JP2004246506A - Icチップ管理システム、情報収集装置及び情報管理サーバ - Google Patents

Icチップ管理システム、情報収集装置及び情報管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】CPUを搭載することが困難である「モノ」に対してプログラムの実行環境を提供することによって、ユビキタスコンピューティングを実現する。
【解決手段】ICチップは、記憶部11及び無線通信部12のみを具備する。情報収集装置30は、ICチップ10からICチップID11aを取得するICチップID取得部32と、ICチップID及び情報収集装置IDを含む登録要求を送信する登録要求送信部36と、登録完了応答に応じてICチップ10からプログラム11cを取得するプログラム取得部33と、ICチップID11a及びプログラムの実行結果に係るプログラム情報を管理する管理部34とを具備する。情報管理サーバ50は、登録要求に含まれるICチップID53aと情報収集装置ID53bとを関連付けて登録する登録部53と、登録完了応答を送信する登録完了応答送信部52とを具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システム、情報収集装置及び情報管理サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、あらゆる「モノ」が、通信手段を持ち、自ら判断を行い、処理を行うことができるような世界、すなわち「ユビキタスコンピューティング」という概念が広まっている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
知的資産創造、2002年1月号、第81乃至82頁
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のユビキタスコンピューティングは、その概念が謳われているだけであって、その具体的な実現手段については考えられていないというのが現状である。
【0005】
すなわち、ユビキタスコンピューティングを実現するためには、あらゆる「モノ」にCPUを搭載する必要があるが、ペン等のようにCPUを搭載することが困難である「モノ」が多いという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、CPUを搭載することが困難である「モノ」に対してプログラムの実行環境を提供することによって、ユビキタスコンピューティングを実現するためのICチップ管理システム、情報収集装置及び情報管理サーバを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の特徴は、情報収集装置と情報管理サーバとを用いて複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システムであって、前記ICチップが、該ICチップを識別するICチップIDとプログラムとを記憶可能に構成された記憶部、及び無線通信部のみを具備しており、前記情報収集装置が、前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップIDを取得するICチップID取得部と、取得した前記ICチップID及び該情報収集装置を識別する情報収集装置IDを含む登録要求を前記情報管理サーバに送信する登録要求送信部と、前記情報管理サーバからの登録完了応答に応じて前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップの記憶部に記憶されている前記プログラムを取得するプログラム取得部と、取得した前記プログラムを実行するプログラム実行部と、取得した前記ICチップID及び前記プログラムの実行結果に係るプログラム情報を管理する管理部とを具備し、前記情報管理サーバが、前記情報収集装置から送信された前記登録要求に含まれる前記ICチップIDと前記情報収集装置IDとを関連付けて登録する登録部と、前記登録が完了した際に前記登録完了応答を前記情報収集装置に送信する登録完了応答送信部とを具備することを要旨とする。
【0008】
かかる発明によれば、情報収集装置のプログラム取得部が、「モノ」に付けられているICチップ内の記憶部に記憶されている「モノ」特有のプログラムを、ICチップ内の無線通信部を介して取得し、情報収集装置のプログラム実行部が、当該「モノ」特有のプログラムを実行するため、CPUを搭載することが困難である「モノ」に対して仮想的にプログラム実行環境を提供することができ、その結果「ユビキタスコンピューティング」を実現することが可能となる。
【0009】
また、かかる発明によれば、「モノ」に付されるICチップは、小容量の記憶部と無線通信部のみを具備していればよいため、大きさの点からもコストの点からも、ペン等の小型の「モノ」にも容易に付することができ、「ユビキタスコンピューティング」の普及に資することができる。
【0010】
本発明の第1の特徴において、前記情報収集装置が、所定期間、前記ICチップID取得部によって前記ICチップIDが取得されなかった場合、該ICチップIDを含む削除要求を前記情報管理サーバに送信する削除要求送信部を具備し、前記情報管理サーバの登録部が、前記情報収集装置から送信された前記削除要求に含まれる前記ICチップIDに係る登録を削除することが好ましい。
【0011】
かかる発明によれば、情報管理サーバの登録部が、所定期間、情報収集装置によってICチップIDが取得されなかった場合、当該情報収集装置から送信された削除要求に含まれるICチップIDに係る登録を削除するため、莫大な量のICチップを管理する情報管理サーバの登録部のリソースを有効に活用することができる。
【0012】
本発明の第1の特徴において、前記情報収集装置が、所定情報を記憶している他の情報収集装置又はネットワーク機器のアドレス情報を前記情報管理サーバから取得し、取得した該アドレス情報に基づいて該他の情報収集装置又はネットワーク機器から該所定情報を取得する情報取得部を具備することが好ましい。
【0013】
かかる発明によれば、情報収集装置の情報取得部が、他の情報収集装置又はネットワーク機器から所定情報を取得するため、情報収集装置のプログラム実行部は、仮想的に他の情報収集装置又はネットワーク機器と協働して、ICチップ内の記憶部に記憶されているプログラムを実行することができる。
【0014】
本発明の第1の特徴において、前記情報収集装置のプログラム実行部が、前記プログラムの実行結果に応じて、ネットワーク機器に対して所定動作を行うように命令することが好ましい。
【0015】
かかる発明によれば、情報収集装置のプログラム実行部が、プログラムの実行結果に応じて、ネットワーク機器に対して所定動作を行うように命令するため、ネットワーク機器を介して「モノ」の要求を満たすことができる。
【0016】
例えば、アイスクリーム(「モノ」)が、気温が所定値より高い場合に当該アイスクリームが収納されている冷蔵庫(ネットワーク機器)に対して温度を低くするように要求する場合、情報収集装置のプログラム実行部が、当該アイスクリーム(「モノ」)に付されたICチップ内の記憶部から取得したプログラムの実行結果に応じて(例えば、気温が所定値より高い場合)、冷蔵庫(ネットワーク機器)に対して所定動作(温度を低くする動作)を行うように命令する。
【0017】
本発明の第1の特徴において、前記情報管理サーバが、前記情報収集装置から送信された前記登録要求に含まれる前記ICチップIDが、前記登録部において他の情報識別情報を識別する他の情報収集装置IDと関連付けられて登録されている場合、該他の情報収集装置に対して、該ICチップIDと前記登録要求に含まれる前記情報収集装置IDとを含む移動通知を送信する移動通知部を具備し、前記他の情報収集装置のプログラム実行部が、前記プログラム情報を前記情報収集装置に送信することが好ましい。
【0018】
かかる発明によれば、情報管理サーバの移動通知部が、ICチップが付された「モノ」の他の情報収集装置から所定の情報収集装置への移動を検知し、他の情報収集装置のプログラム実行部が、移動が検知された「モノ」に付されたICチップに係るプログラム情報を所定の情報収集装置に送信するため、所定の情報収集装置のプログラム実行部は、他の情報収集装置によるプログラムの実行状態を継続して「モノ」特有のプログラムを実行することができる。
【0019】
本発明の第1の特徴において、所定場所に設けられた第2の情報収集装置を具備し、前記第2の情報収集装置が、前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップIDを取得するICチップID取得部と、取得した前記ICチップIDを含む削除要求を前記情報管理サーバに送信する削除要求送信部とを具備し、前記情報管理サーバの登録部が、前記第2の情報収集装置から送信された前記削除要求に含まれる前記ICチップIDに係る登録を削除することが好ましい。
【0020】
かかる発明によれば、ゴミ箱等の所定場所に設けられた第2の情報収集装置のICチップID取得部によって取得されたICチップIDが情報管理サーバから削除されるため、不要になった「モノ」の情報管理サーバによる管理を中止することができる。
【0021】
本発明の第1の特徴において、前記ICチップの記憶部が、前記プログラムの代わりに該プログラムの格納場所情報を記憶しており、前記情報収集装置のプログラム取得部が、前記プログラムの格納場所情報に基づいて前記プログラムを取得することが好ましい。
【0022】
かかる発明によれば、ICチップの記憶部は、プログラムの代わりに、よりデータ量の少ないプログラムの格納場所情報(例えば、URLやIPアドレス等)を記憶するだけでよいので、ICチップの記憶容量をより小さくすることができる。
【0023】
本発明の第2の特徴は、複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システムで用いられる情報収集装置であって、前記ICチップが、該ICチップを識別するICチップIDとプログラムとを記憶可能に構成された記憶部、及び無線通信部のみを具備しており、前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップIDを取得するICチップID取得部と、取得した前記ICチップID及び該情報収集装置を識別する情報収集装置IDを含む登録要求を情報管理サーバに送信する登録要求送信部と、前記情報管理サーバからの登録完了応答に応じて前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップの記憶部に記憶されている前記プログラムを取得するプログラム取得部と、取得した前記プログラムを実行するプログラム実行部と、取得した前記ICチップID及び前記プログラムの実行結果に係るプログラム情報を管理する管理部とを具備することを要旨とする。
【0024】
本発明の第2の特徴において、所定期間、前記ICチップID取得部によって前記ICチップIDが取得されなかった場合、該ICチップIDを含む削除要求を前記情報管理サーバに送信する削除要求送信部を具備することが好ましい。
【0025】
本発明の第2の特徴において、所定情報を記憶している他の情報収集装置又はネットワーク機器のアドレス情報を前記情報管理サーバから取得し、取得した該アドレス情報に基づいて該他の情報収集装置又はネットワーク機器から該所定情報を取得する情報取得部を具備することが好ましい。
【0026】
本発明の第2の特徴において、前記プログラム実行部が、前記プログラムの実行結果に応じて、ネットワーク機器に対して所定動作をするように命令することが好ましい。
【0027】
本発明の第2の特徴において、前記ICチップの記憶部が、前記プログラムの代わりに該プログラムの格納場所情報を記憶しており、前記プログラム取得部が、前記プログラムの格納場所情報に基づいて前記プログラムを取得することが好ましい。
【0028】
本発明の第3の特徴は、複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システムで用いられる情報管理サーバあって、前記ICチップが、該ICチップを識別するICチップIDとプログラムとを記憶可能に構成された記憶部、及び無線通信部のみを具備しており、情報収集装置から送信された登録要求に含まれる前記ICチップIDと該情報収集装置を識別する情報収集装置IDとを関連付けて登録する登録部と、前記登録が完了した際に前記登録完了応答を前記情報収集装置に送信する登録完了応答送信部とを具備することを要旨とする。
【0029】
本発明の第3の特徴において、前記登録部が、所定期間、前記情報収集装置によって前記ICチップIDが取得されなかった場合に送信された削除要求に含まれる前記ICチップIDに係る登録を削除することが好ましい。
【0030】
本発明の第3の特徴において、前記情報収集装置から送信された前記登録要求に含まれる前記ICチップIDが、前記登録部において他の情報識別情報を識別する他の情報収集装置IDと関連付けられて登録されている場合、該他の情報収集装置に対して、該ICチップIDと前記登録要求に含まれる前記情報収集装置IDとを含む移動通知を送信する移動通知部を具備することが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】
(本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムの構成)
本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムの構成について、図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態に係るICチップ管理システムは、ネットワーク1を介して接続されている情報収集装置30a、30bと情報収集装置(ゴミ箱用)130と情報管理サーバ50とを用いて、複数のICチップ10a乃至10jを管理するように構成されている。
【0032】
具体的には、本実施形態に係るICチップ管理システムは、図1に示すように、ネットワーク機器2a乃至2cと、情報収集装置30a、30bと、情報収集装置(ゴミ箱用)130と、情報管理サーバ50とを具備している。
【0033】
図1には、アイスクリーム(の包装紙)aと、ペンbと、包丁cと、ハサミdと、幼児の衣類eと、テーブルfと、皿gと、鳥肉hと、財布iと、カードjとが、本実施形態に係るICチップ管理システムによって実現される「ユビキタスコンピューティング」における「モノ」の一例として図示されているが、当該「モノ」は、これらに限定されず、ICチップを付すること(内蔵を含む。以下、同じ。)ができる物であれば、世の中のあらゆる物が、当該「モノ」に該当する。
【0034】
また、図1には、ネットワーク機器2の例として、冷蔵庫2aやセンサ2bや温度計2cが図示されているが、ネットワーク機器2は、これらに限定されるものではなく、ネットワーク1に接続されておりCPUを具備している全てのネットワーク機器2が、本発明に適用可能である。
【0035】
上述の「モノ」a乃至jに付されるICチップ10a乃至10jは、図2に示すように、メモリ11と、情報収集装置インタフェース12のみを具備する。したがって、本実施形態に係るICチップ10a乃至10jは、CPUによる演算処理を行わない。
【0036】
ここで、「のみ」という意味は、ICチップ10a乃至10jが、情報処理及び通信に係る機能として、メモリ(記憶部)11及び情報収集装置インタフェース(通信部)12のみを具備することを示すものであり、ICチップ10a乃至10jが、装飾や補強等の他の機能として、他の構成要素を具備することを妨げるものではない。
【0037】
メモリ11は、ICチップを識別する固有ID(ICチップID)11aと、属性情報11bと、思考プログラム(プログラム)11cとを関連付けて記憶可能に構成されている。
【0038】
ここで、属性情報11bは、固有IDによって識別されるICチップが付されている「モノ」の特徴を示す情報である。例えば、属性情報11bには、「モノ」の色や長さや状態等が含まれる。
【0039】
また、思考プログラム11cは、当該ICチップが付されている「モノ」特有のプログラムである。当該「モノ」は、思考プログラム11cを実行することによって、仮想的に、自ら判断を行い、処理を行うことができる。思考プログラム11cの具体的な例については、後述する。
【0040】
また、メモリ11は、思考プログラム11c自身ではなく、当該思考プログラム11cが格納されている場所についての情報(例えば、URL、IPアドレス等)を記憶するように構成されていてもよい。この結果、ICチップ10は、メモリ11の記憶容量を大幅に削減することができる。
【0041】
情報収集装置インタフェース12は、情報収集装置30との間で無線通信を行うことが可能な無線通信部である。情報収集装置インタフェース12は、情報収集装置30からの問い合わせ信号(ブロードキャスト信号)に応じて、メモリ11内の固有ID11a及び属性情報11bを返送する。また、情報収集装置インタフェース12は、情報収集装置30からの思考プログラム送信要求に応じて、メモリ11内の思考プログラム11cを返送する。例えば、情報収集装置インタフェース12は、RFID等の通信手段によって構成されている。
【0042】
情報収集装置30は、所定エリアに存在する「モノ」に係る情報を収集するための装置である。情報収集装置30は、「モノ」に付されたICチップ10から収集した「モノ」に係る情報を、ネットワーク1を介して情報管理サーバ50に送信する。また、情報収集装置30は、ネットワーク1に接続されているネットワーク機器2に対して、所定の命令を行うことができる。
【0043】
具体的には、情報収集装置30は、図3に示すように、ICチップインタフェース31と、固有ID取得部32と、プログラム取得部33と、ICチップ管理部34と、プログラム実行部35と、固有ID登録制御部36と、情報取得部37と、ネットワークインタフェース38とを具備している。
【0044】
ICチップインタフェース31は、ICチップ10との間で無線通信を行うことが可能な無線通信部である。例えば、ICチップインタフェース31は、RFID等の通信手段によって構成されている。
【0045】
固有ID取得部32は、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12及びICチップインタフェース31を介して、ICチップ10のメモリ11に記憶されている固有ID(ICチップID)11a及び属性情報11bを取得するICチップID取得部を構成する。
【0046】
具体的には、固有ID取得部32は、ICチップインタフェース31を介して、所定エリアに到達可能なブロードキャスト信号で、問い合わせ信号を送信することによって、上述の固有ID(ICチップID)11a及び属性情報11bを取得する。
【0047】
また、固有ID取得部32は、所定期間、既にICチップ管理部34によって管理されているICチップ10を識別する「固有ID」を取得することができなかった場合、その旨を固有ID登録制御部36に通知する。
【0048】
プログラム取得部33は、情報管理サーバ50からの登録完了応答に応じて、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12及びICチップインタフェース31を介して、ICチップ10のメモリ11に記憶されている思考プログラム11cを取得するモジュールである。
【0049】
具体的には、プログラム取得部33は、ICチップインタフェース31を介して、上述の固有IDにより識別されるICチップ10に対して思考プログラム送信要求を送信することによって、上述の思考プログラム11cを取得する。
【0050】
また、プログラム取得部33は、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12及びICチップインタフェース31を介して、ICチップ10のメモリ11に記憶されている思考プログラム11cの格納情報を取得して、当該思考プログラム11cの格納情報に基づいて、ネットワークインタフェース38を介して、思考プログラム11cを取得するように構成されていてもよい。
【0051】
ICチップ管理部34は、固有ID取得部32によって取得された固有ID34a及び属性情報34bと、プログラム取得部33によって取得された思考プログラム及び当該思考プログラムの実行結果を含むプログラム情報34cとを管理する管理部を構成する。
【0052】
ここで、プログラム情報34cには、思考プログラム自身や、思考プログラムの実行結果や、思考プログラムの実行途中のデータ(プログラム変数)等も含まれている。
【0053】
プログラム実行部35は、プログラム取得部33によって取得された思考プログラムを実行するモジュールである。プログラム実行部35は、思考プログラムの実行結果や思考プログラムの実行途中のデータ等を定期的にICチップ管理部34に送信する。
【0054】
また、プログラム実行部35は、思考プログラムの実行結果に応じて、ネットワークインタフェース38を介して、ネットワーク機器2に対して所定動作を行うように命令するように構成されていてもよい。
【0055】
また、プログラム実行部35は、情報管理サーバ50から送信された移動通知に応じて、当該移動通知において指示されている情報収集装置に、プログラム情報34cを送信するように構成されていてもよい。
【0056】
固有ID登録制御部36は、固有ID取得部32によって取得された「固有ID(ICチップID)」と「属性情報」と当該情報収集装置30を識別する「情報収集装置ID」とを含む登録要求を、ネットワーク1を介して情報管理サーバ50に送信する登録要求送信部を構成する。
【0057】
また、固有ID登録制御部36は、情報管理サーバ50から送信された登録完了応答を受信して、その旨を固有ID取得部32に通知する。
【0058】
また、固有ID登録制御部36は、所定期間、固有ID取得部32によって上述の固有ICチップが取得されなかった旨を通知された場合、当該固有IDと情報収集装置IDとを含む削除要求を情報管理サーバ50に送信する削除要求送信部を構成する。
【0059】
情報取得部37は、所定情報を記憶している他の情報収集装置30又はネットワーク機器2のアドレス情報を情報管理サーバ50から取得し、取得した当該アドレス情報(例えば、URLやIPアドレス等)に基づいて、当該他の情報収集装置30又はネットワーク機器2から当該所定情報を取得するモジュールである。ここで、所定情報として、位置情報や気温情報や気圧情報等が考えられている。
【0060】
ネットワークインタフェース38は、ネットワーク1を介して、他の情報収集装置30やネットワーク機器2や情報管理サーバ50と通信可能なモジュールである。
【0061】
ゴミ箱等の所定場所に設けられている情報収集装置(第2の情報収集装置)130は、図4に示すように、ICチップインタフェース131と、固有ID取得部132と、固有ID削除依頼部133と、ネットワークインタフェース134とを具備している。
【0062】
ICチップインタフェース131、固有ID取得部132及びネットワークインタフェース134は、上述の情報収集装置30のICチップインタフェース31、固有ID取得部32及びネットワークインタフェース38と、それぞれ同一の機能を具備する。
【0063】
固有ID削除依頼部133は、固有ID取得部132によって取得された固有IDを含む削除要求を、ネットワークインタフェース134を介して情報管理サーバ50に送信する削除要求送信部を構成する。
【0064】
情報管理サーバ50は、図5に示すように、ネットワークインタフェース51と、登録制御部52と、登録部53と、移動通知部54とを具備している。
【0065】
ネットワークインタフェース51は、上述のネットワークインタフェース38、134と同一の機能を具備する。
【0066】
登録制御部52は、ネットワークインタフェース51を介して、情報収集装置30から送信された登録要求を受信して登録部53に送信するモジュールである。また、登録制御部52は、登録部53が、上述の登録要求に含まれる「固有ID(ICチップID)」と「属性情報」と「情報収集装置ID」とを登録した場合、登録完了応答を、ネットワークインタフェース51を介して情報収集装置30に送信する登録完了応答送信部を構成する。
【0067】
登録部53は、上述の登録要求に含まれる「固有ID(ICチップID)53a」と「属性情報53b」と「情報収集装置ID53c」とを関連付けて登録するモジュールである。また、登録部53は、情報収集装置30、130から送信された削除要求に含まれる「固有ID(ICチップID)」に係る登録を削除する。
【0068】
移動通知部54は、情報収集装置30bから送信された登録要求に含まれる「固有ID(ICチップID)」が、登録部53において他の情報識別情報30aを識別する「他の情報収集装置ID」と関連付けられて登録されている場合、当該他の情報収集装置30aに対して、当該固有ID(ICチップID)と登録要求に含まれる情報収集装置IDとを含む移動通知を送信するモジュールである。
【0069】
(本実施形態に係るICチップ管理システムの動作)
本実施形態に係るICチップ管理システムの動作を、図6乃至図13を参照にして説明する。
【0070】
第1に、図6を参照して、本実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップ10の登録動作を説明する。
【0071】
図6に示すように、ステップ601において、情報収集装置30の固有ID取得部32が、ネットワークインタフェース31を介して、所定エリアに到達可能なブロードキャスト信号で、問い合わせ信号を送信する。ステップ602において、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12が、上述の問い合わせ信号に応じて、メモリ11に記憶されている「固有ID11a」及び「属性情報11b」を情報収集装置30に返送する。
【0072】
ステップ603において、固有ID取得部32が、ICチップ10から送信された「固有ID」及び「属性情報」を取得してICチップ管理部34に送信する。
【0073】
ステップ604において、ICチップ管理部34は、固有ID取得部32から送信された「固有ID」を既に管理しているか否かについて判断する。ICチップ管理部34は、当該「固有ID」を管理していないと判断した場合、その旨を固有ID登録制御部36に通知する。一方、ICチップ管理部34は、当該「固有ID」を既に管理していると判断した場合、以後の登録動作を不要と判断する。
【0074】
ステップ605において、固有ID登録制御部36は、ICチップ管理部34からの通知に応じて、「固有ID」と「属性情報」と当該情報収集装置30を識別する「情報収集装置ID」とを含む登録要求を、ネットワークインタフェース38を介して情報管理サーバ50に送信する。
【0075】
ステップ606において、情報管理サーバ50の登録部53が、ネットワークインタフェース51及び登録制御部52を介して受信した登録要求に含まれる「固有ID」と「属性情報」と「情報収集装置ID」とを登録する。
【0076】
ステップ607において、登録制御部52が、登録部53における登録が完了した旨を通知する登録完了応答を、ネットワークインタフェース51を介して情報収集装置30に返送する。
【0077】
ステップ608において、情報収集装置30のICチップ管理部34が、ネットワークインタフェース38及び固有ID登録制御部36を介して上述の登録完了応答を受信した場合、プログラム取得部33が、思考プログラム送信要求をICチップインタフェース31を介してICチップ10に送信する。
【0078】
ステップ609において、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12が、思考プログラム送信要求に応じて、メモリ11に記憶されている思考プログラムが存在する場合、当該思考プログラムを情報収集装置30に送信する。ステップ610において、情報収集装置30のプログラム実行部35が、ICチップ10から送信された思考プログラムを実行する。
【0079】
第2に、図7を参照して、本実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの削除動作を説明する。
【0080】
図7に示すように、ステップ701において、情報収集装置30の固有ID取得部32が、ネットワークインタフェース31を介して、所定エリアに到達可能なブロードキャスト信号で、問い合わせ信号を送信する。
【0081】
ステップ702において、固有ID取得部32は、所定期間、既にICチップ管理部34によって管理されているICチップ10を識別する「固有ID」を取得することができなかった場合、その旨を固有ID登録制御部36に通知する。
【0082】
ステップ703において、固有ID登録制御部36は、固有ID取得部32からの通知に応じて、当該固有IDと情報収集装置IDとを含む削除要求を、ネットワークインタフェース38を介して情報管理サーバ50に送信する。
【0083】
ステップ704において、情報管理サーバ50の登録部53は、ネットワークインタフェース51及び登録制御部52を介して受信した削除要求に応じて、当該削除要求に含まれている「固有ID」と「情報収集装置ID」とを関連付ける登録情報を削除する。
【0084】
ステップ705において、登録制御部52は、ネットワークインタフェース51を介して削除完了応答を情報収集装置30に送信する。
【0085】
第3に、図8を参照して、本実施形態に係るICチップ管理システムにおける情報収集動作を説明する。
【0086】
図8に示すように、ステップ801において、情報取得部37は、プログラム実行部35による思考プログラムの実行によって、又は、ユーザからの要求によって、他の情報収集装置30又はネットワーク機器2が保持している所定情報を取得すべきであると判断する。
【0087】
ステップ802において、情報取得部37は、所定情報を保持している他の情報収集装置30又はネットワーク機器2のアドレス情報を問い合わせるためのアドレス問い合わせ信号を、ネットワークインタフェース38を介して情報管理サーバ50に送信する。
【0088】
情報管理サーバ50は、ステップ803において、アドレス問い合わせ信号に応じて、所定情報を保持している他の情報収集装置30又はネットワーク機器2のアドレス情報を検索し、ステップ804において、検索したアドレス情報を情報収集装置30に返送する。
【0089】
ステップ805において、情報収集装置30の情報取得部37は、受信したアドレス情報に応じて、所定情報の提供を要求するための情報提供要求を、ネットワークインタフェース38を介して他の情報収集装置30又はネットワーク機器2に送信する。ステップ806において、他の情報収集装置30又はネットワーク機器2は、情報提供要求に応じて所定情報を情報収集装置30に送信する。
【0090】
第4に、図9を参照して、本実施形態に係るICチップ管理システムにおけるネットワーク機器への命令動作を説明する。
【0091】
ステップ901において、プログラム実行部35が、思考プログラムを実行した結果、ネットワーク機器2に所定の命令を行うべきであると判断する。例えば、プログラム実行部35は、気温が所定値を超えたため、所定の命令として、ネットワーク機器2である扇風機を起動すべきであると判断する。
【0092】
ステップ902において、プログラム実行部35は、ネットワークインタフェース38を介して、ネットワーク機器(例えば、扇風機)2に対して、所定の命令を行う。
【0093】
ステップ903において、ネットワーク機器2は、所定の命令に基づく処理を実行する。例えば、扇風機であるネットワーク機器2のCPUは、受信した所定の命令をモーターの制御信号に変換してモーターを回転させる。ステップ903において、ネットワーク機器2は、処理の実行結果を情報収集装置30に対して応答する。
【0094】
第5に、図10を参照して、本実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの削除動作を説明する。
【0095】
図10に示すように、ステップ1001において、情報収集装置(ゴミ箱用)130固有ID取得部132が、ネットワークインタフェース131を介して、所定エリア(例えば、ゴミ箱3内)に到達可能なブロードキャスト信号で、問い合わせ信号を送信する。
【0096】
ステップ1002において、ゴミ箱3内に捨てられた「モノ」に付されているICチップ10の情報収集装置インタフェース12が、上述の問い合わせ信号に応じて、メモリ11に記憶されている「固有ID11a」及び「属性情報11b」を情報収集装置(ゴミ箱用)130に返送する。
【0097】
ステップ1003において、固有ID削除依頼部133が、固有ID取得部132によって受信された「固有ID」を含む削除要求を、ネットワークインタフェース134を介して情報管理サーバ50に送信する。
【0098】
ステップ1004において、情報管理サーバ50の登録部53が、ネットワークインタフェース51及び登録制御部52を介して受信した「固有ID」に係る登録情報を削除する。
【0099】
ステップ1005において、登録制御部52が、ネットワークインタフェース51を介して、登録部53による上述の登録情報の削除が完了した旨を通知する削除完了応答を情報収集装置(ゴミ箱用)130に送信する。
【0100】
第6に、図11を参照して、本実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの移動動作を説明する。
【0101】
図11に示すように、ステップ1101において、ICチップ10が、情報収集装置30aが管理するエリアA内に存在しており、情報収集装置30aのプログラム実行部35が、当該ICチップ10のメモリ11に記憶されている思考プログラム11cを実行している。
【0102】
ステップ1102において、当該ICチップ10が、情報収集装置30aが管理するエリアAから情報収集装置30bが管理するエリアBに移動する。その際、情報収集装置30bの固有ID取得部32が、エリアBに到達可能なブロードバンド信号で、問い合わせ信号を送信する。
【0103】
ステップ1103において、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12が、問い合わせ信号に応じて、メモリ11に記憶されている「固有ID11a」及び「属性情報11b」を情報収集装置30bに返送する。
【0104】
ステップ1104において、情報収集装置30bの固有ID取得部32が、ICチップ10から送信された「固有ID」及び「属性情報」を取得してICチップ管理部34に送信する。
【0105】
ステップ1105において、情報収集装置30bのICチップ管理部34は、固有ID取得部32から送信された「固有ID」を既に管理しているか否かについて判断する。情報収集装置30bのICチップ管理部34は、当該「固有ID」を管理していないと判断した場合、その旨を固有ID登録制御部36に通知する。一方、情報収集装置30bのICチップ管理部34は、当該「固有ID」を既に管理していると判断した場合、以後の登録動作を不要と判断する。
【0106】
ステップ1106において、情報収集装置30bの固有ID登録制御部36は、ICチップ管理部34からの通知に応じて、「固有ID」と「属性情報」と当該情報収集装置30bを識別する「情報収集装置ID」とを含む登録要求を、ネットワークインタフェース38を介して情報管理サーバ50に送信する。
【0107】
ステップ1107において、情報収集装置30bから送信された登録要求に含まれる「固有ID」が、情報管理サーバ50の登録部53において他の情報識別情報30aを識別する「他の情報収集装置ID」と関連付けられて登録されている。ここで、情報管理サーバ50の登録部53が、当該登録要求に含まれる「固有ID」と「属性情報」と当該情報収集装置30bを識別する「情報収集装置ID」とを関連付けるように、当該「固有ID」に係る登録情報を変更する。
【0108】
ステップ1108において、移動通知部54は、ネットワークインタフェース51を介して、当該他の情報収集装置30aに対して、当該「固有ID」を含む移動通知を送信する。
【0109】
ステップ1109において、他の情報収集装置30aのプログラム実行部35は、情報管理サーバ50から送信された移動通知に応じて、当該移動通知において指示されている情報収集装置30bに、思考プログラムを含むプログラム情報を送信する。
【0110】
ステップ1110において、情報収集装置30bのプログラム取得部33は、上述の思考プログラムを含むプログラム情報を受信した旨を通知する肯定応答を、ネットワークインタフェース31を介して情報収集装置30aに対して返送する。
【0111】
ステップ1111において、他の情報収集装置30aは、情報収集装置30bに対して思考プログラムを含むプログラム情報を送信した旨を通知する肯定応答を情報管理サーバ50に返送する。
【0112】
ステップ1112において、他の情報収集装置30aのICチップ管理部34は、上述の移動通知に含まれていた「固有ID」に係る登録情報を削除する。ステップ1113において、情報収集装置30bのICチップ管理部34が、上述の「固有ID」と「属性情報」と「プログラム情報」とを関連付けて管理すると共に、情報収集装置30bのプログラム実行部35が、他の情報収集装置30aから送信された思考プログラムを実行する。
【0113】
次に、図12及び図13を参照して、情報収集装置30のプログラム実行部35によって実行される思考プログラムの動作例を説明する。
【0114】
図12に示す例は、財布iに付されているICチップ10iにメモリ11に記憶されている思考プログラム11cの動作を示すフローチャートである。
【0115】
図12に示すように、ステップA1において、当該思考プログラムは、当該財布iの持ち主のスケジュールを管理しており、特定の情報収集装置30が管理するエリアから別の情報収集装置30が管理するエリアへの当該財布iの移動を検知した場合、上述のスケジュールと時刻情報とを参照して、持ち主が出発体制にあるか否かを判断する。
【0116】
当該思考プログラムは、当該持ち主が出発体制にないと判断した場合、ステップA1に戻る。一方、当該思考プログラムは、当該持ち主が出発体制にあると判断した場合、ステップA2において、所定のカードjに付されているICチップ10jが、当該財布iに付されているICチップ10iと同じ情報収集装置30によって管理されているか否かについて判断する。すなわち、ステップA2において、当該思考プログラムは、必要なカード10jが全て当該財布iに入っているか否かについて判断する。
【0117】
ステップA3において、必要なカード10jが全て当該財布iに入っていると判断された場合、当該思考プログラムは、ステップA4において、置き忘れチェックモードに移行する。
【0118】
ここで、置き忘れチェックモードとは、持ち主が財布iを置き忘れていないか否かを監視するモードである。例えば、置き忘れチェックモードの思考プログラムは、財布iに付与されているICモード10iを管理する情報収集装置30と持ち主の衣類に付されているICモード(図示せず)を管理する情報収集装置30とが別になった場合に、財布iが置き忘れられたと判断する。
【0119】
一方、ステップA3において、必要なカード10jが全て当該財布iに入っていないと判断された場合、当該思考プログラムは、ステップA5において、持ち主に、カード10jを忘れていることを示すメッセージを通知し、ステップA2に戻る。
【0120】
また、図13に示す例は、アイスクリーム(の包装紙)aに付されているICチップ10aにメモリ11に記憶されている思考プログラム11cの動作を示すフローチャートである。
【0121】
ステップB1において、当該思考プログラムは、アイスクリーム(の包装紙)aに付されているICチップ10aの位置情報に基づいて、当該アイスクリームaが冷蔵庫(ネットワーク機器)2aの中にあるか否かを判断する。
【0122】
当該アイスクリームaが冷蔵庫2aの中にないと判断された場合、ステップB2において、当該思考プログラムは、温度計(ネットワーク機器)2cから取得した気温情報に基づいて、冷蔵庫2aの外の気温が−20℃以下か否かを判断する。
【0123】
冷蔵庫2aの外の気温が−20℃以下であると判断された場合、当該思考プログラムは、ステップB1に戻る。一方、冷蔵庫2aの外の気温が−20℃以下でないと判断された場合、当該思考プログラムは、ステップB3において、タイマを作動させる。
【0124】
当該思考プログラムは、タイマが制限時間を経過するまで、ステップB2乃至B4を繰り返す。ステップB4において、タイマが制限時間を経過した場合、ステップB5において、当該思考プログラムは、当該アイスクリームaを冷蔵庫2aの中に移すように通知するメッセージを、アイスクリームaの持ち主に通知し、ステップB2に戻る。
【0125】
一方、ステップB1において、当該アイスクリームaが冷蔵庫2aの中にあると判断された場合、ステップB6において、温度計(ネットワーク機器)2cから取得した気温情報に基づいて、冷蔵庫2aの外の気温が30℃以上か否かを判断する。
【0126】
冷蔵庫2aの外の気温が30℃以上でないと判断された場合、当該思考プログラムは、ステップB1に戻る。一方、冷蔵庫2aの外の気温が30℃以上でないと判断された場合、当該思考プログラムは、ステップB7において、ネットワーク1を介して冷蔵庫2aのCPUに冷気を強めるように命令し、ステップB1に戻る。
【0127】
本実施形態に係るICチップ管理システムに適用可能な思考プログラム11cは、上述の例に限定されず、以下のような動作を行うものであってもよい。
【0128】
例えば、図1に示すように、幼児の衣類eに付されているICチップ10eに記憶されている思考プログラム11cは、包丁cやハサミd等の危険物に付されているICチップ10c、10d等の位置情報と上述のICチップ10eの位置情報とに基づいて、幼児の衣類eに付されているICチップ10eが、包丁cやハサミd等の危険物に付されているICチップ10c、10d等に近づいた場合、情報収集装置30aから、母親の声で「ダメ」と発生するように構成されている。
【0129】
また、図1に示すように、皿gに付されているICチップ10gに記憶されている思考プログラム11cは、鳥肉h等の食べ物に付されているICチップ10h等の位置情報とテーブルfに付されているICチップ10fの位置情報と上述のICチップ10gの位置情報とユーザのスケジュールとに基づいて、ユーザが、鳥肉hを残した皿gをテーブルfに放置したまま、海外旅行等のため長期間自宅を空ける場合、情報収集装置30aからネットワーク1を介して、当該ユーザに上述の皿が放置されている旨を、電子メール等の所定の方法で通知するように構成されている。
【0130】
また、傘やレインコート等の雨具に付されているICチップに記憶されている思考プログラム11cは、ユーザの外出先の気圧情報と当該ユーザのスケジュール等に基づいて、当該ユーザが外出する際に、当該ユーザに対して当該雨具を持っていくように警告するように構成されている。
【0131】
また、コートやマフラー等の防寒具に付されているICチップに記憶されている思考プログラム11cは、ユーザの外出先の気温情報と当該ユーザのスケジュール等に基づいて、当該ユーザが外出する際に、当該ユーザに対して当該防寒具を持っていくように警告するように構成されている。
【0132】
(変更例)
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、図14に示すようなICチップ管理システムにおけるICチップの登録動作を行う構成であってもよい。図14を参照して、本変更例に係るICチップ管理システムにおけるICチップの登録動作を説明する。
【0133】
図14に示すように、ステップ1201において、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12が、所定のタイミングで、メモリ11に記憶されている「固有ID(ICチップID)11a」と「属性情報11b」とを送信する。
【0134】
ステップ1202において、情報収集装置30の固有ID取得部32が、ICチップ10から送信された「固有ID」及び「属性情報」を取得してICチップ管理部34に送信する。
【0135】
ステップ1203において、情報収集装置30のICチップ管理部34は、固有ID取得部32から送信された「固有ID」を既に管理しているか否かについて判断する。ICチップ管理部34は、当該「固有ID」を管理していないと判断した場合、その旨を固有ID登録制御部36に通知する。一方、ICチップ管理部34は、当該「固有ID」を既に管理していると判断した場合、以後の登録動作を不要と判断する。
【0136】
ステップ1204において、固有ID登録制御部36は、ICチップ管理部34からの通知に応じて、「固有ID」と「属性情報」と当該情報収集装置30を識別する「情報収集装置ID」とを含む登録要求を、ネットワークインタフェース38を介して情報管理サーバ50に送信する。
【0137】
ステップ1205において、情報管理サーバ50の登録部53が、ネットワークインタフェース51及び登録制御部52を介して受信した登録要求に含まれる「固有ID」と「属性情報」と「情報収集装置ID」とを登録する。
【0138】
ステップ1206において、登録制御部52が、登録部53における登録が完了した旨を通知する登録完了応答を、ネットワークインタフェース51を介して情報収集装置30に返送する。
【0139】
ステップ1207において、情報収集装置30のICチップ管理部34が、ネットワークインタフェース38及び固有ID登録制御部36を介して上述の登録完了応答を受信した場合、プログラム取得部33が、思考プログラム送信要求をICチップインタフェース31を介してICチップ10に送信する。
【0140】
ステップ1208において、ICチップ10の情報収集装置インタフェース12が、思考プログラム送信要求に応じて、メモリ11に記憶されている思考プログラムが存在する場合、当該思考プログラムを情報収集装置30に送信する。ステップ1209において、情報収集装置30のプログラム実行部35が、ICチップ10から送信された思考プログラムを実行する。
【0141】
(本実施形態に係るICチップ管理システムの作用・効果)
本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、情報収集装置30のプログラム取得部33が、「モノ」に付けられているICチップ10内のメモリ11に記憶されている「モノ」特有の思考プログラム11cを、ICチップ10内のICチップインタフェース31を介して取得し、情報収集装置30のプログラム実行部35が、当該「モノ」特有の思考プログラム11cを実行するため、CPUを搭載することが困難である「モノ」に対して仮想的にプログラム実行環境を提供することができ、その結果「ユビキタスコンピューティング」を実現することが可能となる。
【0142】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、「モノ」に付されるICチップ10は、小容量のメモリ11と情報収集装置インタフェース12のみを具備していればよいため、大きさの点からもコストの点からも、ペンb等の小型の「モノ」にも容易に付することができ、「ユビキタスコンピューティング」の普及に資することができる。
【0143】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、情報管理サーバ50の登録部53が、所定期間、情報収集装置30によって「固有ID(ICチップID)」が取得されなかった場合、当該情報収集装置30から送信された削除要求に含まれる「固有ID(ICチップID)」に係る登録を削除するため、莫大な量のICチップ10を管理する情報管理サーバ50の登録部53のリソースを有効に活用することができる。
【0144】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、情報収集装置30aの情報取得部37が、他の情報収集装置30b又はネットワーク機器2から所定情報を取得するため、情報収集装置30のプログラム実行部35は、仮想的に他の情報収集装置30b又はネットワーク機器2と協働して、ICチップ10内のメモリ11に記憶されている思考プログラム11cを実行することができる。
【0145】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、情報収集装置30のプログラム実行部35が、思考プログラム11cの実行結果に応じて、ネットワーク機器2に対して所定動作を行うように命令するため、ネットワーク機器2を介して「モノ」の要求を満たすことができる。
【0146】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、情報管理サーバ50の移動通知部54が、ICチップ10が付された「モノ」の他の情報収集装置10aから所定の情報収集装置10bへの移動を検知し、他の情報収集装置10aのプログラム実行部35が、移動が検知された「モノ」に付された思考プログラム11c及びプログラム情報を所定の情報収集装置10bに送信するため、所定の情報収集装置10bのプログラム実行部35は、他の情報収集装置10aによる思考プログラム11cの実行状態を継続して「モノ」特有の思考プログラム11cを実行することができる。
【0147】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、ゴミ箱3等の所定場所に設けられた情報収集装置(ゴミ箱用)130の固有ID取得部132によって取得された「固有ID(ICチップID)」が情報管理サーバ50から削除されるため、不要になった「モノ」の情報管理サーバ50による管理を容易に中止することができる。
【0148】
また、本実施形態に係るICチップ管理システムによれば、ICチップ10のメモリ11は、思考プログラム11cの代わりに、よりデータ量の少ない思考プログラムの格納場所情報(例えば、URLやIPアドレス等)を記憶するだけでよいので、ICチップ10の記憶容量をより小さくすることができる。
【0149】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、CPUを搭載することが困難である「モノ」に対してプログラムの実行環境を提供することによって、ユビキタスコンピューティングを実現するためのICチップ管理システム、情報収集装置及び情報管理サーバを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムの全体構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムのICチップの機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムの情報収集装置の機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムの情報収集装置(ゴミ箱用)の機能ブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムの情報管理サーバの機能ブロック図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの登録動作を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの削除動作を示すシーケンス図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおける情報収集動作を示すシーケンス図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおけるネットワーク機器への命令動作を示すシーケンス図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの削除動作を示すシーケンス図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおけるICチップの移動動作を示すシーケンス図である。
【図12】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおいて実行されるICチップに記憶されているプログラム動作の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態に係るICチップ管理システムにおいて実行されるICチップに記憶されているプログラム動作の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一変更例に係るICチップ管理システムにおけるICチップの登録動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク
2a、2b、2c…ネットワーク機器
3…ゴミ箱
10…ICチップ
11…メモリ
12…情報収集装置インタフェース
30…情報収集装置
31、131…ICチップインタフェース
32、132…固有ID取得部
33…プログラム取得部
34…ICチップ管理部
35…プログラム実行部
36…固有ID登録制御部
37…情報取得部
38、51、134…ネットワークインタフェース
50…情報管理サーバ
52…登録制御部
53…登録部
54…移動通知部
130…情報収集装置(ゴミ箱用)
133…ICチップ削除依頼部

Claims (9)

  1. 情報収集装置と情報管理サーバとを用いて複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システムであって、
    前記ICチップは、該ICチップを識別するICチップIDとプログラムとを記憶可能に構成された記憶部、及び無線通信部のみを具備しており、
    前記情報収集装置は、
    前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップIDを取得するICチップID取得部と、
    取得した前記ICチップID及び該情報収集装置を識別する情報収集装置IDを含む登録要求を、前記情報管理サーバに送信する登録要求送信部と、
    前記情報管理サーバからの登録完了応答に応じて、前記ICチップの無線通信部を介して、前記ICチップの記憶部に記憶されている前記プログラムを取得するプログラム取得部と、
    取得した前記プログラムを実行するプログラム実行部と、
    取得した前記ICチップID及び前記プログラムの実行結果に係るプログラム情報を管理する管理部とを具備し、
    前記情報管理サーバは、
    前記情報収集装置から送信された前記登録要求に含まれる前記ICチップIDと前記情報収集装置IDとを関連付けて登録する登録部と、
    前記登録が完了した際に、前記登録完了応答を前記情報収集装置に送信する登録完了応答送信部とを具備することを特徴とするICチップ管理システム。
  2. 前記情報収集装置は、所定期間、前記ICチップID取得部によって前記ICチップIDが取得されなかった場合、該ICチップIDを含む削除要求を前記情報管理サーバに送信する削除要求送信部を具備し、
    前記情報管理サーバの登録部は、前記情報収集装置から送信された前記削除要求に含まれる前記ICチップIDに係る登録を削除することを特徴とする請求項1に記載のICチップ管理システム。
  3. 前記情報収集装置は、所定情報を記憶している他の情報収集装置又はネットワーク機器のアドレス情報を前記情報管理サーバから取得し、取得した該アドレス情報に基づいて該他の情報収集装置又はネットワーク機器から該所定情報を取得する情報取得部を具備することを特徴とする請求項1に記載のICチップ管理システム。
  4. 前記情報収集装置のプログラム実行部は、前記プログラムの実行結果に応じて、ネットワーク機器に対して所定動作を行うように命令することを特徴とする請求項1に記載のICチップ管理システム。
  5. 前記情報管理サーバは、前記情報収集装置から送信された前記登録要求に含まれる前記ICチップIDが、前記登録部において他の情報識別情報を識別する他の情報収集装置IDと関連付けられて登録されている場合、該他の情報収集装置に対して、該ICチップIDと前記登録要求に含まれる前記情報収集装置IDとを含む移動通知を送信する移動通知部を具備し、
    前記他の情報収集装置のプログラム実行部は、前記移動通知に応じて、前記プログラム情報を前記情報収集装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のICチップ管理システム。
  6. 所定場所に設けられた第2の情報収集装置を具備し、
    前記第2の情報収集装置は、
    前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップIDを取得するICチップID取得部と、
    取得した前記ICチップIDを含む削除要求を前記情報管理サーバに送信する削除要求送信部とを具備し、
    前記情報管理サーバの登録部は、前記第2の情報収集装置から送信された前記削除要求に含まれる前記ICチップIDに係る登録を削除することを特徴とする請求項1に記載のICチップ管理システム。
  7. 前記ICチップの記憶部は、前記プログラムの代わりに、該プログラムの格納場所情報を記憶しており、
    前記情報収集装置のプログラム取得部は、前記プログラムの格納場所情報に基づいて前記プログラムを取得することを特徴とする請求項1に記載のICチップ管理システム。
  8. 複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システムで用いられる情報収集装置であって、
    前記ICチップは、該ICチップを識別するICチップIDとプログラムとを記憶可能に構成された記憶部、及び無線通信部のみを具備しており、
    前記ICチップの無線通信部を介して前記ICチップIDを取得するICチップID取得部と、
    取得した前記ICチップID及び該情報収集装置を識別する情報収集装置IDを含む登録要求を情報管理サーバに送信する登録要求送信部と、
    前記情報管理サーバからの登録完了応答に応じて、前記ICチップの無線通信部を介して、前記ICチップの記憶部に記憶されている前記プログラムを取得するプログラム取得部と、
    取得した前記プログラムを実行するプログラム実行部と、
    取得した前記ICチップID及び前記プログラムの実行結果に係るプログラム情報を管理する管理部とを具備することを特徴とする情報収集装置。
  9. 複数のICチップを管理するように構成されたICチップ管理システムで用いられる情報管理サーバあって、
    前記ICチップは、該ICチップを識別するICチップIDとプログラムとを記憶可能に構成された記憶部、及び無線通信部のみを具備しており、
    情報収集装置から送信された登録要求に含まれる前記ICチップIDと該情報収集装置を識別する情報収集装置IDとを関連付けて登録する登録部と、
    前記登録が完了した際に、前記登録完了応答を前記情報収集装置に送信する登録完了応答送信部とを具備することを特徴とする情報管理サーバ。
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