JP2004248865A - 洗濯ハサミの保持用具 - Google Patents

Abstract

【課題】洗濯物を干す時間帯は朝が一般的である、そして毎日の習慣である、サラリーマンや共稼ぎ夫婦等は、朝の時間帯が最も忙しく大切である、その場合干し時間が短縮され、且つ、今までと同様にキチンと干し作業を支援する事を提供する。
【解決手段】厚紙の二つの長方形が二列に形成され、一方の長方形は、洗濯ハサミ保持板１で、多数の洗濯ハサミ４の並列装填を可能にしている。他方の長方形は手巻帯２で両端部に鋸刃状の切り込部２ａが有り、この切り込部２ａに輪ゴム３を掛けて手首５を囲着させる。中央接続部は３箇所の折れ線２ｂ，２ｃ，があり，一箇所は保持帯１側の折れ線２ｂが付き、手の甲に強く当たらない様反り易くする為である。もう２箇所の折れ線２ｃは手首をよく囲着出来る様に付してある、又、輪ゴム３は前以て何れかの切り込部に固着して置くと物干し作業時に素早く手首５に囲着出来る利便がある。
【選択図】 図３

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯干しの補助具に関する特に洗濯物を干す時、洗濯ハサミを多数装填し干す動作を効率的に支援する事を特徴とする
【０００２】
【従来の技術】
洗濯物を干す場合、物干し竿や紐を用いて洗濯物を干す時風による飛散を防ぐ為又は吊り下げ用として洗濯ハサミを使う場合エプロンのカンガルーポケットに多量の洗濯ハサミを収容して物干し竿に掛けた洗濯物を両手でキチンと張つてからポケットの中から１つずつまさぐり取り出す。手の感覚のみで取り出すので時間が掛かり、まして高齢者程干す時間が長くなり洗濯物が多い程疲労が増す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マンション、やアパート等は干し場のスペースが狭い点やサラリーマンや仕事を持っている人は干し時間が長ければ困る。エプロンをいちいち着用したがらない。しかし洗濯物はキチンと張つて干したい。カンガルーポケットに洗濯ハサミを収容するためにはエプロンを着用しなければならない等多くの問題点を抱えている。物干し竿等は１般的には目線より上に有りカンガルーポケット内をまさぐり洗濯ハサミを取り出すのに手の感覚で１個取り出すのは大変である、まして高齢者程その時間が長くなる。洗濯物１つ毎に洗濯ハサミをカンガルーポケットから取り出し頭上まで手を伸ばす動線距離が長く洗濯物の数だけ上下運動するので疲労度が増大する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために予め保持板には洗濯ハサミを多数装填し手首には何れかの方法で囲着する事で、両手が使える事と洗濯ハサミが目線で追えるので素早く取り出し把持可能の為、効果大であり上記課題を解決出来る。
【０００５】
【実施例】
発明の実施の形態を実施例１に基づき図面を参照して説明する、図１において四角形の台紙に相対した両方向より中心に向かつて切込み、中央部を一部残す、二つの長方形が接続形成し、一方の長方形は洗濯ハサミ保持板１で、多数の洗濯ハサミ４を直角に把持し、並列装填を可能にしている。他方の長方形は手巻帯２で両端部に係止部が配設され手首５に囲着出来る様に成つている、係止部の例示として図２に示す様に鋸刃状の切り込部２ａが形成され、、図３に示す輪ゴムを介して係止可能となる、その他、樹脂製のスナップフック等に依り係止可能である、二つの長方形が接続している部分に折れ線２ｂを付設する事で、洗濯ハサミ保持板１が曲折自在の効果で手の甲に強く当たらないで物干し作業が出来る、又、手巻帯２の中央部二箇所の折れ線２ｃを付設する事で手首５を囲着する時密着度が増す等の有益性がある。又、輪ゴム３は前以て何れかの切り込部２ａに固着して置くと図４に示す様に物干し作業時に素早く手首５に囲着出来る利便がある。図５に示される図面は実施例１の販売流通時に於ける商品パッケージの姿図である、通常の商品パッケージは洗濯ハサミ４を四角の台紙に並列装填しているが本案は洗濯ハサミ保持板１に多数の洗濯ハサミ４を直角に把持し並列装填した状態のままパッケージして販売流通に使用され消費者に届けられ、そのまま使用可能の便利さが安価に提供出来る由縁である。
【０００６】
図６に示される実施例２は可撓性樹脂を使い馬蹄形に帯体を形成し、その中央に垂直板６を配置する、この垂直板６は一定間隔に細いスリット６ａが放射状に分割配置され、そして主体骨格の縦断面形状は図７に示す様に逆Ｔ字状である、馬蹄形の両端部はフック７が丸形状に形成され、外方向に開いて、総体的にはΩ形状である。そして垂直板６に洗濯ハサミ４を複数並列杷持可能にして、手首５に装着する時、肌に直接触れる部分は逆Ｔ字状で幅広に成っているので手首５に装着しても手首５を押さえる力が分散して長く装着していても痛くならない。可撓性樹脂と多数のスリット６ａにより、少しずつ撓みが融通される、又、手首５の太さは大人から子供迄、広範囲に適応出来る、更に強く締め付けたい場合フック７に輪ゴム３を引掛ける事が出来る等の長所がある。垂直板６に洗濯ハサミ４を放射状に把持装填させる場合、垂直板６は剛性が有り、より多数の洗濯ハサミ４を杷持可能にしている。
【０００７】
図８に示す実施例３は所定の長さの織物帯体８の表面の上端表面にベルクロファスナーの雄８ａを付着し裏面はベルクロファスナーの雌８ｂを付植して成り、弾性帯９は長さに余裕を付与し表面中央に配設する、そして弾性帯９に洗濯ハサミ４を多数並列装填する場合弾力特性を有する為、綺麗に並列装填が出来る、この特徴は織物帯体８の為、手首５にやさしく接触する事と弾性帯９に洗濯ハサミ４が綺麗に並列装填される点や、手首５の太さも広範囲に対応出来る等、利点が多い。
【０００８】
実施例１−３迄は同じ概念で成り立っている。洗濯ハサミ４を複数装填出来尚且つ保持体の素材毎に方法と効果が異なりそれぞれ特色が有る実施例１は厚紙に並列に綺麗に並び紙なので安価である。実施例２は１体成形の樹脂の為、剛性に富み多少手荒に扱ても丈夫であり、手首５の太さに対して広範囲に適応し、着脱がワンタッチである。実施例３は織物帯体８なので手首５に装着する時肌に優しい利点がある。
【０００９】
洗濯物を取り込む時は空の保持板１に洗濯ハサミ４を１つ１つ見ながら戻すので、迅速に、確実に、且つ最短距離で実施出来る。
【００１０】
【発明の効果】
従来は洗濯ハサミ４をポケットから１つ１つ取り出し、物干し竿迄の距離が洗濯ハサミ４を使う数だけ往復回数を実行するので、時間が掛かるし疲れが生じた。本発明は洗濯ハサミ保持板１に洗濯ハサミ４が多数装填されているので干し作業時間の短縮、と疲労しない事、と両手が使える、等効果大である。
請求項１に記載の発明に於いては、厚紙で構成されているので安価である、商品パッケージの時洗濯ハサミ保持板１に洗濯ハサミ４を並列装填するので販売流通を経て消費者はそのまま使用可能で有り、活用度の高い商品となる。
請求項２に記載の発明に於いては、樹脂の１体成形品であり、可撓性がある為、手首に装着する場合、大人から子供迄の広範囲の寸法に適応でき、一動作で装着出来る長所が有り、又、垂直板６に剛性があるので多数の装填が出来る。
請求項３に記載の発明に於いて、織物の帯体の為、手首５にやさしく囲着出来、又、ベルクロファスナーのため手首５の大小に関わらず広範囲の寸法に適応できる。洗濯ハサミ４は弾性帯９に並列把持させるので多数把持可能である。
【００１１】
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例１の斜視図である。
【図２】本実施例１−２に使う輪ゴムの姿図である。
【図３】本実施例１の使用状態を示す斜視図である。
【図４】本実施例１の使用状況を示す説明図である。
【図５】本実施例１の販売流通時のパッケージの実施図である。
【図６】本実施例２の斜視図である。
【図７】本実施例２の断面図である。
【図８】本実施例３の姿図である。

Claims (3)

1. 厚紙又は板状の樹脂からなる二つの長方形が二列平行に形成されて、一方の長方形は複数の洗濯ハサミ４を装填する洗濯ハサミ保持板１であり、他方の長方形は手首５に囲着する手巻帯２であり、該二つの長方形の接続部には折れ線２ｂが付与されていて、手巻帯２には二箇所の折れ線２ｃが付与されていて手首５に確実に囲着可能にし、手巻帯２の両端部には、係止部が配設され手首５に囲着固定出来る事を特徴とする洗濯ハサミの保持用具。
2. 可撓性樹脂を使い馬蹄形に帯体を形成し、その中央部に垂直板６を配置する、この垂直板６は１定間隔に細いスリット６ａが放射状に切り込まれ基部まで達し分割配置されていて洗濯ハサミ４を複数並列把持可能にしている、主体骨格の従断面形状は逆Ｔ字状であり、又、馬蹄形の両端部は外向きにフック７が丸型状で形成され外方向に開いて、総体的にΩ形状している事を特徴とする洗濯ハサミの保持用具。
3. 所定の長さで織物帯体８の表面の中央に洗濯ハサミ４を把持する弾性帯９を長さに余裕を付与し配設し、織物帯体８を手首５に巻きつけ囲着係止を可能にすることを特徴とする洗濯ハサミの保持用具。

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