JP2004250455A - 動脈硬化症および黄色腫の予防および治療剤 - Google Patents
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Abstract
動脈硬化症を予防および/または治療する手段を提供する。
【解決手段】
動脈硬化症および/または黄色腫の予防および/または治療のための、HMG
−CoA還元酵素阻害性物質の1種または2種以上と、インスリン抵抗性改善性
物質の1種または2種以上との使用。
【選択図】 なし。
Description
[1] 動脈硬化症および/または黄色腫の予防および/または治療のための、HMG−CoA還元酵素阻害性物質の1種または2種以上と、インスリン抵抗性改善性物質の1種または2種以上との使用に関する。
(I)米国特許 4346227、4448979(=特開昭57−2240号=特公昭61−13699号)、
(II)EP 22478(=特開昭56−8689号=特公昭58−16875号)、
(III)EP 33538(=特開昭56−122375号=特公昭64−1476号)、
(IV)米国特許 4739073(=特表平60−500015号=特公平2−46031号)、
(V)米国特許 5006530、5169857、5401746(=特開平1−216974号)、
(VI)米国特許 5273995(=特開平3−58967号)
等に記載されている。
(I)米国特許 4346227、4448979(=特開昭57−2240号=特公昭61−13699号)には、
(1) 式
(2) 特に、
R2 が水素原子で示される(1)記載の物質、
(3) 特に、
R2 が炭素数1乃至5個を有するアルキル基で示される(1)記載の物質、
(4) 特に、
R2 が薬理上許容される塩で示される(1)記載の物質、
(5) 特に、
R2 がアルカリ金属塩で示される(1)または(4)記載の物質、
(6) 特に、
ソジウム 1、2、6、7、8、8a−ヘキサヒドロ−6、8−テトラヒドロキシ−2−メチル−1−ナフタレンヘプタノエ−ト(プラバスタチン)である(1)、(4)または(5)記載の物質、
が記載されている。
(II)EP 22478(=特開昭56−8689号=特公昭58−16875号)には、
(1) 式
(2) 特に、
6−(2−(1、2、6、7、8、8a−ヘキサヒドロ−8−(2−メチルブチリルオキシ)−2、6−ジメチル−1−ナフチル)エチル)テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−2H−ピラン−2−オン(ロバスタチン)である(1)記載の物質、
(III)EP 33538(=特開昭56−122375号=特公昭64−1476号)には、
(1) 式
(2) 特に、
R1 が
R3 がC1 −C10の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基(但し、2−ブチルを除く)で示される(1)記載の物質、
(3) 特に、
6−(2−(1、2、6、7、8、8a−ヘキサヒドロ−8−(2、2−ジメチルブチリルオキシ)−2、6−ジメチル−1−ナフチル)エチル)テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−2H−ピラン−2−オン(シンバスタチン)である(1)または(2)記載の物質、
が記載されている。
(IV)米国特許 4739073(=特表平60−500015号=特公平2−46031号)には、
(1) 式
R4 は水素、C1 −4 アルキル、C1 −4 アルコキシ(t−ブトキシは除く)、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、
R5 は水素、C1 −3 アルキル、C1 −3 アルコキシ、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、R5aは水素、C1 −2 アルキル、C1 −2 アルコキシ、フルオル又はクロルであり、
そしてmは1、2又は3である、
但し、R5 及びR5aの両方はR4 が水素のとき水素でなければならず、R5aはR5 が水素のとき水素でなければならず、R4 及びR5 の高々1つがトリフルオルメチルであり、R4 及びR5 の高々1つがフェノキシであり、またR4 及びR5 の高々1つがベンジロキシであり、
R2 は水素、C1 −4 アルキル、C3 −6 シクロアルキル、C1 −4 アルコキシ(t−ブトキシを除く)、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、
R3 は水素、C1 −3 アルキル、C1 −3 アルコキシ、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシである、
但し、R3 はR2 が水素のとき水素でなければならず、R2 及びR3 の高々1つがトリフルオルメチルであり、R2 及びR3 の高々1つがフェノキシであり、またR2 及びR3 の高々1つがベンジロキシであり、
Xは−(CH2 )n −又は−CH=CH−(n=0、1、2又は3)であり、
Zは−CH(OH)−CH2 −C(OH)(R6 )−CH2 −COOHであり、
但しR6 は水素又はC1 −3 アルキルである)で示される物質の、遊離の酸形又は生理学的に加水分解しうる且つ許容しうるエステル形又はそのδラクトン形又は塩形の化合物。)で示される物質、
(2) 特に、
式
R4 は水素、C1 −3 アルキル、n−ブチル、i−ブチル、C1 −3 アルコキシ、n−ブトキシ、i−ブトキシ、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、R5 は水素、C1 −3 アルキル、C1 −3 アルコキシ、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、但し、R4 及びR5 の高々1つがトリフルオルメチルであり、R4 及びR5 の高々1つがフェノキシであり、またR4 及びR5 の高々1つがベンジロキシであり、
R2 は水素、C1 −3 アルキル、n−ブチル、i−ブチル、C1 −3 アルコキシ、n−ブトキシ、i−ブトキシ、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、R3 は水素、C1 −3 アルキル、C1 −3 アルコキシ、トリフルオルメチル、フルオル、クロル、フェノキシ又はベンジロキシであり、但し、R2 及びR3 の高々1つがトリフルオルメチルであり、R2 及びR3 の高々1つがフェノキシであり、またR2 及びR3 の高々1つがベンジロキシであり、
Xは−(CH2 )n −又は−CH=CH−(トランス形)であり、但しnは0、1、2又は3であり、
そしてZは−CH(OH)−CH2 −C(OH)(R6 )−CH2 −COOR7'で又は
(3) 特に、
Rがp−フルオルフェニルであり、R0 がイソプロピルであり、R2 及びR3 が水素であり、Xが(E)CH=CHであり、そしてZが−CH(OH)−CH2 −CH(OH)−CH2 −COOHである)で示される(1)または(2)記載の物質、
(4) 特に、
遊離の酸、塩又はエステルである(3)記載の物質、
(5) 特に、
遊離の酸、ナトリウム塩又はメチルもしくはt−ブチルエステルである(4)記載の物質、
(6)
ソジウム 7−(3−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル)−1H−インド−ル−2−イル)−3、5−ジヒドロキシ−6−ヘプタノエ−ト(フルバスタチン)である(2)乃至(5)記載の物質、
が記載されている。
(V)米国特許 5006530、5169857、5401746(=特開平1−216974号)には、
(1) 式
Aはヘテロアリール[前記ヘテロアリールは同一もしくは異なるハロゲン、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオまたはアルコキシカルボニルによって、あるいは式−NR1 R2 (式中R1 およびR2 は同一もしくは異なり、そしてアルキル、アリール、アラルキル、アシル、アルキルスルホニルまたはアリールスルホニルを意味する)の基によって一、二または三置換されることができる]を意味するか、あるいは
アリール[前記アリールは同一もしくは異なるアルキル(前記アルキルはヒドロキシまたはアルコキシによって置換されていてもよい)によって、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、アラルキル、アラルキルオキシ、アラルキルチオ、アラルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アルコキシカルボニル、スルファモイル、ジアルキルスルファモイル、カルバモイルまたはジアルキルカルバモイルによって、あるいは式−NR1 R2 (式中R1 およびR2 は前述の意味を有する)の基によって一ないし五置換されていてもよい]を意味するか、あるいは、 直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルを意味し、
Bはシクロアルキルを意味するか、あるいは
アルキル[前記アルキルはハロゲン、シアノ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルホニル、アルコキシカルボニルまたはアシルによって、あるいは式−NR1 R2 (式中R1 およびR2 は同一もしくは異なり、そしてアルキル、アリール、アラルキル、アシル、アルキルスルホニルまたはアリールスルホニルを意味する)の基によって、あるいはカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、スルファモイル、ジアルキルスルホニル、ヘテロアリール、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、アラルコキシ、アラルキルチオまたはアラルキルスルホニル(ここでヘテロアリールおよび後に述べた置換基のアリール基は同一もしくは異なるハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アルキル、アルコキシ、アルキルチオまたはアルキルスルホニルによって一、二または三置換されることができる)によって置換されることができる]を意味し、
DおよびEは同一もしくは異なり、そして
水素を意味するか、あるいは
CNまたはNO2 を意味するか、あるいは
シクロアルキルを意味するか、あるいは
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル[前記アルキルはアジド、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルホニル、アルコキシカルボニルまたはアシルによって、あるいは式−NR1 R2 (式中R1 およびR2 は前述の意味を有する)によって、あるいはカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、スルファモイル、ジアルキルスルファモイル、ヘテロアリール、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、アラルキルオキシ、アラルキルチオまたはアラルキルスルホニル(ここでヘテロアリールおよびアリール基は同一もしくは異なるハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アルキル、アルコキシ、アルキルチオまたはアルキルスルホニルによって一、二または三置換されることができる)によって置換されることができる]を意味するか、あるいは
ヘテロアリール[前記ヘテロアリールは同一もしくは異なるハロゲン、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオまたはアルコキシカルボニルによって、あるいは式−NR1 R2 (式中R1 およびR2 は前述の意味を有する)の基によって一、二または三置換されることができる]を意味するか、あるいは
アリール[前記アリールは同一もしくは異なるアルキル(前記アルキルはヒドロキシルまたはアルコキシによって置換されていてもよい)によって、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、アラルキル、アラルキルオキシ、アラルキルチオ、アラルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アルコキシカルボニル、スルファモイル、ジアルキルスルファモイル、カルバモイルまたはジアルキルカルバモイルによって、あるいは式−NR1 R2 (式中R1 およびR2 は前述の意味を有する)の基によって一ないし五置換されることができる]を意味するか、あるいは
式−NR3 R4 、−COR5 または−CR11R12−Yを意味し、ここで、
R3 およびR4 は同一もしくは異なり、そして
水素を意味するか、あるいは
アルキル、アリールまたはアラルキルを意味するか、あるいは
式−COR6 または−SO2 R7 の基を意味するか、あるいは
R3 およびR4 は一緒になってアルキリデン鎖を形成し、前記アルキリデン鎖はN、O、Sおよび/またはN−アルキル、N−アリール、N−カルバモイルまたはN−アルコキシカルボニルによって中断されることができ、
R6 は水素を意味するか、あるいは
基−NHR8 を意味するか、あるいは
アルコキシを意味するか、あるいは
アルキル、アリール、アリールオキシ、アラルキル、アラルキルオキシまたはヘテロアリール(前記基は同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって一、二または三置換されることができる)を意味し、
R7 はシクロアルキルを意味するか、あるいは
アルキル(前記アルキルはシアノ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシまたはアルコキシカルボニルによって置換されることができる)を意味するか、あるいは
アリール、アラルキルまたはヘテロアリール(前記基は同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって一、二または三置換されることができる)を意味し、そして
R8 は水素を意味するか、あるいは
シクロアルキルを意味するか、あるいは
アルキル(前記アルキルはシアノ、ハロゲン、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシによって置換されていてもよい)を意味するか、あるいは
アリール、アラルキルまたはヘテロアリール(前記基は同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって一、二または三置換されることができる)を意味し、
R5 は水素、シクロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、トリメチルシリルアルコキシ、アリールオキシまたはアラルコキシを意味するか、あるいは
式−NR9 R10(式中R9 およびR10は同一もしくは異なり、そして水素、アルキル、アリールまたはアラルキルを意味する)の基を意味するか、あるいは
ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリンまたはピペラジンからなる系列からの置換されていてもよい複素環式基(前記複素環式基は窒素原子を介して結合している)を意味し、そして
R11およびR12は同一もしくは異なり、そして
水素を意味するか、あるいは
アルキル(前記アルキルはヒドロキシル、ハロゲン、アルコキシまたはアルコキシカルボニルを意味するか、あるいは
シクロアルキルを意味するか、あるいは
R11およびR12は一緒になって6個までの炭素原子を有する飽和もしくは不飽和の炭素環式環または複素環式環を形成し、そして
Yは式−NR13R14、−COR15、−S−R16、−SO−R16、−SO2 −R16、−OR17または−N3 を意味し、ここで
R13およびR14は同一もしくは異なり、そして
水素、アルキル、アリールまたはアラルキル(ここでアリール基はハロゲン、シアノ、アルキル、アルコキシまたはトリフルオロメチルで置換されることができる)を意味するか、あるいは
式−COR15または−SO2 R16の基を意味するか、あるいは
R13およびR14は一緒になってアルキレン鎖(前記アルキレン鎖はN、O、Sおよび/またはN−アルキル、N−アリール、Nーアラルキル、NーカルバモイルまたはNーアルコキシカルボニルによって中断されることができる)を形成し、
R15は水素を意味するか、あるいは
基−NR18R19を意味するか、あるいは
アルキルまたはアルコキシを意味するか、あるいは
アリール、アリールオキシ、アラルキル、アラルコキシまたはヘテロアリール(ここで前記基は同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって一、二または三置換されることができる)を意味し、
R16はシクロアルキルを意味するか、あるいは
直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル(前記アルキルはシアノ、ハロゲン、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシまたはアルコキシカルボニルによって置換されることができる)を意味するか、あるいは
アリール、アラルキルまたはヘテロアリール(ここで前記基は同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって一、二または三置換されることができる)を意味するか、あるいは
トリメチルシリルまたはジメチルエチルシリルを意味するか、あるいは
基−NR9 R10(ここでR9 およびR10は前述の意味を有する)を意味し、
R17は水素を意味するか、あるいは
シクロアルキルを意味するか、あるいは
アルキル[前記アルキルはハロゲン、シアノ、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルホニル、アルコキシカルボニルまたはアシルによって、あるいは式−NR1 R2 (ここでR1 およびR2 は前述の意味を有する)によって、あるいはカルバモイル、ジアルキルカルバモイル、スルファモイル、ジアルキルスルファモイル、ヘテロアリール、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、アラルコキシ、アラルキルチオまたはアラルキルスルホニル(ここでヘテロアリールおよびアリール基は同一もしくは異なるハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アルキル、アルコキシ、アルキルチオまたはアルキルスルホニルによって一、二または三置換されることができる)によって置換されることができる]を意味するか、あるいは
ヘテロアリール[前記ヘテロアリールは同一もしくは異なるハロゲン、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオまたはアルコキシカルボニルによって、あるいは式−NR1 R2 (ここでR1 およびR2 は前述の意味を有する)によって一、二または三置換されることができる]を意味するか、あるいは
アリール[前記アリールは同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アリール、アリールオキシ、アリールチオ、アリールスルホニル、アラルキル、アラルコキシ、アラルキルチオ、アラルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アルコキシカルボニル、スルファモイル、ジアルキルスルファモイル、カルバモイルまたはジアルキルカルバモイルによって、あるいは式−NR1 R2 (ここでR1 およびR2 は前述の意味を有する)によって一ないし五置換されることができる]を意味するか、あるいは
2、5−ジオキソ−テトラヒドロピリルを意味するか、あるいは
テトラヒドロピラニルを意味するか、あるいは
トリアルキルシリルを意味するか、あるいは
基−COR16(ここでR16は前述の意味を有する)を意味し、そして
R18およびR19は同一もしくは異なり、そして
水素を意味するか、あるいは
シクロアルキルを意味するか、あるいは
アルキル(前記アルキルはシアノ、ハロゲン、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシによって置換されていてもよい)を意味するか、あるいは
アリール、アラルキルまたはヘテロアリール(ここで前記基は同一もしくは異なるアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、アミノ、アルキルアミノまたはジアルキルアミノによって一、二または三置換されることができる)を意味し、あるいは
DおよびEは一緒になって式
Wは式C=Oまたは−CHOHを意味し、
mは数1、2または3を意味し、
ZはO、S、CH2 またはN−R20を意味し、
R13およびR14は前述の意味を有し、そして
R20は水素、アルキル、アリール、アラルキル、カルバモイルまたはアルコキシカルボニルを意味し、そしてここでこの場合、DおよびEは隣接し、
Xは式−CH2 −CH2 −または−CH=CH−を意味し、そして
Rは式
R21は水素またはアルキルを意味し、そして
R22は水素を意味するか、あるいは
アルキル、アリールまたはアラルキルを意味するか、あるいは
カチオンを意味する、
の置換ピリジン類およびそれらの酸化生成物、
(2) 特に、
ソジウム7−(4−フルオロフェニル)−2、6−ジイソプロピル−5−メトキシメチルピリジン−3−イル)−3、5−ジヒドロキシ−6−ヘプテノエ−ト(リバスタチン)である(1)記載の物質、
が記載されている。
(VI)米国特許 5273995(=特開平3−58967号)には、
(1) 2−(4−フルオロフェニル)−5−(1−メチルエチル)−N−3−ジフェニル−1−((テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−2−オキソ−2H−ピラン−6−イル)エチル)−1H−ピロ−ル−4−カルボキサミド(アトルバスタチン)である物質、
が記載されている。
フルバスタチンは、特公平2−46031号に記載され、その化学名(平面構造式、Na塩)は、ソジウム 7−(3−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル)−1H−インド−ル−2−イル)−3、5−ジヒドロキシ−6−ヘプタノエ−トである。
(I)WO 94/01433(=特開平6−80667号)、
(II)特開平4−69383号、
(III)WO 92/02520(=特表平6−500538)、
(IV)WO 91/07107(=特開平3−170478号=特公平7−8862号)、
(V)米国特許5132317(=特開平3−90071号)、
(VI)米国特許 4897405(=特開平2−292272号)、
(VII)WO 89/08651(=特開平1−272574号)、
(VIII)米国特許 5061717、5120754、5223522(=特開平1−272573号) 、
(IX)米国特許 5002953、5194443、5232925、5260445(=特開平1−131169号)、
(X)米国特許 4918091(=特開昭64−13076号)、
(XI)米国特許 4897393、4948900(=特開昭64−56675号=特公平5−5832号)、
(XII)米国特許 4873255(=特開昭64−38090号)、
(XIII)米国特許 4703052(=特開昭61−271287号=特公平5−86953号)、
(XIV)米国特許 4687777(=特開昭61−267580号=特公平5−31079号)、
(XV)米国特許 4725610(=特開昭61−85372号=特公平5−66956号)、
(XVI)米国特許 4572912(=特開昭60−51189号=特公平2−31079号)、
(XVII)米国特許 4461902(=特開昭58−118577号=特公平2−57546号)、
(XVIII)米国特許 4287200、4340605、4438141、
4444779(=特開昭55−22636号=特公昭62−42903号)、
(XIX)EP 0708098A、
(XX)EP 0676398A(=特開平7−330728号)、
等に記載されている。
(I)WO 94/01433(=特開平6−80667号)には、
(1) 一般式
(2) 特に、
R1 及びR2 がそれぞれ独立して水素原子、低級アルキル基又はアリール基であり、R4 が水素原子であり、R5 がメチル基であり、mが0であり、nが0である(1)記載のチアゾリジンジオン誘導体又はその医薬上許容し得る塩、
(3) 特に、
一般式
(4) 特に、
R1 、R2 、m及びnが(2)記載のとおりである(3)記載の化合物、
(5) 特に、
一般式
(6) 特に、
R1 、R2 、R4 、R5 、m及びnが(2)記載のとおりであり、R3 は前記のとおりである(5)記載の化合物、
(7) 特に、
一般式
(8) 特に、
R1 、R2 、R4 、R5 、m及びnが(2)記載のとおりである(7)記載の化合物、
(9) 特に、
一般式
(10) 特に、
R1 、R2 、R4 、R5 、m及びnが(2)記載のとおりであり、Xは前記のとおりである(9)記載の化合物、
が記載されている。
(II)特開平4−69383号には、
(1) 一般式
R1 は置換又は非置換のアリール基を示し、
Aはアルキレン基を示し、
Bは低級アルキレン基を示し、
R2 及びR3 は水素原子又はハロゲン原子を示し、
Yは酸素原子又はイミノ基を示す。)
で示される置換チアゾリジン誘導体又はその塩、
が記載されている。
(III)WO 92/02520(=特表平6−500538)には、
(1) 式
R1 は水素原子、アルキル基、アシル基、アラルキル基(ここでアリール基は置換されていても、または置換されていなくてもよく)、または置換あるいは非置換アリール基:
A2 は合計5個までの置換基を有するベンゼン環であり:および
nは2〜6の範囲にある整数を意味する]
で示される化合物またはその互変異性体形および/またはその医薬上許容し得る塩および/またはその医薬上許容し得る溶媒和物、
(2) 特に、
A1 が各環において、酸素、硫黄または窒素から選択される4個までのヘテロ原子を含有する置換または非置換の単または縮合式芳香族ヘテロサイクリル基である(1)記載の化合物、
(3) 特に、
A1 がチアゾリル、オキサゾリル、ピリジルまたはピリミジニルである(1)記載の化合物、
(4) 特に、
A1 が、式(a)、(b)または(c):
(5) 特に、
A1 が前記の式(a)の基である(1)記載の化合物、
(6) 特に、
R4 およびR5 が一緒になって式(d):
(7) 特に、
A2 が式(e):
(8) 特に、
式(II):
(9) 特に、
nが整数2、3または4である(1)記載の化合物、
(10) 特に、
5−(4−[2−(N−メチル−N−(2−ベンズオキサゾリル)アミノ)エトキシ]ベンジル)−2、4−オキサゾリジンジオン:またはその互変異性体形および/またはその医薬上許容し得る塩および/またはその医薬上許容し得る溶媒和物である(1)記載の化合物、
が記載されている。
(IV)WO 91/07107(=特開平3−170478号=特公平7−8862号)には、
(1) 式
(2) 特に、
式I中、点線が非結合を表す(1)記載の化合物、
(3) 特に、
R1 がメチルであり、XがOであり、そしてAがOである(2)記載の化合物、
(4) 特に、
Rがフェニルである(3)記載の化合物、
(5) 特に、
Rが2−ナフチルである(3)記載の化合物、
(6) 特に、
Rが3、5−ビス(トリフルオロメチル)フェニルである(3)記載の化合物、
(7) 特に、
式II中、点線が非結合を表す(1)記載の化合物、
(8) 特に、
R1 がメチルであり、そしてAがOである(7)記載の化合物、
(9) 特に、
Rがフェニルであり、そしてBがCHである(8)記載の化合物、
(10) 特に、
Rがp−トリルであり、そしてBがCHである(8)記載の化合物、
(11) 特に、
Rがシクロヘキシルであり、そしてBがCHである(8)記載の化合物、
(12) 特に、
Rがm−トリルであり、そしてBがCHである(8)記載の化合物、
(13) 特に、
Rがフェニルであり、そしてBがNである(8)記載の化合物、
(14) 特に、
Rがβ−ナフチルであり、そしてBがCHである(8)記載の化合物、
が記載されている。
(V)米国特許5132317(=特開平3−90071号)には、
(1) 式(I):
A1 が置換または非置換アリール基を表し、
A2 が合計5個までの置換基を有するベンゼン環を表し、
XはO、SまたはNR1 [R1 はハロゲン原子、アルキル基、アシル基、アルアルキル基(このアリール基部分は置換または非置換でもよい)]、または置換または非置換アリール基を表し、
YはOまたはSを表し、
R2 は水素を表し、
R3 は水素、またはアルキル、アルアルキル、またはアリール基を表し、またはR2 はR3 と一緒になって結合を表し、
nは2〜6の範囲の整数を表すことを特徴とする化合物、またはその互変異性体形、および/もしくはその製薬上許容される塩、および/もしくはその製薬上許容される溶媒和化合物、
(2) 特に、
A1 がハロゲン、アルキル、フェニル、アルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルカルボニルオキシ、またはアルキルカルボニルから選択された5個までの基で任意に置換されたフェニルまたはナフチルを表わす(1)記載の化合物、
(3) 特に、
A1 がフェニル基を表わす(1)または(2)記載の化合物、
(4) 特に、
R2 が水素を表わし、R3 がアルキル基を表わす(1)〜(3)のいずれか一つの項記載の化合物、
(5) 特に、
R2 とR3 はそれぞれ独立して水素を表わす(1)〜(3)のいずれか一つの項記載の化合物、
(6) 特に、
A1 が式(a):
(7) 特に、
R4 とR5 はそれぞれ独立して水素、ハロゲン、アルキル、またはアルコキシを表す(6)記載の化合物、
(8) 特に、
XがO、そしてYがOである(1)〜(7)のいずれか一つの項記載の化合物、
(9) 特に
式(II):
が記載されている。
(VI)米国特許 4897405(=特開平2−292272号)には、
(1) 式(I):
(2) 特に、
式(II):
が記載されている。
(VII)WO 89/08651(=特開平1−272574号)には、
(1) 式
Vは−CH=CH−、−N=CH−、−CH=N−もしくはSであり、
WはCH2 、CHOH、CO、C=NORもしくはCH=CHであり、
XはS、O、NR1 、−CH=N−もしくは−N=CH−であり、
YはCHもしくはNであり、
Zは水素、C1 −C7 アルキル、C3 −C7 シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ピリジル、フリル、チエニルまたは同一もしくは異なるC1 −C3 アルキル、トリフルオルメチル、C1 −C3 アルコキシ、フルオロ、クロルもしくはブロモである基により1置換もしくは2置換されたフェニルであり、
Z1 は水素もしくはC1 −C3 アルキルであり、
R及びR1 はそれぞれ独立して水素もしくはメチルであり、かつ
nは1、2もしくは3である)
を有する化合物、その医薬上許容し得るカチオン塩または化合物が塩基性窒素を有する場合にはその医薬上許容し得る酸付加塩、
(2) 特に、
点線が結合なしを示し、かつWがCOもしくはCHOHである(1)記載の化合物、
(3) 特に、
Vが−CH=CH−、−CH=N−もしくはSであり、かつnが2である(2)記載の化合物、
(4) 特に、
XがOであり、Yがオキサゾール−4−イル基を形成するNであり、
Zが2−チエニル、2−フリル、フェニル、置換フェニルもしくはナフチルであり、かつZ1 が5−メチルである(3)記載の化合物、
(5) 特に、
Vが−CH=N−もしくはSであり、かつZが2−フェニルである(4)記載の化合物、
(6) 特に、
Vが−CH=CH−であり、WがCOであり、かつZが2−(2−フリル)、2−フェニル、2−(4−メチルフェニル)もしくは2−(2−ナフチル)である(3)記載の化合物、
(7) 特に、
XがOもしくはSであり、かつYがオキサゾール−5−イル基、チアゾール−4−イルもしくはチアゾール−5−イル基を形成するNである(3)記載の化合物、
(8) 特に、
Xが−CH=N−であり、かつYがピリド−2−イル基を形成するCHであるか、またはXがOであり、かつYがフル−2−イル基を形成するCHである(3)記載の化合物、
が記載されている。
(VIII)米国特許 5061717、5120754、5223522(=特開平1−272573号)には 、
(1) 式:
A及びBは各々独立してCHまたはNであり、但し、A又はBがNであるときにはもう一方はCHであり;
XはS、SO、SO2 、CH2 、CHOH又はCO−であり;
nは0又は1であり;
YはCHR1 又はNR2 であり、但し、nが1でYがNR2 のときにはXはSO2 又はCOであり;
ZはCHR、CH2 CH2 、CH=CH、CH−CH、OCH2 、SCH2 、SOCH2 又はSO2 CH2 であり; \O/
R、R1 、R2 及びR3 は各々独立して水素又はメチルであり;そして
X1 およびX2 は各々独立して水素、メチル、トリフルオロメチル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシ、メトキシ、フェノキシ、ベンジルオキシ、ブロモ、クロ又はフルオロである]を有する化合物、その製薬上許容し得るカチオン塩;又はA又はBがNのときには製薬上許容し得る酸付加塩、
(2) 特に、
点線が結合のないことを表し、A及びBの各々がCHであり、XがCOであり、nが0であり、Rが水素である(1)記載の化合物、
(3) 特に、
ZがCH2 CH2 であり、X2 が水素であり、X1 が水素、4−ベンジルオキシ又は4−フェニルである(2)記載の化合物、
(4) 特に、
X2 が水素であり、Zが二重結合についてトランスの幾何配置を有するCH=CHであり、X1 が水素、2−メトキシ、4−ベンジルオキシ又は4−メトキシである(2)記載の化合物、
(5) 特に、
点線は結合のないことを表し、A及びBの各々がCHであり、XがSであり、nが0であり、ZがCH2 CH2 であり、X1 およびX2 が各々水素であり、Rがメチル又は水素である(1)記載の化合物、
(6) 特に、
A及びBが各々CHであり、XがSO2 であり、nが0であり、ZがCH2 CH2 であり、R、X1 およびX2 が各々水素である(1)記載の化合物、
(7) 特に、
点線が結合のないことを表し、A及びBが各々CHであり、XがSO2 であり、nが0であり、ZがCH2 CH2 であり、R及びX2 が各々水素であり、X1 が4−クロロである(1)記載の化合物、
が記載されている。
(IX)米国特許 5002953、5194443、5232925、5260445(=特開平1−131169号)、
(1) 式(I)
R1 は水素原子、アルキル基、アシル基、アルアルキル基(式中、アリール部分は置換されていても又は未置換でもよい)又は置換又は未置換のアリール基を表し;
R2 及びR3 はそれぞれ水素を表すか又はR2 及びR3 は一緒になって結合を表し;
A2 は合計で5個以内の置換基を有するベンゼン環を表し;
そしてnは2〜6の範囲の整数を表す]
の化合物又はその互変異性体形、及び/又はその製薬上許容しうる塩、及び/又はその製薬上許容しうる溶媒和化合物、
(2) 特に、
A1 は酸素、硫黄又は窒素から選ばれる4個以内のヘテロ原子を環に含む置換又は未置換の単環又は縮合環の芳香族複素環式基を表す(1)記載の化合物、
(3) 特に、
A1 は式(a)、(b)又は(c)
(4) 特に、
R4 及びR5 はそれぞれ独立して水素、アルキル又は置換又は非置換のフェニル基を表す(3)記載の化合物、
(5) 特に、
R4 及びR5 は一緒になって式(d)
(6) 特に、
R6 及びR7 はともに水素を表す(5)記載の化合物、
(7) 特に、
A2 は式(e)
(8) 特に、
R8 及びR9 はそれぞれ水素を表す(7)記載の化合物、
(9) 特に、
式(II)
(10) 特に、
nは2又は3の整数を表す(1)〜(9)の何れか一つの項記載の化合物、
(11) 特に、
R1 はメチル基を表す(1)〜(10)の何れか一つの項記載の化合物、
(12) 特に、 5−((4−(2−(メチル−2−ピリジルアミノ)エトキシ)フェ
ニル)メチル)−2、4−チアゾリジンジオン:又はその互変異性体及び/又はその製薬
上許容しうる塩及び/又はその製薬上許容しうる溶媒和物である(1)記載の化合物、が
記載されている。
(X)米国特許 4918091(=特開昭64−13076号)には、
(1) 式(I)
R1 はアルキル基又は置換もしくは未置換アリール基を示し、
R2 及びR3 は各々水素を示し、又はR2 及びR3 は一緒に結合を示し、
Aは合計で5個以下の置換基を有するベンゼン環を示し、
Xは酸素、硫黄又は部分NR4 (式中、R4 は水素又はアルキルを示す)を示し、そして
nは2〜6の範囲の整数を示す]
で表される化合物もしくはその互変異性体、又はその医薬として適当な塩、
(2) 特に、
R1 は式(a)
(3) 特に、
Aは式(b)
(4) 特に、
R5 、R6 及びR7 は各々独立して水素を示す(2)又は(3)記載の化合物、
(5) 特に、
R8 及びR9 は各々独立して水素を示す(3)又は(4)記載の化合物、
(6) 特に、
Xは酸素を示す(1)〜(5)の何れかに記載の化合物、
(7) 特に、
nは2を示す(1)〜(5)の何れかに記載の化合物、
が記載されている。
(XI)米国特許 4897393、4948900(=特開昭64−56675号=特公平5−5832号)には、
(1) 一般式
(2) 特に、
Rが(i)低級アルコキシ基、低級アルキル基、トリハロゲノ低級アルキル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、フェニル基、ハロゲン原子、ニトロ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ピロリル基及びジ(低級アルキル)アミノ基から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよいフェニル基;(ii)低級アルコキシ基、低級アルキル基、ハロゲン原子又はニトロ基で置換されていてもよいナフチル基;(iii)低級アルキル基で置換されていてもよいピリジル基又は(iv)低級アルキル基、低級アルキルチオ基、シクロアルキル基及びフェニル基から選ばれる1〜2個の基で置換されている1、3−チアゾール−4−イル基もしくは1、3−オキサゾール−4−イル基である(1)記載のベンゾオキサゾール誘導体又はその塩、(3) 特に、
Rが低級アルコキシ基置換フェニル基、ジ(低級アルキル)アミノ基置換フェニル基又はナフチル基であり、Alk が直鎖低級アルキレン基であり、点線部で示される基がメチレン基である(2)記載のベンゾオキサゾール誘導体又はその塩、
(4) 特に、
2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イル(もしくはイリデン)メチル基がベンゾオキサゾール環の5位もしくは6位に結合している(1)、(2)又は(3)記載のベンゾオキサゾール誘導体又はその塩、
が記載されている。
(XII)米国特許 4873255(=特開昭64−38090号)には、
(1) 一般式
R6 は水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基を示し、
Arは置換基を有していてもよい二価の芳香環基又は置換基を有していてもよい二価の複素芳香環基を示し、
Wはメチレン基、カルボニル基、式=CH−OY基(式中、Yは水素原子又はアシル基を示す。)または式=C=N−OV(式中、Vは水素原子又は水酸基の保護基を示す。)を示すか、あるいは後述するUと共に二重結合を形成してもよく、Uは単結合又はメチレン基を示すかあるいはWと共に二重結合を形成するか、Wがカルボニル基又は式=C=N−OV基(式中、Vは前述したものと同意義を示す。)を示すときにはR1 と共に二重結合を形成してもよく、nは1乃至10の整数を示す。]で表されるチアゾリジン化合物およびその塩、
が記載されている。
(XIII)米国特許 4703052(=特開昭61−271287号=特公平5−86953号)、
(1) 式
[式中、破線は単一結合又は非結合を表し、nは0、1又は2で、XはO、S、S=O、S(=O)(=O)で、 RはH、CH3 又はC2 H5 であり、R1 は別個にはH、C5 〜C7 シクロアルキル、C6 〜C8 メチル置換シクロアルキル、ピリジル、チエニル、フリル、ナフチル、p−ビフェニリル、テトラヒドロフラニル、テト・BR>宴Qドロチエニル、テトラヒドロピラニル、C6 H4 W2 [W2 はH、OH、F、Cl、Br、C1 〜C4 アルキル、C1 〜C4 アルコキシ又はC1 〜C4 チオアルキルである]又はalk−W1 [alkはC1 〜C6 アルキレン、エチリデン又はイソプロピリデンであり、W1 はH、OH、C1 〜C4 アルコキシ、C1 〜C4 チオアルキル、ピリジル、フリル、チエニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロチエニル、ナフチル、C5 〜C7 シクロアルキル又はC6 H4 W2 である]でR2 はH又はCH3 で、R3 はH、C1 〜C6 アルキル、C6 H4 W2 又はベンジルで、R4 はHであり、R1 とR2 が一緒になっている場合には、それらはC4 〜C6 アルキレンを形成し、R3 とR4 はそれぞれHであり、R3 とR4 が一緒になっている場合には、それらはC4 〜C6 アルキレンを形成し、R1 とR2 はそれぞれHであり、R2 とR3 が一緒になっている場合には、それらはC3 〜C4 アルキレンを形成し、R1 とR4 はそれぞれHである]、
(2) 特に、
RがHで、破線が非結合で、nが0又は1である(1)記載の化合物、
(3) 特に、
R2 、R3 びR4 がそれぞれHで、R1 がH、シクロヘキシル、
C6 H4 W2 (W2 はH、F、Cl、Br、CH3 、はCH3 Oである)又はalk−W1 [alkはC1 〜C4 アルキレン、エチリデン又はイソプロピリデンで、W1 はH、OH、C1 〜C4 アルコキシ、シクロヘキシル又はC6 H4 W2 である]である(2)記載の化合物、
(4) 特に、
XがOで、 R1 がシクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ベンジル、フルオロベンジル、C1 〜C4 アルキル、ヒドロキシメチル、メトキシメチル又はエトキシエチルである(3)記載の化合物、
(5) 特に、
R1 がベンジルである(4)記載の化合物、
(6) 特に、
5−((3、4−ジヒドロ−2−(フェニルメチル)−2H−ベンゾピラン−6−イル)メチル−2、4−チアゾリジンジオン又はそのナトリウム塩である(5)記載の化合物、
(7) 特に、
R2 とR3 が一緒に(CH2 )4 を形成し、R1 とR4 がそれぞれHで、XがOである(2)記載の化合物、
(8) 特に、
(a)R1 とR2 が一緒に(CH2 )5 を形成し、R3 とR4 がそれぞれHで、XがOであるか、又は(b)R3 とR4 が一緒に(CH2 )5 を形成し、R1 とR2 がそれぞれHで、XがOである(2)記載の化合物、
(9) 特に、
nが0で、R1 がH、CH3 又はベンジルで、XがS又はS(=O)(=O)である(3)記載の化合物、
が記載されている。
(XIV)米国特許 4687777(=特開昭61−267580号=特公平
5−31079号)には、
(1) 式
が記載されている。
(XV)米国特許 4725610(=特開昭61−85372号=特公平5−
66956号)には、
(1) 一般式
が記載されている。
(XVI)米国特許 4572912(=特開昭60−51189号=特公平2
−31079号)には、
(1) 一般式
(2) 特に、
5−(4−((6−ヒドロキシ−2、5、7、8−テトラメチルクロマン−2−イル)メトキシ)ベンジル)−2、4−チアゾリジンジオン、
が記載されている。
(XVII)米国特許 4461902(=特開昭58−118577号=特公平2−57546号)には、
(1) 一般式
が記載されている。
(XVIII)米国特許 4287200、4340605、4438141、4444779(=特開昭55−22636号=特公昭62−42903号)には、
(1) 一般式
(2) 特に、
5−((4−(2−(5−エチル−ピリジン−2−イル)エトキシ)フェニル
)メチル)−2、4−チアゾリジンジオン、
が記載されている。
(XIX)EP 0708098Aには、
(1) 一般式
R1 は水素原子または炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基を示す。
1)炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基、 2)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル基、 3)ヒドロキシ基、 4)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアシルオキシ基、 5)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ基、 6)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシ基、 7)炭素数7ないし12個を有するアラルキルオキシ基、 8)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルチオ基、 9)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルスルホニル基、 10)ハロゲン原子、 11)ニトロ基、 12)アミノ基、 13)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のモノアルキルアミノ基、 14)同一もしくは異なって各アルキルが炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のジアルキルアミノ基、 15)炭素数7ないし12個を有するアラルキル基、 16)炭素数6ないし10個を有するアリール基(該アリール基は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 17)炭素数6ないし10個を有するアリールオキシ基(該アリール基は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 18)炭素数6ないし10個を有するアリールチオ基(該アリール基は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 19)炭素数6ないし10個を有するアリールスルホニル基(該アリール基は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 20)炭素数6ないし10個を有するアリールスルホニルアミノ基(該アリール基は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい。窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、 21)複素芳香環基、 22)複素芳香環オキシ基、 23)複素芳香環チオ基、 24)複素芳香環スルホニル基、並びに 25)複素芳香環スルホニルアミノ基(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)を示す。
(2) 特に、
R1 が水素原子または炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基であり;
R2 が炭素数2ないし5個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレン基であり;
R3 が水素原子、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基、炭素数1ないし2個を有するアルコキシ基、炭素数1ないし2個を有するアルキルチオ基、ハロゲン原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよい炭素数6ないし10個を有するアリール基、または1ないし3個の置換分を有していてもよい窒素原子、酸素原子および/または硫黄原子を1ないし3個有する5員ないし10員環(1環または2環からなる)の複素芳香環基を示し、これらの基は該置換分として、 1)炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、 2)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、 3)ヒドロキシ、 4)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアシルオキシ、 5)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、 6)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシ、 7)炭素数7ないし12個を有するアラルキルオキシ、 8)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルチオ、 9)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルスルホニル、 10)ハロゲン原子、 11)炭素数7ないし12個を有するアラルキル、 12)フェニル(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 13)フェノキシ(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 14)フェニルチオ(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 15)フェニルスルホニル(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 16)フェニルスルホニルアミノ(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい。窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、 17)フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、ピリジルスルホニル、 18)イミダゾリル(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、および/または 19)ピリジルスルホニルアミノ(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)を有していてもよく;
Yが酸素原子、硫黄原子または基 >N−R4(R4 は水素原子、炭素数1ないし3個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基または炭素数2ないし5個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルカノイル基を示す)であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基、2、4−ジオキソオキサゾリジン−5−イルメチル基または3、5−ジオキソオキサジアゾリジン−2−イルメチル基である;オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(3) 特に、
R1 が水素原子または炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基であり;
R2 が炭素数2ないし5個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよい炭素数6ないし10個を有するアリール基、または1ないし3個の置換分を有していてもよい窒素原子、酸素原子および/または硫黄原子を1ないし3個有する5員ないし10員環(1環または2環からなる)の複素芳香環基を示し、これらの基は該置換分として、 1)炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、 2)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、 3)ヒドロキシ、 4)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルカノイルオキシ、 5)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、 6)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシ、 7)炭素数7ないし12個を有するアラルキルオキシ、 8)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルチオ、 9)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルスルホニル、 10)フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 11)炭素数7ないし12個を有するアラルキル、 12)フェニル(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 13)フェノキシ(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまた
は炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 14)フェニルチオ(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 15)フェニルスルホニル(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい)、 16)フェニルスルホニルアミノ(該フェニルは炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、ハロゲンまたは炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレンジオキシで置換されていてもよい。窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、 17)フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、ピリジルスルホニル、 18)イミダゾリル(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、および/または 19)ピリジルスルホニルアミノ(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)を有していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基または2、4−ジオキソオキサゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(4) 特に
R1 が水素原子または炭素数1ないし3個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基であり;
R2 が炭素数2ないし3個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよいフェニル基、ナフチル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、ピリジル基、インドリル基、キノリル基またはイソキノリル基であって、該基は置換分として、 1)炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、 2)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、 3)ヒドロキシ、 4)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルカノイルオキシ、 5)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、 6)メチレンジオキシ、 7)炭素数7ないし12個を有するアラルキルオキシ、 8)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルチオ、 9)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルスルホニル、 10)フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 11)炭素数7ないし12個を有するアラルキル、 12)フェニル(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい)、 13)フェノキシ(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい)、 14)フェニルチオ(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい)、 15)フェニルスルホニル(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい)、 16)フェニルスルホニルアミノ(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい。窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、 17)フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、ピリジルスルホニル、 18)イミダゾリル(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、および/または 19)ピリジルスルホニルアミノ(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)を有していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(5) 特に
R1 が水素原子、メチル基またはエチル基であり;
R2 がエチレン基、トリメチレン基またはメチルエチレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよいフェニル基、ナフチル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、ピリジル基、インドリル基、キノリル基またはイソキノリル基であって、該基は置換分として、 1)炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、 2)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲン化アルキル、 3)ヒドロキシ、 4)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルカノイルオキシ、 5)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、 6)メチレンジオキシ、ベンジルオキシ、フェネチルオキシ、ナフチルメトキシ、 7)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルチオ、 8)炭素数1ないし4個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルスルホニル、 9)フッ素原子、塩素原子、臭素原子、 10)ベンジル、 11)フェニル(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい)、 12)フェノキシ(該フェニルはメチル、トリフルオロメチル、メトキシ、フルオロまたはメチレンジオキシで置換されていてもよい)、 13)フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェニルスルホニルアミノ、N−メチルフェニルスルホニルアミノ、フリル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、ピリジルスルホニル、ピリジルスルホニルアミノ、N−メチルピリジルスルホニルアミノ、および/または 14)イミダゾリル(窒素原子は炭素数1ないし6個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルで置換されていてもよい)、を有していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(6) 特に
R1 が水素原子、メチル基またはエチル基であり;
R2 がエチレン基、トリメチレン基またはメチルエチレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよいフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、インドリル基、キノリル基またはイソキノリル基であって、該基は置換分として、 1)炭素数1ないし3個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、 2)トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、ヒドロキシ、ホルミルオキシ、アセトキシ、 3)炭素数1ないし3個を有する直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシ、 4)メチレンジオキシ、ベンジルオキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルホニル、エチルスルホニル、 5)フッ素原子
、塩素原子、臭素原子、 6)ベンジル、フェニル、4−メチルフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−メトキシフェニル、4−フルオロフェニル、3、4−メチレンジオキシフェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェニルスルホニルアミノ、N−メチルフェニルスルホニルアミノ、フリル、チエニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、N−メチルイミダゾリル、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、ピリジルスルホニル、ピリジルスルホニルアミノおよび/またはN−メチルピリジルスルホニルアミノを有
していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(7) 特に
R1 が水素原子、メチル基またはエチル基であり;
R2 がエチレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよいフェニル基、ナフチル基、ピリジル基、キノリル基またはイソキノリル基であって、該基は置換分として、メチル、エチル、イソプロピル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アセトキシ、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、メチレンジオキシ、ベンジルオキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルホニル、エチルスルホニル、塩素原子、ベンジル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェニルスルホニルアミノ、N−メチルフェニルスルホニルアミノ、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、ピリジルスルホニル、ピリジルスルホニルアミノおよび/またはN−メチルピリジルスルホニルアミノを有していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(8) 特に
R1 がメチル基またはエチル基であり;
R2 がエチレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよいフェニル基であって、該基は置換分として、メチル、ヒドロキシ、アセトキシ、塩素原子、ベンジル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェニルスルホニルアミノ、N−メチルフェニルスルホニルアミノ、ピリジル、ピリジルオキシ、ピリジルチオおよび/またはピリジルスルホニルを有していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(9) 特に
R1 がメチル基またはエチル基であり;
R2 がエチレン基であり;
R3 が水素原子であり;
Xが1ないし3個の置換分を有していてもよいピリジル基であって、該基は置換分として、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、ベンジルオキシ、メチルチオ、エチルチオ、メチルスルホニル、エチルスルホニル、ベンジル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルホニル、フェニルスルホニルアミノおよび/またはN−メチルフェニルスルホニルアミノを有していてもよく;
Yが酸素原子であり;
Zが2、4−ジオキソチアゾリジン−5−イルメチル基である;
オキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物、
(9) 特に、
1)5−[4−[2−[[[1−(4−ビフェニリル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
2)5−[4−[2−[[[1−(4−フェニルスルホニルフェニル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
3)5−[4−[2−[[[1−[4−(2−ピリジル)フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン(以下、「化合物A」と称する)、
4)5−[4−[2−[[[1−[4−(3−ピリジル)フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
5)5−[4−[2−[[[1−[4−(4−ピリジル)フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
6)5−[4−[2−[[[1−(2−フェニル−5−ピリジル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
7)5−[4−[2−[[[1−(2−メトキシ−5−ピリジル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−、4−ジオン、
8)5−[4−[2−[[[1−(2−エトキシ−5−ピリジル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
9)5−[4−[2−[[[1−(2−イソプロポキシ−5−ピリジル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオンまたは
10)5−[4−[2−[[[1−(2−ベンジル−5−ピリジル)エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
から選択されたオキシム誘導体またはその塩である(1)記載の化合物が記載されている。
(XX)EP 0676398A(=特開平7−330728号)には、
5−(4−(5−メトキシ−3−メチルイミダゾ[5、4−b]ピリジン−2−イルメトキシ)ベンジル)アチアゾリジン−2、4−ジオンであるアチアゾリジン誘導体またはその塩、
が記載されている。
(XXI)更には、
1)5−[4−(6−メトキシ−1−メチルベンズイミダゾール−2−イルメトキシ)ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン、
2)5−[4−(1−メチルベンズイミダゾール−2−イルメトキシ)ベンジル]アチアゾリジン−2、4−ジオン、または
3)5−[4−(5−ヒドロキシ−1、4、6、7−テトラメチルベンズイミダゾール−2−イルメトキシ)ベンジル]アチアゾリジン−2、4−ジオン
から選択されたベンズイミダゾール誘導体またはその塩も、有用である。
化合物Aは EP 0708098Aに記載され、その化学名(平面構造式)は、5−[4−[2−[[[1−[4−(2−ピリジル)フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオンである。
[2] HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、プラバスタチン、ロバスタチンシンバスタチン、フルバスタチン、リバスタチンおよびアトルバスタチンから選ばれた[1]に記載の使用。
[3] インスリン抵抗性改善性物質が、チアゾリジンジオン化合物、オキサゾリジンジオン化合物およびオキサチアジアゾ−ル化合物から選ばれた[1]に記載の使用。
[4] インスリン抵抗性改善性物質が、トログリタゾン、ピオグリタゾン、エングリタゾン、BRL−49653および化合物Aから選ばれた[1]に記載の使用。
[5] HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、プラバスタチン、ロバスタチン、シンバスタチン、フルバスタチン、リバスタチンおよびアトルバスタチンから選ばれ、そしてインスリン抵抗性改善性物質が、トログリタゾン、ピオグリタゾン、エングリタゾン、BRL−49653および化合物Aから選ばれた[1]に記載の使用。
[6] HMG−CoA還
元酵素阻害性物質がプラバスタチンであり、そしてインスリン抵抗性改善性物質がトログリタゾンである[1]に記載の使用。
[7] HMG−CoA還元酵素阻害性物質とインスリン抵抗性改善性物質とが、同時にまたは相前後して投与される[1]に記載の使用。
[8] HMG−CoA還元酵素阻害性物質とインスリン抵抗性改善性物質とが、それらによる動脈硬化症および/または黄色腫の予防および/または治療における相乗的な作用が維持される範囲内において、それぞれ別々に投与される[1]に記載の使用。
[9] HMG−CoA還元酵素阻害性物質とインスリン抵抗性改善性物質とからなる動脈硬化症および/または黄色腫の予防剤および/または治療剤。
[10] HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、プラバスタチン、ロバスタチン、シンバスタチン、フルバスタチン、リバスタチンおよびアトルバスタチンから選ばれた[9]に記載の予防剤および/または治療剤。
[11] インスリン抵抗性改善性物質が、チアゾリジンジオン化合物、オキサゾリジンジオン化合物およびオキサチアジアゾ−ル化合物から選ばれた[9]に記載の予防剤および/または治療剤。
[12] インスリン抵抗性改善性物質が、トログリタゾン、ピオグリタゾン、エングリタゾン、BRL−49653および化合物Aから選ばれた[9]に記載の予防剤および/または治療剤。
[13] HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、プラバスタチン、ロバスタチン、シンバスタチン、フルバスタチン、リバスタチンおよびアトルバスタチンから選ばれ、そしてインスリン抵抗性改善性物質が、トログリタゾン、ピオグリタゾン、エングリタゾン、BRL−49653および化合物Aから選ばれた[9]に記載の予防剤および/または治療剤。
[14] HMG−CoA還元酵素阻害性物質がプラバスタチンであり、そしてインスリン抵抗性改善性物質がトログリタゾンである[9]に記載の予防剤および/または治療剤、
に関する。
たとえば、インスリン抵抗性改善性物質を例に取ると、トログリタゾンとBRL−49653とでは、糖尿病性モデル動物を用いたイン・ビボの活性は後者が前者よりも約100倍強いので、これら2化合物の投与量は理論的には2桁、実際的にも1桁かそれ以上異なりうる。
また、HMG−CoA還元酵素阻害性物質とインスリン抵抗性改善性物質の双方とも、それらの本来的な用途である抗高脂血症剤および糖尿病治療剤としての用量よりも、本発明における動脈硬化症および黄色腫治療の用途の場合はそれらの用量は若干低めであり、またこれら2系統の物質の併用による相乗効果によって、それらの用量はさらに若干低下する。
たとえば、プラバスタチンとトログリタゾンとを本発明の目的で使用する場合は、それらの本来的な用途である抗高脂血症剤および糖尿病治療剤としての用量(mg薬量/日)である5−80mgおよび約10−1000mgとくらべて低く、それぞれ約1−40mgおよ
び約1−500mgでありうる。
Claims (6)
- HMG−CoA還元酵素阻害性物質とインスリン抵抗性改善性物質とからなる動脈硬化症および/または黄色腫の予防剤および/または治療剤。ただし、上記HMG−CoA還元酵素阻害性物質は、
ソジウム 1、2、6、7、8、8a−ヘキサヒドロ−6、8−テトラヒドロキシ−2−メチル−1−ナフタレンヘプタノエ−ト(プラバスタチン)、
6−(2−(1、2、6、7、8、8a−ヘキサヒドロ−8−(2−メチルブチリルオキシ)−2、6−ジメチル−1−ナフチル)エチル)テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−2H−ピラン−2−オン(ロバスタチン)、
6−(2−(1、2、6、7、8、8a−ヘキサヒドロ−8−(2、2−ジメチルブチリルオキシ)−2、6−ジメチル−1−ナフチル)エチル)テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−2H−ピラン−2−オン(シンバスタチン)、
ソジウム 7−(3−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル)−1H−インド−ル−2−イル)−3、5−ジヒドロキシ−6−ヘプタノエ−ト(フルバスタチン)、
ソジウム 7−(4−フルオロフェニル)−2、6−ジイソプロピル−5−メトキシメチルピリジン−3−イル)−3、5−ジヒドロキシ−6−ヘプテノエ−ト(リバスタチン)および
2−(4−フルオロフェニル)−5−(1−メチルエチル)−N−3−ジフェニル−1−((テトラヒドロ−4−ヒドロキシ−2−オキソ−2H−ピラン−6−イル)エチル)−1H−ピロ−ル−4−カルボキサミド(アトルバスタチン)から選ばれた1種または2種以上の物質を示し、上記インスリン抵抗性改善性物質は、
5−(4−((6−ヒドロキシ−2、5、7、8−テトラメチルクロマン−2−イル)メトキシ)ベンジル)−2、4−チアゾリジンジオン(トログリタゾン)、
5−((4−(2−(5−エチル−ピリジン−2−イル)エトキシ)フェニル)メチル)−2、4−チアゾリジンジオン(ピオグリタゾン)、
5−((3、4−ジヒドロ−2−(フェニルメチル)−2H−ベンゾピラン−6−イル)メチル−2、4−チアゾリジンジオン(エングリタゾン)、
5−((4−(2−(メチル−2−ピリジルアミノ)エトキシ)フェニル)メチル)−2、4−チアゾリジンジオン(BRL−49653)および
5−[4−[2−[[[1−[4−(2−ピリジル)フェニル]エチリデン]アミノ]オキシ]エトキシ]ベンジル]チアゾリジン−2、4−ジオン(化合物A)から選ばれた1種または2種以上の物質を示し、且つ、
HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、プラバスタチンおよびフルバスタチンから選ばれ、インスリン抵抗性改善性物質が、トログリタゾン、ピオグリタゾンおよび化合物Aから選ばれる場合を除く。 - HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、プラバスタチンおよびフルバスタチンから選ばれた[請求項1]に記載の予防剤および/または治療剤。
- HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、シンバスタチンおよびアトルバスタチンから選ばれた[請求項1]に記載の予防剤および/または治療剤。
- インスリン抵抗性改善性物質が、トログリタゾン、ピオグリタゾンおよび化合物Aから選ばれた[請求項1]に記載の予防剤および/または治療剤。
- インスリン抵抗性改善性物質が、BRL−49653である[請求項1]に記載の予防剤および/または治療剤。
- HMG−CoA還元酵素阻害性物質が、シンバスタチンおよびアトルバスタチンから選ばれ、インスリン抵抗性改善性物質が、ピオグリタゾンおよびBRL−49653から選ばれた[請求項1]に記載の予防剤および/または治療剤。
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-
2004
- 2004-03-29 JP JP2004096229A patent/JP2004250455A/ja active Pending
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