより、心電図波形77の表示される時刻を変更したり、音声処理結果データを用いて音声を再生するなどの操作を行うことができる。
【0103】
制御部80は、所定のプログラムに従って、次のように動作する。
【0104】
すなわち、入力部72を介して心電計11と通信し、心電計11から、音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データを受信する。そして、受信した心電図データの画像(心電図波形77)を表示部70の表示画面72に表示させる。また受信した音声処理結果データに基づいて、心電図波形77の表示と対応する位置に、イベントマーク74aと音声マーク74bとを表示させ、例えば、イベントマーク74aがクリックされたときにはイベントに対応する文字(例えば、音声データに基づく文字)を表示し、音声マーク74bがクリックされたときには、出力部78で音声を再生させる。
【0105】
以上、説明したように、心電計10,11は、従来品よりも使いやすい。
【0106】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すシステム構成図
【図2】心電計の動作のフローチャート
【図3】心電図波形の特徴パラメータの説明図
【図4】本発明の第2実施例を示す心電図管理システムの構成図
【図5】サーバの動作のフローチャート
【図6】本発明の第3実施例を示す心電計の構成図
【図7】本発明の第4実施例を示す心電図データ診断支援装置の構成図
【図8】図7の装置の画面構成図
【符号の説明】
10,11 心電計
12 外部電極
22 入力部(信号入力手段、パラメータ抽出手段、出力手段)
23 音声入力部(音声入力手段)
26 記憶部(パラメータ記憶手段、データ記憶手段)
28 出力部(出力手段、データ記憶手段)
30 制御部(パラメータ抽出手段、判定手段、音声情報処理手段)
50 サーバ
52 入力部(受信手段)
54 判断部(パラメータ計算手段、判定手段)
56 クライアント情報部(使用者情報記憶手段)
58 連絡部(出力手段)
60 心電図データ診断支援装置
70 表示部(データ出力手段)
72 入力部(データ入力手段)
76 記憶部
78 出力部(データ出力手段)
80 制御部

Claims (16)

  1. 外部電極からの心電図信号が入力される信号入力手段と、
    前記信号入力手段に入力された心電図信号から、心電図波形の特徴を表す第1のパラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、
    第2のパラメータを記憶するパラメータ記憶手段と、
    前記パラメータ抽出手段で抽出した第1のパラメータと前記パラメータ記憶手段で記憶した第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが前記心電図波形の異常を示すか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて出力する出力手段とを備えたことを特徴とする、心電計。
  2. 前記出力手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、記録装置に出力することを特徴とする、請求項1記載の心電計。
  3. コンピュータに、
    心電図波形の時系列データから第1のパラメータを抽出させる第1のステップと、
    書き換え可能な記憶領域から第2のパラメータを読み込む第2のステップと、
    前記第1のパラメータと前記第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが前記心電図波形の異常を示すか否かを判定する第3のステップと、
    前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを実行させるための、心電図データ処理プログラム。
  4. 心電図波形の時系列データから第1のパラメータを抽出させる第1のステップと、
    書き換え可能な記憶領域から第2のパラメータを読み込む第2のステップと、
    前記第1のパラメータと前記第2のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが前記心電図波形の異常を示すか否かを判定する第3のステップと、
    前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを有する、心電図データ処理方法。
  5. 心電計を使用する使用者を識別するための使用者識別記号と、当該使用者識別記号と関連付けられた心電図データとを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した心電図データから第1のパラメータを計算するパラメータ計算手段と、
    使用者識別記号と第2のパラメータとを関連付けて記憶する使用者情報記憶手段と、
    前記受信手段で受信した使用者識別記号に関連付けられた第2のパラメータを前記使用者情報記憶手段から読み出し、その読み出した第2のパラメータと前記パラメータ計算手段で計算した第1のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常か否か判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて出力する出力手段とを備えたことを特徴とする、サーバ。
  6. サーバに、
    心電計を使用する使用者を識別するための使用者識別記号と、当該使用者識別記号と関連付けられた心電図データとを受信する第1のステップと、
    前記第1のステップで受信した心電図データから第1のパラメータを計算する第2のステップと、
    前記第1のステップで受信した使用者識別記号によって特定される第2のパラメータと、前記第2のステップで計算した第1のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常か否か判定する第3のステップと、
    前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを実行させることを特徴とする、プログラム。
  7. 心電計を使用する使用者を識別するための使用者識別記号と、当該使用者識別記号と関連付けられた心電図データとを受信する第1のステップと、
    前記第1のステップで受信した心電図データから第1のパラメータを計算する第2のステップと、
    前記第1のステップで受信した使用者識別記号によって特定される第2のパラメータと、前記第2のステップで計算した第1のパラメータとを用いて、当該第1のパラメータが異常か否か判定する第3のステップと、
    前記第3のステップの判定結果に基づいて出力する第4のステップとを有することを特徴とする、方法。
  8. 音声データが入力される音声入力手段と、
    外部電極からの信号が入力される信号入力手段と
    前記音声入力手段に入力された音声データを情報処理する音声情報処理手段と、
    前記音声情報処理手段で音声データを情報処理した結果と、前記信号入力手段に入力された信号またはその信号を変換した信号とを関連付けて記録するデータ記憶手段とを備えたことを特徴とする、心電計。
  9. 前記音声情報処理手段は音声認識手段を有していることを特徴とする、請求項8記載の心電計。
  10. 前記音声情報処理手段は、当該心電計の使用者の音声の特徴を記憶した音声特徴記憶手段を有していることを特徴とする、請求項8又は9記載の心電計。
  11. 前記音声特徴記憶手段が記憶する特徴には、当該心電計の使用者が過去に発声した音声またはその音声の特徴パラメータが含まれることを特徴とする、請求項8、9又は10記載の心電計。
  12. コンピュータに、
    音声データが入力される第1のステップと、
    外部電極からの信号が入力される第2のステップと、
    前記第1のステップで入力された音声データを情報処理する第3ステップと、
    前記第3ステップで情報処理した結果と、前記第2ステップで入力された信号またはその信号を変換した信号とを、関連付けて記録する第4ステップとを実行させることを特徴とする、プログラム。
  13. 音声データが入力される第1のステップと、
    外部電極からの信号が入力される第2のステップと、
    前記第1のステップで入力された音声データを情報処理する第3ステップと、
    前記第3ステップで情報処理した結果と、前記第2ステップで入力された信号またはその信号を変換した信号とを、関連付けて記録する第4ステップを有することを特徴とする、記録方法。
  14. 音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データが入力されるデータ入力手段と、
    前記データ入力手段に入力された心電図データを画像として表示し、前記データ入力手段に入力された音声処理結果データに基づいて、音声の出力と文字の表示との少なくとも一方を行う、データ出力手段とを有することを特徴とする、心電図データ診断支援装置。
  15. コンピュータに、
    音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データが入力される第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて入力された心電図データを画像として表示し、前記第1ステップにおいて入力された音声処理結果データに基づいて、音声の出力と文字の表示との少なくとも一方を行う第2ステップとを実行させることを特徴とする、心電図データ診断補助プログラム。
  16. 音声データを情報処理した音声処理結果データ及び当該音声データと関連付けられた心電図データが入力される第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて入力された心電図データを画像として表示し、前記第1ステップにおいて入力された音声処理結果データに基づいて、音声の出力と文字の表示との少なくとも一方を行う第2ステップとを有することを特徴とする、心電図データ診断支援方法。
JP2003049125A 2003-02-26 2003-02-26 心電計 Pending JP2004254930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003049125A JP2004254930A (ja) 2003-02-26 2003-02-26 心電計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003049125A JP2004254930A (ja) 2003-02-26 2003-02-26 心電計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004254930A true JP2004254930A (ja) 2004-09-16

Family

ID=33114915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003049125A Pending JP2004254930A (ja) 2003-02-26 2003-02-26 心電計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004254930A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008108005A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 情報処理システムおよび情報処理方法
WO2007126597A3 (en) * 2006-04-27 2008-06-19 Medtronic Inc Flexible memory management scheme for loop recording in an implantable device
JP2010538728A (ja) * 2007-09-12 2010-12-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ アラーム及び動向付け機能を有するqt間隔監視システム
JP2012529351A (ja) * 2009-06-08 2012-11-22 エアストリップ アイピー ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー 患者データを閲覧するためのシステムおよび方法
WO2015198466A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 株式会社 東芝 電子機器、方法及びプログラム
KR20190035059A (ko) * 2017-09-26 2019-04-03 (주)보템 비정상 심전도 신호 정보 출력 디바이스 및 방법
KR20200036384A (ko) * 2018-09-28 2020-04-07 주식회사 메쥬 심전도 신호를 기반으로 심실세동 및 전기기계적 해리를 추출하는 부정맥 추출장치 및 방법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007126597A3 (en) * 2006-04-27 2008-06-19 Medtronic Inc Flexible memory management scheme for loop recording in an implantable device
US7764988B2 (en) 2006-04-27 2010-07-27 Medtronic, Inc. Flexible memory management scheme for loop recording in an implantable device
JP2008108005A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2010538728A (ja) * 2007-09-12 2010-12-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ アラーム及び動向付け機能を有するqt間隔監視システム
US9538933B2 (en) 2007-09-12 2017-01-10 Koninklijke Philips N.V. QT interval monitoring system with alarms and trending
JP2012529351A (ja) * 2009-06-08 2012-11-22 エアストリップ アイピー ホールディングス リミテッド ライアビリティ カンパニー 患者データを閲覧するためのシステムおよび方法
US9400874B2 (en) 2009-06-08 2016-07-26 Airstrip Ip Holdings, Llc Systems and methods for viewing patient data
WO2015198466A1 (ja) * 2014-06-27 2015-12-30 株式会社 東芝 電子機器、方法及びプログラム
KR20190035059A (ko) * 2017-09-26 2019-04-03 (주)보템 비정상 심전도 신호 정보 출력 디바이스 및 방법
KR101992763B1 (ko) * 2017-09-26 2019-06-26 (주)보템 비정상 심전도 신호 정보 출력 디바이스 및 방법
KR20200036384A (ko) * 2018-09-28 2020-04-07 주식회사 메쥬 심전도 신호를 기반으로 심실세동 및 전기기계적 해리를 추출하는 부정맥 추출장치 및 방법
KR102170052B1 (ko) * 2018-09-28 2020-10-26 주식회사 메쥬 심전도 신호를 기반으로 심실세동 및 전기기계적 해리를 추출하는 부정맥 추출장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4933100B2 (ja) 心電図解析装置
US20040204635A1 (en) Devices and methods for the annotation of physiological data with associated observational data
US20050157887A1 (en) System for outputting acoustic signal from a stethoscope
WO2004023994A1 (ja) 生体情報トレンド表示装置およびその方法
JP2001309893A (ja) 遠隔診断システム
JP2007244531A (ja) ホルタ型心電図モニタ及び心電図モニタシステム
JP2005027751A (ja) 生体音信号処理システム
WO2011116340A2 (en) Context-management framework for telemedicine
JP4210973B2 (ja) 心電計システム
JPWO2005048833A1 (ja) 健康データ収集装置
US20060058591A1 (en) First-response portable recorder and automated report generator
KR20080040803A (ko) 이동 단말기 사용자의 건강 상태를 진단하는 방법, 장치 및시스템
JP2004254930A (ja) 心電計
WO2005004725A1 (ja) 診察支援システム、データ処理端末及びデータ処理プログラム
CN113939794A (zh) 医疗装置系统中的传输数据的时期的处理
WO2001085019A2 (en) Heart monitoring apparatus and method
US11430573B2 (en) Patient monitoring system
JP2000157497A (ja) 医療情報通信システムおよび通信方法
JP4525135B2 (ja) 生体情報管理システム
JP7185407B2 (ja) 行動記録支援方法、コンピュータプログラム、記憶媒体、および通信装置
CN102160784A (zh) 用于患者评估的方法和系统
JPH1189807A (ja) 脈診支援装置
CN114469021A (zh) 报警事件的回顾方法、监护设备和监护系统
WO2020017295A1 (ja) 電子機器、情報端末装置、システム、方法及びプログラム
JP3148058U (ja) 生理信号モニタリング装置