JP2004252223A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱源を通過して排気される排気風を効率的に冷却すると共に、投影画像に影響を与えずに冷却する構造の画像表示装置を提供する。
【課題手段】光源220と、この光源220を冷却する第1の冷却手段410と、光源220からの光により映像を形成する投影画像形成手段340と、映像を投影する投影レンズ360と、光源220、投影画像形成手段340、及び投影レンズ360を収納するケース本体100と、このケース本体100内に設けられ、第1の冷却手段410により光源を通過した排気風に対して投影方向から遠ざかる方向に向けて空気を吹き付ける第2の冷却手段430とを有する。
【選択図】 図2
【課題手段】光源220と、この光源220を冷却する第1の冷却手段410と、光源220からの光により映像を形成する投影画像形成手段340と、映像を投影する投影レンズ360と、光源220、投影画像形成手段340、及び投影レンズ360を収納するケース本体100と、このケース本体100内に設けられ、第1の冷却手段410により光源を通過した排気風に対して投影方向から遠ざかる方向に向けて空気を吹き付ける第2の冷却手段430とを有する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投影形の高精細度テレビジョン(HDTV)システムやビデオプロジェクタ等に使用される投影形の画像表示装置に関し、特に、光学系部品の冷却構造に特徴を有する画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像表示装置は、光源からの光を、ライトバルブにより光学的に変調させ、その光を拡大して投影表示させるものである。ライトバルブには、液晶デバイスやDMD(Digital Mirror Device)が用いられ、高輝度、小型化を図ったプロジェクタが開発されている。
【0003】
表示される画像をより明るくするために光源には大きな出力が要求される。しかし、光源の出力が大きくなると、それに伴い熱の発生量も増加する。このため、光源やその周囲の光学部材を冷却する必要がある。例えば、特許文献1には、プロジェクタから排出される高温の排気風を冷却する装置が開示されている。図4は、特許文献1に開示される排気風温度低減装置の構成を示す図である。排気風温度低減装置は、液晶プロジェクタ本体1の外部から排気口2に臨むように取り付けられ、かつ、排気風取り入れ口3と、外気取り入れ口4と、ダクト5と、ファン6とを有する。プロジェクタ本体1の排気口2から排気される高温の排気風は、排気風取り入れ口3からダクト5内に取り入れられ、そこで、外気取り入れ口4から取り入れられた外気と混合され、その後、ファン6によってダクト5の外部に排出される。
【0004】
【特許文献1】
特許2910742号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の場合、プロジェクタ本体1の排気風と外気との混合が、ダクト5のファン6の吸入によって行われるため、ファン6の排気容量によって排気される風量が制限されてしまうという問題がある。このため、プロジェクタ本体1からの排気風が不十分となり、プロジェクタ本体1内の冷却が十分になされない場合がある。また、排気風を冷却する場合、その排気風が投影領域に入ると、投影画像にゆらぎが生じるという問題があった。さらに、排気風温度低減装置は、プロジェクタ本体とは別体に取り付けられるため、プロジェクタの小型化、取り付け作業の煩雑さ、外見上のデザイン性にも問題があった。
【0006】
そこで本発明は、冷却装置からの高温の排気風を効率的に冷却すると共に、投影画像に影響を与えないような冷却構造を備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
さらに本発明の他の目的は、小型化が可能な冷却構造を含む画像表示装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像表示装置は、光源と、この光源を冷却する第1の冷却手段と、前記光源からの光により映像を形成する投影画像形成手段と、映像を投影する投影レンズと、前記光源、投影画像形成手段、及び投影レンズを収納するケース本体と、このケース本体内に設けられ、前記光源を冷却することにより過熱された排気風に外気を吹き付けると共に、排気風の排気方向を、投影方向から外側に向かうように変異させる第2の冷却手段とを有する。これにより、排気風を効率よく冷却し、同時に、投影画像に排気風の熱による影響を与えることが抑制される。
【0008】
また画像表示装置は、光源とカラーフィルタの間に光学部品を有し、この光学部品を冷却する第3の冷却手段を有すると共に、この第3の冷却手段による排気風と前記第1の冷却手段による排気風を混合すると共に、前記第2の冷却手段はこの混合された排気風に外気を吹きつけることによって、更に内部の冷却効率を高めると共に、排気風を効率的に冷却することを特徴とする。
【0009】
さらに画像表示装置は、ケース本体と、ケース本体内に配される光源ユニットおよび光学ユニットとを有し、かつ、光源ユニットを空冷する第1の空冷装置と、光源ユニットと光学ユニットとの間に配され、第1の空冷装置からの排気風に流体を吹き付ける第2の空冷装置とを有する。限られた空間内に第2の空冷装置を設けることで、画像表示装置の空冷と小型化を同時に実現させるものである。
【0010】
好ましくは、光源ユニットと光学ユニットとの間に、少なくとも第3の空冷装置による排気風の方向を変える遮蔽板が設けられる。これにより、排気風が光学ユニットに向かうことが抑制され、投影画像の揺らぎなどの悪影響を防止することができる。
【0011】
さらに好ましくは、ケース本体の少なくとも一面に、複数のスリットからなる第1の開口部が形成され、第2の空冷装置は、第1の開口部から外部の外気を取り入れ、第1および第3の空冷装置による排気風は、第2の空冷装置からの外気に混合され、その混合された流体が第1の開口部から排気される。これにより、第1の開口部を、吸気と排気の双方において利用することで、コンパクトな画像表示装置を構成することができる。
【0012】
さらに好ましくは、ケース本体の第1の開口部と対向する面に、複数のスリットからなる第2の開口部が形成され、第1および第3の空冷装置は、第2の開口部から外気を取り入れ、この外気により光源ユニットおよび光学部材を空冷する。第1の開口部と第2の開口部とを対向させることにより、ケース本体内にスムースな空気流を作ることができ、ケース本体内の光源ユニット等の熱源を効率よく冷却することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るDLP方式のプロジェクタの外観構成を示し、同図(a)はプロジェクタの背面図、同図(b)は上面図、同図(c)は正面図、同図(d)は底面図である。図2はプロジェクタのケース本体内の各部の構成を示す斜視図である。
【0014】
プロジェクタは、マグネシウム合金等の軽量金属から構成される、内部に矩形状の空間を提供するケース本体100と、ケース本体100内に配される、光源ユニット200および光学ユニット300と、主として光源ユニット200を冷却するための冷却ファン410と、光学ユニット300と光源ユニット300の間に介在される光学部品250を主として冷却するための冷却ファン420と、冷却ファン410、420からの排気風に外気を吹き付けるための冷却ファン430とを含む。
【0015】
ケース本体100の前面110には、水平方向に離間された複数のスリット510が形成されるとともに、光学ユニット300の投影レンズ360が露出されている。裏面120にも同様に水平方向に離間した複数のスリット520が形成されている。
【0016】
冷却ファン410、420は、複数のスリット520に隣接して配置され、冷却ファン410、420は、スリット520を介してケース本体100の外部から外気を取り込み、この外気を内部の熱源に吹き付けることで熱源を冷却する。冷却ファン430は、スリット510に隣接し、スリット510を介してケース本体100の外部からの外気を取り入れ、これを投射レンズ360と異なる方向、好ましくはそこから離れる方向に向けて吹き付ける。冷却ファン410、420からの排気風は、光源ユニット200および光学部品250を通過して高温に熱せられているが、これらの排気風は、冷却ファン430の冷たい外気と混合され、スリット510からケース本体100の外に排気される。
【0017】
図2に、ケース本体100の内部構成を示す。光源ユニット200は、底面およびこれに接続された3つの側面によって囲まれた空間を形成する金属製のフレーム210内に、ランプ220と、ランプからの光線を集光して2次光源を作る集光ミラーとしての楕円ミラー230とを収容する。フレーム210の側面211には、矩形状の開口212が形成される。開口212と対向する位置に、冷却ファン410(第1の冷却手段)が配置され、冷却ファン410からの空気は、開口212を介してランプ220を冷却するようになっている。また、フレーム210の側面213には、円形状の開口214が形成される。ランプ220からの光は、開口214を介してライトトンネル251へ入射される。
【0018】
開口214を臨む位置に、ライトトンネル251が配置される。また、ライトトンネル251に隣接して冷却ファン420(第33の冷却手段)が配置される。ライトトンネル251の入射部は、ランプ220からの光によって高温になるが、これは冷却ファン420からの冷却風によって冷却される。
【0019】
252は、輪帯部分が光の三原色(RGB)に分割された回転可能なカラーフィルタを収納したカラーホイール部であり、253は、コンデンサレンズが収納されるコンデンサレンズ収納部である。ライトトンネル251、カラーホイール部252およびコンデンサレンズ収容部253が、光源ユニット200と光学ユニット300との間に配置される。上述したライトトンネル251は、側面が鏡面加工された中空の構造体を用いているが、これ以外にも石英からなる直方体のロッド状インテグレーターを用いてもよい。また、カラーホイール部252には図示しないモータが収納されている。
【0020】
光学ユニット300は、枠状の金属板によって囲まれたフレーム310を有し、フレーム310内には、第1の折り返しミラー320、第2の折り返しミラー330、DMD部340、レンズ350、投影レンズ360が含まれる。
【0021】
コンデンサレンズ収容部253に収容されたコンデンサレンズの中心軸上には、平面ミラーで構成される第1の折り返しミラー320が傾斜して配置されている。コンデンサレンズの曲面は、球面、非球面(放物面等)の何れでも良い。第2の折り返しミラー330は、球面ミラーから構成され、コンデンサレンズを通って平面ミラー320により反射された光線が、この球面ミラー330に入射するように配置されている。第2の折り返しミラー330は、凹面形状の反射面を有していれば良く、球面ミラー以外にも、放物面ミラー等の非球面ミラーでも良い。
【0022】
コンデンサレンズの中心軸を挟んで、球面ミラー330とは反対側にDMD部340が配置されており、DMD部340にはデジタルマイクロミラー素子が収納され、デジタルマイクロミラー素子の上面にはレンズ350が配置されている。
【0023】
カラーホイール部252からコンデンサレンズ収納部253を通過した光は、第1の折り返しミラー320により折り返され、更に第2の折り返しミラー330により折り返されてDMD部340のデジタルマイクロミラー素子の各ピクセルに所定角度で入射される。そして、デジタルマイクロミラー素子のオン状態のピクセルによって反射され光が投影レンズ360に入射され、カラーホイール部252により選択された色彩の光としてスクリーン(図示せず)に投影される。
【0024】
ライトトンネル251およびカラーホイール部252は、コンデンサレンズ収納部253に接続される。そして、コンデンサレンズ収容部253、第1の折り返しミラー320、第2の折り返しミラー330、DMD部340、及び投影レンズ360がフレーム310に固定され、フレーム310がケース本体100内に上下反転して固定される。これにより、光学系部品の組み立てを容易にすることが可能であり、かつ、ケース本体100に固定された場合に、内部に密閉空間を構成し、埃などが光学系に付着することを防止することができる。
【0025】
ライトトンネル251を挟んで冷却ファン420と対向する位置に、冷却ファン430(第2の冷却手段)が配置される。冷却ファン430は、プレート状の金属製の遮蔽板431を含む。遮蔽板431は、所定の角度に配置され、冷却ファン420からの排気風の方向を変えさせ、冷却ファン410からの排気風に合流または混合される。さらに、冷却ファン430は、排気風を方向Xにすることで、冷却ファン410と420の合流された排気風に対して、投影レンズ360から遠ざかる方向に外気を吹き付けてそれらに合流させる。好ましくは、方向Xは、遮蔽板431による排気風を変曲させる方向に一致される。なお、冷却ファン430は、必ずしも遮蔽板431を要するものでなくてもよい。
【0026】
光学ユニットのフレーム310には、DMD部340と対向する位置に放熱フィン370が設けられ、放熱フィン370を冷却するための冷却ファン440が配置される。これによりDMD部340の熱は、フレーム310および放熱フィン370を介して冷却される。
【0027】
図3にランプ220の斜視図を示す。ランプ220は、その内部に放電ランプ、例えば高圧水銀ランプが収容され、放電ランプは、楕円ミラー230の光軸上に固定されている。また、ランプ前方には飛散防止ネット221が設けられ、ランプが破裂した場合のガラス片の飛散が防止される。さらに、ランプ220に電力を供給する外部接続端子222が設けられる。ランプ200がフレーム210内にあるとき、外部接続端子222は、フレーム210に固定されたソケット(図示省略)を介して電源に接続される。
【0028】
ランプ220は、ケース本体100の底面に設けられたランプ交換用の蓋130(図1(d)を参照)を取り外して、そこから取り外すことができる。その取り外しを容易にするために、取り外しバンド223を外部接続端子222に固定している。ランプ220をケース本体から取り出す際に、その取り外しバンド223を引っ張ることで、外部接続端子222がソケットから簡単に抜けるようになる。従来は、ランプ220の中央部に針金状の引出し取っ手を設けていたが、この取っ手を上方に引いても、外部接続端子222がソケットの上方に向けて引かれず、ランプ220がソケットから抜けにくいという問題があった。本実施例では外部接続端子222に隣接して取り外しバンド223を取り付けることで、取り外しバンド223の引き上げる力がそのまま外部接続端子222に作用し、抜けやすい構造となっている。
【0029】
ランプ220は、上述したように、フレーム210内に収納される。冷却ファン410は、ケース本体100の背面に形成されたスリット520を介して外部の冷たい風を取り込み、その冷却風は、光源ユニット200内にランプ220を介してフレーム210の開放面から放出される。ケース本体100の前面のスリット510には、フレーム210の開放面が隣接して配置されている。冷却ファン410による排気風は、投影レンズ360の投射方向とほぼ平行に排気されるが、その排気風は、冷却ファン430からの外気によって冷却され、かつ、冷ファン430の排気方向が投影レンズ360から離れる方向であるため、冷却ファン410の排気風が投影レンズ360に近づくことはない。また、冷却ファン420による排気風も、冷却ファン430からの外気によって冷却され、投影レンズ360から離れる方向に変向される。こうして、冷却ファン410、420、430による排気風は、スリット510からケース本体100の外部に放出される。
【0030】
冷却ファン430により、排気風が投影方向の内側、つまり投影レンズに向かう方向に変向される場合、排気風により投影画像にゆらぎを生じることがあるが、本実施形態のように排気風を外側に変向させる場合、そのような投影画像のゆらぎの発生を防止することができる。
【0031】
また、従来の特許文献1に示すように、排気風と外気を吸込むことにより、排気風の冷却を行う装置の場合には、排気風を吸込むファンの排気容量により排気風の風量が制限されてしまう。これに対して、本実施形態のように、排気風に対して外気を吹付ける構成であるため、吹き付ける外気の容量を大きくすれば、それに応じて排気風の冷却高率を高めることができる。
【0032】
以上本発明の好ましい実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0033】
例えば、光を変調させる装置としてDMDに代えて、液晶デバイスを用いてもよい。冷却ファンは、軸流ファン等の種々の構成の冷却手段を用いることが可能である。さらに、冷却ファン410、420、430は、複数の冷却ファンから構成されてもよいし、単一の冷却ファンの冷却風を複数に分割するものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、光源ユニットの冷却手段とは別に、その排気風に外気を吹き付ける第2の冷却手段を設けたことにより、高温の排気風が排気されることを防止することが可能となる。これにより、ケース本体が排気風により高温となるのを防止し、ユーザーへの不快感もなくすことができる。さらに、排気風を投影方向に対して外側へ向かうように変向させることにより、投影画像のゆらぎを防止し、高品位の表示画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るプロジェクタの外観構成を示し、同図(a)は裏面図、同図(b)は上面図、同図(c)は背面図、同図(d)は正面図である。
【図2】図2は、図1のプロジェクタの内部の構成を示す斜視図である。
【図3】図3は、光源ユニットの構成を示す斜視図である。
【図4】図4は、従来例のプロジェクタの構成を示す図である。
【符号の説明】
100:ケース本体 200:光源ユニット
210、310:フレーム 212、214:開口
211、213:側面 220:ランプ
250:光学部品 251:ライトトンネル
252:カラーホイール部 253:コンデンサレンズ収納部
300:光学ユニット 320、330:折り返しミラー
340DMD部 350:レンズ
360:投影レンズ 370:放熱フィン
410、420、430、440:冷却ファン
510、520:スリット
【発明の属する技術分野】
本発明は、投影形の高精細度テレビジョン(HDTV)システムやビデオプロジェクタ等に使用される投影形の画像表示装置に関し、特に、光学系部品の冷却構造に特徴を有する画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像表示装置は、光源からの光を、ライトバルブにより光学的に変調させ、その光を拡大して投影表示させるものである。ライトバルブには、液晶デバイスやDMD(Digital Mirror Device)が用いられ、高輝度、小型化を図ったプロジェクタが開発されている。
【0003】
表示される画像をより明るくするために光源には大きな出力が要求される。しかし、光源の出力が大きくなると、それに伴い熱の発生量も増加する。このため、光源やその周囲の光学部材を冷却する必要がある。例えば、特許文献1には、プロジェクタから排出される高温の排気風を冷却する装置が開示されている。図4は、特許文献1に開示される排気風温度低減装置の構成を示す図である。排気風温度低減装置は、液晶プロジェクタ本体1の外部から排気口2に臨むように取り付けられ、かつ、排気風取り入れ口3と、外気取り入れ口4と、ダクト5と、ファン6とを有する。プロジェクタ本体1の排気口2から排気される高温の排気風は、排気風取り入れ口3からダクト5内に取り入れられ、そこで、外気取り入れ口4から取り入れられた外気と混合され、その後、ファン6によってダクト5の外部に排出される。
【0004】
【特許文献1】
特許2910742号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の場合、プロジェクタ本体1の排気風と外気との混合が、ダクト5のファン6の吸入によって行われるため、ファン6の排気容量によって排気される風量が制限されてしまうという問題がある。このため、プロジェクタ本体1からの排気風が不十分となり、プロジェクタ本体1内の冷却が十分になされない場合がある。また、排気風を冷却する場合、その排気風が投影領域に入ると、投影画像にゆらぎが生じるという問題があった。さらに、排気風温度低減装置は、プロジェクタ本体とは別体に取り付けられるため、プロジェクタの小型化、取り付け作業の煩雑さ、外見上のデザイン性にも問題があった。
【0006】
そこで本発明は、冷却装置からの高温の排気風を効率的に冷却すると共に、投影画像に影響を与えないような冷却構造を備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
さらに本発明の他の目的は、小型化が可能な冷却構造を含む画像表示装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像表示装置は、光源と、この光源を冷却する第1の冷却手段と、前記光源からの光により映像を形成する投影画像形成手段と、映像を投影する投影レンズと、前記光源、投影画像形成手段、及び投影レンズを収納するケース本体と、このケース本体内に設けられ、前記光源を冷却することにより過熱された排気風に外気を吹き付けると共に、排気風の排気方向を、投影方向から外側に向かうように変異させる第2の冷却手段とを有する。これにより、排気風を効率よく冷却し、同時に、投影画像に排気風の熱による影響を与えることが抑制される。
【0008】
また画像表示装置は、光源とカラーフィルタの間に光学部品を有し、この光学部品を冷却する第3の冷却手段を有すると共に、この第3の冷却手段による排気風と前記第1の冷却手段による排気風を混合すると共に、前記第2の冷却手段はこの混合された排気風に外気を吹きつけることによって、更に内部の冷却効率を高めると共に、排気風を効率的に冷却することを特徴とする。
【0009】
さらに画像表示装置は、ケース本体と、ケース本体内に配される光源ユニットおよび光学ユニットとを有し、かつ、光源ユニットを空冷する第1の空冷装置と、光源ユニットと光学ユニットとの間に配され、第1の空冷装置からの排気風に流体を吹き付ける第2の空冷装置とを有する。限られた空間内に第2の空冷装置を設けることで、画像表示装置の空冷と小型化を同時に実現させるものである。
【0010】
好ましくは、光源ユニットと光学ユニットとの間に、少なくとも第3の空冷装置による排気風の方向を変える遮蔽板が設けられる。これにより、排気風が光学ユニットに向かうことが抑制され、投影画像の揺らぎなどの悪影響を防止することができる。
【0011】
さらに好ましくは、ケース本体の少なくとも一面に、複数のスリットからなる第1の開口部が形成され、第2の空冷装置は、第1の開口部から外部の外気を取り入れ、第1および第3の空冷装置による排気風は、第2の空冷装置からの外気に混合され、その混合された流体が第1の開口部から排気される。これにより、第1の開口部を、吸気と排気の双方において利用することで、コンパクトな画像表示装置を構成することができる。
【0012】
さらに好ましくは、ケース本体の第1の開口部と対向する面に、複数のスリットからなる第2の開口部が形成され、第1および第3の空冷装置は、第2の開口部から外気を取り入れ、この外気により光源ユニットおよび光学部材を空冷する。第1の開口部と第2の開口部とを対向させることにより、ケース本体内にスムースな空気流を作ることができ、ケース本体内の光源ユニット等の熱源を効率よく冷却することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るDLP方式のプロジェクタの外観構成を示し、同図(a)はプロジェクタの背面図、同図(b)は上面図、同図(c)は正面図、同図(d)は底面図である。図2はプロジェクタのケース本体内の各部の構成を示す斜視図である。
【0014】
プロジェクタは、マグネシウム合金等の軽量金属から構成される、内部に矩形状の空間を提供するケース本体100と、ケース本体100内に配される、光源ユニット200および光学ユニット300と、主として光源ユニット200を冷却するための冷却ファン410と、光学ユニット300と光源ユニット300の間に介在される光学部品250を主として冷却するための冷却ファン420と、冷却ファン410、420からの排気風に外気を吹き付けるための冷却ファン430とを含む。
【0015】
ケース本体100の前面110には、水平方向に離間された複数のスリット510が形成されるとともに、光学ユニット300の投影レンズ360が露出されている。裏面120にも同様に水平方向に離間した複数のスリット520が形成されている。
【0016】
冷却ファン410、420は、複数のスリット520に隣接して配置され、冷却ファン410、420は、スリット520を介してケース本体100の外部から外気を取り込み、この外気を内部の熱源に吹き付けることで熱源を冷却する。冷却ファン430は、スリット510に隣接し、スリット510を介してケース本体100の外部からの外気を取り入れ、これを投射レンズ360と異なる方向、好ましくはそこから離れる方向に向けて吹き付ける。冷却ファン410、420からの排気風は、光源ユニット200および光学部品250を通過して高温に熱せられているが、これらの排気風は、冷却ファン430の冷たい外気と混合され、スリット510からケース本体100の外に排気される。
【0017】
図2に、ケース本体100の内部構成を示す。光源ユニット200は、底面およびこれに接続された3つの側面によって囲まれた空間を形成する金属製のフレーム210内に、ランプ220と、ランプからの光線を集光して2次光源を作る集光ミラーとしての楕円ミラー230とを収容する。フレーム210の側面211には、矩形状の開口212が形成される。開口212と対向する位置に、冷却ファン410(第1の冷却手段)が配置され、冷却ファン410からの空気は、開口212を介してランプ220を冷却するようになっている。また、フレーム210の側面213には、円形状の開口214が形成される。ランプ220からの光は、開口214を介してライトトンネル251へ入射される。
【0018】
開口214を臨む位置に、ライトトンネル251が配置される。また、ライトトンネル251に隣接して冷却ファン420(第33の冷却手段)が配置される。ライトトンネル251の入射部は、ランプ220からの光によって高温になるが、これは冷却ファン420からの冷却風によって冷却される。
【0019】
252は、輪帯部分が光の三原色(RGB)に分割された回転可能なカラーフィルタを収納したカラーホイール部であり、253は、コンデンサレンズが収納されるコンデンサレンズ収納部である。ライトトンネル251、カラーホイール部252およびコンデンサレンズ収容部253が、光源ユニット200と光学ユニット300との間に配置される。上述したライトトンネル251は、側面が鏡面加工された中空の構造体を用いているが、これ以外にも石英からなる直方体のロッド状インテグレーターを用いてもよい。また、カラーホイール部252には図示しないモータが収納されている。
【0020】
光学ユニット300は、枠状の金属板によって囲まれたフレーム310を有し、フレーム310内には、第1の折り返しミラー320、第2の折り返しミラー330、DMD部340、レンズ350、投影レンズ360が含まれる。
【0021】
コンデンサレンズ収容部253に収容されたコンデンサレンズの中心軸上には、平面ミラーで構成される第1の折り返しミラー320が傾斜して配置されている。コンデンサレンズの曲面は、球面、非球面(放物面等)の何れでも良い。第2の折り返しミラー330は、球面ミラーから構成され、コンデンサレンズを通って平面ミラー320により反射された光線が、この球面ミラー330に入射するように配置されている。第2の折り返しミラー330は、凹面形状の反射面を有していれば良く、球面ミラー以外にも、放物面ミラー等の非球面ミラーでも良い。
【0022】
コンデンサレンズの中心軸を挟んで、球面ミラー330とは反対側にDMD部340が配置されており、DMD部340にはデジタルマイクロミラー素子が収納され、デジタルマイクロミラー素子の上面にはレンズ350が配置されている。
【0023】
カラーホイール部252からコンデンサレンズ収納部253を通過した光は、第1の折り返しミラー320により折り返され、更に第2の折り返しミラー330により折り返されてDMD部340のデジタルマイクロミラー素子の各ピクセルに所定角度で入射される。そして、デジタルマイクロミラー素子のオン状態のピクセルによって反射され光が投影レンズ360に入射され、カラーホイール部252により選択された色彩の光としてスクリーン(図示せず)に投影される。
【0024】
ライトトンネル251およびカラーホイール部252は、コンデンサレンズ収納部253に接続される。そして、コンデンサレンズ収容部253、第1の折り返しミラー320、第2の折り返しミラー330、DMD部340、及び投影レンズ360がフレーム310に固定され、フレーム310がケース本体100内に上下反転して固定される。これにより、光学系部品の組み立てを容易にすることが可能であり、かつ、ケース本体100に固定された場合に、内部に密閉空間を構成し、埃などが光学系に付着することを防止することができる。
【0025】
ライトトンネル251を挟んで冷却ファン420と対向する位置に、冷却ファン430(第2の冷却手段)が配置される。冷却ファン430は、プレート状の金属製の遮蔽板431を含む。遮蔽板431は、所定の角度に配置され、冷却ファン420からの排気風の方向を変えさせ、冷却ファン410からの排気風に合流または混合される。さらに、冷却ファン430は、排気風を方向Xにすることで、冷却ファン410と420の合流された排気風に対して、投影レンズ360から遠ざかる方向に外気を吹き付けてそれらに合流させる。好ましくは、方向Xは、遮蔽板431による排気風を変曲させる方向に一致される。なお、冷却ファン430は、必ずしも遮蔽板431を要するものでなくてもよい。
【0026】
光学ユニットのフレーム310には、DMD部340と対向する位置に放熱フィン370が設けられ、放熱フィン370を冷却するための冷却ファン440が配置される。これによりDMD部340の熱は、フレーム310および放熱フィン370を介して冷却される。
【0027】
図3にランプ220の斜視図を示す。ランプ220は、その内部に放電ランプ、例えば高圧水銀ランプが収容され、放電ランプは、楕円ミラー230の光軸上に固定されている。また、ランプ前方には飛散防止ネット221が設けられ、ランプが破裂した場合のガラス片の飛散が防止される。さらに、ランプ220に電力を供給する外部接続端子222が設けられる。ランプ200がフレーム210内にあるとき、外部接続端子222は、フレーム210に固定されたソケット(図示省略)を介して電源に接続される。
【0028】
ランプ220は、ケース本体100の底面に設けられたランプ交換用の蓋130(図1(d)を参照)を取り外して、そこから取り外すことができる。その取り外しを容易にするために、取り外しバンド223を外部接続端子222に固定している。ランプ220をケース本体から取り出す際に、その取り外しバンド223を引っ張ることで、外部接続端子222がソケットから簡単に抜けるようになる。従来は、ランプ220の中央部に針金状の引出し取っ手を設けていたが、この取っ手を上方に引いても、外部接続端子222がソケットの上方に向けて引かれず、ランプ220がソケットから抜けにくいという問題があった。本実施例では外部接続端子222に隣接して取り外しバンド223を取り付けることで、取り外しバンド223の引き上げる力がそのまま外部接続端子222に作用し、抜けやすい構造となっている。
【0029】
ランプ220は、上述したように、フレーム210内に収納される。冷却ファン410は、ケース本体100の背面に形成されたスリット520を介して外部の冷たい風を取り込み、その冷却風は、光源ユニット200内にランプ220を介してフレーム210の開放面から放出される。ケース本体100の前面のスリット510には、フレーム210の開放面が隣接して配置されている。冷却ファン410による排気風は、投影レンズ360の投射方向とほぼ平行に排気されるが、その排気風は、冷却ファン430からの外気によって冷却され、かつ、冷ファン430の排気方向が投影レンズ360から離れる方向であるため、冷却ファン410の排気風が投影レンズ360に近づくことはない。また、冷却ファン420による排気風も、冷却ファン430からの外気によって冷却され、投影レンズ360から離れる方向に変向される。こうして、冷却ファン410、420、430による排気風は、スリット510からケース本体100の外部に放出される。
【0030】
冷却ファン430により、排気風が投影方向の内側、つまり投影レンズに向かう方向に変向される場合、排気風により投影画像にゆらぎを生じることがあるが、本実施形態のように排気風を外側に変向させる場合、そのような投影画像のゆらぎの発生を防止することができる。
【0031】
また、従来の特許文献1に示すように、排気風と外気を吸込むことにより、排気風の冷却を行う装置の場合には、排気風を吸込むファンの排気容量により排気風の風量が制限されてしまう。これに対して、本実施形態のように、排気風に対して外気を吹付ける構成であるため、吹き付ける外気の容量を大きくすれば、それに応じて排気風の冷却高率を高めることができる。
【0032】
以上本発明の好ましい実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0033】
例えば、光を変調させる装置としてDMDに代えて、液晶デバイスを用いてもよい。冷却ファンは、軸流ファン等の種々の構成の冷却手段を用いることが可能である。さらに、冷却ファン410、420、430は、複数の冷却ファンから構成されてもよいし、単一の冷却ファンの冷却風を複数に分割するものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、光源ユニットの冷却手段とは別に、その排気風に外気を吹き付ける第2の冷却手段を設けたことにより、高温の排気風が排気されることを防止することが可能となる。これにより、ケース本体が排気風により高温となるのを防止し、ユーザーへの不快感もなくすことができる。さらに、排気風を投影方向に対して外側へ向かうように変向させることにより、投影画像のゆらぎを防止し、高品位の表示画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係るプロジェクタの外観構成を示し、同図(a)は裏面図、同図(b)は上面図、同図(c)は背面図、同図(d)は正面図である。
【図2】図2は、図1のプロジェクタの内部の構成を示す斜視図である。
【図3】図3は、光源ユニットの構成を示す斜視図である。
【図4】図4は、従来例のプロジェクタの構成を示す図である。
【符号の説明】
100:ケース本体 200:光源ユニット
210、310:フレーム 212、214:開口
211、213:側面 220:ランプ
250:光学部品 251:ライトトンネル
252:カラーホイール部 253:コンデンサレンズ収納部
300:光学ユニット 320、330:折り返しミラー
340DMD部 350:レンズ
360:投影レンズ 370:放熱フィン
410、420、430、440:冷却ファン
510、520:スリット
Claims (12)
- 光源と、この光源を冷却する第1の冷却手段と、前記光源からの光により映像を形成する投影画像形成手段と、映像を投影する投影レンズと、前記光源、投影画像形成手段、及び投影レンズを収納するケース本体と、このケース本体内に設けられ、前記第1の冷却手段により光源を通過した排気風に対して投影方向から遠ざかる方向に向けて空気を吹き付ける第2の冷却手段とを有する、画像表示装置。
- 光源と、この光源を側面から冷却する第1の冷却手段と、前記光源からの放出光から少なくとも光の3原色を経時的に作り出すカラーフィルタと、カラーフィルタを通った光線を反射させるミラーと、前記ミラーにより反射された光線を入射し、かつ、2次元的に配置された多数のピクセルの微小ミラーの傾きを変化させて反射光の出射角度を変化させることによりオン/オフ状態を作る反射表示手段と、オン状態にあるピクセルの微小ミラーからの反射光を拡大して投影する投影レンズと、前記第1の冷却手段により光源を通過した排気風に対して投影方向から遠ざかる方向に向けて空気を吹き付ける第2の冷却手段と、を備える画像表示装置。
- 前記光源とカラーフィルタの間に光学部品を有し、この光学部品を冷却する第3の冷却手段を有すると共に、第3の冷却手段による排気風と前記第1の冷却手段による排気風とに対して前記第2の冷却手段が空気を吹き付ける、請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記第2の冷却手段は、ケース本体の外部からの外気を取り入れ、この外気を吹き付ける、請求項1、2または3に記載の画像表示装置。
- 前記第2の冷却手段は、前記第1および第3の冷却手段による排気風の方向を、投影方向から離れる方向に変化させる、請求項1、2、3または4に記載の画像表示装置。
- 前記第2の冷却手段は、所定の向きに配置されたプレートを含み、前記第1および第3の冷却手段の少なくとも一方の排気風の向きが前記プレートによって変えられる、請求項5に記載の画像表示装置。
- ケース本体と、ケース本体内に配される光源ユニットおよび光学ユニットとを有する画像表示装置であって、
前記光源ユニットを空冷する第1の空冷装置と、
前記光源ユニットと前記光学ユニットとの間に配され、前記第1の空冷装置からの排気風に流体を吹き付ける第2の空冷装置とを有する、画像表示装置。 - 前記光源ユニットと前記光学ユニットとの間に、前記光源ユニットからの光を前記光学ユニットに伝送する光学部材が配され、前記光学部材を空冷する第3の空冷装置が設けられる、請求項7に記載の画像表示装置。
- 前記光学ユニットは、光変調装置によって変調された光を投影する投影レンズを含み、前記第2の空冷装置によって吹き付けられる流体の方向は、前記投影レンズによって投影される方向と異なる、請求項7または8に記載の画像表示装置。
- 前記光源ユニットと前記光学ユニットとの間に、少なくとも第3の空冷装置による排気風の方向を変える遮蔽板が設けられる、請求項7、8または9に記載の画像表示装置。
- 前記ケース本体の少なくとも一面に、複数のスリットからなる第1の開口部が形成され、前記第2の空冷装置は、前記第1の開口部から外部の外気を取り入れ、前記第1および第3の空冷装置による排気風は、前記第2の空冷装置による外気に混合され、その混合された流体が前記第1の開口部から排気される、請求項7、8、9または10に記載の画像表示装置。
- 前記ケース本体の前記第1の開口部と対向する面に、複数のスリットからなる第2の開口部が形成され、前記第1および第3の空冷装置は、前記第2の開口部から外気を取り入れ、この外気により光源ユニットおよび光学部材を空冷する、請求項11に記載の画像表示装置。
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JP2003043314A JP2004252223A (ja) | 2003-02-20 | 2003-02-20 | 画像表示装置 |
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JP2006301368A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Casio Comput Co Ltd | データプロジェクタ |
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2003
- 2003-02-20 JP JP2003043314A patent/JP2004252223A/ja active Pending
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