JP2004250174A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クラッチとその導電性を有するローラ軸を、金型といった初期投資をすること無く、安価に、安定して抜けと回転止め、及び接地できるようにし、かつ、脱着が容易でしかも振動や落下などでも外れない、抜けと回転止め、及び接地部材を有した画像形成装置を提供することが課題である。
【解決手段】両端部に接地用アームと固定用アームを設けたねじりスプリングの内径より広い幅とした入り口部と、内径より狭い幅とした保持部とを有してねじりスプリングを保持する保持具と、固定用アームのローラ軸方向移動を阻止しながら固定する固定具と、保持具と固定具の間で挟んで回転範囲を制限するよう構成した回転止め用腕部を有したクラッチとで構成し、前記クラッチの腕部を前記保持具と固定具の間で挟むと共に固定用アームで可動範囲を制限し、前記接地用アームを前記導電性を有するローラ軸に当接させて前記クラッチの導電性を有するローラ軸からの抜け防止と回転止め、及び前記導電性を有するローラ軸の接地とを行うようにした。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に関し、特に、記録紙搬送用ローラ軸にクラッチを設けて駆動力を伝達、切断するようにした画像形成装置において、記録紙搬送用ローラに生じる静電気を逃すための接地とクラッチの抜け止めと回転止めを、同一部材で行うよう構成した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置においては、給紙カセットから記録紙をピックアップするためのピックアップローラ、手差し給紙部からの給紙のための手差し給紙ローラ、これらピックアップローラや手差し給紙ローラによって送られてきた記録紙を中継する中間ローラ、レジストローラなど、記録紙の搬送用に種々のローラが使われている。そしてこれらの搬送ローラは、記録紙との接触によって静電気が発生して記録紙の重送や制御回路への悪影響などの問題が生じるため、静電気を逃すための接地手段を講じる必要がある。また、これら搬送ローラに駆動力の伝達、切断のためのクラッチを接続し、夫々記録紙が送られてきたときだけ駆動力が与えられるよう構成した画像形成装置が多いが、こういったクラッチを中継用のギアを介さずに直接搬送ローラ軸に挿入した場合、抜け止めや回転止めが必要になると共にクラッチによってローラ軸が絶縁されるため、独立して静電気を逃がす接地手段を講じる必要がある。
【0003】
こういった搬送用ローラの接地手段としては、従来では焼結合金などを用い、焼結合金からアース板を介して実施したり、板バネの一端を導電性を有するローラ軸に押し当て、他端を導電性の画像形成装置本体の金属フレームに押し当てるといった方法が用いられ、またクラッチの抜け防止手段としては、Eリングを使ったりクラッチに組み込まれた抜け防止用爪などが用いられていた。しかしながら、板バネを用いた接地手段は板バネの量産時に金型が必要となり、また、板バネの形状が複雑となるにつれて工程が増えて部品単価が上がり、さらに、板バネを使うことによって板幅が必要となって、機構スペースが大きくなるなどの問題があった。
【0004】
そのため例えば特許文献1には、一端を湾曲させてローラ軸端部に引掛けるためのフックを、中央に画像形成装置本体に締め付ける一巻部を、他端に画像形成装置の導電性部分に押圧する圧縮コイルバネ部を有した線状バネを用い、一巻部を画像形成装置本体に締め付けると共にフックを導電性のローラ軸端部に押圧させ、確実に接地(アース)できるようにした構成が示されている。また特許文献2には、感光体ドラムに設けた噛み合いクラッチではあるが、板状のアース板(42b)と、噛み合いクラッチを構成する摺動子(CH22)の抜け止め用爪が摺動子の収容筒部材(CH23)に用いられていることが示されている。
【0005】
【特許文献1】
登録実用新案第2579898号
【特許文献2】
特開平6−208322号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら特許文献1に示された装置は、一端を導電性部分に固定するために圧縮コイルバネ部としてあり、導電性部分に押圧して挿入するが、挿入に際して力が必要であるにもかかわらず振動などによって外れてしまう可能性がある。すなわち、画像形成装置における記録紙の搬送用ローラは、前記したように必要なときのみ記録紙を搬送するためクラッチが用いられているが、メンテナンスのためにクラッチを外す場合はこういった接地部材を容易に着脱できることが要求され、また逆に、振動や落下などで簡単に外れてしまうようでも問題が生じる。すなわちこういった接地部材は、比較的簡単に脱着できると共に、振動や衝撃によっても外れないようにという相反する要求を満たす必要がある。また特許文献2に示された構成は、前記従来例として言及した板バネを使った接地部材と、接地部材とは全く別個に設けた抜け防止機構に関するものであり、複雑で組み立てに工数がかかって高価となる。
【0007】
そのため本発明においては、金型といった初期投資をすること無く、安価に、安定して接地とクラッチの抜け止め及び回転止めを可能とし、かつ、脱着が容易でしかも振動などでも外れない、クラッチの抜けと回転止め兼用接地部材を有した画像形成装置を提供することが課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明においては、
画像形成装置における記録紙搬送用ローラの導電性を有するローラ軸に挿入したクラッチを有し、該クラッチの前記導電性を有するローラ軸からの抜け防止と回転止め、及び前記ローラ軸の接地とをねじりスプリングで行うようにした画像形成装置であって、
画像形成装置の導電性を有するフレーム構造体に設けられ、両端部に接地用アームと固定用アームを設けた前記ねじりスプリングの内径より広い幅とした入り口部と、内径より狭い幅とした保持部とを有して前記ねじりスプリングを保持する保持具と、前記固定用アームのローラ軸方向移動を阻止しながら固定する固定具と、前記保持具と前記固定具の間で挟んで回転範囲を制限するよう構成した回転止め用腕部を有した前記クラッチとからなり、前記クラッチの腕部を前記保持具と前記固定具の間で挟むと共に固定用アームで可動範囲を制限し、前記接地用アームを前記ローラ軸に当接させて前記ローラ軸からの抜け防止と回転止め、及び前記ローラ軸の接地とを行うようにしたことを特徴とする。
【0009】
このように、ねじりスプリングと導電性フレーム構造体とによりクラッチの抜け防止と回転止めを実現し、更にクラッチを挿入した導電性を有するローラ軸の接地部材をねじりスプリングで構成したことにより、従来の接地部材のように金型といった初期投資が必要無くなる。また、クラッチには回転止め用に腕部を設け、スプリングクラッチの保持具と固定具によってこの腕部の回転範囲を制限すると共に、ねじりスプリングの固定用アーム並びに保持具と固定具とによって可動範囲を制限するよう固定することにより、画像形成装置の振動や落下時の衝撃によってもクラッチが外れたり、ずれたりしないようにすることができる。さらに、ねじりスプリングを保持する保持具を、ねじりスプリングの内径より広い幅とした入り口部と内径より狭い幅とした保持部とで構成したことにより、このねじりスプリングを保持具に入れるときは押圧することで容易に保持具に挿入できるにもかかわらず、一度保持具に入ったねじりスプリングは保持具の入り口に阻止されて容易に抜けず、安価に、安定して接地とクラッチの抜け防止及び回転止めを行うことが可能となる。また、メンテナンスによってクラッチを取り外すような場合でも、接地部材としてのねじりスプリングは意図的に保持具から取り外さない限り外れないから、紛失するといったことが防止でき、しかも、一端のアームをスプリングの巻き径部が広がる方向に回転させれば、保持部の入り口部を容易に通過させて外すことができ、脱着が容易にもかかわらず振動や落下などでも外れないクラッチの抜け防止と回転止め、及び導電性を有するローラ軸の接地を可能とする接地部材を有した画像形成装置を提供できる。
【0010】
そして前記保持具におけるねじりスプリングの保持部は、ねじりスプリングの接地用アームを導電性を有するローラ軸に当接させ、固定用アームを固定具に固定した状態で保持部をスプリング部の内径より狭い幅とし、さらに前記保持具におけるねじりスプリングの保持部を、ねじりスプリングの高さより広くなるよう形成した。このことにより、ねじりスプリングの接地用アームを導電性を有するローラ軸に当接させて固定用アームを固定具に固定したセット状態では、スプリングの内径が小さくなると共にスプリングの高さ方向が高くなるが、それによってスプリングの動きが阻害されて設計値以上の応力が発生したり、ローラ軸と接地用アームとの接触部で削れや異音等が発生する原因が防止できる。
【0011】
また、前記保持具におけるねじりスプリングの保持部は、保持具の両側より切り欠きを設けて前記ねじりスプリングの内径より狭い幅にすると共に接地用アーム側の切り欠きを逆側より大きく設けたことにより、導電性を有するローラ軸に接地用アームをかけてスプリング径が小さくなっても、この保持具と緩衝しないようにすることができる。
【0012】
また、前記クラッチの回転止め腕部と前記保持具と固定具の間、及び固定用アームとの間に間隔を設けたことにより、搬送ローラのクラッチは、多少遊びを設けて共回りするようにした方が記録紙の送りの伝達遅れやクラッチの共回りの不良が無くなるが、このようにクラッチの回転止め腕部の保持具と固定具の間、及び固定用アームとの間に間隔を設けたことによりクラッチはこの隙間の範囲で自由に動くことができるから、クラッチ内部の部品の異常摩耗や、クラッチの共回り不良及び記録紙の伝達遅れによる紙ジャム不良といった問題が発生しないようになる。
【0013】
そして、前記ねじりスプリングの固定用アームにクランク曲げ部を設けると共に前記クラッチの回転止め腕部を二股とし、前記クランク曲げ部におけるローラ軸方向部を前記二股の間に通すか、ねじりスプリングの固定用アームに前記クラッチの回転止め腕部を押さえる箱曲げを設けることも本発明の好適な実施例である。
【0014】
そして前記ねじりスプリングは、第1の巻き径部と、少なくとも2巻き以下を前記第1の巻き径部より小径とした第2の巻き径部とから構成することにより、このねじりスプリングを保持具に入れるときは第2の巻き径部で押圧することで全てを同径としたときより容易に保持具に挿入できるにもかかわらず、一度保持具に入ったねじりスプリングは第2の巻き径部が保持具入り口に阻止されて容易に抜けず、安価に、安定して抜け防止と回転止め、及び接地を行うことが可能となる。また、メンテナンスによってクラッチを交換するような場合でも、ねじりスプリングを保持具から意図的に取り外さない限り外れないから、紛失するといったことが防止できる。しかも、両端のアームを第2の巻き径部が広がる方向に回転させれば、保持部の入り口部を容易に通過させて外すことができ、脱着が容易にもかかわらず振動や落下などでも外れない接地部材を有した画像形成装置を提供できる。
【0015】
また前記ねじりスプリングにおける接地用アームは、前記導電性を有するローラ軸への当接部位に円弧状部を設けると共に端部を起こし、さらに、前記導電性を有するローラ軸の前記接地用アームを当接させる部位に溝を設け、この溝の深さと幅を、スプリングを構成する線材の直径より深く、幅を線材の直径の2倍以上としたことにより、抜け防止と回転止めを行い、このねじりスプリングにより接地部材が確実に導電性を有するローラ軸に掛かっているので輸送時の振動や画像形成装置本体が落下したような衝撃でも外れない。また、ねじりスプリングの接地部材が導電性を有するローラ軸の保持具にセットした状態でねじりスプリングがある程度傾いても、溝の幅が十分に確保されているため、溝の壁に当たって回転抵抗が大きくなったり音がするなどの影響といった問題も防止することができる。
【0016】
またこの溝には、絶縁性のグリスを塗布することによって、摺動抵抗を軽減し、そのため音が発生するなどのことを防止することができる。
【0017】
さらに、前記固定具に切れ込みを有する挟持部を設けると共に前記ねじりスプリングの固定用アーム端部に山形形状部を有した「コ」の字状の屈曲部を設け、前記挟持部によって前記固定用アームを撓ませながら端部の「コ」の字状屈曲部と山形形状部を保持して固定用アームを固定することにより、接地部材を確実に固定して、画像形成装置本体が落下した場合でも接地部材が外れたりしないようにすることができる。
【0018】
また、前記ねじりスプリングの一端に設けた固定用アームは、コの字状の屈曲部と山形形状を利用したねじりスプリングのアームのねじりモーメントにより強く固定され、また固定アームの途中で曲げられたクランクによりクラッチの回転止めを実現するとともに、後述(図4)する具体例に示したようにねじりスプリングのコイル部の内側に位置付けられるように曲げられたアームによって、クラッチのスラスト方向の移動(衝撃による移動を含む)をねじりスプリングのコイル部と後述したコの字状の屈曲部と山形形状部の内部応力を利用し、ねじりスプリングのアームがコイル部に入り込むような状態を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0020】
図1は本発明になる画像形成装置における主要構成要素と記録紙の搬送経路を説明するための概念図、図2は本発明になる画像形成装置の外カバーを除いて駆動力伝達機構側から見た側面図、図3は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の取り付け状況を示した概要図、図4は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を構成するねじりスプリングの斜視図(a)と逆側から見た概要図(b)、図5は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の保持具と固定具の側面図、図6は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を保持する保持具の詳細図、図7は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の固定具の詳細図、図8は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を用いたクラッチの回転止めを行った場合の側面図、図9は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を導電性を有するローラ軸にセットした状態を示した概要図、図10並びに図12、図13は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材におけるアームが、衝撃によってスプリング部の途中に入ってしまったことを示した概念図、図11は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材におけるアームを箱曲げして回転止めした場合の概要図、図14は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態の取り付け状況を示した概要図、図15は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態における保持具と固定具の側面図、図16は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態でクラッチの抜け止めをした状態を示した側面図、図17は本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を保持する保持具の他の実施例の概要図である。
【0021】
図中同一構成要素には同一番号を付し、図1において1は記録紙2を収容した給紙カセット、3は記録紙2をピックアップして給紙する給紙用ピックアップローラ、4はピックアップした記録紙2を送り出す給紙ローラ、5は中間ローラ、6は手差し給紙部に置かれた記録紙を一枚ずつ送り出す第2給紙ローラ、7は送られてきた記録紙2の姿勢を正し、感光体8上のトナー像形成タイミングに合わせて転写位置に記録紙を送り出すレジストローラ、8は感光体(像担持体)、9は転写ローラ、10は定着ローラ、11は排出ローラ、12はこれらピックアップローラ3、中間ローラ5、第2給紙ローラ6、レジストローラ7、感光体(像担持体)8、定着ローラ10、排出ローラ11などへ駆動力を送るモータ、13は給紙カセット1からの記録紙の搬送路、14は手差し給紙部からの記録紙の手差し搬送路、15は中間ローラ5から排出ローラ11までの搬送路である。なおこのうち、ピックアップローラ3、中間ローラ5、第2給紙ローラ6、レジストローラ7によって給紙・搬送系が構成され、また、感光体8の周りには、図示していないが帯電装置、露光開口、現像装置、クリーニングブレードなどが配されてプロセスユニットを構成し、さらに定着ローラ10、排出ローラ11などによって定着・排紙系が構成されている。また、給紙ローラ4から中間ローラ5まで、中間ローラ5からレジストローラ7まで、感光体8から定着ローラ10まで、定着ローラ10から排出ローラ11までは、図示しない搬送ガイドや搬送ローラが設けられている。
【0022】
図2における20は画像形成装置の外カバーを外した装置本体、21は駆動力伝達機構を配する画像形成装置のベースフレーム、22はモータ12の駆動力を前記した給紙・搬送系、プロセスユニット、定着・排紙系などへ伝えるギア列を有し、導電性の金属板で作成されたドライブプレート、24は手差し搬送路14から記録紙をレジストローラ7に送り出すための第2給紙ローラ6への駆動力の伝達、切断を行うスプリングクラッチ25を制御するフラッパーソレノイド、26は中間ローラ5の回転、停止を制御する中間クラッチ、27はレジストローラ7の回転、停止を制御するレジストクラッチ本体とクラッチホルダーからなるレジストクラッチ組立部材(以下単にレジストクラッチと称す)、28はピックアップローラ3の回転、停止を制御する給紙クラッチである。
【0023】
図3における30はねじりスプリングで構成した抜けと回転止め兼用接地部材、31(31、31)は接地のために導電性を有するローラ軸44に当接させる円弧状部35(35、35)を設けた円弧状部側アーム、32(32、32)は抜けと回転止め兼用接地部材30を固定するための固定部側アーム、33は第1の巻き径部34より少なくとも2巻き以下を小径とした第2の巻き径部、36(36、36)は円弧状部35(35、35)を導電性を有するローラ側に容易に掛けられるようにするために起こされた端部、37(37、37)は接地部材30における固定用山形形状38(38、38)を設けた固定端部、39はクラッチの一例としての給紙クラッチ28における回転止め用腕部40、41を有した回転止め部材、42はドライブプレート22に設けた抜けと回転止め兼用接地部材30の保持具、43は同じくドライブプレート22に設けた抜けと回転止め兼用接地部材30の固定具、44はピックアップローラ3とそのピックアップローラ3へ駆動力の伝達、切断を行う給紙クラッチ28の導電性を有するローラ軸である。
【0024】
図9の45は導電性を有するローラ軸44に設けた抜けと回転止め兼用接地部材30の円弧状部35を掛ける溝、図8における46、47は隙間、図6における50は保持具42の抜けと回転止め兼用接地部材30における第1の巻き径部34を保持する部位、51は保持具42の抜けと回転止め兼用接地部材30における第2の巻き径部33に対応した切り欠きが設けられた部位、52は保持具42における抜けと回転止め兼用接地部材30の入り口部、図7における53は固定具43における抜けと回転止め兼用接地部材30の固定部側アーム32をはめ込んで挟持するための切れ込み54を設けて折り曲げた挟持部、図8における55は抜けと回転止め兼用接地部材30の固定部側アーム32に設けたクランク曲げ部、56は切れ込み54の固定用山形形状38を掛ける肩、図11における60は本発明の抜けと回転止め兼用接地部材の他の実施例で、61は接地のために導電性を有するローラ軸44に当接させる側のアーム、62は箱曲げ部によってクラッチにおける回転止め用腕部63の回転止めを行う抜けと回転止め兼用接地部材30における固定部側アームである。
【0025】
図14において、70は本発明の第2実施形態の保持具、71は本発明の第2実施形態の抜けと回転止め兼用接地部材、72(72、72)は接地用アーム、73は固定部側アーム、図15において74はスプリング部を保持する部位、75は保持具70の入り口部、図16において76、77はクラッチ28における回転止め部材39の腕部40、41と保持具70、固定具43との間に設けた隙間、図17において78は保持具、79、80はねじりスプリングの保持部である。
【0026】
最初に図1に基づき、本発明を用いた画像形成装置の一実施例の動作概略を説明する。図1は、画像形成装置における主要構成要素と記録紙の搬送経路を説明するための概念図であり、ドライブプレート22の一面に設けられたモータ12により、給紙カセット1に収容された記録紙2をピックアップするピックアップローラ3、その記録紙2を送り出す給紙ローラ4、中間ローラ5、手差し給紙部に置かれた記録紙を一枚ずつ送り出す第2給紙ローラ6、送られてきた記録紙2の姿勢を正し、感光体8上のトナー像形成タイミングに合わせて転写位置に記録紙を送り出すレジストローラ7、感光体(像担持体)8とその周辺に配置された図示していない帯電装置、露光開口、現像装置、クリーナーなどで構成されるプロセスユニット、定着ローラ10、排出ローラ11などを駆動する。そしてこのうち、ピックアップローラ3、中間ローラ5、第2給紙ローラ6、レジストローラ7、定着ローラ10、排出ローラ11は、図2に示したように給紙クラッチ28(ピックアップローラ3に対応)、中間クラッチ26(中間ローラ5に対応に対応)、スプリングクラッチ25(第2給紙ローラ6)、レジストクラッチ27(レジストローラ7に対応)、及び図示していない定着クラッチ、排出クラッチなどが取り付けられ、必要なときに駆動力が伝達されて回転するようになっている。
【0027】
今、図示していない制御装置から画像形成指示が来ると、図示していない露光装置で感光体8が露光されて潜像が形成され、やはり図示していない現像装置によってその潜像が現像されてトナー像が形成される。一方、給紙カセット1に収容された記録紙2は、ピックアップローラ3でピックアップされて給紙ローラ4で中間ローラ5に送られ、さらにレジストローラ7に送られる。そして、このレジストローラ7によって感光体8上にトナー像が形成されるタイミングに合わせて転写位置に送られ、バイアスを印加された転写ローラ9によって感光体8上のトナー像が転写される。こうしてトナー像が転写された記録紙2は、定着ローラ10に送られて定着され、排出ローラ11で排出される。すなわち、ピックアップローラ3は、画像形成指示が来たときに給紙クラッチ28がつながって給紙カセット1に収容された記録紙2をピックアップし、第2給紙ローラ6は、手差し搬送路14に記録紙2が置かれてスプリングクラッチ25がつながったときに回転して記録紙2を中間ローラ5に送り出す。一方中間ローラ5は、これらピックアップローラ3、第2給紙ローラ6によって記録紙2が送られてきたときに中間クラッチ26がつながって記録紙2をレジストローラ7に送り届け、レジストローラ7は、感光体8にトナー像が形成されてそのトナー像の先端が転写ローラ9の位置に来るタイミングに合わせてレジストクラッチ27がつながって、記録紙2を転写位置に送り出すよう構成されている。
【0028】
そして本発明は、図2に26、28で示した中間クラッチ、給紙クラッチのように、中間ローラ5、ピックアップローラ3などの導電性を有するローラ軸に直接取り付けられ、結果的にこれら導電性のローラ軸を電気的に絶縁した状態にするクラッチを有したローラ軸の接地と、クラッチの回転止め、及びクラッチがこれらの軸から抜けてしまうのを防ぐ抜け止めを行うためのものである。
【0029】
そのため、ねじりスプリングで構成した抜けと回転止め兼用接地部材30は、図4にその詳細を示したように、両端に円弧状部側アーム31、固定部側アーム32と、ねじりスプリング部に第1の巻き径部34と、第1の巻き径部34より少なくとも2巻き以下を小径とした第2の巻き径部33とが設けてある。また、この抜けと回転止め兼用接地部材30における固定部側アーム32は、図4(b)の逆側から見た図に示したように、第1の巻き径部34からその内側に掛かる部分100を有して曲げられ、衝撃などによって図10に示したように、第1巻き径部34の間に入り込んだりしないようにされ、さらに、固定部側アーム32は、その中間にクランク曲げ部55(図4(a)、図8)と、固定端部37及び固定用山形形状38とを有している。
【0030】
そして抜けと回転止め兼用接地部材30を保持する保持具42は、図5、図6に示したように、前記ドライブプレート22から切り起こされて形成され、基部側にクラッチ28の回転止め用腕部41を保持する保持部102が形成されている。そしてこの保持部102の内側より更に切り立って、ねじりスプリングの第1の巻き径部34を保持するための肩部101が形成され、上記保持部102の内側の保持具42の幅は、抜けと回転止め兼用接地部材30のねじりスプリング部の第1の巻き径部34の内径D1より大きな幅L1とし、その上に内径D1より小さな幅L2とした第1の巻き径部34を保持する部位50と、第2の巻き径部33に対応した切り欠きが設けられた幅L3、L4の部位51、そして第2の巻き径部34の径D2より大きい幅L5を有した入り口部52が設けられている。なお、この部位50と部位51を合わせた高さは、ねじりスプリング部の高さ(図中左側をh、図中右側をhとする)より高く形成する。そして部位51における切り欠きは、この抜けと回転止め兼用接地部材30における導電性を有するローラ軸44に円弧状部35を当接させる円弧状部側アーム31の方(図6における右方)を深くしてある。
【0031】
一方、抜けと回転止め兼用接地部材30の固定部側アーム32の固定端部37を固定する固定具43は、ドライブプレート22から切り起こされて形成され、図7、及び図8に示したように、一部に切れ込み54を設けて折り曲げ、固定部側アーム32の固定端部37を固定する挟持部53と、固定端部37における固定用山形形状38をかける肩56を有している。更に上記肩56とは反対側(図8中固定具43の左側)には、クラッチ28の回転止め用腕部41を保持するための肩106を備えている。そして、図8に示されたように、保持具42の保持部102と固定具43の肩106とが同一の高さに形成され、クラッチ28の回転止め用腕部41を水平方向に移動自在に保持するように構成されている。
【0032】
また導電性を有するローラ軸44には、図9に示したように、抜けと回転止め兼用接地部材30の円弧状部35をかける溝45が設けられている。そしてこの溝45は、抜けと回転止め兼用接地部材30におけるねじりスプリング部を保持具42で保持して円弧状部35をこの溝45にセットしたとき、第1の巻き径部34と第1の巻き径部を保持する部位50との間に設けた隙間のために傾くが、その傾きに対して影響が出ないように幅L6が、抜けと回転止め兼用接地部材30を作っている線材35の径の2倍以上としてある。さらにこの溝45は、画像形成装置を落下させたときなどの衝撃によってこの抜けと回転止め兼用接地部材30が導電性を有するローラ軸44から外れることがないよう、深さHを抜けと回転止め兼用接地部材30を作っている線材35の径より大きくしてある。そしてこの溝45には、絶縁性グリスを塗布して抜けと回転止め兼用接地部材30と導電性を有するローラ軸31との摺動抵抗を小さくすると共に、摺動音などの異音を防止するようにしてある。
【0033】
この抜けと回転止め兼用接地部材30は、図4における(a)、または図3における円弧状部側アーム31、固定部側アーム32のように非セット状態においてはねじりスプリング部の両側の円弧状部側アーム31、固定部側アーム32とが交差するような状態となっている。そして、この抜けと回転止め兼用接地部材30のねじりスプリング部を保持具42の入り口部52に挿入すると、ねじりスプリング部の第1の巻き径部34はそのまま入るが、この入り口部52の幅L5より狭い内径D2の第2の巻き径部33は、入り口部52に設けられた傾斜部で広げられて入ってゆき、第1と第2の巻き径部を保持する部位50、51に収まる。するとこのスプリング部は、第2の巻き径部33の内径D2が保持具42の入り口部52の幅L5より狭いから、画像形成装置が落下したり振動しても、この保持具42から自然に外れるということが無くなる。それにもかかわらず、この抜けと回転止め兼用接地部材30における円弧状部側アーム31と固定部側アーム32をスプリング部が広げる方向に回せば、第2の巻き径部49の径D2が入り口部52の幅L5より大きくなって、容易に取り外すことが可能になる。
【0034】
そして図3、図7、図8に示したように、抜けと回転止め兼用接地部材30の固定部側アーム32における固定端部37を、クランク曲げ部55が給紙クラッチ28に設けた回転止め部材39の腕部40、41の間に入るよう固定具43の挟持部53の切れ込み54で37のように挟持し、さらにこの固定端部37に設けられている固定用山形形状38を、38のように切れ込み部の肩56にかける。すると固定部側アーム32における固定端部37は、挟持した切れ込み部54と固定具43の左側とによってしっかりと固定され、さらに固定用山形形状38によって容易に抜けないようにされて画像形成装置本体が落下したり振動しても、外れるということが無くなる。そのため、この状態で円弧状部側アーム31における円弧状部35の端部36を持ち、給紙クラッチ28の導電性を有するローラ軸44の溝45に35のようにかけてやる。
【0035】
このようにすることにより抜けと回転止め兼用接地部材30は、給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部40と41との間に固定部側アーム32のクランク曲げ部55を入れた状態で固定され、しかも第2の巻き径部33の内径が保持具42の入り口部52の幅より狭く、また、固定端部37と固定用山形形状部38が固定具43の切れ込み54でしっかり固定されているから、振動や落下などでも容易に外れることがなく、そのため給紙クラッチ28も同様に振動や落下などで抜け落ちたりすることがない。しかも、給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部40、41と、保持部42、固定具43との間には、図8からわかるように、隙間46、47があり、また、抜けと回転止め兼用接地部材30における固定用山形形状部38を固定具43の肩56に掛けると、固定部側アーム32と腕部40、41との間にも隙間ができる。搬送ローラのクラッチは、多少遊びを設けて共回りする(自由に動くことができる)ようにした方が記録紙の送りに際してクラッチの連結、開放時間の遅れが無くなるが、給紙クラッチ28はこの隙間の範囲で自由に動くことができるから、クラッチ内部の部品の異常摩耗や、クラッチの共回り不良といった問題が発生しないようになる。
【0036】
しかも第2の巻き径部33の内径が保持具42の入り口部52の幅より狭く、また、固定端部37と固定用山形形状部38が固定具43の切れ込み部54でしっかり固定されているから、メンテナンスなどで導電性を有するローラ軸44から円弧状部35を外しても自然に落下したりすることがない。それにもかかわらず前記したように、円弧状部側アーム31と固定部側アーム32をスプリング部が広げる方向に回せば、第2の巻き径部33の径D2が入り口部52の幅L5より大きくなって、容易に取り外すことが可能になるから脱着が非常に容易にできる。なお、抜けと回転止め兼用接地部材30における固定部側アーム32に設けられたクランク曲げ部55は、前記したように給紙クラッチ28をある程度自由に動かせるようにして回転止めと抜け止めをすればよいから、クランク曲げだけでなく、図11に示したように、箱曲げにしてもよい。この図11において、60は抜けと回転止め兼用接地部材を構成するねじりスプリング、61は円弧状部側アーム、62は固定部側アーム、63は給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部40であり、この図11の実施例の場合、給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部は63のように一つで良く、固定部側アーム62をこの腕部63の周りで箱曲げすればよい。また、以上の説明では給紙クラッチ28を例に説明してきたが、前記したように中間クラッチ26やレジストクラッチ27に応用できることは自明である。
【0037】
なお、前記したように抜けと回転止め兼用接地部材30における固定部側アーム32は、図4(b)の逆側から見た図に示したように、第1の巻き径部34からその内側に掛かる部分100を有しているが、これは、この内側への曲げが形成されていない場合には、衝撃などによって図13に示したように、固定部側アーム32の巻き径部34側の部分100が、ねじりスプリングの巻き径部34内に入り込んで、クラッチ28の回転止め用腕部41がねじれスプリングの巻き径部34と保持部の肩部101との間に挟まり、クラッチの曲がり止めが拘束されて、クラッチの連結/開放時間に遅れが生じてしまい、その結果紙ジャムの原因となるような問題を防止するためである。またこれは、クラッチ28が抜ける方向に製品を落下してしまったような場合に、ねじりスプリングの巻き径部34と保持具42との隙間(ねじりスプリングの巻き径部34の高さより部位51の切り欠き部の高さhがわずかに大きいため)の存在により、図12に示したように、ねじりスプリングの巻き径部34が図中上方に移動し、巻き径部34の図中下側と肩部101との間にクラッチ28の回転止め用腕部41が挟まってしまうためである。しかし、図4(b)の逆側から見た図に示したように、第1の巻き径部34からその内側に掛かる部分100を設けることで、こうした不具合を防止することができる。
【0038】
また、本発明は以上のような構成だけでなく、種々の変形が可能である。例えば図14は、本発明の画像形成装置おける抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態であり、この第2実施形態における抜けと回転止め兼用接地部材71を構成するねじりスプリング部は、図4に示した第1実施形態のスプリング部とは異なり、全て同一径とすると共に接地用アーム72と固定部側アーム73を直線状に形成してあるが、図4(b)に示したのと同様に固定部側アーム73は巻き径部からその内側に掛かるように曲げられ、衝撃などによって前記図10並びに図12、図13に示したように固定側アーム部73が巻き径部の間に入り込んだりしないようにしてある。そして、この抜けと回転止め兼用接地部材71における固定部側アーム73を固定する固定具43は、ドライブプレート22から切り起こして前記図7に示したものと同様に構成する。一方スプリング部を保持する保持具70は、図15に示したように、ドライブプレート22から切り起こして基部を抜けと回転止め兼用接地部材71のねじりスプリング部の内径D3より大きな幅L7とし、その上にスプリング部の内径D3より小さな幅L8として接地用アーム72側を切り欠いて、接地用アーム72を導電性を有するローラ軸44にかけて内径D3が縮まった場合に備えたスプリング部を保持する部位74と、スプリング部の内径D3より大きい幅L9を有した入り口部75が設けられている。
【0039】
そして、給紙クラッチ28の抜けと回転止めと接地をおこなう場合、図14、図16に示したように、給紙クラッチ28における回転止め部材39の回転止め用腕部40、41を保持具70と固定具43との間に入れ、抜けと回転止め兼用接地部材71におけるスプリング部をこの保持具70における入り口部75から挿入する。このスプリング部は、内径D3が保持具70の入り口部75の幅L9より狭いから、一度入り口部75から圧入すると、画像形成装置が落下したり振動しても、この保持具70から自然に外れるということが無くなる。それにもかかわらず、この抜けと回転止め兼用接地部材71における接地用アーム72と固定部側アーム73をスプリング部が広げる方向に回せば、内径D3が入り口部75の幅L9より大きくなり、取り外しは容易である。しかし前記図3に示した場合とは異なり、給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部40、41をクランク曲げ部によって回転止めするのではなく、図16に示したように、給紙クラッチ28における回転止め部材39の回転止め用腕部40、41の上に固定部側アーム73を掛け渡し、固定具43における切れ込み部54で挟持する。そのため固定部側アーム73は、図14から明らかなように固定具43の左端と切れ込み部54によって撓んで強固に固定され、画像形成装置本体が落下したり振動しても外れるということが無くなる。そしてこの状態で接地用アーム72を、初期の状態72から移動して給紙クラッチ28の導電性を有するローラ軸44の溝45に72のようにかけてやる。
【0040】
このようにすることにより、抜けと回転止め兼用接地部材71は、保持具70と固定具43との間に入れた給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部40と41を固定部側アーム73でしっかり固定し、しかも、スプリング部の内径が保持具70の入り口部75の幅より狭いから、振動や落下などでも容易に外れることがない。そのため、給紙クラッチ28も同様に振動や落下などで抜け落ちたりすることがないと共に、メンテナンスなどで導電性を有するローラ軸44や固定具43からこの抜けと回転止め兼用接地部材71の接地用アーム72や固定部側アーム73を外しても、保持具70から外れて紛失したりすることもない。しかも、給紙クラッチ28の回転止め部材39における腕部40、41と、保持部70、固定部71との間には、図16からわかるように隙間76、77があり、前記したように、搬送ローラのクラッチは、多少遊びを設けて共回りするようにした方が記録紙の送りの伝達遅れが無くなるが、給紙クラッチ28はこの隙間76、77の範囲で自由に動くことができるから、クラッチ内部の部品の異常摩耗や、クラッチの共回り不良といった問題が発生しないようになる。なお、以上の説明では給紙クラッチ28を例に説明してきたが、前記したように中間クラッチ26やレジストクラッチ27に応用できることは自明である。
【0041】
また以上の説明では、保持具70における抜けと回転止め兼用接地部材71のスプリング部を保持する部位74は、図15、図16においては図上右側の接地用アーム72側のみを切り欠いて接地用アーム72を導電性を有するローラ軸44にかけて内径D3が縮まった場合に備えるようにしたが、この切り欠きを図17に示したように保持具78の両側に79、80として設けても良い。このようにすると、抜け防止と回転止め、及び接地部材における接地用アームを導電性を有するローラ軸にかけてスプリング径が小さくなっても、この保持具78と緩衝しないようにすることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上記載の如く本発明によれば、画像形成装置の導電性を有するフレーム構造体に設けられ、両端部に接地用アームと固定用アームを設けた前記ねじりスプリングの内径より広い幅とした入り口部と、内径より狭い幅とした保持部とを有して前記ねじりスプリングを保持する保持具と、前記固定用アームのローラ軸方向移動を阻止しながら固定する固定具と、前記保持具と固定具の間で挟んで回転範囲を制限するよう構成した回転止め用腕部を有した前記クラッチとで構成し、前記クラッチの腕部を前記保持具と固定具の間で挟むと共に固定用アームで可動範囲を制限し、前記接地用アームを前記導電性を有するローラ軸に当接させて前記クラッチの導電性を有するローラ軸からの抜け防止と回転止め、及び前記導電性を有するローラ軸の接地とを行うようにしたことにより、まず抜け防止と回転止め、及び接地部材をねじりスプリングで構成したことで従来の接地部材のように金型といった初期投資が必要無くなる。また、クラッチの回転止め用に腕部を設け、スプリングクラッチの保持具と固定具によってこの腕部の回転範囲を制限すると共に、ねじりスプリングの固定用アームで可動範囲を制限するよう固定することにより、振動や画像形成装置を落下させたことによる衝撃によってもクラッチが外れたりずれたりしないようにすることができる。さらに、ねじりスプリングを保持する保持具を、ねじりスプリングの内径より広い幅とした入り口部と内径より狭い幅とした保持部とで構成したことにより、このねじりスプリングを保持具に入れるときは押圧することで容易に保持具に挿入できるにもかかわらず、一度保持具に入ったねじりスプリングは保持具の入り口に阻止されて容易に抜けず、安価に、安定して接地とクラッチの抜け防止及び回転止めを行うことが可能となる。また、メンテナンスによってクラッチを取り外すような場合でも、接地部材は保持具から取り外さない限り外れないから、紛失するといったことが防止でき、しかも、一端のアームをスプリングの巻き径部が広がる方向に回転させれば、保持部の入り口部を容易に通過させて外すことができ、脱着が容易にもかかわらず振動や落下などでも外れないクラッチの抜け防止と回転止め、及び接地部材を有した画像形成装置を提供できる。
【0043】
そして前記保持具におけるねじりスプリングの保持部は、接地用アームを導電性を有するローラ軸に当接させ、固定用アームを固定具に固定した状態でスプリング部の内径より狭い幅とし、さらに前記保持具におけるねじりスプリングの保持部を、ねじりスプリングの高さより広くなるよう形成したことにより、ねじりスプリングの接地用アームを導電性を有するローラ軸に当接させて固定用アームを固定具に固定したセット状態では、スプリングの内径が小さくなると共にスプリングの高さ方向が高くなるが、それによってスプリングの動きが阻害されて設計値以上の応力が発生したり、ローラ軸と接地用アームとの接触部で削れや異音等が発生する原因が防止できる。
【0044】
また、前記保持具におけるねじりスプリングの保持部は、接地用アーム側における保持具端部からの間隔を逆側より大きく設けたことにより、導電性を有するローラ軸に接地用アームをかけてスプリング径が小さくなっても、この保持具と緩衝しないようにすることができる。
【0045】
また、前記クラッチの回転止め腕部と前記保持具と固定具の間、及び固定用アームとの間に間隔を設けたことにより、搬送ローラのクラッチは、多少遊びを設けて共回りするようにした方が記録紙の送りの伝達遅れが無くなるが、このように保持具と固定具の間、及び固定用アームとの間に間隔を設けたことによりクラッチはこの隙間の範囲で自由に動くことができるから、クラッチ内部の部品の異常摩耗や、クラッチの共回り不良、更には連結時間の遅れによるジャムといった問題が発生しないようになる。
【0046】
そして前記ねじりスプリングは、第1の巻き径部と、少なくとも2巻き以下を前記第1の巻き径部より小径とした第2の巻き径部とから構成することにより、このねじりスプリングを保持具に入れるときは第2の巻き径部で押圧することで全てを同径としたときより容易に保持具に挿入できるにもかかわらず、一度保持具に入ったねじりスプリングは第2の巻き径部が保持具入り口に阻止されて容易に抜けず、安価に、安定して抜け防止と回転止め、及び接地を行うことが可能となる。また、メンテナンスによってクラッチを交換するような場合でも、ねじりスプリングを保持具から取り外さない限り外れないから、紛失するといったことが防止できる。しかも、一端のアームを第2の巻き径部が広がる方向に回転させれば、保持部の入り口部を容易に通過させて外すことができ、脱着が容易にもかかわらず振動や落下などでも外れない接地部材を有した画像形成装置を提供できる。
【0047】
また前記ねじりスプリングにおける接地用アームは、前記導電性を有するローラ軸への当接部位に円弧状部を設けると共に端部を起こし、さらに、前記導電性を有するローラ軸の前記接地用アームを当接させる部位に溝を設け、この溝の深さと幅を、スプリングを構成する線材の直径より深く、幅を線材の直径の2倍以上としたことにより、抜け防止と回転止め、及び接地部材が確実に導電性を有するローラ軸に掛かって振動や画像形成装置本体が落下したような衝撃でも外れないようになり、また抜け防止と回転止め、及び接地部材を保持具にセットしたときにある程度傾いても、溝に幅がない場合は溝の壁に当たって回転抵抗が大きくなったり音がするなどの影響が出るが、これらの問題も防止することができる。
【0048】
またこの溝には、絶縁性のグリスを塗布することによって、摺動抵抗を軽減し、そのため音が発生するなどのことを防止することができる。
【0049】
さらに、前記固定具に切れ込みを有する挟持部を設けると共に前記固定用アーム端部に山形形状部を有した「コ」の字状の屈曲部を設け、前記挟持部によって前記固定用アームを撓ませながら端部の「コ」の字状屈曲部と山形形状部を保持して固定用アームを固定することにより、接地部材を確実に固定して、画像形成装置本体が落下した場合でも接地部材が外れたりしないようにすることができる。
【0050】
また、前記ねじりスプリングの一端に設けた固定用アームは、前記ねじりスプリング端部からスプリングの内側に掛かるように曲げられていることにより、この固定用アームが衝撃などによってスプリングの端ではなく、スプリングの途中に入り込んで所期の目的を達せられないようになってしまうのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる画像形成装置における主要構成要素と記録紙の搬送経路を説明するための概念図である。
【図2】本発明になる画像形成装置の外カバーを除いて駆動力伝達機構側から見た側面図である。
【図3】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の取り付け状況を示した概要図である。
【図4】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を構成するねじりスプリングの斜視図(a)と逆側から見た概要図(b)である。
【図5】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の保持具と固定具の側面図である。
【図6】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を保持する保持具の詳細図である。
【図7】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の固定具の詳細図である。
【図8】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を用いたクラッチの回転止めを行った場合の側面図である。
【図9】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を導電性を有するローラ軸にセットした状態を示した概要図である。
【図10】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材におけるアームが、衝撃によってスプリング部の途中に入ってしまった場合を示した概念図である。
【図11】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材におけるアームを箱曲げして回転止めした場合の概要図である。
【図12】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材におけるアームが、衝撃によってスプリング部の途中に入ってしまい、クラッチの曲がり止めが拘束された場合を示した図である。
【図13】本発明の画像形成装置におけるねじりスプリングの巻き径部が上方に移動し、巻き径部の下側と肩部との間にクラッチの回転止め用腕部41が挟まってしまった場合を示した図である。
【図14】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態の取り付け状況を示した概要図である。
【図15】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態における保持具と固定具の側面図である。
【図16】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材の第2実施形態でクラッチの抜け止めをした状態を示した側面図である。
【図17】本発明の画像形成装置における抜けと回転止め兼用接地部材を保持する保持具の他の実施例の概要図である。
【符号の説明】
28 給紙クラッチ
30 抜けと回転止め兼用接地部材
31 円弧状部側アーム
32 固定部側アーム
33 第2の巻き径部
34 第1の巻き径部
35 円弧状部
36 端部
37 固定端部
38 固定用山形形状
39 回転止め部材
40、41 回転止め用腕部
42 保持具
43 固定具
44 導電性を有するローラ軸

Claims (14)

  1. 画像形成装置における記録紙搬送用ローラの導電性を有するローラ軸に挿入したクラッチを有し、該クラッチの前記導電性を有するローラ軸からの抜け防止と回転止め、及び前記ローラ軸の接地とをねじりスプリングで行うようにした画像形成装置であって、
    画像形成装置の導電性を有するフレーム構造体に設けられ、両端部に接地用アームと固定用アームを設けた前記ねじりスプリングの内径より広い幅とした入り口部と、内径より狭い幅とした保持部とを有して前記ねじりスプリングを保持する保持具と、前記固定用アームのローラ軸方向移動を阻止しながら固定する固定具と、前記保持具と前記固定具の間で挟んで回転範囲を制限するよう構成した回転止め用腕部を有した前記クラッチとからなり、前記クラッチの腕部を前記保持具と前記固定具の間で挟むと共に固定用アームで可動範囲を制限し、前記接地用アームを前記ローラ軸に当接させて前記ローラ軸からの抜け防止と回転止め、及び前記ローラ軸の接地とを行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記保持部は、前記接地用アームを前記ローラ軸に当接させ、前記固定用アームを前記固定具に固定した状態でスプリング部の内径より狭い幅としたことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  3. 前記保持部は、該ねじりスプリングの高さ方向を該ねじりスプリングの高さより広く形成したことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  4. 前記保持部は、保持具の両側より切り欠きを設けて前記ねじりスプリングの内径より狭い幅にすると共に接地用アーム側の切り欠きを逆側より大きく設けたことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  5. 前記クラッチの回転止め腕部と前記保持具と前記固定具の間、及び前記固定用アームとの間に間隔を設けたことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  6. 前記固定用アームにクランク曲げ部を設けると共に前記クラッチの回転止め腕部を二股とし、前記クランク曲げ部におけるローラ軸方向部を前記二股の間に通したことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  7. 前記固定用アームに前記クラッチの回転止め腕部を押さえる箱曲げを設けたことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  8. 前記ねじりスプリングは、第1の巻き径部と、少なくとも2巻き以下を前記第1の巻き径部より小径とした第2の巻き径部とから構成されることを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  9. 前記接地用アームは、前記導電性を有するローラ軸への当接部位に円弧状部を設けると共に端部が起こされていることを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  10. 前記ローラ軸の前記接地用アームを当接させる部位に溝を設けたことを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  11. 前記溝の深さと幅は、前記ねじりスプリングを構成する線材の直径より深く、幅を線材の直径の2倍以上としたことを特徴とする請求項10に記載した画像形成装置。
  12. 前記溝に、絶縁性のグリスを塗布したことを特徴とする請求項10に記載した画像形成装置。
  13. 前記固定具に切れ込みを有する挟持部を設けると共に前記固定用アーム端部に山形形状部を有した「コ」の字状の屈曲部を設け、前記挟持部によって前記固定用アームを撓ませながら端部の「コ」の字状屈曲部と山形形状部を保持して固定用アームを固定することを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
  14. 前記固定用アームは、前記ねじりスプリング端部からスプリングの内側に掛かるように曲げられていることを特徴とする請求項1に記載した画像形成装置。
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