JP2004251736A - 移動体の検出装置および磁場信号の出力レベル調整方法 - Google Patents

移動体の検出装置および磁場信号の出力レベル調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゲートにおける人員の通過状態を精度良く検出し得る移動体の検出装置を提供する。
【解決手段】識別コードを発生するコード発生器23,33とこのコード発生器からのコード信号に基づき磁場を発生する磁場信号発信器24,34との間にコード信号を増幅する増幅器25,35が設けられてなる磁場信号発生装置11,12がゲートの両側に配置され、且つ人員に設けられて、各磁場信号発生装置から発生される磁場信号に応じた認識用信号を発信する認識用信号発信器が具備された移動体の検出装置であって、ゲートに磁気センサ16を配置するとともに、この磁気センサにて検出された両磁場信号発生装置からの磁場信号の検出レベルの差が許容範囲内となるように、一方の磁場信号発生装置12の増幅器35における増幅度を調整する制御部32を具備させたものである。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空間領域において、移動体、例えば人の通過およびその通過方向を検出して人員を管理するための人員管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、工場などの広い空間領域においては、作業員の現在位置を把握しておく必要があり、このため、従来、例えば広い空間領域内にゲートを配置しておき、例えば磁気を用いて、作業員の通過およびその通過方向を検出するようにした人員管理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この人員管理装置は、作業員に磁気に感応するタグを携行させるとともに、ゲート側に磁場信号を発生させるコード発生器を設けておき、ゲートからの磁場信号を入力するとともに、当該磁場信号に基づきその位置信号および人員の識別コードを発信させることにより、人員がどのゲートを通過したかどうかを検出するようにしたものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−305221号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した人員管理装置装置によると、ゲートでの通過方向を検出する場合、磁気発生器を2箇所に設けておき、その感応した順番に基づき判断していた。
【0006】
しかし、ゲートに設置される2個の磁気発生器から発生される磁場信号の強さは、同じ強さであるのが望ましいが、通常、一旦設定された後は調整されないのが普通であり、またゲート自体が模様替えされたり、またその付近に金属などの物品が置かれた場合には、ゲートを通過する人員のタグにて検出される磁場信号の強度が変化するため、通過状態の検出精度が低下するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、ゲートなどの通過検出位置における人員の通過状態を精度良く検出し得る移動体の検出装置および磁場信号の出力レベル調整方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る移動体の検出装置は、識別コードを発生するコード発生手段とこのコード発生手段からのコード信号に基づき磁場を発生する磁場発生手段との間に上記コード信号を増幅する増幅手段が設けられてなる磁場信号発生装置が、少なくとも隣接する2つの検出領域に配置され、且つ移動体に設けられて上記各磁場信号発生装置から発生される磁場信号に応じた認識用信号を発信する認識用信号発信手段が具備された移動体の検出装置であって、
上記両検出領域の境界部に磁気センサを配置するとともに、この磁気センサにて検出された上記両磁場信号発生装置からの磁場信号の検出レベルの差が許容範囲内となるように、一方の磁場信号発生装置の増幅手段における増幅度を調整する制御手段を具備させたものである。
【0009】
また、請求項2に係る移動体の検出装置は、請求項1に記載の検出装置における他方の磁場信号発生装置に、その磁場発生手段にて発生される磁場信号の出力レベルを設定する設定手段を設けたものである。
【0010】
さらに、請求項3に係る磁場信号の出力レベル調整方法は、識別コードを発生するコード発生手段とこのコード発生手段からのコード信号に基づき磁場を発生する磁場発生手段との間に上記コード信号を増幅する増幅手段が設けられてなる磁場信号発生装置が、少なくとも隣接する2つの検出領域に配置され、且つ移動体に設けられて上記各磁場信号発生装置から発生される磁場信号に応じた認識用信号を発信する認識用信号発信手段が具備された移動体の検出装置における磁場の出力レベルの調整方法であって、
上記両検出領域の境界部に配置された磁気センサにて検出された両磁場信号発生装置からの磁場信号の検出レベルの差が許容範囲内となるように、一方の磁場信号発生装置の増幅手段における増幅度を調整する方法である。
【0011】
上記の各構成によると、磁場信号発生装置がそれぞれ配置された両検出領域の境界部に磁気センサを配置し、各磁場信号発生装置に設けられた磁場信号発信手段にて発信される磁場信号を当該磁気センサにより検出するとともに、この磁気センサにより検出された各磁場信号発生装置での検出レベルの差が所定の許容範囲内に入るように、コード信号の増幅度を調整するようにしたので、常に、移動体の検出を精度良く行うことができ、延いては、移動体の管理設備における移動体の管理を正確に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る移動体の検出装置を、所定空間領域での人員の移動状況などを把握するための人員管理設備における人員の検出装置として説明する。
【0013】
まず、人員管理設備の概略全体構成を図1に基づき説明すると、或る施設(空間領域)内での人員の移動状況を磁場信号(磁気信号)を用いて把握するために、例えば施設内の通路1の途中に設けられた各ゲート(通過検出位置)2に配置される人員検出装置(移動体の検出装置である)3と、この人員検出装置3により検出された検出信号を入力して各人員の移動状況を把握するための人員管理装置4とから構成されている。
【0014】
次に、本発明に係る人員検出装置3を、図1〜図3に基づき説明する。
この人員検出装置3は、通路1に設けられたゲート2の両側領域(通行方向での前後領域で、検出領域でもある)A,Bに設けられた第1および第2磁場信号発生装置11,12と、各人員が携行するとともに上記各磁場信号発生装置11,12にて発生される磁場信号を受けて所定の認識用信号を発信する認識用信号発信器(認識用信号発信手段)13と、各ゲート2に配置されて人員が通過したことを検出する光電式の通過検出器(通過検出手段の一例で、例えば発光器と受光器とが、図3に示すように光軸が交差するように、2組設けられており、勿論、光電式でなくてもよい)14と、通路1の途中に配置されて上記認識用信号発信器13から発信された信号を受信する認識用信号受信器(認識用信号受信手段)15とから構成されている。なお、上記認識用信号受信器15にて受信した信号および上記通過検出器14にて検出された信号は、上記人員管理装置4に入力される。
【0015】
そして、上記第1および第2磁場信号発生装置11,12の内、一方をマスタ側(ここでは、第1磁場信号発生装置とする)とするとともに他方をスレーブ側(ここでは、第2磁場信号発生装置とする)とし、また当該人員検出装置3には、両磁場信号発生装置11,12からの磁場信号を検出して当該磁場信号の出力レベル(出力の大きさ)を調整するための磁気センサ16が、各ゲート2に、すなわち両発生装置11,12の中央(両領域A,Bの境界部)に配置されている。
【0016】
マスタ側の第1磁場信号発生装置11には、記憶部(記憶手段)21に接続された制御部(制御手段)22と、この制御部22に設けられたクロック発生回路(図示せず)からのクロックパルス(クロック信号)に応じて当該第1磁場信号発生11を特定するための識別コードを発生するコード発生器(コード発生手段)23と、このコード発生器23にて発生された識別コードを表す信号(以下、コード信号という)を入力して当該識別コードに応じた磁場信号を発信する磁場信号発信器(磁場信号発信手段)24と、上記コード発生器23と磁場信号発信器24との間に配置されるとともに上記制御部22からの指令により増幅度を調整し得る増幅器(増幅手段)25と、当該第1磁場信号発生装置11における少なくとも増幅度の初期値を設定する設定器(設定手段)26とが具備されている。
【0017】
また、スレーブ側である第2磁場信号発生装置12には、記憶部(記憶手段)31に接続された制御部(制御手段)32と、上記第1磁場信号発生装置11の制御部22から当該制御部32に入力されるクロックパルス(クロック信号)に応じて当該第2磁場信号発生装置12を特定するための識別コードを発生するコード発生器(コード発生手段)33と、このコード発生器33にて発生された識別コードを入力して当該識別コードに応じた磁場信号を発信する磁場信号発信器(磁場信号発信手段)34と、上記コード発生器33と磁場信号発信器34との間に配置されるとともに上記制御部32からの指令により増幅度を調整し得る増幅器(増幅手段)35とが具備されている。
【0018】
さらに、上記第1磁場信号発生装置11の制御部22にて発生されるクロックパルスとしては矩形波の信号が用いられており、例えば第1磁場信号発生装置11では、その立ち上がりでコード信号が出力されるとともに、第2磁場信号発生装置12では、その立ち下りでコード信号が出力されて、両磁場信号発生装置11,12から発生される磁場信号が互いに重ならないように考慮されている(時分割方式の採用)。
【0019】
そして、上記磁気センサ16は各磁場信号発生装置11,12の制御部22,32に接続されており、当該磁気センサ16にて検出された磁場信号は各制御部22,32に入力されて、それぞれの検出レベル(各磁場信号発信器での出力レベルに対応する)が所定の許容範囲内であるか否かが判断される。具体的に言えば、マスタ側では、検出レベルが予め設定された許容レベル範囲内にあるか否かが判断され、不足している場合には、制御部22より増幅器25に増幅度を上げる指令が出力されるとともに、スレーブ側では、その検出レベルがマスタ側のそれに対して(検出レベル同士の差)、所定の許容範囲内に入るように、制御部32より増幅器35に出力の増減指令が出力される。
【0020】
また、人員が携行している認識用信号発信器13には、磁場信号発信器24,34から発信される磁場信号を検知するとともにその磁場信号が示す磁場信号発生装置11,12を特定し、且つこの特定された磁場信号発生装置11または12を示す識別コードの信号および人員を特定し得る識別コードの信号を、電波にて発信する機能が具備されている。
【0021】
すなわち、この認識用信号発信器13には、磁場信号を検知する磁気センサが具備されており、また、この磁気センサについては、どのような状態であっても、確実に磁場信号を検知し得るように、X,Y,Zの三軸方向に感度を持つように、例えば三軸方向にセンサ部が配置されて、しかもこれら各センサ部にて検知した検出レベル(感度)が最も高い信号が選択されるようにしている。
【0022】
したがって、この認識用信号発信器13には、図示しないが、上述した磁場信号を検知する磁気センサ、検知した信号の内、検出レベルが最も高い信号を選択する信号選択部、この信号選択部にて選択された信号から識別コードを検出するコード検出部、並びにこのコード検出部にて検出された識別コードの信号および当該人員の識別コードの信号を発信する信号発信部とが具備されている。
【0023】
次に、人員管理設備における管理動作について説明する。
ここでは、両磁場信号発生装置11,12における磁場信号発信器24,34から発信される磁場信号の出力レベル(増幅度)が同一に調整されているものとして説明する。
【0024】
第1磁場信号発生装置11においては、制御部22に設けられたクロック発生回路からクロックパルスがコード発生器23に入力され、このクロックパルス(例えば、立ち上り信号)に応じて、当該第1磁場信号発生装置11であることを示すコード信号が増幅器25を介して磁場信号発信器24に入力され、所定の磁場信号が発信される。
【0025】
また、第2磁場信号発生装置12においては、マスタ側である第1磁場信号発生装置11の制御部22からのクロックパルスがその制御部32に入力され、このクロックパルスに応じて(例えば、立ち下り信号)、スレーブ側である第2磁場信号発生装置12であることを示すコード信号が増幅器35を介して磁場信号発信器34に入力され、所定の磁場信号が発信される。
【0026】
このように磁場信号が発信されている状態で、認識用信号発信器13を携行している人員が例えば所定のゲート2に第1磁場信号発生装置11側から近づいてくると、携行している認識用信号発信器13が第1磁場信号発生装置11の磁場信号発信器24から発信される磁場信号を検知し、そして検知した当該第1磁場信号発生装置11の識別コードの信号と当該人員を特定する識別コードの信号(両信号を纏めて、認識用信号という)が発信される。
【0027】
この発信された認識用信号は、認識用信号受信器15にて受信された後、人員管理装置4に入力されて人員がゲート2に近づいていることが把握される。
そして、人員がゲート2の中央に近づくとともにゲート2を通過すると、携行している認識用信号発信器13が、第1磁場信号発生装置11および第2磁場信号発生装置12からの磁場信号を交互に検知することになり、これら両磁場信号発生装置11,12の識別コードの信号と当該人員の識別コードの信号が、すなわち認識用信号が認識用信号発信器13から交互に発信されて、認識用信号受信器15にてそれぞれ受信された後、人員管理装置4に入力される。
【0028】
さらに、人員がゲート2を通過して離れていくと、認識用信号受信器15から人員管理装置4に入力される認識用信号が、第2磁場信号発生装置12からのものだけとなる。
【0029】
このように、携行している認識用信号発信器13から発信される認識用信号が、第1磁場信号発生装置11のものから第2磁場信号発生装置12のものに移行したことにより、人員が当該ゲート2を第1磁場信号発生装置11側から第2磁場信号発生装置12側に通過したことが把握される。なお、通過検出器14からの通過検出信号に基づき、そのことが確認される。
【0030】
また、一方の発生装置に係る認識用信号を検出しただけで、他方の発生装置に係る認識用信号が検出されない場合には、人員が当該磁場発生装置に近づいただけで、ゲート2を通過しなかったことが分かる。
【0031】
ここで、本発明の要旨である磁場信号発信器14,24から発信される磁場信号の出力レベルを、磁気センサ16を用いて調整する動作について説明する。
まず、マスタ側の第1磁場信号発生装置11の場合について説明する。
【0032】
制御部22のクロック発生回路からのクロックパルスに基づきコード発生器23から当該第1磁場信号発生装置11の識別コードを示す信号が磁場信号発信器24に出力されて、当該磁場信号発信器24から磁場信号が発信される。
【0033】
この磁場信号は、ゲート2の中心に設けられた磁気センサ16により受信されて制御部22に入力された後、一旦、記憶部21に記憶される。そして、この記憶部21に記憶された信号が制御部22に入力されて、予め記憶された基準信号レベルと比較されて、基準信号レベルに対する差が所定の許容範囲内にあるか否かが判断される。その差が許容範囲内である場合には調整動作は終了されるが、許容範囲外である場合には、その差を補償するように、制御部22から増幅器25に増幅度の増減指令が出力されて、出力レベルが基準信号レベルに対して所定範囲内に入るように調整される。
【0034】
次に、スレーブ側の第2磁場信号発生装置12における磁場信号発信器34の出力レベルを、マスタ側の第1磁場信号発生装置11における磁場信号発信器24の出力レベルに合わせる場合について説明する。
【0035】
この場合、まず、マスタ側の第1磁場信号発生装置11の磁場信号発信器24から発信された磁場信号を磁気センサ16にて検知し、その検知信号が、第2磁場信号発生装置12における制御部32により、スレーブ側の記憶部31に記憶される。
【0036】
次に、第2磁場信号発生装置12の磁場信号発信器34にて磁場信号を発信するとともに磁気センサ16にて検知し、この検知された磁場信号の検出レベルと記憶されたマスタ側の磁場信号の検出レベルとを制御部32にて比較し、その差が許容範囲内であるか否かが判断される。
【0037】
そして、許容範囲内である場合には、出力レベルの調整作業を終了し、許容範囲外である場合には、その差を補償するように、制御部32から増幅器35に、増幅度の増減指令が出されて、両磁場信号発生装置11,12における磁場信号発信器24,34の出力レベルが等しくなるように(正確には、出力レベルの差が所定の許容範囲内となるように)調整される。
【0038】
このように、磁場信号発生装置11,12における少なくとも磁場信号発信器24,34が両側に配置されたゲート2の中央に、磁気センサ16を配置し、両磁場信号発信器24,34にて発信される磁場信号を当該磁気センサ16により検知するとともに、この磁気センサ16により検知された信号の検出レベルの差が互いに所定の許容範囲内に入るように、コード信号の増幅度を調整するようにしたので、常に、人員の検出を精度良く行うことができ、延いては、人員管理設備における人員管理を正確に行うことができる。
【0039】
また、増幅度調整後に、ゲート自体の模様替え、ゲート周辺のレイアウトの変更、若しくは金属などの物体の設置により、磁場環境が変わった場合でも、再調整を容易に行うことができる。
【0040】
ところで、上記実施の形態においては、1箇所のゲートに着目して説明したが、通常、施設内には多数のゲートが設けられており、勿論、これら各ゲートには上述した磁気信号発生装置がそれぞれ必要な個数だけ配置されており、またゲートではなく、要するに、人員の通過を検出する箇所ならどのような領域にでも設けることができる。
【0041】
また、上記実施の形態を説明する図1において、磁気信号発生装置11,12をゲート2の両側に配置(図示)したが、これら各発生装置の少なくとも磁場信号発信器24,34だけが、ゲート2の両側の通過検出領域に配置されていればよい。
【0042】
さらに、上記実施の形態においては、或る施設内での人員の移動状況を把握する場合の人員検出装置として説明したが、例えば船舶内での人の移動状況を把握する場合にも適用することができ、さらに人員ではなく、移動車両などの移動状況を把握する場合にも適用することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように本発明の移動体の検出装置の構成によると、磁場信号発生装置がそれぞれ配置された両検出領域の境界部に磁気センサを配置し、各磁場信号発生装置に設けられた磁場信号発信手段にて発信される磁場信号を当該磁気センサにより検出するとともに、この磁気センサにより検出された各磁場信号発生装置での検出レベルの差が所定の許容範囲内に入るように、コード信号の増幅度を調整するようにしたので、常に、移動体の検出を精度良く行うことができ、延いては、移動体の管理設備における移動体の管理を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る人員管理設備の全体の概略構成を示す図である。
【図2】同人員管理設備における人員の検出装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】図1のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 通路
2 ゲート
3 人員検出装置
4 人員管理装置
11 第1磁場信号発生装置
12 第2磁場信号発生装置
13 認識用信号発信器
14 通過検出器
15 認識用信号受信器
16 磁気センサ
21 記憶部
22 制御部
23 コード発生器
24 磁場信号発信器
25 増幅器
26 設定器
31 記憶部
32 制御部
33 コード発生器
34 磁場信号発信器
35 増幅器

Claims (3)

  1. 識別コードを発生するコード発生手段とこのコード発生手段からのコード信号に基づき磁場を発生する磁場発生手段との間に上記コード信号を増幅する増幅手段が設けられてなる磁場信号発生装置が、少なくとも隣接する2つの検出領域に配置され、且つ移動体に設けられて上記各磁場信号発生装置から発生される磁場信号に応じた認識用信号を発信する認識用信号発信手段が具備された移動体の検出装置であって、
    上記両検出領域の境界部に磁気センサを配置するとともに、この磁気センサにて検出された上記両磁場信号発生装置からの磁場信号の検出レベルの差が許容範囲内となるように、一方の磁場信号発生装置の増幅手段における増幅度を調整する制御手段を具備させたことを特徴とする移動体の検出装置。
  2. 他方の磁場信号発生装置に、その磁場発生手段にて発生される磁場信号の出力レベルを設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の移動体の検出装置。
  3. 識別コードを発生するコード発生手段とこのコード発生手段からのコード信号に基づき磁場を発生する磁場発生手段との間に上記コード信号を増幅する増幅手段が設けられてなる磁場信号発生装置が、少なくとも隣接する2つの検出領域に配置され、且つ移動体に設けられて上記各磁場信号発生装置から発生される磁場信号に応じた認識用信号を発信する認識用信号発信手段が具備された移動体の検出装置における磁場の出力レベルの調整方法であって、
    上記両検出領域の境界部に配置された磁気センサにて検出された両磁場信号発生装置からの磁場信号の検出レベルの差が許容範囲内となるように、一方の磁場信号発生装置の増幅手段における増幅度を調整することを特徴とする磁場信号の出力レベル調整方法。
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