JP2004252539A - 設定確認表示装置、設定確認表示方法、及びそのプログラム - Google Patents

設定確認表示装置、設定確認表示方法、及びそのプログラム Download PDF

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Isayuki Kouno
功幸 河野
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Abstract

【課題】設定された条件の確認を容易にする設定確認表示装置を提供する。
【解決手段】設定確認表示装置は、電子文書に含まれるコンテンツを表示しておき、このコンテンツの一部に権限を設定するための設定情報の入力を受け付けた場合に、入力された設定情報に応じてコンテンツの一部(機密部分)に権限を設定し、この部分に権限が設定されていることを示す条件表示710を、権限の内容、権限付与の対象、及び、権限の有効期間等を区別できるように色又は模様を変えてプレビュー画面700上に表示する。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、条件設定を支援する設定確認表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の対象に対して、複数種類の条件(アクセス権等)を設定する場合がある(特許文献1〜6)。例えば、電子文書に権限を設定する場合には、複数の文書領域に対して、権限の内容(閲覧、編集、又はコピー等の許可/不許可)、権限が与えられる対象の範囲、及び、権限の有効期間等の2種以上の条件が設定される。
このように、複数の条件が互いに入り組んだ状態で設定された場合に、これらの条件を単に羅列して表示しただけでは、設定された条件の把握が困難であり、条件の設定漏れが発生するおそれもある。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−243172号公報
【特許文献2】
特開平6−214862号公報
【特許文献3】
特開平10−116271号公報
【特許文献4】
特開平11−25076号公報
【特許文献5】
特開2000−20377号公報
【特許文献6】
特開2002−279289号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した背景からなされたものであり、設定された機密条件の確認を容易にする設定確認表示装置、設定確認表示方法、およびそのプログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
[設定確認表示装置]
上記目的を達成するために、本発明にかかる設定確認表示装置は、機密にすべき機密条件の設定対象を表示する第1の表示手段と、設定対象に対して機密条件を設定する設定手段と、この設定手段により設定対象に機密条件が設定されていることを示す機密設定表示を、設定対象と共に表示する第2の表示手段とを有する。
【0006】
好適には、前記第2の表示手段は、前記設定手段により設定される機密条件の内容を区別できる態様で、前記機密設定表示を表示する。
【0007】
好適には、前記第1の表示手段は、前記電子文書に含まれるコンテンツを、前記設定対象として表示し、前記設定手段は、表示されたコンテンツに対して権限を設定し、前記第2の表示手段は、権限が設定されるコンテンツの範囲を示す機密設定表示を、この権限の種類、権限が与えられる対象、及び、権限の有効期間の少なくとも一つを区別できる表示態様で表示する。
【0008】
好適には、前記第2の表示手段は、機密条件の内容に応じて異なる色、模様、又はこれらの組合せを用いて、前記機密設定表示を表示する。
【0009】
好適には、前記機密設定表示は、機密条件の内容を識別するための内容識別表示と、機密条件が設定された範囲を識別するための範囲識別表示とを含み、前記第2の表示手段は、前記内容識別表示と、前記範囲識別表示とを互いに関連付けて表示する。
好適には、表示された範囲識別表示の選択操作を受け付ける入力手段をさらに有し、前記第2の表示手段は、いずれかの範囲識別表示が選択された場合に、選択された範囲識別表示に関連付けられた内容識別表示を所定の期間表示し、これ以外の場合に、内容識別表示の表示を禁止する。
【0010】
また、本発明にかかる設定確認表示方法は、機密にすべき機密条件の設定対象を表示し、設定対象に対して機密条件を設定し、設定対象に機密条件が設定されていることを示す機密設定表示を、前記設定対象と共に表示する。
【0011】
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを含む設定確認表示装置において、機密にすべき機密条件の設定対象を表示するステップと、設定対象に対して機密条件を設定するステップと、設定対象に機密条件が設定されていることを示す機密設定表示を、前記設定対象と共に表示するステップとを前記設定確認表示装置のコンピュータに実行させる。
【0012】
【発明の実施の形態】
[背景]
まず本発明の理解を助けるために、具体例を挙げてその背景を説明する。
例えば、電子文書に機密部分が含まれている場合に、この機密部分についての閲覧(View)、印刷(Print)、複製(Copy)、及び編集(Edit)等について許可/禁止の権限(以下、権限レベル)が機密条件として設定される。また、電子文書の各機密部分に対して、閲覧者毎及び期間毎に機密条件を設定したい場合もある。
このような場合には、電子文書の機密部分に複数の権限が設定され、設定された機密条件が互いに入り組んでいるため設定結果の確認が困難であり、権限の設定漏れが発生する可能性があった。
【0013】
そこで、本実施形態の条件設定装置2は、権限の内容に応じて色又は模様が異なる条件識別表示(以下、条件表示)を表示し、設定された権限を視覚的に区別可能にして、設定された権限の確認を容易にする。
【0014】
[第1実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる設定確認表示方法が適応される条件設定装置2のハードウェア構成を例示する図である。
図1に示すように、条件設定装置2は、CPU202およびメモリ204などを含む制御装置20、通信装置22、プリンタ23、HDD・CD装置などの記録装置24、および、LCD表示装置あるいはCRT表示装置およびマウス・キーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)26から構成される。
【0015】
[条件設定プログラム5]
図2は、制御装置20(図1)により実行され、本発明にかかる設定確認表示方法を実現する第1の条件設定プログラム5の構成を示す図である。
図2に示すように、第1の条件設定プログラム5は、UI部510(第1の表示手段)、設定管理部520(設定手段)、設定データベース(設定DB)530、UI制御部540、及び印刷部550から構成される。また、UI制御部540は条件表示制御部542(第2の表示手段)を有する。
条件設定プログラム5は、例えば記録媒体240(図1)またはネットワークを介して制御装置20に供給され、メモリ204にロードされて実行される。
【0016】
条件設定プログラム5において、UI部510は、UI装置26(図1)のマウス又はキーボードを制御して、設定情報等の入力を受け付け、設定管理部520及びUI制御部540に対して出力する。また、UI部510は、UI装置26の表示装置を制御して、設定画面及び設定確認画面等を表示させる。
【0017】
設定管理部520は、UI部510から入力された設定情報に応じて、条件(機密条件)の設定を行い、設定DB530に格納されている設定テーブルを更新する。また、設定管理部520は、新たに入力された設定情報が、既に設定されている条件と矛盾しないかチェックして、このチェックの結果を、UI部510を介して出力してもよい。
【0018】
UI制御部540の条件表示制御部542は、条件が設定されていることを示す条件表示(機密設定表示)を、UI部510を制御して表示させる。例えば、条件表示制御部542は、設定DB530に格納されている設定条件(機密条件)の更新を検知して、更新された設定条件を示す条件表示を表示させる。このとき、条件表示制御部542は、設定されている権限の内容(権限レベル、期間、及び対象等)を区別できるように、条件表示の色又は模様を変えて、条件が設定される機密部分(設定対象)に重ねて表示させる。
【0019】
印刷部550は、UI部510を介して印刷指示が入力されると、プリンタ23(図1)を制御して設定確認画面等を印刷する。
【0020】
図3は、設定DB530が記憶する設定テーブル532を例示する図である。
図3に例示するように、設定DB530は、設定条件番号(設定条件No)、権限が設定される機密部分、権限が与えられる対象(権限範囲)、権限レベル(権限内容)、及び権限の有効期間(期間)を互いに対応付けて設定テーブル532として記憶する。
「設定条件No」は、設定情報の入力順に割り当てられるシリアル番号であり、設定情報の識別情報として用いられる。
「機密部分」は、権限が設定される範囲を示し、例えば、電子文書内の機密部分を示す。
「権限範囲」は、権限が与えられている閲覧者の範囲を示す。例えば、「A12G0000」は、「A12グループ」の構成員全体が権限付与範囲であることを示し、「A13G0001」は、「A13グループ」に属する構成員番号「0001」に対応する構成員が権限付与範囲であることを示す。
「権限内容」は、権限レベルを示し、例えば、「V」及び「E」は、それぞれ閲覧可能及び編集可能を示し、「ALL」は、閲覧、印刷、複製及び編集の全てが可能であることを示す。
「期間」は、設定された権限の有効期間を示し、期間の指定がない場合(「null」の場合)には、無期限に権限が有効であることを示す。なお、有効期間は、始期及び終期が定められていない無期限のもの、期間の始期のみが定められたもの、期間の終期のみが定められたもの、及び、期間の始期及び終期が定められたもの等を含む。
【0021】
[権限設定動作]
以下、条件設定装置2の権限設定動作を説明する。
図4は、条件設定装置2(条件設定プログラム5)の権限設定動作(S10)を示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップ110(S110)において、電子文書に権限を設定する設定者が、UI装置26(図1)を用いて、機密部分、権限範囲、権限内容及び期間を指定する設定情報を入力すると、UI部510は、入力された設定情報を設定管理部520に対して出力する。
設定管理部520は、入力された設定情報に応じて、電子文書の機密部分に権限を設定し、設定DB530の設定テーブル532を更新する。
ステップ120(S120)において、条件表示制御部542は、設定DB530内の更新を検知すると、新たに設定された権限を特定し、新たに設定された権限に対応する条件表示を検索する。すなわち、条件表示制御部542は、新たに設定された権限と同一の権限属性(権限範囲、権限レベル及び期間)を有する権限が既に登録されていないか検索する。他の機密部分に同一の権限が設定されている場合には、これと同一の表示態様(色及び模様)で条件表示を表示させるためである。
【0022】
ステップ130(S130)において、条件表示制御部542は、対応する条件表示を発見した場合に、条件設定プログラム5は、S150の処理に移行し、これ以外の場合に、S140の処理に移行する。
ステップ140(S140)において、条件表示制御部542は、新たに設定される権限の条件表示について、表示態様(色及び模様)を選択させる画面(表示属性設定画面)を表示させて、表示態様の選択を受け付け、選択された表示態様を権限属性に対応付けて登録する。
ステップ150(S150)において、条件表示制御部542は、権限が設定された機密領域に、設定された権限の属性に応じた条件表示を表示させる。
このように、条件表示制御部542は、新たに権限が設定されると、新たな条件表示を追加して、設定された複数の権限に対応する条件表示を表示させる。
【0023】
図5は、図4に示された設定情報入力処理(S110)をより詳細に説明するフローチャートである。
図5に示すように、ステップ112(S112)において、UI部510は、UI装置26(図1)を介して、機密部分の範囲を指定する操作を受け付け、さらに、指定された機密部分について権限を与える対象(権限付与対象)の入力を受け付ける。
ステップ114(S114)において、UI部510は、UI装置26を介して、権限の有効期間の入力を受け付ける。
ステップ116(S116)において、UI部510は、UI装置26を介して、権限レベルの設定操作を受け付ける。
ステップ118(S118)において、UI部510は、機密部分、権限付与対象、有効期間、及び権限レベルを識別する情報を、設定情報として設定管理部520に対して出力する。
設定管理部520は、入力された設定情報に応じて、権限の設定を行い、設定DB530の設定テーブル532を更新する。
【0024】
[設定画面]
図6は、UI部510により表示される設定画面を例示する図である。図6(A)は、機密部分の指定を受け付ける設定画面610を例示し、図6(B)は、権限の有効期間の設定を受け付ける設定画面620を例示し、図6(C)は、権限レベルの設定を受け付ける設定画面630を例示する。
図6(A)に例示するように、UI部510は、図5のS112において、設定画面610を表示させる。設定画面610には、設定確認画面612と、画面遷移ボタン614とが表示される。
設定確認画面612は、権限設定の対象となる電子文書を表示し、機密部分の範囲を指定する操作を受け付ける。指定された機密部分は、指定範囲表示612aにより表示される。
画面遷移ボタン614には、期間設定画面620に遷移するためのボタン614aと、権限付与対象を設定する対象設定画面630に遷移するためのボタン614bと、権限レベルを設定するレベル設定画面640に遷移するためのボタン614cとが含まれる。
権限の設定者は、設定確認画面612で機密部分の範囲(権限が設定されるコンテンツ)を指定し、画面遷移ボタン614をクリック等して、指定された機密部分に対する権限属性(期間、対象又は権限レベル)の設定処理に移行する。
【0025】
図6(B)に例示するように、UI部510は、図5のS114において、期間設定画面620を表示させる。期間設定画面620には、図6(A)と実質的に同一の設定確認画面612と、テンキーボタン622と、スタイラスバー624と、期間表示部626とが表示される。
テンキーボタン622は、表示された数字又は文字の選択操作を検知して、権限の有効期間の入力を受け付ける。また、スタイラスバー624は、バー624aのドラッグ操作を検知して、権限の有効期間の入力を受け付ける。
期間表示部626は、入力された有効期間を表示して、入力結果を確認させる。
【0026】
図6(C)に例示するように、UI部510は、図5のS116において、レベル設定画面612を表示させる。レベル設定画面612には、図6(A)と実質的に同一の設定確認画面612と、レベル設定ボタン632とが表示される。
レベル設定ボタン632は、閲覧(View)、印刷(Print)、複製(Copy)及び編集の可否を選択する操作を受け付ける。
【0027】
図7は、条件表示制御部542により表示される表示属性設定画面640を例示する図である。条件表示制御部542は、図4のS140において、表示属性設定画面640を表示させる。表示属性設定画面640には、色指定部642と、パターン指定部644とが表示される。
色指定部642は、自動色割当ボタン642aと、色選択ボタン642b等とを有する。自動色割当ボタン642aがクリック操作等を検知すると、条件表示制御部542は、権限属性を一意に区別できるように色を自動的に割り当てる。また、色選択ボタン642b等がクリック操作等を検知すると、条件表示制御部542は、検知位置に応じた色を条件表示に割り当てる。
パターン指定部644は、複数の模様に対応するパターン選択ボタン644a等を有する。パターン選択ボタン644aが選択操作を検知すると、条件表示制御部542は、選択操作に対応する模様を条件表示に割り当てる。
権限設定者は、この表示属性設定画面640を用いて、権限の属性を区別できるように、条件表示の色及び模様を設定する。設定された表示属性(色及び模様)は、確認のため表示属性設定画面640上に表示される。なお、本例は、色の種類及び模様を表示属性とした形態を具体例として説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、色の濃さ又は彩度、並びに、強調度合い等を表示属性とし、条件属性に応じて変化させてもよい。
【0028】
図8は、設定確認画面612に表示される電子文書を例示する図である。また、図9は、図8に例示された電子文書に権限が設定された場合の第1のプレビュー画面700を例示する図である。
図8に例示するように、本例の電子文書は「A開発部」の組織図である。
図9に例示するように、UI部510は、図8に例示した電子文書をプレビュー画面700上に表示し、さらに、条件表示制御部542の制御に応じて、権限が設定されていることを示す条件表示710a、710b、710c、及び710dを、プレビュー画面700上に重ねて表示する。プレビュー画面700に表示された条件表示710は、権限の属性に応じた色及び模様で表示され、権限が設定された機密部分(設定対象)の近傍に配置される。
なお、プレビュー画面700は、プレビューの指示を受け付けた場合に、設定確認画面612の領域に表示される場合を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、他の領域に表示されてもよい。また、プレビュー画面700は、プリンタ23(図1)によりシート上に印刷されてもよい。
【0029】
以上説明したように、各機密部分に設定された権限の属性に応じて、互いに異なる表示属性の条件表示(710等)を表示させることにより、権限設定者は、それぞれの機密部分にどのような権限が設定されているか、また、権限の設定されていない部分はどこかを確認することができる。
【0030】
[第2実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。
上記第1の実施形態では、表示属性(表示態様)を変えて条件表示を表示させることにより、設定権限の確認を容易にしたが、狭い領域に多数の権限が重ねて設定された場合には、条件表示が重なり合って設定権限を確認しにくくなる場合がある。また、権限属性の種類が増え、条件表示の表示属性の種類が多くなると、表示属性に対応する権限属性を覚えきれず、これらを判別できなくなる場合もある。
そこで、第2の実施形態の条件設定装置2は、条件表示を簡略かつ画一的な範囲識別表示にし、この範囲識別表示の近傍に権限属性を示すアイコン(内容識別表示)を表示する。なお、本例の範囲識別表示は、権限が設定されている範囲を示す。
また、この場合でも、設定される権限の数が増えると、表示されているアイコンの数も多くなり、プレビュー画面700が煩雑になる。そこで、本例の条件設定装置2は、機密部分がクリック等された場合にのみアイコンを表示するようにする。
【0031】
図10は、第2の条件設定プログラム52の構成を例示する図である。なお、図10に示される各構成のうち、図2に示されたものと実質的に同一なものには、同一の符号が付されている。
図10に例示するように、条件設定プログラム52は、図2に示された各構成に加えて、UI制御部540内に内容表示制御部544を有する。
内容表示制御部544は、範囲識別表示の近傍に、条件表示に対応する条件の内容を示すアイコン(内容識別表示)を表示させる。なお、アイコンの表示位置は、範囲識別表示とアイコンとを互いに関連付けることができる程度に、対応する範囲識別表示に近ければよい。
【0032】
図11は、条件設定プログラム52のプレビュー時の動作(S20)を説明するフローチャートである。また、図12は、図11に示された処理により表示される第2のプレビュー画面800を例示する図である。
図11に示すように、ステップ200(S200)において、UI部510は、UI装置26(図1)を介して、プレビューの表示を指示する操作を受け付ける。
ステップ210(S210)において、UI部510は、プレビューの表示を指示する操作を受け付けると、UI装置26を制御して、プレビュー画面800を設定確認画面612(図6)の領域に表示する。
ステップ220(S220)において、UI部510は、プレビュー画面800上でクリック操作の有無を検知する。条件設定プログラム52は、範囲識別表示の領域でクリック操作が検知された場合に、S230の処理に移行し、これ以外の場合に、新たにクリック操作を検知するために待機し、一定期間経過後に処理を終了する。
ステップ230(S230)において、内容表示制御部544は、クリック操作に対応する範囲識別表示を特定し、この範囲識別表示に対応するアイコンをこの範囲識別表示の近傍に表示させる。表示されたアイコンは、範囲識別表示の領域に設定された権限の内容、権限付与の対象、及び、権限の有効期間等を示す。
ステップ240(S240)において、内容表示制御部544は、アイコンを表示してから既定の期間が経過すると、UI部510に対してアイコンの表示を禁止する旨を出力して、アイコンを非表示にする。
なお、本例では、範囲識別表示がクリックされた場合にのみ、アイコンを所定の期間表示するが、設定された権限の数がそれ程多くない場合には、常に全てのアイコンを表示しておいてもよい。
【0033】
図12に示すように、プレビュー画面800には、範囲識別表示810と、選択条件表示820と、項目表示アイコン832と、内容表示アイコン834とが表示される。
範囲識別表示810は、権限が設定されている領域(機密部分)を示す線であり、図9で例示された条件表示710よりも簡易な表示である。また、本例の範囲識別表示810は、設定されている条件の属性によらず、同一の表示態様で表される。
選択条件表示820は、範囲識別表示810が選択されたことを示す表示であり、本例では、選択された範囲識別表示810bの表示態様を変えたものである。
項目表示アイコン832は、選択条件表示820の領域に設定された条件の項目を示す表示であり、本例の場合に、項目表示アイコン832aは、権限が与えられる対象について設定されている旨を示し、項目表示アイコン832bは、権限レベルが設定されている旨を示す。
また、内容表示アイコン834は、各項目について設定された内容を示す表示であり、本例の場合に、内容表示アイコン834aは、権限付与の対象が「A2グループのみ」であることを示し、内容表示アイコン834bは、権限レベルが「閲覧可能(View可)」であることを示す。
項目表示アイコン832及び内容表示アイコン834は、範囲識別表示810が選択された場合にのみ表示される。
【0034】
このように、条件設定プログラム52は、範囲識別表示の領域でクリック操作等が検知された場合にのみ、対応するアイコンを表示して、設定されている機密条件の属性等を通知すると共に、不要なアイコンの表示を禁止して、プレビュー画面700を見やすくする。
【0035】
なお、上記実施形態では、電子文書に対する権限設定に適用する場合を具体例として説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ネットワーク上の各構成にセキュリティ情報を設定する場面に適用してもよい。
また、上記実施形態では、スタンドアロンのコンピュータを用いて条件設定装置2を実現する場合を説明したが、クライアント・サーバシステムにより実現されてもよい。例えば、条件設定プログラム5をサーバ装置にインストールしておき、この条件設定プログラム5のUI部510が、クライアント端末と通信を行い、クライアント端末で入力されたデータを受信し、クライアント端末に設定画面等のデータを送信し表示させることにより実現可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる設定確認表示装置によれば、設定された条件の確認を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる設定確認表示方法が適応される条件設定装置2のハードウェア構成を例示する図である。
【図2】制御装置20(図1)により実行され、本発明にかかる設定確認表示方法を実現する第1の条件設定プログラム5の構成を示す図である。
【図3】設定データベース530により記憶される設定テーブル532を例示する図である。
【図4】条件設定装置2(条件設定プログラム5)の権限設定動作(S10)を示すフローチャートである。
【図5】図4に示された設定情報入力処理(S110)をより詳細に説明するフローチャートである。
【図6】(A)は、機密部分の指定を受け付ける設定画面610を例示し、(B)は、権限の有効期間の設定を受け付ける設定画面620を例示し、(C)は、権限レベルの設定を受け付ける設定画面630を例示する図である。
【図7】条件表示制御部542により表示される表示属性設定画面640を例示する図である。
【図8】設定確認画面612に表示される電子文書を例示する図である。
【図9】図8に例示された電子文書に権限が設定された場合のプレビュー画面700を例示する図である。
【図10】第2の条件設定プログラム52の構成を例示する図である。
【図11】条件設定プログラム52のプレビュー時の動作(S20)を説明するフローチャートである。
【図12】図11に示された処理により表示される第2のプレビュー画面800を例示する図である。
【符号の説明】
2・・・条件設定装置
5,52・・・条件設定プログラム
510・・・UI部
520・・・設定管理部
530・・・設定データベース
540・・・UI制御部
542・・・条件表示制御部
544・・・内容表示制御部
550・・・印刷部
700,800・・・プレビュー画面
710・・・条件表示
810・・・範囲識別表示
820・・・選択条件表示
832・・・項目表示アイコン
834・・・内容表示アイコン

Claims (8)

  1. 機密にすべき機密条件の設定対象を表示する第1の表示手段と、
    設定対象に対して機密条件を設定する設定手段と、
    この設定手段により機密条件が設定されていることを示す機密設定表示を、設定対象と共に表示する第2の表示手段と
    を有する設定確認表示装置。
  2. 前記第2の表示手段は、前記設定手段により設定される機密条件の内容を区別できる態様で、前記機密設定表示を表示する
    請求項1に記載の設定確認表示装置。
  3. 前記第1の表示手段は、前記電子文書に含まれるコンテンツを、前記設定対象として表示し、
    前記設定手段は、表示されたコンテンツに対して権限を設定し、
    前記第2の表示手段は、権限が設定されるコンテンツの範囲を示す機密設定表示を、この権限の種類、権限が与えられる対象、及び、権限の有効期間の少なくとも一つを区別できる表示態様で表示する
    請求項2に記載の設定確認表示装置。
  4. 前記第2の表示手段は、機密条件の内容に応じて異なる色、模様、又はこれらの組合せを用いて、前記機密設定表示を表示する
    請求項1〜3のいずれかに記載の設定確認表示装置。
  5. 前記機密設定表示は、機密条件の内容を識別するための内容識別表示と、機密条件が設定されている範囲を示す範囲識別表示とを含み、
    前記第2の表示手段は、前記内容識別表示と、前記範囲識別表示とを互いに関連付けて表示する
    請求項1〜4のいずれかに記載の設定確認表示装置。
  6. 表示された範囲識別表示の選択操作を受け付ける入力手段
    をさらに有し、
    前記第2の表示手段は、いずれかの範囲識別表示が選択された場合に、選択された範囲識別表示に関連付けられた内容識別表示を所定の期間表示し、これ以外の場合に、内容識別表示の表示を禁止する
    請求項5に記載の設定確認表示装置。
  7. 機密にすべき機密条件の設定対象を表示し、
    設定対象に対して機密条件を設定し、
    設定対象に機密条件が設定されていることを示す機密設定表示を、前記設定対象と共に表示する
    設定確認表示方法。
  8. コンピュータを含む設定確認表示装置において、
    機密にすべき機密条件の設定対象を表示するステップと、
    設定対象に対して機密条件を設定するステップと、
    設定対象に機密条件が設定されていることを示す機密設定表示を、前記設定対象と共に表示するステップと
    を前記設定確認表示装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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