JP2004247056A - 電子部品用アダプタ - Google Patents

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Yuichiro Sasaki
勇一郎 佐々木
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Abstract

【課題】振動や衝撃等で電気接合物の電極パターンが損傷するのを抑制し、電気接合物の電極パターンに応じ、複数の接続方法の中から最良の接続方法を選択すること等のできる電子部品用アダプタを提供する。
【解決手段】スピーカ本体と回路基板間に介在するプレート1と、プレート1に嵌入される絶縁性のハウジング10と、ハウジング10に内蔵され、回路基板の電極パターンにかかわりなく、スピーカ本体と回路基板の電極パターンを導通接続する導電接続手段20とを備える。そして、導電接続手段20を、ハウジング10に設けられて先端部23を露出させ、先端部23をスピーカ本体に弾接する一対の電極プレート21と、ハウジング10に内蔵されて導電細線27の先端部を各電極プレート21に弾接し、ハウジング10から露出した露出領域における導電細線27の末端部を回路基板に弾接する電気コネクタ25とから構成する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やPDAに代表される小型通信機器の電気音響部品等を回路基板等の電極パターンに接続して導通させる電子部品用アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話には様々な部品が内蔵されるが、その内蔵部品としてボタン型のスピーカがあげられる。この種のスピーカは、図25に示すように、その裏面中央部に樹脂性のハウジングを介して一対の板バネ50が装着され、この一対の板バネ50が回路基板に弾接して導通接続される。回路基板の電極パターンは、スピーカの電極パターンに対応するよう専用品として形成される。
このように従来のスピーカは、板バネ50を介して導通接続(特許文献1、特許文献2参照)され、回路基板の様々な電極パターンに対する対応について何ら配慮されていなかった。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−343470号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2001−102116号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスピーカは、以上のように板バネ50を単に使用するので、組み込み時の荷重が非常に高くなり、使用時の振動や衝撃等で回路基板の電極パターンが簡単に損傷してしまうという問題がある。また、回路基板の特定の電極パターンに対する対応のみ重要視され、特定の電極パターン以外の他の電極パターンに対する適合性について何ら考慮されていないので、回路基板の電極パターンに応じ、複数の接続方法の中から最良の接続方法を選択することができない。したがって、回路基板の電極パターンによっては、接続に制約が生じたり、接続が困難になるという大きな問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みなされたもので、振動や衝撃等で電気接合物の電極パターンが損傷するのを抑制し、しかも、電気接合物の電極パターンに応じ、複数の接続方法の中から最良の接続方法を選択すること等のできる電子部品用アダプタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、上記課題を達成するため、電子部品と電気接合物とを電気的に接続するものであって、
電子部品と電気接合物の間に介在する絶縁性で中空のハウジングと、このハウジングに設けられ、電子部品と電気接合物とを電気的に接続する導電接続手段とを含んでなることを特徴としている。
【0008】
また、導電接続手段を、ハウジングの内部に設けられて先端部を露出させ、この先端部を電子部品に電気的に接触させる電極プレートと、ハウジングに設けられて導電体を電極プレートに電気的に接触させ、ハウジングから露出した露出領域の導電体を電気接合物に電気的に接触させる電気コネクタとから構成することができる。
また、導電接続手段を、ハウジングの内部に設けられて先端部を露出させ、この先端部を電子部品に電気的に接触させる電極プレートとし、この電極プレートを曲げてハウジングの内方向から外方向に伸ばし、この電極プレートの末端部を少なくともハウジングの外周部付近に位置させて電気接合物に電気的に接触させることもできる。
【0009】
ここで特許請求の範囲における電子部品には、少なくとも各種のスピーカやマイクロホン等からなる電気音響部品又はその一部が含まれる。電気接合物には、少なくともプリント基板やフレキシブル基板等からなる回路基板が含まれる。また、ハウジングは、基本的に中空であれば、有底筒形、逆有底筒形、中空柱形等でも良いし、周囲にフランジを備えた形状でも良い。このハウジングは略筒形のプレートに嵌められる。このプレートは、金属製が好ましいが、特に材質、導電性、溝の本数を問うものではない。
【0010】
ハウジングに直接間接に設けられる導電接続手段の電気コネクタとしては、少なくとも絶縁性エラストマー中に複数本の導電細線を並べ設けたタイプ、絶縁性エラストマーと導電性エラストマーとを交互に並べ設けたタイプ、ハウジングに保持される被保持体に一対の導電ピンを複数対内蔵し、一又は各導電ピンを進退動させるタイプ、絶縁性のフィルムに複数の導電接続子を貫通支持させたタイプ等があげられる。
【0011】
電極プレートの末端部を少なくともハウジングの外周部付近に位置させる場合としては、電極プレートの末端部をハウジングの外周縁近傍に位置させたり、電極プレートの末端部をハウジングの外周部よりもさらに外側に位置させることがあげられる。この場合、電極プレートの末端部を電気接合物に直接間接に接触させることができる。さらにまた、本発明に係る電子部品用アダプタは、電子部品の一部を構成しても良いし、そうでなくても良い。例えば、スピーカやマイクロホンの一部を構成するものでも良いし、スピーカやマイクロホンとは別体でも良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における電子部品用アダプタは、図1ないし図4に示すように、図示しないスピーカのスピーカ本体と回路基板の間に介在するプレート1と、このプレート1に嵌入されるハウジング10と、このハウジング10に設けられ、回路基板の電極パターンの損傷を抑制防止するとともに、回路基板の電極パターンにかかわりなく、スピーカ本体と回路基板の電極を導通接続する導電接続手段20とを備え、電子部品であるボタン型スピーカの一部を構成する。
【0013】
スピーカは、例えば下方の裏面側が開口した断面略逆U字形の樹脂カバーを備え、この略逆有底円筒形の樹脂カバーにスピーカ本体が内蔵されており、図示しない携帯電話の筐体に組み込まれる。また、プレート1は、図3や図4に示すように、各種の金属等を使用して上下面の開口した断面略ハット形に形成され、スピーカの樹脂カバーにマグネットやスペーサ等を介して着脱自在に嵌合される。このプレート1は、その周壁の下端部に半径外方向に張り出すリング形のフランジ2が一体的に突設され、周壁からフランジ2にかけて複数の溝3が周方向に間隔をおいて切り欠かれており、この細長い複数の溝3がプレート1の周壁を分割してバネ性を付与する。
【0014】
ハウジング10は、所定の材料を使用して絶縁性の逆有底円筒形に形成され、プレート1内に着脱自在に嵌入される。このハウジング10の材料としては、例えば、シリコーンゴム、PBT、PPS、PES等があげられるが、耐熱性、寸法安定性、電気絶縁性等に優れるPPSが最適である。ハウジング10の天井には図3や図4に示すように、矩形の一対の貫通口11が間隔をおいて穿孔され、各貫通口11から導電接続手段20の一部が露出する。
【0015】
導電接続手段20は、図3や図4に示すように、ハウジング10の内部に装着されて先端部23を貫通口11から露出させ、この先端部23を上方のスピーカ本体に電気的に接触させる一対の電極プレート21と、ハウジング10に嵌入されて導電細線27を各電極プレート21に電気的に接触させ、ハウジング10の下方から露出した露出領域である下面の導電細線27を下方の回路基板に電気的に接触させる圧接型の電気コネクタ25とから構成される。
【0016】
各電極プレート21は、図1、図3、図4に示すように、例えばリン青銅等からなる薄い板体22を複雑に折曲形成し、この板体22の表面を金メッキ処理することにより形成される。電極プレート21は、その大部分がハウジング10の内面に装着され、先端部23がハウジング10の貫通口11から突出して略倒V字形に屈曲しており、この先端部23がスピーカ本体に弾接する。電極プレート21の末端部24は、ハウジング10の周壁下面に屈曲して装着される。
【0017】
電気コネクタ25は、図2ないし図4に示すように、ハウジング10に着脱自在に嵌入される絶縁性エラストマー26と、この絶縁性エラストマー26中に所定の間隔で一列又は複数列に並べて埋設される複数本の導電細線27とから構成される。絶縁性エラストマー26は、例えばシリコーンゴム等を使用して平面略小判形に成形され、その下部が露出領域としてハウジング10の下面から僅かに露出する。また、各導電細線27は、表面が金メッキ処理された可撓性の金属細線からなり、両端部が絶縁性エラストマー26の表裏両面からそれぞれ僅かに露出しており、上端部である先端部が電極プレート21に接触するとともに、下端部である末端部が回路基板に接触する。
【0018】
なお、本実施形態では絶縁性エラストマー26に複数本の導電細線27を埋設した電気コネクタ25を示すが、何らこれに限定されるものではない。例えば、絶縁性エラストマーに導電粒子を配合した導電性エラストマーと絶縁性エラストマーとをそれぞれ略薄板に成形し、これらを回路基板の電極パターンに応じて交互に複数並べ設けた略ブロック形の電気コネクタ25等を適宜選択することも可能である。
【0019】
上記構成において、スピーカを回路基板に導通接続する場合には、先ず、一対の電極プレート21を備えたハウジング10に電気コネクタ25を嵌入して導通可能な状態とし、このハウジング10をプレート1に嵌入し、このプレート1をスピーカの樹脂カバーに嵌合してスピーカを組み立てる。こうしてスピーカを組み立てたら、スピーカを回路基板上に適切にセットして圧下すれば、電気コネクタ25の導電細線27が回路基板の電極パターンに圧接し、スピーカを回路基板に導通接続することができる。
【0020】
上記構成によれば、組み込み時の荷重が高い従来の板バネ50を使用するのではなく、電気コネクタ25の絶縁性エラストマー26と導電細線27とを使用して緩衝機能や衝撃吸収機能を発揮させるので、低荷重で導通接続することができ、使用時の振動や衝撃等で回路基板の電極パターンが損傷するのを抑制防止することができる。したがって、回路基板の電極パターンに対するダメージの大幅な軽減が期待できる。
【0021】
また、絶縁性エラストマー26に複数本の導電細線27を配列した横方向に接続領域の広い電気コネクタ25等を使用するので、回路基板の特定の電極パターン(例えば、ドーナツタイプの電極パターン)の他、これ以外の電極パターン(例えば、2極定ピッチの配列パターン)に対する適合性を十分に確保することができる。したがって、回路基板の電極パターンに応じ、接続方法を多岐にわたりきわめて容易に選択することができ、接続に制約が生じたり、接続が困難になることがない。
【0022】
また、回路基板の電極パターンに応じ、所定の導電体を備えた電気コネクタ25を選択すれば、スピーカと回路基板のピッチを容易に変換することが可能になる。また、ハウジング10と電極プレート21を専用品とするのではなく、複数種の電子部品の共通部品とすれば、接続方式の変更のみならず、構成の簡素化やコスト削減を図ることが可能になる。さらに、複数の溝3がプレート1の周壁を複数片に分割して可撓性を付与するので、プレート1の周壁を内外方向に撓ませることができる。よって、簡易な構成でプレート1に対するハウジング10の適切な密嵌を確保したり、ハウジング10の脱落を有効に防止することができる。
【0023】
次に、図5ないし図7は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、電気コネクタ25を、ハウジング10に嵌入保持される被保持体28と、この被保持体28に内蔵される複数の導電ピン31とから構成するようにしている。
被保持体28は、所定の樹脂材料を使用して中実の断面略ハット形に成形され、ハウジング10に嵌入される突部29に一対の貫通孔が所定の間隔をおいて上下方向に穿孔されており、突部29から外方向に張り出したリング形のフランジ部30がプレート1のフランジ2に裏面側から重なるようになっている。
【0024】
各導電ピン31は、突部29の貫通孔下部に嵌着されて回路基板40に導通接続する固定導電ピン32と、突部29の貫通孔にスプリングを介し往復動可能に嵌入されて固定導電ピン32に対向し、貫通孔から一部突出して電極プレート21に弾接する可動導電ピン33とから構成される。これら固定導電ピン32と可動導電ピン33とは、可動導電ピン33の復帰作用を営むスプリングを介して電気的に接続される。固定導電ピン32は、例えば中実の断面凸字形や略U字形等に適宜形成される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0025】
上記構成において、スピーカを回路基板40に導通接続する場合には、先ず、一対の電極プレート21を備えたハウジング10に電気コネクタ25の被保持体28を嵌入して導通可能な状態とし、このハウジング10をプレート1に嵌入し、このプレート1をスピーカの樹脂カバーに嵌合してスピーカを組み立てる。こうしてスピーカを組み立てたら、スピーカを回路基板40の端部上に適切にセットして圧下すれば、電気コネクタ25の導電ピン31が回路基板40の端部の電極パターン41に圧接し、スピーカを回路基板40に導通接続することができる。
【0026】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、機械的な固定導電ピン32、可動導電ピン33、及びスプリングを用いるので、導通接続の確実化が図れるのは明らかである。
【0027】
次に、図8、図9は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、電気コネクタ25の各導電ピン31を、突部29の貫通孔下部に嵌入されて回路基板40に導通接続する可動導電ピン33と、突部29の貫通孔にスプリングを介し往復動可能に嵌入されて可動導電ピン33に対向し、貫通孔から一部突出して電極プレート21に弾接する他の可動導電ピン33とから構成するようにしている。その他の部分については、上記第2の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待できるのは明らかである。
【0028】
次に、図10ないし図12は本発明の第4の実施形態を示すもので、この場合には、電気コネクタ25を、ハウジング10に嵌入保持される絶縁性のフィルム34と、このフィルム34に所定の間隔をおいて貫通支持される一対の導電接続子35とから構成するようにしている。
フィルム34は、可撓性を有する各種の樹脂フィルムを使用して平面略小判形に成形され、複数の貫通孔が所定の配列で穿孔されており、この複数の貫通孔又は任意の貫通孔に導電接続子35が一体成形される。
【0029】
各導電接続子35は、例えば絶縁性エラストマーに導電粒子を配合した導電性エラストマーを用いて上下両端部がそれぞれ先細りの略ピン形に成形され、フィルム34から突出した下端部が回路基板40に弾接するとともに、フィルム34から突出した上端部が電極プレート21に弾接するよう機能する。この導電接続子35の形状は、先細りの略ピン形に何ら限定されるものではなく、例えば断面略台形状等とすることも可能である。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、部品点数が実に少ないので、構成の簡素化やコスト削減が期待できるのは明白である。
【0030】
次に、図13ないし図21は本発明の第5の実施形態を示すもので、この場合には、ハウジング10の構造を一部変更し、導電接続手段20を、ハウジング10の内部に挿着されて屈曲した先端部23を露出させ、この先端部23をスピーカ本体に弾接する一対の電極プレート21Aとするようにしている。
【0031】
ハウジング10は、中実の断面略ハット形に形成され、プレート1内に着脱自在に嵌入される。このハウジング10は、プレート1に嵌入される略円柱の突起部12に矩形の一対の貫通孔が所定の間隔をおいて上下方向に穿孔され、突起部12の外周下部から外方向に張り出したリング形のフランジ部13がプレート1のフランジ2に裏面側から重なるとともに、フランジ部13の外周縁の一部に、一対の電極プレート21Aを保護する矩形フランジ14が一体形成される。この矩形フランジ14は、必要不可欠なものではなく、必要のない場合には、適宜省略される(図16ないし図18参照)。
【0032】
各電極プレート21Aは、基本的には略L字形に屈曲形成されてハウジング10の突起部方向から半径外方向に伸長され、外方向に伸びた平坦な末端部24が矩形フランジ14の裏面付近に位置して回路基板40に導通接続するよう機能する。電極プレート21Aの末端部24は、必要に応じ、拡大形成されたり(図15、図18参照)、フック状に屈曲形成されて回路基板40の端部の電極パターン41にかしめ係合される(図19ないし図21参照)。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0033】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、電極プレート21Aの末端部24を中央部付近から外方向に伸長してその位置を変更し、この末端部24を回路基板40に導通接続するので、スピーカと回路基板40間のピッチをきわめて容易に変換することが可能になる。したがって、例えスピーカから回路基板40の電極パターン41が離れていても、スピーカと回路基板40とを簡単に導通接続することができる。
【0034】
次に、図22ないし図24は本発明の第6の実施形態を示すもので、この場合には、ハウジング10の矩形フランジ14を省略し、各電極プレート21Aの平坦な末端部24を拡大形成してその裏面には先細りのコイルバネ36を溶着支持させ、このコイルバネ36を導電接続子として回路基板40の電極パターン41に弾接するようにしている。その他の部分については、上記第5の実施形態と略同様であるので説明を省略する。
【0035】
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、接触面積の少ない先細りのコイルバネ36を使用するので、簡素な構成で荷重が高まるのを有効に抑制防止することができるのは明らかである。さらに、コイルバネ36の圧縮時にコイルバネ36の中央部に先端部が収まる構造に形成すれば、実装に必要な高さを大幅に低くすることができる。
【0036】
なお、上記実施形態のフランジ2、矩形フランジ14、フランジ部30の形状は、必要に応じ、多角形にする等、適宜変更することが可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、振動や衝撃等で電気接合物の電極パターンが損傷するのを有効に抑制し、しかも、電気接合物の電極パターンに応じ、複数の接続方法の中から最良の接続方法を選択すること等ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品用アダプタの実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の裏面側からみた斜視図である。
【図3】本発明に係る電子部品用アダプタの実施形態を示す分解斜視図である。
【図4】図3の裏面側からみた分解斜視図である。
【図5】本発明に係る電子部品用アダプタの第2の実施形態を示す斜視図である。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】図6の裏面側からみた分解斜視図である。
【図8】本発明に係る電子部品用アダプタの第3の実施形態を示す分解斜視図である。
【図9】図8の裏面側からみた分解斜視図である。
【図10】本発明に係る電子部品用アダプタの第4の実施形態を示す斜視図である。
【図11】図10の裏面側からみた斜視図である。
【図12】本発明に係る電子部品用アダプタの第4の実施形態を示す分解斜視図である。
【図13】本発明に係る電子部品用アダプタの第5の実施形態を示す斜視図である。
【図14】図13の裏面側からみた斜視図である。
【図15】本発明に係る電子部品用アダプタの第5の実施形態を示す分解斜視図である。
【図16】本発明に係る電子部品用アダプタの第5の実施形態における矩形フランジを省略した状態を示す斜視図である。
【図17】図16の裏面側からみた斜視図である。
【図18】本発明に係る電子部品用アダプタの第5の実施形態における矩形フランジを省略した状態を示す分解斜視図である。
【図19】本発明に係る電子部品用アダプタの第5の実施形態における回路基板に対する導通接続状態を示す斜視図である。
【図20】図19の裏面側からみた斜視図である。
【図21】図19の分解斜視図である。
【図22】本発明に係る電子部品用アダプタの第6の実施形態を示す斜視図である。
【図23】図19の裏面側からみた斜視図である。
【図24】本発明に係る電子部品用アダプタの第6の実施形態を示す分解斜視図である。
【図25】携帯電話のスピーカの裏面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プレート
2 フランジ
3 溝
10 ハウジング
13 フランジ部(ハウジングの外周部)
14 矩形フランジ(ハウジングの外周部)
20 導電接続手段
21 電極プレート
21A 電極プレート
22 板体
23 先端部
24 末端部
25 電気コネクタ
26 絶縁性エラストマー
27 導電細線(導電体)
28 被保持体
31 導電ピン(導電体)
32 固定導電ピン(導電体)
33 可動導電ピン(導電体)
34 フィルム
35 導電接続子(導電体)
36 コイルバネ
40 回路基板(電気接合物)
41 電極パターン

Claims (3)

  1. 電子部品と電気接合物とを電気的に接続する電子部品用アダプタであって、
    電子部品と電気接合物の間に介在する絶縁性で中空のハウジングと、このハウジングに設けられ、電子部品と電気接合物とを電気的に接続する導電接続手段とを含んでなることを特徴とする電子部品用アダプタ。
  2. 導電接続手段を、ハウジングの内部に設けられて先端部を露出させ、この先端部を電子部品に電気的に接触させる電極プレートと、ハウジングに設けられて導電体を電極プレートに電気的に接触させ、ハウジングから露出した露出領域の導電体を電気接合物に電気的に接触させる電気コネクタとから構成した請求項1記載の電子部品用アダプタ。
  3. 導電接続手段を、ハウジングの内部に設けられて先端部を露出させ、この先端部を電子部品に電気的に接触させる電極プレートとし、この電極プレートを曲げてハウジングの内方向から外方向に伸ばし、この電極プレートの末端部を少なくともハウジングの外周部付近に位置させて電気接合物に電気的に接触させるようにした請求項1記載の電子部品用アダプタ。
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