JP2004254142A - 中継サーバ及び通信端末及び中継方法及び中継プログラム及び端末通信方法 - Google Patents

中継サーバ及び通信端末及び中継方法及び中継プログラム及び端末通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットのアドレスを有しない二つの携帯電話の間で、インターネットを経由して通信を中継する。
【解決手段】固有のアドレスを割り付けられた通信端末A1と通信端末B1との間の通信を中継する中継サーバ2は、上記二つの通信端末それぞれと通信路を確立するインターネット通信サーバ6と、通信路を識別するハンドルと通信端末のアドレスとを記憶する電話番号管理データベース7とを備え、インターネット通信サーバ6は、通信路を確立した通信端末Aからアドレスの送信を受け付け、確立した通信路へハンドルを付与し、上記アドレスと上記ハンドルとを対応づけて電話番号管理データベース7へ登録し、通信路を確立した通信端末Bからアドレスの送信を受け付け、通信端末Bから受け付けたアドレスを検索キーとして、電話番号管理データベース7を検索してハンドルを取得し、取得したハンドルを用いて上記二つの通信端末の通信を中継する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信端末間の通信に関するものである。特に、第三世代携帯電話と呼ばれる携帯電話端末を利用した通信に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話を利用したインターネットアクセスなどのデータ通信においては、携帯電話をクライアントとするクライアント−サーバ型のデータ通信が行なわれており、動的に付与されるアドレスを使って通信路を確立してデータ通信を行なう。
また、第三世代携帯電話方式などでは、マルチコールなどと呼ばれる機能が実現され、例えば、通話しながら同時にインターネットアクセスのデータ通信を行なうことが可能となった。しかし、通話中の相手の携帯電話端末との間でデータのやりとりをする場合には、WWW(World Wide Web)サーバやメールサーバといった既存の間接的なデータ通信の方法が提供されているだけであった(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−331266号公報
【特許文献2】
特開2002−185628号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
携帯電話を利用したインターネットアクセスにおいては、アクセスを行なう度に携帯電話に動的にインターネットアドレスが割り振られるため、携帯電話間で通信路を確立することができない。それを補う方法としてデータのやりとりに電子メールを利用したり、WWWサーバを経由したりする方法があった。しかし、データのやりとりが電子メールやWWWサーバを経由した間接的な方式になり、例えば、電子メールを利用してデータを受信する場合は通話相手を含む複数の送信者からの電子メールの中から該当するメールを選択しもしくは検索する必要があった。
【0005】
また、例えば、WWWサーバを経由してデータを受信する場合はURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれるWWWサーバのアドレスを選択もしくは入力する必要があった。さらに、電子メールアプリケーションやWWWプラウザを利用してデータを取得した後、データを利用するアプリケーションにデータを自動的に、またはユーザの手作業で受け渡すためのアプリケーション間インターフェイスが必要であった。
【0006】
この発明は、例えば、個々の携帯電話がインターネット上のサーバと通信し、携帯電話の固有アドレスを中継サーバに送信し、サーバがデータ通信の中継を行なうことによって、通話相手の携帯電話との間でインターネットのデータ通信を可能とすることを目的とする。
また、データのやりとりに必要な双方の利用者の手間を減少させ、携帯電話上で動作するアプリケーションの開発を容易にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る中継サーバは、固有のアドレスを割り付けられた二つの通信端末である通信端末Aと通信端末Bとの間の通信を中継する中継サーバにおいて、
上記二つの通信端末それぞれと通信路を確立する通信部と、
通信路を識別するハンドルと通信端末のアドレスとを記憶する通信端末管理データベースとを備え、
上記通信部は、通信路を確立した通信端末Aからアドレスの送信を受け付け、上記確立した通信路へハンドルを付与し、受け付けたアドレスと上記ハンドルとを対応づけて上記通信端末管理データベースへ登録し、通信路を確立した通信端末Bからアドレスの送信を受け付け、通信端末Bから受け付けたアドレスを検索キーとして、上記通信端末管理データベースを検索してハンドルを取得し、取得したハンドルを用いて上記二つの通信端末の通信を中継することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明に関わる携帯電話端末間通信システムの構成例の図である。
図1は、携帯電話1A,1B、中継サーバ2、電話通信手段3A,3B、インターネット通信手段4A,4B、電話番号格納手段5A,5B、インターネット通信サーバ6、電話番号管理データベース(電話番号DB)7、インターネット8、電話交換網(電話回線)9とを含む携帯電話端末間通信システムの構成例を示している。
なお、以下の説明において、「携帯電話1A」と「携帯電話1B」とを区別する必要のない場合は、「携帯電話1」と示すこともある。同様に、携帯電話1に含まれる構成要素それぞれについても、「電話通信手段3」、「インターネット通信手段4」、「電話番号格納手段5」として示すこともある。
【0009】
中継サーバ2は、インターネット8を介して携帯電話1と通信路を確立する。
電話番号管理データベース7は、携帯電話1を管理するデータを格納する。一例として、電話番号(電話番号の組み合わせ)と、確立した通信路に付与されるハンドルとを格納する。
電話番号管理データベース7は、通信端末管理データベースともいう。
インターネット通信サーバ6は、携帯電話1との間の通信路を確立する。上記通信路は、一例として、インターネットを介する。通信路は、電話交換網9以外の通信網であってもよい。インターネット通信サーバ6は、通信部ともいう。
【0010】
携帯電話1は、インターネット8と電話交換網9との両方の通信網(通信回線)を介して通信できる端末である。携帯電話1は、通信端末の一例であり、インターネット8と電話交換網9との両方の通信網を介して通信できる端末であればよい。また、通信端末は、携帯端末に限られず、固定端末であってもよい。
電話番号格納手段5は、記憶領域(メモリ)であり、通信の相手となる通信先(相手先)の電話番号を格納する。また、自己の電話番号を格納する。電話番号格納手段5は、アドレス格納部ともいう。
【0011】
電話通信手段3はすべての携帯電話1に共通に備わっており、電話交換網9を介して通信路を確立することが可能である。このとき、携帯電話の固有アドレスである電話番号によって通信路の確立を行なう。電話通信手段3は、電話通信部ともいう。
インターネット通信手段4は、インターネット8を介して通信を行なうインタフェースである。インターネット通信手段4は、すべての携帯電話1に備わっている。インターネット通信手段4は、通信インタフェース部ともいう。
【0012】
中継サーバ2のインターネット通信サーバ6は、インターネット通信手段4と対応してインターネット通信を実現する機能を有する。従って、携帯電話1と中継サーバ2とは、インターネット通信手段4とインターネット通信サーバ6とを介して、インターネット8を経由する通信路を確立することが可能である。このとき、インターネット通信手段4とインターネット通信サーバ6とが利用するアドレスはインターネットのアドレスであり、電話番号とは独立に、動的に付与される。
【0013】
上記のように、携帯電話1は、アドレスとして、電話番号とインターネットのアドレスとの二つのアドレスを使用する。すなわち、携帯電話(通信端末の一例)は、アドレス体系の異なる二つの通信網を介して、通信ができる端末である。
電話番号は、携帯電話1に固有に割り付けられるアドレスの一例であり、携帯電話1を識別する。電話番号は、通信端末に固有のアドレスを付与するアドレス体系に基づくアドレスである。
また、この実施の形態では、電話番号は、固有のアドレスの一例として示し、インターネットのアドレスは、動的に割り振られるアドレスの一例として示している。少なくとも、一方のアドレスは、固有のアドレスである。
また、アドレスは、識別子、通信端末識別子、あるいは、識別番号ともいう。
【0014】
図2はこの発明に関わる携帯電話端末間通信システムの中継サーバに備えられている電話番号管理データベースのテーブルの例であり、電話番号のペアを格納するフィールド11と、インターネット通信路へのハンドルを格納するフィールド12からなる。
【0015】
通信路は、通信網(ハードウェア的には)としては設置され、二つの携帯電話間を接続可能な状態を、二つの携帯電話が情報を伝送できるように接続する、ソフトウェア的に接続するという意味である。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)におけるソケットに相当する。また、通信路は、通信チャネルともいう。
【0016】
ハンドルは、通信路に付与する番号(識別子)である。ハンドルは、通信路識別子、あるいは、通信路番号ともいう。
ハンドルは、中継サーバ2が付与する。中継サーバ2は、ハンドルによって、通信路、ひいては、携帯電話を特定することが可能である。例えば、中継サーバ2は、ハンドルによって、携帯電話1Aの通信路と携帯電話1Bの通信路とを区別する。
【0017】
次に、携帯電話1Aと携帯電話1Bがインターネット経由で通信路を確立する場合の詳細動作について説明する。
図3は、携帯電話1Aと携帯電話1Bとが中継サーバ2を介してインターネット経由で通信路を確立する動作の一例を表すフローチャート図である。
携帯電話1Aの電話番号格納手段5Aには、携帯電話1Aの電話番号に加え、携帯電話1Bの電話番号があらかじめ格納されている(S50)。
携帯電話1Bの電話番号格納手段5Bにも、携帯電話1Bの電話番号に加え、携帯電話1Aの電話番号があらかじめ格納されている(S70)。
なお、携帯電話自身の電話番号は携帯電話入手時から電話番号格納手段5A,5Bに格納されている。また、通信相手の電話番号は、利用者が入力して格納する場合もあり、また、一方が他方に電話をかけた際に通知された電話番号を、自己が有する電話番号格納手段5へ自動的に格納しておくことも可能である。
【0018】
次に、携帯電話1Aと携帯電話1Bは、通信路確立要求を中継サーバ2へ通知する(S51,S71)。ほぼ時を同じくして、携帯電話1Aと携帯電話1Bそれぞれは、インターネット8経由で中継サーバ2との通信路を確立し(S52,S72)、自身の電話番号と通信相手の電話番号(電話番号のペア)を送信する(S53,S73)。
一方、中継サーバ2のインターネット通信サーバ6はほぼ時を同じくしてふたつの携帯電話1A,1Bからの通信路確立要求を受け付ける。(S60)。中継サーバ2は、受け付けた通信路確立要求に従って、携帯電話1Aと携帯電話1Bそれぞれとの通信路を確立する手順を実行し、通信路を確立する(S61)。通信路が確立した場合に、中継サーバ2は、確立した通信路へハンドルを付与する。
【0019】
次に、中継サーバ2は、携帯電話1Aと携帯電話1Bそれぞれから、ふたつずつの電話番号(携帯電話1Aと携帯電話1Bそれぞれの電話番号のペア)を受信する(S62)。まず、より早く通信路を確立した一方の携帯電話からふたつの電話番号を受信すると(S62)、中継サーバ2はこの電話番号のペアを検索キーとして電話番号管理データベース7を検索する(S63)。
この時点では検索に失敗し(上記電話番号のペアは、電話番号管理データベース7に登録されていないため)、検索に失敗した場合の処理として(S64でNo)、電話番号のペアの順序を逆にしたものをキーとして、携帯電話との間で確立した通信路のハンドルを電話番号管理データベース7に登録する(S65)。
具体的には、例えば、電話番号Xと電話番号Yを受信して、電話番号のペア[電話番号X−電話番号Y]をキーとして電話番号管理データベース7を検索して失敗した場合は、電話番号の順序を逆にした[電話番号Y−電話番号X]と通信路のハンドルを電話番号管理データベースに登録する(S66)。登録後、次に送信される電話番号のペアを待ち受ける。
【0020】
次に、もう一方の携帯電話からふたつの電話番号を受信すると(S62)、中継サーバ2はこの電話番号のペアを検索キーとして電話番号管理データベース7を検索する(S63)。
この時点では検索に成功し(既に、先に受信した電話番号のペアとハンドルを登録しているため)、検索に成功した場合の処理として(S64でYes)、電話番号管理データベース7に登録されていた通信路のハンドルを検索結果として取り出し(S65)、ふたつの携帯電話1A,1Bとの間で確立した通信路による通信を中継する(S67)。
携帯電話1Aと携帯電話1Bそれぞれは、中継サーバ2から通信の中継が可能になったことを通知され、通信先の携帯電話と中継サーバ2を介してデータを送受信する。
【0021】
なお、電話番号管理データベース7は、最後に登録された電話番号のペアを検出するための仕組みを有する。従って、上記携帯電話1Aと携帯電話1Bとの間の通信が終了した場合に、中継サーバ2は、登録された電話番号のペアとハンドルとを無効にする。または、中継サーバ2は、電話番号管理データベース7を時系列に登録することによって、最後に登録された(最新の)電話番号のペアを検出する。
【0022】
以上のように、電話番号のペアを中継サーバ2に送信し、中継サーバ2において通信路のペアリングを行なって通信を中継することによって、通信相手のインターネットアドレスを持たないふたつの携帯電話間でインターネット8の通信路を確立できるという効果がある。
また、もし通信相手のインターネットアドレスを持っていたとしても、携帯電話においてインターネット通信サーバ6を動作させることなく通信路を確立できるという効果がある。
【0023】
また、パスワード認証を入力制限に適用する代わりに、通信機能へのアクセス制限やプライベート情報や課金情報へのアクセス制限に適用しても同様の効果を得ることができる。
【0024】
実施の形態2.
図4はこの発明を利用して実現した宣伝情報送信システムの構成図である。
図4は、図1の携帯電話端末間通信システムの構成例に加え、電話番号通知手段10A,10B、宣伝情報送信プログラム20、宣伝情報受信プログラム21を追加して構成する宣伝情報送信システムの例を示している。図1で示した構成要素については、同様であるため、説明を省略する。
なお、実施の形態1と同様に、電話番号通知手段10と示した場合は、電話番号通知手段10Aと電話番号通知手段10Bとを区別してない場合である。実施の形態1で説明した構成要素についても、同様である。
電話番号通知手段10は電話をかける際に、発呼側の電話番号を着呼側の携帯電話1に送信する機能を持る。この機能を利用して着呼側は発呼側電話機の電話番号を自動的に電話番号格納手段5に格納する場合の例を説明する。
【0025】
なお、図4では、携帯電話1Aが情報の送信側であり、携帯電話1Bが情報の受信側であることを前提とした構成になっている。しかしながら、携帯電話1は、宣伝情報送信プログラム20、宣伝情報受信プログラム21との両方を備える場合であってもよい。また、宣伝情報送信プログラム20は、情報送信プログラム(情報送信部)の一例であり、宣伝情報受信プログラム21は、情報受信プログラム(情報受信部)の一例である。宣伝情報送信プログラム20、宣伝情報受信プログラム21とは、宣伝情報に限られることはなく、確立した通信路を用いて伝送できる情報であれば、その他の情報であってもよい。
【0026】
次に、詳細動作について示す。
図5はこの発明を利用して実現した宣伝情報送信システムのふたつの携帯電話1における処理を示す流れ図である。
図4と図5とを対応させるため、携帯電話1A(情報の送信側)を営業マンが所持し、携帯電話1B(情報の受信側)を顧客が所持すると仮定して図5のフローチャートに基づいて動作を説明する。
【0027】
まず、営業マン側の携帯電話1Aにおいて顧客側の携帯電話1Bの電話番号を入力(S10)される。
携帯電話1Aは、入力された電話番号を電話番号格納手段5Aに格納して(S11)、発呼し(S12)、電話番号通知手段10Aによって営業マン側の電話番号を顧客側の携帯電話1Bへ通知する(S13)。
顧客側の携帯電話1Bでは、着呼(S32)に続いて営業マン側の携帯電話の電話番号が通知される(S33)。顧客側の携帯電話1Bは、通知された電話番号を電話番号格納手段5Bに格納する(S34)。
【0028】
次に営業マン側の携帯電話1Aは、宣伝情報送信プログラム20を起動する(S15)。宣伝情報送信プログラム20は、インターネット通信手段4Aを介して、インターネット8上の中継サーバ2に接続する(S16)。営業マン側の携帯電話1Aの電話番号と電話番号格納手段5Aに格納された顧客側の携帯電話1Bの電話番号を中継サーバ2に送信する(S17)。
【0029】
同様に、顧客側の携帯電話1Bは、宣伝情報受信プログラム21を起動する(S35)。宣伝情報受信プログラム21は、インターネット通信手段4Bを介して、インターネット8上の中継サーバ2に接続する(S36)。顧客側の携帯電話1Bの電話番号と電話番号格納手段5Bに格納された営業マン側の携帯電話1Aの電話番号を中継サーバ2に送信する(S37)。
【0030】
この段階で、営業マン側の携帯電話1Aと顧客側の携帯電話1Bとの間では、インターネット8上の中継サーバ2を経由して通信路が確立する(S18、S38)。さらに、営業マン側の携帯電話1Aは、上記確立した通信路へ宣伝情報を送信し(S19)、顧客側の携帯電話1Bは、上記通信路から宣伝情報を受信する(S39)。
最後に双方の携帯電話1A,1Bにおいて通話、および宣伝情報送受信のデータ通信を終了すると(S20,S40)、通信路が閉じられる。
【0031】
以上のように、携帯電話1の通話と同時に中継サーバ2を経由したデータ通信路を確立するようにしたため、通話中に宣伝情報をリアルタイムに送信することが可能となり、営業活動が促進されるという効果を得ることができる。宣伝情報の他に、営業マンの名刺データ、営業マンの顔写真、地図、新製品情報、各種スケジュール、製品の写真、などを送信することによっても同様の効果を得ることが可能である。また、中継サーバ2を経由したデータ通信路は双方向に通信が可能であるため、顧客側からのデータ返信も可能であり、例えば、発注データ、仕様、写真、地図、各種スケジュール、などを営業マン側の携帯電話1Aに送信することによっても、同様に営業活動が促進されるという効果を得ることが可能である。さらに、繰り返しデータを送受信することにより、より緊密な営業活動が可能となる。
【0032】
また、知り合いどうしで通話中にデータ通信路を確立し、写真データ、地図データ、などを送受信することにより、より緊密な意思疎通が可能となる。
【0033】
また、知り合いどうしで通話中に対戦型ゲームを起動して相互にデータを送受信することにより、対戦型ゲーム専用のサーバを必要せずに通話相手との間で対戦型ゲームを行なうことが可能となる。
【0034】
また、以上のデータ通信はすべて通話相手との間で行なわれるため、データを送受信している相手側端末を利用しているユーザを確認することが可能であり、誰にデータを送信したのか、誰からデータを受信したのか、が明確になるというセキュリティ上の効果がある。
【0035】
実施の形態3.
上記実施の形態2では、図4、図5へ宣伝情報を送受信する場合を例として、具体的な構成要素を示したが、宣伝情報に限られることはなく、実施の形態2でも示したように、写真データ、地図データ等の送受信や、対戦型ゲームの実施等であってもかまわない。また、その他の用途に用いて、情報を交換することも可能である。
従って、宣伝情報のみでなく、その他の情報を取り扱うプログラムであってもよい。具体的には、図4、図5で示した、宣伝情報送信プログラム20は、情報を送信する情報送信プログラムの一例であり、宣伝情報受信プログラム21は、情報受信プログラムの一例である。
【0036】
さらに、情報送信プログラム及び情報受信プログラムは、ソフトウェアで示したが、ハードウェアやソフトウェアの組み合わせてあってもかまわない。従って、情報送信部及び情報受信部ともいえる。
また、図5では、携帯電話1Aが宣伝情報送信プログラムを、携帯電話1Bが宣伝情報受信プログラムを備える例を説明したが、両方のプログラムを備える場合であってもよい。従って、携帯電話(通信端末)は、情報送信部と情報受信部とを備える場合であってもよい。また、情報送信部と情報受信部とを併せて情報通信部ということもできる。
【0037】
また、上記実施の形態1、2では、電話番号管理データベースへ、携帯電話1の電話番号を格納する場合を説明したが、電話番号の変わりに携帯電話を識別する固有のアドレス(識別番号)を格納する場合であってもよい。上記アドレスは、携帯電話1それぞれに固有であり、固定されている値であればよい。
【0038】
実施の形態4.
上記実施の形態1及び2で示した、中継サーバ2及び携帯電話1(以下、通信端末として説明する)が実現する機能は、プログラムによって実現することも可能である。
中継サーバで計算機によって実行する中継プログラムは、固有のアドレスを割り付けられた二つの通信端末、通信端末Aと通信端末Bとの間の通信を中継サーバによって中継するプログラムである。
【0039】
中継プログラムは、下記の処理を実施する。
(1)通信端末を特定するアドレスと、通信端末と中継サーバとの間の通信路を識別するハンドルとを記憶する通信端末管理データベースを設置する処理(設置処理)。
(2)上記二つの通信端末それぞれと通信路を確立する通信処理。
(3)上記中継サーバとの通信路を確立した通信端末Aからアドレスの送信を受け付ける第一のアドレス受付処理。
(4)上記確立した通信路へハンドルを付与する付与処理。
(5)受け付けたアドレスと上記ハンドルとを対応づけて上記通信端末管理データベースへ登録する登録処理。
(6)上記中継サーバとの通信路を確立した通信端末Bからアドレスの送信を受け付ける第二のアドレス受付処理。
(7)上記第二アドレス受付処理で受け付けたアドレスを検索キーとして上記通信端末管理データベースを検索して、上記アドレスと対応するハンドルを取得する検索処理。
(8)取得したハンドルを用いて、上記二つの通信端末の通信を中継する中継処理。
【0040】
また、通信端末で計算機によって実現する端末通信プログラムは、中継サーバを介して、他の通信端末と通信を行なうプログラムである。
端末通信プログラムは、下記の処理を実施する。
(1)他の通信端末を特定するアドレスをアドレス格納部へ格納する格納処理。
(2)上記中継サーバとの通信路を確立するインターネット通信路確立処理。
(3)自己のアドレスと上記アドレス格納部に格納した他の通信端末のアドレスとを上記中継サーバへ送信するアドレス送信処理。
(4)上記他の通信端末と、公衆電話網を介して電話番号によって通信路を確立する電話通信路確立処理。
【0041】
さらに、下記の処理を実施する場合もある(実施の形態2の機能に対応する)。
(5)他の通信端末の電話番号を受け付け、受け付けた電話番号を上記電話通信部へ通知する電話番号通知処理。
(6)上記電話番号を上記アドレスとして上記アドレス格納部へ格納するアドレス格納処理。
(7)上記中継サーバを介して他の通信端末との通信路を確立することを上記通信インタフェース部へ指示するインターネット通信路確立指示処理。
(8)上記通信路が確立した後、上記所定の情報を上記確立した通信路を介して伝送する情報通信処理。
【0042】
また、上記端末通信プログラムは、上記各処理のうち、既に備えている処理(ハードウェアとして備えている場合も含む)を除いた処理を含むプログラムを提供することも可能である。例えば、(2),(4)の処理を備えている場合、上記(2),(4)の処理を除いたプログラムを提供する。
【0043】
また、上記中継プログラムと上記端末通信プログラムとは、計算機で読み取り可能な記録媒体へ記録することが可能である。記録媒体に記録された上記中継プログラムと上記端末通信プログラムは、計算機上でメモリにロードされ、計算機によって実行される。
従って、携帯電話1に上記端末通信プログラムが導入されていない場合、通信網を介して、あるいは、記録媒体を介して、上記端末通信プログラムを導入することが可能である。
【0044】
【発明の効果】
この発明によれば、通信先(相手先)のインターネットアドレスを有していない二つの通信端末(携帯電話)の間の通信において、中継サーバを介することによって、通信端末に固有のアドレス(一例として電話番号)を用いて、インタ0ネットを経由する通信路を確立することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1における携帯電話端末間通信システムの構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1の中継サーバに備えられている電話番号管理データベースのテーブルの例である。
【図3】携帯電話1Aと携帯電話1Bとが中継サーバ2を介してインターネット経由で通信路を確立する動作の一例を表すフローチャート図である。
【図4】この発明の実施の形態2における宣伝情報送信システムの構成を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態2の宣伝情報送信システムのふたつの携帯電話における処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1A,1B 携帯電話、2 中継サーバ、3A,3B 電話通信手段、4A,4B インターネット通信手段、5A,5B 電話番号格納手段、6 インターネット通信サーバ、7 電話番号管理データベース、8 インターネット、9電話交換網、10A,10B 電話番号通知手段、11 電話番号のペアを格納するフィールド、12 通信路へのハンドルを格納するフィールド、20 宣伝情報送信プログラム、21A,21B 宣伝情報受信プログラム。

Claims (10)

  1. 固有のアドレスを割り付けられた二つの通信端末である通信端末Aと通信端末Bとの間の通信を中継する中継サーバにおいて、
    上記二つの通信端末それぞれと通信路を確立する通信部と、
    通信路を識別するハンドルと通信端末のアドレスとを記憶する通信端末管理データベースとを備え、
    上記通信部は、通信路を確立した通信端末Aからアドレスの送信を受け付け、上記確立した通信路へハンドルを付与し、受け付けたアドレスと上記ハンドルとを対応づけて上記通信端末管理データベースへ登録し、通信路を確立した通信端末Bからアドレスの送信を受け付け、通信端末Bから受け付けたアドレスを検索キーとして、上記通信端末管理データベースを検索してハンドルを取得し、取得したハンドルを用いて上記二つの通信端末の通信を中継することを特徴とする中継サーバ。
  2. 上記通信部は、上記通信端末Aから、上記通信端末AのアドレスAと上記通信端末BのアドレスBとのアドレスの組合せを受け付け、受け付けたアドレスの組合せを上記ハンドルと対応づけて上記通信端末管理データベースへ格納し、上記通信端末Bから、上記アドレスの組合せを受け付け、上記通信端末Bから受け付けたアドレスの組合せを検索キーとして、上記通信端末管理データベースを検索し、検出したアドレスの組合せと対応するハンドルを取得し、取得したハンドルの通信路と、上記通信端末Bが確立した通信路とを用いて上記二つの通信端末の通信を中継することを特徴とする請求項1記載の中継サーバ。
  3. 上記通信路は、インターネットを介して確立され、
    上記固有のアドレスは、上記二つの通信端末それぞれが公衆電話網に接続する場合に用いる電話番号であることを特徴とする請求項1または2記載の中継サーバ。
  4. 通信部は、上記二つの通信端末のいずれかからアドレスを受け付けた場合に、上記アドレスを検索キーとして上記通信端末管理データベースを検索し、検索した結果、上記アドレスを検出しなかった場合に、上記通信端末管理データベースへ上記アドレスと上記ハンドルとを登録し、上記アドレスを検出した場合に、上記アドレスに対応づけられたハンドルを取得し、取得したハンドルを用いて二つの通信端末間の通信を仲介することを特徴とする請求項1記載の中継サーバ。
  5. 中継サーバを介して、他の通信端末と通信を行なう通信端末において、
    他の通信端末を特定するアドレスを記憶するアドレス格納部と、
    上記中継サーバとの通信路を確立し、自己のアドレスと上記アドレス格納部に格納した他の通信端末のアドレスとを上記中継サーバへ送信し、上記送信によって、上記中継サーバを介して他の通信端末との間に確立された通信路を用いて情報を伝送する通信インタフェース部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  6. 上記通信インタフェース部は、インターネットを介して上記中継サーバと通信路を確立するとともに、
    上記通信端末は、さらに、上記他の通信端末と、公衆電話網を介して電話番号によって通信路を確立する電話通信部を備えることを特徴とする請求項5記載の通信端末。
  7. 上記通信端末は、さらに、他の通信端末の電話番号を受け付け、受け付けた電話番号を上記電話通信部へ通知し、上記電話番号を上記アドレスとして上記アドレス格納部へ格納し、上記中継サーバを介して他の通信端末との通信路を確立することを上記通信インタフェース部へ指示し、上記通信路が確立した後、上記所定の情報を上記確立した通信路を介して伝送する情報通信部を備え、
    上記電話通信部は、通知された電話番号を用いて、公衆電話網を介して上記他の通信端末との通信路を確立することを特徴とする請求項6記載の通信端末。
  8. 固有のアドレスを割り付けられた二つの通信端末である、通信端末Aと通信端末Bとの間の通信を中継サーバによって中継する中継方法において、
    上記通信端末を特定するアドレスと、通信端末と中継サーバとの間の通信路を識別するハンドルとを記憶する通信端末管理データベースを設置し、
    上記二つの通信端末それぞれと通信路を確立し、
    通信路を確立した通信端末Aからアドレスの送信を受け付け、
    上記確立した通信路へハンドルを付与し、
    受け付けたアドレスと上記ハンドルとを対応づけて上記通信端末管理データベースへ登録し、
    通信路を確立した通信端末Bからアドレスの送信を受け付け、
    上記通信端末Bから受け付けたアドレスを検索キーとして上記通信端末管理データベースを検索して、上記アドレスと対応するハンドルを取得し、
    取得したハンドルを用いて、上記二つの通信端末の通信を中継することを特徴とする中継方法。
  9. 固有のアドレスを割り付けられた二つの通信端末である、通信端末Aと通信端末Bとの間の通信を中継サーバによって中継する中継プログラムにおいて、
    通信端末を特定するアドレスと、通信端末と中継サーバとの間の通信路を識別するハンドルとを記憶する通信端末管理データベースを設置する処理と、
    上記二つの通信端末それぞれと通信路を確立する通信処理と、
    通信路を確立した通信端末Aからアドレスの送信を受け付ける第一のアドレス受付処理と、
    上記確立した通信路へハンドルを付与する処理と、
    受け付けたアドレスと上記ハンドルとを対応づけて上記通信端末管理データベースへ登録する登録処理と、
    通信路を確立した通信端末Bからアドレスの送信を受け付ける第二のアドレス受付処理と、
    上記第二アドレス受付処理で受け付けたアドレスを検索キーとして上記通信端末管理データベースを検索して、上記アドレスと対応するハンドルを取得する検索処理と、
    取得したハンドルを用いて、上記二つの通信端末の通信を中継する中継処理とを有することを特徴とする中継プログラム。
  10. 中継サーバを介して、他の通信端末と通信を行なう端末通信方法において、
    他の通信端末を特定するアドレスをアドレス格納部へ格納し、
    インターネットを経由して上記中継サーバと通信路を確立し、
    自己のアドレスと上記アドレス格納部に格納した他の通信端末のアドレスとを上記中継サーバへ送信し、
    上記他の通信端末と中継サーバを介して情報を伝送することを特徴とする端末通信方法。
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